JP2003160284A - 戸建て住宅用外付けエレベータ昇降路 - Google Patents

戸建て住宅用外付けエレベータ昇降路

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JP2003160284A JP2001360874A JP2001360874A JP2003160284A JP 2003160284 A JP2003160284 A JP 2003160284A JP 2001360874 A JP2001360874 A JP 2001360874A JP 2001360874 A JP2001360874 A JP 2001360874A JP 2003160284 A JP2003160284 A JP 2003160284A
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Shunzo Kikukawa
春三 菊川
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Kawatetsu Galvanizing Co Ltd
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    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/02Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 戸建て住宅へエレベータを安価に設置するこ
とができると共に、エレベータ昇降路を建築する際に
は、建築現場への部材の搬入および建築現場での壁体の
組立を容易とすることができ、敷地の狭い既設住宅であ
っても建築工事を行うことが可能であるうえ、現地建築
工事時間を短くすることが可能な戸建住宅用外付けエレ
ベータ昇降路を提供する。 【解決手段】 戸建住宅に隣接して建築される戸建住宅
用外付けエレベータ昇降路において、エレベータ出入口
側の側壁はラーメン構造の壁体を有し、他の側壁は耐力
壁構造の壁体とされ、いずれの壁体においても枠体を構
成している部材が金属製形材とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は戸建て住宅に隣接し
て建築される戸建て住宅用外付けエレベータ昇降路に関
し、特に、既に供用されている戸建て住宅にエレベータ
を設置するにあたり、狭い敷地にあっても好適に建設工
事を行うことを可能とする戸建て住宅用外付けエレベー
タ昇降路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、3階建て以下程度の戸建て住宅
(以下、単に住宅ともいう)においてもバリアフリーの
観点からエレベータを設置する例が増えてきている。そ
の際、エレベータを住宅内に設置することが困難である
場合、エレベータを昇降させるための外付けエレベータ
昇降路(以下、単にエレベータ昇降路ともいう)を戸建
て住宅に隣接して建築し、住宅と結合する建築工法がよ
く採用される。このような建築工法により、特に既に供
用されている戸建て住宅にエレベータ昇降路を建築しよ
うとした場合、建築材料を建築現場に搬入し、現場でエ
レベータ昇降路を建築するのが普通である。
【0003】従来、外付けエレベータ昇降路としては、
木造、RC造、S造と称されるものが知られている。これ
らの昇降路本体の側壁は、それぞれ木、鉄筋コンクリー
ト、鉄骨製の、柱と梁を結合したラーメン構造の枠体を
作り、これに適宜間柱、横架材を接合し、住宅外から見
える部分に外装材を貼り付けて壁体としている。外付け
エレベータ昇降路は、独立した建築物として建築され、
またアスペクト比(エレベータ昇降路本体高さに対する
幅員の比)が小さいため、昇降路本体周りの壁体の剛性
を大きくする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、木造の
エレベータ昇降路の場合には、枠体を構成するための柱
や梁に用いる大断面の木材は入手困難で材料費が上昇
し、エレベータ昇降路のコストが高くなるという問題が
あった。また、鉄骨材料を用いるS造の場合、柱や梁に
用いる鉄骨が大断面のものとなって、枠体を構成するた
めの部材の取り扱いが困難になるという問題があった。
【0005】例えば、2階建て程度のエレベータ昇降路
であっても高さが数mとなり、鉄骨の場合、断面100 mm
×100 mm程度のH型鋼が必要で、このようなH型鋼は1
m当たりの重量が17kg程度であるから、長さが5mの断
面100 mm×100 mm程度のH型鋼では重量が85kg程度と重
くなり人力による取扱いが難しい。そこで、建築現場へ
の枠体部材の搬入時や枠体の組立時に、大きな重機が必
要となり、特に既存の住宅にエレベータを設置しようと
した場合、敷地内に重機を据付けるほどの面積がないた
め、外付けエレベータ昇降路を建築することが不可能と
なる場合も現実的に多くあった。
【0006】この点、鉄筋コンクリート製のRC造のエレ
ベータ昇降路は、鉄筋及びコンクリートの両方ともに小
分け可能であって、人力により建築現場への搬入が可能
となり、大きな重機を使わずに建設可能ではある。しか
し、RC造の場合には、柱と梁で形成される枠体だけでな
く、壁体まで鉄筋コンクリート製とすると、建築現場に
おいて、鉄筋の配筋作業、コンクリートを流し込む型枠
の設置作業、コンクリートの流し込み施工作業といった
並行して行えない作業が多く、建築工事に多大の時間を
要するという問題点があった。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
ることにあり、戸建て住宅へエレベータを安価に設置す
ることができると共に、エレベータ昇降路を建築する際
には、建築現場への部材の搬入および建築現場での枠体
の組立を容易とすることができ、敷地の狭い既設住宅で
あっても建築工事を行うことが可能であるうえ、現地建
築工事時間を短くすることが可能な戸建て住宅用外付け
エレベータ昇降路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、戸建て住宅に
隣接して建築される戸建て住宅用外付けエレベータ昇降
路において、エレベータ出入口側の側壁はラーメン構造
の壁体を有し、他の側壁は耐力壁構造の壁体とされ、い
ずれの壁体においても枠体を構成している部材が金属製
形材とされていることを特徴とする戸建て住宅用外付け
エレベータ昇降路である。
【0009】その場合、前記枠体を構成している形材を
スチールハウス用形鋼とすることが好適であり、また前
記枠体を構成している柱部材の長さ方向直角断面を中空
矩形状とすることも好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、外付けエレベータ昇
降路(シャフトとも呼ばれる)のエレベータ出入口側の
側壁はラーメン構造の壁体を有し、かつ他の側壁は耐力
壁構造の壁体とすることにより、昇降路本体の剛性を確
保したうえで、枠体を構成するための部材を軽量化した
ものである。また、耐力壁構造は、枠体に構造用合板や
石膏ボードなどのパネルを取り付けて、耐荷重性を向上
させた壁体のことである。
【0011】図1〜4にその一例として2階建ての住宅
に隣接して建築される外付けエレベータ昇降路の壁体構
造について示す。まず、一例の外付けエレベータ昇降路
の壁体について図1を用いて説明する。図1はエレベー
タ昇降路の住宅1階相当位置での壁体構造を示す横断面
図であって、昇降路は4つの壁体で形成され、互いに向
かい合う壁体中心間の間隔が同じ寸法Wとされている。
昇降路コーナー部には4本の柱1a、1b、1c、1dが配置さ
れている。
【0012】各壁体の構造については後述するが、図1
で下側の壁体がエレベータA出入口側の壁体であり、下
側の壁体以外の壁体には、枠体にパネル12が住宅の外面
となるように設けてある。また、この場合、下側の壁体
を形成している枠体以外の枠体は、柱に隣接して配置さ
れた2つの縦枠2と、柱から適宜な間隔を隔てて配置さ
れた2つの縦枠2とをそれぞれ備え、適宜な内装材13が
住宅の内面となるように枠体に設けてある。外装材10も
適宜、パネル12を設けるには不適当な部分に設けてあ
る。
【0013】ここで、3は横枠であり、柱と共に枠を構
成している。また、いずれの壁体もアンカー9により基
礎に固定されている。なお、図1中符号Aはエレベータ
昇降路内に設置されるエレベータであり、エレベータA
は空間B内を昇降し、この場合、人が住宅1階と2階と
の間を行き来することができるようになっている。
【0014】次いで、エレベータA出入口側の枠体構造
について図2を用いて説明する。図2はエレベータA出
入口側の枠体構造を示す正面図であって、エレベータA
出入口側の枠体は、上下2つの枠体よりなる。上枠体及
び下枠体共に柱1a、1b間に人が出入りすることが可能な
開口部Dを有している。図2では、下枠体の高さを
1 、上枠体の高さをH2 としている。枠体高さがH3
である。
【0015】下枠体は、柱1a、1bと上下の横枠3とで構
成される枠と、ブレス4で補強されているプレアッセン
ブリー材40とからなり、プレアッセンブリー材40を枠内
上部に取り付けると共に、上記したアンカー9により下
横枠3を介して基礎5に固定されている。柱1a、1bと上
下の横枠3との結合、及びアッセンブリー材40の枠内へ
の結合は、ビス止めすることにより行っている。
【0016】また、上枠体の構造は下枠体と同様な枠体
構造であるので説明を省略するが、上枠体は、下枠体の
上部に横枠3を介して固定されている。この上枠体と下
枠体との固定は、上下枠体を構成している横枠3を重ね
合わせ、ビス止めすることにより行っている。そして、
このような枠体に、適宜、内装材10を貼り付け、また住
宅外から見える部分には適宜な外装材をビス止め等によ
り取り付けることにより、エレベータA出入口側の側壁
をラーメン構造の壁体とすることができる。
【0017】なお、上枠体の高さH2 より上部に延びる
柱1a、1bの部分の長さは屋根の傾斜に対応させてある。
勿論、上下枠体の高さH1 、H2 は住宅の1、2階部分
の高さに対応させてある。ここで、枠体を構成するため
の部材であるプレアッセンブリー材40には、図5に示す
ように、すじかいとなるブレス4が上下の架材6および
左右の架材7と適宜配置される間柱8とで形成される矩
形枠の対角線位置に取り付けてある。このプレアッセン
ブリー材40は、柱1a、1bと上下の横枠3とで構成される
枠を補強するために枠内に取り付けてあり、適宜、間柱
8等をいれることが望ましい。このようなプレアッセン
ブリー材40は、10〜20kg程度の重量とし、工場で予め製
作しておき、建築現場へ搬入すればよい。
【0018】また、枠体を構成するための部材である柱
1a、1b及上下の横枠3は、建築現場へ各部材を搬入し、
建築現場で組み立てることができる。次ぎに、図3、図
4を用いて、エレベータ出入口と向かい合う側の側壁以
外の、他の側壁の壁体構造について説明する。図3は、
図1でエレベータ出入口側の側壁を正面とした場合、背
面側の枠体構造を示すX−X矢視図であり、図4は、図
1で右側からみた右側の側壁の枠体構造を示す側面図で
ある。なお、図1で左側からみた左側の側壁の枠体構造
は、右側の枠体と同様な枠体構造であるので図示を省略
した。
【0019】図3と図4とを比較してわかるように、図
3に示すエレベータ出入口側の側壁に対して背面側にな
る枠体構造は、屋根の傾斜に対応させる部材が設けてい
ない以外は、図4に示す右側の壁体の枠体構造と同じで
あるので、図3に示すエレベータ出入口側の側壁に対し
て背面側になる枠体構造を例にとって以下説明する。エ
レベータ出入口側の側壁に対して背面側の枠体は、図3
に示すように、下枠体の高さH1 、上枠体の高さH2
された上下の枠体よりなる。上下の枠体の高さは、エレ
ベータを設置する住宅の1、2階部分の高さに対応させ
てある。背面側の枠体高さはH3 とされている。
【0020】上下の枠体は、柱1c、1dと上下の横枠3と
で構成される枠と、この枠内に柱1c、1dに隣接して配置
された2つの縦枠2と、柱から適宜な間隔を隔てて配置
された2つの縦枠2と、さらにその縦枠2の間に配置さ
れた横枠3とからそれぞれなり、各部材はビス止めする
ことで互いに結合されている。また、下枠体は、上記し
たアンカー9により基礎5に固定されていると共に、上
枠体は下枠体の上部に横枠3を介して固定されている。
この上枠体と下枠体との固定は、上下枠体を構成してい
る横枠3を重ね合わせ、ビス止めすることにより行って
いる。
【0021】そのうえ、上下の枠体に構造用合板や石膏
ボードなどのパネル12(図1参照)をビス止めすること
で、耐力壁構造の壁体を形成している。以上説明したと
おり、本発明では、戸建て住宅に隣接して建築される外
付けエレベータ昇降路において、エレベータ出入口側の
側壁はラーメン構造の壁体を有し、他の側壁は耐力壁構
造の壁体とされている。この壁体で囲まれたエレベータ
昇降路本体の耐荷重設計を行って、いずれの壁体におい
ても枠体を構成している部材の軽量を図った。その際、
いずれの壁体においても枠体を構成している部材を金属
製形材としている。
【0022】いずれの壁体においても枠体を構成してい
る部材を金属製形材とする理由は、部材の入手が容易で
かつ部材の材料費を安価とすることができるからであ
る。枠体を構成している形材をスチールハウス用形鋼と
することが、昇降路本体の剛性を確保した上で、昇降路
本体をより安価とすることができ、好適である。スチー
ルハウス用形鋼は、JIS 3302、3312 等に規定されてい
る、例えば、厚さ0.4 〜2.3 mmの薄板を曲げ成形した部
材である。
【0023】また、枠体を構成している柱部材の長さ方
向直角断面を中空矩形状とすることも上記と同様な理由
に加え、各壁体を形成する際、図1に示したように、パ
ネル12と内装材13とで挟まれる中空部を容易に形成でき
て断熱性を高くすることができ、また、柱1a、1b、1c、
1dをコーナー部に配置して、水平断面が矩形のエレベー
タ昇降路を形成できるのでより好適である。
【0024】例えば、長さ方向直角断面が中空矩形状の
柱部材としては、図6(a)、(b)に示すスチールハ
ウス用形鋼30、31を重ね合わせてビス止めしたものを使
用することができる。図6でEはせい寸法であり、31a
はスチールハウス用部材である形鋼31に形成されたリッ
プである。勿論、枠体への適用位置によっては、図6
(a)に示すスチールハウス用形鋼30、31を組み合わせ
ずに、単独で用いることもできる。
【0025】これらのスチールハウス用形鋼を単独、も
しくは組み合わせた部材は、1m当たりの重量を数kg程
度とすることができ、建築現場への搬入や現場での取り
扱いが容易である。戸建て住宅は2、3階建程度で、こ
のような戸建て住宅に外付けするエレベータ昇降路自体
にはそれほど多くのバリエーションがないため、上述し
た枠体を構成する部材をある程度限定し、汎用部材とし
て予め工場で製作しておき、製作コストを下げることも
可能である。すなわち、工場で製作された長さの長い部
材を建築現場へ搬入し、住宅の階ごとの高さに応じて切
断し、建築現場で組み合わせて枠体を形成することがで
きる。
【0026】また、これらの各部材同士の結合は、電動
工具によるビス止めを主体として行うことができるので
熟練を要しないうえに、ビス止め時に発生する騒音は、
溶接時や高張力ボルトの締め付け時の騒音に比べると静
かで、建設工事現場周辺の住環境へ与える影響も軽減で
きる。上述したエレベータ昇降路を建築し、住宅と接続
した場合を図7、図8に示した。図7、図8において、
(a)、(b)はそれぞれエレベータ昇降路を建設する
前、後の住宅20の斜視図であり、符号20a はエレベータ
昇降路である。図8は、図8(b)に示すようにエレベ
ータ昇降路20a と住宅20とを連絡通路20b を介して接続
した場合である。
【0027】
【実施例】図8(a)に示す既設住宅20へエレベータを
設置するに当たり、エレベータ昇降路20a を建築し、図
8(b)に示すように連絡通路20b を介してエレベータ
昇降路20a と住宅20とを接続した。その際、図2〜4で
説明した枠体を組み立てたうえ、エレベータA出入口側
の側壁は、枠体に適宜、内装材10を貼り付け、また住宅
外から見える部分には適宜な外装材をビス止め等により
取り付けて、ラーメン構造の壁体とし、その他の側壁
は、枠体に構造用合板をビス止めすることにより取り付
けて、耐力壁構造の壁体とした。
【0028】なお、エレベータを設置する住宅の1、2
階部分に対応させて、下枠体の高さH1 は3000 mm 、上
枠体の高さH2 は2500 mm とし、上下枠体からなる枠体
高さH3 を5500 mm とした。また、互いに向かい合う壁
体中心間の間隔Wは1500mmとした。枠体を構成している
柱1a、1bは、せい寸法Eが235 mmのスチールハウス用形
鋼とリップ付き形鋼を図6(b)に示すように重ね合わ
せ、ビス止めした部材とした。柱1c、1dは、ラーメン構
造の壁体のみを形成している柱1a、1bよりも、長さ方向
直角断面の小さいものとした。その他の枠体を構成して
いる部材は、せい寸法Eが89mm程度のスチールハウス用
形鋼を単独であるいは組み合わせたものとした。
【0029】また、図5に示したプレアッセンブリー材
40は、せい寸法Eが89mm程度のスチールハウス用形鋼を
組み合わせて、工場で予め製作しておき、建築現場へ搬
入し、図2に示す枠内にビス止めした。この戸建て住宅
用外付けエレベータ昇降路は、安価に建築することがで
きると共に、エレベータ昇降路を建築する際には、建築
現場への部材の搬入および建築現場での壁体の組立を容
易とすることができ、敷地の狭い既設住宅であっても建
築工事を行うことが可能であるうえ、現地建築工事時間
を短くすることが可能であった。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、戸建て住宅用外付けエ
レベータ昇降路を建築する際、建築現場への部材の搬入
および建築現場での組立が容易となり、敷地の狭い既設
住宅へのエレベータの増設工事であっても建築工事を行
うことができ、戸建て住宅へエレベータを設置すること
が可能である。また本発明によれば、戸建て住宅用外付
けエレベータ昇降路を建築する際、建築現場への枠体部
材の搬入および建築現場での枠体の組立が容易となり、
現地建築工事時間を短くすることができる。
【0031】その結果、外付けエレベータ昇降路の材料
費を下げることができることと相まって、戸建て住宅へ
エレベータを安価に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るエレベータ昇降路の壁体構造
を示す横断面図である。
【図2】エレベータ出入口側の枠体構造を示す正面図で
ある。
【図3】エレベータ出入口側の側壁に対して背面側の枠
体構造を示す図1のX−X矢視図である。
【図4】エレベータ出入口側の側壁に対して右側の枠体
構造を示す側面図である。
【図5】図3に示すにエレベータ出入口側の枠体に取り
付けたプレアッセンブリー材の正面図である。
【図6】枠体を構成する柱部材の長さ方向直角断面図で
ある。
【図7】エレベータ昇降路を建設する前、後の住宅の斜
視図である。
【図8】エレベータ昇降路を建設する前、後の他の住宅
の斜視図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d 柱 2 縦枠 3 横枠 4 ブレス(すじかい) 5 基礎 A エレベータ B 空間 D 開口部 W 互いに向かい合う壁体中心間の間隔 H1 下枠体の高さ H2 上枠体の高さ H3 枠体高さ 40 プレアッセンブリー材 6、7 架材 8 間柱 9 アンカー 10 外装材 12 パネル( 構造用合板や石膏ボードなど) 13 内装材 E せい寸法 20 戸建て住宅(住宅) 20a エレベータ昇降路 20b 連絡通路 30、31 スチールハウス用部材である形鋼 31a リップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04H 1/02 E04H 1/02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸建て住宅に隣接して建築される戸建て
    住宅用外付けエレベータ昇降路において、エレベータ出
    入口側の側壁はラーメン構造の壁体を有し、他の側壁は
    耐力壁構造の壁体とされ、いずれの壁体においても枠体
    を構成している部材が金属製形材とされていることを特
    徴とする戸建て住宅用外付けエレベータ昇降路。
  2. 【請求項2】 前記枠体を構成している形材をスチール
    ハウス用形鋼とすることを特徴とする請求項1に記載の
    戸建て住宅用外付けエレベータ昇降路。
  3. 【請求項3】 前記枠体を構成している柱部材の長さ方
    向直角断面を中空矩形状とすることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の戸建て住宅用外付けエレベータ昇降
    路。
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