JP2000098957A - 階調表示用制御方法および制御回路 - Google Patents

階調表示用制御方法および制御回路

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JP2000098957A JP10266806A JP26680698A JP2000098957A JP 2000098957 A JP2000098957 A JP 2000098957A JP 10266806 A JP10266806 A JP 10266806A JP 26680698 A JP26680698 A JP 26680698A JP 2000098957 A JP2000098957 A JP 2000098957A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階調表示におけるフリッカを低減する。 【解決手段】 クロック発生器14からは、画像表示の
1フレーム期間を階調数で分割した周期でクロック信号
を発生する。フレームカウンタ11はクロック信号を計
数する。画素に対して表示する階調を表す階調データ
は、階調データラッチ12に記憶される。比較器13
は、フレームカウンタ11の計数値を、最上位ビットか
ら最下位ビットまでを、順に最下位ビットから最上位ビ
ットまでに入れ換えて、Aデータに入力し、階調データ
ラッチ12の記憶値が入力されるBデータと比較する。
比較器13がA<Bと判断するきに表示が行われる。フ
レームカウンタ11の計数値でクロック信号の入力毎に
データが変化する最下位ビットがAデータの最上位ビッ
トA1に入力されるのでA<Bの条件が変化する回数が
大きくなり、時間軸方向に表示または非表示がかたまら
ず、平均的に分散してフリッカを低減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置などの画
素を階調データに応じて見かけの輝度を換えるための階
調表示用制御方法および制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば特開平1−2676
97や特開平2−1812などで開示されているよう
に、液晶表示装置では多階調表示が行われている。特開
平1−267697では、諸定数のフレームを1表示単
位とするとともに、表示単位中で表示するフレームの数
を階調に対応させている。特開平2−1812では、パ
ルス幅変調(PWM)方式で階調表示を行う。PWM方
式も、所定の時間内で、階調に応じて表示する時間の割
合を変化させることに関しては、1つの表示単位毎に階
調に対応した数のフレームを表示することと実質的に同
等である。
【0003】図6は、1表示期間中表示するフレーム数
を、階調データに応じて変化させるための概略的な構成
を示す。フレームカウンタ1は1表示期間を階調数で分
割したタイミングで発生されるクロック信号を計数す
る。階調データラッチ2は、1つの画素で表示すべき階
調を表すデータを記憶する。比較器3は、フレームカウ
ンタ1の計数値と階調データラッチ2の記憶値とを、そ
れぞれデジタルデータとして比較する。4ビットで表さ
れる16階調の場合を例として説明すると、フレームカ
ウンタ1の計数値は、最上位ビット(MSB)23から
最下位ビット(LSB)20までを、比較器のA1〜A
4の入力にそれぞれ与える。階調データラッチ2の記憶
値は、最上位ビット23から最下位ビット20までを、比
較器3のB1〜B4の入力にそれぞれ与える。比較器3
では、A<Bの条件が満たされるときに、表示を行う出
力を導出する。
【0004】図7は、階調データB=9のときに、フレ
ームカウンタ1の計数値に合わせて、表示される波形を
示す。フレームカウンタの計数値nが8以下のときに
は、たとえば発光ダイオード(以下「LED)と略称す
る)などの表示器が点灯するON状態となる。計数値n
がBの値以上になると、LEDは消灯するOFF状態と
なる。階調数が16であれば、nが0〜15までを1期
間として繰返し、そのうちのn=0から8までの期間が
ON状態であるので、9/16の割合で表示が行われ
る。
【0005】特開平9−90906には、1輝度変調フ
レーム周期における階調制御クロック数は、同一または
ほぼ同一として、階調に応じてクロックの周期を輝度変
調フレーム周期の前期と後期とで変化させる先行技術が
開示されている。図7では、階調表示の1期間を階調数
で分割するクロック信号は同一の周期で与えられるけれ
ども、この先行技術ではクロックの周期を調整して、階
調データを変えることなく、周囲の明るさなどに対応し
てLED表示の輝度の明るさを調整している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような階調
表示の考え方では点灯と消灯とが交互に繰返され、しか
もその繰返しの割合は表示の単位期間内で1回ずつであ
り、階調に応じて相対的な割合が変化する。特開平2−
1812のようなPWM方式でも、表示と非表示との交
互の繰返し周期は1表示単位期間であり、表示と非表示
との相対的な時間的割合が階調に応じて変化する点では
同一である。このような階調表示では、時間軸方向に点
灯と非点灯とがかたまり、階調データが階調数の半分程
度であるときに、1表示単位期間の半分で表示し、半分
で非表示となる。すなわち、相対的に長い期間連続して
表示し、長い期間連続して非表示となるので、フリッカ
と呼ばれるちらつきが目立ち、画面が見づらくなるとい
う問題が生じる。表示の単位とする期間を短くして、一
定時間内に多くの画像を表示するようにすれば、フリッ
カは目立ちにくくなるけれども、単位時間内に多くの画
像データを転送するために高速なデータ転送が必要とな
ってしまう。
【0007】特開平9−90906の先行技術のよう
に、クロックを変化させて、輝度の調整を行ってもフリ
ッカの改善が困難である一方、クロックの周期を変化さ
せるための構成が必要となる。
【0008】本発明の目的は、簡単な構成で、フリッカ
を低減することができる階調表示用制御方法およひ制御
回路を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、画素を表示す
る時間的割合を、階調データに応じて変化させる階調表
示用制御方法において、画像表示のフレーム期間を、階
調数で分割し、各画素を表示する階調データが、2以上
で、かつ最大値よりも2以上小さい値であるとき、フレ
ーム期間内で表示と非表示とを複数回繰返すように制御
することを特徴とする階調表示用制御方法である。
【0010】本発明に従えば、フレーム期間を階調デー
タの階調数で分割し、階調データが2以上で、かつ階調
データの最大値よりも2以上小さい数であるときに、フ
レーム期間内で表示と非表示とを複数回繰返すように制
御する。1フレーム周期内でも複数回の表示と非表示と
の繰返しが行われるので、フリッカを低減させることが
できる。
【0011】また本発明は、前記フレーム期間の階調数
での分割時点を表すクロック信号を計数し、計数値を、
階調数を2進数で表すビット数と同数のビット数を用い
る2進数で表現し、計数値の2進数表現を、最上位ビッ
トと他のビットとを入れ換えて表現し、計数値の入れ換
え表現と階調データとを比較して、計数値の入れ換え表
現値が階調データよりも小さい条件で画素を表示し、他
の条件で画素を非表示にするように制御することを特徴
とする。
【0012】本発明に従えば、階調数でフレーム期間を
分割する時点を示すクロック信号を計数した2進数の最
上位ビットを他のビットと入れ換えて表現し、階調デー
タと比較して小さくなる条件で表示を行い、他の条件で
表示を行わないので、全体としては階調データに応じた
表示を行うことができる。階調データと比較する最上位
ビットが計数値の下位のビットのデータとなるので、階
調データと比較する入れ換えた計数値は変化が大きく、
1フレーム期間内で複数回の表示と非表示とを繰換えさ
せることができる。
【0013】また本発明は、前記計数値の2進数表現の
入れ換えは、元の最上位ビットから最下位ビットまでを
順に、最下位ビットから最上位ビットとなるように行う
ことを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、階調表示用のクロック信
号の計数値の最上位ビットから最下位ビットまでを、順
に、最下位ビットから最上位ビットまでに入れ換えて、
階調データと比較するので、入れ換えた計数値の変化を
最も大きくして、表示と非表示との切換え回数を最大限
にすることができる。
【0015】また本発明で前記各画素は、マトリクス状
に配置される発光ダイオードで表示されることを特徴と
する。
【0016】本発明に従えば、発光ダイオードをマトリ
クス状に配置して表示する際に、データの転送速度を高
速にしないでも時間軸による点灯のかたまりがなるの
で、フリッカを低減させることができる。
【0017】さらに本発明は、表示装置を階調表示させ
るための階調表示用制御装置であって、画像表示のフレ
ーム期間を、階調数で分割した周期でクロック信号を発
生するクロック発生回路と、クロック発生回路からの信
号を計数し、計数値を2進数で出力するカウンタと、カ
ウンタの計数値を、最上位ビットから最下位ビットまで
を順に入れ換えて入力し、2進数で表現される階調デー
タとビット毎に比較する比較器と、比較器からの出力に
応答して、ビットを入れ換えた計数値が階調データより
も小さい条件で表示を行い、他の条件では表示を行わな
いように制御する制御回路とを含むことを特徴とする階
調表示用制御装置である。
【0018】本発明に従えば、クロック発生器から画像
表示のフレーム期間を階調数で分割した周期でクロック
信号を発生させ、カウンタで計数する。カウンタの計数
値は最上位ビットと最下位ビットとを順に入れ換えて、
比較器で階調データと比較される。制御回路は、比較器
からの出力に応答して、ビットを入れ換えた計数値が階
調データよりも小さい条件で表示を行い、他の条件で表
示を行わないように制御する。ビットを入れ換えた計数
値は、クロック信号を1つ計数する毎に大きく値を変化
させ、比較器からの出力も変化する可能性が大きくな
る。時間軸方向に表示がかたまって行われるのを避け
て、表示でのフリッカを低減させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
しての階調表示用制御装置10の概略的な電気的構成を
示す。階調表示用制御装置10は、図6で示した従来か
らの構成と同様に、フレームカウンタ11、階調データ
ラッチ12および比較器13を備える。フレームカウン
タ11は、クロック発生器14から、1フレーム期間を
階調数で分割した周期で発生されるクロック信号を計数
する。16階調で表示する場合を想定すると、フレーム
カウンタ11は4ビットでクロック信号を計数する。階
調データラッチ12は、4ビットで表される階調データ
を記憶する。比較器13は、4ビットずつのデジタル値
A,Bを比較し、A<Bのときにドライバ15を制御し
てLED16が点灯するように制御する。
【0020】本実施形態では、フレームカウンタ11の
出力する計数値の最下位ビット20から最上位ビット23
までを、比較器13のA入力の最上位ビットA1〜最下
位ビットA4にそれぞれ入力する。階調データラッチ1
2の最上位ビット23〜最下位ビット20は、比較器13
のBデータの最上位ビットB1〜最下位ビットB4にそ
れぞれ入力する。すなわち、フレームカウンタ11の計
数値は、最上位ビットから最下位ビットまでを順に最下
位ビットから最上位ビットまでに入れ換えて比較器13
のAデータとして入力する。比較器のAデータとして入
力されるビットを入れ換えたフレームカウンタ11の計
数値n’は、元の計数値nに対して、次の表1に示すよ
うな関係を有する。
【0021】
【表1】
【0022】表1のn’の値がAの値として比較器13
は階調データBと比較するので図2に斜線を施して示す
期間にLED16が点灯するON状態となる。この期間
は、階調データである9よりn’が小さい区間であり、
図7と同等の時間的な割合で階調表示が行われる。全体
としての点灯区間の数は図7と同様に1フレーム期間中
9となって、全体としての点灯時間の割合9/16は同
一であることが分かる。しかしながら、時間軸方向に点
灯する期間は1箇所にかたまらず分散されるので、フリ
ッカを低減することができる。ただし、階調データが
0,1,14,15のとき、すなわち2未満、最大値よ
り1だけ小さい値、または最大値では、点灯期間を分散
する余地はないので、本発明を適用しても効果は生じな
い。
【0023】本実施形態では、フレームカウンタ11の
計数値の最上位ビットから最下位ビットまでを順に最下
位ビットから最上位ビットまでに入れ換えて比較器13
に入力しているけれども、いずれかの下位のビットを比
較器13のデータ入力の最上位ビットに入れ換えれば、
時間軸方向での点灯または非点灯の周期のかたまりを避
けることができる。点灯または非点灯の区間が、1フレ
ーム期間内でかたまらずに分散されると、平均化され、
フリッカを低減することができる。
【0024】図3は、本発明の他の形態としてのLED
表示装置20の概略的な電気的構成を示す。ドライバ部
21にはシフトレジスタ22、ラッチ群23、比較器群
24およびNPNトランジスタ群25を含む。シフトレ
ジスタ22は1画素当たり4ビットで表される階調デー
タを順次シフトしながら記憶する。ラッチ群23は、1
画素毎に図1に示すフレームカウンタ11を備える。比
較器24は、図1の比較器13をそれぞれ1画素毎に備
える。ドライバ部21には図1のフレームカウンタ11
およびクロック発生器14も備えられ、フレームカウン
タ11の出力は各比較器13に共通に与えられる。各比
較器13は、フレームカウンタ11の計数値のビットの
順番を入れ換えたA入力と、各階調データラッチ12で
階調データを表すB入力とを比較し、A<Bとなるとき
NPNトランジスタ群25内の各NPNトランジスタO
N状態に制御する。
【0025】NPNトランジスタ群25は、抵抗26を
介してLED27のカソード側に接続される。NPNト
ランジスタ群の中の1つのNPNトランジスタがON状
態となると、LEDが点灯する。抵抗26は、LED2
7に流れる電流を制限するための投入されている。LE
D27は、マトリクス状に配置され1つの表示パネルを
構成する。
【0026】以上の実施形態では、16階調の場合につ
いて説明しているけれども、同様に8ビットで256階
調を付けることもできる。従来、256階調をちらつき
なく表示するためには1秒間に30のフレームを表示
し、1フレーム内を256で分割するために次の第1式
で表されるフレーム周波数でクロック発生器14からク
ロック信号を発生する必要がある。
【0027】 フレーム周波数ffr=256階調×30回=7.68kHz …(1) 本発明を採用すると、次の第2式に示すフレーム周波数
まで低下させることができる。 フレーム周波数ffr=256階調×15回=3.84kHz …(2)
【0028】図4は、本発明の実施のさらに他の形態の
ドットマトリクスユニット30の概略的な構成を示す。
LEDマトリクス31は、16×16のドットマトリク
ス状にLEDが配置され、画像表示を行う。LEDマト
リクス31の16の列および行を駆動するために、16
出力のシフトレジスタおよびドライバ32,33がそれ
ぞれ設けられ、LEDマトリクス31の各LED側にそ
れぞれ接続される。LEDマトリクスを構成する各LE
Dのアノード側は、PNPドライバ34によって列毎に
駆動される。PNPドライバ34には、デコーダ35,
36によってアドレスライン37に与えられるA0〜A
3のアドレス信号がデコードされて与えられる。LED
マトリクス31のLEDのカドード側の各行を駆動する
シフトレジスタおよびドライバ32には階調データのR
DATAが与えられ、ラッチ信号LATCH、イネーブ
ル信号ENABLEで制御され、クロック信号CLOC
Kにしたがってシフト動作を行う。LEDマトリクス3
1の各LEDのカソードの列方向の駆動を行うシフトレ
ジスタおよびドライバ33には、駆動データGDATA
が与えられ、シフトレジスタおよびドライバ32と同様
に制御される。
【0029】図5は、図4に示すドットマトリクスユニ
ット30を複数個配列して、さらに大きな画素数で画像
表示を行う構成を示す。16×16ドットのドットマト
リクスユニット30を10ユニットシリーズ接続して2
56階調表示を行おうとするためには、従来の図7に示
すような考え方を適用すると、第3式に示すようなクロ
ック周波数fCLKが必要である。 fCLK = 16×16ドット×10ユニット×256階調×30回 = 19.66MHz …(3)
【0030】本発明では、次の第4式のようにクロック
周波数fCLKを低減することが可能となる。 fCLK = 16×16ドット×10ユニット×256階調×15回 = 9.83MHz …(4)
【0031】このように転送クロックの周波数を下げる
ことができると、複数のドットマトリクスユニット30
間を接続する行データライン39や列データライン40
などからの不要副射を抑えることが可能となる。これに
よって、VCCI対策も簡略化することができ、表示装
置のコストダウンが可能となる。
【0032】以上説明した各実施形態では、階調数を1
6階調や256階調としているけれども、他の階調数と
することも可能である。また、表示はLEDで発光表示
する場合について説明しているけれども、他の発光表示
として、たとえばエレクトロルミネセンス(EL)やプ
ラズマディスプレイパネル(PDP)、蛍光表示管など
でも同様の階調表示を行うことができる。さらに、液晶
表示装置(LCD)などでも本発明を適用して階調表示
を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、階調デー
タの階調数で画像表示のフレーム期間を分割した区間
が、時間軸方向でかたまるのを避けて、フリッカを低減
することができる。
【0034】また本発明によれば、フレーム期間の階調
数での分割時点を表すクロック信号の計数値の最上位ビ
ットを他のビットと入れ換えて階調データと比較するの
で、階調データと比較する入れ換えた計数値は時間軸方
向での変化が大きくなり、時間軸方向に表示期間あるい
は非表示期間がかたまるのを避けることができる。
【0035】また本発明によれば、計数値の最上位ビッ
トと最下位ビットとを順に入れ換えて階調データと比較
するので、クロック信号の計数毎に入れ換えた計数値の
変化が大きくなり、表示と非表示との切換の入れ換えの
可能性を高めることができる。
【0036】また本発明によれば、発光ダイオードによ
るマトリクス表示での階調データの転送速度を高速にし
ないでもフリッカを低減することができる。
【0037】さらに本発明によれば、カウンタの計数値
を最上位ビットから最下位ビットまでを順に入れ換えた
状態で比較器で階調データと比較し、比較器の出力で表
示を行うか行わないかを切換えるので、表示を行う期間
や表示を行わない期間が時間軸方向にかたまることな
く、フリッカを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態での表示と非表示とのタイミン
グを示す波形図である。
【図3】本発明の実施の他の形態のLED表示装置20
の概略的な構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施のさらに他の形態のドットマトリ
クスユニット30の概略的な電気的構成を示すブロック
図である。
【図5】図4のドットマトリクスユニット30を複数個
接続した状態を示す簡略化したブロック図である。
【図6】従来からの階調表示を行うための基本的な構成
を示すブロック図である。
【図7】図6の構成で行われる階調表示の波形図であ
る。
【符号の説明】
10 階調表示用制御装置 11 フレームカウンタ 12 階調データラッチ 13 比較器 14 クロック発生器 15 ドライバ 16 LED 20 LED表示装置 21 ドライバ部 22 シフトレジスタ 27 LED 30 ドットマトリクスユニット 31 LEDマトリクス 32,33 シフトレジスタおよびドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素を表示する時間的割合を、階調デー
    タに応じて変化させる階調表示用制御方法において、 画像表示のフレーム期間を、階調数で分割し、 各画素を表示する階調データが、2以上で、かつ最大値
    よりも2以上小さい値であるとき、フレーム期間内で表
    示と非表示とを複数回繰返すように制御することを特徴
    とする階調表示用制御方法。
  2. 【請求項2】 前記フレーム期間の階調数での分割時点
    を表すクロック信号を計数し、 計数値を、階調数を2進数で表すビット数と同数のビッ
    ト数を用いる2進数で表現し、 計数値の2進数表現を、最上位ビットと他のビットとを
    入れ換えて表現し、 計数値の入れ換え表現と階調データとを比較して、計数
    値の入れ換え表現値が階調データよりも小さい条件で画
    素を表示し、他の条件で画素を非表示にするように制御
    することを特徴とする請求項1記載の階調表示用制御方
    法。
  3. 【請求項3】 前記計数値の2進数表現の入れ換えは、
    元の最上位ビットから最下位ビットまでを順に、最下位
    ビットから最上位ビットとなるように行うことを特徴と
    する請求項2記載の階調表示用制御方法。
  4. 【請求項4】 前記各画素は、マトリクス状に配置され
    る発光ダイオードで表示されることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の階調表示用制御方法。
  5. 【請求項5】 表示装置を階調表示させるための階調表
    示用制御装置であって、画像表示のフレーム期間を、階
    調数で分割した周期でクロック信号を発生するクロック
    発生回路と、 クロック発生回路からの信号を計数し、計数値を2進数
    で出力するカウンタと、 カウンタの計数値を、最上位ビットから最下位ビットま
    でを順に入れ換えて入力し、2進数で表現される階調デ
    ータとビット毎に比較する比較器と、 比較器からの出力に応答して、ビットを入れ換えた計数
    値が階調データよりも小さい条件で表示を行い、他の条
    件では表示を行わないように制御する制御回路とを含む
    ことを特徴とする階調表示用制御装置。
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