JP2001191906A - 液圧ブレーキ装置 - Google Patents

液圧ブレーキ装置

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JP2001191906A
JP2001191906A JP2000000147A JP2000000147A JP2001191906A JP 2001191906 A JP2001191906 A JP 2001191906A JP 2000000147 A JP2000000147 A JP 2000000147A JP 2000000147 A JP2000000147 A JP 2000000147A JP 2001191906 A JP2001191906 A JP 2001191906A
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pressure
valve
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hydraulic
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Hiroshi Takumori
宏 宅森
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Nisshinbo Holdings Inc
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Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキの応答性が良好で、追加部品点
数を削減して低コスト化を図れる液圧ブレーキ装置を提
供する。 【解決手段】 マスタシリンダ10と入口弁16の
間の主流路12に、液圧の増圧機能を有する通常開式の
増圧弁15を介装する。増圧弁15はマスタシリンダ1
0の液圧を受けて摺動する異径ピストン22と、主流路
12を開閉する弁機構と、ばね37を具備し、異径ピス
トン22の受圧面積比によりマスタシリンダ10の液圧
が増圧されてホイールシリンダ11へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は緊急時のブレーキペ
ダルの踏力不足を補う制動力の補助機能を有する液圧ブ
レーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】緊急制動時又は運転者のブレーキペダル
踏力の不足時に、大きなブレーキ力を発生させるブレー
キアシストシステムとして、例えば特開平8−2952
31号公報に開示されている。このブレーキアシストシ
ステムは、既存のアンチスキッド制御システムである液
圧ポンプと複数の電磁弁とにより構成される補助圧力源
装置を活用しつつ、新たに複数の電磁弁を追加し、ブレ
ーキ力増圧時に液圧ポンプを駆動させてホイールシリン
ダへ給液してブレーキペダルの踏力不足を補う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したブレーキアシ
ストシステムにあっては、新たに合計2個の電磁弁と流
路の追加設計を強いられ、重量、レイアウト性、製造コ
ストの各点で改善の余地がある。
【0004】また、増圧時に液圧ポンプを稼働させて補
助リザーバ内の液を強制的に補充する方式であるため、
ポンプ駆動開始から実際に増圧されるまでに時間がかか
りその応答性が悪い。特に低温時はブレーキ液が低粘性
化するためにその応答性が著しく低下する。
【0005】さらにブレーキアシスト時において、液圧
ポンプの駆動音がノイズとなって発生する問題も残され
ている。
【0006】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、ブレーキアシ
スト時における応答性を良好に改善できる、液圧ブレー
キ装置を提供することにある。さらに本発明の他の目的
は、追加部品点数を削減して低コスト化が図れる、液圧
ブレーキ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
リザーバ及び圧力増圧装置を具備するマスタシリンダと
ホイールシリンダとの間に2系統の液圧回路を形成し、
各系統の主流路に介装した通常開式の入口弁及び戻り流
路に介装した通常閉式の出口弁による流路の開閉操作
と、戻り流路に介装した液圧ポンプの駆動によりホイー
ルシリンダの液圧を制御する液圧ブレーキ装置におい
て、前記主流路に、液圧の補助増圧機能を有する通常開
式の増圧弁を介装したことを特徴とする、液圧ブレーキ
装置である。請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
液圧ブレーキ装置において、増圧弁の圧力調整室とリサ
ーバの間を通常閉式の遮断弁付きの補助流路で接続した
ことを特徴とする、液圧ブレーキ装置である。請求項3
に係る発明は、請求項1に記載の液圧ブレーキ装置にお
いて、増圧弁の圧力調整室と戻り流路に介装した補助リ
サーバの間を通常閉式の遮断弁付きの補助流路で接続し
たことを特徴とする、液圧ブレーキ装置である。請求項
4に係る発明は、請求項3に記載の液圧ブレーキ装置に
おいて、増圧弁の圧力調整室と増圧弁のマスタシリンダ
側の主流路との間を通常開式の開閉弁付きの流路で接続
したことを特徴とする、液圧ブレーキ装置である。請求
項5に係る発明は、請求項2に記載の液圧ブレーキ装置
において、増圧弁の中間に形成した室を常時大気に開放
したことを特徴とする、液圧ブレーキ装置である。請求
項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに
記載の液圧ブレーキ装置において、増圧弁は、異径のボ
ア孔に収容された異径ピストンと、前記異径ピストンに
内蔵した通常開式の弁機構と、前記異径ピストンを開弁
方向に付勢するばねと、前記ボア孔と異径ピストンの大
径部の端面との間に形成され、マスタシリンダと連通す
る受圧室と、前記ボア孔と異径ピストンの小径部の端面
との間に形成され、ホイールシリンダと連通する増圧室
と、緊急時、前記弁機構を閉じ増圧室の増圧された液圧
をホイールシリンダへ供給し得るように異径ピストンの
摺動を許容する圧力調整室とを具備することを特徴とす
る、液圧ブレーキ装置である。
【0008】
【発明の実施の形態1】以下図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0009】<イ>装置全体の概要 図1にブレーキアシストシステムを組み込んだ液圧ブレ
ーキ装置の一例を示す。ブレーキ液圧を発生する公知の
ブレーキ倍力機能付きのマスタシリンダ10と前後輪の
各ホイールシリンダ11,11の間が主流路12,13
で接続され、ブレーキペダル14の踏み込み操作及び解
除操作によりマスタシリンダ10とホイールシリンダ1
1,11の間で2系統の液圧回路が形成されている。後
述する増圧弁15を除き各系統の構成は共通であるか
ら、一方の系統(主流路12)側の構成について説明
し、他方の系統(主流路13)についての説明を省略す
る。
【0010】主流路12の途中には後述する液圧作動式
の増圧弁15が介装されている。前記増圧弁15の下流
側の主流路12に通常開式の電磁弁よりなる入口弁1
6,16が介装されていると共に、前記各入口弁16,
16とホイールシリンダ11とを結ぶ主流路12と、前
記入口弁16,16の上流側の主流路12との間に戻り
流路17が形成してあり、この各戻り流路17に通常閉
式の電磁弁よりなる出口弁18,18と補助リザーバ1
9とモータ20で駆動する液圧ポンプ21(これらによ
り補助液圧駆動手段を構成)が夫々直列に介装されてい
る。そして車輪のスキッド傾向が検出されると図示しな
い電子制御システムにより、液圧ポンプ21が稼働して
入口弁16の上流側の主流路12へブレーキ液を供給す
ると共に、入口弁16及び出口弁18の開閉制御が行わ
れて、ホイールシリンダ11の液圧を保持、減圧、増圧
できるようになっている。増圧弁15を除いた構成は既
存のアンチスキッド制御システムと同様である。
【0011】<ロ>増圧弁 増圧弁15は異径ピストン22による受圧面積差を利用
して主流路12の液圧を増大する機能を有する液圧作動
式の弁で、その詳細を図2に基づいて説明する。
【0012】ハウジング23の異径のボア孔内には異径
ピストン22が摺動自在に収容されている。異径ピスト
ン22は大径部24と小径部25とを有し、各部24,
25の外周面にシール材26,27が外装されている。
異径ピストン22の軸芯には主流路12の一部を構成す
る軸路28が穿設されている。
【0013】ボア孔と異径ピストン22の大径部24の
間に受圧室29が形成され、ボア孔と小径部25の間に
増圧室30が形成され、その中間に圧力調整室31が形
成されている。受圧室29はマスタシリンダ10側の主
流路12と連通し、増圧室30はホイールシリンダ11
側の主流路12と連通している。
【0014】軸路28の拡径部33内に収容された弁体
34と、受圧室29の蓋部に衝当して弁体34の位置決
めをする軸部32と、拡径部33の端部に形成した弁座
35と、弁体34を弁座35方向に付勢するばね36と
により主流路12を開閉する通常開の弁機構を構成して
いる。
【0015】増圧室30内には異径ピストン22が受圧
室29の縮小する方向に付勢する開弁用ばね37が縮設
されている。異径ピストン22は受圧室29側の端面が
ボア孔に当接して開弁方向の位置が規制される。
【0016】<ハ>遮断弁 圧力調整室31とブレーキ液を貯えるリザーバ38との
間が遮断弁39付きの補助流路40で接続されている。
遮断弁39は通常閉式の電磁弁で、ブレーキペダルの踏
力不足の検知信号に基づいて開弁して、圧力調整室31
内の液をリザーバ38へ還流して異径ピストン22の摺
動を阻害しないように機能する。
【0017】遮断弁39は2系統で共有するようにす
る。すなわち、既存の2系統の液圧回路に対して、2個
の増圧弁15と1個の遮断弁39を追加するだけの構成
となる。
【0018】<ニ>踏力不足情報の検出手段 例えば主流路12やマスタシリンダ10に液圧を検出す
る公知のセンサを配備するか、或いはブレーキペダル1
4の踏み込み速度を検出するセンサを配備し、これらの
センサで運転者のブレーキ操作の緊急度合いを検知す
る。そして、緊急時と判断された場合に前記遮断弁39
に切換信号を発するようにすることで対処する。運転者
のブレーキ操作の緊急度合いの判断方法は、公知の電子
制御ユニット(ECU)にこれらのセンサの入力信号を
基に判断できるプログラムを追加するだけの簡易な対応
で可能である。
【0019】
【作用】つぎにブレーキ力のアシスト方法について説明
する。
【0020】<イ>正通常 図1はブレーキ操作の非緊急時における液圧ブレーキ装
置のブロック図を示す。同図において、遮断弁39及び
出口弁18,18は閉弁状態のままであり、また入口弁
16,16は開弁状態のままである。したがって、マス
タシリンダ10で発生した液圧は主流路12及び通常開
式の増圧弁15、入口弁16,16を経てホイールシリ
ンダ11,11へ供給される。
【0021】ここで図2に示す増圧弁15に作用する液
圧について考察すると、異径ピストン22の大径部24
と小径部25との受圧面積比により異径ピストン22を
増圧室30の減少方向に向けた摺動力(図面では下向き
の摺動力)が発生するが、開弁用ばね37のばね力が異
径ピストン22の摺動抵抗となることと、遮断弁39が
閉弁状態にあることで圧力調整室31が密封化され、こ
れが異径ピストン22の摺動抵抗となることの要因によ
り、異径ピストン22の摺動が阻止されて、増圧弁15
の開弁状態が維持される。
【0022】<ロ>増圧時 既述した手段によりブレーキ操作の緊急時と判断された
場合は、遮断弁39が閉弁状態から開弁状態に切り替わ
り、図3に示す増圧弁15の圧力調整室31の圧力が大
気圧に開放される。
【0023】増圧弁15の圧力調整室31の圧力が大気
圧に開放されると、異径ピストン22の大径部24と小
径部25との受圧面積比により異径ピストン22を増圧
室30の減少方向に向けた摺動力(図面では下向きの摺
動力)が発生する。
【0024】この異径ピストン22に作用する摺動力が
開弁用ばね37のばね力を越えると、異径ピストン22
が増圧室30の減少方向に向け摺動を開始し、異径ピス
トン22内の弁体34が弁座35に着座して軸路28、
すなわち主流路12を遮断する。
【0025】異径ピストン22が増圧室30を減少しな
がら摺動を続けると、増圧室30の内圧が更に上昇し、
増圧弁15の下流側の主流路12の液圧が増圧弁15の
上流側より増大される。ホイールシリンダの圧力が増大
し、車輪がロック傾向を示すと、公知のアンチロック制
御が行われる。
【0026】またブレーキを解除すると、増圧弁15の
上流側の主流路12の液圧が消失するため、異径ピスト
ン22が開弁用ばね37のばね力により受圧室29の減
少方向へ向けて摺動し、異径ピストン22内の弁体34
が弁座35から離隔して軸路28を開放する。また遮断
弁39は開弁状態から閉弁状態に切り換えられる。
【0027】
【発明の実施の形態2】以降に他の実施の形態について
説明するが、既述した実施の形態1と同一の部位は同一
の符号を付してその説明を省略し、先の実施の形態と異
なる点を中心に説明する。
【0028】図4は他の液圧ブレーキ装置のブロック図
を示す。本実施の形態は、増圧弁15の圧力調整室31
と戻り流路17との間を補助流路40で接続して、増圧
弁15の圧力調整室31の戻り圧を補助リザーバ19へ
還流するようにした。補助流路40に遮断弁39を介装
することは既述した実施の形態1と同様である。ECU
からの信号によりアンチロック制御作動に入ったとき
は、瞬時に遮断弁39が閉にする。
【0029】アシスト解除時、遮断弁39を介して補助
リザーバ19内の液が増圧弁15内の圧力調整室31へ
戻され、その後に遮断弁39が閉に切り替わる。またブ
レーキアシストからアンチロック制御に入ったときは、
アンチロック制御終了後に出口弁18,18及び遮断弁
39を開いて、主流路12の液を増圧弁15内の圧力調
整室31へ戻す。液が戻ったら出口弁18,18及び遮
断弁39が閉じる。
【0030】本実施の形態にあっては、実施の形態1と
同様に、遮断弁39の開閉時期を調整することで増圧弁
15の作動圧を自由に設定することができる。
【0031】
【発明の実施の形態3】図5は図4の液圧ブレーキ装置
の増圧弁15の戻り性を改善した他の実施の形態を示す
もので、増圧弁15の圧力調整室31と、増圧弁15の
マスタシリンダ側の主流路12との間を流路41で接続
し、該流路41に開閉弁42を介装している。補助流路
40に遮断弁39を介装することは既述した実施の形態
と同様である。
【0032】そして、前記開閉弁42は遮断弁39と同
時に開から閉に切り替わり、補助リザーバ19内の液が
増圧弁15内の圧力調整室31へ戻される。
【0033】本実施の形態にあっては、アンチロック制
御終了後、補助リザーバ19に液が残っていないときで
も、流路41および開閉弁42に存在する液を増圧弁1
5の圧力調整室31内へ補充することができる。
【0034】
【発明の実施の形態4】図6は増圧弁15内の圧力調整
室31を常時大気圧に開放した他の実施の形態を示す。
【0035】本実施の形態にあっては、前記した実施の
形態1の遮断弁39及び補助流路40を省略できて、構
成部品点数の大幅削減を図れる利点がある。既述した実
施の形態2〜3は2個の増圧弁15以外に電磁式の遮断
弁を必要とするが、本実施の形態にあっては2個の増圧
弁15のみで済む。
【0036】
【発明の実施の形態4】以上はアンチスキッド制御シス
テムを具備した液圧ブレーキ装置について説明したが、
補助圧力手段(入口弁16、戻り流路17、出口弁1
8、補助リザーバ19、モータ20)を具備しないタイ
プにも適用できる。また、他のスキッド制御システムと
の組み合わせも可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ> マスタシリンダと入口弁の間の主流路に液圧作
動式の増圧弁を介在するだけでブレーキペダルの踏力不
足をアシストでき、構成の簡略化が図れる。 <ロ> 増圧弁に液圧の増圧機能を付与してあるので、
液圧を速やかに増圧することができ、ブレーキアシスト
の応答性が良くなる。しかもアンチスキッド制御用の液
圧ポンプを稼働しないので、液圧ポンプの駆動音による
ノイズの問題も解消できる。 <ハ> 増圧弁に内蔵した異径ピストンの受圧面積比及
び開弁用ばねのばね力を選択することで、或いは遮断弁
を具備するものにあっては遮断弁の開弁のタイミングを
調整することで増圧力を自由に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態1に係る液圧ブレーキ装置
のブロック図
【図2】 増圧弁のモデル図
【図3】 液圧増圧(アシスト)時における増圧弁のモ
デル図
【図4】 増圧弁の戻り圧を補助リザーバへ還流するよ
うにした実施の形態2に係る液圧ブレーキ装置のブロッ
ク図
【図5】 増圧弁の戻り性を改善した実施の形態3に係
る液圧ブレーキ装置のブロック図
【図6】 増圧弁の圧力調整室を常時大気圧に開放した
実施の形態4に係る液圧ブレーキ装置のブロック図
【符号の説明】
10 マスタシリンダ 11,11 ホイールシリンダ 12,13 2系統の主流路 14 ブレーキペダル 15 増圧弁 16,16 入口弁 17 戻り流路 18,18 出口弁 19 補助リザーバ 20 モータ 21 液圧ポンプ 22 増圧弁の異径ピストン 23 ハウジング 24 異径ピストンの大径部 25 異径ピストンの小径部 26,27 シール材 28 軸路 29 受圧室 30 増圧室 31 圧力調整室 32 軸部 33 拡径部 34 弁体 35 弁座 36 ばね 37 開弁用ばね 38 リザーバ 39 遮断弁 40 補助流路 41 流路 42 開閉弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リザーバ及び圧力増圧装置を具備するマス
    タシリンダとホイールシリンダとの間に2系統の液圧回
    路を形成し、各系統の主流路に介装した通常開式の入口
    弁及び戻り流路に介装した通常閉式の出口弁による流路
    の開閉操作と、戻り流路に介装した液圧ポンプの駆動に
    よりホイールシリンダの液圧を制御する液圧ブレーキ装
    置において、 前記主流路に、液圧の補助増圧機能を有する通常開式の
    増圧弁を介装したことを特徴とする、 液圧ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の液圧ブレーキ装置におい
    て、増圧弁の圧力調整室とリサーバの間を通常閉式の遮
    断弁付きの補助流路で接続したことを特徴とする、液圧
    ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の液圧ブレーキ装置におい
    て、増圧弁の圧力調整室と戻り流路に介装した補助リサ
    ーバの間を通常閉式の遮断弁付きの補助流路で接続した
    ことを特徴とする、液圧ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の液圧ブレーキ装置におい
    て、増圧弁の圧力調整室と増圧弁のマスタシリンダ側の
    主流路との間を通常開式の開閉弁付きの流路で接続した
    ことを特徴とする、液圧ブレーキ装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の液圧ブレーキ装置におい
    て、増圧弁の中間に形成した室を常時大気に開放したこ
    とを特徴とする、液圧ブレーキ装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    液圧ブレーキ装置において、増圧弁は、異径のボア孔に
    収容された異径ピストンと、前記異径ピストンに内蔵し
    た通常開式の弁機構と、前記異径ピストンを開弁方向に
    付勢するばねと、前記ボア孔と異径ピストンの大径部の
    端面との間に形成され、マスタシリンダと連通する受圧
    室と、前記ボア孔と異径ピストンの小径部の端面との間
    に形成され、ホイールシリンダと連通する増圧室と、緊
    急時、前記弁機構を閉じ増圧室の増圧された液圧をホイ
    ールシリンダへ供給し得るように異径ピストンの摺動を
    許容する圧力調整室とを具備することを特徴とする、液
    圧ブレーキ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008142138A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Sankyo Co Ltd 遊技機
CN109305151A (zh) * 2018-09-21 2019-02-05 芜湖伯特利电子控制系统有限公司 冗余epb辅助控制的线控液压制动系统

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