JP3500899B2 - 画像表示方法及び画像表示装置 - Google Patents

画像表示方法及び画像表示装置

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JP3500899B2
JP3500899B2 JP07573597A JP7573597A JP3500899B2 JP 3500899 B2 JP3500899 B2 JP 3500899B2 JP 07573597 A JP07573597 A JP 07573597A JP 7573597 A JP7573597 A JP 7573597A JP 3500899 B2 JP3500899 B2 JP 3500899B2
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善一郎 原
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加寿夫 吉岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示方法及び
画像表示装置に係り、時間幅変調(PWM)方式によ
り、各画素の発光時間を画像信号の濃淡に比例させて階
調画像を表示する画像表示方法及び画像表示装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の画像表示装置の一構成例
を示した概略図である。この画像表示装置は、画像を表
示する表示部(スクリーン)1と、表示部1へ画像デー
タを供給する信号供給部2とにより構成される。表示部
1は、マトリクス状あるいは任意に配置された複数の表
示モジュール3により構成され、各表示モジュール3
は、マトリクス状に配置された複数の画素ブロック4に
より構成される。なお、表示部1を構成する表示モジュ
ール3の数は、表示部1のサイズ等に応じて任意に決定
されるものである。
【0003】また、各表示モジュール3は、いずれかの
モジュール群30に属しており、モジュール群30内に
おいて、バッファ30B及び終端部30Tを備えた伝送
路30Lに接続されている。この伝送路30Lは、バッ
ファ30Bで増幅された信号供給部2からの画像データ
を、各表示モジュール3へ分配するための伝送路であ
り、画像データ、タイミング信号を伝送する2系統の信
号線からなる。
【0004】信号供給部2は、アナログ映像信号をデジ
タル信号へ変換するA/D変換部20と、デジタル化さ
れた映像信号を記憶保持するバッファメモリ211〜2
13と、これらの回路にタイミング信号を供給するタイ
ミング発生部22とにより構成される。
【0005】A/D変換部20は、タイミング発生部2
2からのタイミング信号に基づいて、入力されたテレビ
信号、ビデオ信号等のサンプリングを行って、所定のビ
ット数のデジタル映像信号を出力する。このデジタル映
像信号は、表示部1を構成する各画素についての画像デ
ータである。ここでは、D0を最下位ビット(LS
B)、D5を最上位ビット(MSB)とする6ビットの
デジタル信号D0〜D5へ変換するものとする。
【0006】これらの画像データD0〜D5は、バッフ
ァメモリ211〜213により記憶保持され、各モジュ
ール群11へ出力される。ここでは、それぞれのモジュ
ール群11に対応した3つのバッファメモリ211〜2
13を備えており、画像データは、対応する画素の属す
るモジュール群30に応じて、いずれかのバッファメモ
リ211〜213に記憶保持される。このため、A/D
変換部20から出力される画像データを、より低速(こ
の場合、約1/3)の伝送速度で、各モジュール群30
へ伝送することができる。
【0007】図10は、図9に示した画素ブロック4の
一構成例を示した図である。この画素ブロック4は、ガ
ス放電ランプ等を使用した画素としての発光体4Lと、
この発光体4Lを駆動するドライバ回路4Dと、ドライ
バ回路4Dへ制御信号を出力する駆動回路40により構
成される。
【0008】この駆動回路40は、画像データを所定の
時間幅のパルス信号に変換するPWM(Pulse W
ide Moduration)制御回路であり、画像
データDgを記憶保持するラッチ401と、比較データ
Drを生成するカウンタ402と、これらを比較して制
御信号を出力するコンパレータ403により構成され
る。ここでは、これらの各回路401〜403の入出力
信号のビット幅は、いずれも6ビットである。
【0009】ラッチ401は、信号供給部2からの画像
データD0〜D5をフィールド周期toごとに保持し、
また、カウンタ402は、その計数値がクロックCKo
により更新されてフィールド周期toで一巡する。そし
て、コンパレータ403は、ラッチ401の保持する画
像データDgと、カウンタ402の出力(比較データD
r)とを比較し、1フィールド内で画像の濃淡に比例す
る時間幅γだけ発光体4Lを駆動する。即ち、ラッチ4
01の画像データが、カウンタ402の計数値よりも大
きければ、発光体4Lをオンするための点灯信号を出力
する一方、画像データが計数値よりも小さければ、発光
体4Lをオフするための消灯信号を出力する。
【0010】画像データが6ビットであれば、コンパレ
ータ403は、1フィールドで26回(=64回)の比
較を行うことになり、画像データは、1フィールドの期
間を64分割することによって得られる64段階の時間
幅に変換される。従って、画像データに対応した時間幅
だけ発光体4Lが点灯されて、64階調の画像表示を行
うことができる。
【0011】図11は、コンパレータ403から出力さ
れる駆動パルスの一例を示した図である。画像データD
gがkであれば、カウンタ402からの比較データDr
が1からカウントアップされてkを越えるまでの期間に
おいて、コンパレータ403から駆動パルスが出力され
る。この様にして、画像データDgに基づいて、フィー
ルド周期to内に時間幅γの駆動パルスを生成すること
ができる。図中のTqは時間幅の最小値であり、クロッ
ク信号CKoの周期(この場合、to/64)に相当す
る。
【0012】図12は、従来の画像表示装置の他の構成
例の要部を示した図である。この図は、表示モジュール
3の構成を示したものであり、この画像表示装置の概略
構成は、図9に示した画像表示装置と同一である。この
表示モジュール3は、n個の発光体4Lと、各発光体4
Lに対応したn個のドライバ回路4Dと、1つの駆動回
路41とにより構成される。
【0013】駆動回路41は、フィールドごとにn個の
画像データを所定時間幅のパルス信号に変換し、n個の
発光体4Lの駆動信号を生成するPWM制御回路であ
り、アドレスカウンタ410と、メモリ411と、カウ
ンタ412と、コンパレータ413と、nビットのシフ
トレジスタ414と、nビットのラッチ415とにより
構成される。
【0014】アドレスカウンタ410は、メモリ411
へアドレスを与えるとともに、カウンタ412及びラッ
チ415へクロック信号CKoを与えるカウンタ回路で
あり、その計数値はクロック信号CKnにより更新され
る。このクロック信号CKnは、図10に示したカウン
タ402のクロック信号CKoの周波数をn倍にした信
号であり、アドレスカウンタ410は、クロック信号C
Koの1周期内にn種のアドレスを順次に出力して一巡
する。また、アドレスカウンタ410は、クロック信号
CKnを分周してクロック信号CKoを生成する。
【0015】メモリ411は、n個の発光体4Lの各画
像データをフィールド周期で記憶保持する回路であり、
アドレスカウンタ410からのアドレス信号により特定
された画像データをコンパレータ412へ順次に出力す
る。即ち、クロック信号CKoの1周期内にn個の発光
体4Lの画像データを順次に出力する。
【0016】カウンタ412の計数値は、アドレスカウ
ンタ410からのクロック信号CKoにより更新されて
フィールド周期で一巡する。コンパレータ413は、メ
モリ411からの画像データと、カウンタ412の出力
(比較データ)とを比較し、シフトレジスタ414が、
その比較結果をクロック信号CKnに基づいて順次に格
納し、各発光体4Lに対応する様にON(点灯)、OF
F(消灯)の制御信号が配列される。この様にして、生
成された各発光体4Lの駆動パルスは、クロック信号C
Koごとに、ラッチ415で保持され、各ドライバ回路
4Dが対応する発光体4Lを駆動する。なお、各発光体
4Lへの駆動パルスは、それぞれ図11に示した駆動パ
ルスと同様の信号となっている。
【0017】図12に示した画像表示装置は、表示モジ
ュール3に1つの駆動回路41を備えているが、表示モ
ジュール3内の発光体4Lを2以上のグループに分割
し、各グループごとに駆動回路41を備えて構成するこ
ともでき、その場合には、クロック信号CKnの周波数
をより低減することができる。
【0018】図13は、従来の画像表示装置の他の構成
例の要部を示した図である。この図は、表示モジュール
3の構成を示したものであり、この画像表示装置の概略
構成は、図9に示した画像表示装置と同一である。この
表示モジュール3は、マトリクス状に配置されたm×n
個の発光体4Lと、各X電極、各Y電極のいずれかに対
応した複数のドライバ回路4Dと、1つの駆動回路42
とにより構成される。駆動回路42は、クロック信号C
Kmnが入力され、m×n個の各発光体4Lを駆動す
る。このクロック信号CKmnの周波数は、図10に示
したクロック信号CKoの周波数のm×n倍である。
【0019】図14は、各発光体4L、X電極X1〜X
m及びY電極Y1〜Ynの関係を示した図である。X、
Yの2種類の制御電極の交点に発光体4Lが配置され、
両電極の電位の組み合わせによって、所定の発光体4L
を点灯、消灯させて画像を表示するものである。
【0020】行アドレスカウンタ426は、階調カウン
タ422のオーバーフロー信号、即ち、CKnの分周信
号により更新される計数回路であり、画像メモリ421
及びデコーダ427へ行アドレスを出力する。デコーダ
427は、この行アドレスに基づいて、X電極X1〜X
mのいずれかを選択する。
【0021】列アドレスカウンタ420は、クロック信
号CKmnにより更新される計数回路であり、画像メモ
リ421へ列アドレスを出力するとともに、クロック信
号CKmnを分周したクロック信号CKnを階調カウン
タ422へ出力する。階調カウンタ422は、このクロ
ック信号CKnにより更新され、1つのX電極X1〜X
mが選択されている期間内で一巡する計数回路である。
【0022】画像メモリ421は、フィールドごとに各
発光体4Lの画像データDgを保持する記憶手段であ
り、列アドレス及び行アドレスにより発光体4Lが特定
されると、その画像データDgを読み出して、コンパレ
ータ423へ出力する。コンパレータ423は、画像メ
モリ421から順次に出力される画像データDgと、階
調カウンタ422からの比較データDrとを比較し、選
択されたX電極上の各発光体4LのON/OFF(点
灯、消灯)データを順次に出力する回路である。
【0023】これらのON/OFFデータは、シフトレ
ジスタ424へクロック信号CKmnがn個入力される
ことにより、シフトレジスタ424内において、対応す
るY電極Y1〜Ynの順序に並べられる。そして、1つ
のX電極X1〜Xmが選択されている期間ごとに、ラッ
チ425により保持される。
【0024】このため、行アドレスカウンタ426の計
数値に基づいて、デコーダ427が走査信号を出力する
一方、行アドレスカウンタ426によって指定される行
について、画像メモリ421より対応する各列の画像デ
ータが各階調ごとに読み出される。これらの画像データ
は階調カウンタ422の更新に対応して、逐次ON、O
FF信号に変換されて、指定された行の各発光体4Lを
駆動する。行アドレスカウンタ426が更新されるごと
に、同様の動作を繰り返し、各発光体4LのON時間の
累積時間幅が画像データに比例するように変換される。
【0025】図15は、X電極X1〜Xm及びY電極Y
1〜Ynの電圧変化の一例を示したタイミングチャート
である。X電極X1〜Xmに逐次走査信号を印加し、こ
の走査信号に対応してY電極Y1〜Ynにデータ信号を
印加することにより、各発光体4Lを所定の時間幅だけ
点灯させ、画像データに対応した任意の表示を行うこと
ができる。
【0026】ここで、NTSC方式、PAL方式等によ
って、映像信号の走査周波数は異なるが、例えば、NT
SC方式の画像表示装置において、PAL方式の映像信
号を表示したい場合や、PAL方式の画像表示装置にお
いて、NTSC方式の映像信号を表示したい場合があ
る。
【0027】ところが、大画ディスプレイは、一般に、
複数の表示モジュール3により構成されており、各表示
モジュール3内にPWM制御を行う駆動回路40〜42
を備えて構成され、また、これらの駆動回路40〜42
に供給されるクロック信号CKo、CKn、CKmnも
各表示モジュール3内において生成している。
【0028】このため、大画面ディスプレイにおいて、
走査周波数が異なる映像信号を表示するには、信号供給
回路2において、画像データの変換を行って、その走査
周波数を変換するか、或いは、各表示モジュール3の駆
動回路40〜42へ供給するクロック信号を、映像信号
の走査周波数に応じて変更する必要がある。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走査周
波数を変換する変換機は高価である。また、表示部1を
構成する表示モジュール3の数は表示部1のサイズによ
り異なるが、数百個もの表示モジュール3により表示部
1が構成される場合もあることから、各表示モジュール
3内の駆動回路40〜42を、必要に応じて変更するこ
とは現実には困難である。
【0030】さらに、映像信号の走査周波数は、一般に
フリッカが目立たない周波数となっているが、この種の
大画面ディスプレイの様な高輝度、大画面の画像表示装
置においては、人間の視覚特性上、フリッカが目立ちや
すくなるという問題がある。
【0031】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、フリッカの目立ちにくい画像表示装置を提供
することを目的とする。また、走査周波数が異なる映像
信号を表示する画像表示装置を安価に提供することを目
的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明による画像表示方
法は、第一のフィールド周期ごとの画像データを、第一
のフィールド周期よりも短い第二のフィールド周期にお
ける各画素の発光時間に変換し、第二のフィールド周期
を2以上の周期に分割するとともに、各画素の発光時間
を2以上の発光時間に分割し、分割された各発光時間の
累積時間は、分割する前の前記発光時間と等しく、前記
分割された各発光時間を分割された周期のそれぞれに配
置し、前記第一のフィールド周期内において、これらの
発光時間だけ各画素を点灯させ、さらに、前記第一のフ
ィールド周期内であって、前記第二のフィールド周期が
経過した後は、分割された発光時間に変換された前記画
像データを、前記第一のフィールド周期が経過するまで
再び表示する構成とされる。
【0033】 また、本発明による画像表示方法は、第
一のフィールド周期ごとの画像データを、前記第一のフ
ィールド周期よりも長い第三のフィールド周期における
各画素の発光時間に変換し、前記第三のフィールド周期
を2以上の周期に分割するとともに、各画素の発光時間
を2以上の発光時間に分割し、分割された各発光時間の
累積時間は、分割する前の前記発光時間と等しく、分割
された各発光時間を分割された周期のそれぞれに配置
し、第一のフィールド周期内における発光時間だけ各画
素を点灯させて階調画像を表示する構成とされる。
【0034】 また、本発明による画像表示方法は、フ
ィールド周期を2以上(nは自然数)の周期に分割す
るとともに、フィールド周期における各画素の発光時間
を2以上(nは自然数)の発光時間に分割する構成と
される。
【0035】 また、本発明による画像表示装置は、フ
ィールド周期ごとに、画像データに基づく発光時間だけ
各画素を点灯させて、階調画像を表示する画像表示装置
であって、前記画像データをフィールド周期における各
画素の発光時間に変換し、駆動信号を出力する駆動回路
と、前記駆動信号に基づいて点灯する画素とを備え、前
記駆動回路が、前記フィールド周期を2以上のフィール
ド周期に分割するとともに、前記フィールド周期におけ
る発光時間を2以上の発光時間に分割し、分割された各
発光時間を、分割されたフィールド周期のそれぞれに配
置し、さらに前記駆動回路が、フィールドごとに各画素
の発光時間を記憶保持する第一の記憶手段と、前記フィ
ールド周期において所定の時間間隔で計数を行う計数手
段と、前記計数手段の出力に基づいて、予め定められた
データを出力するデータ変換手段と、前記第一の記憶手
段の出力および前記データ変換手段の出力を比較する比
較手段とを備えて構成される。
【0036】 また、本発明による画像表示装置は、前
記データ変換手段が、前記計数手段の出力に基づいて、
予め記憶されたデータを読み出す第二の記憶手段として
構成される。
【0037】 また、本発明による画像表示装置は、フ
ィールド周期を2以上(nは自然数)のフィールド周
期に分割するとともに、フィールド周期における各画素
の発光時間を2以上(nは自然数)の発光時間に分割
する構成とされる。
【0038】 また、本発明による画像表示装置は、フ
ィールド周期ごとに、画像データに基づく発光時間だけ
各画素を点灯させて、階調画像を表示する画像表示装置
であって、前記画像データをフィールド周期における各
画素の発光時間に変換し、駆動信号を出力する駆動回路
と、前記駆動信号に基づいて点灯する画素とを備え、前
記駆動回路が、前記フィールド周期を2以上(nは自
然数)のフィールド周期に分割するとともに、前記フィ
ールド周期における発光時間を2以上(nは自然数)
の発光時間に分割し、分割された各発光時間を、分割さ
れたフィールド周期のそれぞれに配置し、さらに前記駆
動回路が、フィールドごとに各画素の発光時間を記憶保
持する記憶手段と、前記フィールド周期において所定の
時間間隔で計数を行う計数手段と、前記計数手段の出力
のビット順序を並べ替えて、前記記憶手段の出力と比較
する比較手段とを備えて構成される。
【0039】 また、本発明による画像表示装置は、前
記比較手段が、前記計数手段の出力する最上位ビットの
データを、前記記憶手段の出力する最下位ビットのデー
タと比較する構成とされる。
【0040】 また、本発明による画像表示装置は、前
記比較手段が、前記計数手段の出力する最上位ビットの
次に大きいビットのデータを、前記記憶手段が出力する
最下位ビットの次に小さいビットのデータと比較するこ
と構成とされる。
【0041】 また、本発明による画像表示装置は、画
像を表示する表示部が、複数の表示モジュールにより構
成され、各表示モジュールが、1又は2以上の画素と、
その駆動回路とを備えて構成される。
【0042】 また、本発明による画像表示装置は、画
像を表示する表示部が、複数の表示モジュールにより構
成され、各表示モジュールが、マトリックス状に配置さ
れが画素と、その駆動回路とを備え、マトリックス状に
配置された画素は、走査線方向に配置された複数のX電
極と、これに交叉する複数のY電極とを備え、駆動回路
が、各X電極に対し、順次に又は任意に走査信号を印加
するとともに、各Y電極に対しデータ信号を印加する回
路として構成される。
【0043】
【0044】
【0045】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の実施の形態1について図を用い
て説明する。なお、従来の画像表示装置の構成部分に相
当するものには、同一の符号を付して説明を省略する。
図1は、実施の形態1による画像表示装置の要部の一構
成例を示した図である。この図は、画素ブロック4の構
成を示した図であり、この画像表示装置の概略構成は、
図9に示した画像表示装置と同様である。
【0046】この画素ブロック4は、図10に示した画
素ブロック4と同様、ガス放電ランプ等を使用した画素
としての発光体4Lと、この発光体4Lを駆動するドラ
イバ回路4Dと、ドライバ回路4Dへ駆動パルスを出力
する駆動回路40Aにより構成される。また、駆動回路
40Aは、画像データを所定の時間幅γのパルス信号に
変換するPWM制御回路であり、画像データDgを保持
するラッチ回路401と、比較データを生成するカウン
タ402と、これらを比較するコンパレータ403によ
り構成される。これらの各回路401〜403の入出力
信号は、いずれも画像データのビット幅に対応していれ
ばよく、ここでは6ビットとしている。
【0047】カウンタ402は、フィールド周期toで
一巡する計数回路であり、アップカウンタであっても、
ダウンカウンタであってもよい。ここでは、クロック信
号CKoの入力により、1ずつ計数値が増加する6ビッ
トのアップカウンタであるものとし、カウンタ402か
らは、その計数値b0〜b5が出力されている。また、
クロックCKoは、その周波数がフィールド周波数の6
4倍であるものとする。
【0048】カウンタ402の出力データb0〜b5
は、そのビット順序が並び替えられ、比較データDrと
して、コンパレータ403へ入力される。ここでは、カ
ウンタ402の出力する最上位ビット(MSB)b5の
データが、コンパレータ403の最下位ビット(LS
B)b0として入力され、カウンタ402の出力する残
りのビットb0〜b4のデータが、それぞれコンパレー
タ403のビットb1〜b5として入力されている。
【0049】この実施の形態では、アップカウンタ40
2の出力データのビット順序を並べ替えたために、コン
パレータ403へ順次に入力される各比較データDrの
時間的配列が入れ替わっている。しかしながら、カウン
タ402はフィールド周期で一巡するため、コンパレー
タ403において1フィールド内に行われる比較動作の
内容は変わっておらず、駆動パルスの1フィールドto
内における累積時間幅γは、従来の画像表示装置の場合
と同一であり、発光体4Lの明るさは変わることがな
い。図3の(a)は、コンパレータ403に入力される
比較データDrの一例と、この時の発光体4Lの駆動パ
ルスの一例を示した図である。
【0050】これらの比較データDrは、最下位ビット
(LSB)を除く上位5ビットの周波数が、フィールド
周波数の2倍となっており、フィールド周期toは同一
の周期to/2に2分割されていることになる。そし
て、コンパレータ403の比較結果である発光体4Lの
駆動パルス幅γも、時間的に2分割されてパルス幅γ/
2となり、2分割された各周期to/2に分散して配置
されている。分割された各駆動パルスの幅γ/2は、最
下位ビットのデータに起因する差異があるのみであり、
略同一のパルス幅となっている。図3の(a)に示した
タイミングチャートは、この様な駆動パルスの一例を示
したものである。なお、図中のTqは、クロック信号C
Koの周期である。
【0051】この様にして、フィールド周期を2以上の
同一の周期に分割するとともに、各発光体4Lの駆動パ
ルスを同数の略同一幅のパルスに分割し、分割されたパ
ルスを分割された各周期に分散配置すれば、画面表示の
周波数を、映像信号のフィールド周波数よりも高くする
ことができる。即ち、見かけ上のフィールド周波数を高
くして、フリッカを目立たなくすることができる。
【0052】特に、人間の目の特性上、表示部1が大画
面化し、高輝度化するにつれて、フリッカは目立ちやす
くなる。例えば、NTSC方式はフィールド周波数は6
0Hzであり、通常のテレビ受信機の画面に表示した場
合には、フリッカは目立たない。ところが、同じテレビ
信号を大画面かつ高輝度のディスプレイにおいて表示し
ようとすれば、フリッカが目立つようになる。このこと
は、フィールド周波数の低いPAL方式の場合はより顕
著となる。従って、見かけ上の周波数を高くすれば、こ
の種のディスプレイにおいてもフリッカの目立たない高
画質の表示を行うことができる。
【0053】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2について説明する。図2は、実施の形態2による画像
表示装置の要部の一構成例を示した図である。この図
は、画素ブロック4の構成を示した図であり、この画像
表示装置の概略構成は、図9に示した画像表示装置と同
様である。
【0054】この画素ブロック4の駆動回路40Bも、
カウンタ402の出力データb0〜b5が、そのビット
順序を並び替えた後にコンパレータ403へ入力されて
いる。ここでは、実施の形態1の場合と同様、カウンタ
402の出力する最上位ビット(MSB)b5が、コン
パレータ403の最下位ビット(LSB)として入力さ
れるだけでなく、MSBの次に大きいビットb4が、コ
ンパレータ403のLSBの次に小さいビットb1とし
て入力されている。
【0055】図3の(b)は、コンパレータ403に入
力される比較データDrの一例と、この時の発光体4L
の駆動パルスの一例を示した図である。これらの比較デ
ータDrは、上位3ビットの周波数が、フィールド周波
数の4倍となっており、フィールド周期toは同一の周
期to/4に4分割されていることになる。
【0056】そして、コンパレータ403の比較結果で
ある発光体4Lの駆動パルスγも、時間的に4分割され
てパルス幅γ/4となり、4分割された各周期to/4
に分散して配置されている。分割された各駆動パルスの
幅γ/4は、下位2ビットのデータに起因する差異があ
るのみであり、略同一のパルス幅となっている。図3の
(b)に示したタイミングチャートは、この様な駆動パ
ルスの一例を示したものである。
【0057】この様にして、フィールド周期を4個の同
一の周期に分割するとともに、各発光体4Lの駆動パル
スを同数の略同一幅のパルスに分割し、分割されたパル
スを分割された各周期に分散配置することができる。こ
れにより、見かけ上の画面表示の周波数を、映像信号の
フィールド周波数よりもが高くすることができ、フリッ
カを目立たなくすることができる。
【0058】実施の形態1及び本実施の形態により理解
されるとおり、カウンタ402の出力端子と、コンパレ
ータ403の入力端子の接続方法により、コンパレータ
403へ入力されるカウンタ402の出力データのビッ
ト順序を任意に並び替えることができ、見かけ上の画面
表示の周波数を、映像信号のフィールド周波数の2n
(nは自然数)にすることができる。なお、nは自然数
(正の整数)を表しており、本実施の形態1、2におい
ては、64(=26)階調の画像であるため、1から6
のいずれかの整数とすることができる。
【0059】さらに、図12に示した従来の駆動回路4
1においても、カウンタ412、コンパレータ413間
の接続方法により、全く同様にして、見かけ上の画面表
示の周波数を2n倍(nは自然数)にすることができ、
フリッカを目立たなくすることができる。
【0060】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3について説明する。図4は、実施の形態3による画像
表示装置の要部の一構成例を示した図である。この図
は、画素ブロック4の構成を示した図であり、この画像
表示装置の概略構成は、図9に示した画像表示装置と同
様である。
【0061】この画素ブロック4の駆動回路40Cは、
図10に示した従来の駆動回路40において、カウンタ
402、コンパレータ403間にデータ変換手段として
のROM404を設けて構成される。このROM404
は、カウンタ402の計数値に基づいて、予め記憶され
た比較データDrを出力するデータ変換回路である。即
ち、カウンタの出力する6ビットのデータをアドレスと
して、6ビットのデータを読み出して、コンパレータ4
03へ出力する。
【0062】従って、ROM404の各アドレスにアド
レス番号のビット順序を並べ替えたデータを予め記憶さ
せておけば、駆動回路40Cは、実施の形態1及び2の
場合と同様にして、見かけ上2n倍の周波数で画像表示
することができる。しかも、ROM404の入出力関係
は、予め記憶させるデータによって、任意に設定するこ
とができ、コンパレータ403に入力される比較データ
の時間的配列を任意に変更することができる。このた
め、実施の形態1及び2の場合のように2n倍の周波数
に限定されることなく、任意の周波数を選択することが
できる。
【0063】従って、見かけ上の画面表示の周波数を、
映像信号のフィールド周波数よりも高くすることがで
き、フリッカを目立たなくすることができる。また、R
OM404の内容を変更するだけで、見かけ上の画像表
示の周波数を変更することができる。
【0064】なお、本実施の形態おいては、カウンタ4
02、コンパレータ403間にROM404を用いた場
合について説明したが、このROM404は、予め入出
力関係を定義することができる手段であればよく、RA
M、PLA、FPGA、ゲートアレイ等を使用すること
もでき、同様の効果を得ることができる。また、図12
に示した従来の駆動回路41においても、カウンタ41
2、コンパレータ413間に同様のデータ変換手段を設
けることにより、見かけ上の画面表示の周波数を任意に
選択することができる。
【0065】実施の形態4.次に、本発明の実施の形態
4について説明する。実施の形態1から3に示した画像
表示装置は、その駆動回路40A、40B、40Cにお
ける比較データDrの更新順序を変更することにより、
駆動パルスを時間的に分散させ、見かけ上のフィールド
周波数を高めるものであり、カウンタ402へ入力され
るクロック信号の周波数は、従来の画素ブロック40と
同一である。
【0066】本実施の形態では、図10、12に示した
カウンタ402、412に入力されるクロック信号CK
o、CKnの周波数を、従来の周波数の2倍とし、カウ
ンタ402、412の計数値を1フィールド期間に2巡
させる。これにより、1フィールド内の駆動パルスを2
分割することができ、見かけ上のフィールド周波数を、
映像信号のフィールド周波数の2倍とすることができ
る。
【0067】一般に、平面ディスプレイにおいて、クロ
ック周波数を高めることは、画像処理速度の高速化が求
められるため困難であるが、図9、10、12に示した
様に、表示部1が複数の表示モジュール3により構成さ
れ、表示モジュール3内の発光体4Lを駆動する駆動回
路40、41を各表示モジュール3内に備えた画像表示
装置であれば、各駆動回路40、41が、駆動すべき発
光体4Lの数は少ないため、容易にクロック周波数を高
めることができる。
【0068】即ち、図10に示した駆動回路40の場合
には、1個の発光体40Lのみに対応しており、図12
に示した駆動回路41の場合には、その表示モジュール
30内のn個の発光体40Lに対応しているのみである
ため、容易にクロック周波数を高めることができる。
【0069】本実施の形態においては、カウンタ402
へ入力するクロック信号の周波数が従来のクロック周波
数の2倍である場合について説明したが、2倍以上とす
れば、見かけ上の周波数を2倍以上とするができるのは
もちろんである。
【0070】実施の形態5.次に、本発明の実施の形態
5について説明する。図5は、本実施の形態による画像
表示装置の要部の一構成例をした図である。この図は、
表示ブロック3の構成を示した図であり、この画像表示
装置の概略構成は、図9に示した画像表示装置と同様で
ある。
【0071】この画像表示装置は、図13、14に示し
た従来の画像表示装置と同様、m×n個の発光体4Lを
マトリクス状に配置し、行方向に配されたX電極X1〜
Xmと、列方向に配されたY電極Y1〜Ynへの印加電
圧の組み合わせによって、各発光体4Lを点灯、消灯さ
せて画像を表示するものである。
【0072】行アドレスカウンタ426は、階調カウン
タ422の出力する最上位ビット(MSB)のデータb
5に基づいて更新されるため、1フィールド周期toは
2つの周期to/2に分割され、分割された各周期to
/2内において全ての走査線を順次選択することができ
る。また、この行アドレスカウンタ426は、選択され
る行番号を計数するとともに、分割された周期to/2
の番号(この場合、0又は1のいずれか)をも計数して
いる。
【0073】コンパレータ423へ入力される比較デー
タDrは、その最下位ビットb0として、行アドレスカ
ウンタ426からの周期番号が入力され、他のビットb
1〜b5として、階調カウンタ422の下位5ビットb
0〜b4が入力されている。このため、駆動パルスγも
2分割されて、分割された各周期to/2内に分散して
配置される。
【0074】図6は、X電極X1〜Xm及びY電極Y1
〜Ynの電圧変化の一例を示したタイミングチャートで
ある。分割された各周期to/2(1/2フィールド)
内において、各X電極X1〜Xmに対し、順次又は任意
に走査信号が印加されるとともに、走査信号により選択
された走査線上の各発光体40Lに対し、Y電極Y1〜
Ynを介して、データ信号が印加されている。
【0075】この様にして、画像メモリのアドレス更新
の時間的順序を入れ替えて、画面表示の周波数を画像信
号の周波数よりも高くすることにより、見かけ上のフィ
ールド周波数を高めて、フリッカを目立たなくすること
ができる。
【0076】本実施の形態においては、駆動パルスを2
分割し、行アドレスカウンタにより2分割されたフィー
ルド周期のそれぞれに分散配置させる場合について説明
したが、駆動パルスを2n個(nは自然数)に分割し、
或いは、任意の数に分割し、分割された各周期に分散配
置することがすることができるのはもちろんである。
【0077】さらに、実施の形態2の場合と同様にし
て、コンパレータ423、階調カウンタ422間にRO
M等のデータ変換手段を設け、比較データの時間的配列
を入れ替えて、駆動パルスをさらに分散させることもで
きる。
【0078】実施の形態6.次に、本発明の実施の形態
6について説明する。図7は、本実施の形態による駆動
パルスの一例を示した説明図である。この図は、実施の
形態1から5に示した画像表示装置に、フィールド周波
数のより低い映像信号を入力して、階調画像の表示を行
う場合の様子を示したタイミングチャートである。ここ
では、NTSC方式の映像信号に対応して調整された画
像表示装置であって、見かけ上のフィールド周波数を、
NTSC方式のフィールド周波数(60Hz)の4倍と
したものに、フィールド周波数が50HzであるPAL
方式の映像信号を入力した場合について説明する。
【0079】 図7は、PAL方式の画像表示装置にお
ける駆動パルスと、NTSC方式の画像表示装置におけ
る駆動パルスとを比較して表示した図であり、ともに6
4階調の画像を表示するための4分割された駆動パルス
D1〜D4からなる。
【0080】 (b)に示した様に、NTSC方式の画
像表示装置では、1フィールドの駆動制御が、NTSC
方式のフィールド周期t TSCである1/60秒で完
了する一方、(a)に示した様に、各画像データはPA
L方式のフィールド周期tPALである1/50秒ごと
にリフレッシュ(更新)される。このため、両フィール
ド周期tNTSC、tPALの差である期間Δt(1/
300秒)では、発光時間に変換された画像データの一
部(駆動パルスD1に相当)が、フィールド内で再表示
されることになる。
【0081】ここで、駆動パルスD1は分割された発光
時間の1つであるため、期間△tでの再表示は複数階調
であり、画像データに基づく各画素の濃淡に対応してい
る。従って、期間△tにおける再表示が、本来の64階
調の画像(駆動パルスD1+D2+D3+D4に相当)
に対し、さらに時間的に累積されることによって生ずる
表示画像への影響は軽微であると考えられ、少なくとも
視覚的には影響がないことを実験により確認した。
【0082】この様にして、本発明による画像表示装置
は、より低いフィールド周波数の画像データを表示する
ことができるので、NTSC方式、PAL方式等のフィ
ールド周波数の異なる複数の映像信号のいずれにも対応
することができる。
【0083】なお、本実施の形態においては、見かけ上
のフィールド周波数を4倍とする場合について説明した
が、原理的には、見かけ上のフィールド周波数を2倍以
上であれば、同様の効果を得ることができる。例えば、
見かけ上のフィールド周波数を、入力され得る映像信号
の各フィールド周波数の公倍数となる様に決定すること
もできる。
【0084】 実施の形態7. 次に、本発明の実施の形態7について説明する。図8
は、本実施の形態による駆動パルスの一例を示した説明
図である。この図は、実施の形態1から3に示した画像
表示装置に、フィールド周波数のより高い映像信号を入
力して、階調画像の表示を行う場合の様子を示したタイ
ミングチャートである。ここでは、実施の形態の場合
とは逆に、PAL方式の映像信号に対応して調整された
画像表示装置であって、見かけ上のフィールド周波数
を、PAL方式のフィールド周波数(50Hz)の4倍
としたものに、フィールド周波数が60HzであるNT
SC方式の映像信号を入力した場合について説明する。
【0085】図8の(a)は、PAL方式の画像表示装
置における駆動パルスと、NTSC方式の画像表示装置
における駆動パルスとを比較して表示した図であり、と
もに64階調の画像を表示するための4分割された駆動
パルスD1〜D4からなる。
【0086】(a)に示した様に、PAL方式の画像表
示装置では、1フィールドの駆動制御が、PAL方式の
フィールド周期tPALである1/50秒で完了する一
方、(b)に示した様に、各画像データはNTSC方式
のフィールド周期tNTSCである1/60秒ごとにリフレ
ッシュ(更新)される。
【0087】このため、両フィールド周期tPAL、t
NTSCの差である期間△t(1/300秒)においては、
次フィールドにおける分割された駆動パルスD1’に基
づいて、発光体4Lの駆動制御が行われ、本来の駆動パ
ルスD4の一部については、実際に駆動制御が行われ
ず、本来表示されるべき画像データの一部が欠落するこ
とになる。
【0088】しかしながら、この駆動パルスD4は分割
された発光時間の1つであるため、期間△tで欠落する
駆動パルスは複数階調であり、画像データに基づく各画
素の濃淡に対応している。従って、期間△tにおける欠
落による表示画像への影響は軽微であると考えられ、少
なくとも視覚的には影響がないことを実験により確認し
た。
【0089】この様にして、本発明による画像表示装置
は、より高いフィールド周波数の画像データを表示する
ことができるので、NTSC方式、PAL方式等のフィ
ールド周波数の異なる複数の映像信号のいずれにも対応
することができる。
【0090】なお、各実施の形態において、6ビットの
回路を用いて、64階調の画像を表示する場合について
説明したが、本発明はこの様な場合に限られるものでは
なく、各回路のビット幅は、表示画像の階調数に応じて
任意に決定することができる。
【0091】
【発明の効果】本発明による画像表示方法は、画像デー
タを、より短いフィールド周期における各画素の発光時
間に変換し、画像データのフィールド周期内であって、
短いフィールド周期が経過した後は、画像データのフィ
ールド周期が経過するまで、再び短いフィールド周期内
における発光動作を開始する。このため、フィールド周
期の差により、再表示されるのは階調を有する画像であ
り、差再表示による表示画像への影響を低減することが
できる。従って、より高いフィールド周波数の画像デー
タについても、画質を大きく低下させることなく表示す
る画像表示装置を提供することができる。
【0092】 また、本発明による画像表示方法は、画
像データを、より長いフィールド周期における各画素の
発光時間に変換し、画像データのフィールド周期内にお
ける発光時間だけ発光動作を行う。このため、フィール
ド周期の差により、表示されないのは階調を有する画像
であり、その欠落による表示画像への影響を低減するこ
とができる。従って、より低いフィールド周波数の画像
データについても、画質を大きく低下させることなく表
示する画像表示装置を提供することができる。
【0093】 また、本発明による画像表示方法は、フ
ィールド周期を2以上の周期に分割する一方、各画素
の発光時間を2以上の発光時間に分割し、分割された
発光時間を分割された周期のそれぞれに配置する。この
ため、簡単な回路を用いて、分割された各周期において
階調を有する画像を表示しながら、画像表示の周波数を
高めることができ、見かけ上のフィールド周波数を高く
してフリッカを目立たなくすることができる。
【0094】 また、本発明による画像表示装置は、フ
ィールド周期を2以上の周期に分割する一方、各画素の
発光時間を2以上の発光時間に分割し、分割された発光
時間を分割された周期のそれぞれに配置する。このた
め、分割された各周期において階調を有する画像を表示
しながら、画像表示の周波数を高めることができ、見か
け上のフィールド周波数を高くしてフリッカを目立たな
くすることができる。特に、大画面、高輝度の画像表示
装置であって、フリッカの目立たない高画質の表示を行
うものを提供することができる。
【0095】 また、本発明による画像表示装置は、デ
ータ変換手段が、計数手段の計数値に基づいて予め記憶
されたデータを読み出す第二の記憶手段であるため、簡
単な回路により、見かけ上のフィールド周波数を高くす
ることができる。
【0096】 また、本発明による画像表示装置は、フ
ィールド周期を2以上の周期に分割する一方、各画素
の発光時間を2以上の発光時間に分割し、分割された
発光時間を分割された周期のそれぞれに配置する。この
ため、分割された各周期において階調を有する画像を表
示しながら、画像表示の周波数を高めることができ、見
かけ上のフィールド周波数を高くしてフリッカを目立た
なくすることができる。
【0097】 また、本発明による画像表示装置は、フ
ィールド周期を2以上の周期に分割する一方、各画素
の発光時間を2以上の発光時間に分割し、分割された
発光時間を分割された周期のそれぞれに配置し、比較手
段が、計数手段の出力のビット順序を並べ替えたデータ
と、記憶手段の出力とを比較するため、簡単な回路によ
り、見かけ上のフィールド周波数を高くしてフリッカを
目立たなくすることができる。
【0098】 また、本発明による画像表示装置は、比
較手段が、計数手段の出力する最上位ビットのデータ
と、記憶手段の出力する最下位ビットのデータとを比較
する。このため、簡単な回路により、各画素の発光時間
を少なくとも2個の発光時間に分割し、分割された発光
時間を分割された周期のそれぞれに配置することができ
る。
【0099】 また、本発明による画像表示装置は、比
較手段が、計数手段の出力する最上位ビットと、記憶手
段の出力する最下位ビットとを比較するとともに、計数
手段の出力する最上位ビットの次に大きいビットと、記
憶手段の出力する最下位ビットの次に小さいビットとを
比較する。このため、簡単な回路により、各画素の発光
時間を少なくとも4個の発光時間に分割し、分割された
発光時間を分割された周期のそれぞれに配置することが
できる。
【0100】 また、本発明による画像表示装置は、表
示部が、複数の表示モジュールにより構成され、各モジ
ュールが、1又は2以上の画素と、その駆動回路とを備
えて構成される。従って、表示モジュールごとに、分割
された各周期において階調を有する画像を表示しなが
ら、画像表示の周波数を高めることができ、見かけ上の
フィールド周波数を高くすることができる。特に、フィ
ールド周波数の異なる画像データを表示させる場合に、
駆動回路を変更する必要がないため、複数の表示モジュ
ールにより画像表示装置を構成することが容易となる。
また、この様な画像表示装置は、その使用方法も簡便と
なる。さらに、表示モジュールごとに駆動回路を備え、
各駆動回路が表示モジュール内の画素を駆動するため、
画像表示の周波数を高めることが容易となる。
【0101】 また、本発明による画像表示装置は、各
表示モジュールの駆動回路が、表示モジュールごとに、
各X電極に対し順次に又は任意に走査信号を印加すると
ともに、各Y電極に対しデータ信号を印加する回路であ
って、フィールド周期を2以上の周期に分割する一方、
各画素の発光時間も2以上の発光時間に分割し、分割さ
れた発光時間を、分割された周期のそれぞれに配置す
る。従って、表示モジュールごとにX、Y電極により走
査を行う画像表示装置において、分割された各周期にお
いて階調を有する画像を表示しながら、画像表示の周波
数を高めることができ、見かけ上のフィールド周波数を
高くすることができる。
【0102】
【0103】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による画像表示装置の要部の一
構成例を示した図である。
【図2】 実施の形態2による画像表示装置の要部の一
構成例を示した図である。
【図3】 コンパレータに入力される比較データの一例
と、この時の発光体の駆動パルスの一例を示した図であ
る。
【図4】 実施の形態3による画像表示装置の要部の一
構成例を示した図である。
【図5】 実施の形態5による画像表示装置の要部の一
構成例をした図である。
【図6】 X電極及びY電極の電圧変化の一例を示した
タイミングチャートである。
【図7】 実施の形態6による駆動パルスの一例を示し
た説明図である。
【図8】 実施の形態7による駆動パルスの一例を示し
た説明図である。
【図9】 従来の画像表示装置の一構成例を示した概略
図である。
【図10】 図9に示した画素ブロック4の一構成例を
示した図である。
【図11】 コンパレータから出力される駆動パルスの
一例を示した図である。
【図12】 従来の画像表示装置の他の構成例の要部を
示した図である。
【図13】 従来の画像表示装置の他の構成例の要部を
示した図である。
【図14】 各発光体、X電極及びY電極の関係を示し
た図である。
【図15】 X電極及びY電極の電圧変化の一例を示し
たタイミングチャートである。
【符号の説明】
to、tNTSC、tPAL フィールド周期 to/2、to/4 分割された周期 γ 発光時間 γ/2、γ/4 分割された発光時間 3 表示モジュール 4L 画素(発光体) 4 画素ブロック 40A、40B、40C、42A 駆動回路 401、411、421 第一の記憶手段 402、412、422 計数手段 403、413、423 比較手段 404 データ変換手段、第二の記憶
手段 X1〜Xm X電極 Y1〜Ym Y電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前嶋 一也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 江藤 力 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−329591(JP,A) 特開 平5−88647(JP,A) 特開 平10−254385(JP,A) 特開 平9−230824(JP,A) 特開 平4−125588(JP,A) 特開 平8−320673(JP,A) 特公 昭53−656(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38 H04N 5/66 - 5/74

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のフィールド周期ごとの画像データ
    を、前記第一のフィールド周期よりも短い第二のフィー
    ルド周期における各画素の発光時間に変換し、 前記第二のフィールド周期を2以上の周期に分割すると
    ともに、各画素の前記発光時間を2以上の発光時間に分
    割し、分割された各発光時間の累積時間は、分割する前
    の前記発光時間と等しく、 前記分割された各発光時間を分割された周期のそれぞれ
    に配置し、前記第一のフィールド周期内において、これ
    らの発光時間だけ各画素を点灯させ、 さらに、前記第一のフィールド周期内であって、前記第
    二のフィールド周期が経過した後は、分割された発光時
    間に変換された前記画像データを、前記第一のフィール
    ド周期が経過するまで再び表示することを特徴とする画
    像表示方式。
  2. 【請求項2】 第一のフィールド周期ごとの画像データ
    を、前記第一のフィールド周期よりも長い第三のフィー
    ルド周期における各画素の発光時間に変換し、 前記第三のフィールド周期を2以上の周期に分割すると
    ともに、各画素の前記発光時間を2以上の発光時間に分
    割し、分割された各発光時間の累積時間は、分割する前
    の前記発光時間と等しく、 前記分割された各発光時間を分割された周期のそれぞれ
    に配置し、前記第一のフィールド周期内における発光時
    間だけ各画素を点灯させて階調画像を表示することを特
    徴とする画像表示方式。
  3. 【請求項3】 フィールド周期を2以上(nは自然
    数)の周期に分割するとともに、フィールド周期におけ
    る各画素の発光時間を2以上(nは自然数)の発光時
    間に分割することを特徴とする請求項1または2記載の
    画像表示方式。
  4. 【請求項4】 フィールド周期ごとに、画像データに基
    づく発光時間だけ各画素を点灯させて、階調画像を表示
    する表示部を有する画像表示装置において、前記画像デ
    ータを前記フィールド周期における各画素の発光時間に
    変換し、駆動信号を出力する駆動回路と、前記駆動信号
    に基づいて点灯する画素とを備え、 前記駆動回路が、前記フィールド周期を2以上のフィー
    ルド周期に分割するとともに、前記フィールド周期にお
    ける発光時間を2以上の発光時間に分割し、分割された
    各発光時間を分割されたフィールド周期のそれぞれに配
    置する構成とし、 さらに前記駆動回路が、フィールドごとに各画素の発光
    時間を記憶保持する第一の記憶手段と、 前記フィールド周期において所定の時間間隔で計数を行
    う計数手段と、 前記計数手段の出力に基いて、予め定められたデータを
    出力するデータ変換手段と、 前記第一の記憶手段の出力及び前記データ変換手段の出
    力を比較する比較手段とを備えて構成されることを特徴
    とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記データ変換手段が、前記計数手段の
    出力に基づいて、予め記憶されたデータを読み出す第二
    の記憶手段であることを特徴とする請求項4記載の画像
    表示装置。
  6. 【請求項6】 フィールド周期を2以上(nは自然
    数)のフィールド周期に分割するとともに、フィールド
    周期における各画素の発光時間を2以上(nは自然
    数)の発光時間に分割することを特徴とする請求項4記
    載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 フィールド周期ごとに、画像データに基
    づく発光時間だけ各画素を点灯させて,階調画像を表示
    する表示部を有する画像表示装置において、前記画像デ
    ータを前記フィールド周期における各画素の発光時間に
    変換し、駆動信号を出力する駆動回路と、前記駆動信号
    に基づいて点灯する画素とを備え、 前記駆動回路が、前記フィールド周期を2以上(nは
    自然数)のフィールド周期に分割するとともに、前記フ
    ィールド周期における発光時間を2以上(nは自然
    数)の発光時間に分割し、分割された各発光時間を分割
    されたフィールド周期のそれぞれに配置する構成とし、 さらに前記駆動回路が、フィールドごとに各画素の発光
    時間を記憶保持する記憶手段と、 前記フィールド周期において所定の時間間隔で計数を行
    う計数手段と、 前記計数手段の出力のビット順序を並べ替えて、前記記
    憶手段の出力と比較する比較手段とを備えて構成される
    ことを特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記比較手段は、前記計数手段が出力す
    る最上位ビットのデータを、前記記憶手段が出力する最
    下位ビットのデータと比較することを特徴とする請求項
    7に記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記比較手段は、前記計数手段が出力す
    る最上位ビットの次に大きいビットのデータを、前記記
    憶手段が出力する最下位ビットの次に小さいビットのデ
    ータと比較することを特徴とする請求項8に記載の画像
    表示装置。
  10. 【請求項10】 表示部が複数の表示モジュールにより
    構成され、各前記表示モジュールが、1又は2以上の画
    素と、その駆動回路とを備えて構成されることを特徴と
    する請求項4から9のいずれかに記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】 表示部が複数の表示モジュールにより
    構成され、各前記表示モジュールが、マトリックス状に
    配置された画素と、その駆動回路とを備え、 前記マトリックス状に配置された画素は、走査線方向に
    配置された複数のX電極と、これに交叉する複数のY電
    極とを備え、 前記駆動回路が、各前記X電極に対し、順次に又は任意
    に走査信号を印加するとともに、各前記Y電極に対しデ
    ータ信号を印加する回路として構成されることを特徴と
    する請求項4から9のいずれかに記載の画像表示装置。
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