JP2001194633A - 光導波回路装置及びその製造方法 - Google Patents

光導波回路装置及びその製造方法

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JP2001194633A JP2000005406A JP2000005406A JP2001194633A JP 2001194633 A JP2001194633 A JP 2001194633A JP 2000005406 A JP2000005406 A JP 2000005406A JP 2000005406 A JP2000005406 A JP 2000005406A JP 2001194633 A JP2001194633 A JP 2001194633A
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Tomokane Hirose
智財 広瀬
Kenji Koyama
健二 小山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光路長を微調整可能な光導波回路装置の加熱
装置の薄膜ヒータパターンの上にスパッタ法により積層
した電極層からウエットエッチングして電極パターンを
成形することによりその光導波回路装置の生産性を高め
る。 【解決手段】 コア層1とそのコア層1を覆うクラッド
層2とを有する光導波路10と、その光導波路10のク
ラッド層2上に配設された加熱装置20とを含む光導波
回路装置において、その加熱装置20が前記クラッド層
2上に形成されたチッ化タンタル層、タンタルシリサイ
ド層又はタングステンシリサイド層からなる薄膜ヒータ
パターン3と、その上にスパッタ法で積層された金層又
は白金層からなる電極層からウエットエッチング法によ
り成形された電極パターン4とからなる光導波回路装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光路長を微調整可
能な光導波回路装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、特開平6−34925号公報に
開示されている発明と出願時の技術常識とから推定され
る光導波回路装置の構造例である。図4(a)は平面図
を、図4(b)は横断面図を、図4(c)は縦断面図を
表す。この光導波回路装置は、図4(b)に示すよう
に、四角柱状の高屈折率の石英コア層1とその周囲を覆
う低屈折率の石英クラッド層2からなる石英製の光導波
路10の上に加熱装置20aを配設してその熱光学効果
を利用して伝播光の位相を微調整する機能を備えてお
り、光スイッチなどの光部品としての用途が期待されて
いる。
【0003】光導波路10のクラッド層2の厚さは約5
0μm、コア層1の横断面寸法は幅が約8μm、厚さが
約8μmで、コア層1とクラッド層2の比屈折率差は約
0.25%である。
【0004】加熱装置20aは、図4(b)、(c)か
らわかるように、薄膜ヒータパターン3及びその上の金
層からなる導電層4aと密着力を改善する密着力改善層
4bの二重層からなる電極パターン4並びにリード線5
から構成される。薄膜ヒータパターン3のサイズは、幅
が約50μmで、長さが約4mmである。
【0005】チッ化タンタル層からなる薄膜ヒータパタ
ーン3は、スパッタ法を用いて製膜されSF6ガスを用
いた反応性イオンエッチングによるドライエッチング法
により成形される。密着力改善層4bはCrからなり約
0.02μmの厚さを有する。導電層4aは約0.3μ
mの厚さを有する。光導波回路装置の最上層の薄膜ヒー
タパターン3の上には酸化防止を目的として保護層6が
形成されている。但し、図4(a)では保護層6の記載
を省略している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の図4に
例示する光導波回路装置では、まずクラッド層2の上
に、チッ化タンタル層3がスパッタ法により積層され、
その上に密着力を高めるクロム層4bと金層からなる導
電性の4aが蒸着法により積層され、次いでこれら各層
をドライエッチング法によりエッチングして電極パター
ン4が成形されるが、このドライエッチングの生産性が
低く量産が困難であるという問題がある。
【0007】一方、この電極パターン4を生産性の高い
ウエットエッチング法により成形しようとすると、クロ
ム層4bが侵食されてその上の金層からなる導電層4a
が剥離して断線するとういう問題があるので、従来この
方法は採用できなかった。発明者は、この原因を究明
し、ウエットエッチングの際にTa、Cr、Auの3元
素が共存するとこれら元素の電気陰性度の違いから電位
差が生じて、これがクロム層4bの侵食と金層4aの剥
離と断線の原因であることを見出し、これにより本発明
を完成した。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、コア層とそのコア層を覆うクラッド層とを有する光
導波路と、その光導波路のクラッド層上に配設された加
熱装置とを含む光導波回路装置において、その加熱装置
が前記クラッド層上に形成された薄膜ヒータパターン
と、その上にスパッタ法で積層された金層又は白金層の
電極層からウエットエッチング法により成形された電極
パターンとからなる光導波回路装置である。
【0009】本発明は、前記光導波回路装置の加熱装置
が、薄膜ヒータパターンと、その上にスパッタ法で金層
又は白金層が積層されウエットエッチング法により成形
された電極パターンとからなる構成を採用することによ
り、従来の密着力を高めるために使用しているクロム層
を排除しその代替手段としてスパッタ法の採用により前
記薄膜ヒータパターンと前記金層又は白金層との間の密
着力を確保する。これにより生産性の高いウエットエッ
チング法の採用と製造プロセスの簡素化を可能として光
導波回路装置の量産性を高めることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記加熱装置が
チッ化タンタル層、タンタルシリサイド層又はタングス
テンシリサイド層のいづれか一層からなる薄膜ヒータパ
ターンを有する光導波回路装置である。本発明は、前記
加熱装置がチッ化タンタル層、タンタルシリサイド層又
はタングステンシリサイド層のいづれか一層からなる薄
膜ヒータパターンを有する構成を採用することにより、
その薄膜ヒータパターンの耐熱性を高めて信頼性及び量
産性が優れた光導波回路装置を実現できるので好適であ
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記クラッド層
上に前記チッ化タンタル層、タンタルシリサイド層又は
タングステンシリサイド層のいづれか一層からなる薄膜
ヒータ層をスパッタ法により積層し、その上に前記金層
又は白金層からなる電極層をスパッタ法により積層し、
ウエットエッチング法によりその電極層から前記電極パ
ターンを成形し、ドライエッチング法により前記薄膜ヒ
ータ層から前記薄膜ヒータパターンを成形する請求項1
又は2に記載の光導波回路装置の製造方法である。
【0012】本発明は、前記クラッド層上に前記チッ化
タンタル層、タンタルシリサイド層又はタングステンシ
リサイド層のいづれか一層からなる薄膜ヒータ層がスパ
ッタ法により積層され、その上に前記金層又は白金層か
らなる電極層がスパッタ法により積層され、その電極層
をウエットエッチングして前記電極パターンが成形され
る構成を採用することにより、請求項1又は2に記載の
量産性及び信頼性が高い光導波回路装置を製造できるの
で好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に基づいて本発
明の実施の形態を説明する。なお、同じ部位には同じ番
号を付して重複する説明を省略する。
【0014】(光導波回路装置の構造)本発明の実施の
形態の光導波回路装置の構造を図1に示す。図1(a)
は平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A′横
断面図である。10は、光導波路であり、四角柱状の石
英製の高屈折率のコア層1と、これを被覆する石英製の
低屈折率のクラッド層2からなる。コア層1ののサイズ
は、厚さが約7μm、幅が約7μmで、コア層1はクラ
ッド層2中に長手方向に平行に形成されている。
【0015】20は、加熱装置であり、薄膜ヒータパタ
ーン3とこれに電気的に接続する電極パターン4とさら
にこれに接続し外部の電源に接続するためのリード線5
からなる。図1(b)に示すように、光導波回路装置の
最上層には、薄膜ヒータパターン3を酸化から保護する
ためのSiO2からなる保護層6が被覆されている。但
し、図1(a)において保護層6は記載が省略されてい
る。
【0016】薄膜ヒータパターン3は、チッ化タンタル
層、タンタルシリサイド層又はタングステンシリサイド
層などのタンタル系の化合物やタングステン系の化合物
を構成材料とすると薄膜ヒータパターン3の耐熱性が高
くなり、電気抵抗値の経時変化が少なく光導波回路装置
の信頼性が高くなるので好適である。電極パターン4の
材質は、導電性及び対酸化性の点から金又は白金が好適
である。
【0017】(光導波回路装置の製造)図2に光導波回
路装置の製造工程を示す。光導波回路装置は、まず光導
波路10のクラッド層2(図2(a))の上にチッ化タ
ンタル層、タンタルシリサイド層又はタングステンシリ
サイド層のいづれか一層からなる薄膜ヒータ層3sをス
パッタ法により約0.3μmの厚さに積層する(図2
(b))。更にその上に金層又は白金層からなる電極層
4sをスパッタ法により約0.3μmの厚さに積層する
(図2(c))。
【0018】この場合、薄膜ヒータ層3sと電極層4s
の各積層方法が同じスパッタ法であるので、薄膜ヒータ
層3sの積層工程に連続して電極層4sの積層を行うこ
とができ、この点からも生産性を高めることができる。
またごみなどの混入を回避することもできる。勿論、薄
膜ヒータ層3sの積層後にその積層状態を検査などする
ために、積層体をスパッタ装置から一旦取出し、再び金
層又は白金層からなる電極層4sを積層するスパッタ工
程を開始することもできる。
【0019】電極層4sの上にホトレジストを約1μm
の厚さに塗布して、ホトリソグラフィにより薄膜ヒータ
パターン3と同じパターンのレジストパターン30を成
形し(図2(d))、このレジストパターン30をマス
クとして金層又は白金層からなる電極層4sをウエット
エッチング法によりエッチングして薄膜ヒータパターン
3と同じパターンの電極層4sに成形する。
【0020】次に、薄膜ヒータ層3sを反応性イオンエ
ッチングなどのドライエッチングによりエッチングして
薄膜ヒータパターン3を成形する(図2(e))。ドラ
イエッチング剤としてはCF4が好適であるがこの他C
Cl4を用いることも可能である。
【0021】次に、薄膜ヒータパターン3と同じパター
ンに成形した電極層4s上に、ホトレジストを約1μm
の厚さに塗布して、ホトリソグラフィにより電極パター
ン4と同じレジストパターン40を成形し(図2
(f))、このレジストパターン40をマスクとして金
層又は白金層からなる電極層4sをウエットエッチング
法によりエッチングして電極パターン4を成形する(図
2(g))。
【0022】尚、薄膜ヒータパターン3と電極パターン
4の各パターンのエッチングによる成形については、必
ずしも前記の方法、順序に限定されるものではなく、本
発明は、電極パターン4のエッチングによる成形をウエ
ットエッチング法により行なうことが不可欠の条件であ
り、他のエッチング条件は薄膜ヒータパターン3と電極
パターン4との位置関係、大きさの如何により周知慣用
技術を利用した種々のバリエーションが可能である。
【0023】光導波回路装置の最上層の薄膜ヒータパタ
ーン3上には薄膜ヒータパターン3を酸化から保護する
ためにSiO2からなる保護層6をCVD法により約2
μmの厚さに蒸着する。次に、電極パターン4に金又は
アルミ線からなるリード線5を接続して光導波回路装置
の製造が完了する(図2(h))。
【0024】
【実施例】図2に示す工程により、薄膜ヒータパターン
3の材料としてタンタルシリサイドを、電極パターン4
の材料としてAuを使用して光導波回路装置を製造し
た。ここで、図2(a)〜(h)は、光導波路から光導
波回路装置に至る各工程の光導波回路装置の横断面を示
す。
【0025】まず、光導波路10について、コア層1は
クラッド層2の横断面の中心に位置してその横断面寸法
は幅が8μm、厚さが8μmである。コア層1もクラッ
ド層2も材質は石英で、比屈折率差は0.4%である
(図2(a))。
【0026】クラッド層2の上にタンタルシリサイドか
らなる薄膜ヒータ層3sをスパッタ法により0.3μm
の厚さに積層する(図2(b))。この場合、堆積面の
温度は300度℃、5×10-4Paの減圧下、アルゴン
流量が50SCCM(cc/min単位の25℃での体
積に換算した流量)の雰囲気中で、10分間プレスパッ
タした後、スパッタ圧力が6.7×10-1Pa、スパッ
タ電力が500Wで32分間にわたり積層した。積層し
たタンタルシリサイドからなる薄膜ヒータ層3sの比抵
抗は237μΩ・cmであった。
【0027】この工程に連続して、薄膜ヒータ層3sの
上にAuからなる電極層4sをスパッタ法により0.3
μmの厚さに積層した(図2(c))。この場合、堆積
面の温度は100度℃で、5×10-4Paの減圧下でア
ルゴン流量が50SCCMの雰囲気中、5分間プレスパ
ッタした後、スパッタ圧力が6.7×10-1Pa、スパ
ッタ電力が300Wで、7分20秒間にわたりスパッタ
法によりAuを積層した。
【0028】Auからなる電極層4s上にホトレジスト
を1μmの厚さに塗布して、ホトリソグラフィにより薄
膜ヒータパターン3と同じパターンのレジストパターン
30を成形する(図2(d))。このレジストパターン
30をマスクとして電極層4sをKIにI2加えた水溶
液を用いてウエットエッチングして薄膜ヒータパターン
3と同じパターンの電極層4sに成形する。
【0029】次いで、同じレジストパターン30をマス
クとして、タンタルシリサイドからなる薄膜ヒータ層3
sをCF4を用いて反応性イオンエッチング法によるド
ライエッチングによりエッチングして薄膜ヒータパター
ン3を成形する(図2(e))。この薄膜ヒータパター
ン3のサイズは幅約50μm、長さ約5000μm、厚
さ約0.3μmで、図1(a)に例示するように長手方
向の両端の側面部から電極パターン4を載置する部分が
突出している。尚、図2(e)に示す状態では、薄膜ヒ
ータパターン3の上に同じパターンの電極層4sが成形
された状態にあるので、次工程でこのAuからなる電極
層4sの一部をウエットエッチングして前記ヒータパタ
ーン3の上に電極パターン4を成形する。
【0030】薄膜ヒータパターン3と同じパターンに成
形した電極層4s上にホトレジストを1μmの厚さに塗
布し、ホトリソグラフィにより電極パターン4と同じパ
ターンのレジストパターン40を成形する(図2
(f))。このレジストパターン40をマスクとして薄
膜ヒータパターン状のAuからなる電極層4sをKIに
2加えた水溶液を用いてウエットエッチングして電極
パターン4に成形する(図2(g))。
【0031】光導波回路装置の薄膜ヒータパターン3の
上には、薄膜ヒータパターン3を酸化から保護するため
にSiO2からなる保護層6をCVD法により約2μm
の厚さに蒸着する。次いで、電極パターン4にAlから
なるリード線5を接続して光導波回路装置の製造を完了
する(図2(h))。
【0032】(光導波回路装置の性能)製造した光導波
回路装置の電極パターン4と薄膜ヒータパターン3との
間の密着力を、粘着テープを用いるスコッチテープ法に
よる引き剥がし試験(L.I.Maissel,R.G
lang ed.,Handbook of Thin
Film Technology,McGraw−Hi
ll,1970,p.8−3)により調べた。
【0033】また、製造工程中の水洗時の耐水洗性を調
べる目的で、20℃の水中での超音波振動試験(印加出
力200W、印加時間10分)を行った。いづれの試験
においてもAuからなる電極パターン4の剥がれや断線
はなく、電極パターン4と薄膜ヒータパターン3とが製
造時の取扱に耐える十分な強さで密着していることを確
認した。Alのリード線5と電極パターン4との密着力
も120グラム以上あり、実用上問題ない強さを得るこ
とができた。
【0034】光導波回路装置の加熱装置20について、
1ワットの電力を1万時間通電した後の比抵抗の径時的
変化率は0.5%以内であり、実用上十分な耐熱安定性
を有する。
【0035】前記実施例で製造した光導波回路装置は、
光導波回路装置のユニットであり、通常は多数のコア層
1からなる導波路の一部にこのユニットを形成して使用
する。例えば、4チャンネルの光導波路の内の4個所に
使用した例を図3に示す。図3において5aは電極パッ
ド部であり、外部の図示しない電源に接続している。
【0036】
【発明の効果】本発明により、光導波回路装置の加熱装
置が、チッ化タンタル層、タンタルシリサイド層又はタ
ングステンシリサイド層からなる薄膜ヒータパターン
と、その上にスパッタ法で金層又は白金層が積層されウ
エットエッチング法により成形された電極パターンとか
らなる構成を採用することにより、従来薄膜ヒータパタ
ーンと前記金層又は白金層との間に密着力を高めるため
に使用しているクロム層を排除する一方で前記スパッタ
法を採用することによりこの密着力を維持して、生産性
の高いウエットエッチング法の採用と薄膜ヒータ構造の
簡素化が可能となり、光導波回路装置の量産性及び信頼
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光導波回路装置のユニット構造を例示
する横断面図である。図1(a)は平面図、同図(b)
は同図(a)のA−A′横断面図である。
【図2】本発明の実施例の光導波回路装置の製造工程を
示す工程図である。図2(a)〜(h)は、光導波路か
ら光導波回路装置に至る各工程の横断面図を現す。
【図3】4チャンネルの光導波路中の4個所に本発明の
光導波回路装置のユニットを配置した状態を例示する平
面図である。
【図4】従来の光導波回路装置のユニットの構造を例示
する図である。図4(a)は平面図、同図(b)は同図
(a)のA−A′横断面図、同図(c)は同図(b)の
B−B′縦断面図である。
【符号の説明】
1:コア層 2:クラッド層 3:薄膜ヒータパターン 3s:薄膜ヒータ層 4:電極パターン 4s:電極層 4a:導電層 4b:密着力改善層 5:リード線 5a:電極パッド部 6:保護層 10:光導波路 20、20a:加熱装置 30、40:レジストパターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア層とそのコア層を覆うクラッド層と
    を有する光導波路と、その光導波路のクラッド層上に配
    設された加熱装置とを含む光導波回路装置において、そ
    の加熱装置が前記クラッド層上に形成された薄膜ヒータ
    パターンと、その上にスパッタ法で積層された金層又は
    白金層の電極層からウエットエッチング法により成形さ
    れた電極パターンとからなることを特徴とする光導波回
    路装置。
  2. 【請求項2】 前記薄膜ヒータパターンがチッ化タンタ
    ル層、タンタルシリサイド層又はタングステンシリサイ
    ド層のいづれか一層からなることを特徴とする請求項1
    に記載の光導波回路装置。
  3. 【請求項3】 前記クラッド層上に前記チッ化タンタル
    層、タンタルシリサイド層又はタングステンシリサイド
    層のいづれか一層からなる薄膜ヒータ層をスパッタ法に
    より積層し、その上に前記金層又は白金層からなる電極
    層をスパッタ法により積層し、ウエットエッチング法に
    よりその電極層から電極パターンを成形し、ドライエッ
    チング法により前記薄膜ヒータ層から薄膜ヒータパター
    ンを成形することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    光導波回路装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011507002A (ja) * 2007-09-04 2011-03-03 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション シリコン・オン・インシュレータ・ナノフォトニック・デバイスのためのシリサイド熱ヒータ
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CN111679454A (zh) * 2020-06-19 2020-09-18 联合微电子中心有限责任公司 半导体器件的制备方法

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