JP2000002817A - 光導波路プラットフォームとその製造方法 - Google Patents
光導波路プラットフォームとその製造方法Info
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Abstract
素子が搭載されて電極配線により電気接続される構成の
光導波路プラットフォームにおける、電気信号の高周波
特性を改善する一方で、設計自由度を高め、かつ製造の
簡易化を可能とする。 【解決手段】 Si基板1上に石英系材料でコア42及
びクラッド41,43よりなる光導波路4が形成され、
光導波路の光導波端に臨むSi基板1上にレーザダイオ
ード等の光素子8が搭載され、この光素子8に対して電
気接続を行う電極配線が形成される。電極配線は、光導
波路4の下側に形成された下側電極配線3と、光導波路
4の上側に形成された上側電極配線5と、光導波路4に
設けられて前記下側と上側の各電極配線3,5を厚さ方
向に導通する導電コンタクト6とで構成される。
Description
れるハイブリッド集積導波路型光デバイスにおいて、ハ
イブリッド集積された半導体光素子を動作させるための
電極配線を有する光導波路プラットフォームとその製造
方法に関する。
とともに多機能の高度なシステムが求められている一方
で、光ファイバネットワークシステムの低コスト化の要
求が強くなっている。その中で、光デバイスの小型化、
高集積化および低コスト化は必須の項目である。このよ
うな状況の中、Si(シリコン)基板上に石英系光導波
路が形成された光導波路プラットフォーム上に、LD
(半導体レーザ)やPD(フォトダイオード)、あるい
はSOA(半導体光アンプ)などの半導体光素子を搭載
してハイブリッド集積することにより部品点数を削減
し、小型化、多機能化、低コスト化する技術が有力視さ
れており、現在盛んに研究が行われている。図3はこの
種の光導波路プラットフォームの概略構成を示す斜視図
であり、Si基板101の表面に絶縁膜102が形成さ
れ、この絶縁膜102の表面上には下層クラッド層14
1、コア142、上層クラッド層143からなる光導波
路104が形成されている。また、前記光導波路104
が形成されていない前記Si基板101の表面には、金
属膜をパターン形成した電極配線103が延設される。
また、前記光導波路104が形成されていないSi基板
101上の一部は光素子搭載部107として構成され、
LDやPD等の光素子108が前記電極配線103に設
けられたアイランド部103aに搭載される。前記光素
子108は前記電極配線103に電気接続され、この電
極配線103を通して前記光素子108に電気信号が伝
送される。
積した光素子に電気接続されるプラットフォーム上に形
成されている電極配線103は、Si基板101上に形
成された熱酸化膜などの1μm以下の薄い絶縁膜102
上に形成されているため、Si基板101の表面と電極
配線103が近接状態で対向配置された状態となり、S
i基板101による誘電体損失が大きい、あるいはSi
基板101と電極配線103との間の寄生容量が大きい
などの理由で、Gb/sオーダの高速動作特性が劣化す
るという問題があった。この問題を解決するために、1
994年電子情報通信学会秋季大会講演論文集C-195
に、図4に示す構成が提示されている。この構成は、光
導波路104の下層クラッド層141の形成と同時に、
Si基板101の表面にバッファ層106を形成し、こ
のバッファ層106上に電極配線103を形成したもの
である。バッファ層106は30μm程度の厚さに設定
することが可能なため、前記したようなSi基板101
による電極配線103への影響を十分低減することが可
能となり、良好な高速動作の特性を得ることができる。
構成では、バッファ層106を形成するためには、Si
基板101のバッファ層形成領域の表面を予め凹状にエ
ッチングした上で、この凹状部に下層クラッド層141
と同時に石英系の材料を堆積し、その上でこの石英系材
料の表面を機械的に研磨してSi基板101の表面を平
坦化するという製造工程が必要であり、工程数が増加し
て製造が困難になるという問題がある。また、電極配線
103がSi基板101の表面に画成された光素子搭載
部107と同じ面上に形成されているため、例えば光導
波路104を横切るような柔軟な配線設計を行うことは
難しい。なお、図示は省略するが、1996年電子情報
通信学会総合大会講演論文集C-205 に示されているよう
に、上層クラッド層上に電極配線を形成し、半導体光素
子搭載部に形成された電極配線とはワイヤボンディング
によって接続するという構造であれば比較的配線設計の
自由度は増加するが、ワイヤボンディングはパターニン
グ配線と比較して手間がかかる上に、今後ますますハイ
ブリッド集積の集積規模が拡大され、それに伴って複雑
化、高密度化が要求される配線構造にとって設計自由度
が高いとはいえない。
作の特性を改善することはもとより、電極配線の設計自
由度を高めるとともに、製造を容易に行うことが可能な
光導波路プラットフォームとその製造方法を提供するこ
とにある。
に光学材料でコア及びクラッドよりなる光導波路が形成
され、かつ前記光導波路の光導波端に臨む前記半導体基
板上に光素子が搭載され、かつ前記光素子に対して電気
接続を行う電極配線が前記半導体基板上に形成されてい
る光導波路プラットフォームにおいて、前記電極配線の
一部が前記光導波路の下側に形成され、前記電極配線の
他の一部は前記光導波路の上側に形成され、かつ前記下
側と上側の各電極配線は前記光導波路を厚さ方向に貫通
する導電コンタクトにより相互に電気接続されることを
特徴とする。前記光導波路は、下層クラッド層と、前記
下層クラッド層よりも幅寸法が小さいコアと、前記コア
の両側面及び上面を覆うように前記下層クラッド層上に
形成される上層クラッド層の積層構造として構成され、
前記共通コンタクトは前記コアが存在しない領域におい
て前記下層クラッド層と上層クラッド層を厚さ方向に貫
通して形成される。ここで、前記共通コンタクトは、前
記コアよりも可及的に離れた位置で、かつ前記光素子が
搭載される箇所に可及的に近い位置に形成され、前記下
側の電極配線は前記光素子の搭載位置から前記共通コン
タクトの位置の間に形成される構成とすることが好まし
い。
膜を形成し、前記絶縁膜上に下側電極配線を形成する工
程と、前記下側電極配線上に光導波路を形成する工程
と、前記光導波路の一部を除去して前記下側電極配線の
一端部が露呈される半導体光素子搭載部を形成する工程
と、前記光導波路に前記下側電極配線の他端部に導通す
るコンタクトホールを厚さ方向に開口する工程と、前記
光導波路の上面に前記導通コンタクトホールを介して前
記下側電極配線の他端部に電気接続される上側電極配線
を形成する工程とを含む。ここで、前記コンタクトホー
ル内にメッキ法により金属膜を形成し、前記上側電極配
線は前記金属膜を介して前記下側電極配線に電気接続す
る工程を採用してもよい。
信号はその大部分が光導波路の上面に形成されて半導体
基板から離れた位置にある上側電極配線を伝送されるこ
とになり、半導体基板の影響が低減されて高周波特性が
改善される。また、上側電極配線は光導波路の上面に形
成されるので設計上の自由度が大きくなり、光導波路を
横切るような電極配線の形成も容易になる。さらに、下
側電極配線はその一部が光導波路の下側に存在している
ので、光素子搭載部の面積が非常に小さい場合でも、下
側電極配線の設計上の自由度が大きくなる。また、本発
明による製造方法では、従来の光導波路プラットフォー
ム作製工程に少しの工程を付加するだけで本発明の光導
波路プラットフォーを作製することが可能である。
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
を示す斜視説明図である。表面に絶縁膜2が形成された
Siからなる基板1上に誘電体材料が順次積層されて形
成された下層クラッド層41、コア42、上層クラッド
層43で構成される光導波路4が形成される。前記コア
42は下層クラッド層41よりも細幅に形成され、前記
上層クラッド層43は前記コア42の側面ないし上面を
覆うように形成されている。また、前記上層クラッド層
43の上面には上側電極配線5が形成されている。さら
に、前記光導波路4の一部を前記基板1上において部分
的に除去することにより光素子搭載部7が形成されてお
り、前記絶縁膜2の表面上には、前記光素子搭載部7を
含む領域に光素子駆動用の下側電極配線3が形成されて
いる。前記下側電極配線3の一部は光導波路4を構成し
ている前記クラッド層41の下側にまで延長されてお
り、前記上層クラッド層43の上面に形成された前記上
側電極配線5に対し、前記クラッド層41,43を貫通
するコンタクトホール6を通じて相互に導通している。
前記コンタクトホール6は前記コア42内を伝搬する導
波光への影響が生じないように、コア42から離れた位
置で、かつ前記光素子搭載部7に可及的に近い位置に設
けられ、前記コンタクトホール6内には金属膜61が形
成され、これにより前記上下の各電極配線3,5は相互
に電気接続されている。そして、前記光素子搭載部7の
前記下側電極配線3の一部で構成されるアイランド部3
a上にはLD又はPD等の光素子8が搭載されており、
前記下側電極配線3に電気接続される。したがって、前
記光素子8は、前記下側電極配線3、コンタクトホール
6(金属膜61)を介して上側電極配線5に電気接続さ
れ、この上側電極配線5を通して給電され、あるいは電
気信号を出力するように構成される。
光素子8に電気接続される電極配線は、その一部がSi
基板1の表面に沿って形成された下側電極配線3で構成
されるが、他の部分はコンタクトホール6を介して接続
された光導波路4上の上側電極配線5で構成されること
になる。したがって、電気信号はその大部分がSi基板
1の表面上の20μm以上の厚い石英膜上を伝送される
ことになり、Si基板1との間の寄生容量の影響が低減
された高周波特性に優れた電極配線構造を得ることがで
きる。また、上側電極配線5は上層クラッド層43の上
面に形成されるので設計上の自由度が大きく、例えばコ
ア42上を横切るような電極配線パターンも容易にでき
る。さらに、光素子搭載部7の面積が非常に小さく場合
でも、下側電極配線3はその一部が光導波路4の下側に
形成されているので、光素子搭載部7の面積に制約を受
けることがなく、設計上の自由度が大きくなり、設定が
容易なものとなる。
材料などを用いることができ、この石英系材料による成
膜技術としては、火炎堆積(FHD)法、化学気相堆積
(CVD)法、スパッタ法、蒸着法、SOG塗布などが
あるが、FHDのように光導波路形成に1000℃以上の高
温処理を伴う方法は、その下に形成された電極配線7に
大きな損傷を与えるため、それ以外の低温で光導波路を
形成できる方法が望ましい。例えばCVD法を用いれ
ば、アニール処理などを含めても 900℃以下で光導波路
4が形成できる。前記光導波路4は、石英系シングルモ
ード導波路として構成する場合には、通常では下層クラ
ッド層41と上層クラッド層43の厚さは10μm以上
である。したがって、前記したように光素子8に導通さ
れて電極配線を流れる電気信号は、その大部分が20μ
m以上の厚い石英膜上の電極配線5を伝搬することにな
り、Si基板1の影響が低減された高周波特性に優れた
電極配線構造を得ることができる。
熱性に優れたWSi(タングステンシリサイド)、Ti
Si(チタンシリサイド)などの高融点金属シリサイド
や、Ti(チタン)やCR(クロム)などの高融点金属
を使用することができる。また、光導波路4がさらに低
温で例えば 400℃以下で形成できるならAl(アルミニ
ウム)などの金属を使用することも可能である。これら
の金属の材料はこのようにプロセス温度を基準に様々に
選ぶことができる。なお、下側電極配線3の長さはでき
るだけ短く設計した方がよい。これはSi基板1の誘電
体損失の影響をできるだけ低減するのと、下側電極配線
3の材料として挙げた上記の高融点金属やシリサイドの
光導波路形成プロセス後の抵抗は数十μΩcm以上と金
(Au)などの低抵抗金属に比べ2桁以上大きいためで
ある。一方、上層クラッド層43上に形成される上側電
極配線5は、高温熱処理を加える工程がないので抵抗の
低い材料、例えばAu(金)、Ag(銀)、Cu
(銅)、Al(アルミニウム)など一般的な低抵抗配線
材料を用いることができる。コンタクトホール6内の金
属膜61についても同様である。ただし金属膜61はメ
ッキで形成できる材料であることが必要である。
ットフォームの製造方法を、図2の製造工程側面図を参
照して説明する。まず、図2(a)に示すように、Si
からなる基板1の表面を熱酸化処理し、その表面にシリ
コン熱酸化膜からなる絶縁膜2を形成する。ここで、絶
縁膜2はシリコン熱酸化膜の他に、例えばシリコン窒化
膜などでもよい。次いで、前記絶縁膜2の表面にWSi
(タングステンシリサイド)膜を形成し、かつこのWS
i膜をフォトリソグラフィ法により選択エッチングする
ことにより光素子駆動用の下側電極配線3を形成する。
ここで、前記下側電極配線3の材料は、例えばTiS
i,Ti,Crなどこの後の光導波路形成プロセスによ
って耐えられるものであればよい。
って前記絶縁膜2の表面上に石英系光導波路の下層クラ
ッド層41及びコア層を堆積した後、その表面上にフォ
トリソグラフィ法によってコアパターンを形成し、かつ
このコアパターンをマスクとしたRIE(リアクティブ
イオンエッチング)法により前記コア層を選択エッチン
グしてコア42を形成する。次いでその上に上層クラッ
ド層43を堆積し、光導波路4を形成する。各層の膜厚
は下層クラッド層41および上層クラッド層43が各1
0μm〜20μm程度、コア42が7μm程度以下であ
る。なお、石英系膜の堆積にはCVD法の他、スパッタ
法、蒸着法など900℃以下程度の低温成膜法であれば
よい。また、光導波路材料は石英系の他、有機系ポリマ
ーなどでもよい。
波路4の表面上に一部を残してパターンマスクを形成
し、このパターンマスクを用いたRIE法によって前記
光導波路4の一部をその全厚さにわたって、すなわち上
層クラッド層43、コア42、下層クラッド層41をそ
れぞれ選択的にエッチングし、前記基板1の表面の絶縁
膜2と、その絶縁膜2の表面に形成された前記下側電極
配線3を露呈させた光素子搭載部7を形成する。このと
き、前記下側電極配線3の一部は下層クラッド層41の
下部に存在するように前記光導波路4のエッチングを行
う。また、この光導波路4の選択エッチングと同時に、
前記パターンマスクとRIE法により光導波路4の一部
にコンタクトホール6を開口する。このコンタクトホー
ル6は、前記前記光導波路4の下層クラッド層41の下
部に存在する前記下側電極配線3に通ずるように開口す
る。前記コンタクトホール6の径は数μm〜20μm程
度とする。
ド層43上に金属膜を被着し、かつこの金属膜をフォト
リソグラフィ法を用いて選択エッチングすることにより
上側電極配線5をパターニング形成する。このとき、前
記金属膜の一部をコンタクトホール6内に形成すること
により、前記上側電極配線5はコンタクトホール6を通
して前記下側電極配線3に電気接続されることになる。
なお、コンタクトホール内6の金属膜61は、電気気メ
ッキ法を用いてもよい。この場合には、コンタクトホー
ル6内に露呈された前記電極配線3に電流を流すことに
よって行う。ここで、上側電極配線5のパターニングと
メッキによる金属膜61の形成の工程は逆であってもよ
い。また、メッキによる金属膜の付着をよくするために
コンタクトホール6底部の下側電極配線3上にあらかじ
め金属膜61と同じ材料を蒸着やスパッタによって薄膜
を形成しておいてもよい。上側電極配線5や金属膜61
の材料には金、銀、銅、アルミなど様々な低抵抗金属を
使用することができる。
極配線3のアイランド部3aにLDやPD等の光素子8
を搭載し、光素子8と下側電極配線3との電気接続を行
い、さらにコンタクトホール6を介して上側電極配線5
に電気接続を行う。
の下側に設けてその一部に光素子が搭載される下側電極
配線と、光導波路の上側に設けた上側配線とを、光導波
路に設けたスルーホールを介して相互に電気接続した構
成としているので、光素子に伝送される電気信号はその
大部分が厚い石英膜からなる光導波路の上面を伝搬する
ことになり、半導体基板の影響が低減され、高周波特性
に優れた光導波路プラットフォームを得ることができ
る。また、上側電極配線は光導波路の上面に形成される
ので設計上の自由度が大きくなり、例えば光導波路のコ
ア上を横切るような電極配線パターンも容易にできる。
さらに、下側電極配線はその一部が光導波路の下側に形
成しているので、光素子搭載部の面積が小さい場合で
も、設計上の自由度が大きくなり、設計が容易になる。
一方、本発明の製造方法によれば、通常の光導波路プラ
ットフォームに少しの製造工程を付加するだけで本発明
の光導波路プラットフォームを容易に製造することが可
能となる。
態の要部の斜視図である。
工程順に示す断面図である。
斜視図である。
例を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板上に光学材料でコア及びクラ
ッドよりなる光導波路が形成され、かつ前記光導波路の
光導波端に臨む前記半導体基板上に光素子が搭載され、
かつ前記光素子に対して電気接続を行う電極配線が前記
半導体基板上に形成されている光導波路プラットフォー
ムにおいて、前記電極配線の一部が前記光導波路の下側
に形成され、前記電極配線の他の一部は前記光導波路の
上側に形成され、かつ前記下側と上側の各電極配線は前
記光導波路を厚さ方向に貫通する導電コンタクトにより
相互に電気接続されることを特徴とする光導波路プラッ
トフォーム。 - 【請求項2】 前記光導波路は、下層クラッド層と、前
記下層クラッド層よりも幅寸法が小さいコアと、前記コ
アの両側面及び上面を覆うように前記下層クラッド層上
に形成される上層クラッド層の積層構造として構成さ
れ、前記共通コンタクトは前記コアが存在しない領域に
おいて前記下層クラッド層と上層クラッド層を厚さ方向
に貫通して形成されている請求項1に記載の光導波路プ
ラットフォーム。 - 【請求項3】 前記半導体基板はシリコンで構成され、
前記光導波路は石英系材料で構成され、前記電極配線は
少なくとも下側の電極配線が高融点金属あるいは高融点
金属シリサイドで構成されることを特徴とする請求項1
又は2に記載の光導波路プラットフォーム。 - 【請求項4】 前記共通コンタクトは、前記コアよりも
可及的に離れた位置で、かつ前記光素子が搭載される箇
所に可及的に近い位置に形成され、前記下側の電極配線
は前記光素子の搭載位置から前記共通コンタクトの位置
の間に形成される請求項2または3に記載の光導波路プ
ラットフォーム。 - 【請求項5】 半導体基板上に絶縁膜を形成し、前記絶
縁膜上に下側電極配線を形成する工程と、前記下側電極
配線上に光導波路を形成する工程と、前記光導波路の一
部を除去して前記下側電極配線の一端部が露呈される半
導体光素子搭載部を形成する工程と、前記光導波路に前
記下側電極配線の他端部に導通するコンタクトホールを
厚さ方向に開口する工程と、前記光導波路の上面に前記
導通コンタクトホールを介して前記下側電極配線の他端
部に電気接続される上側電極配線を形成する工程とを含
むことを特徴とする光導波路プラットフォームの製造方
法。 - 【請求項6】 前記コンタクトホール内には、メッキ法
により金属膜を形成し、前記上側電極配線は前記金属膜
を介して前記下側電極配線に電気接続する請求項5に記
載の光導波路プラットフォームの製造方法。
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JP16721398A JP3228229B2 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 光導波路プラットフォームとその製造方法 |
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---|---|---|---|---|
JP2000340906A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-08 | Toppan Printing Co Ltd | 光・電気配線基板及びその製造方法並びに実装基板 |
JP2001111156A (ja) * | 1999-10-08 | 2001-04-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光モジュール |
JP4951971B2 (ja) * | 2004-01-21 | 2012-06-13 | 日本電気株式会社 | 光電気複合モジュール |
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1998
- 1998-06-15 JP JP16721398A patent/JP3228229B2/ja not_active Expired - Fee Related
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