JPH11236159A - 原稿搬送装置 - Google Patents
原稿搬送装置Info
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- JPH11236159A JPH11236159A JP3987798A JP3987798A JPH11236159A JP H11236159 A JPH11236159 A JP H11236159A JP 3987798 A JP3987798 A JP 3987798A JP 3987798 A JP3987798 A JP 3987798A JP H11236159 A JPH11236159 A JP H11236159A
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- document
- switching claw
- transport
- transport path
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、複写機等に用いられる原稿搬送装
置において、特に両面原稿複写などの場合の搬送経路を
切り替える切替爪の動作を、SOLを使用せずに動作さ
せることにより、衝撃音や電力等を抑えることができる
原稿搬送装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 原稿を取り込み、反転させて排出させる
反転ローラ18の軸18aにギア31を設け、切替爪1
6の軸16aに設けたギア32と噛み合わせることによ
り、反転ローラ18を駆動させる駆動力によって切替爪
16を動作させる。したがって、SOLを使用せずに、
切替爪16を動作させることができる。
置において、特に両面原稿複写などの場合の搬送経路を
切り替える切替爪の動作を、SOLを使用せずに動作さ
せることにより、衝撃音や電力等を抑えることができる
原稿搬送装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 原稿を取り込み、反転させて排出させる
反転ローラ18の軸18aにギア31を設け、切替爪1
6の軸16aに設けたギア32と噛み合わせることによ
り、反転ローラ18を駆動させる駆動力によって切替爪
16を動作させる。したがって、SOLを使用せずに、
切替爪16を動作させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等に搭載さ
れる原稿搬送装置に係り、特に、両面原稿等の原稿反転
動作を円滑に行うことができる原稿搬送装置に関する。
れる原稿搬送装置に係り、特に、両面原稿等の原稿反転
動作を円滑に行うことができる原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やファクシミリ、スキャナ
ー等は、原稿を取り込んでその原稿の情報を読み込むた
めに、上記複写機、ファクシミリ、スキャナー等の装置
内部で原稿を移動させる原稿搬送装置を備える。この原
稿搬送装置は、原稿給紙部、原稿搬送部、原稿排紙部等
を有しており、原稿をセットする原稿テーブルから原稿
給紙部が原稿を給紙し、原稿搬送部によりコンタクトガ
ラス上に搬送し、コンタクトガラスの下の原稿読み取り
部により原稿の情報が読み取られるとその原稿を、原稿
排紙部に排出するようになっている。
ー等は、原稿を取り込んでその原稿の情報を読み込むた
めに、上記複写機、ファクシミリ、スキャナー等の装置
内部で原稿を移動させる原稿搬送装置を備える。この原
稿搬送装置は、原稿給紙部、原稿搬送部、原稿排紙部等
を有しており、原稿をセットする原稿テーブルから原稿
給紙部が原稿を給紙し、原稿搬送部によりコンタクトガ
ラス上に搬送し、コンタクトガラスの下の原稿読み取り
部により原稿の情報が読み取られるとその原稿を、原稿
排紙部に排出するようになっている。
【0003】第一画像面のみの読み取り(片面モード)
の場合は、まず、原稿給紙部によって、原稿テーブルに
積載された原稿が分離部によって1枚ずつ分離され、原
稿搬送部に給紙される。原稿搬送部では、原稿テーブル
から給紙された原稿は、第一搬送経路を通ってコンタク
トガラス上の原稿読み取り位置まで搬送される。コンタ
クトガラス上で画像情報が読み取られた原稿は、第二搬
送経路を通って原稿排紙部に排紙される。
の場合は、まず、原稿給紙部によって、原稿テーブルに
積載された原稿が分離部によって1枚ずつ分離され、原
稿搬送部に給紙される。原稿搬送部では、原稿テーブル
から給紙された原稿は、第一搬送経路を通ってコンタク
トガラス上の原稿読み取り位置まで搬送される。コンタ
クトガラス上で画像情報が読み取られた原稿は、第二搬
送経路を通って原稿排紙部に排紙される。
【0004】第一画像面および第二画像面の読み取り
(両面モード)の場合は、第一画像面のみの読み取りと
同様に、原稿給紙部によって、原稿テーブルに積載され
た原稿が分離部によって1枚ずつ分離され、原稿搬送部
に給紙される。原稿搬送部では、原稿テーブルから給紙
された原稿は、第一搬送経路を通ってコンタクトガラス
上の原稿読み取り位置まで搬送される。その後、コンタ
クトガラス上で第一画像面の画像情報が読み取られ、画
像情報が読み取られた原稿は、第二搬送経路を通って原
稿排紙部ではなく、第三搬送経路に切替爪により搬送さ
れる。
(両面モード)の場合は、第一画像面のみの読み取りと
同様に、原稿給紙部によって、原稿テーブルに積載され
た原稿が分離部によって1枚ずつ分離され、原稿搬送部
に給紙される。原稿搬送部では、原稿テーブルから給紙
された原稿は、第一搬送経路を通ってコンタクトガラス
上の原稿読み取り位置まで搬送される。その後、コンタ
クトガラス上で第一画像面の画像情報が読み取られ、画
像情報が読み取られた原稿は、第二搬送経路を通って原
稿排紙部ではなく、第三搬送経路に切替爪により搬送さ
れる。
【0005】第三搬送経路に搬送された原稿は、反転さ
せられ、切替爪を切り替えて、第四搬送経路に搬送さ
れ、さらに、第一搬送経路に搬送される。第一搬送経路
に搬送された原稿は、上記と同様に、コンタクトガラス
上に搬送され、第二画像面の画像情報が読み取られ、第
二搬送経路に搬送される。第二画像面読み取り後、この
ままの状態で排紙部へ排出すると、第二画像面が下向き
でスタックされ、原稿のページ順狂いが生じる。したが
って、第一画像面が下向きでスタックされるよう、原稿
は、第二搬送経路から切替爪を切り替えて、第三搬送経
路に搬送される。第三搬送経路に搬送された原稿は、反
転させられ、切替爪16が再び切り替えられて、第四搬
送経路、第一搬送経路、第二搬送経路を通って排紙部へ
排出される。
せられ、切替爪を切り替えて、第四搬送経路に搬送さ
れ、さらに、第一搬送経路に搬送される。第一搬送経路
に搬送された原稿は、上記と同様に、コンタクトガラス
上に搬送され、第二画像面の画像情報が読み取られ、第
二搬送経路に搬送される。第二画像面読み取り後、この
ままの状態で排紙部へ排出すると、第二画像面が下向き
でスタックされ、原稿のページ順狂いが生じる。したが
って、第一画像面が下向きでスタックされるよう、原稿
は、第二搬送経路から切替爪を切り替えて、第三搬送経
路に搬送される。第三搬送経路に搬送された原稿は、反
転させられ、切替爪16が再び切り替えられて、第四搬
送経路、第一搬送経路、第二搬送経路を通って排紙部へ
排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、第一画像
面および第二画像面の読み取り(両面モード)の場合に
は、切替爪の切り換えが頻繁に行われる。しかしなが
ら、従来の原稿搬送装置では、切替爪の動作はSOLを
使用して動作させており、SOLを使用して動作させた
場合、SOL動作時に衝撃音が発生したり、SOLを動
作させるための電力および制御系が必要である等の問題
点があった。
面および第二画像面の読み取り(両面モード)の場合に
は、切替爪の切り換えが頻繁に行われる。しかしなが
ら、従来の原稿搬送装置では、切替爪の動作はSOLを
使用して動作させており、SOLを使用して動作させた
場合、SOL動作時に衝撃音が発生したり、SOLを動
作させるための電力および制御系が必要である等の問題
点があった。
【0007】そこで、本発明は、切替爪の回転動作を搬
送ローラの駆動に連動させて動作させることにより、S
OLを使用させずに切替爪の動作を可能とし、上記問題
点が解決できる原稿搬送装置を提供することを課題とす
る。さらに、切替爪の回転軸または搬送ローラの軸にト
ルクリミッタを設け、切替爪を所定の位置で止めるため
のレバーを設けることにより、搬送ローラが回転し続け
ても切替爪がレバーによって所定の位置で止まり、駆動
力が切替爪に伝わらないようにし、切替爪が所定位置で
確実に止まることができる原稿搬送装置を提供する。
送ローラの駆動に連動させて動作させることにより、S
OLを使用させずに切替爪の動作を可能とし、上記問題
点が解決できる原稿搬送装置を提供することを課題とす
る。さらに、切替爪の回転軸または搬送ローラの軸にト
ルクリミッタを設け、切替爪を所定の位置で止めるため
のレバーを設けることにより、搬送ローラが回転し続け
ても切替爪がレバーによって所定の位置で止まり、駆動
力が切替爪に伝わらないようにし、切替爪が所定位置で
確実に止まることができる原稿搬送装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、読み取り対象となる画像を
第一面と第二面とに有する複数の原稿を、原稿載置部か
ら読み取り位置に順次供給し、第一面の画像を読み取り
後、第二面の画像を読み取らせるために前記原稿を反転
させて、前記読み取り位置に再給紙させる搬送手段を備
えた原稿搬送装置において、前記原稿載置部の複数の原
稿を一枚ずつ分離する分離手段と、前記分離された原稿
を第一搬送経路を通して前記読み取り位置に搬送させる
第一搬送手段と、前記読み取り位置に搬送された原稿を
第二搬送経路を通して排出させる第二搬送手段と、前記
第二搬送経路から排出された原稿を第三搬送経路に取り
込む第三搬送手段と、前記第三搬送経路に取り込まれた
原稿を、反転させて前記原稿が取り込まれた口から第四
搬送経路に搬送させる第四搬送手段と、前記第四搬送経
路に搬送された原稿を第一搬送経路を通して前記読み取
り位置に搬送させる第五搬送手段と、前記原稿を、第二
搬送経路から第三搬送経路に取り込ませるか、第三搬送
経路から第四搬送経路に搬送させるか、を切り替える切
替爪と、を備え、前記切替爪の切り替えを前記搬送手段
の駆動力によって駆動させることを特徴とするものであ
る。
上記課題を解決するために、読み取り対象となる画像を
第一面と第二面とに有する複数の原稿を、原稿載置部か
ら読み取り位置に順次供給し、第一面の画像を読み取り
後、第二面の画像を読み取らせるために前記原稿を反転
させて、前記読み取り位置に再給紙させる搬送手段を備
えた原稿搬送装置において、前記原稿載置部の複数の原
稿を一枚ずつ分離する分離手段と、前記分離された原稿
を第一搬送経路を通して前記読み取り位置に搬送させる
第一搬送手段と、前記読み取り位置に搬送された原稿を
第二搬送経路を通して排出させる第二搬送手段と、前記
第二搬送経路から排出された原稿を第三搬送経路に取り
込む第三搬送手段と、前記第三搬送経路に取り込まれた
原稿を、反転させて前記原稿が取り込まれた口から第四
搬送経路に搬送させる第四搬送手段と、前記第四搬送経
路に搬送された原稿を第一搬送経路を通して前記読み取
り位置に搬送させる第五搬送手段と、前記原稿を、第二
搬送経路から第三搬送経路に取り込ませるか、第三搬送
経路から第四搬送経路に搬送させるか、を切り替える切
替爪と、を備え、前記切替爪の切り替えを前記搬送手段
の駆動力によって駆動させることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の原稿搬送装置において、前記
第三搬送手段および前記第四搬送手段が、前記原稿を搬
送させる搬送ローラを有し、前記切替爪の切り替えを前
記搬送ローラに連動させた回転力で駆動させることを特
徴とするものである。請求項3記載の発明は、上記課題
を解決するために、請求項1または2記載の原稿搬送装
置において、前記切替爪を所定の位置で止めるレバー
と、前記切替爪が前記レバーにより所定の位置で止まっ
たとき、前記搬送手段の駆動力を前記切替爪に伝えない
トルクリミッタと、を備えたことを特徴とするものであ
る。
るために、請求項1記載の原稿搬送装置において、前記
第三搬送手段および前記第四搬送手段が、前記原稿を搬
送させる搬送ローラを有し、前記切替爪の切り替えを前
記搬送ローラに連動させた回転力で駆動させることを特
徴とするものである。請求項3記載の発明は、上記課題
を解決するために、請求項1または2記載の原稿搬送装
置において、前記切替爪を所定の位置で止めるレバー
と、前記切替爪が前記レバーにより所定の位置で止まっ
たとき、前記搬送手段の駆動力を前記切替爪に伝えない
トルクリミッタと、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿搬
送装置において、前記第二搬送手段が排出させた原稿
を、原稿排紙部に排紙させるか、前記第三搬送経路に取
り込ませるか、を切り替える排紙切替爪を備え、前記排
紙切替爪の切り替えを前記搬送手段の駆動力によって駆
動させることを特徴とするものである。
るために、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿搬
送装置において、前記第二搬送手段が排出させた原稿
を、原稿排紙部に排紙させるか、前記第三搬送経路に取
り込ませるか、を切り替える排紙切替爪を備え、前記排
紙切替爪の切り替えを前記搬送手段の駆動力によって駆
動させることを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿搬
送装置において、前記切替爪が、前記第二搬送手段が排
出させた原稿を、原稿排紙部に排紙させるか、前記第三
搬送経路に取り込ませるか、を切り替えることを特徴と
するものである。
るために、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿搬
送装置において、前記切替爪が、前記第二搬送手段が排
出させた原稿を、原稿排紙部に排紙させるか、前記第三
搬送経路に取り込ませるか、を切り替えることを特徴と
するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、添付図面を参照しつつ説明する。図1〜図
3に示す図は、本発明の実施例を示す図である。本発明
に係る原稿搬送装置を複写機等に用いた場合の全体図
を、図1に示す。図1に示すように、本原稿搬送装置
は、原稿テーブル2,給紙ガイド板3,底板4,呼び出
しコロ5,分離ベルト6,分離コロ7,プルアウトロー
ラ8,プルアウト従動ローラ9,補助ローラ11,補助
従動ローラ12,排紙ローラ13,排紙下従動ローラ1
4,排紙上従動ローラ15,切替爪16,排紙部17,
反転ローラ18,反転従動ローラ19,中間トレイ2
0,排紙センサ21およびガイド部材50を備え、複写
機本体100は、読み取り部10を備えている。
態について、添付図面を参照しつつ説明する。図1〜図
3に示す図は、本発明の実施例を示す図である。本発明
に係る原稿搬送装置を複写機等に用いた場合の全体図
を、図1に示す。図1に示すように、本原稿搬送装置
は、原稿テーブル2,給紙ガイド板3,底板4,呼び出
しコロ5,分離ベルト6,分離コロ7,プルアウトロー
ラ8,プルアウト従動ローラ9,補助ローラ11,補助
従動ローラ12,排紙ローラ13,排紙下従動ローラ1
4,排紙上従動ローラ15,切替爪16,排紙部17,
反転ローラ18,反転従動ローラ19,中間トレイ2
0,排紙センサ21およびガイド部材50を備え、複写
機本体100は、読み取り部10を備えている。
【0013】原稿1は、原稿設置部である原稿テーブル
2上に第一画像面を上向きにセットされ、本体100か
らの信号により最上位の原稿から一枚ずつ順に給送され
る。以下に、その動作手順を説明する。原稿1の先端
は、給紙ガイド板3に突き当たることにより位置決めさ
れる。底板4は、図示していないSOLにより支点4a
を中心に矢印A方向へ上昇し、原稿1を下から呼び出し
コロ5に加圧する。加圧された原稿1は、最上位から順
に分離ベルト6,分離コロ7および外装を兼ねたガイド
部材50からなる分離部へ給送され、一枚ずつ分離され
る。
2上に第一画像面を上向きにセットされ、本体100か
らの信号により最上位の原稿から一枚ずつ順に給送され
る。以下に、その動作手順を説明する。原稿1の先端
は、給紙ガイド板3に突き当たることにより位置決めさ
れる。底板4は、図示していないSOLにより支点4a
を中心に矢印A方向へ上昇し、原稿1を下から呼び出し
コロ5に加圧する。加圧された原稿1は、最上位から順
に分離ベルト6,分離コロ7および外装を兼ねたガイド
部材50からなる分離部へ給送され、一枚ずつ分離され
る。
【0014】分離された原稿1は、プルアウトローラ
8,プルアウト従動ローラ9とを有する第一搬送経路を
通り、読み取り部10へ搬送される。第一画像面のみの
読み取り(片面モード)の場合は、原稿1は読み取り部
10にて画像情報を読み取られた後、補助ローラ11,
補助従動ローラ12,排紙ローラ13,排紙下従動ロー
ラ14とを有する第二搬送経路を通り排紙部17へ排出
される。切替爪16は、通常はBの位置にある。
8,プルアウト従動ローラ9とを有する第一搬送経路を
通り、読み取り部10へ搬送される。第一画像面のみの
読み取り(片面モード)の場合は、原稿1は読み取り部
10にて画像情報を読み取られた後、補助ローラ11,
補助従動ローラ12,排紙ローラ13,排紙下従動ロー
ラ14とを有する第二搬送経路を通り排紙部17へ排出
される。切替爪16は、通常はBの位置にある。
【0015】第一画像面および第二画像面読み取り(両
面モード)の場合は、第一画像面読み取り後、第二搬送
経路を通り、排紙センサ21に原稿先端が到達したのを
検知して反転ローラ18が図示していないモーターから
の駆動により、第2図に示す矢印C方向に回転する。第
2図で31,32はギアで、ギア31は反転ローラ18
の軸18aに、ギア32は切替爪16の軸16aに一体
で回転可能なように組み付けられて噛み合わされてい
る。ギア32には、トルクリミッタ32aが付いてい
る。反転ローラ18が矢印C方向に回転すると、ギア3
1も同様に矢印C方向に回転し、噛み合わされているギ
ア32および切替爪16の軸16aが矢印D方向に回転
し、切替爪16は下降し、第3図に示すレバー16bが
原稿搬送装置のフレームを形成する側板の穴51に当た
ることでB’の位置で位置決めされる。このとき、反転
ローラ18は回転しているが、トルクリミッタ32aの
働きによりギア32のみ回転し、切替爪16の軸16a
は回転しないため、切替爪16はB’の位置に保持され
る。原稿1は、反転ローラ18,反転従動ローラ19と
を有するスイッチバックパスである第三搬送経路を通
り、中間トレイ20上に搬送される。
面モード)の場合は、第一画像面読み取り後、第二搬送
経路を通り、排紙センサ21に原稿先端が到達したのを
検知して反転ローラ18が図示していないモーターから
の駆動により、第2図に示す矢印C方向に回転する。第
2図で31,32はギアで、ギア31は反転ローラ18
の軸18aに、ギア32は切替爪16の軸16aに一体
で回転可能なように組み付けられて噛み合わされてい
る。ギア32には、トルクリミッタ32aが付いてい
る。反転ローラ18が矢印C方向に回転すると、ギア3
1も同様に矢印C方向に回転し、噛み合わされているギ
ア32および切替爪16の軸16aが矢印D方向に回転
し、切替爪16は下降し、第3図に示すレバー16bが
原稿搬送装置のフレームを形成する側板の穴51に当た
ることでB’の位置で位置決めされる。このとき、反転
ローラ18は回転しているが、トルクリミッタ32aの
働きによりギア32のみ回転し、切替爪16の軸16a
は回転しないため、切替爪16はB’の位置に保持され
る。原稿1は、反転ローラ18,反転従動ローラ19と
を有するスイッチバックパスである第三搬送経路を通
り、中間トレイ20上に搬送される。
【0016】反転ローラ18は、原稿後端が排紙センサ
21を通過し、一定時間(原稿後端が排紙ローラ13を
通過し、切替爪16上に達するまでの時間)経過した
後、逆回転(矢印C’方向へ回転)する。反転ローラ1
8が矢印C’方向に回転すると、ギア31も同様に矢印
C’方向に回転し、噛み合わされているギア32および
切替爪16の軸16aが矢印D’方向に回転し、切替爪
16は上昇し、レバー16bが穴51に当たることで、
Bの位置で位置決めされる。このとき、反転ローラ18
は回転しているが、トルクリミッタ32aの働きにより
ギア32のみ回転し、切替爪16の軸16aは回転しな
いため、切替爪16はBの位置に保持される。
21を通過し、一定時間(原稿後端が排紙ローラ13を
通過し、切替爪16上に達するまでの時間)経過した
後、逆回転(矢印C’方向へ回転)する。反転ローラ1
8が矢印C’方向に回転すると、ギア31も同様に矢印
C’方向に回転し、噛み合わされているギア32および
切替爪16の軸16aが矢印D’方向に回転し、切替爪
16は上昇し、レバー16bが穴51に当たることで、
Bの位置で位置決めされる。このとき、反転ローラ18
は回転しているが、トルクリミッタ32aの働きにより
ギア32のみ回転し、切替爪16の軸16aは回転しな
いため、切替爪16はBの位置に保持される。
【0017】原稿1は、排紙ローラ13,排紙上従動ロ
ーラ15とを有する第四搬送経路に進入する。原稿先端
は、排紙ローラ13と排紙上従動ローラ15とのニップ
部に進入するが、このとき、排紙ローラ13は停止して
おり、いわゆるスキューの突き当て補正を行う。突き当
て補正終了後、原稿1は、第四搬送経路および第一搬送
経路を通り、読み取り部10にて第二画像面の画像情報
が読み取られる。
ーラ15とを有する第四搬送経路に進入する。原稿先端
は、排紙ローラ13と排紙上従動ローラ15とのニップ
部に進入するが、このとき、排紙ローラ13は停止して
おり、いわゆるスキューの突き当て補正を行う。突き当
て補正終了後、原稿1は、第四搬送経路および第一搬送
経路を通り、読み取り部10にて第二画像面の画像情報
が読み取られる。
【0018】第二画像面読み取り後、このままの状態で
排紙部17へ排出すると、第二画像面が下向きでスタッ
クされ、原稿のページ順狂いが生じる。第一画像面が下
向きでスタックされるよう、原稿1は第二搬送経路を通
り、切替爪16がB’の位置に下降し、第三搬送経路を
通り、中間トレイ20上に搬送された後、切替爪16が
Bの位置に復帰し、第四搬送経路、第一搬送経路、第二
搬送経路を通って排紙部17へ排出される。
排紙部17へ排出すると、第二画像面が下向きでスタッ
クされ、原稿のページ順狂いが生じる。第一画像面が下
向きでスタックされるよう、原稿1は第二搬送経路を通
り、切替爪16がB’の位置に下降し、第三搬送経路を
通り、中間トレイ20上に搬送された後、切替爪16が
Bの位置に復帰し、第四搬送経路、第一搬送経路、第二
搬送経路を通って排紙部17へ排出される。
【0019】トルクリミッタ32aは、反転ローラ18
側のギア31に付いている場合でも、図2に示すように
切替爪16側のギア32に付いている場合と同様の動作
をする。
側のギア31に付いている場合でも、図2に示すように
切替爪16側のギア32に付いている場合と同様の動作
をする。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第二搬送
経路と第三搬送経路とをつなぐか、第三搬送経路と第四
搬送経路とをつなぐか、を切り替える切替爪の駆動力を
搬送手段の駆動力を使用して駆動させているので、SO
Lを使用せずに切替爪の動作を行うことができる。した
がって、SOL動作時の衝撃音の発生をさせることもな
く、SOLを動作させるための電力および制御系を削減
することができ、低コストの原稿搬送装置を実現するこ
とができる。
経路と第三搬送経路とをつなぐか、第三搬送経路と第四
搬送経路とをつなぐか、を切り替える切替爪の駆動力を
搬送手段の駆動力を使用して駆動させているので、SO
Lを使用せずに切替爪の動作を行うことができる。した
がって、SOL動作時の衝撃音の発生をさせることもな
く、SOLを動作させるための電力および制御系を削減
することができ、低コストの原稿搬送装置を実現するこ
とができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、切替爪の駆
動を、原稿を搬送させる搬送ローラの回転力によって駆
動させるので、歯車等の簡単な構成で駆動させることが
でき、構成の簡素化ができる。請求項3記載の発明によ
れば、切替爪を所定の位置で止めるレバーを設け、レバ
ーが所定位置で止まったときに、トルクリミッタによっ
て搬送ローラの駆動力を切替爪に伝えないので、搬送ロ
ーラが回転し続けても切替爪を所定位置に確実に止める
ことができる。
動を、原稿を搬送させる搬送ローラの回転力によって駆
動させるので、歯車等の簡単な構成で駆動させることが
でき、構成の簡素化ができる。請求項3記載の発明によ
れば、切替爪を所定の位置で止めるレバーを設け、レバ
ーが所定位置で止まったときに、トルクリミッタによっ
て搬送ローラの駆動力を切替爪に伝えないので、搬送ロ
ーラが回転し続けても切替爪を所定位置に確実に止める
ことができる。
【0022】請求項4記載の発明によれば、第二搬送経
路から排出された原稿が、原稿排紙部に排紙されるか、
第三搬送経路に搬送されるか、を切り替える排紙切替爪
の駆動力を搬送手段の駆動力を使用して駆動させている
ので、排紙時の切り替えにおいても、SOLを使用せず
に排紙切替爪の動作を行うことができる。したがって、
SOL動作時の衝撃音の発生をさせることもなく、SO
Lを動作させるための電力および制御系を削減すること
ができ、低コストの原稿搬送装置を実現することができ
る。
路から排出された原稿が、原稿排紙部に排紙されるか、
第三搬送経路に搬送されるか、を切り替える排紙切替爪
の駆動力を搬送手段の駆動力を使用して駆動させている
ので、排紙時の切り替えにおいても、SOLを使用せず
に排紙切替爪の動作を行うことができる。したがって、
SOL動作時の衝撃音の発生をさせることもなく、SO
Lを動作させるための電力および制御系を削減すること
ができ、低コストの原稿搬送装置を実現することができ
る。
【0023】請求項5記載の発明によれば、第二搬送経
路と第三搬送経路とをつなぐか、第三搬送経路と第四搬
送経路とをつなぐか、を切り替える切替爪と、第二搬送
経路から排出された原稿が、原稿排紙部に排紙される
か、第三搬送経路に搬送されるか、を切り替える切替爪
を兼用することができるので、構成の簡素化および低コ
スト化をさらに行うことができる。
路と第三搬送経路とをつなぐか、第三搬送経路と第四搬
送経路とをつなぐか、を切り替える切替爪と、第二搬送
経路から排出された原稿が、原稿排紙部に排紙される
か、第三搬送経路に搬送されるか、を切り替える切替爪
を兼用することができるので、構成の簡素化および低コ
スト化をさらに行うことができる。
【図1】本発明に係る原稿搬送装置の断面図である。
【図2】一実施例の原稿搬送装置の反転ローラと切替爪
のギア接続を示す図である。
のギア接続を示す図である。
【図3】一実施例における切替爪の位置決め動作を説明
する図である。
する図である。
1 原稿 2 原稿テーブル 3 給紙ガイド板 4 底板 4a 支点 5 呼び出しコロ 6 分離ベルト 7 分離コロ 8 プルアウトローラ 9 プルアウト従動ローラ 10 読み取り部 11 補助ローラ 12 補助従動ローラ 13 排紙ローラ 14 排紙下従動ローラ 15 排紙上従動ローラ 16 切替爪 16a 軸 16b レバー 17 排紙部 18 反転ローラ 18a 軸 19 反転従動ローラ 20 中間トレイ 21 排紙センサ 31 ギア 32 ギア 32a トルクリミッタ 50 ガイド部材 51 穴 100 本体
Claims (5)
- 【請求項1】読み取り対象となる画像を第一面と第二面
とに有する複数の原稿を、原稿載置部から読み取り位置
に順次供給し、第一面の画像を読み取り後、第二面の画
像を読み取らせるために前記原稿を反転させて、前記読
み取り位置に再給紙させる搬送手段を備えた原稿搬送装
置において、 前記原稿載置部の複数の原稿を一枚ずつ分離する分離手
段と、 前記分離された原稿を第一搬送経路を通して前記読み取
り位置に搬送させる第一搬送手段と、 前記読み取り位置に搬送された原稿を第二搬送経路を通
して排出させる第二搬送手段と、 前記第二搬送経路から排出された原稿を第三搬送経路に
取り込む第三搬送手段と、 前記第三搬送経路に取り込まれた原稿を、反転させて前
記原稿が取り込まれた口から第四搬送経路に搬送させる
第四搬送手段と、 前記第四搬送経路に搬送された原稿を第一搬送経路を通
して前記読み取り位置に搬送させる第五搬送手段と、 前記原稿を、第二搬送経路から第三搬送経路に取り込ま
せるか、第三搬送経路から第四搬送経路に搬送させる
か、を切り替える切替爪と、 を備え、 前記切替爪の切り替えを前記搬送手段の駆動力によって
駆動させることを特徴とする原稿搬送装置。 - 【請求項2】請求項1記載の原稿搬送装置において、 前記第三搬送手段および前記第四搬送手段が、前記原稿
を搬送させる搬送ローラを有し、 前記切替爪の切り替えを前記搬送ローラに連動させた回
転力で駆動させることを特徴とする原稿搬送装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載の原稿搬送装置にお
いて、 前記切替爪を所定の位置で止めるレバーと、 前記切替爪が前記レバーにより所定の位置で止まったと
き、前記搬送手段の駆動力を前記切替爪に伝えないトル
クリミッタと、 を備えたことを特徴とする原稿搬送装置。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿
搬送装置において、 前記第二搬送手段が排出させた原稿を、原稿排紙部に排
紙させるか、前記第三搬送経路に取り込ませるか、を切
り替える排紙切替爪を備え、 前記排紙切替爪の切り替えを前記搬送手段の駆動力によ
って駆動させることを特徴とする原稿搬送装置。 - 【請求項5】請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿
搬送装置において、 前記切替爪が、前記第二搬送手段が排出させた原稿を、
原稿排紙部に排紙させるか、前記第三搬送経路に取り込
ませるか、を切り替えることを特徴とする原稿搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3987798A JPH11236159A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3987798A JPH11236159A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 原稿搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11236159A true JPH11236159A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12565224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3987798A Pending JPH11236159A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 原稿搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11236159A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315789A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Ricoh Co Ltd | 自動原稿搬送装置 |
JP2009083945A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Lite-On Technology Corp | 用紙経路の切替装置 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP3987798A patent/JPH11236159A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315789A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Ricoh Co Ltd | 自動原稿搬送装置 |
JP4652117B2 (ja) * | 2005-05-11 | 2011-03-16 | 株式会社リコー | 自動原稿搬送装置 |
JP2009083945A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Lite-On Technology Corp | 用紙経路の切替装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |