JP2002229524A - 単純マトリクス型液晶表示パネルの駆動回路及び液晶表示装置 - Google Patents
単純マトリクス型液晶表示パネルの駆動回路及び液晶表示装置Info
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- JP2002229524A JP2002229524A JP2001025217A JP2001025217A JP2002229524A JP 2002229524 A JP2002229524 A JP 2002229524A JP 2001025217 A JP2001025217 A JP 2001025217A JP 2001025217 A JP2001025217 A JP 2001025217A JP 2002229524 A JP2002229524 A JP 2002229524A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 MLS駆動に最適な直交関数反転回路、ダミ
ーパルス発生回路等を提供することを目的とする。 【解決手段】 L本の走査線を同時選択することによ
り、複数の走査線と複数の信号線を有する単純マトリク
ス型液晶表示パネルを駆動するマルチラインセレクト
(MLS)駆動法において、直交関数切替え回路,直交
関数反転回路,MLS演算回路,加算回路,電圧選択回
路,ラッチ回路,ダミーパルス発生回路を具備したこと
を特徴とする液晶表示パネルの駆動回路。
ーパルス発生回路等を提供することを目的とする。 【解決手段】 L本の走査線を同時選択することによ
り、複数の走査線と複数の信号線を有する単純マトリク
ス型液晶表示パネルを駆動するマルチラインセレクト
(MLS)駆動法において、直交関数切替え回路,直交
関数反転回路,MLS演算回路,加算回路,電圧選択回
路,ラッチ回路,ダミーパルス発生回路を具備したこと
を特徴とする液晶表示パネルの駆動回路。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の走査線と複
数の信号線を有する単純マトリクス型液晶表示パネルに
おいて、複数の走査線を同時選択するマルチラインセレ
クト(MLS)駆動法の駆動回路に関するものである。
数の信号線を有する単純マトリクス型液晶表示パネルに
おいて、複数の走査線を同時選択するマルチラインセレ
クト(MLS)駆動法の駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のセグメント信号線(信号線)とこ
れに直交する複数のコモン信号線(走査線)により駆動
される単純マトリクス型の液晶表示パネルの代表的な駆
動方法として、APT(Alt Pleshko Technics)駆動
法とMLS(Multi Line Selection)駆動法が知られ
ている。APT駆動法は、STN等の基本となる時分割
駆動法であり、走査信号としては正負の大きな選択パル
スを走査線の各行に順次印加し、対応するデータによっ
て変調した信号電圧をデータ信号として信号線に印加し
ている。一方、MLS駆動法は、複数の走査線を同時選
択する駆動法であり、高速応答のSTNで問題となるフ
レーム応答の低減を主たる目的として提案されたが、駆
動電圧低減にも効果がある。同時選択される走査線の本
数をLとすると、APT駆動法と比較して、走査信号は
1/√L倍,データ信号は√L倍となる。データ信号の
電圧は高くなるが、大きな走査電圧を低減できるという
利点がある。
れに直交する複数のコモン信号線(走査線)により駆動
される単純マトリクス型の液晶表示パネルの代表的な駆
動方法として、APT(Alt Pleshko Technics)駆動
法とMLS(Multi Line Selection)駆動法が知られ
ている。APT駆動法は、STN等の基本となる時分割
駆動法であり、走査信号としては正負の大きな選択パル
スを走査線の各行に順次印加し、対応するデータによっ
て変調した信号電圧をデータ信号として信号線に印加し
ている。一方、MLS駆動法は、複数の走査線を同時選
択する駆動法であり、高速応答のSTNで問題となるフ
レーム応答の低減を主たる目的として提案されたが、駆
動電圧低減にも効果がある。同時選択される走査線の本
数をLとすると、APT駆動法と比較して、走査信号は
1/√L倍,データ信号は√L倍となる。データ信号の
電圧は高くなるが、大きな走査電圧を低減できるという
利点がある。
【0003】4本同時選択のMLS駆動法(以下、ML
S4と略す)の概要を以下に示す。MLS駆動において
は、図7に示すように、直交関数生成部213により展
開された直交関数で構成された行列215(H)と、入
力信号を表す行列211(S)とを用いて演算器212
が、H×Sの行列演算を行い、演算結果がセグメント信
号線214に出力される。演算結果である行列の積H×
Sの各列が各セグメント信号線214へのデータに対応
し、行は時間経過(水平走査期間の経過)に対応してい
る。4行同時選択の場合、図8に示すように、直交関数
215(H)は4行4列の種関数を走査線数(例では1
68本)に展開する。Hの列数は走査線の数であり、走
査線の選択時にはHの要素は1もしくは−1の値を持
ち、非選択時には0の値を持つ。種関数の第1行〜第4
行が図8に示すように行列Hの要素として繰り返し配列
され、行列Hのこれ以外の要素はすべて0である。この
行列Hの要素に比例した電圧が走査線に供給される。こ
の時の走査電極の駆動波形を図9に示す。HSTは水平
同期信号であり、1フレームにおける水平走査期間の数
は、走査線の数(168本)と等しい。図8あるいは図
9に示すように、走査線は4本同時に選択されるので、
168/4=42回の水平走査期間ごとにすべての走査
線が選択されることになり、従って1フレーム(168
水平走査期間)は、第1から第4のサブフレームで構成
されているとみなすことができる。第1から第4のサブ
フレーム間では、入力信号211は変化しないとして、
直交関数215と行列演算が実行される。
S4と略す)の概要を以下に示す。MLS駆動において
は、図7に示すように、直交関数生成部213により展
開された直交関数で構成された行列215(H)と、入
力信号を表す行列211(S)とを用いて演算器212
が、H×Sの行列演算を行い、演算結果がセグメント信
号線214に出力される。演算結果である行列の積H×
Sの各列が各セグメント信号線214へのデータに対応
し、行は時間経過(水平走査期間の経過)に対応してい
る。4行同時選択の場合、図8に示すように、直交関数
215(H)は4行4列の種関数を走査線数(例では1
68本)に展開する。Hの列数は走査線の数であり、走
査線の選択時にはHの要素は1もしくは−1の値を持
ち、非選択時には0の値を持つ。種関数の第1行〜第4
行が図8に示すように行列Hの要素として繰り返し配列
され、行列Hのこれ以外の要素はすべて0である。この
行列Hの要素に比例した電圧が走査線に供給される。こ
の時の走査電極の駆動波形を図9に示す。HSTは水平
同期信号であり、1フレームにおける水平走査期間の数
は、走査線の数(168本)と等しい。図8あるいは図
9に示すように、走査線は4本同時に選択されるので、
168/4=42回の水平走査期間ごとにすべての走査
線が選択されることになり、従って1フレーム(168
水平走査期間)は、第1から第4のサブフレームで構成
されているとみなすことができる。第1から第4のサブ
フレーム間では、入力信号211は変化しないとして、
直交関数215と行列演算が実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】MLS駆動は複数の走
査線を同時選択するので、従来のAPT駆動に比べて、
MLS特有の直交演算回路、交流反転駆動、ダミーパル
ス機能等が必要である。これらの機能を搭載して、初め
てドライバーICとして実現される。本発明はかかる点
に鑑みてなされたものであり、MLS駆動をドライバー
ICとして実現するために、最適な駆動回路の全体構成
を実現することを目的とする。
査線を同時選択するので、従来のAPT駆動に比べて、
MLS特有の直交演算回路、交流反転駆動、ダミーパル
ス機能等が必要である。これらの機能を搭載して、初め
てドライバーICとして実現される。本発明はかかる点
に鑑みてなされたものであり、MLS駆動をドライバー
ICとして実現するために、最適な駆動回路の全体構成
を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による複数の走査電極と複数の信号電極を有
する単純マトリクス型液晶表示パネルの駆動回路では、
直交関数切替え回路,直交関数反転回路,MLS演算回
路,加算回路,デコーダ回路,ラッチ回路,ダミーパル
ス発生回路を具備したことを特徴とする。これにより、
MLS駆動をドライバーICとして実現するために、最
適な駆動回路の全体構成を実現することができる。
に、本発明による複数の走査電極と複数の信号電極を有
する単純マトリクス型液晶表示パネルの駆動回路では、
直交関数切替え回路,直交関数反転回路,MLS演算回
路,加算回路,デコーダ回路,ラッチ回路,ダミーパル
ス発生回路を具備したことを特徴とする。これにより、
MLS駆動をドライバーICとして実現するために、最
適な駆動回路の全体構成を実現することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0007】(発明の実施の形態1)本発明の第1の実
施の形態は、複数本の走査線を同時選択することによ
り、複数の走査線と複数の信号線を有する単純マトリク
ス型液晶表示パネルを駆動するマルチラインセレクト
(MLS)駆動法において、直交関数切替え回路,直交
関数反転回路,MLS演算回路,加算回路,デコーダ回
路,ラッチ回路,ダミーパルス発生回路を具備したこと
を特徴としている。
施の形態は、複数本の走査線を同時選択することによ
り、複数の走査線と複数の信号線を有する単純マトリク
ス型液晶表示パネルを駆動するマルチラインセレクト
(MLS)駆動法において、直交関数切替え回路,直交
関数反転回路,MLS演算回路,加算回路,デコーダ回
路,ラッチ回路,ダミーパルス発生回路を具備したこと
を特徴としている。
【0008】この回路構成により、上記した直交演算回
路、交流反転駆動、ダミーパルス機能等をドライバIC
にまとめることが可能になる。
路、交流反転駆動、ダミーパルス機能等をドライバIC
にまとめることが可能になる。
【0009】(発明の実施の形態2)本発明の第2の実
施の形態は、第1の実施の形態において、走査線には直
交関数に基づく駆動波形を、信号線には画像データと直
交関数の行列演算に基づく駆動波形を印加するマルチラ
インセレクト(MLS)駆動法であって、走査線及び信
号線の直交関数を切替えて直交関数を発生する直交関数
発生回路を具備したことを特徴としている。MLS駆動
で使用される直交関数は、アダマール条件を満足する行
列ならばどれでもよい。従って、パネルの特性に応じ
て、パネルに最適な直交関数に切替えることにより、表
示画質の向上を図ることができる。
施の形態は、第1の実施の形態において、走査線には直
交関数に基づく駆動波形を、信号線には画像データと直
交関数の行列演算に基づく駆動波形を印加するマルチラ
インセレクト(MLS)駆動法であって、走査線及び信
号線の直交関数を切替えて直交関数を発生する直交関数
発生回路を具備したことを特徴としている。MLS駆動
で使用される直交関数は、アダマール条件を満足する行
列ならばどれでもよい。従って、パネルの特性に応じ
て、パネルに最適な直交関数に切替えることにより、表
示画質の向上を図ることができる。
【0010】図1に、本発明の直交関数発生回路を示
す。図に示すように、N個の直交関数から、1個の直交
関数を作成するには、セレクタ信号で選択すればよい。
す。図に示すように、N個の直交関数から、1個の直交
関数を作成するには、セレクタ信号で選択すればよい。
【0011】(発明の実施の形態3)本発明の第3の実
施の形態は、第1の実施の形態において、走査線には直
交関数に基づく駆動波形を、信号線には画像データと直
交関数の行列演算に基づく駆動波形を印加するマルチラ
インセレクト(MLS)駆動法であって、走査線並びに
信号線の直交関数の符号を反転する直交関数反転回路を
具備したことを特徴としている。
施の形態は、第1の実施の形態において、走査線には直
交関数に基づく駆動波形を、信号線には画像データと直
交関数の行列演算に基づく駆動波形を印加するマルチラ
インセレクト(MLS)駆動法であって、走査線並びに
信号線の直交関数の符号を反転する直交関数反転回路を
具備したことを特徴としている。
【0012】走査線または信号線の直交関数の符号を反
転すると、走査線の駆動電圧または信号線の駆動電圧の
極性を容易に反転できる。
転すると、走査線の駆動電圧または信号線の駆動電圧の
極性を容易に反転できる。
【0013】(発明の実施の形態4)本発明の第4の実
施の形態は、第3の実施の形態において、直交関数の符
号の反転回路としてExclusive−ORもしくはExclusive−
NORを用いたことを特徴としている。図2の回路図を示
すように、極性反転信号がHIGHのとき、直交関数の符号
は反転される。
施の形態は、第3の実施の形態において、直交関数の符
号の反転回路としてExclusive−ORもしくはExclusive−
NORを用いたことを特徴としている。図2の回路図を示
すように、極性反転信号がHIGHのとき、直交関数の符号
は反転される。
【0014】(発明の実施の形態5)本発明の第5の実
施の形態は、第3の実施の形態において、走査線の直交
関数もしくは信号線の直交関数のいずれか一方の符号を
反転することにより、パネルのノーマリーホワイトとノ
ーマリーブラックの切替えを実現したことを特徴として
いる。
施の形態は、第3の実施の形態において、走査線の直交
関数もしくは信号線の直交関数のいずれか一方の符号を
反転することにより、パネルのノーマリーホワイトとノ
ーマリーブラックの切替えを実現したことを特徴として
いる。
【0015】液晶に電圧がかかっていないとき、ノーマ
リホワイトでは白、ノーマリブラックでは黒が表示され
るので、階調レベル0を黒とした場合、ノーマリーホワ
イトでは階調レベルを反転しなければならない。すなわ
ちメモリーから読み出されたデータを反転する回路が必
要となり、各信号線にこの回路を搭載すると回路規模が
大きくなってしまう。それに対して、本発明では、走査
線もしくは信号線の直交関数のいずれか一方の符号を反
転するだけで、階調レベル0が階調レベル15に変換さ
れるので、小さな回路規模でノーマリーホワイトとノー
マリーブラックの切替えが実現できる。
リホワイトでは白、ノーマリブラックでは黒が表示され
るので、階調レベル0を黒とした場合、ノーマリーホワ
イトでは階調レベルを反転しなければならない。すなわ
ちメモリーから読み出されたデータを反転する回路が必
要となり、各信号線にこの回路を搭載すると回路規模が
大きくなってしまう。それに対して、本発明では、走査
線もしくは信号線の直交関数のいずれか一方の符号を反
転するだけで、階調レベル0が階調レベル15に変換さ
れるので、小さな回路規模でノーマリーホワイトとノー
マリーブラックの切替えが実現できる。
【0016】図3に本発明の走査線及び信号線の駆動波
形の一例を示す。(a)に示すように、信号線の極性を
反転させると、全白パターンは全黒パターンに反転す
る。また、(b)に示すように、走査線の極性を反転さ
せると、全白パターンは全黒パターンに反転する。すな
わち、走査線の直交関数もしくは信号線の直交関数のい
ずれか一方の符号を反転することにより、パネルのノー
マリーホワイトとノーマリーブラックの切替えを実現で
きる。
形の一例を示す。(a)に示すように、信号線の極性を
反転させると、全白パターンは全黒パターンに反転す
る。また、(b)に示すように、走査線の極性を反転さ
せると、全白パターンは全黒パターンに反転する。すな
わち、走査線の直交関数もしくは信号線の直交関数のい
ずれか一方の符号を反転することにより、パネルのノー
マリーホワイトとノーマリーブラックの切替えを実現で
きる。
【0017】(発明の実施の形態6)本発明の第6の実
施の形態は、第3の実施の形態において、走査線の直交
関数及び信号線の直交関数の符号を同時に反転すること
により、交流駆動を実現したことを特徴としている。液
晶素子の焼付け防止や長寿命化のため、一定周期で交流
駆動を行い、DC成分が液晶にかかることを防ぐことが
必須である。本発明は、走査線と信号線の直交関数の符
号を同時に反転することにより、走査線と信号線の駆動
電圧の極性反転を実現し、交流駆動を実現するものであ
る。
施の形態は、第3の実施の形態において、走査線の直交
関数及び信号線の直交関数の符号を同時に反転すること
により、交流駆動を実現したことを特徴としている。液
晶素子の焼付け防止や長寿命化のため、一定周期で交流
駆動を行い、DC成分が液晶にかかることを防ぐことが
必須である。本発明は、走査線と信号線の直交関数の符
号を同時に反転することにより、走査線と信号線の駆動
電圧の極性反転を実現し、交流駆動を実現するものであ
る。
【0018】図4に本発明の回路構成の模式図を示す。
交流駆動信号は、一定周期ごとに走査線並びに信号線の
直交関数の符号を反転するための一定周期の正負の信号
である。NW/NB信号は、パネルがノーマリーホワイ
トかノーマリーブラックであるかに応じて切替える信号
であり、ノーマリーホワイトの場合は正,ノーマリーブ
ラックの場合は負である。図では、ノーマリーホワイト
とノーマリーブラックの切替えを、走査線の直交関数の
符号反転で実現する場合を示している。従って、パネル
がノーマリーホワイトの場合、走査線の交流駆動信号は
反転されるので、走査線の直交関数と信号線の直交関数
は交互に反転動作し、交流駆動される。パネルがノーマ
リーブラックの場合は、走査線の直交関数と信号線の直
交関数は同時に反転駆動し、交流駆動される。
交流駆動信号は、一定周期ごとに走査線並びに信号線の
直交関数の符号を反転するための一定周期の正負の信号
である。NW/NB信号は、パネルがノーマリーホワイ
トかノーマリーブラックであるかに応じて切替える信号
であり、ノーマリーホワイトの場合は正,ノーマリーブ
ラックの場合は負である。図では、ノーマリーホワイト
とノーマリーブラックの切替えを、走査線の直交関数の
符号反転で実現する場合を示している。従って、パネル
がノーマリーホワイトの場合、走査線の交流駆動信号は
反転されるので、走査線の直交関数と信号線の直交関数
は交互に反転動作し、交流駆動される。パネルがノーマ
リーブラックの場合は、走査線の直交関数と信号線の直
交関数は同時に反転駆動し、交流駆動される。
【0019】(発明の実施の形態7)本発明の第7の実
施の形態は、第6の実施の形態において、交流駆動の反
転周期を11水平走査期間または13水平走査期間に設
定したことを特徴としている。交流駆動の反転周期を短
くしすぎると消費電力が増大してしまう。逆に交流駆動
の反転周期が長すぎると、焼き付けが発生しやすくなっ
たり、パネルの寿命が短くなってしまう。また、DC成
分が十分除去されず、横筋といった表示課題も発生す
る。走査線が160本の場合、MLS4では40で割り
切れない11または13で反転すると、極性がプラスの
ところとマイナスのところが重ならないので、画質的に
良好である。例えば20水平走査期間ごとに反転する
と、パネルの上半分は常にプラス、パネルの下半分は常
にマイナスとなってしまい、反転駆動にならない。ま
た、10水平期間ごとでも同じように、プラスとマイナ
スのところが固定されてしまう。従って、更に望ましく
は、11がよい。理由は13では、あまりが1なので、
1Hごとしかずれないのに対し、11では、あまりが7
なのでよい。
施の形態は、第6の実施の形態において、交流駆動の反
転周期を11水平走査期間または13水平走査期間に設
定したことを特徴としている。交流駆動の反転周期を短
くしすぎると消費電力が増大してしまう。逆に交流駆動
の反転周期が長すぎると、焼き付けが発生しやすくなっ
たり、パネルの寿命が短くなってしまう。また、DC成
分が十分除去されず、横筋といった表示課題も発生す
る。走査線が160本の場合、MLS4では40で割り
切れない11または13で反転すると、極性がプラスの
ところとマイナスのところが重ならないので、画質的に
良好である。例えば20水平走査期間ごとに反転する
と、パネルの上半分は常にプラス、パネルの下半分は常
にマイナスとなってしまい、反転駆動にならない。ま
た、10水平期間ごとでも同じように、プラスとマイナ
スのところが固定されてしまう。従って、更に望ましく
は、11がよい。理由は13では、あまりが1なので、
1Hごとしかずれないのに対し、11では、あまりが7
なのでよい。
【0020】(発明の実施の形態8)本発明の第8の実
施の形態は、第6の実施の形態において、フレーム周波
数に応じて、交流駆動の水平期間に対する反転周期を変
化させたことを特徴としている。フレーム変調方式によ
り階調制御を行う場合、表示色数によってはフリッカが
発生したりするので、フレーム周波数を変更する必要が
ある。例えば、フレーム周波数は、4096色表示では
120Hz程度であるが、256色表示では80Hz程
度、8色表示では35Hz程度である。フレーム周波数
が変化すると、1水平期間の周期が変化するので、固定
された水平期間長で交流駆動の反転動作を行うと、反転
周期が変化してしまい、パネルの焼付けや寿命に影響を
与えてしまう。そこで、フレーム周波数に応じて、交流
駆動の水平期間に対する反転周期を変化させることで、
上記の問題をクリアできる。
施の形態は、第6の実施の形態において、フレーム周波
数に応じて、交流駆動の水平期間に対する反転周期を変
化させたことを特徴としている。フレーム変調方式によ
り階調制御を行う場合、表示色数によってはフリッカが
発生したりするので、フレーム周波数を変更する必要が
ある。例えば、フレーム周波数は、4096色表示では
120Hz程度であるが、256色表示では80Hz程
度、8色表示では35Hz程度である。フレーム周波数
が変化すると、1水平期間の周期が変化するので、固定
された水平期間長で交流駆動の反転動作を行うと、反転
周期が変化してしまい、パネルの焼付けや寿命に影響を
与えてしまう。そこで、フレーム周波数に応じて、交流
駆動の水平期間に対する反転周期を変化させることで、
上記の問題をクリアできる。
【0021】例えば、フレーム周波数が120Hzで1
1水平期間ごとに交流反転駆動を行っている場合、80
Hzでは7水平期間ごとに交流反転駆動し、35Hzで
は3水平期間ごとに交流反転駆動すれば、フレーム周波
数が変化しても反転時間はほぼ一定となり、パネルの焼
き付け等の発生を防止できる。
1水平期間ごとに交流反転駆動を行っている場合、80
Hzでは7水平期間ごとに交流反転駆動し、35Hzで
は3水平期間ごとに交流反転駆動すれば、フレーム周波
数が変化しても反転時間はほぼ一定となり、パネルの焼
き付け等の発生を防止できる。
【0022】(発明の実施の形態9)本発明の第9の実
施の形態は、第6の実施の形態において、1水平期間の
長さに応じて、交流駆動の反転周期を変化させたことを
特徴としている。パーシャル表示では、フレーム周波数
が一定でも、表示ライン数が変化するので、1水平期間
の周期が変化する。すると、発明の実施の形態6で述べ
た問題が発生するので,1水平期間の長さに応じて、交
流駆動の反転周期を変化させることで問題をクリアでき
る。
施の形態は、第6の実施の形態において、1水平期間の
長さに応じて、交流駆動の反転周期を変化させたことを
特徴としている。パーシャル表示では、フレーム周波数
が一定でも、表示ライン数が変化するので、1水平期間
の周期が変化する。すると、発明の実施の形態6で述べ
た問題が発生するので,1水平期間の長さに応じて、交
流駆動の反転周期を変化させることで問題をクリアでき
る。
【0023】例えば、全画面表示で160本ライン数の
場合、11水平期間ごとに交流反転駆動を行っていると
すると、パーシャル表示で40本ライン数では、3水平
期間ごとに交流反転駆動を行えばよい。
場合、11水平期間ごとに交流反転駆動を行っていると
すると、パーシャル表示で40本ライン数では、3水平
期間ごとに交流反転駆動を行えばよい。
【0024】(発明の実施の形態10)本発明の第10
の実施の形態は、第1の実施の形態において、加算回路
と電圧選択回路をひとつにまとめたことを特徴としてい
る。図5にMLS演算以降の回路構成を示す。MLS演
算は、直交関数と階調選択回路の出力をExclusive−NOR
で実現される。この演算を4行分行い、4ビットの加算
回路に入力される。従って、加算回路の出力結果は0〜
4までの数値となるので、デコーダ回路でデコードする
ことにより、演算結果が0,1,2,3,4に応じて、
MV2,MV1,VC,V1,V2の出力電圧を選択す
ればよい。この4ビット加算回路とデコーダ回路を一つ
にまとめたのが、本発明である。
の実施の形態は、第1の実施の形態において、加算回路
と電圧選択回路をひとつにまとめたことを特徴としてい
る。図5にMLS演算以降の回路構成を示す。MLS演
算は、直交関数と階調選択回路の出力をExclusive−NOR
で実現される。この演算を4行分行い、4ビットの加算
回路に入力される。従って、加算回路の出力結果は0〜
4までの数値となるので、デコーダ回路でデコードする
ことにより、演算結果が0,1,2,3,4に応じて、
MV2,MV1,VC,V1,V2の出力電圧を選択す
ればよい。この4ビット加算回路とデコーダ回路を一つ
にまとめたのが、本発明である。
【0025】表1にMLS演算結果に対する加算回路と
アナログスイッチの真理値表を示す。
アナログスイッチの真理値表を示す。
【0026】MLSQ0〜MLSO3は4行分のMLS
演算結果であり、その加算結果に応じて、アナログスイ
ッチSMV2,SMV1,SVC,SV1,SV2のい
ずれかがオンする。ここでSMV2はMV2のアナログ
スイッチ、SMV1はMV1のアナログスイッチ、SV
CはVCのアナログスイッチ、SV1はV1のアナログ
スイッチ、SV2はV2のアナログスイッチである。こ
のように、入力信号MLSQ0〜MLSO3に対して、
出力信号SMV2,SMV1,SVC,SV1,SV2
を直接論理合成すると、加算回路とデコーダ回路をひと
つにまとめられるので、回路規模を小さくできる。
演算結果であり、その加算結果に応じて、アナログスイ
ッチSMV2,SMV1,SVC,SV1,SV2のい
ずれかがオンする。ここでSMV2はMV2のアナログ
スイッチ、SMV1はMV1のアナログスイッチ、SV
CはVCのアナログスイッチ、SV1はV1のアナログ
スイッチ、SV2はV2のアナログスイッチである。こ
のように、入力信号MLSQ0〜MLSO3に対して、
出力信号SMV2,SMV1,SVC,SV1,SV2
を直接論理合成すると、加算回路とデコーダ回路をひと
つにまとめられるので、回路規模を小さくできる。
【0027】
【表1】
【0028】(発明の実施の形態11)本発明の第11
の実施の形態は、第1の実施の形態において、各信号線
に2種類のラッチ回路A,Bを具備し、ラッチAは4ビ
ットで構成され、ラッチBは5ビットで構成され、1水
平期間に少なくとも4サイクル以上のクロックを具備
し、クロックに同期して画像データのメモリーを読み出
すことにより、ラッチAは4本の走査線の画像データに
対応する階調パターンの1(オン)または0(オフ)を
ラッチし、ラッチBはMLS演算の加算回路とデコーダ
回路の結果をラッチすることを特徴としている。
の実施の形態は、第1の実施の形態において、各信号線
に2種類のラッチ回路A,Bを具備し、ラッチAは4ビ
ットで構成され、ラッチBは5ビットで構成され、1水
平期間に少なくとも4サイクル以上のクロックを具備
し、クロックに同期して画像データのメモリーを読み出
すことにより、ラッチAは4本の走査線の画像データに
対応する階調パターンの1(オン)または0(オフ)を
ラッチし、ラッチBはMLS演算の加算回路とデコーダ
回路の結果をラッチすることを特徴としている。
【0029】図6に、画像データ読み出しからMLS演
算にかけてのタイミングチャートを示す。LPは水平同
期信号,LCKは周期が1水平期間のラインクロック,
CKは1水平期間に4回データを読み出すための読み出
しクロック,DATAは画像データ出力,KOUTは階
調パターン出力である。図6に示すように、読み出しク
ロックCKの立ち上がりに同期して、画像データと階調
パターンが出力される。画像データと階調パターンは階
調選択回路で比較されて、オンかオフの情報が本発明の
ラッチA1からA4に、読み出しクロックCKの立下り
で、順次ラッチされていく。ラインクロックLCKの立
下りと読み出しクロックCKの立ち上がりにはタイムラ
グがあるので、ラインクロックLCKの立下り時では、
ラッチA1からA4の値が同時に確定している。そこ
で、MLS演算結果であるアナログスイッチの制御信号
を、本発明のラッチB1からB5にラインクロックLC
Kの立下りでラッチすることにより、次の1水平期間に
わたって、MLS演算結果であるMV2,MV1,V
C,V1,V2のいずれかの電圧が出力される。
算にかけてのタイミングチャートを示す。LPは水平同
期信号,LCKは周期が1水平期間のラインクロック,
CKは1水平期間に4回データを読み出すための読み出
しクロック,DATAは画像データ出力,KOUTは階
調パターン出力である。図6に示すように、読み出しク
ロックCKの立ち上がりに同期して、画像データと階調
パターンが出力される。画像データと階調パターンは階
調選択回路で比較されて、オンかオフの情報が本発明の
ラッチA1からA4に、読み出しクロックCKの立下り
で、順次ラッチされていく。ラインクロックLCKの立
下りと読み出しクロックCKの立ち上がりにはタイムラ
グがあるので、ラインクロックLCKの立下り時では、
ラッチA1からA4の値が同時に確定している。そこ
で、MLS演算結果であるアナログスイッチの制御信号
を、本発明のラッチB1からB5にラインクロックLC
Kの立下りでラッチすることにより、次の1水平期間に
わたって、MLS演算結果であるMV2,MV1,V
C,V1,V2のいずれかの電圧が出力される。
【0030】(発明の実施の形態12)本発明の第12
の実施の形態は、第1の実施の形態において、ダミーパ
ルス発生回路として、走査線の直交関数の反転動作にあ
わせて、信号線に印加するダミーパルスの極性を反転さ
せる機能を具備したことを特徴としている。
の実施の形態は、第1の実施の形態において、ダミーパ
ルス発生回路として、走査線の直交関数の反転動作にあ
わせて、信号線に印加するダミーパルスの極性を反転さ
せる機能を具備したことを特徴としている。
【0031】表2にダミーパルスがある場合の真理値表
を示す。DMはダミーパルスのオン・オフ信号で、1は
オン,0はオフを表す。ALTは走査線の直交関数の交
流化信号で、1は反転,0は非反転を表す。その他の記
号は、表1と同じである。DMが0のときは、表2は表
1と同じである。DMが1でダミーパルスがオンの場
合、走査線の直交関数の交流化信号ALTが0(非反
転)では、MV2のアナログスイッチがオンとなり、−
V2のダミーパルスが信号線に印加され、ALTが1
(反転)では、V2のアナログスイッチがオンとなり、
+V2のダミーパルスが信号線に印加される。このよう
に、走査線の直交関数の正転・反転に応じて、信号線に
印加されるダミーパルスの極性を変化させることで、効
率良く液晶に実効値電圧を印加できる。
を示す。DMはダミーパルスのオン・オフ信号で、1は
オン,0はオフを表す。ALTは走査線の直交関数の交
流化信号で、1は反転,0は非反転を表す。その他の記
号は、表1と同じである。DMが0のときは、表2は表
1と同じである。DMが1でダミーパルスがオンの場
合、走査線の直交関数の交流化信号ALTが0(非反
転)では、MV2のアナログスイッチがオンとなり、−
V2のダミーパルスが信号線に印加され、ALTが1
(反転)では、V2のアナログスイッチがオンとなり、
+V2のダミーパルスが信号線に印加される。このよう
に、走査線の直交関数の正転・反転に応じて、信号線に
印加されるダミーパルスの極性を変化させることで、効
率良く液晶に実効値電圧を印加できる。
【0032】
【表2】
【0033】(発明の実施の形態13)本発明の第13
の実施の形態は、第12の実施の形態において、ダミー
パルスの反転回路としてExclusive−ORもしくはExclusi
ve−NORを用いたことを特徴としている。
の実施の形態は、第12の実施の形態において、ダミー
パルスの反転回路としてExclusive−ORもしくはExclusi
ve−NORを用いたことを特徴としている。
【0034】(発明の実施の形態14)本発明の第14
の実施の形態は、携帯情報端末用液晶表示装置の駆動回
路または駆動方法として、第4の実施の形態,第5の実
施の形態,第7の実施の形態,第8の実施の形態,第9
の実施の形態,第10の実施の形態,第11の実施の形
態,第13の実施の形態のいずれかの駆動回路または駆
動方法を具備したことを特徴としている。
の実施の形態は、携帯情報端末用液晶表示装置の駆動回
路または駆動方法として、第4の実施の形態,第5の実
施の形態,第7の実施の形態,第8の実施の形態,第9
の実施の形態,第10の実施の形態,第11の実施の形
態,第13の実施の形態のいずれかの駆動回路または駆
動方法を具備したことを特徴としている。
【0035】携帯電話をはじめとする移動体端末では消
費電力が限られており、消費電力を低減することが求め
られている。本発明の駆動回路または駆動方法を携帯情
報端末用液晶表示装置に適用すると、MLS駆動に最適
な回路構成が実現できるので低消費電力を実現できる。
費電力が限られており、消費電力を低減することが求め
られている。本発明の駆動回路または駆動方法を携帯情
報端末用液晶表示装置に適用すると、MLS駆動に最適
な回路構成が実現できるので低消費電力を実現できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の直交関数切替え
回路,直交関数反転回路,MLS演算回路,加算回路,
デコーダ回路,ラッチ回路,ダミーパルス発生回路を具
備した複数の走査電極と複数の信号電極を有する単純マ
トリクス型液晶表示パネルの駆動方法では、MLS特有
の直交演算回路、交流反転駆動、ダミーパルス機能等が
可能となり、MLS駆動をドライバーICとして実現す
るために、最適な駆動回路構成を実現でき、その実用的
効果は大きい。
回路,直交関数反転回路,MLS演算回路,加算回路,
デコーダ回路,ラッチ回路,ダミーパルス発生回路を具
備した複数の走査電極と複数の信号電極を有する単純マ
トリクス型液晶表示パネルの駆動方法では、MLS特有
の直交演算回路、交流反転駆動、ダミーパルス機能等が
可能となり、MLS駆動をドライバーICとして実現す
るために、最適な駆動回路構成を実現でき、その実用的
効果は大きい。
【図1】本発明の第2の実施形態における直交関数発生
回路図
回路図
【図2】本発明の第4の実施の形態における直交関数反
転回路図
転回路図
【図3】本発明の第5の実施形態における走査線及び信
号線の駆動波形図
号線の駆動波形図
【図4】本発明の第6の実施形態における回路構成図
【図5】本発明の第10の実施形態におけるMLS演算
以降の回路構成図
以降の回路構成図
【図6】本発明の第11の実施形態における画像データ
読み出しからMLS演算にかけてのタイミングチャート
読み出しからMLS演算にかけてのタイミングチャート
【図7】MLS駆動法のブロック図
【図8】MLS駆動の直交関数の図
【図9】MLS駆動の走査電極の駆動波形図
211 入力信号 212 演算器 213 直交関数生成部 214 セグメント信号 215 直交関数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 622 G09G 3/20 622Q (72)発明者 柘植 仁志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H093 NA06 NA34 NA47 NC26 ND60 5C006 AC12 AC23 AC24 AC27 AF59 AF72 BF24 BF26 EC13 FA23 FA47 5C080 AA10 BB05 DD06 DD26 EE24 FF07 JJ02 JJ03 JJ04 KK07
Claims (14)
- 【請求項1】 複数本の走査線を同時選択することによ
り、複数の走査線と複数の信号線を有する単純マトリク
ス型液晶表示パネルを駆動するマルチラインセレクト
(MLS)駆動法において、直交関数切替え回路,直交
関数反転回路,MLS演算回路,加算回路,電圧選択回
路,ラッチ回路,ダミーパルス発生回路を具備したこと
を特徴とする液晶表示パネルの駆動回路。 - 【請求項2】 請求項1において、前記走査線には直交
関数に基づく駆動波形を、前記信号線には画像データと
前記直交関数の行列演算に基づく駆動波形を印加するマ
ルチラインセレクト(MLS)駆動法であって、前記走
査線及び前記信号線の直交関数を切替える機能を有した
直交関数発生回路を具備したことを特徴とする液晶表示
パネルの駆動回路。 - 【請求項3】 請求項1において、前記走査線には直交
関数に基づく駆動波形を、前記信号線には画像データと
前記直交関数の行列演算に基づく駆動波形を印加するマ
ルチラインセレクト(MLS)駆動法であって、前記走
査線並びに前記信号線の直交関数の符号を反転する直交
関数反転回路を具備したことを特徴とする液晶表示パネ
ルの駆動回路。 - 【請求項4】 請求項3において、直交関数の符号の反
転回路としてExclusive−ORもしくはExclusive−NORを
用いたことを特徴とする液晶表示パネルの駆動回路。 - 【請求項5】 請求項3において、前記走査線の直交関
数もしくは前記信号線の直交関数のいずれか一方の符号
を反転することにより、パネルのノーマリーホワイトと
ノーマリーブラックの切替えを実現したことを特徴とす
る液晶表示パネルの駆動回路。 - 【請求項6】 請求項3において、前記走査線の直交関
数及び前記信号線の直交関数の符号を同時に反転するこ
とにより、交流駆動を実現したことを特徴とする液晶表
示パネルの駆動回路。 - 【請求項7】 請求項6において、交流駆動の反転周期
を11水平走査期間または13水平走査期間に設定した
ことを特徴とする液晶表示パネルの駆動方法。 - 【請求項8】 請求項6において、フレーム周波数に応
じて、交流駆動の水平期間に対する反転周期を変化させ
たことを特徴とする液晶表示パネルの駆動回路。 - 【請求項9】 請求項6において、1水平期間の長さに
応じて、交流駆動の反転周期を変化させたことを特徴と
する液晶表示パネルの駆動回路。 - 【請求項10】 請求項1において、加算回路と電圧選
択回路をひとつにまとめたことを特徴とする液晶表示パ
ネルの駆動回路。 - 【請求項11】 請求項1において、各信号線に2種類
のラッチ回路A,Bを具備し、ラッチAは4ビットで構
成され、ラッチBは5ビットで構成され、1水平期間に
少なくとも4サイクル以上のクロックを具備し、クロッ
クに同期して画像データのメモリーを読み出すことによ
り、ラッチAは4本の走査線の画像データに対応する階
調パターンの1(オン)または0(オフ)をラッチし、
ラッチBはMLS演算の加算回路とデコーダ回路の結果
をラッチすることを特徴とする液晶表示パネルの駆動回
路。 - 【請求項12】 請求項1において、ダミーパルス発生
回路として、走査線の直交関数の反転動作にあわせて、
信号線に印加するダミーパルスの極性を反転させる機能
を具備したことを特徴とする液晶表示パネルの駆動回
路。 - 【請求項13】 請求項12において、ダミーパルスの
反転回路としてExclusive−ORもしくはExclusive−NOR
を用いたことを特徴とする液晶表示パネルの駆動回路。 - 【請求項14】 請求項4,5,7,8,9,10,1
1,13のいずれかの駆動回路を具備した液晶表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001025217A JP2002229524A (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | 単純マトリクス型液晶表示パネルの駆動回路及び液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001025217A JP2002229524A (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | 単純マトリクス型液晶表示パネルの駆動回路及び液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002229524A true JP2002229524A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18890250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001025217A Pending JP2002229524A (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | 単純マトリクス型液晶表示パネルの駆動回路及び液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002229524A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100898786B1 (ko) * | 2002-11-11 | 2009-05-20 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정패널과 그의 구동 장치 및 방법 |
WO2013024754A1 (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-21 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
JP2013164486A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Japan Display West Co Ltd | 表示装置、表示駆動方法、電子機器 |
US8810615B2 (en) | 2011-04-07 | 2014-08-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device, drive method thereof, and electronic device |
-
2001
- 2001-02-01 JP JP2001025217A patent/JP2002229524A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100898786B1 (ko) * | 2002-11-11 | 2009-05-20 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정패널과 그의 구동 장치 및 방법 |
US8810615B2 (en) | 2011-04-07 | 2014-08-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device, drive method thereof, and electronic device |
WO2013024754A1 (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-21 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
JPWO2013024754A1 (ja) * | 2011-08-12 | 2015-03-05 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
JP2015179281A (ja) * | 2011-08-12 | 2015-10-08 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
US9311872B2 (en) | 2011-08-12 | 2016-04-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device with timing controller |
JP2013164486A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Japan Display West Co Ltd | 表示装置、表示駆動方法、電子機器 |
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