JP2001194898A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置

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    • G03G2221/183Process cartridge

Abstract

(57)【要約】 【課題】現像剤規制部材107の現像ローラ105b側
の反対側に残る現像剤量を減らして、現像剤をより有効
に使用することのできる現像装置、プロセスカートリッ
ジ、及び電子写真画像形成装置を提供する。 【解決手段】現像剤規制部材107が現像ローラ105
bと対向している側とは反対側の領域に、現像剤が侵入
するのを規制する侵入規制部材100を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置、プロセ
スカートリッジ、及び電子写真画像形成装置に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ばレーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及
び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも
1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して
画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、
少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0004】また、現像装置とは、現像手段と現像剤収
納部とを有し、電子写真感光体に形成された静電潜像を
現像手段により現像剤によって現像して可視像化するも
のである。
【0005】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
て記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置で
は、現像剤収納部及び現像手段を有する現像装置を備
え、電子写真感光体に形成された静電潜像を前記現像装
置の現像手段により現像剤(トナー)によって現像して
可視像化している。
【0006】このような現像装置及びプロセスカートリ
ッジにおいては、現像剤収納部に収納されている現像剤
を有効に最後まで使い切ることが望まれている。そのた
め、現像手段の現像ローラが担持する現像剤量を規制す
るための現像剤規制部材(現像ブレード)の裏側(現像
ローラ側と反対側)に残る現像剤の残量を減らす必要が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、現像
装置内に残る現像剤の量を減少させることのできる現像
装置、及び前記現像装置を用いるプロセスカートリッ
ジ、及び、電子写真画像形成装置を提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、プロセスカートリッ
ジ内に残る現像剤の量を減少させることのできるプロセ
スカートリッジ、及び、前記プロセスカートリッジを着
脱可能な電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、現像剤をより有効に
消費することのできる現像装置、プロセスカートリッ
ジ、及び、電子写真画像形成装置を提供することにあ
る。
【0010】本発明の他の目的は、現像剤規制部材が現
像ローラと対向しているのとは反対側の領域に、現像剤
が侵入するのを規制することのできる現像装置、プロセ
スカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る現像装置の代表的な構成は、電子写真感
光体に形成された静電潜像を現像するための現像装置に
おいて、(a)磁性を有する現像剤を収納するための現
像剤収納部と、(b)前記電子写真感光体に形成された
静電潜像を前記現像剤を用いて現像するための現像ロー
ラであって、内部に磁束発生部材を有し、前記磁束発生
部材により発生した磁力によって周面に現像剤を担持す
る現像ローラと、(c)前記現像ローラの周面に担持す
る現像剤の量を規制するための現像剤規制部材と、
(d)前記現像剤規制部材が前記現像ローラと対向して
いるのとは反対側の領域に、前記現像剤が侵入するのを
規制する侵入規制部材と、を有することを特徴とする現
像装置、である。
【0012】上記目的を達成するための本発明に係るプ
ロセスカートリッジの代表的な構成は、電子写真画像形
成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおい
て、(a)電子写真感光体と、(b)磁性を有する現像
剤を収納するための現像剤収納部と、(c)前記電子写
真感光体に形成された静電潜像を前記現像剤を用いて現
像するための現像ローラであって、内部に磁束発生部材
を有し、前記磁束発生部材により発生した磁力によって
周面に現像剤を担持する現像ローラと、(d)前記現像
ローラの周面に担持する現像剤の量を規制するための現
像剤規制部材と、(e)前記現像剤規制部材が前記現像
ローラと対向しているのとは反対側の領域に、前記現像
剤が侵入するのを規制する侵入規制部材と、を有するこ
とを特徴とするプロセスカートリッジ、である。
【0013】上記目的を達成するための本発明に係る電
子写真画像形成装置の代表的な構成は、記録媒体に画像
を形成する電子写真画像形成装置において、(a)電子
写真感光体と、(b)磁性を有する現像剤を収納するた
めの現像剤収納部と、前記電子写真感光体に形成された
静電潜像を前記現像剤を用いて現像するための現像ロー
ラであって、内部に磁束発生部材を有し、前記磁束発生
部材により発生した磁力によって周面に現像剤を担持す
る現像ローラと、前記現像ローラの周面に担持する現像
剤の量を規制するための現像剤規制部材と、前記現像剤
規制部材が前記現像ローラと対向しているのとは反対側
の領域に、前記現像剤が侵入するのを規制する侵入規制
部材と、を有して、前記感光体に形成された静電潜像を
現像するための現像装置と、(c)前記記録媒体を搬送
る搬送手段と、を有することを特徴とする電子写真画像
形成装置、である。
【0014】また、上記目的を達成するための本発明に
係る電子写真画像形成装置の代表的な構成は、プロセス
カートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形
成する電子写真画像形成装置本体において、(a)電子
写真感光体と、磁性を有する現像剤を収納するための現
像剤収納部と、前記電子写真感光体に形成された静電潜
像を前記現像剤を用いて現像するための現像ローラであ
って、内部に磁束発生部材を有し、前記磁束発生部材に
より発生した磁力によって周面に現像剤を担持する現像
ローラと、前記現像ローラの周面に担持する現像剤の量
を規制するための現像剤規制部材と、前記現像剤規制部
材が前記現像ローラと対向しているのとは反対側の領域
に、前記現像剤が侵入するのを規制する侵入規制部材
と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装
着するための装着部と、(b)前記記録媒体を搬送する
ための搬送手段と、を有することを特徴とする電子写真
画像形成装置、である。
【0015】(作 用)上記現像装置においては、現像
剤規制部材の現像ローラ側と反対側において、磁束発生
部材により発生した磁極の磁力が強い部分に配した侵入
規制部材が該部分への現像剤の入り込みを防止する。こ
れによって、現像剤規制部材の現像ローラ側と反対側に
現像剤が溜まらず、その結果として現像剤をより有効に
使用する事が可能となる。
【0016】上記プロセスカートリッジにおいては、現
像手段の有する現像剤規制部材の現像ローラ側と反対側
において、磁束発生手段により発生した磁極の磁力が強
い部分に配した侵入規制部材が該部分への現像剤の入り
込みを防止する。これによって、現像手段の現像剤規制
部材の現像ローラ側と反対側に現像剤が溜まらず、その
結果として現像剤をより有効に使用する事が可能とな
る。
【0017】上記電子写真画像形成装置においては、現
像装置の有する現像剤規制部材の現像ローラ側と反対側
において、磁束発生手段により発生した磁極の磁力が強
い部分に配した侵入規制部材が該部分への現像剤の入り
込みを防止する。これによって、現像剤規制部材の現像
ローラ側と反対側に現像剤が溜まらず、その結果として
現像剤をより有効に使用する事が可能となる。
【0018】上記電子写真画像形成装置においては、プ
ロセスカートリッジの現像手段が有する現像剤規制部材
の現像ローラ側と反対側において、磁束発生手段により
発生した磁極の磁力が強い部分に配した侵入規制部材が
該部分への現像剤の入り込みを防止する。これによっ
て、現像手段の現像剤規制部材の現像ローラ側と反対側
に現像剤が溜まらず、その結果として現像剤をより有効
に使用する事が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】〔実施形態例1〕図1乃至図7を用いて、
本実施形態例の説明を行う。図1は本実施形態例に係る
現像装置の概要構成を示す断面図、図2は現像装置にお
ける現像ローラの現像部分近傍の現像剤の動きを示す説
明図、図3は現像装置へのバイアス供給電源の説明図、
図4は本実施形態例に係る電子写真画像形成装置の概要
構成を示す断面図、図5は現像ローラ内の磁束発生部材
の磁力線と現像剤の整列の関係を示す概念図、図6は現
像ローラの裏側に残る現像剤の残り方と現像ローラの裏
側に配される侵入規制部材の配置位置及び厚みを決定す
るための説明図である。
【0021】(現像装置の構成)本実施形態例に示す現
像装置106は、図1及び図3に示すように、装置筐体
を構成する現像枠体としての現像剤容器104内に、現
像剤収納部104aと現像手段105を有する。
【0022】現像手段105は、現像剤担持体としての
現像ローラ105bと、該現像ローラ105bの内部に
挿入して非回転に内蔵させた磁束発生部材(マグネット
ロール)105aを有する。現像剤収納部104a内に
は現像剤(トナー)109が収納されている。
【0023】現像装置106は、電子写真感光体111
(図4参照)に形成された静電潜像を現像剤109によ
って現像して可視像化する。即ち、前記現像装置106
は、現像剤収納部104a内の回転可能な現像剤送り部
材1で現像剤109を現像ローラ105b側へ送り出
し、磁束発生部材105aを内蔵した前記現像ローラ1
05bを回転させると共に、現像剤規制部材107によ
って摩擦帯電電荷を付与した現像剤層を現像ローラ10
5bの表面に形成する。その現像剤を前記静電潜像に応
じて電子写真感光体111へ転移させる。これによって
現像剤像を形成して可視像化するものである。
【0024】現像ローラ105bは、φ16の非磁性ア
ルミスリーブである。その表面を導電性粒子を含有する
樹脂層でコートてある。現像ローラ105bの内部に挿
入して非回転に内蔵させた磁束発生部材105aは4つ
の磁極(Sl極、S2極、Nl極、N2極)を有する。
そして前記磁束発生部材105aの磁極の磁力によって
現像ローラ105bはその表面に現像剤109を担持す
る。
【0025】現像剤規制部材107は、弾性部材である
現像ブレード107aと、これを取り付けた支持板金1
07bからなる。支持板金107bは現像容器104に
取り付け支持されている。現像ブレード107aは、現
像ローラ105aの表面に弾性的に当接して接触してい
る。Nは現像ブレード107aと像ローラ105aとの
接触部(ニップ部)である。
【0026】本実施形態例では、現像ブレード107a
として、JIS硬度40°程度のシリコンゴムを用いて
いる。そして、現像ローラ105bに対して接触部Nで
の当接力が0.294〜0.392N/cm(30〜4
0gf/cm、現像ローラ105bの長手方向(軸線方
向)についての1cmあたりの当接荷重)となるように
設定している。この当接力によって現像ブレード107
aは前記現像ローラ105bが担持する現像剤層厚を一
定に規制する。
【0027】現像剤109は負帯電性磁性一成分現像剤
が用いられる。成分としては、結着樹脂としてスチレン
n−ブチルアクリレート共重合体100重量部に、磁性
体粒子80重量部、モノアゾ系鉄錯体の負荷電制御剤2
部、ワックスとして低分子量ポリプロピレン3部を14
0°Cに加熱された2軸エクストルーダーで溶融混練す
る。冷却した混練物をハンマーミルで粗粉砕する。粗粉
砕物をジェットミルで微粉砕する。得られた微粉砕物を
風力分級して、重量平均径5.0μmの分級粉を得る。
平均粒径5.0μmの分級品に疎水性シリカ微粉体1.
0重量部をヘンシェルミキサーで混合し、現像剤を得
る。そして、重量平均粒径が3.5〜7.0μmの範囲
(主に6μm程度)のものが用いられる。
【0028】現像ローラ105bには現像バイアスが印
加される。現像ローラ105bに印加される現像バイア
スは、例えば電子写真感光体111と現像ローラ105
b間のギャップが300μm程度であった場合、直流電
圧:−500V、交流電圧:矩形波Vpp1600、周
波数2200Hzを印加する。感光体の帯電電位はVd
=−600Vに帯電され、レーザ露光部の電位をVl=
−150Vとする。これによりVl部を反転現像する。
【0029】(電子写真画像形成装置の構成)次に図4
を用いて本実施形態例の現像装置を用いた電子写真画像
形成装置について説明する。
【0030】図4において、119は電子写真画像形成
装置の総括符号である。101は電子写真画像形成装置
本体(以下「画像形成装置本体」という)である。11
1はドラム形状の電子写真感光体(感光ドラム)であ
り、図示しないドラム軸を中心に一方向に回転する。該
電子写真感光体111は帯電装置(帯電ローラ)103
にその表面を一様に帯電された後、露光装置102によ
り静電潜像を形成される。電子写真感光体111上に形
成された静電潜像は現像装置106により現像剤109
を供給して可視化せしめる。現像手段105の現像ロー
ラ105bには、図3のように、直流電源119及び交
流電源118を有するバイアス供給電源が接続される。
このバイアス供給電源より現像ローラ105bに対して
適正な現像バイアスを与えられるようになっている。
【0031】このように現像剤109により可視化され
た電子写真感光体111上の現像剤像は転写装置110
により記録媒体(記録紙、OHPシート、布等)として
の転写材114に転写される。
【0032】転写材114は給送ローラ116でカセッ
ト117より給送され、レジストローラ(不図示)によ
り電子写真感光体111上の現像剤像と同期がとられて
転写装置110に送られる。
【0033】そして、転写材114に転写された現像剤
による可視像は、転写材114とともに定着装置115
に搬送され、熱もしくは圧力により定着され記録画像と
なる。
【0034】一方、転写後に転写されず電子写真感光体
111上に残った現像剤109はクリーニングブレード
113を有するクリーニング装置112により除かれ
る。
【0035】その後、電子写真感光体111の表面は再
び帯電装置103によって帯電され上述の工程を繰り返
す。
【0036】給送ローラ116及びレジストローラ(不
図示)は転写材114を搬送するための搬送手段108
を構成している。
【0037】(磁束発生部材の磁力線と現像剤の整列の
関係)次に上記現像ローラ105b内に配置した磁束発
生部材105aについて、図5を用いて詳しく説明す
る。
【0038】まず初めに磁束発生部材105aの磁力線
と現像剤109の整列の関係について簡単に記す。
【0039】現像剤109は磁性を有している為、磁束
発生部材105aの発生する磁力線に沿った形状に整列
する。すなわち磁極位置では図5(a)に示した様に縦
に連なった状態(現像剤109の穂が立った状態)現像
剤り、磁極から離れるに従って図5(a)に示した様に
横に寝た様な(現像剤109の穂が寝た状態)状態をと
る。
【0040】本実施形態例で使用した磁束発生部材10
5aは、S1極、S2極、N1極、N2極の4極を有し
ている。次にそれぞれの磁極の役割について記す。
【0041】S1極は、「現像極」と呼ばれ、電子写真
感光体111と対向して静電潜像の現像を行う役割を担
う。「現像剤の穂が立った状態」で現像を行う事によっ
て高画質を得る。
【0042】N1極は、「シールド極」と呼ばれ、現像
剤109が現像剤容器104の外に漏れない様に磁気的
にシールドする役割を担う。
【0043】S2極は、「取り込み極」と呼ばれ、現像
剤容器104内の現像剤109を現像ローラ105bに
引きつける役割を担う。
【0044】N2極は、「現像部送り極」と呼ばれ、現
像剤規制部材107の現像ブレード107aと現像ロー
ラ105bの接触部N近傍を「現像剤109の穂が寝た
状態」で通過させる事によって現像部に送り込む現像剤
109の量を調整する役割を担う。
【0045】(現像ローラの現像部分近傍の現像剤の動
き)ここで、図2に示す一般的な現像器構成を用いて、
現像ローラの現像部分近傍の現像剤の動きを説明する。
なお、本実施形態例と同じ部材には同じ符号を付してい
る。
【0046】1:現像剤容器104内の現像剤(不図
示)は、現像ローラ105b内に配置された磁束発生部
材105aのS2極の磁力によって現像ローラ105b
の表面上に引きつけられる。
【0047】2:現像ローラ105bの表面上に引きつ
けられた現像剤は、現像ローラ105bの回転(回転方
向は図に於ける矢印(D)方向)に伴って搬送され、現
像剤規制部材107の現像ブレート107aと現像ロー
ラ105bとの接触部Nに到達する。
【0048】3:接触部Nに到達した現像剤は、現像ブ
レード107aにより現像剤層厚が規制されて電子写真
感光体(図示せず)側の現像部に搬送される部分(A)
と現像剤容器104内へ戻される部分(B)とに分離さ
れる。
【0049】4(A):現像部に搬送された現像剤は、
電子写真感光体(図示せず)の静電潜像の現像に使用さ
れるか、或いはそのまま回転して現像剤容器104内に
戻ってくる。
【0050】4(B):現像剤容器104内へ戻された
現像剤は、矢印(C)で示した様な循環を行いながら現
像ローラ105b上で再び磁束発生部材105aのS2
極に引きつけられる。
【0051】5:上記1から4を繰り返すうちに現像剤
容器104内の現像剤量が減少していき、最終的に現像
ブレード107aと現像ローラ105bの接触部近傍の
現像剤が無くなった時点で良好な現像を行えなくなる、
いわゆる「白抜け」画像が発生する。
【0052】図2に示す現像器構成に於いて、実際に現
像を行い、「白抜け時(1回目白抜け時)」に現像剤の
残り方を確認した。図6の(E)で示す様に、現像剤規
制部材107の現像ブレード107aの裏側、つまり現
像ブレード107aの現像ローラ105側と反対側に現
像剤109が溜まってしまう事が確認された。ここに残
っている現像剤量は4%印字率のパターンで300枚〜
400枚程度に相当した。
【0053】この位置に多くの現像剤109が溜まって
しまうのは、上記磁束発生部材105aのN2極に現像
剤109が強く引きつけられてしまっているのが主な原
因である。この位置の磁力が大きいほど現像剤残量も増
加する。
【0054】又、先程記述した「N2極の役割」によ
り、N2極は現像ローラ105bの回転方向(D)にお
いて現像ブレード107aと現像ローラ105bの接触
部Nよりも下流側で、該接触部Nの近傍(接触部N寄り
の位置)にあることが好ましい。この為、N2の磁極位
置を大幅に変更して現像ブレード107aの裏側に現像
剤が溜まらない様にする事も難しい。
【0055】(現像ブレード裏側の現像剤残量低減策)
そこで、現像ブレード107aの裏側に溜まる現像剤残
量を低減するため、本実施形態例では、図1に示すよう
に、現像ブレード107aの裏側において、磁束発生部
材105aの磁力が強い部分に、該部分への現像剤10
9の入り込みを防止するための侵入規制部材(入り込み
防止部材、埋め部材)100を配置した。
【0056】この侵入規制部材100は、現像ローラ1
05bの長手方向に配される現像ブレード107aのほ
ぼ全域に配置されている。この侵入規制部材100は、
両面テープ、接着剤、或いは、ネジによって、現像剤収
納部104aの内壁に取り付けられている。現像剤規制
部材107の板金107bに取り付けることもできる。
【0057】本実施例に於ける侵入規制部材100は実
験を行いやすくするため、容器に様々な形状のモールド
を張り付けている。非磁性の物でなければ特に材質に制
限はないが、実際には容器と一体成形する方がコスト的
に好ましい。
【0058】本性能を維持するための侵入規制部材10
0の形状としては現像ローラ105b内にある磁力発生
部材105aの磁極や磁力次第であり、形状を明確に規
定出来るものではない。
【0059】定量的には少なくとも30mT以上の空間
に現像剤が入り込まない形状であれば同様の効果を発揮
できる。
【0060】そして、図7の(0)に示す様に侵入規制
部材のない現像装置と、図7の(1)〜(6)に示す様
な侵入規制部材100を現像ブレード107aの裏側に
配した現像装置とを準備し、それぞれの現像装置につい
て、「画像」、「1回目白抜け時の現像剤残量」を確認
する実験を行った。
【0061】ここで、図7の(1)〜(3)は現像ブレ
ード107aの先端107a1に対し侵入規制部材10
0を変化させて配置した例である。(1)は侵入規制部
材100を現像ブレード107aの先端107a1より
上方側に位置させて配置した例である。(2)は侵入規
制部材100を現像ブレード107aの先端107a1
とほぼ同じ位置となるように配置した例である。(3)
は侵入規制部材100を現像ブレード107aの先端1
07a1より下方側に位置させて配置した例である。
【0062】また、図7の(4)〜(6)は現像剤が存
在する側(現像ブレード107aとは反対側)の侵入規
制部材100の表面100aの最大磁束密度を変化させ
るように侵入規制部材100の厚みを調整した例であ
る。(4)は侵入規制部材100の現像剤と接触する側
の表面100a上の磁束密度が30mTとなるように侵
入規制部材100の厚みを設定した例である。(5)は
侵入規制部材100の現像剤と接触する側の表面100
a上の磁束密度が20mTとなるように侵入規制部材1
00の厚みを設定した例である。(6)は侵入規制部材
100の現像剤と接触する側の表面100a上の磁束密
度が15mTとなるように侵入規制部材100の厚みを
設定した例である。
【0063】{実験方法}上述したように印字率4%の
パターンを出し定期的に画像上の問題がないか確認し
た。白抜けが発生した時点で現像ブレード裏に残ってい
る現像剤量を測定した。結果を表1に示す。
【0064】
【表1】
【0065】図7の(0),(1),(2),(3)と
の比較により、どの侵入規制部材構成でも現像剤残量は
大幅に低減できるが、侵入規制部材100が現像ブレー
ド107aの先端107a1より下にあると現像剤の循
環が大きく阻害されてしまうので、画像上の弊害が発生
した。これは現像ブレード107aの先端107a1を
離れた直後に現像剤が侵入規制部材100に接触し、図
2の(C)で示した現像剤の循環が極めて小さくなる。
その結果、現像剤に掛かる負荷が大きくなるからである
と考えられる。
【0066】実験結果より、侵入規制部材100は現像
ブレード107aの先端107a1とほぼ同じ位置、あ
るいは現像ブレード107aの先端107a1より上方
にあれば問題はない。
【0067】また、図7の(4),(5),(6)との
比較により、侵入規制部材100の現像剤と接触する側
の表面100a上の磁束密度が30mT以上あるとき、
現像ブレード107aの裏側の現像剤残量が最も多い。
侵入規制部材100の現像剤と接触する側の表面100
a上の磁束密度が20mT以下になると、現像ブレード
107aの裏側の現像剤残量が顕著に少なくなる。
【0068】実験結果より、侵入規制部材100の現像
剤と接触する側の表面100a上の磁束密度が20mT
以下であれば確実に現像剤が落ちることが分かった。
【0069】上記以外にも、侵入規制部材100の角度
は水平よりも垂直に近いほど、又侵入規制部材100の
表面100aはより抵抗が少ない物の方が、1回目の白
抜け時の現像剤残量が少なくなるのは言うまでもない。
【0070】以上述べた様に、本実施形態例によれば、
現像剤収納部内の現像剤を残留させることなく、できる
限り最後まで使い切ることを可能とする構成を実現させ
る為に、現像ブレード107aの裏側の磁力が強い部分
の少なくとも一部に侵入規制部材100を設けることに
よって効果があることが分かった。
【0071】詳しくは、現像ブレード107aの裏側の
磁極の磁束密度が30mT以上の少なくとも一部の空間
を占有するように侵入規制部材100を設ければよい。
【0072】更には、侵入規制部材100の現像剤と接
触する側の表面100a上の磁束密度が20mT以下で
ある事、現像ブレード107aの先端107a1よりも
下側に侵入規制部材100を設けない様にすることによ
って、画像上に問題を起こすことなく1回目白抜け時の
現像ブレード107aの裏側に溜まる現像剤量を減少さ
せることが可能となった。
【0073】ここで、上述した現像ブレード107aの
先端107a1よりも下側に侵入規制部材100を設け
ない様にすることとは、図6に示すように、現像ローラ
105bの回転中心Oと、現像ローラ105bと現像剤
規制部材107の現像ブレード107aとの接触部Nと
を結ぶ直線L1に平行で、かつ現像ブレード107aの
開放端である先端107a1を通る直線L2より、前記
現像ローラ105bとの回転方向(D)側の領域S1に
侵入規制部材100を配することを意味する。
【0074】図7の(1)では、侵入規制部材100
は、現像ローラ105bの回転中心Oと、現像ローラ1
05bと現像ブレード107aとが接触している接触部
Nとを結ぶ直線L1に並行で、且つ現像ブレード107
aの先端107a1を通る直線L2に対して、現像ブレ
ード107aの配置されている領域S1内に配置されて
いる。
【0075】また、図7の(3)では侵入規制部材10
0は、現像ローラ105bの回転中心Oと、現像ローラ
105bと現像ブレード107aとが接触している接触
部Nとを結ぶ直線L1に平行で、且つ、現像ブレード1
07aの先端107a1を通る直線L1に対して、現像
ブレード107aの配置されている領域S1と、現像ブ
レード107aの配置されていない領域S2とにまたが
って配置されている。
【0076】このように本実施形態例で示す現像装置1
06においては、現像ブレード107aの裏側の空間の
うち、磁束発生部材105aの磁極の磁力が強い部分に
現像剤109が入り込まない様に侵入規制部材100を
設けている。これにより、現像ブレード107aの裏側
への現像剤109の入り込みを侵入規制部材100によ
り防止することができる。従って、現像ブレード107
aの裏側に現像剤109が溜まらない。その結果として
現像剤109をより有効に使用する事が可能となる。
【0077】〔実施形態例2〕本実施形態例では、前述
した実施形態例1で説明した現像装置を有するプロセス
カートリッジを説明する。
【0078】前述した実施形態例1の図2で示す現像器
構成を有するプロセスカートリッジにおいて、最終的に
現像ブレード107aと現像ローラ105bの接触部近
傍の現像剤が無くなった時点で良好な現像を行えなくな
る、いわゆる「白抜け」画像が発生した場合、現像剤を
最後まで有効に使用するためには、プロセスカートリッ
ジを振って更に使用する。プロセスカートリッジを振る
事によって、現像剤容器隅部などに残っていた現像剤を
現像部に送り込んでやるのである。それでも直後に「白
抜け」が発生する場合には、プロセスカートリッジの寿
命と判断し交換する必要が生じる。
【0079】このようなプロセスカートリッジにおいて
も、現像剤が残る部分の一つとして現像ブレードの裏
(現像ローラの反対側)がある。現像ブレード裏に存在
する現像剤は、現像ローラ内に存在する磁束発生部材の
磁力によって引きつけられており、1回目の「白抜け」
発生時では残ったままになっている事が多い。この部分
の現像剤量はプロセスカートリッジをしっかりと振れば
減少する。
【0080】このように1回目の「白抜け」が発生した
時点でも現像剤容器内には使用可能な現像剤が存在して
いる事がある。この場合には、現像剤を最後まで有効に
使う為に、確実に現像剤を現像部に送り込むように、操
作者がプロセスカートリッジを振ればよい。
【0081】次いで、本実施形態例は、前述した実施形
態例1で説明した現像装置を、電子写真感光体、クリー
ニング装置、帯電装置と一緒に一体化して、画像形成装
置本体に対し着脱可能なプロセスカートリッジとした。
【0082】図8は本実施形態例のプロセスカートリッ
ジの一例を表わした断面図であり、図9は本実施形態例
のプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した
ときの電子写真画像形成装置の断面図である。図8及び
図9において前述の実施形態例1で述べた部材と同じ部
材には同一の符号をつけた。
【0083】本実施形態例で示すプロセスカートリッジ
120は、前述した実施形態例1の現像装置106と、
電子写真感光体111と、クリーニング手段としてのク
リーニング装置112と、帯電手段としての帯電装置1
03とを、プロセスカートリッジの筐体を構成するカー
トリッジ枠体としての外装部材6によって一体化してい
る。
【0084】そして、このプロセスカートリッジ120
は、画像形成装置本体101に設けたカートリッジ装着
手段に対して着脱可能に装着される。
【0085】このカートリッジ装着手段は、画像形成装
置本体101に開閉可能に設けられた開閉部材(図示せ
ず)を軸を中心に開くと、カートリッジ装着部の空間が
現れ、その左右には不図示のカートリッジ装着用のガイ
ド部材が配されている。そして、プロセスカートリッジ
120の外装部材6の左右両側面に設けたボスとリブか
らなるガイド(図示せず)が該装着ガイド部材に嵌合し
て導かれ、プロセスカートリッジ120が画像形成装置
本体101に対し所定の方向に着脱されるものである。
【0086】本実施形態例で示すプロセスカートリッジ
120は、現像装置106の現像ローラ105bにおけ
る現像ブレード107aの裏側への現像剤109の入り
込みを侵入規制部材100により防止することができ
る。これにより、現像ブレード107aの裏側に現像剤
109が溜まらず、その結果として現像剤109をより
有効に使用する事が可能となる。
【0087】また、現像装置106の現像剤容器104
内の現像剤109を使い切った時に、他の装置(帯電装
置103)もほぼ同時に寿命を迎えるよう設計されてい
る。これにより、ユーザーはプロセスカートリッジ12
0内の現像剤109がある間は常に安定した画像を得る
事ができる。しかも、現像装置106と電子写真感光体
111とクリーニング装置112と帯電装置103との
一体型であるために、その交換を容易に行う事ができる
という利点がある。
【0088】そして、プロセスカートリッジ本来の利点
(画像安定性・イージーメンテナンス性)に加えて、前
記現像装置106を用いる事により、ユーザーの手を煩
わす事無く現像剤109を有効に使用することが可能と
なる。
【0089】〔他の実施の形態〕前述した実施の形態で
は、現像剤規制部材107が現像ローラ105bと対向
しているのとは反対側の領域に、現像剤が侵入するのを
規制する専用の侵入規制部材100を設けていたが、例
えばこの侵入規制部材100を導電部材とし、現像ロー
ラ105bや別に設けた導電部材との間でコンデンサー
を形成し、該コンデンサーが感度を有している空間内の
現像剤の量に応じて静電容量が変化することを用いた現
像剤残量検知手段と兼用にしても良い。
【0090】また、この侵入規制部材100は磁力の高
い部分を図10の(a)にあるように全て埋める必要は
ない。(b)に示すように板状にしても、現像剤規制部
材107との間に現像剤が入り込まなければ同様の効果
が得られる。即ち、図10の(b)に示すように、板金
107bの上面107b1と略同じ高さであって、板金
107bと交差する方向へ突出した第一部100bと、
前記第一部100bと略直角であって、板金107bの
短手方向に沿って弾性部材107aの背面まで突出して
いる第二部100cとで規制部材100を構成しても良
い。この際、第一部100a、及び第二部100bの外
側の面100aが、磁束発生部材105aにより発生し
た磁極の磁束密度が20mT以下の領域内に位置してい
る。尚、この第一部100bと第二部100cは一体で
あって、現像剤収納部104aの内壁に取り付けられて
いる。
【0091】また、前述した実施例において、現像剤収
納部とは、現像を行なう際に現像剤を収納している領域
である。
【0092】前述した実施の形態で示したプロセスカー
トリッジは単色画像を形成する場合を例示したが、本発
明に係るプロセスカートリッジは現像手段を複数設け、
複数色の画像(例えば2色画像、3色画像あるいはフル
カラー等)を形成するカートリッジにも好適に適用する
ことができる。
【0093】また、電子写真感光体としては、前記電子
写真感光体に限定されることなく、例えば次のものが含
まれる。先ず感光体としては光導電体が用いられ、光導
電体としては例えばアモルファスシリコン、アモルファ
スセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(O
PC)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状と
しては例えばドラム状またはベルト状のものが用いられ
ており、例えばドラムタイプの感光体にあっては、アル
ミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは塗工を行
ったものである。
【0094】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0095】また、帯電手段の構成も、前述した実施の
形態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として
従来から用いられているタングスワイヤーの三方周囲に
アルミ等の金属シールドを施し、前記タングスワイヤー
に高電圧を印加することによって生じた正または負のイ
オンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表面
を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然であ
る。
【0096】前記帯電手段としては前記ローラ型以外に
も、ブレード(帯電ブレード)、パッド型、ブロック
型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0097】また感光体ドラムに残存する現像剤のクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシなど用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0098】また、前述したプロセスカートリッジと
は、例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段
の1つを備えたものである。従って、そのプロセスカー
トリッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外
にも、例えば、電子写真感光体と帯電手段とを一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの、電
子写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体と
クリーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置
本体に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、
前記プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの
等がある。
【0099】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能と
するものをいう。そして、このプロセスカートリッジ
は、使用者自身が装置本体に着脱することができる。そ
こで、装置本体のメンテナンスを使用者自身で行うこと
ができる。
【0100】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
【0101】以上説明したように、前述した実施形態に
係る現像装置は、現像剤規制部材の現像ローラ側と反対
側に現像剤が溜まるのを防止できるので、現像剤規制部
材の現像ローラ側と反対側に残る現像剤量を減らすこと
でき、よって、現像剤をより有効に使用することができ
る。
【0102】前述した実施形態に係るプロセスカートリ
ッジは、現像手段の有する現像剤規制部材の現像ローラ
側と反対側に現像剤が溜まるのを防止できるので、現像
剤規制部材の現像ローラ側と反対側に残る現像剤量を減
らすことでき、よって、現像剤をより有効に使用するこ
とができる。
【0103】前述した実施形態に係る電子写真画像形成
装置は、現像装置の有する現像剤規制部材の現像ローラ
側と反対側に現像剤が溜まるのを防止できるので、現像
剤規制部材の現像ローラ側と反対側に残る現像剤量を減
らすことでき、よって、現像剤をより有効に使用するこ
とができる。
【0104】また、前述した実施形態に係る電子写真画
像形成装置は、プロセスカートリッジの現像手段が有す
る現像剤規制部材の現像ローラ側と反対側に現像剤が溜
まるのを防止できるので、現像剤規制部材の現像ローラ
側と反対側に残る現像剤量を減らすことでき、よって、
現像剤をより有効に消費することができる。
【0105】以上、前述した実施例をまとめると次の通
りである。
【0106】まず、現像装置106についてまとめる
と、次の通りである。
【0107】電子写真感光体111に形成された静電潜
像を現像するための現像装置106において、(a)磁
性を有する現像剤109を収納するための現像剤収納部
104aと、(b)前記電子写真感光体111に形成さ
れた静電潜像を前記現像剤109を用いて現像するため
の現像ローラ105bであって、内部に磁束発生部材1
05aを有し、前記磁束発生部材105aにより発生し
た磁力によって周面に現像剤109を担持する現像ロー
ラ105bと、(c)前記現像ローラ105bの周面に
担持する現像剤109の量を規制するための現像剤規制
部材107と、(d)前記現像剤規制部材107が前記
現像ローラ105bと対向しているのとは反対側の領域
Aに、前記現像剤109が侵入するのを規制する侵入規
制部材100と、を有する。
【0108】また、プロセスカートリッジについてまと
めると、次の通りである。
【0109】電子写真画像形成装置本体101に着脱可
能なプロセスカートリッジ120において、(a)電子
写真感光体111と、(b)磁性を有する現像剤109
を収納するための現像剤収納部104aと、(c)前記
電子写真感光体111に形成された静電潜像を前記現像
剤109を用いて現像するための現像ローラ105bで
あって、内部に磁束発生部材105aを有し、前記磁束
発生部材105aにより発生した磁力によって周面に現
像剤を担持する現像ローラ105bと、(d)前記現像
ローラ105bの周面に担持する現像剤109の量を規
制するための現像剤規制部材107と、(e)前記現像
剤規制部材107が前記現像ローラ105bと対向して
いるのとは反対側の領域Aに、前記現像剤109が侵入
するのを規制する侵入規制部材100と、を有する。
【0110】次に、画像形成装置についてまとめると、
次の通りである。
【0111】記録媒体114に画像を形成する電子写真
画像形成装置119において、(a)電子写真感光体1
11と、(b)磁性を有する現像剤109を収納するた
めの現像剤収納部104aと、前記電子写真感光体11
1に形成された静電潜像を前記現像剤109を用いて現
像するための現像ローラ105bであって、内部に磁束
発生部材105aを有し、前記磁束発生部材105aに
より発生した磁力によって周面に現像剤109を担持す
る現像ローラ105bと、前記現像ローラ105bの周
面に担持する現像剤109の量を規制するための現像剤
規制部材107と、前記現像剤規制部材107が前記現
像ローラ105aと対向しているのとは反対側の領域A
に、前記現像剤109が侵入するのを規制する侵入規制
部材100と、を有して、前記感光体111に形成され
た静電潜像を現像するための現像装置106と、(c)
前記記録媒体114を搬送る搬送手段108と、を有す
る。
【0112】プロセスカートリッジ120を着脱可能で
あって、記録媒体114に画像を形成する電子写真画像
形成装置本体101において、(a)電子写真感光体1
11と、磁性を有する現像剤109を収納するための現
像剤収納部104aと、前記電子写真感光体111に形
成された静電潜像を前記現像剤109を用いて現像する
ための現像ローラ105bであって、内部に磁束発生部
材105aを有し、前記磁束発生部材105aにより発
生した磁力によって周面に現像剤109を担持する現像
ローラ105bと、前記現像ローラ105bの周面に担
持する現像剤109の量を規制するための現像剤規制部
材107と、前記現像剤規制部材107が前記現像ロー
ラ105bと対向しているのとは反対側の領域Aに、前
記現像剤109が侵入するのを規制する侵入規制部材1
00と、を有するプロセスカートリッジ120を取り外
し可能に装着するための装着部と、(b)前記記録媒体
114を搬送するための搬送手段108と、を有する。
【0113】ここで、前記侵入規制部材100は、前記
現像ローラ105bの回転中心Oと、前記現像ローラ1
05bと前記現像剤規制部材107とが接触している接
触部Nとを結ぶ直線L1に並行で、且つ前記現像剤規制
部材107の先端107a1を通る直線L2に対して、
前記現像剤規制部材107の配置されている領域S1内
に配置されている。
【0114】前記侵入規制部材100は、前記現像ロー
ラ105bの回転中心Oと、前記現像ローラ105bと
前記現像剤規制部材107とが接触している接触部Nと
を結ぶ直線L1に平行で、且つ、前記現像剤規制部材1
07の先端107a1を通る直線L2に対して、前記現
像剤規制部材107の配置されている領域S1と、前記
現像剤規制部材107の配置されていても良い(図10
の(b)に示す実施例が、このような配置である)。
【0115】前記侵入規制部材100は、前記現像剤規
制部材107の長手方向に沿って配置されている。
【0116】前記現像剤規制部材107は、前記現像ロ
ーラ105bの周面に弾性的に接触している弾性部材1
07aと前記弾性部材107aを支持している板金10
7bとを有する、そして、前記侵入規制部材100は、前
記現像剤収納部104aの内壁に取り付けられている。
【0117】前記侵入規制部材100は、両面テープ、
接着剤、或いは、ネジによって、前記現像剤収納部10
4aの内壁に取り付けられている。
【0118】前記侵入規制部材100は、前記磁束発生
部材105aにより発生した磁極の磁束密度が30mT
以上の領域内へ現像剤109が侵入するのを規制する。
【0119】前記侵入規制部材100は、その外側の面
100aが、前記磁束発生部材105aにより発生した
磁極の磁束密度が20mT以下の領域内に位置するよう
に配置されている。
【0120】前記磁束発生部材105aにより発生した
磁極の一極は、前記現像ローラ105bの回転方向Dに
おいて、前記現像ローラ105bと前記現像剤規制部材
107とが接触している接触部Nよりも下流側に位置し
ている。
【0121】前記侵入規制部材100の材質は導電性で
ある、そして、前記現像ローラ105bに電圧を印加し
た際に、前記侵入規制部材100と前記現像ローラ10
5bとの間に生じる静電容量に応じた電気信号を電子写
真画像形成装置本体101に伝えることによって、前記
装置本体101で前記現像剤109の残量を検出するこ
とができる。
【0122】
【発明の効果】本発明は、現像剤規制部材が現像ローラ
と対向しているのとは反対側の領域に、現像剤が侵入す
るのを規制することができる。従って、本発明によれ
ば、現像剤を有効に消費することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態例1に係る現像装置の概要構成を示
す断面図
【図2】 現像装置における現像ローラの現像部分近傍
の現像剤の動きを示す説明図
【図3】 現像装置へのバイアス供給電源の説明図
【図4】 実施形態例1に係る電子写真画像形成装置の
概要構成を示す断面図
【図5】 現像ローラ内の磁束発生部材の磁力線と現像
剤の整列の関係を示す概念図
【図6】 現像ローラの裏側に残る現像剤の残り方と現
像ローラの裏側に配される侵入規制部材の配置領域を示
す説明図
【図7】 侵入規制部材の配置位置及び厚みを決定する
ための説明図
【図8】 実施形態例2に係るプロセスカートリッジの
概要構成を示す断面図
【図9】 実施形態例2に係る電子写真画像形成装置の
概要構成を示す断面図
【図10】 板状の侵入規制部材の説明図
【符号の説明】
100 侵入規制部材 101 電子写真画像形成装置本体 103 帯電装置(帯電手段) 104 現像剤容器 105 現像手段 105a 磁束発生部材(マグネットロール) 105b 現像ローラ(現像剤担持体) 106 現像装置 107 現像剤規制部材 107a 現像ブレード 107b 板金 109 現像剤(トナー) 111 電子写真感光体 112 クリーニング装置(クリーニング手段) 119 電子写真画像形成装置 120 プロセスカートリッジ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体に形成された静電潜像を
    現像するための現像装置において、 (a)磁性を有する現像剤を収納するための現像剤収納
    部と、 (b)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を前記
    現像剤を用いて現像するための現像ローラであって、内
    部に磁束発生部材を有し、前記磁束発生部材により発生
    した磁力によって周面に現像剤を担持する現像ローラ
    と、 (c)前記現像ローラの周面に担持する現像剤の量を規
    制するための現像剤規制部材と、 (d)前記現像剤規制部材が前記現像ローラと対向して
    いるのとは反対側の領域に、前記現像剤が侵入するのを
    規制する侵入規制部材と、 を有することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記侵入規制部材
    は、前記現像ローラの回転中心と、前記現像ローラと前
    記現像剤規制部材とが接触している接触部とを結ぶ直線
    に並行で、且つ前記現像剤規制部材の先端を通る直線に
    対して、前記現像剤規制部材の配置されている領域内に
    配置されていることを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記侵入規制部材
    は、前記現像ローラの回転中心と、前記現像ローラと前
    記現像剤規制部材とが接触している接触部とを結ぶ直線
    に平行で、且つ、前記現像剤規制部材の先端を通る直線
    に対して、前記現像剤規制部材の配置されている領域
    と、前記現像剤規制部材の配置されていない領域とにま
    たがって配置されていることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、前記侵入
    規制部材は、前記現像剤規制部材の長手方向に沿って配
    置されていることを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、前記
    現像剤規制部材は、前記現像ローラの周面に弾性的に接
    触している弾性部材と前記弾性部材を支持している板金
    とを有する、そして、前記侵入規制部材は、前記現像剤収
    納部の内壁に取り付けられていることを特徴とする現像
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記侵入規制部材
    は、両面テープ、接着剤、或いは、ネジによって、前記
    現像剤収納部の内壁に取り付けられていることを特徴と
    する現像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5又は6におい
    て、前記侵入規制部材は、前記磁束発生部材により発生
    した磁極の磁束密度が30mT以上の領域内へ現像剤が
    侵入するのを規制することを特徴とする現像装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6又は7に
    おいて、前記侵入規制部材は、その外側の面が、前記磁
    束発生部材により発生した磁極の磁束密度が20mT以
    下の領域内に位置するように配置されていることを特徴
    とする現像装置。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7又は
    8において、前記磁束発生部材により発生した磁極の一
    極は、前記現像ローラの回転方向において、前記現像ロ
    ーラと前記現像剤規制部材とが接触している接触部より
    も下流側に位置していることを特徴とする現像装置。
  10. 【請求項10】 請求項1,3,5,6,7,8又は9
    において、前記侵入規制部材の材質は導電性である、そ
    して、前記現像ローラに電圧を印加した際に、前記侵入
    規制部材と前記現像ローラとの間に生じる静電容量に応
    じた電気信号を電子写真画像形成装置本体に伝えること
    によって、前記装置本体で前記現像剤の残量を検出する
    ことができることを特徴とする現像装置。
  11. 【請求項11】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 (a)電子写真感光体と、 (b)磁性を有する現像剤を収納するための現像剤収納
    部と、 (c)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を前記
    現像剤を用いて現像するための現像ローラであって、内
    部に磁束発生部材を有し、前記磁束発生部材により発生
    した磁力によって周面に現像剤を担持する現像ローラ
    と、 (d)前記現像ローラの周面に担持する現像剤の量を規
    制するための現像剤規制部材と、 (e)前記現像剤規制部材が前記現像ローラと対向して
    いるのとは反対側の領域に、前記現像剤が侵入するのを
    規制する侵入規制部材と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記侵入規制部
    材は、前記現像ローラの回転中心と、前記現像ローラと
    前記現像剤規制部材とが接触している接触部とを結ぶ直
    線に並行で、且つ前記現像剤規制部材の先端を通る直線
    に対して、前記現像剤規制部材の配置されている領域内
    に配置されていることを特徴とするプロセスカートリッ
    ジ。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記侵入規制部
    材は、前記現像ローラの回転中心と、前記現像ローラと
    前記現像剤規制部材とが接触している接触部とを結ぶ直
    線に平行で、且つ、前記現像剤規制部材の先端を通る直
    線に対して、前記現像剤規制部材の配置されている領域
    と、前記現像剤規制部材の配置されていない領域とにま
    たがって配置されていることを特徴とするプロセスカー
    トリッジ。
  14. 【請求項14】 請求項11,12又は13において、
    前記侵入規制部材は、前記現像剤規制部材の長手方向に
    沿って配置されていることを特徴とするプロセスカート
    リッジ。
  15. 【請求項15】 請求項11,12,13又は14にお
    いて、前記現像剤規制部材は、前記現像ローラの周面に
    弾性的に接触している弾性部材と前記弾性部材を支持し
    ている板金とを有する、そして、前記侵入規制部材は、前
    記現像剤収納部の内壁に取り付けられていることを特徴
    とするプロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記侵入規制部
    材は、両面テープ、接着剤、或いは、ネジによって、前
    記現像剤収納部の内壁に取り付けられていることを特徴
    とするプロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 請求項11,12,13,14,15
    又は16において、前記侵入規制部材は、前記磁束発生
    部材により発生した磁極の磁束密度が30mT以上の領
    域内へ現像剤が侵入するのを規制することを特徴とする
    プロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 請求項11,12,13,14,1
    5,16又は17において、前記侵入規制部材は、その
    外側の面が、前記磁束発生部材により発生した磁極の磁
    束密度が20mT以下の領域内に位置するように配置さ
    れていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  19. 【請求項19】 請求項11,12,13,14,1
    5,16,17又は18において、前記磁束発生部材に
    より発生した磁極の一極は、前記現像ローラの回転方向
    において、前記現像ローラと前記現像剤規制部材とが接
    触している接触部よりも下流側に位置していることを特
    徴とするプロセスカートリッジ。
  20. 【請求項20】 請求項11,12,13,14,1
    5,16,17,18又は19において、前記侵入規制
    部材の材質は導電性である、そして、前記現像ローラに
    電圧を印加した際に、前記侵入規制部材と前記現像ロー
    ラとの間に生じる静電容量に応じた電気信号を電子写真
    画像形成装置本体に伝えることによって、前記装置本体
    で前記現像剤の残量を検出することができることを特徴
    とするプロセスカートリッジ。
  21. 【請求項21】 記録媒体に画像を形成する電子写真画
    像形成装置において、 (a)電子写真感光体と、 (b)磁性を有する現像剤を収納するための現像剤収納
    部と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を前記現像剤
    を用いて現像するための現像ローラであって、内部に磁
    束発生部材を有し、前記磁束発生部材により発生した磁
    力によって周面に現像剤を担持する現像ローラと、 前記現像ローラの周面に担持する現像剤の量を規制する
    ための現像剤規制部材と、 前記現像剤規制部材が前記現像ローラと対向しているの
    とは反対側の領域に、前記現像剤が侵入するのを規制す
    る侵入規制部材と、 を有して、前記感光体に形成された静電潜像を現像する
    ための現像装置と、 (c)前記記録媒体を搬送る搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  22. 【請求項22】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    って、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置
    本体において、 (a)電子写真感光体と、 磁性を有する現像剤を収納するための現像剤収納部と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を前記現像剤
    を用いて現像するための現像ローラであって、内部に磁
    束発生部材を有し、前記磁束発生部材により発生した磁
    力によって周面に現像剤を担持する現像ローラと、 前記現像ローラの周面に担持する現像剤の量を規制する
    ための現像剤規制部材と、 前記現像剤規制部材が前記現像ローラと対向しているの
    とは反対側の領域に、前記現像剤が侵入するのを規制す
    る侵入規制部材と、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    るための装着部と、 (b)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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