JP2001194717A - カメラ及び写真処理装置 - Google Patents

カメラ及び写真処理装置

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JP2001194717A
JP2001194717A JP2000001734A JP2000001734A JP2001194717A JP 2001194717 A JP2001194717 A JP 2001194717A JP 2000001734 A JP2000001734 A JP 2000001734A JP 2000001734 A JP2000001734 A JP 2000001734A JP 2001194717 A JP2001194717 A JP 2001194717A
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JP2000001734A
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Junichi Ito
順一 伊藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】135フィルムのカメラを利用するカメラユー
ザでも、写真を電子画像データと画像データに関する情
報として取り扱うことができるカメラを提供する。 【解決手段】JIS135写真フィルムが使用可能なカ
メラであって、被写体像を写真フィルムへ露光する露光
手段と、少なくとも撮影情報を露光により得られた写真
撮影データに関連づけて記録する記録手段(マイコン1
07、写し込みLED駆動回路108、写し込みLED
109、レンズ110)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラ及び写真処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】JIS135フィルム(以下、135フ
ィルムと呼ぶ)を利用するカメラにおいては、露光画面
の中に日付情報や露出情報などの撮影情報を光学的に写
し込めるカメラが存在する。
【0003】一方、近年、電子スチルカメラが普及し、
写真をフィルムを用いることなく電子画像データとして
取り扱うカメラユーザも多数存在する。又、パーソナル
コンピュータ、プリンタの普及も手伝い、電子画像デー
タにより写真を所有する利点も多い。電子画像データと
画像データに関連する情報を合わせて記録するためのフ
ォーマットとしてDPOF(Digital Print Order Forma
t)が近年提案されている。このフォーマットで電子画像
データを記憶出来る電子カメラも存在する。そしてこの
情報を用いてプリントOUT時に画像データに加工処理
を行うことも出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】135フィルムのカメ
ラを利用するカメラユーザの中にも写真を電子画像デー
タとして取り扱うことを望むユーザが存在する。フィル
ムの画像を読み出してCD−R,Zipなどのメディア
へ書き込んでくれるサービスがある。このサービスを利
用すれば、135フィルムのカメラのみを所有するユー
ザであっても写真を電子画像データとして得ることが出
来る。しかし、これらのサービスでは画像をスキャナー
で読み取りメディアへ記録するだけである。フィルム上
へ情報を記録しても、画像データと分離されていないた
め有効に利用できない。
【0005】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、135フィル
ムのカメラを利用するカメラユーザでも、写真を電子画
像データと画像データに関する情報として取り扱うこと
ができるカメラ及び写真処理装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係るカメラは、JIS135写真フ
ィルムが使用可能なカメラであって、被写体像を写真フ
ィルムへ露光する露光手段と、少なくとも撮影情報を露
光により得られた写真撮影データに関連づけて記録する
記録手段とを具備する。
【0007】また、第2の発明に係るカメラは、第1の
発明において、前記記録手段は、現像処理以降の後処理
に関する指示情報を記録可能である。
【0008】また、第3の発明に係る写真処理装置は、
被写体像を写真フィルムへ露光する露光手段と、少なく
とも撮影情報を露光により得られた写真撮影データに関
連づけて記録する記録手段とを備えたJIS135写真
フィルムが使用可能なカメラと、所定の現像処理が施さ
れた写真撮影データと撮影情報とを含む光学像を電子画
像データに変換する変換手段と、上記電子画像データか
ら上記撮影情報を認識する認識手段と、認識結果に従っ
て処理された撮影情報と、写真撮影データとをそれぞれ
所定の記録ファイルに変換して印画紙もしくは記録媒体
へ出力する出力手段とを具備する。
【0009】また、第4の発明に係る写真処理装置は、
第3の発明において、前記記録手段は、現像処理以降の
後処理に関する指示情報を記録可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係
る写真システムの構成を示すブロック図である。
【0011】カメラ2により被写体を撮影すると135
フィルム1には被写体が露光される。この露光動作に連
動し、日付情報やプリント条件を指示するプリント指示
情報が露光フィルム中に光学記録される。撮影が終了す
るとカメラユーザは露光済フィルム3をDPE店へ持ち
込む。露光済フィルム3はフィルム現像機4によって現
像される。従来の処理プロセスでは、現像されたフィル
ムを光学的に引き伸ばして印画紙に焼付け、印画紙を現
像していた。しかし本実施形態では現像済フィルム8か
らフィルム処理装置の一部であるスキャナーユニット
(変換手段)5により画像データを作成する。
【0012】スキャナーユニット5は、光源6、フィル
ムキャリア7、光学系9、CCD10、CCD制御回路
11、メモリ12、CPU13、通信IF回路14など
から構成される。スキャナーユニット5は、フィルム処
理装置全体を制御するコントロールユニット19からの
指令に基づき現像済フィルム8上の画像をCCD10に
より撮影して画像データを作成する。画像データは通信
ケーブル40を通してコントロールユニット19へ転送
される。コントロールユニット19は、メモリ22、ビ
デオ信号回路23、CPU24、IF回路25、HDD
28、画像処理回路27、通信IF回路26などが搭載
されたコンピュータである。このコントロールユニット
19にはユーザによる操作を可能にするためにモニタ2
0及びキーボード21が接続される。
【0013】DPE店のオペレータはキーボード21か
ら、顧客の要望にしたがいフィルムの処理方法を設定出
来る。又、モニタ20から処理ステップの進行状況を確
認出来る。スキャナーユニット5からの画像データは一
旦メモリ22へ格納される。画像データの加工(トリミ
ング、拡大、光学記録された情報の認識)は、画像処理
回路27によって実行される。
【0014】画像データの加工後、顧客がMO,CD−
R,Zip等の記録メディアによる画像データの受け取
りを選択した場合には、加工された画像データはコント
ロールユニット19からフィルム処理装置の一部である
メディア記録ユニット15へ転送される。ここでメディ
ア記録ユニット15は、MOディスク16−1のための
MOドライブ16と、CD−Rディスク17−1のため
のCD−Rドライブ17と、Zipディスク18−1の
ためのZipドライブ18から構成される。メディア記
録ユニット15へ転送された画像データは選択された記
録メディアに書き込まれる。
【0015】一方、顧客が印画紙による受け取りを選択
すると画像データは、コントロールユニット19からフ
ィルム処理装置の一部であるフォトプリントユニット2
9へ転送される。フォトプリントユニット29は制御部
34、露光部30、現像部39などから構成される。制
御部34は光源駆動回路35、CPU36、メモリ3
7、通信IF回路38から構成される。また、露光部3
0は焼付け用の3つの光源(R光源31、G光源32、
B光源33)を備えており、レーザや発光ダイオードが
使用される。
【0016】加工された画像データは制御部34のメモ
リ37へ格納される。画像データは、R,G,Bの画素
データに分解されて、露光部30において印画紙に焼付
けられる。露光部30において画像データが焼付けられ
た印画紙は、現像部39で現像され、所定のサイズにカ
ットされて出力される。
【0017】また、画像データをインターネット42を
通して受け取りたいユーザも存在する。このようなユー
ザに対しては、ネットワーク接続回路41を通して指定
されたアドレス(URL)へデータが配信される。
【0018】図2は、本発明の写真システムに用いられ
るカメラのブロック構成図である。マイクロコンピュー
タ(マイコン)107によりカメラ全体の制御が行われ
る。マイコン107には公知の構成からなる測光回路1
00、測距回路101、シャッタ制御機構102、シボ
リ制御機構1021、焦点調節機構103、カメラの動
作モード等の各種情報を表示するための表示回路10
4、フィルムコマ数調整データなどを記憶するための記
憶回路105が接続されている。指定手段としての操作
SW106は、カメラに所定の動作を実行させるためカ
メラユーザによって使用される複数のスイッチであり、
ここではパワーSW、レリーズSWの他に、パノラマS
W、日付プリントSW、撮影情報SW、シャープネス補
正SW等を含む。
【0019】フィルム111上には、フィルム111の
位置を検出するための図示せぬパーフォレーションが設
けられており、このパーフォレーションはホトリフレク
タ(PR)114により検出される。また、ホトインタ
ラプタ(PI)112は、フィルム111の移動量を検
出するためのものである。スリット付円板113はフィ
ルム111の移動に連動して回転し、PI112の出力
信号を変化させる。PR114とPI112の出力信号
は、信号処理回路115によりマイコン107に入力可
能な信号に変換される。
【0020】フィルム111の巻上げ、巻戻し等の制御
は駆動回路116を介してフィルム給送機構117に連
結したモータ等により行われる。時計回路118は、フ
ィルム111へ記録される「年、月、日」の日付情報を
作成する。
【0021】フィルム111への情報記録は、写し込み
LED駆動回路108により駆動される写し込みLED
109によって行われる。写し込みLED109は図3
に示すように、Seg1〜Seg9までのLED(発光
ダイオード)から構成されている。これらSeg1〜S
eg9のセグメントを適宜組み合わせて発光すること
で、ASCIIコード表に示される記号(数字、アルフ
ァベットの一部、特殊な記号の一部)をフィルム111
上へ写し込める。レンズ110は、写し込みLED10
9が形成した記号をフィルム111へ結像するためのも
のである。上記したマイコン107、写し込みLED駆
動回路108、写し込みLED109、レンズ110は
記録手段を構成する。
【0022】フィルム111上へ情報を写し込む方法は
LEDを用いる方法以外にも存在する。例えば透過形液
晶とタングステンランプなどの光源により文字を写し込
むようにしてもよい。
【0023】以下、図4を参照してマイコン107によ
るメインルーチンの動作について説明する。操作SWの
1つであるパワーSWがONするとマイコンへ電力が供
給されて、動作がスタートする。ステップS100で
は、メモリの初期化やI/Oポートの初期設定などが実
行される。ステップS1001ではフィルムへ記録する
情報の初期設定を行う。印画紙への出力形状は、ノーマ
ル形状を初期値とするためプリント情報としてパノラマ
プリントを設定することを禁止する。年、月、日の日付
情報のプリントOUTを禁止する。シャッター速度やシ
ボリ値などの露出情報のプリントOUTを禁止する。プ
リントOUT時フィルムのざらつきを補正するシャープ
ネス補正をかけることを禁止する。これらの禁止された
情報は所定の操作SWにより設定が変更出来る。
【0024】ステップS101では、カートリッジがカ
メラに装填されたかどうかを検出する。カートリッジの
装填が検出されるとステップS101からステップS1
02へ移行する。ステップS102では、1コマ目のフ
レームが露光出来るようにフィルムを初期位置に設定す
る。
【0025】また、ステップS101でカートリッジの
装填が検出されなかった場合にはステップS101から
ステップS103へ移行して、操作SWの1つであるリ
ワインドSWの状態を検出する。ステップS103でリ
ワインドSWがONしたことを検出するとステップS1
03からステップS104へ移行する。ステップS10
4では、露光されたフィルムをカートリッジへ巻き戻す
動作が実行される。この巻戻し動作の終了後、カメラユ
ーザは、カメラからカートリッジを取り出すことが可能
となる。
【0026】一方、リワインドSWがOFFになってい
てステップS103からステップS105へ移行する
と、操作SWの1つであるパノラマSWの状態を検出す
る。ステップS105でこのパノラマSWがONしたこ
とを検出するとステップS105からステップS106
へ移行する。ステップS106ではトリミング情報とし
て「パノラマプリント」の設定を許可する。
【0027】図6は、露光フレームと、この露光フレー
ムをトリミングして印画紙へ焼付ける領域との関係を示
す図である。「パノラマプリント」が選択されると、5
0で示される領域がパノラマ有効領域として印画紙に焼
付けられるようにDPEへ指示したことになる。このよ
うにカメラユーザはパノラマSWを操作することによ
り、パノラマ撮影専用のカメラを用いることなく、擬似
的にパノラマ撮影を体験出来る。
【0028】また、パノラマSWがOFFでステップS
105からステップS107へ移行すると操作SWの1
つである日付プリントSWの状態を検出する。日付プリ
ントSWがONしたことを検出するとステップS107
からステップS108へ移行する。ステップS108で
は、日付情報を印画紙上へプリントOUTすることを許
可する。プリントOUTを許可したことにより、日付情
報をフィルムへ写し込む形態が変更される。フィルムへ
の情報の記録形態については後述する。
【0029】日付プリントSWがOFFの時は、ステッ
プS107からステップS109へ移行し、操作SWの
1つである露出情報プリントSWの状態を検出する。露
出情報プリントSWがONしたことを検出するとステッ
プS109からステップS110へ移行する。ステップ
S110では、露出情報(シャッタ秒時、シボリ値)を
印画紙上へプリントOUTすることを許可する。プリン
トOUTを許可したことにより、露出情報をフィルムへ
写し込む形態が変更される。
【0030】ステップS109において露出情報プリン
トSWがOFFの時は、ステップS109からステップ
S1101へ移行し、操作SWの1つであるシャープネ
ス補正SWの状態を検出する。シャープネス補正SWが
ONしたことを検出するとステップS1101からステ
ップS1102へ移行する。ここではプリントOUT
時、フィルムから得られた画像データに対してシャープ
ネス補正を行うことを許可する。一般に高感度フィルム
は粒子が粗いためプリントされた画像もざらついたもの
となる。ユーザが何らの理由により高感度フィルムを使
わざるを得ない時に、このSWを操作してから撮影動作
を行なえばよい。
【0031】シャープネス補正SWがOFFでステップ
S1101からステップS111へ移行するとパワーS
Wの状態を検出する。パワーSWがOFFならばカメラ
動作を終了する。また、パワーSWがONならばステッ
プS111からステップS112へ移行する。ステップ
S112では操作SWの1つであるレリーズSWの状態
を検出する。レリーズSWがOFFならばステップS1
001へ移行し、ONならばステップS113へ移行す
る。ステップS113では、測光回路で取得された被写
体の輝度情報を入力する。この情報に基づいてシャッタ
秒時とシボリ値が決定される。
【0032】ステップS114では、測距回路で取得さ
れた被写体までの距離情報を入力する。ステップS11
5では、この距離情報に基づいて焦点調整動作が行われ
る。ステップS116ではステップS113で設定した
シャッタ秒時とシボリ値に基づき、シャッタ制御機構を
制御してフィルムが露光される。
【0033】ステップS117では写し込みLEDによ
ってフィルムへ記録される記録データが作成される。こ
の記録データとは、プリント指示情報としてのトリミン
グ情報と、時計回路の「年、月、日」データからなる日
付情報と、シャッタ秒時、シボリ値からなる露出情報と
画像データにシャープネス補正を行うかどうかを示すシ
ャープネス補正情報とをフィルムに写し込むために、写
し込みLEDのセグメントを制御するためのデータであ
る。
【0034】ステップS118ではサブルーチン「巻上
げ」が実行される。このサブルーチンが実行されるとフ
ィルムが1コマ分巻上げられる。又この動作に連動し、
写し込みLEDによって上記トリミング情報、日付情
報、露出情報、シャープネス補正情報が記録される。そ
してステップS1001へ移行する。
【0035】以下に図5を参照して上記したステップS
118のサブルーチン「巻上げ」処理の詳細を説明す
る。まずステップS200ではPRカウンタを初期化し
てカウント動作を開始させる。PRカウンタは、パーフ
ォレーションを検出するためのPRの出力をカウントす
るためにある。PRカウンタの値に基づいて、1コマ分
フィルムが巻上げられたかどうかが判定される。ステッ
プS201では、PIカウンタを初期化してカウント動
作を開始させる。PIカウンタはフィルム移動量を検出
するためにPIの出力をカウントするものである。そし
てこのPIカウンタの値に基づいて、写し込みLEDの
発光タイミングが決定される。
【0036】ステップS202ではフィルム給送機構中
に配置されたモータへ給電を開始する。この給電により
フィルムの巻上げが開始する。ステップS203では、
PIカウンタの値が記録開始位置を示すまで待機する。
記録開始位置までフィルムが移動するとステップS20
3からステップS204へ移行する。ステップS204
では写し込みLED駆動回路を制御して、記録する情報
の1文字分を写し込む。
【0037】ステップS205では全文字の写し込みが
終了したかどうかを判定する。全文字が写し込まれると
ステップS205からステップS207へ移行する。ま
た、ステップS205で写し込みが終了していない時
は、ステップS205からステップS206へ移行す
る。ステップS206では、PIカウンタの値から1文
字分のフィルムが移動するまで待機する。そして次の1
文字を写し込むためにステップS204へ移行する。
【0038】ステップS207ではPRカウンタの値に
基づき1コマ分のフィルムが移動するまで待機する。1
コマ分のフィルムが巻上げられると、ステップS208
において給送モータへブレーキをかける。そしてメイン
ルーチンへ復帰する。
【0039】以下に図6,7,8,9を参照して撮影情
報を含む情報がどのようにフィルムへ写し込まれるかに
ついて説明する。
【0040】図6のパノラマ有効領域50はパノラマプ
リントを選択した時、印画紙へ出力される領域である。
情報は、このパノラマ有効領域50外部のデータ写し込
み位置51に記録される。情報の記録形態は2種類あ
る。第一の記録形態は図3に示したLEDのセグメント
Seg1〜7によって表現される数字でフィルムに情報
を記録する形態である。また、第二の記録形態は、図7
に示すような特殊な記録コードでフィルムに記録する形
態である。この記録コードは図3に示すLEDのセグメ
ントSeg8,Seg9を利用して表現可能である。
【0041】第一の記録形態は、印画紙へ出力される情
報であることを示している。また、第二の記録形態は印
画紙への出力が禁止される情報であることを示してい
る。ここでは第二の記録形態で記録された情報は、フィ
ルム処理装置において画像処理によって消去されること
により、印画紙へは出力されないようになっている。
【0042】図8は第二の記録形態で記録可能ないくつ
かの情報の例を示している。図8(a)は日付情報が9
9年、7月、25日であり、露出情報がシャッタ速度1
/125秒、シボリ5.6であることを示している。図
8(a)に示されている情報はLEDのセグメントSe
g1〜7により表現され、ここでは第一の記録形態で印
画紙へプリントOUTされる。
【0043】ここで図8(a)に示す撮影情報と同じ情
報を意味する撮影情報を第二の記録形態で記録すること
を考えると図8(b)のごとき記録コードがフィルムに
記録される。まず日付情報については、図8(a)の
「99年」は図8(b)の61、62で示される記録コ
ードに、図8(a)の「7月」は図8(b)の63で示
される記録コードに、図8(a)の「25日」は図8
(b)の64,65で示す記録コードに相当する。
【0044】また、露出情報はいったん図9に示すよう
なアペックス方式で表現された後に、対応する図7の記
録コードが選択される。すなわち、図8(a)の「1/
125秒」は図9ではTvの「7」に相当するので、図
8(b)の66で示される記録コードが選択される。図
8(a)のシボリ値「5.6」は図9ではAv値の
「5」に相当するので、図8(b)の67で示される記
録コードが選択される。
【0045】カメラユーザが日付プリントSWと露出情
報プリントSWを操作後、撮影動作を実行すると図8
(a)のごとく撮影情報がフィルムへ写し込まれる。ま
た、カメラユーザが日付プリントSWと露出情報プリン
トSWを操作することなく撮影動作を実行すると図8
(b)のごとく撮影情報がフィルムへ写し込まれる。こ
の場合は日付情報及び露出情報の印画紙への出力が禁止
される。また、カメラユーザが日付プリントSWのみを
操作後、撮影を行うと図8(c)のごとく撮影情報が写
し込まれる。この場合は露出情報の印画紙への出力が禁
止される。また、カメラユーザが露出情報プリントSW
のみを操作後撮影を行うと図8(d)のごとく撮影情報
が写し込まれる。この場合は日付情報の印画紙への出力
が禁止される。
【0046】また、カメラユーザがパノラマSW、日付
プリントSW、露出情報プリントSWを操作後、撮影を
行うと図8(e)のごとく撮影情報が写し込まれる。図
8(e)の68で示される記録コードは「P」に相当
し、「パノラマプリント」を意味する。ここで「P」は
印画紙へプリントOUTする必要のない情報なので第二
の記録形態で記録される。
【0047】さらにカメラユーザがパノラマSW、日付
プリントSW、露出情報プリントSW、シャープネス補
正SWを操作後、撮影を行うと図8(f)のごとく撮影
情報が写し込まれる。図8(f)の69で示される記録
コードは「S」に相当する。したがってフィルム処理装
置では、フィルムの画像に対してシャープネス補正を行
った後、プリントOUTを行う。「S」は印画紙へプリ
ントOUTする必要のない情報なので第二の記録形態で
記録される。
【0048】なお、撮影情報を記録するために使用され
る数字、記録コードは、カメラメーカとフィルム処理装
置メーカとの間で基準文字情報として予め規格化された
ものである。フィルム処理装置はこの基準文字情報に基
づいてフィルム上の画像からトリミング情報を認識する
ことが出来る。
【0049】フィルムへ記録する撮影情報は上記情報以
外にもいろいろと考えられる。例えばIX240カート
リッジフィルムで記録可能なプリント枚数情報、タイト
ル情報などを記録してもよい。
【0050】次に図1、図10を参照して、露光された
フィルムがフィルム処理装置においてどのように処理さ
れるかを説明する。
【0051】カメラユーザがDPE店にもち込んだフィ
ルムはまず現像される。現像済フィルム8はDPE店の
オペレータによってスキャナーユニット5へ装填され
る。オペレータは、コントロールユニット19に接続さ
れたモニタ20とキーボード21を使用して、現像済フ
ィルム8の処理を開始する。オペレータがキーボード2
1から画像取り込みを指示すると、コントロールユニッ
ト19からスキャナーユニット5に対して画像データの
取り込み命令が出力される(ステップS300)。スキ
ャナーユニット5では、現像済フィルム8の露光画面を
CCD10で撮影して画像データ(元画像データ)を作
成する。作成された画像データはスキャナーユニット5
内のメモリ12へ一旦記憶される。所定数の画像データ
がメモリ12へ蓄積されると、画像データはコントロー
ルユニット19へ転送される(ステップS301)。転
送された画像データはモニタ20上に表示される。オペ
レータは所望のデータが取り込まれているかどうかを表
示された画像データを見ながら確認する。そして画像デ
ータに異状がなければオペレータは画像データの出力方
法を設定する(ステップS302)。出力方法として
は、MO,CD−R,Zipなどの記録メディアへ画像
データを記録する方法と、画像データを印画紙へプリン
トOUTする方法があり、カメラユーザが望んだ方法が
設定される。
【0052】次に文字認識アルゴリズムを用いて画像デ
ータからトリミング情報、日付情報、露出情報、シャー
プネス補正情報を分離する(ステップS303)。ここ
ではすでに登録されている基準文字情報に基づいてコン
トロールユニット19の画像処理回路27が画像データ
中に記録された情報を分離する。画像処理回路27は、
情報を分離するための文字認識アルゴリズムを高速に実
行するためにDSPなどから構成されている。
【0053】ステップS304ではパノラマプリントの
出力を行うかどうかを判断し、トリミング情報として
「パノラマプリント」が記録されている時は、ステップ
S304からステップS308へ処理が移行する。トリ
ミング情報がなければステップS304からステップS
305へ移行する。
【0054】ステップS305においては、情報の記録
形態に応じて画像データの加工動作を行う。すなわち図
7に示した記録コードで記録された情報を画像データ上
から消去する。次のステップS306では、情報を消去
することにより欠落した画像データを残った画像データ
から補間して修復することで正常な画像データを再現す
る。ステップS307では情報の中にシャープネス補正
情報が存在するならば、ステップS306で修復された
画像データに対して平滑化、エッジ強調といった画像処
理が施される。
【0055】一方、ステップS304からステップS3
08へ移行すると、画像データからパノラマ有効領域5
0の画像データを切り出してトリミング情報に基づき画
像データの加工(アスペクト変更、拡大処理)を行う。
ステップS309では、記録形態に応じて切り出された
画像データに対して日付情報、露出情報の嵌め込み合成
を行う。例えば記録形態が数字である情報(図7のコー
ドを使用していない情報)はプリントOUTすることが
出来るので、画像データへ合成される。ステップS31
0ではステップS307と同様の画像処理が行われる。
【0056】ステップS307あるいはステップS31
0の後はステップS311に進む。ここでは印画紙への
プリントOUTを選択したかどうかを判断し、ユーザが
印画紙へのプリントOUTを選択した時は、ステップS
311からステップS314へ処理が移行する。ステッ
プS314では加工済あるいは修正済画像データがフォ
トプリントユニット29へ転送される。そしてオペレー
タがプリントOUTを指示(ステップS315)すると
画像データは印画紙へ焼付けられる。
【0057】また、ステップS311においてユーザが
印画紙へのプリントOUTを選択しなかったとき、すな
わち、画像データを所望のメディア(MO,CD−R,
Zip等)へ記録することを選択したか、あるいはネッ
トワークを利用した配信を選択したときには、ステップ
S311からステップS312へ処理が移行する。ステ
ップS312では画像データと画像データから分離され
た情報が、所定の記録フォーマットへ変換される。画像
データはスキャナーユニットが読み取った元画像データ
と、この元画像データに対して所定の画像処理が行われ
た加工済画像データがある。それぞれの画像データは、
例えばJPEGで規定される画像ファイルへ変換され
る。画像データから分離された情報は、フィルム1本分
の情報をまとめて、1つのテキストファイルとしてまと
められる。
【0058】ステップS3120でネットワークによる
配信サービスを選択したかどうかを判断し、NOの場
合、すなわちメディアへファイルを記録する時は、ステ
ップS3120からステップS313へ移行する。ここ
では画像ファイル及びテキストファイルがユーザが選択
した記録メディアに対応するドライブ(16,17or
18)へ転送されて記録される。
【0059】一方、ステップS3120においてネット
ワークによる配信を希望した時はステップS3120か
らステップS3121へ移行する。ステップS3121
では、ユーザ指定のアドレス(URL)へファイルを送
信する。
【0060】図11は、ファイルを格納したディレクト
リ構造の一例を示す図である。ディレクトリのもととな
るルート200には、アルバム01,02,〜0X(2
01〜203)のディレクトリが置かれている。アルバ
ム0X(203)は今日新たに作成されたディレクトリ
である。情報ファイル(204)には、読み込んだすべ
てのフレームに記録された情報がまとめて格納されてい
る。ディレクトリ元画像(205)には、スキャナーユ
ニット5が現像済フィルムから読み出した画像データそ
のものがフレームごとに記録されている。ディレクトリ
加工済画像(206)には、印画紙へ出力するために画
像処理が行われた画像データが、フレームごとに記録さ
れている。元画像(205)を記憶しておくメリット
は、ユーザ個人で好みの画像情報を施して、プリントO
UT用のデータを作れる点にある。フィルム処理装置が
自動的に実行する画像処理では満足できないユーザも存
在するからである。画像データのメディアへの記録形態
としては、DPOF(Digital Print Order Format)に
準拠してもよい。電子スチルカメラの一部にはこのDP
OFに対応する記録形態で画像データを記録出来る機種
が存在する。銀塩フィルムを用いるカメラと電子スチル
カメラの両方を使用するユーザは、画像ファイルの共通
化が出来るので都合がよい。
【0061】図12は、現像されたフィルムがどのよう
に処理されるかを示した1つの例である。図12(a)
は現像されたフィルムである。フィルム上には図8
(e)に相当する情報が記録されているものとする。図
12(b)はフィルムから作成された元画像データであ
る。画像処理回路27においてこの元画像データから文
字認識アルゴリズムによって画面内に写し込まれた情報
が分離される。図12(c)が分離された情報を示して
いる。日付情報(年、月、日情報)と露出情報(シャッ
タ速度、シボリ値)とは印画紙へのプリントOUTを指
示する第一の記録形態で記録されているとともに、トリ
ミング情報としてパノラマプリントが記録されているこ
とがわかる。
【0062】次に図12(d)の207で示す部分の画
像データが切り取られて拡大される。次にこの切り取っ
た画像データに分離された情報を嵌め込んで合成する
と、図12(e)に示すような、プリントOUT可能な
状態に加工された画像データが得られる。ユーザが印画
紙への出力を希望すると図12(e)のデータがプリン
トOUTされる。
【0063】また、ユーザが所望のメディアへの記録を
選択した場合には、図11に示したディレクトリ構造に
基づいてデータが記録される。すなわち、図12(b)
の画像データはディレクトリ元画像の1つのファイルと
して、図12(e)の画像データはディレクトリ加工済
画像の1つのファイルとして記録される。また図12
(c)の分離された情報は、情報ファイル、TXTファ
イルのフレーム数と対応させて格納される。
【0064】図13は現像済フィルムの処理を示した別
の例である。図13(a)のフィルム上には、図8
(c)に相当する情報が記録されているものとする。図
13(b)の元画像データから情報を分離すると図13
(d)のごとくなる。情報としては、日付情報と露出情
報が記録されているが、露出情報は、図7に示した記録
コードで記録されており、印画紙へのプリントOUTが
禁止されている。そこで画像処理によって図13(c)
の208で示す部分の情報が消去される。そして画像修
復が終了した図13(e)の画像データがユーザの希望
に応じて印画紙へ出力される。また、ユーザが記録メデ
ィアへの出力を希望すれば、図13(b)の元画像デー
タ、図13(e)の加工済画像データ、図13(d)の
情報データがそれぞれ選択したメディアに記録される。
【0065】すでに説明したカメラシステムでは、情報
をフィルムの露光フレームに撮影した被写体像とともに
記録した。しかし図14に示すように所定の露光フレー
ムを情報記録専用フレームとして使用することも可能で
ある。
【0066】図14の例では1コマ目のフレームが情報
記録専用フレームである。そして2コマ目から24コマ
目が撮影が行われるフレームである。1コマ目には、2
〜24コマ分の情報209が図の様にまとめて記録され
ている。これらの情報209は全コマの撮影が終了しフ
ィルムをカートリッジに巻き戻すときに一括して記録す
ればよい。記録すべき情報はカメラ内部の不揮発性メモ
リの中に巻き戻し動作が行われるまで記憶しておく必要
がある。又1コマ目から23コマ目を撮影フレームと
し、24コマ目のフレームを情報記録専用のフレームと
してもよい。1つのフレームに全コマの情報が一括して
記録できないならば、情報記録専用フレームを複数にし
てもよい。
【0067】上記した実施形態によれば、135フィル
ムのカメラを利用するカメラユーザでも、写真を電子画
像データと画像データに関する情報として取り扱うこと
ができるようになる。特に135フィルムに撮影情報や
指示情報を写し込むことによりAPSシステムの利便性
を135フィルムシステムにもたらすことが出来る。
【0068】(付記)なお、上記した具体的実施形態か
ら以下のような構成の発明が抽出可能である。
【0069】(1) 写真フィルムを露光するカメラ
と、現像済みフィルムに記録された画像を電子データに
変換して、印画紙もしくは記録媒体へ出力する処理装置
とを含む写真システムであって、上記カメラは、少なく
とも撮影情報を露光により得られた写真撮影データに関
連づけて記録する記録手段を備え、上記処理装置は、所
定の現像処理が施された写真撮影データと撮影情報とを
含む光学像を電子画像データに変換する変換手段と、上
記電子画像データから上記撮影情報を認識する認識手段
と、認識結果に従って処理された撮影情報と、写真撮影
データとをそれぞれ所定の記録ファイルに変換して印画
紙もしくは記録媒体へ出力する出力手段と、を具備する
ことを特徴とする写真処理装置。
【0070】(2) 写真フィルムを露光するカメラ
と、現像済みフィルムに記録された画像を電子データに
変換して、印画紙もしくはデジタル記録媒体へ出力する
処理装置とを含む写真システムであって、上記カメラ
は、ユーザの指定内容に応じた第1または第2の記録形
態で、少なくとも撮影情報を露光により得られた写真撮
影データに関連づけて記録する記録手段を備え、上記処
理装置は、所定の現像処理が施された写真撮影データと
撮影情報とを含む光学像を電子画像データに変換する変
換手段と、上記電子画像データから上記撮影情報を認識
する認識手段と、上記第2の記録形態で記録された撮影
情報を認識結果に従って電子画像データから消去する画
像処理手段と、画像処理された撮影情報と、写真撮影デ
ータとをそれぞれ所定の記録ファイルに変換して印画紙
もしくは記録媒体へ出力する出力手段と、を備えること
を特徴とする写真システム。
【0071】(3) 写真フィルムを露光するカメラ
と、現像済みフィルムに記録された画像を電子データに
変換して、印画紙もしくは記録媒体へ出力する処理装置
とを含む写真システムであって、上記カメラは、現像処
理以降の後処理に関する指示情報を露光により得られた
写真撮影データに関連づけて記録する記録手段を備え、
上記処理装置は、所定の現像処理が施された写真撮影デ
ータと指示情報とを含む光学像を電子画像データに変換
する変換手段と、上記電子画像データから上記指示情報
を認識する認識手段と、認識された指示情報に基づいて
写真撮影データを加工する画像処理手段と、加工された
画像データを第一の画像ファイルに変換するとともに、
未加工の画像データを第二の画像ファイルに変換する変
換手段と、変換された第一及び第二の画像ファイルを印
画紙もしくは記録媒体に出力する出力手段と、を備える
ことを特徴とする写真システム。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、135フィルムのカメ
ラを利用するカメラユーザでも、写真を電子画像データ
と画像データに関する情報として取り扱うことができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る写真システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の写真システムに用いられるカメラのブ
ロック構成図である。
【図3】写し込みLED109の構成を示す図である。
【図4】マイコン107によるメインルーチンの動作に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図5】ステップS118のサブルーチン「巻上げ」処
理の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図6】露光フレームと、この露光フレームをトリミン
グして印画紙へ焼付ける領域との関係を示す図である。
【図7】第二の記録形態で用いられる各種の記録コード
を示す図である。
【図8】第二の記録形態で記録可能ないくつかの情報の
例を示す図である。
【図9】アペックス形式で表現された露出情報を示す図
である。
【図10】露光されたフィルムがフィルム処理装置にお
いてどのように処理されるかを説明するための図であ
る。
【図11】ファイルを格納したディレクトリ構造の一例
を示す図である。
【図12】現像されたフィルムがどのように処理される
かを説明するための図である。
【図13】現像済フィルムの別の処理を説明するための
図である。
【図14】所定の露光フレームを情報記録専用フレーム
として使用する実施形態を説明するための図である。
【符号の説明】
1 135フィルム 2 カメラ 3 露光済フィルム 4 フィルム現像機 5 スキャナーユニット 6 光源 7 フィルムキャリア 8 現像済フィルム 9 光学系 10 CCD 11 CCD制御回路 12 メモリ 13 CPU 14 通信IF回路 15 メディア記録ユニット 16 MOドライブ 17 CD−Rドライブ 18 Zipドライブ 19 コントロールユニット 20 モニタ 21 キーボード 22 メモリ 23 ビデオ信号回路 24 CPU 25 IF回路 26 通信IF回路 27 画像処理回路 28 HDD 29 フォトプリントユニット 30 露光部 31 R光源 32 G光源 33 B光源 34 制御部 35 光源駆動回路 36 CPU 37 メモリ 38 通信IF回路 39 現像部 40 通信ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JIS135写真フィルムが使用可能な
    カメラであって、 被写体像を写真フィルムへ露光する露光手段と、 少なくとも撮影情報を露光により得られた写真撮影デー
    タに関連づけて記録する記録手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、現像処理以降の後処理
    に関する指示情報を記録可能であることを特徴とする請
    求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 被写体像を写真フィルムへ露光する露光
    手段と、少なくとも撮影情報を露光により得られた写真
    撮影データに関連づけて記録する記録手段とを備えたJ
    IS135写真フィルムが使用可能なカメラと、 所定の現像処理が施された写真撮影データと撮影情報と
    を含む光学像を電子画像データに変換する変換手段と、 上記電子画像データから上記撮影情報を認識する認識手
    段と、 認識結果に従って処理された撮影情報と、写真撮影デー
    タとをそれぞれ所定の記録ファイルに変換して印画紙も
    しくは記録媒体へ出力する出力手段と、 を具備することを特徴とする写真処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、現像処理以降の後処理
    に関する指示情報を記録可能であることを特徴とする請
    求項3記載のカメラ。
JP2000001734A 2000-01-07 2000-01-07 カメラ及び写真処理装置 Withdrawn JP2001194717A (ja)

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