JP2001199590A - 自動原稿送り装置及び画像読み取り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置及び画像読み取り装置

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JP2001199590A JP2000003991A JP2000003991A JP2001199590A JP 2001199590 A JP2001199590 A JP 2001199590A JP 2000003991 A JP2000003991 A JP 2000003991A JP 2000003991 A JP2000003991 A JP 2000003991A JP 2001199590 A JP2001199590 A JP 2001199590A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確で精度の高い読み取りを画像形成装置本
体側で行うことができる自動原稿送り装置を提供する。 【解決手段】 原稿を搬送しながら画像情報を読み取る
自動原稿送り装置において、読み取り位置C上方に配置
された読み取り搬送ローラ50を、中空で周囲に多数の
穴50aが形成され、かつ、内部が負圧になるように構
成し、この読み取り搬送ローラ50に原稿を吸着しなが
ら読み取り位置Cを通過させて、本体側で原稿を読み取
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ、複写
機、ファクシミリなどの画像読み取り装置、及びこれに
搭載される自動原稿送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の自動原稿送り装置の全体構
成図、図10はその原稿読み取り位置近傍の拡大構成図
である。図9に示す自動原稿送り装置は公知のものであ
り、原稿テーブル2、給紙ガイド板3、底板4、分離機
構部、排紙ローラ12、排紙部15等を備えている。以
下、公知であるため、その構成を動作と併せて簡単に説
明する。
【0003】原稿テーブル2上に第1画像面を上向きに
して積み重ねられた原稿1は、図示しない本体からの信
号により、最上位の原稿から1枚ずつ順に供給される。
原稿1の先端は、給紙ガイド板3に突き当たることによ
り位置決めされる。
【0004】底板4は、本体からの給紙開始信号によ
り、図示していないソレノイドにより矢印A方向へ上昇
し、原稿1を下から呼び出し部材5に加圧する。加圧さ
れた原稿1は、呼び出し部材5によって給紙部材6及び
分離部材7からなる分離部へ搬送され、最上位から1枚
ずつ分離される。
【0005】上昇した底板4は、給紙開始から一定時間
後、あるいは後述のレジストセンサ9にて原稿先端を検
知後に下降する。底板4が下降することで原稿に加わる
底板4と呼び出し部材5の間の圧力が開放され、搬送中
の原稿の第2画像面が次原稿の第1画像面に擦り付けら
れる時間を短縮できる。給紙開始から一定時間後に底板
4を下降させる場合は、極力短い時間に設定することが
望ましい。
【0006】原稿1が片面画像(第1画像面)のみの場
合は、第2画像面が無いので、底板4を下降させなくて
もよい。片面読み取りか両面読み取りであるかは使用者
が設定することができる。分離された原稿1は、第1搬
送手段である搬送ローラ8、搬送従動ローラ8aを有す
る第1搬送経路21に搬送される。レジストセンサ9
は、原稿先端を検知し、本体の読み取り部10への原稿
先端通過と画像読み取り開始とのタイミングを合わせ
る。
【0007】第1画像面のみの読み取り(片面モード)
の場合は、原稿1は、読み取り部10にて画像情報を読
み取られた後、第2搬送手段である中間搬送ローラ1
1、中間搬送従動ローラ11a、排紙ローラ12、排紙
下従動ローラ12aを有する第2搬送経路22を通り、
排紙部15へ排出される。
【0008】13は排紙センサで、一定時間経過しても
原稿先端が排紙センサ13に到達しない場合、または一
定時間経過しても原稿後端が排紙センサ13を通過しな
い場合、ジャムと判断される。14は切替爪で、通常は
Bの位置に保持されている。
【0009】第1画像面及び第2画像面の読み取り(両
面モード)の場合は、第1画像面の読み取り後、第2搬
送経路22を通り、排紙センサ13に原稿先端が到達し
たのを検知して、あるいはレジストセンサ9の検知時か
らのタイミングにより、切替爪14が図示していないソ
レノイドによりB′の位置に下降し、反転ローラ16、
反転従動ローラ16aを有する第3搬送経路23を通
り、中間トレイ17上に搬送される。
【0010】切替爪14は、原稿後端が排紙センサ13
を通過し、一定時間(原稿後端が排紙ローラ12を通過
し、切替爪14上に達するまでの時間)経過した後、図
示していないソレノイドが解除されることにより、Bの
位置に復帰する。切替爪14の復帰後、反転ローラ16
が逆回転し、原稿先端は排紙ローラ12と排紙上従動ロ
ーラ12bとのニップ部に進入する。
【0011】このとき、排紙ローラ12は停止してお
り、いわゆるスキュー(原稿曲がり)の突き当て補正を
行う。突き当て補正終了後、原稿1は、第4搬送経路2
4及び第1搬送経路21を通り、読み取り部10にて第
2画像面の画像情報が読み取られる。
【0012】第2画像面読み取り後、第2搬送経路22
を経て、このままの状態で排紙部15へ排出すると、第
2画像面が下向きでスタックされ、原稿のページ順狂い
が生じる。第1画像面が下向きでスタックされるよう原
稿1は、第2搬送経路22を通り、切替爪14がB′の
位置に下降することで、さらに第3搬送経路23を通
り、中間トレイ17上に搬送された後、切替爪14がB
の位置に復帰し、第4搬送経路24、第1搬送経路2
1、第2搬送経路22を通って排紙部15へ排出され
る。
【0013】図10に示すように、画像形成装置本体側
のコンタクトガラス101に対向する読み取りガイド部
材102と、下流側の第2搬送手段である中間搬送ロー
ラ11との接線に接するように、搬送経路下側にあって
画像形成装置本体側に設けられた本体読み取り部ガイド
100の先端が位置している。搬送ローラ8より搬送さ
れた原稿は、読み取りガイド部材102に沿って読み取
り位置Cを通過し、本体読み取り部ガイド100に当た
り上方へと案内され、搬送ローラ11へ挿入される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動原稿送り装
置では、図10に示すように、読み取りガイド部材10
2とコンタクトガラス101との間に、原稿の通過に必
要な隙間を設ける必要があり、読み取り原稿が前記隙間
で上下すると(例えば、原稿の先端が本体読み取り部ガ
イド100に当たった瞬間、及び原稿の後端が搬送ロー
ラ8を抜けた瞬間等では、通常の状態では、読み取りガ
イド部材102に張り付いた状態で搬送されている原稿
が瞬間に図10の破線のような状態となる)、読み取っ
た画像情報が正確に記憶されなくなり、画像の伸び縮み
が生じる欠点があった。
【0015】このような背景の基に例えば、特開平8−
254764号公報には、レジストセンサによって原稿
の先端が検知されてからその先端が読み取り位置に到達
するまでベルト駆動ローラの駆動を停止させ、読み取り
位置に到達してから所定時間経過後、あるいは所定のパ
ルス数に達したときに、ベルトローラが給紙駆動ローラ
よりも遅い速度で原稿を搬送するようにして、読み取り
画像を伸縮させずに高精度で読み取らせる技術が提案さ
れている。しかし、制御が複雑なものとなる。
【0016】また、特開平8−254765号公報に
は、読み取り位置に給紙された原稿を吸引して排紙ロー
ラに向かって排紙する無端状ベルトの原稿の搬送方向下
流側に設けられた従動ローラをコンタクトガラスから上
方に離隔させることにより、無端状ベルトをコンタクト
ガラスに対して所定角度傾斜するようにして上記の効果
を得るようにした技術が提案されている。しかし、無端
状ベルトを設けるため、大型化し、またその制御機構も
複雑なものとなる。
【0017】ところで、給紙用のローラを中空にし、全
周に吸着用の孔を開けて紙を吸着させることは従来より
広く知られている(例えば、特開平5−286597号
公報、実開平5−68983号公報等)。
【0018】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、正確で精度の高い読み取りを画像形成装置本体
側で行うことができる自動原稿送り装置及び画像読み取
り装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、原稿を搬送しながら画像情
報を読み取る自動原稿送り装置において、読み取り部上
方に配置された搬送ローラを、中空で周囲に多数の穴が
形成され、かつ、内部が負圧になるように構成したこと
を特徴とするものである。
【0020】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、請求項1記載の自動原稿送り装置におい
て、圧板を使用して原稿の読み取りを行う際に原稿端部
を規制する基準スケールの内側に前記搬送ローラが位置
するように、読み取り装置に搭載されることを特徴とす
るものである。
【0021】また上記目的を達成するために、請求項3
記載の発明は、請求項2記載の自動原稿送り装置におい
て、前記搬送ローラとコンタクトガラスの間に、開閉自
在の蓋を設けたことを特徴とするものである。
【0022】また上記目的を達成するために、請求項4
記載の発明は、請求項3記載の自動原稿送り装置におい
て、前記蓋は、原稿のセットと同時に開くように構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0023】また上記目的を達成するために、請求項5
記載の発明は、請求項1記載の自動原稿送り装置におい
て、前記搬送ローラは、軸方向の任意個所に全周に亘る
凹部が形成され、かつ、その凹部に剥離爪を接触させた
ことを特徴とするものである。
【0024】また上記目的を達成するために、請求項6
記載の発明は、原稿を搬送しながら画像情報を読み取る
自動原稿送り装置において、原稿を排紙する排紙部の排
紙方向先端部に、排紙原稿の先端を排紙部と圧板のシー
トとの間に搬送案内するための開口部を設けたことを特
徴とするものである。
【0025】また上記目的を達成するために、請求項7
記載の画像読み取り装置は、請求項1記載の自動原稿送
り装置が搭載され、前記搬送ローラに対面するコンタク
トガラス下方から画像を読み取ることを特徴とするもの
である。
【0026】請求項1記載の発明では、読み取り原稿を
搬送ローラに吸引して搬送しているため、原稿の先端部
分がガイド等に当たったときに発生する速度変化や、原
稿の後端が搬送ローラから外れるときのショックによる
速度変化も無く、より正確な画像情報の読み取りが行わ
れる。また、原稿を搬送ローラに吸引することで、原稿
とコンタクトガラス間のゴミなどにて発生する異常画像
(搬送方向のスジ)等も無くすことができ、より正確に
原稿の画像情報の読み取りが行われる。
【0027】請求項2記載の発明では、基準スケールの
内側に搬送ローラを配置することで、装置全体が小型化
される。また、コンタクトガラスは、圧板使用時と自動
原稿送り装置使用時とで共通化される。
【0028】請求項3記載の発明では、搬送ローラとコ
ンタクトガラスの間に開閉自在の蓋を設けることによ
り、基準スケールに原稿を押し当てる必要がある圧板使
用時には蓋にて正確に原稿が押し当てられ、また搬送ロ
ーラに付着する汚れが防止される。
【0029】請求項4記載の発明では、原稿のセットと
同時に蓋が開くことにより、使用者の誤操作、及び煩わ
しさが解消される。
【0030】請求項5記載の発明では、搬送ローラに凹
部を設け、その凹部に剥離爪を接触することにより、吸
着された原稿は確実に次の搬送ローラ方向へ案内され
る。
【0031】請求項6記載の発明では、原稿を排紙する
排紙部の排紙方向先端に開口部を設け、排紙原稿の先端
を排紙部と圧板のシートとの間に搬送案内することによ
り、長い原稿でも自動原稿送り装置より外へはみ出すこ
となく収納される。
【0032】請求項7記載の発明では、請求項1記載の
自動原稿送り装置を備え、読み取り原稿を搬送ローラに
吸引して搬送する際の速度変化も無く、原稿とコンタク
トガラス間のゴミなどにて発生する異常画像等も無く、
より正確な画像情報の読み取りが行われる画像読み取り
装置が提供される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は第1の実施形態の自動原稿送
り装置における読み取り位置近傍の構成図、図2はその
読み取り搬送ローラの斜視図、図3はその読み取り搬送
ローラ及びその近傍の断面図である。
【0034】読み取り位置Cにおいて、画像形成装置の
コンタクトガラスの上部には、外周部に多数の穴50a
が形成されたパイプ状の読み取り搬送ローラ50が設け
てある。読み取り搬送ローラ50は、後述する図3に示
すように、内部が負圧になっている。
【0035】搬送ローラ8より搬送された原稿は、ガイ
ド70に沿って読み取り位置へ案内され、読み取り搬送
ローラ50に設けられた吸引用の穴50aにより、矢印
51方向(反時計回り方向)へ回転する読み取り搬送ロ
ーラ50に吸着され、搬送される。吸着状態の原稿は、
読み取り搬送ローラ50に接触するように、設けたマイ
ラー52により読み取り搬送ローラ50より剥離され、
中間搬送ローラ11方向へ搬送される。
【0036】この実施形態では、圧板72を利用して原
稿を読み取る際のコンタクトガラス74は、自動原稿送
り装置用のコンタクトガラス101とは別個に設けてあ
り、原稿の端部を規制する基準スケール71の外側に、
自動原稿送り装置用の読み取り位置がある。73は圧板
72の下面のシートである。
【0037】図3に示すように、読み取り搬送ローラ5
0は、複数の穴50aの開いたパイプよりなり、一端を
軸50bの圧入などにて密封されて、側板55にて回転
中心となる軸受53aにて支えられている。読み取り搬
送ローラ50のもう一方の端は、中空の軸50cにて構
成され、軸受53bを介して側板54に支えられてい
る。
【0038】ギア58は、読み取り搬送ローラ50を回
転させるための、駆動を伝達するギアである。中空の軸
50cは、片方を軸受53cにて支えられ、吸引機(図
示なし)へ繋がるパイプ56に接続されている。吸引機
にて引っ張られる空気により、読み取り搬送ローラ50
の内部の空気が穴50aより矢印57方向へ吸引され
る。
【0039】図4は第2の実施形態の自動原稿送り装置
における読み取り位置近傍の構成図である。この実施形
態は、自動原稿送り装置を使用して原稿読み取りを行う
際のコンタクトガラスと、圧板72を利用して原稿読み
取りを行う際のコンタクトガラスを共通にし(共通のコ
ンタクトガラス75)、基準スケール60の内側(圧板
72側)でかつシート70の上方に位置するように読み
取り搬送ローラ50を配置したものである。
【0040】このようにすると、図1の例では、画像形
成装置本体の端部から基準スケール71の内側までの距
離はL1であるのに対し、図4の例では、画像形成装置
本体の端部から基準スケール60の内側までの距離はL
1より短いL2となり、装置の小型化を図ることができ
る。
【0041】図5は第3の実施形態の自動原稿送り装置
における読み取り位置近傍の構成図である。第3の実施
形態は、第2の実施形態の変形例であり、読み取り搬送
ローラ50の下面を隠すように、開閉自在の蓋61を設
置している。開閉自在の蓋61は、自動原稿送り装置を
使用するときは開いた状態で61aまたは61bの位置
に回転して保持される。この開閉は、原稿が自動原稿送
り装置にセットされると同時に駆動源(図示なし)にて
行われ、61で示す実線の位置から61a、61bの状
態で保持され、最後の原稿が排出されたと同時に元の状
態に戻る。
【0042】図6は第4の実施形態の自動原稿送り装置
における読み取り位置近傍の構成図であり、図7はその
読み取り搬送ローラの斜視図である。第4の実施形態も
第2の実施形態の変形例であり、読み取り搬送ローラ5
0は、基準スケール60の内側に配置されている。この
例では、読み取り搬送ローラ50の一部に凹部50eを
設け、かつその凹部50eに吸着された原稿を剥離する
ための剥離爪65を設置している。なお、凹部50eの
内面には、穴50aは空けられていない。
【0043】図8は排紙された原稿端部の案内構造を示
す図である。図9で前述したように、排紙ローラ12よ
り排紙された原稿は、排紙部15に送られる。この例で
は、排紙部15の排紙方向先端部に開口部15aを設
け、かつ、原稿端部を開口部15aに導くための規制片
80を設けたものである。排紙される原稿が長い場合、
原稿の先端は排紙部15から開口部15aへ案内され、
シート73との間に原稿の先端を導く。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、読み取り
原稿を搬送ローラに吸引して搬送しているため、原稿の
先端部分がガイド等に当たったときに発生する速度変化
や、原稿の後端が搬送ローラから外れるときのショック
による速度変化も無く、より正確な画像情報を読み取る
ことができる。また、原稿を搬送ローラに吸引すること
で、原稿とコンタクトガラス間のゴミなどにて発生する
異常画像(搬送方向のスジ)等も無くすことができ、よ
り正確に原稿の画像情報を読み取ることができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、基準スケー
ルの内側に搬送ローラを配置することで、装置全体を小
型化することができる。また、コンタクトガラスを、圧
板使用時と自動原稿送り装置使用時とで共通化すること
ができる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、搬送ローラ
とコンタクトガラスの間に開閉自在の蓋を設けることに
より、基準スケールに原稿を押し当てる必要がある圧板
使用時には蓋にて正確に原稿を押し当てることができ、
また搬送ローラに付着する汚れを防止することができ
る。
【0047】請求項4記載の発明によれば、原稿のセッ
トと同時に蓋が開くことにより、使用者の誤操作及び煩
わしさを解消することができる(手動でも本発明の効果
は十分あるが、原稿セットと連動することにより、より
使い易くなる)。
【0048】請求項5記載の発明によれば、搬送ローラ
に凹部を設け、その凹部に剥離爪を接触することによ
り、吸着された原稿を確実に次の搬送ローラ方向へ案内
することができる。
【0049】請求項6記載の発明によれば、原稿を排紙
する排紙部の排紙方向先端に開口部を設け、排紙原稿の
先端を排紙部と圧板のシートとの間に搬送案内すること
により、長い原稿でも自動原稿送り装置より外へはみ出
すことなく収納することができる。
【0050】請求項7記載の発明によれば、請求項1記
載の自動原稿送り装置を備え、読み取り原稿を搬送ロー
ラに吸引して搬送する際の速度変化も無く、原稿とコン
タクトガラス間のゴミなどにて発生する異常画像等も無
く、より正確な画像情報の読み取りが行われる画像読み
取り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の自動原稿送り装置における読
み取り位置近傍の構成図である。
【図2】図1に示す読み取り搬送ローラの斜視図であ
る。
【図3】図1に示す読み取り搬送ローラ及びその近傍の
断面図である。
【図4】第2の実施形態の自動原稿送り装置における読
み取り位置近傍の構成図である。
【図5】第3の実施形態の自動原稿送り装置における読
み取り位置近傍の構成図である。
【図6】第4の実施形態の自動原稿送り装置における読
み取り位置近傍の構成図である。
【図7】図6に示す読み取り搬送ローラの斜視図であ
る。
【図8】排紙された原稿端部の案内構造を示す図であ
る。
【図9】従来の自動原稿送り装置の全体構成図である。
【図10】図9に示す自動原稿送り装置の原稿読み取り
位置近傍の拡大構成図である。
【符号の説明】
C 読み取り位置 50 読み取り搬送ローラ 50a 穴

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を搬送しながら画像情報を読み取る
    自動原稿送り装置において、 読み取り部上方に配置された搬送ローラを、中空で周囲
    に多数の穴が形成され、かつ、内部が負圧になるように
    構成したことを特徴とする自動原稿送り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動原稿送り装置におい
    て、 圧板を使用して原稿の読み取りを行う際に原稿端部を規
    制する基準スケールの内側に前記搬送ローラが位置する
    ように、読み取り装置に搭載されることを特徴とする自
    動原稿送り装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動原稿送り装置におい
    て、 前記搬送ローラとコンタクトガラスの間に、開閉自在の
    蓋を設けたことを特徴とする自動原稿送り装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動原稿送り装置におい
    て、 前記蓋は、原稿のセットと同時に開くように構成されて
    いることを特徴とする自動原稿送り装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の自動原稿送り装置におい
    て、 前記搬送ローラは、軸方向の任意個所に全周に亘る凹部
    が形成され、かつ、その凹部に剥離爪を接触させたこと
    を特徴とする自動原稿送り装置。
  6. 【請求項6】 原稿を搬送しながら画像情報を読み取る
    自動原稿送り装置において、 原稿を排紙する排紙部の排紙方向先端部に、排紙原稿の
    先端を排紙部と圧板のシートとの間に搬送案内するため
    の開口部を設けたことを特徴とする自動原稿送り装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の自動原稿送り装置が搭載
    され、前記搬送ローラに対面するコンタクトガラス下方
    から画像を読み取ることを特徴とする画像読み取り装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004039404A1 (ja) * 2002-10-29 2004-05-13 Ono Pharmaceutical Co., Ltd. 脊柱管狭窄症治療剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004039404A1 (ja) * 2002-10-29 2004-05-13 Ono Pharmaceutical Co., Ltd. 脊柱管狭窄症治療剤

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