JP2001195039A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示装置の階調表示方式として、フレー
ム変調方式とパルス幅変調方式があるが、フレーム変調
方式は多階調にするとフリッカが発生しやすく、パルス
幅変調方式は多階調化が可能であるが消費電力が多い問
題がある。 【解決手段】 N(N≧3)ビットの階調データに対応
して所定のフレーム数を1表示期間としてフレーム毎に
所定のドットの点灯と非点灯を制御するフレーム変調方
式において、外部より入力される1画素につきN(N≧
3)ビットの階調データ信号をフレーム毎の点灯パター
ンを示したNビットのパターンデータに変換するととも
に、走査電極駆動装置と信号電極駆動装置の水平タイミ
ング信号を換えて走査電極の選択期間中に信号電極側の
出力を切り替えて階調表示を行う。
ム変調方式とパルス幅変調方式があるが、フレーム変調
方式は多階調にするとフリッカが発生しやすく、パルス
幅変調方式は多階調化が可能であるが消費電力が多い問
題がある。 【解決手段】 N(N≧3)ビットの階調データに対応
して所定のフレーム数を1表示期間としてフレーム毎に
所定のドットの点灯と非点灯を制御するフレーム変調方
式において、外部より入力される1画素につきN(N≧
3)ビットの階調データ信号をフレーム毎の点灯パター
ンを示したNビットのパターンデータに変換するととも
に、走査電極駆動装置と信号電極駆動装置の水平タイミ
ング信号を換えて走査電極の選択期間中に信号電極側の
出力を切り替えて階調表示を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
するもので、詳細にはフレーム変調方式により中間階調
表示を行う液晶表示装置に関するものである。
するもので、詳細にはフレーム変調方式により中間階調
表示を行う液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置において階調表示を
行う方法として、フレーム変調方式とパルス幅変調方式
の2方式が知られている。パルス幅変調方式は、階調レ
ベルに応じて選択(点灯)する時間(パルス幅)を変化
させるもので、階調数が多くなっても実現できるが専用
のドライバLSIを必要とする。また、液晶に印加する
駆動波形の切り替わりが走査線毎に発生するためクロス
トークの増加を招く。さらに、液晶に印加する駆動波形
の切り替わりが増えるので液晶素子容量への充放電が多
く消費電力が増えてしまう。そこで、4〜16階調程度
で簡単に階調表示を得たい場合には、フレーム変調方式
が有効である。
行う方法として、フレーム変調方式とパルス幅変調方式
の2方式が知られている。パルス幅変調方式は、階調レ
ベルに応じて選択(点灯)する時間(パルス幅)を変化
させるもので、階調数が多くなっても実現できるが専用
のドライバLSIを必要とする。また、液晶に印加する
駆動波形の切り替わりが走査線毎に発生するためクロス
トークの増加を招く。さらに、液晶に印加する駆動波形
の切り替わりが増えるので液晶素子容量への充放電が多
く消費電力が増えてしまう。そこで、4〜16階調程度
で簡単に階調表示を得たい場合には、フレーム変調方式
が有効である。
【0003】この方式の説明を図4を用いて行う。図4
は8階調を行う場合を示しており、表中の”1”はドッ
トの点灯を示し、”0”はドットの非点灯を示す。ここ
で、階調1は全フレーム中で0レベルであり、階調8は
全フレーム中で1レベルである。階調4は全フレーム中
3フレーム点灯であるから、階調1と階調8の中間の階
調となる。そのほかの階調も点灯するフレーム数で階調
1と階調8との間の階調を表現している。以上のように
フレーム毎に制御することにより階調表示を行う。
は8階調を行う場合を示しており、表中の”1”はドッ
トの点灯を示し、”0”はドットの非点灯を示す。ここ
で、階調1は全フレーム中で0レベルであり、階調8は
全フレーム中で1レベルである。階調4は全フレーム中
3フレーム点灯であるから、階調1と階調8の中間の階
調となる。そのほかの階調も点灯するフレーム数で階調
1と階調8との間の階調を表現している。以上のように
フレーム毎に制御することにより階調表示を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このフレー
ム変調方式では、オン・オフをフレーム単位で行うた
め、図4の階調3のように、階調によってはオン・オフ
の切替わりが数フレーム単位となる。その結果フリッカ
ーが発生するという欠点がある。それでも8階調程度で
あればフレーム周波数を上げれば対応する事もできる。
しかし、16階調表示となると15個のフレームでオン
・オフを制御するために切り替わりのフレーム数が2倍
に増加する。フレーム周波数を上げて対応するにも限界
である。
ム変調方式では、オン・オフをフレーム単位で行うた
め、図4の階調3のように、階調によってはオン・オフ
の切替わりが数フレーム単位となる。その結果フリッカ
ーが発生するという欠点がある。それでも8階調程度で
あればフレーム周波数を上げれば対応する事もできる。
しかし、16階調表示となると15個のフレームでオン
・オフを制御するために切り替わりのフレーム数が2倍
に増加する。フレーム周波数を上げて対応するにも限界
である。
【0005】この場合には先に示したようにパルス幅変
調方式が用いられる。しかしパルス幅変調方式は、1フ
レーム中の全走査期間において選択期間のパルス幅を制
御するため、液晶表示素子への充電放電回数が極端に増
加してしまう。たとえば、全面中間階調表示の場合には
1フレーム内の全走査期間毎にパルス幅が設定されるの
で、全走査期間毎に液晶素子の充放電を繰り返す。その
ために液晶駆動の消費電力が増加するという問題があ
る。さらに、このパルス幅は表示画像によりドット毎に
変化するため、クロストークが発生しやすい。また、走
査期間毎に16階調の場合には4ビットのデータからパ
ルス幅を設定するために1ビットのデータを扱えばよい
フレーム変調方式に比べ、ドライバLSIの消費電力も
増加してしまう。
調方式が用いられる。しかしパルス幅変調方式は、1フ
レーム中の全走査期間において選択期間のパルス幅を制
御するため、液晶表示素子への充電放電回数が極端に増
加してしまう。たとえば、全面中間階調表示の場合には
1フレーム内の全走査期間毎にパルス幅が設定されるの
で、全走査期間毎に液晶素子の充放電を繰り返す。その
ために液晶駆動の消費電力が増加するという問題があ
る。さらに、このパルス幅は表示画像によりドット毎に
変化するため、クロストークが発生しやすい。また、走
査期間毎に16階調の場合には4ビットのデータからパ
ルス幅を設定するために1ビットのデータを扱えばよい
フレーム変調方式に比べ、ドライバLSIの消費電力も
増加してしまう。
【0006】以上のように、液晶表示装置の階調表示を
実現するフレーム変調方式には、フリッカーが発生しや
すいという課題があり、パルス幅変調方式には多階調表
示が可能であるが、消費電力とクロストークが増加する
という課題がある。
実現するフレーム変調方式には、フリッカーが発生しや
すいという課題があり、パルス幅変調方式には多階調表
示が可能であるが、消費電力とクロストークが増加する
という課題がある。
【0007】(発明の目的)本発明の目的は、上記の課
題点を解決して、フリッカーが無く、低消費電力の8階
調以上の階調表示を実現することである。
題点を解決して、フリッカーが無く、低消費電力の8階
調以上の階調表示を実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、N(N≧3)ビットの階調データに対応して所定
のフレーム数を1表示期間としてフレーム毎に所定のド
ットの点灯と非点灯を制御するフレーム変調方式によっ
て階調表示を行う液晶表示装置において、複数の走査電
極と複数の信号電極を対向させて液晶を狭持する液晶表
示素子と、前記複数の信号電極を駆動する信号電極駆動
装置と、前記複数の走査電極を駆動する走査電極駆動装
置と、前記信号電極駆動装置と前記走査電極駆動装置を
制御する信号を発生するタイミング信号発生回路と、前
記走査電極駆動装置と前記信号電極駆動装置の出力する
周期を個々に制御するための水平タイミング信号発生回
路と、前記水平タイミング信号発生回路で作成される前
記信号電極駆動装置を制御する水平タイミング信号に基
づいてN−1種類のフレーム信号を発生し、またフレー
ム数を示すフレームカウント信号を発生するフレームカ
ウント回路と、前記フレームカウント信号と前記信号電
極駆動装置を制御する水平タイミング信号に基づいて、
外部より入力される1画素につきN(N≧3)ビットの
階調データ信号をフレーム毎の点灯パターンを示したN
ビットのパターンデータに変換する階調データ変換回路
を有し、N−1個の連続するフレームを1表示期間とし
て、前記N−1個のフレームの内少なくとも1フレーム
において、前記走査電極駆動装置の出力の1選択期間内
で前記信号電極駆動装置の出力のみを切り替えて、1選
択期間中に異なる2ビットの前記パターンデータを出力
することを特徴とする液晶表示装置を用いる。
めに、N(N≧3)ビットの階調データに対応して所定
のフレーム数を1表示期間としてフレーム毎に所定のド
ットの点灯と非点灯を制御するフレーム変調方式によっ
て階調表示を行う液晶表示装置において、複数の走査電
極と複数の信号電極を対向させて液晶を狭持する液晶表
示素子と、前記複数の信号電極を駆動する信号電極駆動
装置と、前記複数の走査電極を駆動する走査電極駆動装
置と、前記信号電極駆動装置と前記走査電極駆動装置を
制御する信号を発生するタイミング信号発生回路と、前
記走査電極駆動装置と前記信号電極駆動装置の出力する
周期を個々に制御するための水平タイミング信号発生回
路と、前記水平タイミング信号発生回路で作成される前
記信号電極駆動装置を制御する水平タイミング信号に基
づいてN−1種類のフレーム信号を発生し、またフレー
ム数を示すフレームカウント信号を発生するフレームカ
ウント回路と、前記フレームカウント信号と前記信号電
極駆動装置を制御する水平タイミング信号に基づいて、
外部より入力される1画素につきN(N≧3)ビットの
階調データ信号をフレーム毎の点灯パターンを示したN
ビットのパターンデータに変換する階調データ変換回路
を有し、N−1個の連続するフレームを1表示期間とし
て、前記N−1個のフレームの内少なくとも1フレーム
において、前記走査電極駆動装置の出力の1選択期間内
で前記信号電極駆動装置の出力のみを切り替えて、1選
択期間中に異なる2ビットの前記パターンデータを出力
することを特徴とする液晶表示装置を用いる。
【0009】また、上記の目的を達成するために、前記
階調データ変換回路はN個の連続するフレームを1表示
期間として、前記フレーム毎の点灯パターンを示したN
ビットのパターンデータと前記N個のフレームをそれぞ
れ1対1で組み合わて、所定のドットの前記階調データ
に応じた点灯、非点灯を制御できるように変換する機能
を有して、N−1個のフレームを1表示期間として、前
記信号電極駆動装置に、前記N−1個のフレームのうち
N−2個のフレームでは前記階調データ変換回路で変換
した各フレームに対応したパターンデータを、残りの1
フレームでは1選択期間内に残りの2ビットのパターン
データを転送することを特徴とする請求項1記載の液晶
表示装置を用いる。
階調データ変換回路はN個の連続するフレームを1表示
期間として、前記フレーム毎の点灯パターンを示したN
ビットのパターンデータと前記N個のフレームをそれぞ
れ1対1で組み合わて、所定のドットの前記階調データ
に応じた点灯、非点灯を制御できるように変換する機能
を有して、N−1個のフレームを1表示期間として、前
記信号電極駆動装置に、前記N−1個のフレームのうち
N−2個のフレームでは前記階調データ変換回路で変換
した各フレームに対応したパターンデータを、残りの1
フレームでは1選択期間内に残りの2ビットのパターン
データを転送することを特徴とする請求項1記載の液晶
表示装置を用いる。
【0010】(作用)本発明の液晶表示装置はNビット
の階調データに対して、N−1個のフレームを1表示期
間とする。N−1個のフレームのうち1個のフレームで
は、走査電極駆動装置の1選択期間内で信号電極駆動装
置が異なったパターンデータの表示に切り替わる。これ
により、N−1個のフレームの内でいずれか一つを点灯
する場合に、1表示期間で注目すると、それぞれの点灯
期間が異なることになる。つまり、N個のフレームのい
ずれか1つのフレームを点灯することで、N個の中間階
調の表示が可能になる。さらにN個のフレーム中の複数
の点灯の組み合わせを入れると、全部で2のN乗個の点
灯・非点灯の組み合わせがある。同様にそれぞれの組み
合わせにおいて1表示期間に注目するとそれぞれの合計
点灯期間はそれぞれ異なる。従って、2のN乗個の中間
階調を表示可能になる。つまり、Nビットの階調データ
に対して2のN乗個の階調表示が可能となる。
の階調データに対して、N−1個のフレームを1表示期
間とする。N−1個のフレームのうち1個のフレームで
は、走査電極駆動装置の1選択期間内で信号電極駆動装
置が異なったパターンデータの表示に切り替わる。これ
により、N−1個のフレームの内でいずれか一つを点灯
する場合に、1表示期間で注目すると、それぞれの点灯
期間が異なることになる。つまり、N個のフレームのい
ずれか1つのフレームを点灯することで、N個の中間階
調の表示が可能になる。さらにN個のフレーム中の複数
の点灯の組み合わせを入れると、全部で2のN乗個の点
灯・非点灯の組み合わせがある。同様にそれぞれの組み
合わせにおいて1表示期間に注目するとそれぞれの合計
点灯期間はそれぞれ異なる。従って、2のN乗個の中間
階調を表示可能になる。つまり、Nビットの階調データ
に対して2のN乗個の階調表示が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を使用して本発明の液
晶表示装置を利用した最適な実施形態を説明する。
晶表示装置を利用した最適な実施形態を説明する。
【0012】図1は実施形態を説明するためのブロック
図である。ただし本実施の形態では4ビットの階調デー
タで表現可能な16階調表示の場合について説明を行う
こととする。
図である。ただし本実施の形態では4ビットの階調デー
タで表現可能な16階調表示の場合について説明を行う
こととする。
【0013】図1のタイミング信号発生回路1では入力
されたクロックと、フレームカウント回路2で発生され
るフレームカウント信号と、水平タイミング信号発生回
路4で発生される信号側水平タイミング信号を基にし
て、本液晶駆動装置を駆動するためのタイミング信号で
ある極性信号、ドット信号、休止信号をそれぞれ作成
し、走査電極駆動装置5、信号電極駆動装置6にそれぞ
れ入力されて、走査電極駆動装置5、信号電極駆動装置
6の出力を制御することにより液晶パネル7を表示す
る。
されたクロックと、フレームカウント回路2で発生され
るフレームカウント信号と、水平タイミング信号発生回
路4で発生される信号側水平タイミング信号を基にし
て、本液晶駆動装置を駆動するためのタイミング信号で
ある極性信号、ドット信号、休止信号をそれぞれ作成
し、走査電極駆動装置5、信号電極駆動装置6にそれぞ
れ入力されて、走査電極駆動装置5、信号電極駆動装置
6の出力を制御することにより液晶パネル7を表示す
る。
【0014】フレームカウント回路2は、水平タイミン
グ信号発生回路4で発生される走査側水平タイミング信
号をカウントして作成したフレーム信号と、3フレーム
を1表示期間とした内の何フレーム目かをカウントする
フレームカウント信号を生成する。
グ信号発生回路4で発生される走査側水平タイミング信
号をカウントして作成したフレーム信号と、3フレーム
を1表示期間とした内の何フレーム目かをカウントする
フレームカウント信号を生成する。
【0015】フレームカウント信号はタイミング信号発
生回路1に入力されていて、タイミング信号発生回路1
では、フレームカウント信号に基づき、タイミング信
号、特にドット信号を制御されている。
生回路1に入力されていて、タイミング信号発生回路1
では、フレームカウント信号に基づき、タイミング信
号、特にドット信号を制御されている。
【0016】階調データ変換回路3にはドット信号とフ
レームカウント信号と信号側水平タイミング信号が入力
されていて、4ビットの階調データを点灯パターンを示
したパターンデータに変換し、フレームカウント信号に
対応したパターンデータをドット信号に同期して、信号
電極駆動装置6に転送する。
レームカウント信号と信号側水平タイミング信号が入力
されていて、4ビットの階調データを点灯パターンを示
したパターンデータに変換し、フレームカウント信号に
対応したパターンデータをドット信号に同期して、信号
電極駆動装置6に転送する。
【0017】水平タイミング信号発生回路4はクロック
とフレームカウント信号が入力されており、クロックと
フレームカウント信号に基づいて走査側水平タイミング
信号と信号側水平タイミング信号を発生して、走査電極
駆動装置5、信号電極駆動装置6にそれぞれ入力されて
いる。
とフレームカウント信号が入力されており、クロックと
フレームカウント信号に基づいて走査側水平タイミング
信号と信号側水平タイミング信号を発生して、走査電極
駆動装置5、信号電極駆動装置6にそれぞれ入力されて
いる。
【0018】図2は実施形態を説明するための波形図を
示している。
示している。
【0019】フレーム信号は走査側水平タイミング信号
に同期して、順次走査電極を選択するための選択信号で
ある。最後走査電極が選択されると繰り返して走査電極
1から順次選択するような信号が発生し続けられる。
に同期して、順次走査電極を選択するための選択信号で
ある。最後走査電極が選択されると繰り返して走査電極
1から順次選択するような信号が発生し続けられる。
【0020】フレームカウント信号は、フレーム信号が
出力されるより1クロック早い走査側水平タイミング信
号で切り替わり、第1フレーム、第2フレーム、第3フ
レームと3つの状態のフレームを順番にしめしていく。
出力されるより1クロック早い走査側水平タイミング信
号で切り替わり、第1フレーム、第2フレーム、第3フ
レームと3つの状態のフレームを順番にしめしていく。
【0021】ここで、各フレームの周期をそれぞれ第1
フレームの周期をt1、第2フレームの周期をt2,第
3フレームの周期をt3とおくと、t1、t2、t3の
各フレーム周期の関係はt3>t1>t2の関係となっ
ている。
フレームの周期をt1、第2フレームの周期をt2,第
3フレームの周期をt3とおくと、t1、t2、t3の
各フレーム周期の関係はt3>t1>t2の関係となっ
ている。
【0022】走査側水平タイミング信号は第1フレーム
ではT1、第2フレームではT2、第3フレームではT
3の周期で出力されている。ここでフレーム周期と各走
査側水平タイミング信号との関係は、基本的には各フレ
ーム周期を走査電極数で割ったものが走査側水平タイミ
ング信号の周期になっているものとする。
ではT1、第2フレームではT2、第3フレームではT
3の周期で出力されている。ここでフレーム周期と各走
査側水平タイミング信号との関係は、基本的には各フレ
ーム周期を走査電極数で割ったものが走査側水平タイミ
ング信号の周期になっているものとする。
【0023】信号側水平タイミング信号は第1フレーム
ではT1、第2フレームではT2の周期で走査側水平タ
イミング信号と同じ信号となっている。第3フレームで
は走査側水平タイミング信号とは異なっていて、T4の
周期とT5の周期が交互に出力されている。ここで、第
3フレームの走査側水平タイミング信号の周期T3と信
号側水平タイミング信号の周期T4、T5の関係はT3
=T4+T5となっていて、かつT3とT5のクロック
は全く同じタイミングで出力されている信号となってい
る。
ではT1、第2フレームではT2の周期で走査側水平タ
イミング信号と同じ信号となっている。第3フレームで
は走査側水平タイミング信号とは異なっていて、T4の
周期とT5の周期が交互に出力されている。ここで、第
3フレームの走査側水平タイミング信号の周期T3と信
号側水平タイミング信号の周期T4、T5の関係はT3
=T4+T5となっていて、かつT3とT5のクロック
は全く同じタイミングで出力されている信号となってい
る。
【0024】走査電極駆動装置と信号電極駆動装置の各
出力は第1フレーム、第2フレームでは通常の駆動と同
様に、走査側水平タイミング信号と信号側水平タイミン
グ信号が同じであるから、同じタイミングで切り替わ
る。
出力は第1フレーム、第2フレームでは通常の駆動と同
様に、走査側水平タイミング信号と信号側水平タイミン
グ信号が同じであるから、同じタイミングで切り替わ
る。
【0025】第3フレームにおいて、走査電極駆動装置
の出力は、走査側水平タイミング信号に同期して、T3
毎に切り替わっていく。また、信号電極駆動装置の出力
はまず最初のT4で1ビットのパターンデータを表示し
た後、走査電極駆動装置の出力はそのままで、残りのT
5で異なった1ビットのパターンデータを表示してい
く。
の出力は、走査側水平タイミング信号に同期して、T3
毎に切り替わっていく。また、信号電極駆動装置の出力
はまず最初のT4で1ビットのパターンデータを表示し
た後、走査電極駆動装置の出力はそのままで、残りのT
5で異なった1ビットのパターンデータを表示してい
く。
【0026】そのため、第3フレームでは、T4の期間
の内にT5に表示するパターンデータを信号電極駆動装
置に転送しておくことになる。
の内にT5に表示するパターンデータを信号電極駆動装
置に転送しておくことになる。
【0027】以上のように、走査側水平タイミング信号
と信号側水平タイミング信号をフレーム毎に別々に制御
することによって、1表示期間が3フレームで16階調
表示が可能となる。
と信号側水平タイミング信号をフレーム毎に別々に制御
することによって、1表示期間が3フレームで16階調
表示が可能となる。
【0028】発明者の実験によるとT1=1とした場
合、T2=0.9、T3=1.25、T4=0.75、
T5=0.5の時が最も良好な16階調表示が可能であ
った。しかし、使用する液晶パネル7の液晶濃度と実効
電圧との関係により、各定数を調整することで使用する
液晶パネル7に対して良好な表示が可能となる。
合、T2=0.9、T3=1.25、T4=0.75、
T5=0.5の時が最も良好な16階調表示が可能であ
った。しかし、使用する液晶パネル7の液晶濃度と実効
電圧との関係により、各定数を調整することで使用する
液晶パネル7に対して良好な表示が可能となる。
【0029】再び、図1に戻って、階調データ変換回路
3の変換動作に関して説明する。本実施の形態では、T
1=1、T2=0.9、T3=1.25、T4=0.7
5、T5=0.5とそれぞれ異なる周期を持つ3つのフ
レームを1表示期間として説明を行うこととする。
3の変換動作に関して説明する。本実施の形態では、T
1=1、T2=0.9、T3=1.25、T4=0.7
5、T5=0.5とそれぞれ異なる周期を持つ3つのフ
レームを1表示期間として説明を行うこととする。
【0030】この1表示期間内の各フレームで点灯・非
点灯を制御することにより点灯時間と非点灯時間の比を
可変する事ができる。例えば、第3フレームのT5の期
間を点灯して第1〜2フレーム、第3フレームのT4を
非点灯にすると、点灯時間は0.5/3.15=0.1
6となる。全フレーム、全期間で点灯すると3.15/
3.15=1、全フレーム、全周期で非点灯であると0
/3.15=0となるので、第3フレームのT5のみ点
灯した場合の0.16は中間に位置し、中間表示が可能
である事がわかる。
点灯を制御することにより点灯時間と非点灯時間の比を
可変する事ができる。例えば、第3フレームのT5の期
間を点灯して第1〜2フレーム、第3フレームのT4を
非点灯にすると、点灯時間は0.5/3.15=0.1
6となる。全フレーム、全期間で点灯すると3.15/
3.15=1、全フレーム、全周期で非点灯であると0
/3.15=0となるので、第3フレームのT5のみ点
灯した場合の0.16は中間に位置し、中間表示が可能
である事がわかる。
【0031】さらに各フレーム、各周期の点灯と非点灯
の組み合わせを考えると本実施形態の3フレームの場合
は、2の4乗=16通りの組み合わせが可能である。以
下の表1に全ての組み合わせの点灯時間と非点灯時間と
比を示す。表1において、階調レベルは入力される4ビ
ット階調データの階調レベルを示し、各フレーム、各周
期の1と0は点灯と非点灯を示す。また点灯期間は各フ
レーム、各周期を点灯した分だけ加算した値で、点灯期
間の比率は1表示期間における点灯時間の比率である。
の組み合わせを考えると本実施形態の3フレームの場合
は、2の4乗=16通りの組み合わせが可能である。以
下の表1に全ての組み合わせの点灯時間と非点灯時間と
比を示す。表1において、階調レベルは入力される4ビ
ット階調データの階調レベルを示し、各フレーム、各周
期の1と0は点灯と非点灯を示す。また点灯期間は各フ
レーム、各周期を点灯した分だけ加算した値で、点灯期
間の比率は1表示期間における点灯時間の比率である。
【表1】
【0032】表1に示すように、各フレームのすべての
組み合わせにおいて、点灯時間はそれぞれ異なる時間に
なっている事がわかる。したがって、16通りの点灯時
間が設定されていることになる。次に、点灯時間の比率
について説明する。液晶表示装置の場合は、液晶に印加
する単位時間あたりの実効電圧を可変すると濃淡が変化
する。いま、印加する駆動波形は方形波であるので実効
電圧=平均電圧と考えることが出来る。したがって表1
の点灯時間の比率は、以下の式1で計算された1表示期
間における比率であるので、この値が液晶の濃淡を表す
実効値の比率と考えることができる。 点灯時間の比率 = 点灯時間 / 1表示期間 (式1)
組み合わせにおいて、点灯時間はそれぞれ異なる時間に
なっている事がわかる。したがって、16通りの点灯時
間が設定されていることになる。次に、点灯時間の比率
について説明する。液晶表示装置の場合は、液晶に印加
する単位時間あたりの実効電圧を可変すると濃淡が変化
する。いま、印加する駆動波形は方形波であるので実効
電圧=平均電圧と考えることが出来る。したがって表1
の点灯時間の比率は、以下の式1で計算された1表示期
間における比率であるので、この値が液晶の濃淡を表す
実効値の比率と考えることができる。 点灯時間の比率 = 点灯時間 / 1表示期間 (式1)
【0033】点灯時間の比率は階調1から階調16まで
順に0、0.16、0.24・・・1と順番に比率が高
くなっている。したがって、液晶の濃度で考えると0が
白で1が黒とするとその中間では階調2〜15までの1
4通りの中間階調が表現できていることになる。
順に0、0.16、0.24・・・1と順番に比率が高
くなっている。したがって、液晶の濃度で考えると0が
白で1が黒とするとその中間では階調2〜15までの1
4通りの中間階調が表現できていることになる。
【0034】以上のように、階調データ変換回路3は入
力された階調データをフレームカウント信号、信号側水
平タイミング信号の状態により、表1示したパターンデ
ータに変換して、信号電極駆動装置6にドット信号に同
期して転送することで、階調表示が可能となる。
力された階調データをフレームカウント信号、信号側水
平タイミング信号の状態により、表1示したパターンデ
ータに変換して、信号電極駆動装置6にドット信号に同
期して転送することで、階調表示が可能となる。
【0035】図3は実施形態を説明するための波形図
で、今まで説明したものをまとめたものである。図3は
4行×4列のマトリクスの液晶表示装置に16階調を行
う場合の波形図である。1行目Y1と1列目X1の交点
の画素には階調1を表示し、2行目Y2と1列目X1の
画素には階調2を表示し、以下、順に列方向に階調が増
加して16階調まで表示している。
で、今まで説明したものをまとめたものである。図3は
4行×4列のマトリクスの液晶表示装置に16階調を行
う場合の波形図である。1行目Y1と1列目X1の交点
の画素には階調1を表示し、2行目Y2と1列目X1の
画素には階調2を表示し、以下、順に列方向に階調が増
加して16階調まで表示している。
【0036】図3の波形図は、走査電極Y1〜Y4に印
加する波形と信号電極X1〜X4に印加する波形を示し
ている。図中のVYは走査電極に印加する選択電圧で走
査電極上の画素を点灯非点灯の書き込み可能な状態にす
る電圧である。VX、−VXは信号電極に印加する書き
込み電圧で−VXは点灯、VXは非点灯の書き込み電圧
である。走査電極に印加する波形Y1〜Y4は、各フレ
ームにおいて、Y1から順に選択電圧VYを逐次選択す
る。信号電極に印加する波形X1〜X4は、表1に示し
た方法を用いて、階調に応じて点灯電圧−VXと非点灯
電圧VXを選択することで、16階調表示が可能にな
る。
加する波形と信号電極X1〜X4に印加する波形を示し
ている。図中のVYは走査電極に印加する選択電圧で走
査電極上の画素を点灯非点灯の書き込み可能な状態にす
る電圧である。VX、−VXは信号電極に印加する書き
込み電圧で−VXは点灯、VXは非点灯の書き込み電圧
である。走査電極に印加する波形Y1〜Y4は、各フレ
ームにおいて、Y1から順に選択電圧VYを逐次選択す
る。信号電極に印加する波形X1〜X4は、表1に示し
た方法を用いて、階調に応じて点灯電圧−VXと非点灯
電圧VXを選択することで、16階調表示が可能にな
る。
【0037】本実施の形態では4ビットの階調データで
表現可能な16階調を表示する場合について説明を行っ
たが、5ビットの階調データで表現可能な32階調表示
においても、4つのフレーム毎にをそれぞれ適切な周期
になるように設定して、表1の要領で階調データを変換
し、パターンデータを信号電極駆動装置に転送し表示す
ることにより、32階調表示が可能になる。つまり、本
発明によれば、Nビットの階調データで表現可能な階調
は、連続するN−1個のフレームの点灯非点灯の組み合
わせにより表現できる。
表現可能な16階調を表示する場合について説明を行っ
たが、5ビットの階調データで表現可能な32階調表示
においても、4つのフレーム毎にをそれぞれ適切な周期
になるように設定して、表1の要領で階調データを変換
し、パターンデータを信号電極駆動装置に転送し表示す
ることにより、32階調表示が可能になる。つまり、本
発明によれば、Nビットの階調データで表現可能な階調
は、連続するN−1個のフレームの点灯非点灯の組み合
わせにより表現できる。
【0038】ここで、本発明はNビットの階調データを
N−1フレームで表現できるところが大きな利点であ
る。たとえば、従来技術では、8階調を表現するのに7
フレームを必要とする。このときの階調1は7フレーム
中1フレームのみの点灯であるので、フリッカをのぞこ
うとすると、1フレームの周波数は人間の目がフリッカ
を感じなくなる30Hzの7倍の周波数を必要とし、2
10Hzが必要となる。ところが、本実施の形態では、
1フレームの周波数は94.5Hzとなる。つまり、従
来よりも遅いフレーム周波数にもかかわらず従来の8階
調の倍の16階調を表示していることになる。フレーム
変調方式の欠点は階調が増えることにより周波数が高く
なることであったが、本発明では周波数の増加を極端に
抑えることが出来る。したがって、データ転送速度が遅
くて済み、液晶の駆動周波数も遅くて済むのでで低消費
電力化が可能となる。
N−1フレームで表現できるところが大きな利点であ
る。たとえば、従来技術では、8階調を表現するのに7
フレームを必要とする。このときの階調1は7フレーム
中1フレームのみの点灯であるので、フリッカをのぞこ
うとすると、1フレームの周波数は人間の目がフリッカ
を感じなくなる30Hzの7倍の周波数を必要とし、2
10Hzが必要となる。ところが、本実施の形態では、
1フレームの周波数は94.5Hzとなる。つまり、従
来よりも遅いフレーム周波数にもかかわらず従来の8階
調の倍の16階調を表示していることになる。フレーム
変調方式の欠点は階調が増えることにより周波数が高く
なることであったが、本発明では周波数の増加を極端に
抑えることが出来る。したがって、データ転送速度が遅
くて済み、液晶の駆動周波数も遅くて済むのでで低消費
電力化が可能となる。
【0039】次に、液晶の充放電電力とクロストークに
ついてパルス幅変調方式と比較して考える。一般に表示
する画像は同一階調がある一定の画素で連続する場合が
ほとんどである。たとえば、中間階調である階調8が全
画面で表示されている場合について考えると、従来のパ
ルス幅変調方式では、ドット毎にパルス幅を可変するた
めに、信号電極の液晶駆動は1走査期間毎に出力電圧が
切り替わり、液晶の充放電が行われる。したがって、2
40行の場合には1フレーム中に240回の充放電が行
われる。この回数を減らすために液晶の直流印加を防止
するための交流化駆動を1走査電極毎に行う方法がある
がそれでも120回の充放電が行われる。一方、本発明
の階調表示方式では、信号の切り替え数が極端にへるた
め、信号電極の充放電をパルス幅変調に比べて極端に減
らすことが出来る。つまり、低消費電力化が可能とな
る。また、クロストークに関しても同様に、クロストー
クの原因となる走査電極への容量カップルによるひげも
極端に軽減でき、クロストークを軽減できる。
ついてパルス幅変調方式と比較して考える。一般に表示
する画像は同一階調がある一定の画素で連続する場合が
ほとんどである。たとえば、中間階調である階調8が全
画面で表示されている場合について考えると、従来のパ
ルス幅変調方式では、ドット毎にパルス幅を可変するた
めに、信号電極の液晶駆動は1走査期間毎に出力電圧が
切り替わり、液晶の充放電が行われる。したがって、2
40行の場合には1フレーム中に240回の充放電が行
われる。この回数を減らすために液晶の直流印加を防止
するための交流化駆動を1走査電極毎に行う方法がある
がそれでも120回の充放電が行われる。一方、本発明
の階調表示方式では、信号の切り替え数が極端にへるた
め、信号電極の充放電をパルス幅変調に比べて極端に減
らすことが出来る。つまり、低消費電力化が可能とな
る。また、クロストークに関しても同様に、クロストー
クの原因となる走査電極への容量カップルによるひげも
極端に軽減でき、クロストークを軽減できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、低いフ
レーム周波数で多階調表示が可能なため従来のフレーム
変調方式に見られるようなフリッカ成分を極端に軽減で
き、中間階調表示においても基本的には、1フレームを
除いてフレーム単位で点灯非点灯を切り替えるので液晶
の充放電が少なく、信号の切替回数も少ないのでパルス
幅変調方式に比べて低消費電力でクロストークのない多
階調表示が可能な液晶表示装置を実現できる。
レーム周波数で多階調表示が可能なため従来のフレーム
変調方式に見られるようなフリッカ成分を極端に軽減で
き、中間階調表示においても基本的には、1フレームを
除いてフレーム単位で点灯非点灯を切り替えるので液晶
の充放電が少なく、信号の切替回数も少ないのでパルス
幅変調方式に比べて低消費電力でクロストークのない多
階調表示が可能な液晶表示装置を実現できる。
【図1】本発明の実施形態を実現するブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施形態における走査電極の駆動波形
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図3】本発明の実施形態における駆動波形を示す波形
図である。
図である。
【図4】本発明の従来技術を説明するため表である。
1 タイミング信号発生回路 2 フレームカウント回路 3 階調データ変換回路 4 水平タイミング発生回路 5 走査電極駆動装置 6 信号電極駆動装置 7 液晶パネル T1〜5 周期 Y1〜4 走査電極 X1〜4 信号電極 VY 走査電極選択電圧 VX 信号電極点灯電圧 −VX 信号電極非点灯電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA51 ND10 ND15 ND39 5C006 AA14 AC02 AF44 AF71 BB11 BC16 BF22 FA23 FA47 FA56 GA02 GA03 5C080 AA10 BB05 DD06 DD26 EE29 JJ02 JJ04
Claims (2)
- 【請求項1】 N(N≧3)ビットの階調データに対応
して所定のフレーム数を1表示期間としてフレーム毎に
所定のドットの点灯と非点灯を制御するフレーム変調方
式によって階調表示を行う液晶表示装置において、複数
の走査電極と複数の信号電極を対向させて液晶を狭持す
る液晶表示素子と、前記複数の信号電極を駆動する信号
電極駆動装置と、前記複数の走査電極を駆動する走査電
極駆動装置と、前記信号電極駆動装置と前記走査電極駆
動装置を制御する信号を発生するタイミング信号発生回
路と、前記走査電極駆動装置と前記信号電極駆動装置の
出力する周期を個々に制御するための水平タイミング信
号発生回路と、前記水平タイミング信号発生回路で作成
される前記信号電極駆動装置を制御する水平タイミング
信号に基づいてN−1種類のフレーム信号を発生し、ま
たフレーム数を示すフレームカウント信号を発生するフ
レームカウント回路と、前記フレームカウント信号と前
記信号電極駆動装置を制御する水平タイミング信号に基
づいて、外部より入力される1画素につきN(N≧3)
ビットの階調データ信号をフレーム毎の点灯パターンを
示したNビットのパターンデータに変換する階調データ
変換回路を有し、N−1個の連続するフレームを1表示
期間として、前記N−1個のフレームの内少なくとも1
フレームにおいて、前記走査電極駆動装置の出力の1選
択期間内で前記信号電極駆動装置の出力のみを切り替え
て、1選択期間中に異なる2ビットの前記パターンデー
タを出力することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記階調データ変換回路はN個の連続す
るフレームを1表示期間として、前記フレーム毎の点灯
パターンを示したNビットのパターンデータと前記N個
のフレームをそれぞれ1対1で組み合わて、所定のドッ
トの前記階調データに応じた点灯、非点灯を制御できる
ように変換する機能を有して、N−1個のフレームを1
表示期間として、前記信号電極駆動装置に、前記N−1
個のフレームのうちN−2個のフレームでは前記階調デ
ータ変換回路で変換した各フレームに対応したパターン
データを、残りの1フレームでは1選択期間内に残りの
2ビットのパターンデータを転送することを特徴とする
請求項1記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001169A JP2001195039A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001169A JP2001195039A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001195039A true JP2001195039A (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=18530422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000001169A Pending JP2001195039A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001195039A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100451899B1 (ko) * | 2002-06-12 | 2004-10-08 | 주식회사 엘리아테크 | 유기 이엘 디스플레이를 위한 전류 증폭 구동 장치 |
US7522137B2 (en) | 2003-09-29 | 2009-04-21 | Samsung Mobile Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device and method of field sequential driving mode |
EP2716483A1 (en) | 2012-10-02 | 2014-04-09 | Yachiyo Industry Co., Ltd. | Grill shutter |
-
2000
- 2000-01-07 JP JP2000001169A patent/JP2001195039A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100451899B1 (ko) * | 2002-06-12 | 2004-10-08 | 주식회사 엘리아테크 | 유기 이엘 디스플레이를 위한 전류 증폭 구동 장치 |
US7522137B2 (en) | 2003-09-29 | 2009-04-21 | Samsung Mobile Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device and method of field sequential driving mode |
EP2716483A1 (en) | 2012-10-02 | 2014-04-09 | Yachiyo Industry Co., Ltd. | Grill shutter |
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