JP2001193896A - 潤滑油供給装置 - Google Patents

潤滑油供給装置

Info

Publication number
JP2001193896A
JP2001193896A JP2000003352A JP2000003352A JP2001193896A JP 2001193896 A JP2001193896 A JP 2001193896A JP 2000003352 A JP2000003352 A JP 2000003352A JP 2000003352 A JP2000003352 A JP 2000003352A JP 2001193896 A JP2001193896 A JP 2001193896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
oil
spool valve
pump
solenoid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000003352A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kubota
賢一 久保田
Norio Takehana
憲夫 竹花
Nagahiko Naiki
長彦 内記
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Adec Corp
Original Assignee
Mikuni Adec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Adec Corp filed Critical Mikuni Adec Corp
Priority to JP2000003352A priority Critical patent/JP2001193896A/ja
Priority to US09/703,613 priority patent/US6494294B1/en
Publication of JP2001193896A publication Critical patent/JP2001193896A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M3/00Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture
    • F01M3/02Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture with variable proportion of lubricant to fuel, lubricant to air, or lubricant to fuel-air-mixture
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M5/00Heating, cooling, or controlling temperature of lubricant; Lubrication means facilitating engine starting
    • F01M5/02Conditioning lubricant for aiding engine starting, e.g. heating
    • F01M5/021Conditioning lubricant for aiding engine starting, e.g. heating by heating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86879Reciprocating valve unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多数の吐出口を設けることによって細かいオ
イル吐出量の制御を可能にすると共に、振動による影響
を少なくして適正なオイル吐出量を確保できる潤滑油供
給装置。 【解決手段】 スプール弁16を備えた開閉弁手段18
には、ポンプ10からのオイルを導入する複数個の吸入
用通路26と、一方を吸入用通路26と連絡し他方をエ
ンジンと連絡する吐出用通路64とを形成し、スプール
弁駆動用ソレノイド22にはオイルタンク54から導入
したオイルをポンプに導入する導入通路56を形成す
る。ソレノイドがOFFの状態では、スプール弁によっ
て戻し通路38と吸入用通路26との連絡を遮断すると
共に、ポンプから複数個の吸入用通路26へオイルを吐
出し、ソレノイドがONの状態では、スプール弁によっ
て戻し通路38と吸入用通路26とを連絡し、ポンプか
ら吸入用通路26へ吐出されたオイルは戻し通路38を
経てポンプへ戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2サイクルエンジ
ン等に潤滑油を供給するための潤滑油供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、2サイクルエンジンに潤滑油
を供給するものとしてオイルポンプが知られている。従
来のオイルポンプは、ポンプ室を内部に形成したプラン
ジャをシリンダ内に回転自在かつ往復移動自在に備え、
そのシリンダにプランジャに形成したポンプ室と連絡可
能な吸入口と吐出口を形成する。プランジャの外周面に
はホイールを形成し、そのホイールをエンジンによって
駆動されるドライビングウォームと噛み合わせて、プラ
ンジャを回転させる。これによって、プランジャのポン
プ室をシリンダに形成された吸入口と吐出口と間欠的に
連絡させる。一方、プランジャの先端にはカムが備えら
れ、そのカムはカム軸と接触するようスプリングによっ
て付勢されており、カム軸の回転変位によりプランジャ
の軸方向の往復移動の行程長さを調整する。以上の構成
のオイルポンプは、プランジャの回転運動並びに往復運
動によって、プランジャに形成されたポンプ室の容積が
変化してポンプ作用が行われ、オイルは吸入口からポン
プ室を経由して吐出口から吐出されてエンジンに供給さ
れる。
【0003】オイルの吐出量はプランジャの往復運動の
行程長さに関係するものであり、そのプランジャの行程
長さはカム軸の形状によって制御される。従来から、プ
ランジャのカムと接触するカム軸は、気化器の絞り弁の
開度に応じて変化させる構造が採用されてきた。
【0004】しかし、気化器の絞り弁の開度に応じてオ
イル吐出量を制御する従来のものでは、必ずしも運転状
況に応じた必要オイル量をエンジンに供給できるとは限
らないものであった。この問題を解決するものとして、
例えば特公平7−65689号が提案されている。この
先行技術は、ポンプ室と連絡する吸入口と吐出口をそれ
ぞれ2個備え、吐出口から続く吐出通路にソレノイドに
よって駆動されるオイル調節用のスプール弁を設けるも
のであり、エンジンの運転状態に応じてソレノイドを制
御し、適正なオイル量をエンジンに供給するようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近では、エンジンへ
のオイル供給量をより適正に制御するために、オイルポ
ンプの吐出口の増加が求められているが、従来のような
プランジャの内部のポンプ室と吐出口とを連絡する構成
のものでは吐出口の増加が難しいという欠点があった。
また、従来のものでは、オイルポンプは振動の激しい位
置に設置され、その振動によってオイルの吐出量を適正
に制御できないという欠点があった。更に、寒冷地で使
用するスノーモービル等に備えられるオイルポンプで
は、低温によるオイルの粘度が大きく、スタート後にお
けるオイルの適正吐出量への復帰に時間がかかるという
欠点があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、多数の吐出口を設けるようにすることによってより
細かいオイル吐出量の制御を可能にすると共に、振動に
よる影響を少なくして適正なオイル吐出量を確保できる
ようにした潤滑油供給装置を提供することを目的とする
ものである。本発明の他の目的は、低温状態におけるス
タート後のオイルの適正吐出量の復帰を早めるようにし
た潤滑油供給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の潤滑油供給装置は、オイルタンクから導入し
たオイルを吐出するためのポンプと、スプール弁を備え
た開閉弁手段とそのスプール弁を駆動制御するためのソ
レノイドとを互いに取り付けたスプール弁ユニットとか
ら成り、前記開閉弁手段が前記ポンプからのオイルを導
入する複数個の吸入用通路と一方をその吸入用通路と連
絡し他方をエンジンと連絡する吐出用通路とを有し、前
記開閉弁手段のオイルを前記ポンプに戻すための戻し通
路を備え、前記スプール弁に前記吸入用通路と前記戻し
通路とを連絡するための連絡穴を形成し、ソレノイドが
OFFの場合には前記スプール弁によって前記吸入用通
路と前記戻し通路との連絡を遮断して、前記ポンプから
吐出したオイルを前記吸入用通路と前記吐出用通路から
前記エンジンへ吐出し、ソレノイドがONの場合には前
記スプール弁によって前記連絡穴を介して前記吸入用通
路と前記戻し通路とを連絡し、前記ポンプから前記吸入
用通路に吐出したオイルを前記連絡穴から前記戻し通路
を経て前記ポンプへ戻すようにしたものである。本発明
は更に、前記ソレノイドの内部に一方を前記オイルタン
クと通じると共に他方を前記戻し通路に通じる導入通路
を形成し、前記オイルタンクからのオイルが前記ソレノ
イド内部の前記導入通路を経由するようにしたものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の潤滑油供給装置の一実施形態を示
す構成図、図2は図1のA−A線断面図である。本発明
の潤滑油供給装置は主として、ポンプ10と、それとは
別体のスプール弁ユニット12とから成り、それらポン
プ10とスプール弁ユニット12とは互いに離れた場所
に設置することが可能であり、好ましくはスプール弁ユ
ニット12を振動の少ない位置の車体に取り付ける。ポ
ンプ10は、エンジンによって機械的に駆動するものを
使用するものが望ましいが、それに限るものではない。
本発明では、ポンプ10はオイルを吐出する機能を有す
るものであれば良いため、ここではその構造の説明を省
略する。
【0009】スプール弁ユニット12は、ボディ14の
内部で軸方向に往復移動可能なスプール弁16を備えた
開閉弁手段18と、可動鉄芯20を備えたソレノイド2
2とを組み合わせたものから成る。スプール弁16の中
心軸と可動鉄芯20の中心軸とは同軸となるよう配置さ
れる。開閉弁手段18のボディ14の内部にはオイル室
24が形成され、そのオイル室24の内部にはスプール
弁16が軸方向に往復移動可能に備えられる。開閉弁手
段18のボディ14には、一方をオイル室24と連絡し
他方を外部に開口する複数の吸入用通路26(図1)
と、一方を吸入用通路26の途中と連絡し他方を外部に
開口する吐出用通路28(図2)が形成されている。各
吸入用通路26の開口部には吸入用パイプ30(図1及
び図2)が取り付けられ、各吐出用通路28の開口部に
は吐出用パイプ32(図2)が取り付けられる。
【0010】開閉弁手段18のボディ14には、オイル
室24と連絡する通路34を形成した戻し用ニップル3
6が取り付けられている。その戻し用ニップル36とポ
ンプ10とは戻し通路38によって連絡されている。戻
し用ニップル36と前記スプール弁16との間にはばね
40が備えられ、そのばね40によってスプール弁16
はソレノイド22の可動鉄芯20と常に接触させられ
る。可動鉄芯20はソレノイド22への電流のON−O
FFによって所定の距離だけ軸方向に移動する。ソレノ
イド22がOFFの時には、可動鉄芯20は図1の位置
(右方に移動した位置)に位置する。この図1の状態で
は、スプール弁16はばね40に押されて相対的に右方
向に移動した位置にある。ソレノイド22がONになっ
た時には、可動鉄芯20はばね40に抗してスプール弁
16を押しながら図1の位置から左方に移動して図3の
位置となる。この図3の状態ではスプール弁16は図1
の状態より左方向に移動した位置となる。
【0011】スプール弁16は内部にオイル通路である
空間42を形成した筒状の形状をしており、そのスプー
ル弁16には内外に貫通する複数の連絡穴44が形成さ
れている。スプール弁16には更に、連絡穴44の位置
より可動鉄芯20に近い位置に筒の内外に通じる導入穴
46が形成される。スプール弁16はオイル室22の内
部に収容されているので、空間42はオイル室24の一
部となる。図1に示すように、ソレノイド22がOFF
の状態では、スプール弁16に形成されている各連絡穴
44は、吸入用通路26とは連絡しない状態に位置す
る。なお、この状態では筒状のスプール弁16の外壁は
オイル室22の内壁を形成する位置のボディ14と接触
しており、スプール弁16によってオイル室22と吸入
用通路26との連絡を遮断する。一方、図3に示すよう
に、ソレノイド22がONになった状態では、スプール
弁16に形成されている各連絡穴44は吸入用通路26
と連絡し、空間42(オイル室24)と吸入用通路26
とを連絡する。
【0012】ソレノイド22には、内部に通路48を形
成した吸入用ニップル50が取り付けられ、その通路4
8へはオイルタンク54から吸入連絡通路52を経由し
てオイルが導入される。ソレノイド22の内部において
前記可動鉄芯20の外側に、一方を吸入用ニップル50
の通路48と連絡し他方をスプール弁16の導入穴46
と連絡する導入通路56が形成される。即ち、ソレノイ
ド22においては、コイル58を巻き付けた中空筒状の
ボビン60の中空空間に導入通路56が形成され、オイ
ルタンク54からのオイルはソレノイド22内部の導入
通路56を通過するように設定される。導入通路56を
通過したオイルは、スプール弁16の導入穴46からス
プール弁16の内部の空間42に導入される。スプール
弁16の内部の空間42に至ったオイルは、ソレノイド
22がONになった状態には、スプール弁16の連絡穴
44から吸入用通路26に吸入される。スプール弁16
の内部の空間42から吸入用通路26に吸入されないオ
イルは、スプール弁ユニット12(開閉弁手段18)か
ら戻し通路38を経てポンプ10に戻すことができるよ
うに設定する。
【0013】ポンプ10と各吸入用パイプ30とは吐出
連絡通路64で連絡しており、ポンプ10から吐出連絡
通路64と吸入用パイプ30を経て吸入用通路26へオ
イルが導入される。図2に示すように、各吸入用通路2
6にはエンジン66と連絡する吐出用通路28が連絡し
ており、各吐出用通路28からエンジン66へは吐出連
絡通路68を経てオイルが吐出される。この吐出連絡通
路68の途中に、オイル圧が所定以上になった時にのみ
吐出連絡通路68を開くチェックバルブ70が備えられ
ている。
【0014】オイルタンク54からスプール弁ユニット
12へは、吸入連絡通路52を介してオイルが供給され
る。スプール弁ユニット12に導入されたオイルは、ソ
レノイド22を貫通する位置に設けられた導入通路56
を経由して、中空形状のスプール弁16の空間42に導
入される。ここで、ソレノイド22がOFFの状態で
は、図1のようにスプール弁16が右方向に移動して、
スプール弁16がその空間42と吸入用通路26との連
絡を遮断する。この状態では、ポンプ10から吐出連絡
通路64を経由して吸入用通路26へオイルが吐出され
る。スプール弁16によって吸入用通路26とスプール
弁16の空間42との連絡箇所が遮断されているので、
各吸入用通路26に供給されたオイルは高圧になって吐
出用通路28に至り、チェックバルブ70を開いてエン
ジン66にオイルが吐出される。
【0015】次に、ソレノイド22がONの状態では、
図1の状態からスプール弁16が左方向へ移動し、スプ
ール弁16の空間42と吸入用通路26とが、スプール
弁16に形成された連絡穴44を介して連絡する。これ
によって、ポンプ10から吐出連絡通路64を経由して
吸入用通路26へ吐出されたオイルは、吸入用通路26
からスプール弁16の連絡穴44を通ってスプール弁1
6の空間42に至り、その後戻し通路38を経てポンプ
10に戻される。吸入用通路26から吐出用通路28を
経て吐出連絡通路68にオイルが導かれるが、吐出連絡
通路68に至るオイルの圧力が低いので、チャックバル
ブ70からエンジン66へオイルが吐出されることはな
い。このように、運転状況に応じてソレノイド22の作
動を適宜制御することにより、エンジン66へのオイル
の供給量を制御することができる。
【0016】本発明では、開閉弁手段18にポンプ10
からのオイルを導入する吸入用通路26を多数設けて、
その多数の吸入用通路26とその吸入用通路26内の圧
力を逃すためのオイル室24との連絡箇所を開閉するス
プール弁16をソレノイド22で駆動させるようにした
ものである。このように多数の吸入用通路26を設ける
ことによって、オイル吐出量の細かい制御が可能とな
る。また、ポンプ10とスプール弁ユニット12を離れ
た位置に配置することができ、スプール弁ユニット12
を振動の少ない位置に取り付けて、振動によるオイルの
吐出量の乱れを防止することができる。更に、ソレノイ
ド22の内部にオイルを通過させることで、オイルを温
めて、寒冷地における始動後のスプール弁ユニットの機
能を早く復帰させることができる。
【0017】図4に示すように、ソレノイド22へのパ
ルス電流のうち低い方の電流を、i=0としない電流で
あってソレノイド22が動かない程度の電流とする。こ
れによって、ソレノイド22を通過するオイルをより加
熱することができる。
【0018】なお、図1では、オイルタンク54からの
オイルをソレノイド22の内部を通過させる構造のもの
を示したが、オイルタンク54からのオイルをソレノイ
ド22の内部を通過させない構造の実施形態を図5に示
す。図5において図1と異なる主な点は、オイルタンク
54からのオイルを導入する吸入通路52がソレノイド
22とは連絡しないことと、ソレノイド22の内部をオ
イルが通過しないことと、オイルタンク54は吸入通路
52を介してポンプ10と連絡し、オイルタンク54か
らのオイルをポンプ10に導入するようにしたことであ
る。異なる点は、更に、開閉弁手段18からポンプ10
へオイルを戻すための戻し通路38は前記吸入通路52
の途中に連絡したことである。この図5の構成において
も、多数の吸入用通路26を設けることができるので、
オイル吐出量をより細かく制御することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる潤滑油供
給装置によれば、スプール弁ユニットにオイルを導入す
る吸入用通路を多数設けることにより、オイル吐出量の
細かい制御が可能となり、従来のものと比べてより細か
くオイル量を制御することができる。その上、多数の吸
入用通路の開閉を1個のソレノイドで行うようにしたの
で、各吐出通路ごとにソレノイドを設ける必要をなく
し、経済性を高めることができる。また、本発明では、
ポンプとスプール弁ユニットを離れた位置に配置するこ
とができるので、スプール弁ユニットを振動の少ない位
置に取り付ければ、振動によるオイルの吐出量の乱れを
防止することができる。
【0020】本発明では、ソレノイドの内部にオイルを
通過させる構造のものにおいては、オイルはソレノイド
によって温められるので、低温環境で使用されるスノー
モービル等に用いる場合に、始動後のスプール弁ユニッ
トの機能を早く復帰させることができる。その上、ソレ
ノイドに常時電流を流しておくようにすれば、オイルを
常に加熱することになるので、スプール弁ユニットの機
能をより早く復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の潤滑油供給装置の一実施形態を
示す構成図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】ソレノイドがONに成った状態の図1の要部拡
大断面図である。
【図4】ソレノイドに流されるパルス電流を示す図であ
る。
【図5】本発明の潤滑油供給装置の他の実施形態を示す
構成図である。
【符号の説明】
10 ポンプ 12 スプール弁ユニット 16 スプール弁 18 開閉弁手段 22 ソレノイド 26 吸入用通路 28 吐出用通路 42 空間 44 連絡穴 54 オイルタンク 56 導入通路 66 エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F01M 11/04 F01M 11/04 A (72)発明者 内記 長彦 岩手県岩手郡滝沢村滝沢字外山309番地株 式会社ミクニアデック内 Fターム(参考) 3G015 AA12 AB00 DA10 FA01 FA03 FB08 FB09 FC05 3H067 AA17 BB02 BB12 CC26 CC32 CC43 CC60 DD05 DD12 DD32 FF17 GG15 GG22 3H106 DA08 DA23 DA32 DB02 DB12 DB23 DB32 DC09 DD03 EE04 EE32 EE33 GB06 GB15 KK03 KK17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルタンクから導入したオイルを吐出
    するためのポンプと、スプール弁を備えた開閉弁手段と
    そのスプール弁を駆動制御するためのソレノイドとを互
    いに取り付けたスプール弁ユニットとから成り、前記開
    閉弁手段が前記ポンプからのオイルを導入する複数個の
    吸入用通路と一方をその吸入用通路と連絡し他方をエン
    ジンと連絡する吐出用通路とを有し、前記開閉弁手段の
    オイルを前記ポンプに戻すための戻し通路を備え、前記
    スプール弁に前記吸入用通路と前記戻し通路とを連絡す
    るための連絡穴を形成し、ソレノイドがOFFの場合に
    は前記スプール弁によって前記吸入用通路と前記戻し通
    路との連絡を遮断して、前記ポンプから吐出したオイル
    を前記吸入用通路と前記吐出用通路から前記エンジンへ
    吐出し、ソレノイドがONの場合には前記スプール弁に
    よって前記連絡穴を介して前記吸入用通路と前記戻し通
    路とを連絡し、前記ポンプから前記吸入用通路に吐出し
    たオイルを前記連絡穴から前記戻し通路を経て前記ポン
    プへ戻すようにしたことを特徴とする潤滑油供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ソレノイドの内部に一方を前記オイ
    ルタンクと通じると共に他方を前記戻し通路に通じる導
    入通路を形成し、前記オイルタンクからのオイルが前記
    ソレノイド内部の前記導入通路を経由するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の潤滑油供給装置。
  3. 【請求項3】 前記スプール弁を内部空間を形成した筒
    状とし、その内部空間の一方を前記導入通路と連絡する
    と共に他方を前記戻し通路と連絡し、前記連絡穴を前記
    スプール弁の筒状の内外を連絡する形状としたことを特
    徴とする請求項1乃至2記載の潤滑油供給装置。
  4. 【請求項4】 前記スプール弁ユニットと前記ポンプと
    を別体で形成し、前記スプール弁ユニットを振動の少な
    い位置に取り付けることを特徴とする請求項1乃至3記
    載の潤滑油供給装置。
  5. 【請求項5】 前記吐出用通路の途中に前記吸入用通路
    側の圧力が所定以上の圧になった時に吐出用通路を開く
    チェックバルブを備えたことを特徴とする請求項1乃至
    4記載の潤滑油供給装置。
JP2000003352A 2000-01-12 2000-01-12 潤滑油供給装置 Pending JP2001193896A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003352A JP2001193896A (ja) 2000-01-12 2000-01-12 潤滑油供給装置
US09/703,613 US6494294B1 (en) 2000-01-12 2000-11-02 Lubricating oil supplying device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003352A JP2001193896A (ja) 2000-01-12 2000-01-12 潤滑油供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001193896A true JP2001193896A (ja) 2001-07-17

Family

ID=18532308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000003352A Pending JP2001193896A (ja) 2000-01-12 2000-01-12 潤滑油供給装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6494294B1 (ja)
JP (1) JP2001193896A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7247135B2 (en) 2003-07-07 2007-07-24 Pentax Corporation Electronic endoscope apparatus including brightness adjuster
JP2008534359A (ja) * 2005-04-01 2008-08-28 ヴェーバスト アーゲー 自動車両加熱システム
KR101167503B1 (ko) 2011-11-01 2012-07-20 주식회사 유니크 오일펌프 컨트롤 밸브
JP2012149719A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Kyb Co Ltd ソレノイドバルブおよび緩衝器

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7615893B2 (en) * 2000-05-11 2009-11-10 Cameron International Corporation Electric control and supply system
DE20115471U1 (de) 2001-09-19 2003-02-20 Biester Klaus Universelles Energieversorgungssystem
DE20102168U1 (de) * 2001-02-08 2002-06-13 Cameron Gmbh Ventilanordnung
US20070253832A1 (en) * 2006-04-27 2007-11-01 Drummond Scientific Company Method and apparatus for controlling fluid flow
US20100073754A1 (en) * 2008-09-24 2010-03-25 Gentex Corporation Ultraviolet light stabilizing compounds and associated media and devices
CN102072394B (zh) * 2011-01-12 2014-10-29 秦皇岛市隆达润滑技术研发有限公司 单线智能润滑油分配器组件
CN103244807B (zh) * 2013-05-17 2015-10-28 郭付平 智能电控油分配器
CN104121068B (zh) * 2014-07-02 2017-07-28 武汉理工大学 电控气缸注油装置
KR102463186B1 (ko) * 2016-12-13 2022-11-03 현대자동차 주식회사 차량용 피스톤 냉각 장치
CN108692172B (zh) * 2018-07-06 2023-08-15 浙江流遍机械润滑有限公司 气动行程分流式多点油脂润滑泵

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3777482A (en) 1971-11-30 1973-12-11 Colt Ind Operating Corp Turbine engine control system
US4274254A (en) 1977-12-22 1981-06-23 The Garrett Corporation Turbine engine fuel schedule valve and method
JPS55112404A (en) 1979-02-23 1980-08-30 Aisin Seiki Co Ltd Proportional flow rate control valve device
US4276960A (en) 1979-05-17 1981-07-07 Ingersoll-Rand Company Oil distributing means
US4541394A (en) 1985-01-07 1985-09-17 Ford Motor Company Fuel injection pump
JPH0765489B2 (ja) 1989-03-20 1995-07-19 東北三國工業株式会社 給油流量制御系
JP3301653B2 (ja) 1993-07-15 2002-07-15 マツダ株式会社 車両のルーフ昇降装置
US5385455A (en) 1993-08-18 1995-01-31 General Motors Corporation Flow control valve
JP3531952B2 (ja) 1993-08-25 2004-05-31 クラリオン株式会社 媒体記録再生装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7247135B2 (en) 2003-07-07 2007-07-24 Pentax Corporation Electronic endoscope apparatus including brightness adjuster
JP2008534359A (ja) * 2005-04-01 2008-08-28 ヴェーバスト アーゲー 自動車両加熱システム
JP2012149719A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Kyb Co Ltd ソレノイドバルブおよび緩衝器
KR101167503B1 (ko) 2011-11-01 2012-07-20 주식회사 유니크 오일펌프 컨트롤 밸브
WO2013066061A1 (ko) * 2011-11-01 2013-05-10 주식회사 유니크 오일펌프 컨트롤 밸브

Also Published As

Publication number Publication date
US6494294B1 (en) 2002-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001193896A (ja) 潤滑油供給装置
KR100758170B1 (ko) 가변 용량형 압축기
JP3450005B2 (ja) ハイドロリック式の制御装置
JP2006105038A (ja) 内燃機関の潤滑油供給装置
RU2105161C1 (ru) Способ управления подачей смазочного масла, аппаратура дозирования масла
JP4814657B2 (ja) 2サイクルエンジン
US20080202457A1 (en) Engine
US9441539B2 (en) Variable compression ratio apparatus
JPH0681621A (ja) 内燃エンジン用潤滑剤ポンプ
JPH11210590A (ja) 中心燃料経路を有する燃料噴射装置
JP2001221118A (ja) 燃料噴射装置
JP3823819B2 (ja) 燃料噴射ポンプ
US10156230B2 (en) Diaphragm type fuel pump for general purpose engine
JP2002332815A (ja) 内燃機関
US8051815B2 (en) Engine
JPH11210591A (ja) 中心燃料経路と脈動閉鎖機構を有する燃料噴射装置
JP2020084826A (ja) オイルジェット装置
WO2000055495A1 (fr) Pompe d'alimentation en combustible
US6758416B2 (en) Fuel injector having an expansion tank accumulator
JPH0341089Y2 (ja)
JPS6054502B2 (ja) 分配型燃料噴射ポンプ
JP2004218479A (ja) 車載燃料ポンプの駆動機構
JP2003148292A (ja) 高圧燃料ポンプ
JP2020084827A (ja) オイルジェット装置
KR100216826B1 (ko) 자동차 엔진의 과급기