JPH1095331A - 液圧制御弁 - Google Patents

液圧制御弁

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JPH1095331A
JPH1095331A JP27185396A JP27185396A JPH1095331A JP H1095331 A JPH1095331 A JP H1095331A JP 27185396 A JP27185396 A JP 27185396A JP 27185396 A JP27185396 A JP 27185396A JP H1095331 A JPH1095331 A JP H1095331A
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spool
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利男 高山
Kunihiro Matsunaga
邦洋 松永
Kenjiro Matsumoto
賢次郎 松本
Youichi Kumemura
洋一 久米村
Hirotaka Oikawa
浩隆 及川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキ液圧制御装置の液圧制御弁におい
て、細径の制御ピンを用いることなく、比例ソレノイド
の推力に対する出力ポートの液圧を大きくする。 【解決手段】 入出力ポート25,26および排出ポート27
を有する液圧制御弁本体19内に段付スプール21を嵌装
し、比例ソレノイド22を取付ける。比例ソレノイド22の
推力によってスプール21が図中左方へ移動して出力ポー
ト26が入力ポート25に連通され、出力ポート26の圧力が
上昇すると、スプール21の小径、大径ランド部28,29の
受圧面積差によってスプール21が図中右方へ移動するた
め、比例ソレノイド22の推力と出力ポート26の液圧がバ
ランスするまで出力ポート26の液圧が上昇することにな
り、比例ソレノイド22の推力に応じて出力ポート26の液
圧を制御することができる。このとき、小径、大径ラン
ド部28,29の受圧面積差を小さくすると、比例ソレノイ
ド22の推力に対する出力ポート26の液圧が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
ブレーキ液圧制御装置に用いられる液圧制御弁に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両の液圧式制動装置におい
て、運転者のブレーキ操作によって発生するマスタシリ
ンダの液圧に基づいて、ホィールシリンダに供給する液
圧を電気的に制御することにより、倍力制御、アンチロ
ック制御およびトラクション制御等を可能としたブレー
キ液圧制御装置がある。
【0003】この種のブレーキ液圧制御装置は、例え
ば、運転者のブレーキ操作によって液圧を発生させるマ
スタシリンダと、液圧によって各車輪のブレーキ装置を
作動させるホィールシリンダと、ホィールシリンダに供
給する液圧を発生させる液圧ポンプおよびアキュムレー
タ等からなる液圧供給源と、液圧供給源およびリザーバ
とホィールシリンダとの間のブレーキ液の給排を制御す
る液圧制御弁と、マスタシリンダの液圧に基づいて液圧
制御弁を制御する電子制御ユニットとから概略構成され
ている。
【0004】この構成により、通常は、電子制御ユニッ
トよって、運転者のブレーキ操作によるマスタシリンダ
の液圧に基づいて、液圧制御弁を制御して、所定の倍力
比をもって液圧供給源からホィールシリンダへ液圧を供
給して制動力を発生させる。また、車輪の回転速度情報
に基づいて車輪のスリップ状態を判定し、これに基づい
て液圧制御弁を制御して適宜車輪への制動力を加減する
ことによって、アンチロック制御およびトラクション制
御を行うことができる。
【0005】一般に、この種のブレーキ液圧制御装置に
用いられる液圧制御弁について、図5を参照して説明す
る。図5に示すように、液圧制御弁1は、スプール弁で
あって、液圧制御弁本体2の案内穴3内にスプール4が
摺動可能に嵌装されている。液圧制御弁本体2には、案
内穴3に連通する入力ポート5、出力ポート6および排
出ポート7が設けられており、これらは、それぞれ液圧
供給源、ホィールシリンダおよびリザーバに接続されて
いる。そして、スプール4によって入力ポート5と出力
ポート6との間に可変絞りSが形成され、出力ポート6
と排出ポート7との間に可変絞りTが形成されており、
スプール4が図中左方へ移動すると可変絞りSが開くと
ともに可変絞りTが閉じ、図中右方に移動すると可変絞
りSが閉じるとともに可変絞りTが開くようになってい
る。
【0006】液圧制御弁本体2の一端部には、比例ソレ
ノイド8が取付けられ、その作動ロッド9がスプール4
の一端部に当接されており、電子制御ユニットからの通
電電流に比例した推力でスプール4を図中左方へ押圧す
るようになっている。液圧制御弁本体2の他端部には、
制御室10が設けられ、制御室10は制御通路11によって出
力ポート6に連通されている。また、制御室10は、ガイ
ドボア12によって弁穴3に連通され、ガイドボア12には
制御ピン13が摺動可能に挿通されており、制御室10内の
液圧を受けてスプール4を図中右方へ押圧するようにな
っている。
【0007】スプール4は、戻しばね14のばね力によっ
て図中右方に位置決めされており、作動ロッド9は補助
ばね15によってスプール4に当接されている。また、制
御ピン13は、戻しばね16によってスプール4に当接され
ている。
【0008】そして、通常は、戻しばね13のばね力によ
って、スプール4は、図中右方にあり、可変絞りSが閉
じ、可変絞りTが開いているので、出力ポート6に液圧
は作用せず、ホィールシリンダは作動しない。電子制御
ユニットによって比例ソレノイド8に通電すると、その
通電電流に応じて作動ロッド9がスプール4を図中左方
へ移動させ、可変絞りSが開き、可変ポートTが閉じる
ので、液圧供給源の液圧が入力ポート5から出力ポート
6へ供給され、ホィールシリンダを作動させて制動力を
発生させる。
【0009】このとき、出力ポート6の液圧が制御管路
11を介して制御室10に伝達され、制御ピン13がスプール
4を図中右方へ押圧するので、比例ソレノイド8の推力
と、制御室10(出力ポート6)の液圧および戻しばね14
のばね力とがバランスして、スプール4が可変絞りSお
よびTを閉鎖する位置で停止するまで、出力ポート6の
液圧が上昇する。これにより、比例ソレノイド8への通
電電流に応じて出力ポート6の液圧を制御することがで
き、制動力を制御することができる。
【0010】図5に示す液圧制御弁1では、制御室10の
圧力による制御ピン13の押圧力と比例ソレノイド8の推
力とのバランスによって出力ポート6の液圧を制御して
いるので、制御ピン13の受圧面積を小さくすることによ
り、比例ソレノイド8の推力に対する出力ポート6の圧
力を大きくすることができ、比例ソレノイド8への負荷
を軽減して省電力化および比例ソレノイドの小型軽量化
を図ることができる。なお、実際の車両への搭載を考慮
した場合、制御ピン13は、直径約1〜2mm程度の細径の
ものが望まれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受圧面
積を小さくするために制御ピン13の直径を小さくする
と、強度上、制御ピン13の全長が制限され、シール長を
充分長くとれないので、制御ピン13の摺動部からの油液
のリークが多くなって液圧制御弁1の作動効率が低下す
るという問題を生じる。また、細径の制御ピン13は、加
工が困難であり製造コストが高い。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、細径の制御ピンを用いることなく、比例ソレノ
イドの推力に対する出力ポートの圧力を大きくできるよ
うにした液圧制御弁を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明の液圧制御弁は、液圧供給源に接
続される入力ポート、ホィールシリンダに接続される出
力ポートおよびリザーバに接続される排出ポートを有す
る液圧制御弁本体と、該液圧制御弁本体内に嵌装される
大径ランド部および小径ランド部を有し、一側への移動
によって前記出力ポートを前記入力ポート側に連通さ
せ、他側への移動によって前記出力ポートを前記排出ポ
ート側に連通させるとともに、前記出力ポート側の液圧
を受けて前記大径ランド部と小径ランド部との受圧面積
差によって他側へ付勢されるスプールと、マスタシリン
ダの液圧に応じて前記スプールを一側へ付勢する比例ソ
レノイドとを備えてなることを特徴とする。
【0014】このように構成したことにより、ソレノイ
ドの推力によってスプールが一側へ移動して出力ポート
が入力ポート側に連通され、液圧供給源からの液圧によ
って出力ポート側の圧力が上昇すると、大径ランド部と
小径ランド部との受圧面積差によってスプールが他側へ
移動するため、比例ソレノイドの推力と出力ポート側の
液圧がバランスするまで出力ポート側の液圧が上昇する
ことになり、マスタシリンダの液圧に応じてホィールシ
リンダの液圧を制御することができる。このとき、大径
ランド部と小径ランド部の受圧面積差を小さくすると、
比例ソレノイドの推力に対する出力ポート側の圧力が大
きくなる。
【0015】請求項2の発明の液圧制御弁は、上記請求
項1の構成に加えて、大径ランド部を形成する大径スプ
ールと、小径ランド部を形成する小径スプールとを互い
に当接させてスプールを構成し、該スプールの両端部側
に入力ポートと排出ポートとを配置して、出力ポート側
の液圧が前記スプールの両端部側からその受圧面に作用
するようにしたことを特徴とする。
【0016】このように構成したことにより、出力ポー
ト側の液圧がスプールの両端部側からその受圧面に作用
するので、大径スプールと小径スプールとは、出力ポー
ト側の液圧によって互いに押圧されて分離することがな
い。そして、大径スプールと小径スプールとを別体とし
て互いに当接させるようにしたので、大径ランド部と小
径ランド部とを正確に同心上に配置する必要がない。
【0017】また、請求項3の発明の液圧制御弁は、上
記請求項1または2の構成に加えて、液圧制御弁本体に
は、大径ランド部が嵌装される大径スリーブと、小径ラ
ンド部が嵌装される小径スリーブとが別体に設けられ、
互いに当接されていることを特徴とする。
【0018】このように構成したことにより、大径スリ
ーブと小径スリーブとを別体として互いに当接させるよ
うにしたので、大径ランド部と小径ランド部とを正確に
同心上に配置する必要がない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0020】第1実施形態に係る液圧制御弁について、
これを装着したブレーキ液圧制御装置17を示す図1を用
いて説明する。図1に示すように、本実施形態に係る液
圧制御弁18は、スプール弁であって、液圧制御弁本体19
に設けられた案内穴20内に、スプール21が摺動可能に嵌
装され、案内穴20の開口部側に比例ソレノイド22が取付
けられている。
【0021】液圧制御弁本体19の案内穴20は、その底部
側に形成された小径部23と、開口部側に形成された小径
部23より大径の大径部24とからなる段付形状となってい
る。液圧制御弁本体19には、小径部23の大径部24よりの
部位に連通する入力ポート25と、大径部24の小径部23よ
りの部位に連通する出力ポート26と、大径部24の出力ポ
ート26よりも開口部側に連通する排出ポート27とが設け
られている。
【0022】スプール21には、小径部23内に嵌合する小
径ランド部28と、大径部24に嵌合する大径ランド部29
と、小径ランド部28と大径ランド部29と、これらの間に
形成された外周溝30とが設けられている。外周溝30によ
って、案内穴20内に出力ポート26に常時連通する液圧室
31が形成されており、小径ランド部28の液圧室31に対す
る受圧面積Aよりも大径ランド部29の受圧面積Bのほう
が大きくなっている。
【0023】また、小径ランド部28によって入力ポート
25と液圧室31との間の流路面積を調整する可変絞りSが
形成され、大径ランド部29によって排出ポート27と液圧
室31との間の流路面積を調整する可変絞りTが形成され
ており、スプール21が図中左方に移動すると、可変絞り
Sが開くとともに可変絞りTが閉じ、中間位置では可変
絞りS,Tが共に閉じ、図中右方に移動すると、可変絞
りSが閉じるとともに可変絞りTが開くようになってい
る。スプール21は、戻しばね32によって、図中右方へ付
勢されている。案内穴20内のスプール21の両端側に形成
されたドレン室33,34は、それぞれドレン通路35,36に
よって排出ポート27に連通されている。
【0024】比例ソレノイド22は、その作動ロッド37の
先端部がスプール21の大径ランド部29側の端部に当接さ
れており、作動ロッド37の変位にかかわらず、コイル38
への通電電流に比例した推力で、スプール21を図中左方
へ押圧するようになっている。作動ロッド37は、補助ば
ね39のばね力によって、図中右方へ付勢されており、ス
プール21に常時当接されている。
【0025】次に、液圧制御弁19を装着したブレーキ液
圧制御装置17について説明する。
【0026】ブレーキ液圧制御装置17は、液圧制御弁18
の入力ポート25に、供給管路40によって電磁式開閉弁41
を介して液圧供給源42が接続され、出力ポート26に、出
力管路43によってフェイルセーフ弁44(パイロット型切
換弁)を介してホィールシリンダ45が接続され、排出ポ
ート27に、排出管路46によって液圧供給源42のリザーバ
47が接続されている。また、ホィールシリンダ45には、
フェイルセーフ弁44を介してマスタシリンダ48が接続さ
れており、マスタシリンダ48は、パイロット型開閉弁49
を介してアキュムレータ50に接続されている。
【0027】ブレーキ液圧制御装置17には、ホィールシ
リンダ45、マスタシリンダ48および液圧供給源42のアキ
ュムレータ51の液圧をそれぞれ検出する液圧センサ52,
53,54と、車輪の回転速度を検出する速度センサ55とが
設けられており、これらの出力信号に基づいて、電磁式
開閉弁41、液圧供給源42のモータ56および液圧制御弁18
の比例ソレノイド22を制御する電子制御ユニット57が設
けられている。
【0028】液圧供給源42は、モータ56によって液圧ポ
ンプ58を駆動して発生させた液圧をアキュムレータ51に
蓄圧して、所定の液圧を液圧制御弁18の入力ポート25へ
供給するようになっている。アキュムレータ51の液圧
は、電子制御ユニット57によって、液圧センサ54の出力
信号に基づいてモータ56を制御することによって調整さ
れている。なお、図中の符号59は、アキュムレータ51の
所定以上の液圧をリザーバ47へ逃がす調圧弁である。
【0029】以上のように構成した液圧制御弁18を装着
したブレーキ液圧制御装置17の作用について次に説明す
る。
【0030】ブレーキペダル60を操作してマスタシリン
ダ48から液圧を発生させると、この液圧を液圧センサ53
が検知して液圧信号を出力する。電子制御ユニット57
は、液圧センサ53からの液圧信号を受けて電磁式開閉弁
41を開いて、液圧供給源42から液圧制御弁18の入力ポー
ト25への供給管路40を連通させる。また、電子制御ユニ
ット57は、液圧センサ53からの液圧信号に基づいて、液
圧制御弁18の比例ソレノイド22のコイル38にマスタシリ
ンダ48の液圧に応じた電流を通電する。
【0031】液圧制御弁18では、コイル38への通電によ
って、作動ロッド37がスプール21を戻しばね32のばね力
(補助ばね39との合成ばね力)に抗して図中左方へ移動
させる。この移動によって、可変絞りTが閉じて出力ポ
ート26と排出ポート27との連通が遮断され、さらに、ス
プール21が左方に移動すると、可変絞りSが開いて、そ
の開度に応じて、入力ポート25と出力ポート26とが液圧
室31を介して連通される。これにより、入力ポート25に
接続された液圧供給源42と出力ポート26に接続されたホ
ィールシリンダ45とが可変絞りSおよび液圧室31を介し
て連通され、液圧供給源42からの液圧がホィールシリン
ダ45に供給されて制動力が発生する。
【0032】このとき、液圧室31の液圧すなわち出力ポ
ート26の液圧がスプール21の小径ランド部28(受圧面積
A)および大径ランド部29(受圧面積B(>A))の受
圧面に作用して、その受圧面積差(B−A)によって、
スプール21が図中右方へ押圧される。そして、比例ソレ
ノイド22の推力Fi と、液圧室31(すなわち出力ポート
26)の液圧Ps および戻しばね32のばね力Fs (補助ば
ね39との合成ばね力)とがバランスしてスプール21が可
変絞りSおよびTを閉鎖する中間位置で停止するまで、
出力ポート26の液圧が上昇する。このときの出力ポート
の液圧Ps は、(1) 式で表される。 Ps =(Fi −Fs )/(B−A) …(1)
【0033】これにより、比例ソレノイド22のコイル38
への通電電流に応じて、出力ポート26の液圧を制御する
ことができ、ホィールシリンダ45に供給する液圧を制御
することができるので、ブレーキペダル60の操作力に応
じて制動力を制御することができる。この場合、マスタ
シリンダ48が発生する液圧に対して、液圧制御弁18の出
力ポート26に供給される液圧を大きくすることによって
倍力制御を行うことができる。
【0034】なお、液圧制御弁18の出力ポート26から出
力管路43を介してホィールシリンダ45へ正常に液圧が供
給されている状態では、その液圧をパイロット圧として
フェイルセーフ弁44およびパイロット型開閉弁49が図示
の位置とは異なる位置に切り換わっており、出力ポート
26がホィールシリンダ45に接続される一方、マスタシリ
ンダ48がホィールシリンダ45から遮断されてアキュムレ
ータ50に接続されている。これによって、マスタシリン
ダ48が発生した液圧がアキュムレータ50に蓄圧されるの
で、ブレーキペダル60のストロークを確保して適度な操
作感を得ることができる。
【0035】そして、上記制動状態からブレーキペダル
60の操作を解除してマスタシリンダ48の液圧を低下させ
ると、この液圧の低下に応じて液圧センサ53が液圧信号
を出力する。電子制御ユニット57は、液圧センサ53から
の液圧信号に基づいて比例ソレノイド22のコイル38への
通電電流を低下させる。
【0036】液圧制御弁18では、コイル38への通電電流
の低下によってスプール20が図中右方へ移動し、可変絞
りTが開いて出力ポート26と排出ポート27とが連通さ
れ、ブレーキ液がホィールシリンダ45側からリザーバ47
へ戻されて制動が解除される。そして、マスタシリンダ
48の液圧の解除が液圧センサ53によって検知されると、
電子制御ユニット57が電磁式開閉弁41を閉じて、液圧供
給源42から液圧制御弁18の入力ポート25への供給管路40
を遮断する。
【0037】なお、上記ブレーキ液圧制御装置17によれ
ば、制動操作時に液圧制御弁18の出力ポート26からホィ
ールシリンダ45への液圧が上昇しない場合、フェイルセ
ーフ弁44およびパイロット型開閉弁49が図示の位置に復
帰してフェイルセーフ作動状態となる。この状態では、
ホィールシリンダ45が出力ポート26から遮断されるとと
もにマスタシリンダ48に直接接続され、また、マスタシ
リンダ48がアキュムレータ50から遮断されるので、マス
タシリンダ48が発生する液圧を直接ホィールシリンダ45
へ伝達することができ、制動力を確保することができ
る。
【0038】さらに、上記ブレーキ液圧制御装置17によ
れば、電子制御ユニット57によって、速度センサ55の出
力信号に基づいて車輪のスリップ状態を判定し、これに
基づき液圧制御弁18のコイル38への通電電流を制御して
適宜車輪への制動力を加減することによって、アンチロ
ック制御およびトラクション制御を行うことができる。
【0039】また、液圧制御弁18では、小径ランド部28
と大径ランド部29の受圧面積差(B−A)を小さくする
ことのより、比例ソレノイド22の推力に対する出力ポー
ト26の液圧Ps を大きくすることができ((1) 式)、比
例ソレノイド22への負荷を軽減して省電力化および比例
ソレノイド22の小型軽量化を図ることができる。この場
合、従来の細径の制御ピンを用いる必要がないので、制
御ピンの摺動部からの油液のリークによる作動効率の低
下を防止することができ、また、従来の制御ピン、制御
室等が不要となるので、製造コストを低減することがで
きる。
【0040】次に、本発明の第2実施形態に係る液圧制
御弁について、図2を参照して説明する。なお、第2実
施形態の液圧制御弁は、上記第1実施形態の液圧制御弁
ものと同様の機能を有しており、同様のブレーキ液圧制
御装置に装着されるものであるから、第1実施形態のも
のと同様の部分には同一の符号を付して液圧制御弁につ
いてのみ詳細に説明する。
【0041】図2に示すように、第2実施形態に係る液
圧制御弁61は、スプール弁であって、液圧制御弁本体62
に設けられた案内穴63内に、大径スプール64および小径
スプール65が摺動可能に嵌装され、案内穴63の開口部に
比例ソレノイド22が取付けられている。
【0042】液圧制御弁本体62の案内穴63は、その底部
側に形成された大径部66と、開口部側に形成された大径
部66よりも小径の小径部67とからなる段付形状となって
いる。液圧制御弁本体62には、案内穴63の小径部67に連
通する入力ポート68と、小径部67の入力ポート68よりも
開口部側に連通する第1出力ポート69a および大径部の
底部付近に連通する第2出力ポート69b からなる出力ポ
ート69と、大径部66の第2出力ポート69b よりも小径部
67側に連通する排出ポート70とが設けられている。
【0043】案内穴63の大径部66には大径ランド部を形
成する大径スプール64(受圧面積B)が嵌装され、小径
部67には小径ランド部を形成する小径スプール65(受圧
面積A(<B))が嵌装されており、大径スプール64と
小径スプール65とは互いに当接されて一体となってい
る。小径スプール65によって、その一端側に形成された
第1液圧室71と入力ポート68との間の流路面積を調整す
る可変絞りSが形成されている。また、大径スプール64
によって、その一端側に形成された第2液圧室72と排出
ポート70との間の流路面積を調整する可変絞りTが形成
されている。
【0044】そして、大径スプール64および小径スプー
ル65が図中左方に移動すると、可変絞りSが開くととも
に可変絞りTが閉じ、中間位置では可変絞りS,Tが共
に閉じ、図中右方に移動すると、可変絞りSが閉じると
ともに可変絞りTが開くようになっている。なお、第
1、第2出力ポート69a ,69b は、それぞれ第1、第2
液圧室71,72に常時連通されており、第1、第2液圧室
71,72間が第1、第2出力ポート69a ,69b によって連
通されている。また、大径スプール64と小径スプール65
との間に形成されたドレン室73は、ドレンポート74によ
って排出ポート70に常時連通されている。大径スプール
64および小径スプール65は、第2液圧室72内に設けられ
た戻しばね75によって図中右方へ付勢されている。
【0045】比例ソレノイド22は、その作動ロッド37の
先端部が小径スプール65の端部に当接されており、作動
ロッド37の変位にかかわらず、コイル38への通電電流に
比例した推力で、小径スプール65および大径スプール64
を図中左方へ押圧するようになっている。作動ロッド37
は、補助ばね39のばね力によって、図中左方へ付勢され
ており、小径スプール65に常時当接されている。
【0046】液圧制御弁61は、入力ポート68、出力ポー
ト69および排出ポート70に、それぞれ供給管路40、出力
管路43および排出管路46が接続されてブレーキ液圧制御
制御装置17に装着される。
【0047】以上のように構成した、液圧制御弁61の作
用について次に説明する。
【0048】比例ソレノイド22のコイル38への通電によ
って、作動ロッド37が小径スプール65および大径スプー
ル64を戻しばね75のばね力(補助ばね39との合成ばね
力)に抗して図中左方へ移動させる。この移動によっ
て、可変絞りTが閉じて出力ポート69(第2出力ポート
69b )と排出ポート70との連通が遮断され、さらに、小
径スプール65および大径スプール64が左方に移動する
と、可変絞りSが開いて、その開度に応じて、入力ポー
ト68と出力ポート69(第1出力ポート69a )とが第1液
圧室71を介して連通される。これにより、入力ポート68
に接続された液圧供給源42と出力ポート69に接続された
ホィールシリンダ45とが可変絞りSおよび第1液圧室71
を介して連通され、液圧供給源42からの液圧がホィール
シリンダ45に供給されて制動力が発生する。
【0049】このとき、第1液圧室71と第2液圧室72と
は、第1、第2出力ポート69a ,69b によって互いに連
通されているので、同圧力となり、出力ポート69の液圧
が小径スプール65の受圧面(受圧面積B)および大径ス
プール64の受圧面(受圧面積B)に作用して、その受圧
面積差(B−A)によって、大径スプール64および小径
スプール65が図中右方へ押圧される。
【0050】ここで、互いに当接されて一体となった大
径スプール64および小径スプール65の両端部に、第1、
第2液圧室71,72の液圧が作用し、大径スプール64と小
径スプール65との当接部側には、リザーバ47に接続され
たドレン室73の液圧(ほぼ大気圧)が作用するので、大
径スプール64と小径スプール65とは常時当接した状態に
維持され、分離することはない。
【0051】そして、比例ソレノイド22の推力Fi と、
第1、第2液圧室71,12(すなわち出力ポート69)の液
圧および戻しばね75のばね力Fs (補助ばね39との合成
ばね力)とがバランスして大径スプール64および小径ス
プール65が可変絞りSおよびTを閉鎖する中間位置で停
止するまで、出力ポート69の液圧Ps が上昇する。この
ときの出力ポート69の液圧Ps は、上記(1) 式で表され
る。
【0052】これにより、上記第1実施形態と同様に、
比例ソレノイド22のコイル38への通電電流に応じて、出
力ポート69の液圧を制御することができ、ホィールシリ
ンダ45に供給する液圧を制御することができるので、ブ
レーキペダル60の操作力に応じて制動力を制御すること
ができる。そして、マスタシリンダ48が発生する液圧に
対して、液圧制御弁61の出力ポート69の液圧を大きくす
ることによって倍力制御を行うことができる。
【0053】また、液圧制御弁61では、大径スプール64
と小径スプール65との受圧面積差(B−A)を小さくす
ることのより、比例ソレノイド22の推力に対する出力ポ
ート26の液圧Ps を大きくすることができ((1) 式)、
比例ソレノイド22への負荷を軽減して省電力化および比
例ソレノイド22の小型軽量化を図ることができる。この
場合、従来の細径の制御ピンを用いる必要がないので、
制御ピンの摺動部からの油液のリークによる作動効率の
低下を防止することができ、また、従来の制御ピン、制
御室等が不要となるので、製造コストを低減することが
できる。
【0054】さらに、液圧制御弁61によれば、大径スプ
ール64と小径スプール65とを別体として、それらの両端
側の第1、第2液圧室71,72の液圧によって、互いに当
接させるようにしたことにより、案内穴63の大径部66、
小径部67、大径スプール64および小径スプール65を正確
に同心状に配置する必要がないので、これらを容易に加
工することができ、製造コストを低減することができ
る。
【0055】次に、本発明の第3実施形態について図3
を参照して説明する。なお、第3実施形態の液圧制御弁
は、上記第2実施形態のものに対して、案内穴の大径部
を形成する大径スリーブと小径部を形成する小径スリー
ブとを別体に設けたこと以外は、概略同様の構造である
から、上記第2実施例と同様の部分には同一の番号を付
して異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0056】第3実施形態の液圧制御弁76では、液圧制
御弁本体77は、案内穴63の大径部66を形成する円筒状の
大径スリーブ78と、小径部67を形成する小径スリーブ79
とが略同心上に配置され、互いに当接した状態で支持さ
れている。
【0057】この構成により、上記第2実施形態の作
用、効果に加えて、大径スリーブ78と、小径スリーブ79
とを別体として互いに当接させるようにしたので、案内
穴63の段付穴加工が不要となり、小径部66および大径部
67を容易に加工することができ、製造コストを低減する
ことができる。
【0058】次に、本発明の第4実施形態について図4
を参照して説明する。なお、第4実施形態は、上記第3
実施形態のより具体的な構成を示すものであるから、上
記第3実施形態のものに対応する部分には同一の符号を
付して、既に説明した事項については説明を省略する。
【0059】図4に示すように、第4実施形態では、液
圧制御弁76は、液圧制御弁本体77に設けられた支持穴80
内に、大径スリーブ78および小径スリーブ79が挿入さ
れ、これらに大径スプール64および小径スプール65が嵌
装されており、支持穴80の開口部に比例ソレノイド22が
取付けられて、大径スリーブ78および小径スリーブ79が
固定されている。
【0060】支持穴80は、底部側から第1径部80a 、第
2径部80b 、第3径部80c 、第4径部80d の順に大径と
なる段付穴であり、各径部間の段部はテーパ状に形成さ
れている。また、第1径部80a および第2径部80b に
は、それぞれ大径スリーブ78の第2出力ポート69b に連
通する第2出力通路81並びに排出ポート70およびドレン
ポート74に連通する排出通路82が開口されており、第3
径部80c および第4径部80d には、それぞれ小径スリー
ブ79の入力ポート68に連通する入力通路83および第1出
力ポート69a に連通する第1出力通路84が開口されてい
る。
【0061】大径スリーブ78と小径スリーブ79とは、ほ
ぼ同心上に配置され、互いに当接、嵌合されて支持穴80
内に挿入されている。大径スリーブ78が支持穴80の第1
径部80a に嵌合され、小径スリーブ79が第2径部80b お
よび第3径部80c に嵌合されており、これらの嵌合部が
それぞれOリング85,86,87によってシールされてい
る。なお、支持穴80の各径部間の段部がテーパ状に形成
されているので、大径スリーブ78および小径スリーブ79
を支持穴80内に挿入する際に、段部によってOリング8
5,86,87が損傷するのを防止することができる。
【0062】比例ソレノイド22は、第4径部80d に嵌合
されて、支持穴80の開口部に取付けられており、小径ス
リーブ79の端部に当接、嵌合して大径スリーブ78および
小径スリーブ79を固定している。比例ソレノイド22と第
4径部80d との嵌合部は、Oリング88によってシールさ
れている。
【0063】この構成により、上記第3実施形態と同様
に、第2実施形態の作用、効果に加えて、大径スリーブ
78、小径スリーブ79、大径スプール64および小径スプー
ル65を正確に同心状に配置する必要がなく、また、大径
スリーブ78、小径スリーブ79の案内穴63の段付穴加工が
不要となるので、各部を容易に加工することができ、製
造コストを低減することができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明の
液圧制御弁によれば、ソレノイドの推力によってスプー
ルが一側へ移動して出力ポートが入力ポート側に連通さ
れ、液圧供給源からの液圧によって出力ポート側の圧力
が上昇すると、大径ランド部と小径ランド部との受圧面
積差によってスプールが他側へ移動するため、比例ソレ
ノイドの推力と出力ポート側の液圧がバランスするまで
出力ポート側の液圧が上昇することになり、マスタシリ
ンダの液圧に応じてホィールシリンダの液圧を制御する
ことができる。この場合、大径ランド部と小径ランド部
の受圧面積差を小さくすると、比例ソレノイドの推力に
対する出力ポート側の圧力が大きくなるので、比例ソレ
ノイドへの負荷を軽減して省電力化および比例ソレノイ
ドの小型軽量化を図ることができる。また、従来の細径
の制御ピンを用いる必要がないので、制御ピンの摺動部
からの油液のリークによる作動効率の低下を防止するこ
とができ、また、従来の制御ピン、制御室等が不要とな
るので、製造コストを低減することができる。
【0065】請求項2の発明の液圧制御弁によれば、出
力ポート側の液圧がスプールの両端部側からその受圧面
に作用するので、大径スプールと小径スプールとは、出
力ポート側の液圧によって互いに押圧されて分離するこ
とがない。そして、大径スプールと小径スプールとを別
体として互いに当接させるようにしたので、大径ランド
部と小径ランド部とを正確に同心上に配置する必要がな
く、液圧制御弁本体およびスプールを容易に加工するこ
とができ、製造コストを低減することができる。
【0066】また、請求項3の発明の液圧制御弁によれ
ば、大径スリーブと小径スリーブとを別体として互いに
当接させるようにしたので、大径ランド部と小径ランド
部とを正確に同心上に配置する必要がなく、液圧制御弁
本体およびスプールを容易に加工することができ、製造
コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の液圧制御弁を装着した
ブレーキ液圧制御装置の回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態の液圧制御弁の縦断面図
である。
【図3】本発明の第3実施形態の液圧制御弁の縦断面図
である。
【図4】本発明の第4実施形態の液圧制御弁の要部の縦
断面図である。
【図5】従来の液圧制御弁の縦断面図である。
【符号の説明】
18 液圧制御弁 19 液圧制御弁本体 21 スプール 22 比例ソレノイド 25 入力ポート 26 出力ポート 27 排出ポート 28 小径ランド部 29 大径ランド部 42 液圧供給源 45 ホィールシリンダ 47 リザーバ 48 マスタシリンダ 61 液圧制御弁 62 液圧制御弁本体 64 大径スプール 65 小径スプール 68 入力ポート 69 出力ポート 70 排出ポート 76 液圧制御弁 77 液圧制御弁本体 78 大径スリーブ 79 小径スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久米村 洋一 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 及川 浩隆 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧供給源に接続される入力ポート、ホ
    ィールシリンダに接続される出力ポートおよびリザーバ
    に接続される排出ポートを有する液圧制御弁本体と、該
    液圧制御弁本体内に嵌装される大径ランド部および小径
    ランド部を有し、一側への移動によって前記出力ポート
    を前記入力ポート側に連通させ、他側への移動によって
    前記出力ポートを前記排出ポート側に連通させるととも
    に、前記出力ポート側の液圧を受けて前記大径ランド部
    と小径ランド部との受圧面積差によって他側へ付勢され
    るスプールと、マスタシリンダの液圧に応じて前記スプ
    ールを一側へ付勢する比例ソレノイドとを備えてなるこ
    とを特徴とする液圧制御弁。
  2. 【請求項2】 大径ランド部を形成する大径スプール
    と、小径ランド部を形成する小径スプールとを互いに当
    接させてスプールを構成し、該スプールの両端部側に入
    力ポートと排出ポートとを配置して、出力ポート側の液
    圧が前記スプールの両端部側からその受圧面に作用する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の液圧制御
    弁。
  3. 【請求項3】 液圧制御弁本体には、大径ランド部が嵌
    装される大径スリーブと、小径ランド部が嵌装される小
    径スリーブとが別体に設けられ、互いに当接されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の液圧制御
    弁。
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