JP2001197927A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JP2001197927A
JP2001197927A JP2000014971A JP2000014971A JP2001197927A JP 2001197927 A JP2001197927 A JP 2001197927A JP 2000014971 A JP2000014971 A JP 2000014971A JP 2000014971 A JP2000014971 A JP 2000014971A JP 2001197927 A JP2001197927 A JP 2001197927A
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Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
Tomoaki Kumagai
倫明 熊谷
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Yoshida Industry Co Ltd
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Yoshida Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中皿の中央部の支持性能を高めつつ揺動自在
として、中皿へ伝達される衝撃力を効果的に吸収し、か
つ、その衝撃吸収構造をより簡単にすることができる化
粧料容器を提供する。 【解決手段】 クッション材16を上方粘着層22を介
して中皿15の下面に接着するとともに、下方粘着層2
3を介して凹所14の底面14aに接着する。上方粘着
層22または下方粘着層23のいずれか一方を中皿15
の下面15aの面積より小さくなる小面積粘着層とす
る。小面積粘着層を中皿15の中央部に配置する一方、
凹所14の底面14aに、凸部25aが小面積粘着層2
4に対応する部分に配置されるように凹凸部25を形成
し、小面積粘着層を支点として中皿15をシーソー様に
揺動自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料を充填した
中皿を収納して携帯が容易となった化粧料容器に関し、
とりわけ、中皿にクッション材を敷いて化粧料容器を落
下させた場合などの衝撃が中皿に伝達されるのを低減し
て、化粧料が固形タイプである場合に、これが割れたり
粉砕されたりするのを防止するようにした化粧料容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の化粧料容器としては実用新案登
録第2600085号によって提案されたものが従来存
在する。この化粧料容器は、容器本体の凹所に化粧料を
充填した中皿が収納され、かつ、該凹所の底面と該中皿
の下面との間に平板状のクッション材が介在されるよう
になっている。該クッション材は中皿の下面に接着され
るとともに、上記凹所の内周との間に水平方向空間が設
けられて、落下などにより容器本体に衝撃が入力された
際にクッション材が該水平方向空間内を移動して、前後
・左右方向の衝撃を吸収するようになっている。また、
上記凹所の底面の中央部に設けた窪み面によって形成さ
れる上下方向空間により、上下方向の衝撃を吸収するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の衝撃吸収タイプの化粧料容器は、クッション材と
容器本体との間に形成される水平方向空間および上下方
向空間によって、前後・左右および上下方向の衝撃を効
果的に吸収できるのであるが、これら水平および上下の
両空間を設けるためにその構造が複雑化されてしまう。
【0004】また、上記従来の化粧料容器では上下方向
空間を設けるために中央部に上記窪み面が設けられるた
め、中皿の中央部の支持性能が該窪み面により弱くなっ
てしまうという課題があった。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、中皿の中央部の支持性能を高めつつ
揺動自在として、中皿へ伝達される衝撃力を効果的に吸
収し、かつ、その衝撃吸収構造をより簡単にすることが
できる化粧料容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の化粧料容器は、容器本体に化粧料を充填し
た中皿が収納されるとともに、これら容器本体の底面と
中皿の下面との間にクッション材が介在され、該クッシ
ョン材によって容器本体に入力される衝撃が中皿に伝達
されるのを低減するようになった化粧料容器において、
上記クッション材を、上方粘着層を介して上記中皿の下
面に接着するとともに、下方粘着層を介して上記容器本
体の底面に接着し、これら上方粘着層または下方粘着層
のいずれか一方を中皿の下面の面積より小さくなる小面
積粘着層とし、該小面積粘着層を該中皿の中央部に配置
する一方、上記容器本体の底面に、凸部が少なくとも上
記小面積粘着層に対応する部分に配置されるように凹凸
部を形成し、上記小面積粘着層を支点として上記中皿を
揺動自在に支持したことを特徴とする。
【0007】この構成では、小面積粘着層が中皿の中央
部に配置される一方、容器本体の底面に形成された凹凸
部の凸部が該小面積粘着層に対応する部分に配置される
ため、小面積粘着層、ひいては中皿の中央部が該凸部に
よって容器本体内に確実に支持されることになる。この
ため、中皿は上記小面積粘着層を中心として揺動可能で
あり、該衝撃力を効果的に吸収することができる。
【0008】このように中皿に入力される衝撃が緩和さ
れることにより、該中皿に充填された化粧料が飛び散っ
たり、特に固形化粧料の場合に、この化粧料が割れたり
粉砕されるのを防止することができる。このとき、上記
小面積粘着層が上方粘着層である場合は、中皿がクッシ
ョン材に対して揺動し、該小面積粘着層が下方粘着層で
ある場合は、中皿はクッション材と一体となって揺動す
ることになる。
【0009】また、上記凸部をリブ状または突起状に形
成し、その上端を尖端状に形成することが好ましく、こ
の場合はリブ状または突起状となった凸部の当該上端で
クッション材を支持することになるのでクッション材の
クッション性を十分に維持することができ、中皿に入力
される衝撃をより低減することができる。
【0010】更に、上記凸部の平面投影面積を中皿の中
央部へ行くに従って小さく設定することが好ましく、こ
の場合は該凸部によって中皿を安定して支持しつつ、殊
にクッション材の中皿中央部位置のクッション性をさら
に高めて、衝撃力の吸収効果をより高めることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1および図2は本発明
の化粧料容器の第1実施形態を示し、図1は化粧料容器
の蓋体を閉止した状態の側断面図、図2は容器本体の底
面を示す平面図である。
【0012】本発明の化粧料容器10は、容器本体11
に形成した凹所14内に化粧料21を充填した中皿15
が収納されるとともに、これら凹所14の底面14aと
中皿15の下面15aとの間にクッション材16が介在
され、該クッション材16によって容器本体11に入力
される衝撃が中皿15に伝達されるのを低減するように
なっており、その基本とする構造は、上記クッション材
16を、上方粘着層22を介して上記中皿15の下面に
接着するとともに下方粘着層23を介して上記凹所14
の底面14aに接着し、これら上方粘着層22または下
方粘着層23のいずれか一方を中皿15の下面15aの
面積より小さくなる小面積粘着層(上方粘着層)22と
し、該小面積粘着層22を該中皿15の中央部に配置す
る一方、上記凹所14の底面14aに、凸部25aが少
なくとも上記小面積粘着層22に対応する部分に配置さ
れるように凹凸部25を形成し、上記小面積粘着層22
を支点として上記中皿15をシーソー様に揺動自在に支
持することにある。
【0013】即ち、本実施形態の化粧料容器10は、図
1に示すように容器本体11と、容器本体11の後端部
(図中右端部)に蝶番12を介して開閉自在に貼着され
る蓋体13と、容器本体11の内方に形成された凹所1
4に収納される中皿15と、該中皿15と凹所14の底
面14aとの間に介装されるクッション材16とを備え
て概略構成される。
【0014】容器本体11の前端部(図中左端部)と蓋
体13の開閉側先端部との間にフック17が設けられ、
このフック17を介して蓋体13は容器本体11に係脱
自在に係合される。該フック17は、容器本体11の前
端部に形成された凹部18の後壁18aから突設される
第1係合突起17aと、蓋体13の前端部から垂設され
る爪片19の後面から突設され、上記第1係合突起17
aに係脱される第2係合突起17bとによって構成され
る。また、蓋体13の裏面には化粧鏡20が嵌合状態で
取り付けられる。
【0015】上記凹所14の平面形状は、本実施形態で
は容器本体11の外側形状が矩形状に形成される関係
上、この外側形状に沿って図2に示すように矩形状に形
成される。また、上記中皿15は本実施形態では断面U
字状の浅皿状に形成され、該中皿15内に固形化粧料2
1が充填されている。該中皿15としては、図示省略し
たが中蓋を設けたレフィル容器として構成することもで
き、これは後述する各実施形態においても同様である。
【0016】上記中皿15は上記凹所14の内周に沿っ
て平面が矩形状に形成され、これら中皿15の外周と凹
所14の内周との間には、該中皿15が中心部を支点と
して揺動した際に互いに干渉しないように適宜間隔δ1
が設けられている。
【0017】上記クッション材16は、スポンジやスチ
ロールなどの発泡質の弾性部材によって所定肉厚をもっ
た矩形平板状に形成される。該クッション材16の上下
両面には上方粘着層22および下方粘着層23が設けら
れ、クッション材16は下方粘着層23を介して凹所1
4の底面14aに接着されるとともに、上方粘着層22
を介して中皿15の下面15aに接着される。これら粘
着層22,23は適宜厚み、例えば0.3mm程度の厚
みを備えている。また、本実施形態では上記クッション
材16の周縁部には凹所14の内周との間に適宜間隔δ
2が設けられる。
【0018】上記上方粘着層22は中皿15の下面15
aの面積より小さく形成されて小面積粘着層として形成
され、該小面積粘着層22は当該下面15aの中央部に
位置して接着されている。従って、中皿15の下面15
aの周縁部はクッション材16の上面との間に粘着層2
2の厚み分の隙間δ3が設けられる。ここで、該小面積
粘着層22の形状は、中皿15の平面形状に相似する矩
形状としてもよく、また、円形状としてもよい。
【0019】上記凹所14の底面14aには図2にも示
すように格子状の凸部25aと桝状の凹部25bからな
る凹凸部25が形成され、上記下方粘着層23はリブ状
となった該凸部25aの先端に接着され、凹部25bは
空間部とされる。本実施形態では上記凸部25aが底面
15a全体に亘って均等に分布するように形成されるこ
とにより、該凸部25aは上記小面積粘着層22に対応
する部分にも配置され、該小面積粘着層22、ひいては
中皿15の中央部を容器本体11に確実に支持できるよ
うになっている。
【0020】以上の構成により本実施形態の化粧料容器
10では、図1に示したようにフック17が係合されて
蓋体13の閉止状態が保持され、この状態で化粧料容器
10が携帯される。そして、その使用時には蓋体13の
前端部を上方に押し上げることにより、第2係合突起1
7bが第1係合突起17aから離脱してフック17が係
合解除され、蓋体13を開放することができる。このよ
うに蓋体13が開放されることにより中皿15が露出さ
れ、該中皿15に充填された化粧料21を図外のパフな
どで擦り取って使用することができる。そして、化粧が
終了して蓋体13を閉じることにより、第2係合突起1
7bが第1係合突起17aを乗り越えてフック17が係
合される。
【0021】上記中皿15はクッション材16を介して
容器本体11の凹所14に収納され、該クッション材1
6の上下両面の上方粘着層22および下方粘着層23を
介して凹所14の底面14aに接着されて位置保持され
る。このとき、化粧料容器10は、予備組付けされた容
器本体11および蓋体13と、化粧料21が充填された
中皿(またはレフィル容器)15と、両面に上方粘着層
22および下方粘着層23を設けたクッション材16と
で構成され、またクッション材16は上方粘着層22お
よび下方粘着層23にそれぞれ剥離紙を張り付けて提供
される。
【0022】上記化粧料容器10の携帯時またはバッグ
から取り出そうとして誤って落下させて、落下時の衝撃
が容器本体11に入力されると、このときの衝撃力は凹
所14の底面14aと中皿15の下面15aとの間に介
在されるクッション材16によって吸収される。特に、
本実施形態では小面積粘着層22を中皿15の中央部に
配置したので、中皿15は小面積粘着層22を中心とし
て隙間δ3内でシーソー様に揺動可能で、この揺動によ
って衝撃エネルギーが効果的に吸収される。
【0023】ところで、中皿15がシーソー様に揺動さ
れる際、凹所14の底面14aに形成された凹凸部25
の凸部25aが上記小面積粘着層22に対応する部分に
配置されているため、該小面積粘着層22、すなわち中
皿15の中央部を該凸部25aを介して容器本体11に
確実に支持することができる。従って、中皿15は上記
小面積粘着層22を中心とする揺動が可能であり、衝撃
力の吸収効果をより増大することができる。従って、こ
のように中皿15に入力される衝撃が緩和されることに
より、該中皿15に充填された化粧料21が飛び散った
り、特に本実施形態のように該化粧料21が固形である
ときは、この化粧料21が割れたり粉砕されるのを防止
することができる。
【0024】また、このように小面積粘着層22に対応
する位置に凹凸部25の凸部25aを配置して、該小面
積粘着層22部分を容器本体11で支持することで衝撃
力の吸収効果を増大でき、その構造が簡単である。
【0025】図3〜図5は本発明の第2実施形態を示
し、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付し
て重複する説明を省略して述べる。尚、図3は図1に対
応する側断面図、図4は図2対応する平面図、図5は図
3中のA部の拡大断面図である。
【0026】即ち、この実施形態の化粧料容器10は、
図4に示すように凹凸部25の凸部25aが放射状に点
在する複数の突起状に形成され、これら凸部25aは凹
所14の中心部に行くに従ってそれぞれの平面投影面積
が除々に小さくなるように設定されている。また、上記
凸部25aの上端は図5に示すように尖端状に形成さ
れ、その尖端状の上端で上記クッション材16を支持す
るようになっている。
【0027】従って、この実施形態では化粧料容器10
を落下させた場合などの衝撃力を、クッション材16自
体および小面積粘着層22を中心とする中皿15の揺動
により効果的に吸収できることは上記第1実施形態と同
様であるが、多数の凸部25aの尖端状の上端でクッシ
ョン材16を支持するようにしたので、クッション材1
6のクッション性を十分に維持することができ、中皿1
5に入力される衝撃をより低減することができる。
【0028】ところで、この実施形態では凸部25aの
平面投影面積が凹所14の中心部に行くに従って除々に
減少されるが、このように平面投影面積が減少された場
合にも小面積粘着層22を確実かつ安定的に支持するこ
とができる。また、凸部25aの平面投影面積が凹所1
4の中心部に行くに従って小さく設定されることによ
り、殊にクッション材16の中皿15中央部位置のクッ
ション性をさらに高めて、衝撃力の吸収効果をより高め
ることができる。
【0029】図6,図7は本発明の第3実施形態を示
し、前記各実施形態と同一構成部分に同一符号を付して
重複する説明を省略して述べる。尚、図6は図1に対応
する側断面図、図7は図2対応する平面図である。
【0030】即ち、この実施形態の化粧料容器10は、
図6に示すように下方粘着層23を小面積粘着層として
ある。該小面積粘着層23は円形状を成して中皿15の
下面15aの中央部に配置されるとともに、凹凸部25
の凸部25aは図7に示すように該小面積粘着層23と
略等しい面積となる円形の台座として形成され、該凸部
25aの上面に小面積粘着層23が接着される。
【0031】従って、この実施形態では前記各実施形態
と同様に、衝撃力をクッション材16自体の吸収機能お
よび小面積粘着層23を中心とする中皿15の揺動によ
り効果的に吸収できる。この場合、揺動時の支点となる
小面積粘着層23は下方粘着層であるため、中皿15は
これの下面15aに上方粘着層22を介して接着された
クッション材16とともに揺動される。また、この実施
形態では上記凸部25aの周縁部は凹部25bとなって
おり、中皿15の揺動許容量は小面積粘着層23の厚み
に該凸部25aの突出量分が加わるため、その分、中皿
15の揺動量が大きくなってより大きな衝撃力に対応さ
せることができる。
【0032】ところで、前記各実施形態では容器本体1
1を矩形状に形成した関係上、凹所14の平面形状も矩
形状となった場合をそれぞれ開示したが、容器本体11
は矩形状に限ることなくその他の形状、例えば円形状と
することができることは勿論であり、また、蓋体13は
蝶番12を介して蝶着することなく、容器本体11を円
形状として、その上端部に螺合させる構造としてもよ
い。
【0033】凹所14の底面14aに形成される凹凸部
25の形状は、第1実施形態では格子状、第2実施形態
では放射状に点在する凸部、第3実施形態では円形の台
座としてそれぞれ形成したが、該凹凸部25の形状は勿
論これに限ることなく、例えば図8(a),(b),
(c)に示すように形成することができる。この場合、
凹所14の底面14aの形状が円形状となった場合をそ
れぞれ示すが、勿論、矩形状に形成された底面14aに
あっても適用することができる。
【0034】即ち、図8の凸部25aはそれぞれリブ状
に形成したもので、同図(a)は2重の同心円状に形成
したもの、同図(b)は3重となる同心円を間欠的に切
り欠いて形成したもの、同図(c)は内周部分と外周部
分とに放射状配置で交互に形成したものである。また、
これら同心円状および放射状の凸部25aは凹所14の
中心部に配置されるものの平面投影面積が小さく形成さ
れる。勿論、それぞれの凸部25aの先端を尖端状に形
成できることはいうまでもなく、また、これら凸部25
aは上記小面積粘着層を安定して支持できるように配置
されている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の化粧料容器
にあっては、小面積粘着層を中皿の中央部に配置する一
方、容器本体の底面に形成された凹凸部の凸部を、該小
面積粘着層に対応する部分に配置するようにしたので、
小面積粘着層、ひいては中皿の中央部を該凸部によって
容器本体内に確実にかつ安定して支持することができ
る。このため、中皿は上記小面積粘着層を中心として揺
動可能となり、該衝撃力を効果的に吸収することができ
る。また、このように小面積粘着層を設けて凸部で支持
するだけであるので、その構造を簡単化することができ
る。
【0036】また、上記凸部をリブ状または突起状に形
成し、その上端を尖端状に形成するようにしたので、リ
ブ状または突起状となった凸部の当該上端でクッション
材を支持することができ、これによりクッション材のク
ッション性を十分に維持することができて中皿に入力さ
れる衝撃をより低減することができる。
【0037】更に、上記凸部の平面投影面積を中皿の中
央部へ行くに従って小さく設定するようにしたので、該
凸部によって中皿を安定的に支持しつつ、殊にクッショ
ン材の中皿中央部位置のクッション性をさらに高めて、
衝撃力の吸収効果をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧料容器の一実施形態を示す蓋体を
閉止した状態の側断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す容器本体の底面の平
面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す図1に対応する側
断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す図2対応する平面
図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す図3中のA部拡大
断面図である。
【図6】本発明の更に他の実施形態を示す図1に対応す
る側断面図である。
【図7】本発明の更に他の実施形態を示す図2対応する
平面図である。
【図8】本発明の化粧料容器の底面の異なる態様をそれ
ぞれ示す平面図である。
【符号の説明】
10 化粧料容器 11 容器本体 14 凹所 14a 底面 15 中皿 15a 下面 16 クッション材 21 化粧料 22 上方粘着層 23 下方粘着層 25 凹凸部 25a 凸部 25b 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に化粧料を充填した中皿が収納
    されるとともに、これら容器本体の底面と中皿の下面と
    の間にクッション材が介在され、該クッション材によっ
    て容器本体に入力される衝撃が中皿に伝達されるのを低
    減するようになった化粧料容器において、 上記クッション材を、上方粘着層を介して上記中皿の下
    面に接着するとともに、下方粘着層を介して上記容器本
    体の底面に接着し、これら上方粘着層または下方粘着層
    のいずれか一方を中皿の下面の面積より小さくなる小面
    積粘着層とし、該小面積粘着層を該中皿の中央部に配置
    する一方、上記容器本体の底面に、凸部が少なくとも上
    記小面積粘着層に対応する部分に配置されるように凹凸
    部を形成し、上記小面積粘着層を支点として上記中皿を
    揺動自在に支持したことを特徴とする化粧料容器。
  2. 【請求項2】 上記凸部はリブ状または突起状に形成さ
    れ、その上端が尖端状に形成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の化粧料容器。
  3. 【請求項3】 上記凸部の平面投影面積が、上記中皿の
    中央に行くに従って小さく設定されたことを特徴とする
    請求項2に記載の化粧料容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011030646A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Key Tranding Co Ltd 化粧料容器
JP7094053B1 (ja) 2021-10-07 2022-07-01 株式会社宮内 コンパクト化粧料容器

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