JP2001193969A - 空気調和装置用ファンモータ取付台及び空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置用ファンモータ取付台及び空気調和装置

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JP2001193969A
JP2001193969A JP2000006068A JP2000006068A JP2001193969A JP 2001193969 A JP2001193969 A JP 2001193969A JP 2000006068 A JP2000006068 A JP 2000006068A JP 2000006068 A JP2000006068 A JP 2000006068A JP 2001193969 A JP2001193969 A JP 2001193969A
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mounting base
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lead wire
air conditioner
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JP2000006068A
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Hironori Ishihara
洋紀 石原
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和装置(1) においてファンモータ(42)
のリード線(W) をファンモータ取付台(41)にクランプ材
を用いずに保持できるようにして、コストの低減を可能
にする。 【解決手段】 ファンモータ取付台(41)の本体部(41c)
に、ファンモータ(42)のリード線(W) を保持するための
クランプ部(41d) を一体的に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置用フ
ァンモータ取付台と、該ファンモータ取付台を備えた空
気調和装置に関し、特に、ファンモータ用の配線のクラ
ンプ構造を簡素化する技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置は、一般に、ケ
ーシング内に熱交換器やファンなどの機器を備え、ファ
ンは該熱交換器の近傍に取り付けられている。例えば、
空気調和装置の室外機については、特開平10−160
201号公報などに記載されているように、熱交換器ま
たはその近傍にファンモータ取付台が固定されたものが
あり、このタイプの室外機では、該ファンモータ取付台
にファン駆動用のファンモータが固定されるようになっ
ている。
【0003】図4及び図5は、従来の室外機(1) におけ
る熱交換器(3) とファンモータ(42)との取付構造の一例
を示し、図4は正面図、図5は側面図である。熱交換器
(3)は、図4に仮想線で示したケーシング(2) 内に固定
されるとともに、熱交換器(3) に上下方向に2本配設さ
れた中央管板(31a,31b) に、ファンモータ(42)を保持す
るファンモータ取付台(41)が固定されている。なお、図
4ではプロペラファン(43)の外周を仮想線で示し、図5
ではプロペラファン(43)自体を省略している。また、
(5) は圧縮機であり、(8) は端子板を示している。
【0004】図示の構造では、ファンモータ取付台(41)
は4本の脚部(41b) を有し、各脚部(41b) が中央管板(3
1a,31b) に固定されている。そして、ファンモータ(42)
のリード線(W) がこのファンモータ取付台(41)の脚部(4
1b) に保持され、さらに圧縮機(5) の上方に設けられた
端子板(8) まで配線されている。なお、端子板(8) に
は、図示していない他の機器のリード線も接続されてい
る。
【0005】ファンモータ取付台(41)でのリード線(W)
のクランプ構造を図6の拡大図に示している。この図6
に示すように、リード線(W) はファンモータ取付台(41)
の表面側から脚部(41b) の基部で裏面側へ通し、該脚部
(41b) の基部近傍に設けた切り欠き(41k) の位置で、ク
ランプ材(9) によりファンモータ取付台(41)に縛り付け
られている。クランプ材(9) は一般に合成樹脂製の細長
い紐状の部材で、一端側の孔に他端側を通して締め付け
ることで固定するタイプのものなどが用いられる。
【0006】そして、周囲環境等の影響で該クランプ材
(9) が劣化した場合にリード線(W)がファンモータ取付
台(41)から外れてファン(43)に絡まって断線したりする
ことがないように、上述のようにリード線(W) をファン
モータ取付台(41)の裏側へ通す構造が採られている。な
お、クランプ材(9) としては、両端部を結びつけて固定
するタイプのものなどが用いられることもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構造では、クランプ材(9) を用いてファンモータ(4
2)のリード線(W) をファンモータ取付台(41)に縛り付け
て保持するようにしているために部品点数や作業工数の
面からコストが高くなっており、クランプ構造をより簡
素化することが望ましい。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みて創案
されたものであり、その目的とするところは、空気調和
装置(1) においてファンモータ(42)のリード線(W) をフ
ァンモータ取付台(41)にクランプ材(9) を用いずに保持
できるようにして、コストの低減を可能にすることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファンモータ
取付台(41)に、リード線(W) を保持するためのクランプ
部(41d) を一体的に設けるようにしたものである。
【0010】具体的に、本発明が講じた解決手段は、空
気調和装置(1) のケーシング(2) 内で熱交換器(3) に送
風する送風機(4) 用のファンモータ(42)が固定される空
気調和装置用ファンモータ取付台を前提としている。そ
して、ファンモータ(42)のリード線(W) をクランプする
クランプ部(41d) が、ファンモータ(42)の固定される本
体部(41c) と一体的に形成されている。
【0011】上記構成においては、クランプ部(41d) が
本体部(41c) の複数箇所に設けられた構成とすることが
できる。
【0012】また、上記構成においては、本体部(41c)
を、ファンモータ(42)を取り付けるモータ固定部(41a)
と、モータ固定部(41a) と一体に形成されてケーシング
(2)側の固定部材(31a,31b) に固定される複数の脚部(41
b) とを有する構成として、クランプ部(41d) を脚部(41
b) に設けることができる。
【0013】また、上記構成においては、クランプ部(4
1d) を、本体部(41c) に対して折り曲げ可能な折り曲げ
片により構成し、該折り曲げ片(41d) を折り曲げた状態
でリード線(W) が該折り曲げ片(41d) と本体部(41c) と
の間に挟持されるように構成することができる。
【0014】また、上記構成においては、折り曲げ片(4
1d) を、薄板状に形成するとともに、折り曲げた状態で
リード線(W) を本体部(41c) に押さえる押さえ部(41g)
と、該押さえ部(41g) と本体部(41c) とを連接するとと
もに本体部(41c) に対して折り曲げ可能な折り曲げ部(4
1h) とを備えた構成とし、さらに、折り曲げ部(41h)の
幅を押さえ部(41g) の幅よりも狭く形成することが好ま
しい。
【0015】また、上記構成においては、折り曲げ片(4
1d) を、折り曲げた状態においてリード線(W) を本体部
(41c) の表面側との間で挟持するように構成することが
好ましい。
【0016】また、本発明においては、ケーシング(2)
内に、熱交換器(3) と、該熱交換器(3) に送風する送風
機(4) と、該送風機(4) を駆動するファンモータ(42)
と、ファンモータ(42)を固定するファンモータ取付台(4
1)とを備えた空気調和装置において、ファンモータ取付
台(41)を上記各解決手段の何れかに記載したファンモー
タ取付台(41)により構成し、該ファンモータ取付台(41)
のクランプ部(41d) にファンモータ(42)のリード線(W)
をクランプするように構成することができる。
【0017】−作用− 上記解決手段では、ファンモータ(42)のリード線(W) を
クランプするクランプ部(41d) が、ファンモータ(42)の
固定される本体部(41c) と一体的に形成されているた
め、従来は必要であった樹脂製紐状などのクランプ材
(9) が不要となり、ファンモータ取付台(41)のクランプ
部(41d) を用いてリード線(W) をクランプすることがで
きる。
【0018】また、クランプ部(41d) を本体部(41c) の
複数箇所に設けると、リード線(W)を任意のクランプ部
(41d) を使用してファンモータ取付台(41)に保持するこ
とができる。
【0019】また、クランプ部(41d) をファンモータ取
付台(41)の脚部(41b) に設けると、図4から図6の従来
例と同様にファンモータ(42)のリード線(W) を脚部(41
b)に保持して配線を行うことができる。
【0020】また、クランプ部(41d) を折り曲げ片によ
り構成すると、該折り曲げ片(41d)を折り曲げるだけで
リード線(W) を折り曲げ片(41d) と本体部(41c) との間
に挟持し、クランプすることができる。
【0021】また、折り曲げ片(41d) を薄板状に形成
し、リード線(W) を本体部(41c) に押さえる押さえ部(4
1g) よりも、該押さえ部(41g) と本体部(41c) とを連接
する折り曲げ部(41h) の幅を狭くすると、折り曲げ片(4
1d) を容易に折り曲げてリード線(W) を保持することが
できる。
【0022】また、折り曲げ片(41d) を、折り曲げた状
態においてリード線(W) を本体部(41c) の表面側との間
で挟持するように構成すると、ファンモータ取付台(41)
の表面側にリード線(W) を沿わせた状態で該折り曲げ片
(41d) を折り曲げるだけでリード線(W) を保持できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、上記解決手段によれば、
ファンモータ取付台(41)に設けられたクランプ部(41d)
を用いてリード線(W) をクランプすることができるた
め、従来は必要であった樹脂製紐状などのクランプ材
(9) が不要となり、コスト低減を図ることができる。
【0024】また、クランプ部(41d) を本体部(41c) の
複数箇所に設けると、リード線(W)を任意のクランプ部
(41d) を使用してファンモータ取付台(41)に保持するこ
とができるため、配線経路に応じたクランプ部(41d)を
使用することで作業性が向上する。
【0025】また、クランプ部(41d) をファンモータ取
付台(41)の脚部(41b) に設けると、リード線(W) をファ
ンモータ(42)から離れた位置でクランプできるため、リ
ード線(W) がファンの羽根に絡まって断線することを確
実に防止できる。
【0026】また、クランプ部(41d) を折り曲げ片によ
り構成すると、該折り曲げ片(41d)を折り曲げるだけで
リード線(W) をファンモータ取付台(41)に保持できるた
め、作業性が大きく向上し、コスト低減に寄与すること
ができる。
【0027】また、薄板状の折り曲げ片(41d) の押さえ
部(41g) よりも折り曲げ部(41h) の幅を狭くすると、折
り曲げ片(41d) を容易に折り曲げてリード線(W) を保持
することができるため、さらに作業性が向上する。
【0028】また、折り曲げ片(41d) と本体部(41c) の
表面側との間でリード線(W) を挟持するように構成する
と、ファンモータ取付台(41)の表面側で折り曲げ片(41
d) の折り曲げ作業を行えばリード線(W) を保持できる
ので、さらに作業性が向上し、リード線を例えば脚部(4
1b) の裏側へ通すような作業が不要となる。また、この
ようにファンモータ取付台(41)の表面側でリード線(W)
を取り付けるようにしても、折り曲げ片(41d) がファン
モータ取付台(41)と一体であり、耐候性に優れているの
で、クランプ状態が外れてリード線(W) が断線するよう
なおそれはない。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0030】本実施形態は、いわゆるセパレート型の空
気調和装置の室外機(1) に関するものであり、図1及び
図2は室外機(1) の概略の機器配置を示す正面図及び平
面図である。
【0031】図示するように、この室外機(1) は、仮想
線で示したケーシング(2) 内に、室外熱交換器(3) 、室
外送風機(4) 、圧縮機(5) 、室外電動膨張弁(6) 、レシ
ーバ(7) 、端子板(8) 等の機器が配置されている。室外
熱交換器(3) は、詳細構造は示していないがクロスフィ
ンコイル型の熱交換器であり、平面視形状がほぼL字形
に形成され、ケーシング(2) に固定されている。
【0032】この熱交換器(3) のほぼ中央部の2箇所
と、右側の端部とには、いわゆるチャンネル形状に形成
された管板(31a,31b,31c) が鉛直方向に沿って固定さ
れ、図示しないコイルを保持している。そして、中央部
分の2本の管板(31a,31b) には、ファンモータ取付台(4
1)を介して、ファンモータ(42)と、ファンモータ(42)の
出力軸(42a) に固定されたプロペラファン(43)とが取り
付けられて、室外送風機(4) が構成されている。なお、
プロペラファン(43)は、本発明の特徴部を明確に表すた
めに、図1では仮想線で示している。
【0033】室外熱交換器(3) の右側端部の管板(31c)
には仕切板(21)が固定されるとともに、この仕切板(21)
がケーシング(2) の前面と連結されて、該ケーシング
(2) の内部が左右に隣接する2つの空間(2a,2b) に仕切
られている。上記室外熱交換器(3) と室外送風機(4) は
仕切板(21)の左側の空間(2a)に配設され、該空間(2a)
が、室外熱交換器(3) 内を流れる冷媒と室外空気との熱
交換スペースとなっている。また、上記圧縮機(5) 、室
外電動膨張弁(6) 、レシーバ(7) 、端子板(8) 等の他の
機器は、仕切板(21)の右側の空間(2b)に配設されてい
る。
【0034】なお、圧縮機(5) やレシーバ(7) や端子板
(8) は、図示しない固定部材を用いてケーシング(2) に
固定されている。また、室外電動膨張弁(6) は、図示を
省略した冷媒配管の経路中に接続されて所定位置に配設
されている。
【0035】次に、本発明の特徴とするファンモータ取
付台(41)と、ファンモータ取付台(41)に対するリード線
(W) のクランプ構造について具体的に説明する。
【0036】ファンモータ取付台(41)は、平面図である
図3(a)及び側面図である図3(b)に示すように、
上記ケーシング(2) 内で熱交換器(3) に送風する室外送
風機(4) 用のファンモータ(42)を取り付けるモータ固定
部(41a) と、このモータ固定部(41a) と一体に形成され
るとともに、ファンモータ取付台(41)をケーシング(2)
側に取り付けるための固定部材である中央管板(31a,31
b) に固定される4本の脚部(41b) とから構成された本
体部(41c) に、ファンモータ(42)のリード線(W)をクラ
ンプするクランプ部(41d) が一体に構成されている。こ
のファンモータ取付台(41)は、比較的板厚の薄い鋼板に
よる板金部材として構成されている。
【0037】ファンモータ取付台(41)の各脚部(41b)
は、モータ固定部(41a) の4つの角部から延出してい
る。そして、各脚部(41b) は、図3(b)に示すように
該モータ固定部(41a) の背面側へ向かって湾曲し、さら
に先端部分が反対側へ湾曲してモータ固定部(41a) と平
行になるように形成されている。この脚部(41b) の先端
部分には、それぞれ、ファンモータ取付台(41)を図示し
ないビスなどの締結手段で中央管板(31a,31b) に取り付
けるための取付孔(41e) が1つずつ形成されている。そ
して、この取付孔(41e) に対応して中央管板(31a,31b)
にはネジ孔が形成されている(図示せず)。なお、ネジ
孔の代わりにナットを用いてビスを締め付けるようにし
てもよい。また、ファンモータ取付台(41)は、上下を逆
にしても中央管板(31a,31b) に取り付けることができる
ように構成されている。
【0038】モータ固定部(41a) 及び各脚部(41b) は、
全周縁部が折り返されて補強用のリブ(41f) として構成
されている。そして、上記クランプ部(41d) は、各脚部
(41b) の内側のリブ(41f) に連接して形成されている。
つまり、本実施形態において、クランプ部(41d) は、各
脚部(41b) に一つずつ位置するように本体部(41c) の4
箇所に配置されていて、任意のクランプ部(41d) を用い
てリード線(W) を留めることができるようになってい
る。特に、上述したようにファンモータ取付台(41)を上
下逆にして中央管板(31a,31b) に取り付けた場合でも、
図1に示した同じ位置でリード線(W) をクランプでき
る。
【0039】上記クランプ部(41d) は、本体部(41c) に
対して折り曲げ可能な折り曲げ片として構成されてい
る。そして、この折り曲げ片(41d) を脚部(41b) の表面
側に折り曲げた状態で、図1及び図2に示すようにリー
ド線(W) が折り曲げ片(41d) と脚部(41b) との間に挟持
されるように構成されている。
【0040】上記折り曲げ片(41d) は薄板状であり、折
り曲げた状態でリード線(W) を脚部に押さえる押さえ部
(41g) と、この押さえ部(41g) と脚部(41b) の内側のリ
ブ(41f) とを連接するとともに本体部(41c) に対して折
り曲げ可能な折り曲げ部(41h) とから構成されている。
そして、該折り曲げ片(41d) を折り曲げやすくするため
に、折り曲げ部(41h) の幅が押さえ部(41g) の幅よりも
狭い形状に形成されている。
【0041】以上説明した構成の室外機(1) において、
ファンモータ(42)の取り付け及び配線に関しては、ま
ず、ファンモータ取付台(41)にファンモータ(42)を取り
付けるとともに、ファンモータ取付台(41)を室外熱交換
器(3) の中央管板(31a,31b) に固定する。そして、ファ
ンモータ(42)のリード線(W) をファンモータ取付台(41)
の脚部(41b) に沿わせながらクランプ部(41d) を脚部(4
1b) の表面の方へ折り曲げて、脚部(41b) と押さえ部(4
1d) との間にリード線(W) を挟持する。そして、さらに
リード線(W) を仕切板(21)にフック(21a) で留めてから
端子板(8) の方へ引き出して、該端子板(8) に接続す
る。
【0042】なお、この端子板(8) には、室外機(1) 内
に取り付けられる他の機器のリード線も接続される(図
示せず)。
【0043】−実施形態の効果− 本実施形態によれば、以下のような効果が発揮される。
【0044】すなわち、ファンモータ(42)のリード線
(W) をファンモータ取付台(41)に取り付けるのに合成樹
脂製のクランプ材が不要となり、部品点数を削減でき
る。また、従来はクランプ材が劣化して切断した場合の
ことを想定してリード線(W) をファンモータ取付台(41)
の裏側へ通すようにしていたが、本実施形態では折り曲
げ片(41d) が鋼板製で劣化のおそれがないため、リード
線(W) をファンモータ取付台(41)の表面側に通すことが
でき、しかも折り曲げ片(41d) を表側で折り曲げるだけ
で簡単にリード線(W) を保持できるので作業性が向上す
る。このように、部品点数を削減でき、作業性も向上す
るため、従来と比較してコストを低減することが可能と
なる。
【0045】
【発明のその他の実施の形態】本発明は、上記実施形態
について、以下のような構成としてもよい。
【0046】例えば、上記実施形態では空気調和装置の
室外機(1) について説明したが、本発明はファンモータ
台(41)を用いてファンモータ(42)を取り付ける構造の空
気調和装置であれば室外機(1) に限定するものではな
い。
【0047】また、上記実施形態において、ファンモー
タ取付台(41)の全体形状や、クランプ部(41d) の具体的
な形状などは単に一例にすぎず、クランプ部(41d) を折
り曲げてリード線(W) を留めることができるようになっ
ていれば形状は任意でよい。さらに、上記実施形態では
クランプ部(41d) を各脚部(41b) に一つずつ配置して、
ファンモータ取付台(41)を上下逆に取り付けた場合でも
リード線(W) を同じ配線経路でクランプできるようにし
ているが、クランプ部(41d) の位置や個数は図示の例に
限らず、使用する空気調和装置での配線経路などに合わ
せて任意に定めればよい。
【0048】また、上記実施形態ではクランプ部(41d)
を容易に折り曲げることができるように折り曲げ部(41
h) の幅を狭く形成しているが、例えば折り曲げ部(41h)
に切り込みなどを入れる構成にして、さらに折り曲げ
を容易にすることも可能である。
【0049】また、ファンモータ(42)を小型化すればフ
ァンモータ台(41)の板厚を薄くすることができるから、
その場合には折り曲げ部(41h) の幅を狭くしたり、切り
込みなどを設けたりしなくても容易に折り曲げることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機
における概略の機器配置を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の室外機に用いられているファンモータ取
付台を示し、(a)図は平面図、(b)図は側面図であ
る。
【図4】従来の空気調和装置の室外機におけるファンモ
ータ取付台に対するリード線の取り付け構造を示す正面
図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図5の部分拡大図である。
【符号の説明】
(1) 室外機(空気調和装置) (2) ケーシング (21) 仕切板 (2a) 内部空間 (2a) 内部空間 (3) 室外熱交換器(熱交換器) (31a) 管板 (31b) 管板 (31c) 管板 (4) 室外送風機(送風機) (41) ファンモータ取付台 (41a) モータ固定部 (41b) 脚部 (41c) 本体部 (41d) クランプ部(折り曲げ片) (41e) 取付孔 (41f) リブ (41g) 押さえ部 (41h) 折り曲げ部 (42) ファンモータ (43) プロペラファン (5) 圧縮機 (6) 室外電動膨張弁 (7) レシーバ (8) 端子板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和装置(1) のケーシング(2) 内で
    熱交換器(3) に送風する送風機(4) 用のファンモータ(4
    2)が固定される空気調和装置用ファンモータ取付台であ
    って、 ファンモータ(42)のリード線(W) をクランプするクラン
    プ部(41d) が、ファンモータ(42)の固定される本体部(4
    1c) と一体的に形成されている空気調和装置用ファンモ
    ータ取付台。
  2. 【請求項2】 クランプ部(41d) が本体部(41c) の複数
    箇所に設けられている請求項1記載の空気調和装置用フ
    ァンモータ取付台。
  3. 【請求項3】 本体部(41c) は、ファンモータ(42)を取
    り付けるモータ固定部(41a) と、モータ固定部(41a) と
    一体に形成されてケーシング(2) 側の固定部材(31a,31
    b) に固定される複数の脚部(41b) とを有し、 クランプ部(41d) が脚部(41b) に設けられている請求項
    1または2記載の空気調和装置用ファンモータ取付台。
  4. 【請求項4】 クランプ部(41d) は、本体部(41c) に対
    して折り曲げ可能な折り曲げ片により構成され、該折り
    曲げ片(41d) を折り曲げた状態でリード線(W) が該折り
    曲げ片(41d) と本体部(41c) との間に挟持されるように
    構成されている請求項1乃至3の何れか1記載の空気調
    和装置用ファンモータ取付台。
  5. 【請求項5】 折り曲げ片(41d) は、薄板状に形成され
    るとともに、折り曲げた状態でリード線(W) を本体部(4
    1c) に押さえる押さえ部(41g) と、該押さえ部(41g) と
    本体部(41c) とを連接するとともに本体部(41c) に対し
    て折り曲げ可能な折り曲げ部(41h) とを備え、折り曲げ
    部(41h) の幅が押さえ部(41g) の幅よりも狭く形成され
    ている請求項4記載の空気調和装置用ファンモータ取付
    台。
  6. 【請求項6】 折り曲げ片(41d) は、折り曲げた状態に
    おいてリード線(W)を本体部(41c) の表面側との間で挟
    持するように構成されている請求項4または5記載の空
    気調和装置用ファンモータ取付台。
  7. 【請求項7】 ケーシング(2) 内に、熱交換器(3) と、
    該熱交換器(3) に送風する送風機(4) と、該送風機(4)
    を駆動するファンモータ(42)と、ファンモータ(42)を固
    定するファンモータ取付台(41)とを備えた空気調和装置
    であって、 ファンモータ取付台(41)が請求項1乃至6の何れか1記
    載のファンモータ取付台(41)により構成され、該ファン
    モータ取付台(41)のクランプ部(41d) にファンモータ(4
    2)のリード線(W) がクランプされている空気調和装置。
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