JP2582389Y2 - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents
ブレーキ液圧制御装置Info
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- JP2582389Y2 JP2582389Y2 JP5264892U JP5264892U JP2582389Y2 JP 2582389 Y2 JP2582389 Y2 JP 2582389Y2 JP 5264892 U JP5264892 U JP 5264892U JP 5264892 U JP5264892 U JP 5264892U JP 2582389 Y2 JP2582389 Y2 JP 2582389Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ブレーキ液圧制御装
置、特にアンチロック・ブレーキ・システム(以下、A
BSという。)用の既存の装置に、マスタシリンダの液
圧変動を緩和させる装置を簡単に付加できるようにした
ブレーキ液圧制御装置に関するものである。
置、特にアンチロック・ブレーキ・システム(以下、A
BSという。)用の既存の装置に、マスタシリンダの液
圧変動を緩和させる装置を簡単に付加できるようにした
ブレーキ液圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマスタシリンダの液圧変
動を緩和させる機能を有するブレーキ液圧制御装置とし
ては、実開昭63−98869号公報、実開平2−11
0570号公報等に開示されたものが知られている。こ
れらは、ブレーキペダルの踏み込みに応動してブレーキ
液圧を出力するマスタシリンダと、このマスタシリンダ
から伝達されるブレーキ液圧によって作動するホイール
シリンダと、このホイールシリンダの液圧を制御する液
圧制御装置と、この液圧制御装置に連通しホイールシリ
ンダへのブレーキ液の流量を制御する流量制御装置とに
よって構成され、ABS制御中において、緩増圧制御に
入った際にホイールシリンダのブレーキ液圧の変化にと
もなって発生するマスタシリンダのブレーキ液圧の変動
を緩和させるため、マスタシリンダからホイールシリン
ダへのブレーキ液の流れを制限する絞り機構が設けられ
ている。
動を緩和させる機能を有するブレーキ液圧制御装置とし
ては、実開昭63−98869号公報、実開平2−11
0570号公報等に開示されたものが知られている。こ
れらは、ブレーキペダルの踏み込みに応動してブレーキ
液圧を出力するマスタシリンダと、このマスタシリンダ
から伝達されるブレーキ液圧によって作動するホイール
シリンダと、このホイールシリンダの液圧を制御する液
圧制御装置と、この液圧制御装置に連通しホイールシリ
ンダへのブレーキ液の流量を制御する流量制御装置とに
よって構成され、ABS制御中において、緩増圧制御に
入った際にホイールシリンダのブレーキ液圧の変化にと
もなって発生するマスタシリンダのブレーキ液圧の変動
を緩和させるため、マスタシリンダからホイールシリン
ダへのブレーキ液の流れを制限する絞り機構が設けられ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造からなる従来装置にあっては、ABS制御が開始され
たと判断する材料として、液圧ポンプの作動により発生
する加圧されたブレーキ液圧(実開昭63−98869
号)、またはマスタシリンダとホイールシリンダ間に生
じるブレーキ液圧の差(実開平2−110570号)を
利用する構造となっているため、上記ブレーキ液圧の流
れを制限する絞り機構を介在させる液路以外に別の液路
を設ける必要が生じる。したがって、上記絞り機構を持
たない既存の装置にABS用のマスタシリンダの液圧変
動を緩和する装置を付加するには、装置自体の内部液路
構成を大幅に変更するか、上記別の液路を配管等で配設
しなければならないという問題がある。
造からなる従来装置にあっては、ABS制御が開始され
たと判断する材料として、液圧ポンプの作動により発生
する加圧されたブレーキ液圧(実開昭63−98869
号)、またはマスタシリンダとホイールシリンダ間に生
じるブレーキ液圧の差(実開平2−110570号)を
利用する構造となっているため、上記ブレーキ液圧の流
れを制限する絞り機構を介在させる液路以外に別の液路
を設ける必要が生じる。したがって、上記絞り機構を持
たない既存の装置にABS用のマスタシリンダの液圧変
動を緩和する装置を付加するには、装置自体の内部液路
構成を大幅に変更するか、上記別の液路を配管等で配設
しなければならないという問題がある。
【0004】本考案は、かかる従来技術の問題点を解消
するために提案されたものであって、ABS用の完成さ
れた既存装置の構成を変更することなくマスタシリンダ
の液圧変動を緩和させる装置を付加できるとともに、別
の液路を配設しなくてもABS制御が判断できるブレー
キ液圧制御装置を提供することを目的とする。
するために提案されたものであって、ABS用の完成さ
れた既存装置の構成を変更することなくマスタシリンダ
の液圧変動を緩和させる装置を付加できるとともに、別
の液路を配設しなくてもABS制御が判断できるブレー
キ液圧制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、ブレーキペダルの踏み込みに応動してブレー
キ液圧を出力するマスタシリンダと、このマスタシリン
ダから液路を介して伝達されるブレーキ液圧によって作
動するホイールシリンダと、前記マスタシリンダと前記
ホイールシリンダ間の前記液路に連通し前記ホイールシ
リンダのブレーキ液圧を制御する切換制御弁と、この切
換制御弁の制御によってブレーキ液圧を減圧するときに
前記ホイールシリンダから前記切換制御弁を介して排出
されるブレーキ液を貯えるリザーバと、このリザーバの
ブレーキ液を加圧して加圧されたブレーキ液圧を前記マ
スタシリンダと前記切換制御弁間の前記液路に還流させ
る液圧ポンプと、を含む液圧制御装置において、前記マ
スタシリンダと前記切換制御弁間の前記液路に連通し、
前記マスタシリンダのブレーキ液圧が所定圧に達すると
作動する第1の液路開閉装置と、前記液路内に前記第1
の液路開閉装置と直列に連通し、通常時はこの第1の液
路開閉装置によって強制的に前記液路を開放するととも
に、前記第1の液路開閉装置の前記作動によって前記液
路を閉鎖し、前記マスタシリンダから前記ホイールシリ
ンダへのブレーキ液圧の流れを順方向とする第1のチェ
ック弁と、前記マスタシリンダと前記切換制御弁間の前
記液路に連通し、前記液圧ポンプによるブレーキ液の加
圧還流により作動する第2の液路開閉装置と、前記液路
内に前記第2の液路開閉装置と直列に連通するとともに
前記第1のチェック弁とも連通し、通常時は前記第2の
液路開閉装置によって前記液路を開放するとともに、前
記第2の液路開閉装置の前記作動によって前記液路を閉
鎖し、前記ホイールシリンダから前記マスタシリンダへ
のブレーキ液圧の流れを順方向とする第2のチェック弁
と、前記第2の液路開閉装置内に配設され、前記液圧ポ
ンプによるブレーキ液の加圧還流を流入せしめて前記第
2の液路開閉装置を作動させ、前記ホイールシリンダか
らのブレーキ液圧の流れを順方向とする第3のチェック
弁と、一端が前記第2の液路開閉装置内に連通するとと
もに他端が前記切換制御弁およびリザーバに連通する液
路に連通する絞り通路と、を具えたことを特徴とする。
本考案は、ブレーキペダルの踏み込みに応動してブレー
キ液圧を出力するマスタシリンダと、このマスタシリン
ダから液路を介して伝達されるブレーキ液圧によって作
動するホイールシリンダと、前記マスタシリンダと前記
ホイールシリンダ間の前記液路に連通し前記ホイールシ
リンダのブレーキ液圧を制御する切換制御弁と、この切
換制御弁の制御によってブレーキ液圧を減圧するときに
前記ホイールシリンダから前記切換制御弁を介して排出
されるブレーキ液を貯えるリザーバと、このリザーバの
ブレーキ液を加圧して加圧されたブレーキ液圧を前記マ
スタシリンダと前記切換制御弁間の前記液路に還流させ
る液圧ポンプと、を含む液圧制御装置において、前記マ
スタシリンダと前記切換制御弁間の前記液路に連通し、
前記マスタシリンダのブレーキ液圧が所定圧に達すると
作動する第1の液路開閉装置と、前記液路内に前記第1
の液路開閉装置と直列に連通し、通常時はこの第1の液
路開閉装置によって強制的に前記液路を開放するととも
に、前記第1の液路開閉装置の前記作動によって前記液
路を閉鎖し、前記マスタシリンダから前記ホイールシリ
ンダへのブレーキ液圧の流れを順方向とする第1のチェ
ック弁と、前記マスタシリンダと前記切換制御弁間の前
記液路に連通し、前記液圧ポンプによるブレーキ液の加
圧還流により作動する第2の液路開閉装置と、前記液路
内に前記第2の液路開閉装置と直列に連通するとともに
前記第1のチェック弁とも連通し、通常時は前記第2の
液路開閉装置によって前記液路を開放するとともに、前
記第2の液路開閉装置の前記作動によって前記液路を閉
鎖し、前記ホイールシリンダから前記マスタシリンダへ
のブレーキ液圧の流れを順方向とする第2のチェック弁
と、前記第2の液路開閉装置内に配設され、前記液圧ポ
ンプによるブレーキ液の加圧還流を流入せしめて前記第
2の液路開閉装置を作動させ、前記ホイールシリンダか
らのブレーキ液圧の流れを順方向とする第3のチェック
弁と、一端が前記第2の液路開閉装置内に連通するとと
もに他端が前記切換制御弁およびリザーバに連通する液
路に連通する絞り通路と、を具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案は、上記構成をとることにより、マスタ
シリンダとその他の構成とにブロック化でき、マスタシ
リンダと切換制御弁間の液路にマスタシリンダの液圧変
動を緩和させる装置を簡単に組み込むことができ、別の
液路を配設しなくてもABS制御が開始されたことを判
断することができる。
シリンダとその他の構成とにブロック化でき、マスタシ
リンダと切換制御弁間の液路にマスタシリンダの液圧変
動を緩和させる装置を簡単に組み込むことができ、別の
液路を配設しなくてもABS制御が開始されたことを判
断することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例にもとづき、本考
案に係るブレーキ液圧制御装置について説明する。
案に係るブレーキ液圧制御装置について説明する。
【0008】図1は本考案に係るブレーキ液圧制御装置
の概略構成図であるが、本考案に係るブレーキ液圧制御
装置は、ブレーキペダル1の踏み込みに応動してブレー
キ液の制動液圧を出力するマスタシリンダ2と、このマ
スタシリンダ2から液路3a等を介して伝達されるブレ
ーキ液圧によって作動するホイールシリンダ4とを具え
ている。マスタシリンダ2は、2つの独立した加圧室を
備えたタンデム型のシリンダであり、これら2つの加圧
室において発生したブレーキ液圧が互いに独立した配管
によって車輛の前輪と後輪の回転を制御するホイールシ
リンダ4に伝達されるようになっている。図1において
は、このうちの1個の車輪のホイールシリンダ4に対応
する系統のみが示されている。
の概略構成図であるが、本考案に係るブレーキ液圧制御
装置は、ブレーキペダル1の踏み込みに応動してブレー
キ液の制動液圧を出力するマスタシリンダ2と、このマ
スタシリンダ2から液路3a等を介して伝達されるブレ
ーキ液圧によって作動するホイールシリンダ4とを具え
ている。マスタシリンダ2は、2つの独立した加圧室を
備えたタンデム型のシリンダであり、これら2つの加圧
室において発生したブレーキ液圧が互いに独立した配管
によって車輛の前輪と後輪の回転を制御するホイールシ
リンダ4に伝達されるようになっている。図1において
は、このうちの1個の車輪のホイールシリンダ4に対応
する系統のみが示されている。
【0009】マスタシリンダ2において発生したブレー
キ液圧は、液路3a〜3eを経由してホイールシリンダ
4に伝達されるが、このブレーキ液圧は、液路3d,3
eおよび3e,3f間に設けられた切換制御弁5a,5
bによって制御される。本実施例においては、切換制御
弁は、常開の電磁流入弁5a,常閉の電磁流出弁5bで
構成され、電磁流入弁5aが開、電磁流出弁5bが閉で
マスタシリンダ2とホイールシリンダ4とが連通する増
圧状態が、両電磁弁5a,5bが閉で保圧状態が、電磁
流入弁5aが閉、電磁流出弁5bが開でホイールシリン
ダ4と後述するリザーバ7が連通する減圧状態が、それ
ぞれ形成され、液圧制御機能を果たすことになる。な
お、ブレーキ液圧制御用の切換制御弁としては、上記3
状態に切換え可能な電磁切換弁を使用することができる
ことは言うまでもない。6は、チェック弁であり、ブレ
ーキ解除時にホイールシリンダ4内のブレーキ液を液路
3dを介してマスタシリンダ2に速やかに戻すためのも
のである。
キ液圧は、液路3a〜3eを経由してホイールシリンダ
4に伝達されるが、このブレーキ液圧は、液路3d,3
eおよび3e,3f間に設けられた切換制御弁5a,5
bによって制御される。本実施例においては、切換制御
弁は、常開の電磁流入弁5a,常閉の電磁流出弁5bで
構成され、電磁流入弁5aが開、電磁流出弁5bが閉で
マスタシリンダ2とホイールシリンダ4とが連通する増
圧状態が、両電磁弁5a,5bが閉で保圧状態が、電磁
流入弁5aが閉、電磁流出弁5bが開でホイールシリン
ダ4と後述するリザーバ7が連通する減圧状態が、それ
ぞれ形成され、液圧制御機能を果たすことになる。な
お、ブレーキ液圧制御用の切換制御弁としては、上記3
状態に切換え可能な電磁切換弁を使用することができる
ことは言うまでもない。6は、チェック弁であり、ブレ
ーキ解除時にホイールシリンダ4内のブレーキ液を液路
3dを介してマスタシリンダ2に速やかに戻すためのも
のである。
【0010】切換制御弁5a,5bは、周知の如く、マ
イクロコンピュータを内蔵したコントローラ(不図示)
によって制御される。このコントローラには車輪の回転
速度を検出する速度センサ(不図示)が接続されてお
り、この速度センサの出力信号に基づいてコントローラ
が車輪のスリップ率を演算し、このスリップ率が所定の
範囲内に保持されるように切換制御弁5a,5bにより
ブレーキ液圧が制御される。
イクロコンピュータを内蔵したコントローラ(不図示)
によって制御される。このコントローラには車輪の回転
速度を検出する速度センサ(不図示)が接続されてお
り、この速度センサの出力信号に基づいてコントローラ
が車輪のスリップ率を演算し、このスリップ率が所定の
範囲内に保持されるように切換制御弁5a,5bにより
ブレーキ液圧が制御される。
【0011】電磁流出弁5bには液路3fを介してリザ
ーバ7が接続しているが、切換制御弁5a,5bが前記
減圧状態の制御に切換えられると、ホイールシリンダ4
から電磁流出弁5b,液路3fを介して排出されたブレ
ーキ液がリザーバ7に貯えられる。リザーバ7に貯えら
れたブレーキ液は、液路3fに接続する液圧ポンプ8に
より汲み上げられ加圧され、加圧されたブレーキ液圧
は、電磁流入弁5aより上流の液路3dに還流される。
なお、9a,9bは加圧されたブレーキ液圧の流れのみ
を許容するチェック弁である。
ーバ7が接続しているが、切換制御弁5a,5bが前記
減圧状態の制御に切換えられると、ホイールシリンダ4
から電磁流出弁5b,液路3fを介して排出されたブレ
ーキ液がリザーバ7に貯えられる。リザーバ7に貯えら
れたブレーキ液は、液路3fに接続する液圧ポンプ8に
より汲み上げられ加圧され、加圧されたブレーキ液圧
は、電磁流入弁5aより上流の液路3dに還流される。
なお、9a,9bは加圧されたブレーキ液圧の流れのみ
を許容するチェック弁である。
【0012】上記切換制御弁5a,5b、リザーバ7お
よび液圧ポンプ8により、本考案に係るブレーキ液圧制
御装置の液圧制御部Iを構成する。
よび液圧ポンプ8により、本考案に係るブレーキ液圧制
御装置の液圧制御部Iを構成する。
【0013】一方、マスタシリンダ2と切換制御弁5
a,5b間の液路、すなわちマスタシリンダ2のブレー
キ液圧が作用する液路3aと、加圧されたブレーキ液圧
が作用する液路3dとの間には、液路開閉制御部IIが
形成される。この液路開閉制御部IIは、後述する第1
および第2の液路開閉装置10および11、第1,第2
および第3のチェック弁12,13および14、および
絞り通路15によって構成され、通常のブレーキ作動時
においてはブレーキ液圧の流れに抵抗を生じさせず、A
BS作動時において、マスタシリンダの液圧変動を緩和
するため、マスタシリンダからのブレーキ液圧の流れを
制限するよう液路の開閉が制御される。
a,5b間の液路、すなわちマスタシリンダ2のブレー
キ液圧が作用する液路3aと、加圧されたブレーキ液圧
が作用する液路3dとの間には、液路開閉制御部IIが
形成される。この液路開閉制御部IIは、後述する第1
および第2の液路開閉装置10および11、第1,第2
および第3のチェック弁12,13および14、および
絞り通路15によって構成され、通常のブレーキ作動時
においてはブレーキ液圧の流れに抵抗を生じさせず、A
BS作動時において、マスタシリンダの液圧変動を緩和
するため、マスタシリンダからのブレーキ液圧の流れを
制限するよう液路の開閉が制御される。
【0014】第1の液路開閉装置10は、マスタシリン
ダ2と直結する液路3aと、この第1の液路開閉装置1
0と後述する第2の液路開閉装置11とを後述する第1
および第2のチェック弁12および13を介して接続し
切換制御弁5a,5bと連通する液路3bとの間に設け
られる。この第1の液路開閉装置10は、本実施例では
ピストン101の摺動を利用するものであり、ピストン
101は、ハウジング内において液密的かつ摺動自在に
嵌挿される。ハウジング内にはスプリング102が配設
されて通常時において後述する第1のチェック弁12を
強制的に開放するように付勢している。しかしながら、
マスタシリンダ2のブレーキ液圧がブレーキペダル1の
踏み込みにより所定圧に達すると、ピストン101はス
プリング102の付勢力に抗して図中上側に摺動し、ピ
ストン101の先端と後述する第1のチェック弁12と
は当接しなくなり、第1のチェック弁12は液路3bを
閉鎖するように作動する。
ダ2と直結する液路3aと、この第1の液路開閉装置1
0と後述する第2の液路開閉装置11とを後述する第1
および第2のチェック弁12および13を介して接続し
切換制御弁5a,5bと連通する液路3bとの間に設け
られる。この第1の液路開閉装置10は、本実施例では
ピストン101の摺動を利用するものであり、ピストン
101は、ハウジング内において液密的かつ摺動自在に
嵌挿される。ハウジング内にはスプリング102が配設
されて通常時において後述する第1のチェック弁12を
強制的に開放するように付勢している。しかしながら、
マスタシリンダ2のブレーキ液圧がブレーキペダル1の
踏み込みにより所定圧に達すると、ピストン101はス
プリング102の付勢力に抗して図中上側に摺動し、ピ
ストン101の先端と後述する第1のチェック弁12と
は当接しなくなり、第1のチェック弁12は液路3bを
閉鎖するように作動する。
【0015】12は第1のチェック弁であり、一端が第
1の液路開閉装置10と直列に接続されるとともに、他
端は、後述する第2のチェック弁13に液路3bを介し
て接続している。第1のチェック弁12は、マスタシリ
ンダ2からホイールシリンダ4へのブレーキ液圧の流れ
を順方向とするチェック弁であり、増圧用に用いられ
る。つまり、通常時においては、第1の液路開閉装置1
0によって強制的に液路を開放しているが、ブレーキペ
ダル1の踏み込みによってマスタシリンダ2のブレーキ
液圧が第1の液路開閉装置10に入り込むと、ピストン
101が作動して図中上側へ移動し、第1のチェック弁
12は液路を閉鎖する。したがって、ピストン101が
作動後のマスタシリンダ2からのブレーキ液圧の昇圧が
第1のチェック弁12を押し下げてホイールシリンダ4
へ供給される。
1の液路開閉装置10と直列に接続されるとともに、他
端は、後述する第2のチェック弁13に液路3bを介し
て接続している。第1のチェック弁12は、マスタシリ
ンダ2からホイールシリンダ4へのブレーキ液圧の流れ
を順方向とするチェック弁であり、増圧用に用いられ
る。つまり、通常時においては、第1の液路開閉装置1
0によって強制的に液路を開放しているが、ブレーキペ
ダル1の踏み込みによってマスタシリンダ2のブレーキ
液圧が第1の液路開閉装置10に入り込むと、ピストン
101が作動して図中上側へ移動し、第1のチェック弁
12は液路を閉鎖する。したがって、ピストン101が
作動後のマスタシリンダ2からのブレーキ液圧の昇圧が
第1のチェック弁12を押し下げてホイールシリンダ4
へ供給される。
【0016】第2の液路開閉装置11は、一端が液路3
aから分岐した液路3gを介してマスタシリンダ2に連
通するとともに、他端は、液路3bおよび後述する第2
のチェック弁13を介して第1のチェック弁12に連通
する一方、液路3cおよび3dを介して切換制御弁5
a,5bおよび液圧ポンプ8とも連通している。この第
2の液路開閉装置11は、本実施例では段付ピストン1
11の摺動を利用するものであり、段付ピストン111
は、ハウジング内において液密的かつ摺動自在に嵌挿さ
れる。また、ハウジング内には液路3g側にスプリング
112が配設され、通常時において後述する第2のチェ
ック弁13を強制的に開放するように付勢している。し
かしながら、液圧ポンプ8によるブレーキ液の加圧還流
が液路3dおよび3cを介して第2の液路開閉装置11
に供給されると、段付ピストン111はスプリング11
2の付勢力に抗して図中上側に摺動し、段付ピストン1
11と後述する第2のチェック弁13とは当接しなくな
り、第2のチェック弁13は液路3bを閉鎖するように
作動する。
aから分岐した液路3gを介してマスタシリンダ2に連
通するとともに、他端は、液路3bおよび後述する第2
のチェック弁13を介して第1のチェック弁12に連通
する一方、液路3cおよび3dを介して切換制御弁5
a,5bおよび液圧ポンプ8とも連通している。この第
2の液路開閉装置11は、本実施例では段付ピストン1
11の摺動を利用するものであり、段付ピストン111
は、ハウジング内において液密的かつ摺動自在に嵌挿さ
れる。また、ハウジング内には液路3g側にスプリング
112が配設され、通常時において後述する第2のチェ
ック弁13を強制的に開放するように付勢している。し
かしながら、液圧ポンプ8によるブレーキ液の加圧還流
が液路3dおよび3cを介して第2の液路開閉装置11
に供給されると、段付ピストン111はスプリング11
2の付勢力に抗して図中上側に摺動し、段付ピストン1
11と後述する第2のチェック弁13とは当接しなくな
り、第2のチェック弁13は液路3bを閉鎖するように
作動する。
【0017】第2のチェック弁13は、一端が第2の液
路開閉装置11と直列に接続されるとともに、他端は液
路3bを介して第1のチェック弁12に連通している。
第2のチェック弁13は、切換制御弁5a,5bからマ
スタシリンダ2へのブレーキ液圧の流れを順方向とする
チェック弁であり、通常時においては第2の液路開閉装
置11によって強制的に液路3bを開放するとともに、
液圧ポンプ8によるブレーキ液圧の加圧還流のみを許容
する。なお、ブレーキ液圧が加圧還流して第2の液路開
閉装置11の段付ピストン111を作動せしめると、第
2のチェック弁13は液路3bを閉鎖する。したがっ
て、段付ピストン111が作動後のブレーキ液圧の加圧
還流は、第1のチェック弁12がピストン101を図中
上側へ押し上げない間、マスタシリンダ2側へ戻され
る。
路開閉装置11と直列に接続されるとともに、他端は液
路3bを介して第1のチェック弁12に連通している。
第2のチェック弁13は、切換制御弁5a,5bからマ
スタシリンダ2へのブレーキ液圧の流れを順方向とする
チェック弁であり、通常時においては第2の液路開閉装
置11によって強制的に液路3bを開放するとともに、
液圧ポンプ8によるブレーキ液圧の加圧還流のみを許容
する。なお、ブレーキ液圧が加圧還流して第2の液路開
閉装置11の段付ピストン111を作動せしめると、第
2のチェック弁13は液路3bを閉鎖する。したがっ
て、段付ピストン111が作動後のブレーキ液圧の加圧
還流は、第1のチェック弁12がピストン101を図中
上側へ押し上げない間、マスタシリンダ2側へ戻され
る。
【0018】14は第3のチェック弁であり、第2の液
路開閉装置11のピストン111内に液路3cと対向し
て配設される。したがって、液圧ポンプ8によってブレ
ーキ液が加圧還流すると、第3のチェック弁14を押し
上げるとともに段付ピストン111をも押し上げ、液路
3c側の段付ピストン111の段付部とハウジングによ
り形成される液圧制御室113を増大せしめるととも
に、加圧還流量が多い場合には、マスタシリンダ2側へ
第2のチェック弁13を介してブレーキ液圧が流され
る。
路開閉装置11のピストン111内に液路3cと対向し
て配設される。したがって、液圧ポンプ8によってブレ
ーキ液が加圧還流すると、第3のチェック弁14を押し
上げるとともに段付ピストン111をも押し上げ、液路
3c側の段付ピストン111の段付部とハウジングによ
り形成される液圧制御室113を増大せしめるととも
に、加圧還流量が多い場合には、マスタシリンダ2側へ
第2のチェック弁13を介してブレーキ液圧が流され
る。
【0019】本実施例においては、絞り通路15として
のオリフィスが第3のチェック弁14内に形成されてい
る。この絞り通路15は、ABS作動中の増圧中に液圧
制御室113のブレーキ液圧を絞りをかけながらホイー
ルシリンダ4へ供給することにより、マスタシリンダ2
の液圧変動を緩和させる機能を果たしている。
のオリフィスが第3のチェック弁14内に形成されてい
る。この絞り通路15は、ABS作動中の増圧中に液圧
制御室113のブレーキ液圧を絞りをかけながらホイー
ルシリンダ4へ供給することにより、マスタシリンダ2
の液圧変動を緩和させる機能を果たしている。
【0020】なお、本実施においては絞り通路15が第
3のチェック弁14内に形成されたオリフィスを例に説
明したが、本考案においては、これに限定されるもので
はなく、例えば第3のチェック弁14と並列に液圧制御
室113に接続され、液圧制御室113のブレーキ液圧
を絞りをかけながらバイパスするような構造であっても
よい。
3のチェック弁14内に形成されたオリフィスを例に説
明したが、本考案においては、これに限定されるもので
はなく、例えば第3のチェック弁14と並列に液圧制御
室113に接続され、液圧制御室113のブレーキ液圧
を絞りをかけながらバイパスするような構造であっても
よい。
【0021】次に、上記実施例の動作を図2および図3
を用いて説明すると、以下のとおりである。
を用いて説明すると、以下のとおりである。
【0022】すなわち通常のブレーキ作動時には、図2
(A)に示すように、ブレーキペダル1を踏み込むこと
により、マスタシリンダ2から所定のブレーキ液圧が発
生する。そして、ブレーキ液圧が上記所定圧(数kg/
cm2 )に達すると、第1の液路開閉装置10内のピス
トン101は図中上側へ摺動して液路3bの導通を解除
するとともに、その後のブレーキ液圧の昇圧は、第1の
チェック弁12を押し開けることにより、液路3b,3
c,3dおよび第2のチェック弁13を介し、ホイール
シリンダ4に供給される。
(A)に示すように、ブレーキペダル1を踏み込むこと
により、マスタシリンダ2から所定のブレーキ液圧が発
生する。そして、ブレーキ液圧が上記所定圧(数kg/
cm2 )に達すると、第1の液路開閉装置10内のピス
トン101は図中上側へ摺動して液路3bの導通を解除
するとともに、その後のブレーキ液圧の昇圧は、第1の
チェック弁12を押し開けることにより、液路3b,3
c,3dおよび第2のチェック弁13を介し、ホイール
シリンダ4に供給される。
【0023】なお、その際、マスタシリンダ2のブレー
キ液圧は液路3gを通って第2の液路開閉装置11のス
プリング112を配設した大径側へ供給されるから、段
付ピストン111による第2のチェック弁13に対する
強制開放は維持されている。
キ液圧は液路3gを通って第2の液路開閉装置11のス
プリング112を配設した大径側へ供給されるから、段
付ピストン111による第2のチェック弁13に対する
強制開放は維持されている。
【0024】ブレーキペダル1の踏み込みを解除する
と、マスタシリンダ2のブレーキ液圧は下がり、図2
(B)に示すように、第1の液路開閉装置10内のピス
トン101は元の位置に戻り、第1のチェック弁12を
強制的に開放するから、液路3a〜3eを介し、ホイー
ルシリンダ4内の全減圧が行われる。
と、マスタシリンダ2のブレーキ液圧は下がり、図2
(B)に示すように、第1の液路開閉装置10内のピス
トン101は元の位置に戻り、第1のチェック弁12を
強制的に開放するから、液路3a〜3eを介し、ホイー
ルシリンダ4内の全減圧が行われる。
【0025】一方、上記ブレーキ作動状態で車輪がロッ
クしそうになるとABS制御が作動し、切換制御弁5
a,5bが励磁される。これにより、図3(A)に示す
ように、電磁流入弁5aが閉、電磁流出弁5bが開とな
り、ホイールシリンダ4のブレーキ液圧が液路3eおよ
び3fを介してリザーバ7へ逃がされる。リザーバ7へ
蓄えられたブレーキ液は液圧ポンプ8により加圧され、
加圧されたブレーキ液圧は、液路3dおよび液路3cを
介して第2の液路開閉装置11へと還流する。これによ
り、第3のチェック弁14は押し上げられて液圧制御室
113は増大し、第2の液路開閉装置11の段付ピスト
ン111はスプリング112に抗して図中上側へ摺動す
る。
クしそうになるとABS制御が作動し、切換制御弁5
a,5bが励磁される。これにより、図3(A)に示す
ように、電磁流入弁5aが閉、電磁流出弁5bが開とな
り、ホイールシリンダ4のブレーキ液圧が液路3eおよ
び3fを介してリザーバ7へ逃がされる。リザーバ7へ
蓄えられたブレーキ液は液圧ポンプ8により加圧され、
加圧されたブレーキ液圧は、液路3dおよび液路3cを
介して第2の液路開閉装置11へと還流する。これによ
り、第3のチェック弁14は押し上げられて液圧制御室
113は増大し、第2の液路開閉装置11の段付ピスト
ン111はスプリング112に抗して図中上側へ摺動す
る。
【0026】なお、この際、第1および第2のチェック
弁12,13とも両ピストン101,111が図中上側
へ押し上げられているため、閉鎖された状態となる。
弁12,13とも両ピストン101,111が図中上側
へ押し上げられているため、閉鎖された状態となる。
【0027】また、ABSの作動において、減圧後に増
圧制御へ移行した場合には、図3(B)に示すように、
第2の液路開閉装置11の段付ピストン111は図中上
側に位置し、第2のチェック弁13は液路3bとの導通
を遮断しているので、通常のブレーキ液圧供給ラインは
遮断され、液圧制御室113のブレーキ液圧しか、絞り
通路15から液路3c〜3dを介してホイールシリンダ
4に供給されることがない。したがって、ホイールシリ
ンダ4の液圧変化に伴って発生するマスタシリンダ2の
液圧変動は、絞り通路15の絞り効果によりもたらされ
る液圧制御室113からのブレーキ液圧により、低く押
えられ緩和されることになる。
圧制御へ移行した場合には、図3(B)に示すように、
第2の液路開閉装置11の段付ピストン111は図中上
側に位置し、第2のチェック弁13は液路3bとの導通
を遮断しているので、通常のブレーキ液圧供給ラインは
遮断され、液圧制御室113のブレーキ液圧しか、絞り
通路15から液路3c〜3dを介してホイールシリンダ
4に供給されることがない。したがって、ホイールシリ
ンダ4の液圧変化に伴って発生するマスタシリンダ2の
液圧変動は、絞り通路15の絞り効果によりもたらされ
る液圧制御室113からのブレーキ液圧により、低く押
えられ緩和されることになる。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るブレ
ーキ液圧制御装置によれば、装置自体の内部液路構成を
大幅に変更したり、別の液路を配管等で配設することな
く、上記絞り機構を持たない既存の装置にABS用のマ
スタシリンダの液圧変動を緩和する装置を付加すること
ができる。
ーキ液圧制御装置によれば、装置自体の内部液路構成を
大幅に変更したり、別の液路を配管等で配設することな
く、上記絞り機構を持たない既存の装置にABS用のマ
スタシリンダの液圧変動を緩和する装置を付加すること
ができる。
【図1】本考案に係るブレーキ液圧制御装置の概略構成
図である。
図である。
【図2】本考案に係る実施例の動作を示す説明図で、
(A)は通常ブレーキ時を、(B)はそのペダル解除時
を示している。
(A)は通常ブレーキ時を、(B)はそのペダル解除時
を示している。
【図3】本考案に係る実施例の動作を示す説明図で、
(A)はABS作動中の減圧時を、(B)はその増圧時
を示している。
(A)はABS作動中の減圧時を、(B)はその増圧時
を示している。
1 ブレーキペダル 2 マスタシリンダ 3a〜3g 液路 4 ホイールシリンダ 5a,5b 切換制御弁 7 リザーバ 8 液圧ポンプ 10 第1の液路開閉装置 11 第2の液路開閉装置 12 第1のチェック弁 13 第2のチェック弁 14 第3のチェック弁 15 絞り通路
Claims (2)
- 【請求項1】 ブレーキペダルの踏み込みに応動してブ
レーキ液圧を出力するマスタシリンダと、 このマスタシリンダから液路を介して伝達されるブレー
キ液圧によって作動するホイールシリンダと、 前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダ間の前記液
路に連通し前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を制御
する切換制御弁と、 この切換制御弁の制御によってブレーキ液圧を減圧する
ときに前記ホイールシリンダから前記切換制御弁を介し
て排出されるブレーキ液を貯えるリザーバと、 このリザーバのブレーキ液を加圧して加圧されたブレー
キ液圧を前記マスタシリンダと前記切換制御弁間の前記
液路に還流させる液圧ポンプと、 を含む液圧制御装置において、 前記マスタシリンダと前記切換制御弁間の前記液路に連
通し、前記マスタシリンダのブレーキ液圧が所定圧に達
すると作動する第1の液路開閉装置と、 前記液路内に前記第1の液路開閉装置と直列に連通し、
通常時はこの第1の液路開閉装置によって強制的に前記
液路を開放するとともに、前記第1の液路開閉装置の前
記作動によって前記液路を閉鎖し、前記マスタシリンダ
から前記ホイールシリンダへのブレーキ液圧の流れを順
方向とする第1のチェック弁と、 前記マスタシリンダと前記切換制御弁間の前記液路に連
通し、前記液圧ポンプによるブレーキ液の加圧還流によ
り作動する第2の液路開閉装置と、 前記液路内に前記第2の液路開閉装置と直列に連通する
とともに前記第1のチェック弁とも連通し、通常時は前
記第2の液路開閉装置によって前記液路を開放するとと
もに、前記第2の液路開閉装置の前記作動によって前記
液路を閉鎖し、前記ホイールシリンダから前記マスタシ
リンダへのブレーキ液圧の流れを順方向とする第2のチ
ェック弁と、 前記第2の液路開閉装置内に配設され、前記液圧ポンプ
によるブレーキ液の加圧還流を流入せしめて前記第2の
液路開閉装置を作動させ、前記ホイールシリンダからの
ブレーキ液圧の流れを順方向とする第3のチェック弁
と、 一端が前記第2の液路開閉装置内に連通するとともに他
端が前記切換制御弁およびリザーバに連通する液路に連
通する絞り通路と、 を具えたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。 - 【請求項2】 前記絞り通路が前記第3のチェック弁に
形成されたオリフィスである請求項1記載のブレーキ液
圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5264892U JP2582389Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | ブレーキ液圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5264892U JP2582389Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | ブレーキ液圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612239U JPH0612239U (ja) | 1994-02-15 |
JP2582389Y2 true JP2582389Y2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=12920671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5264892U Expired - Lifetime JP2582389Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | ブレーキ液圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582389Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP5264892U patent/JP2582389Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0612239U (ja) | 1994-02-15 |
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