JP2930677B2 - 車両用アンチロックブレーキ装置 - Google Patents

車両用アンチロックブレーキ装置

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JP2930677B2
JP2930677B2 JP18880690A JP18880690A JP2930677B2 JP 2930677 B2 JP2930677 B2 JP 2930677B2 JP 18880690 A JP18880690 A JP 18880690A JP 18880690 A JP18880690 A JP 18880690A JP 2930677 B2 JP2930677 B2 JP 2930677B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行中のブレーキ操作によって車輪がロッ
クするのを防止するアンチロックブレーキ装置に関す
る。
〔従来の技術〕
車両用アンチロックブレーキ装置は、車両が車輪の回
転が停止した状態で路面上を滑って走行するのを防止す
るためのものであり、従来、例えば特開平2−11448号
公報に記載されたものがある。この装置は、マスタシリ
ンダからの油圧を油路を介してキャリパに伝達して車輪
を制御する制御手段と、車輪がロック状態になるとキャ
リパへの作動油をリザーバに逃がしてキャリパの油圧を
低下させる減圧手段と、リザーバに流入した作動油をポ
ンプで上記油路に戻す帰還手段とを備えたブレーキ機構
を前輪側,後輪側にそれぞれ独立して備えている。
上記車両用アンチロックブレーキ装置においてブレー
キ操作子を操作すると、マスタシリンダで発生した油圧
によってキャリパが車輪を制動する。この場合、路面状
況等によって車輪がロック状態になるとキャリパへの油
圧供給が停止されるとともに、キャリパの作動油がリザ
ーバに逃がされる。そしてこのリザーバに流入した作動
油はフロント,リヤ共通のモータで駆動されるポンプに
より、マスタシリンダ側の油路に戻される。
このようなアンチロックブレーキ装置では、上記キャ
リパへの作動油をリザーバに逃がすことによってアンチ
ロック機能を実現しているから、ブレーキ操作子の1回
の操作で、マスタシリンダから送出される作動油量と、
リザーバの収容油量との関係が問題となる。一方リザー
バ内の作動油は帰還手段で油路に戻されるのであるか
ら、このリザーバの容量はあまり大きく設定する必要は
ないと考えられる。従ってリザーバの容量を上記1回の
操作でマスタシリンダから送出された作動油量より小さ
くすることが考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、例えば上記帰還手段が故障した場合、リザ
ーバに流入した作動油の返送が停止するから車輪のロッ
ク状態が連続するとリザーバが満杯となってキャリパの
作動油はリザーバ内に逃げることができなくなる。その
ためアンチロック機能が得られなくなり、ブレーキの操
作フィーリングはアンチロック機能を有しない通常のブ
レーキ装置と同様となる。このことにより、ライダーの
ブレーキ操作におけるフィーリングが、上記帰還手段の
故障前後で異なる場合が考えられる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもの
で、仮に帰還手段が故障してもブレーキの操作フィーリ
ングがそれほど異なることのない車両用アンチロックブ
レーキ装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、ブレーキ操作子を操作してマスタ
シリンダで発生させた油圧を油路を介して、キャリパに
伝えて車輪を制動するようにした制動手段と、上記車輪
のロック状態に応じて上記油路を閉じてマスタシリンダ
からキャリパへの油圧供給を停止するとともに、キャリ
パの作動油をリザーバべ逃がしてキャリパの油圧を低下
させる減圧手段と、上記リザーバに流入した作動油をポ
ンプにより上記キャリパ側の油路へ戻す帰還手段とを備
えた前輪側ブレーキ機構及び後輪側ブレーキ機構をそれ
ぞれ独立して設け、上記両ブレーキ機構の上記ポンプを
共通の駆動源で駆動する車両用アンチロックブレーキ装
置において、前輪側と後輪側のいずれか一方のブレーキ
機構のリザーバの最大容量を、該一方のブレーキ操作子
の1回のストロークでマスタシリンダから送出される作
動油量より小さく設定し、かつ、他方のブレーキ機構の
リザーバの最大容量を、該他方のブレーキ操作子の1回
のストロークでマスタシリンダから送出される作動油量
より大きく設定したことを特徴としている。
〔作 用〕
本発明に係る車両用アンチロックブレーキ装置によれ
ば、前輪側及び、後輪側のブレーキ操作子を操作する
と、前輪側及び後輪側のマスタシリンダからの油圧が前
輪側キャリパ及び後輪側キャリパに伝達され、前輪及び
後輪が制動される。そして、車輪がロックしようとする
と、減圧手段が働き、前輪側キャリパ及び後輪側キャリ
パの作動油が前輪側リザーバ,後輪側リザーバに逃げて
アンチロックブレーキ機能が得られる。
以上のように動作する本発明装置において、帰還手段
が故障した場合は、作動油がマスタシリンダ側の油路に
戻らなくなる。このとき、前輪側又は後輪側のいずれか
一方のリザーバは、該一方のマスタシリンダの1ストロ
ークによる送出油量より小さく設定されているので、ア
ンチロック作用が連続すると、該一方のリザーバは作動
油が満杯となり、該一方のキャリパの減圧ができなくな
る。そのため該一方のブレーキ機構の操作フィーリング
はアンチロック機能を有しない通常のブレーキき同様に
なる。しかし他方のリザーバは、該他方のマスタシリン
ダの1ストロークの容量より大きく設定されているので
アンチロック作用が連続した場合でも、ブレーキ操作子
の1回の操作でリザーバが満杯になることはなく、従っ
て一回の操作の途中でアンチロック機能が失われること
はない。
このように本発明では、帰還手段の故障の前後におい
て前輪側,後輪側のいずれか一方のブレーキ操作フィー
リングが変化するおそれがあるものの、他方のブレーキ
操作フィーリングは変化しないので、それだけ操作フィ
ーリングの変化を抑制できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の第1実施例による車両用アンチロッ
クブレーキ装置を説明するための図である。
図において、1は前輪用ブレーキ操作子としてのブレ
ーキレバーであり、このブレーキレバー1はフロントマ
スタシリンダ2のピストンロッド2aに接続されており、
ブレーキレバー1の回動操作によって油圧が発生する。
なお、図示していないが、上記マスタシリンダ2には作
動油補給用リザーブタンクが接続されている。上記フロ
ントマスタシリンダ2は油圧供給管16によってフロント
キャリパ4に接続されている。このフロントキャリパ4
は前輪に固着されたディスクプレート18を挾持するよう
に配設されており、上記ブレーキレバー1,フロントマス
タシリンダ2,及びフロントキャリパ4によって前輪用制
動手段が構成されている。また上記ディスクプレート18
の近傍には、前輪の回転速度を検出する前輪速センサ5
が配設されている。
また上記油圧供給管16の途中には、フロントソレノイ
ドバルブ3が介設されており、該ソレノイドバルブ3は
油圧逃がし管16aを介してフロントリザーバ6に接続さ
れている。このリザーバ6はケーシング6a内にピストン
6bをリターンばね6cで閉方向に付勢配置してなる。そし
てこのフロントリザーバ6の最大容量q2は、上記フロン
トマスタシリンダ2の1ストロークの送出油量Q2より大
きく、即ち(q2>Q2)に設定されている。上記フロント
ソレノイドバルブ3,及びフロントリザーバ6によって、
上記油圧供給管16を閉じてキャリパ4への油圧供給を停
止するとともに、該キャリパ4の作動油を逃がしてキャ
リパの油圧を低下させる前輪用減圧手段が構成されてい
る。
また上記油圧供給管16のソレノイドバルブ3上流側部
分と上記油圧逃がし管16aとは油圧戻り管16bで接続され
ており、該戻り管16bの途中には、逆止弁17a,ポンプ7a,
逆止弁17bが介設されており、このポンプ7aはモータ8
で駆動される。これによりフロントリザーバ6内の作動
油をフロントマスタシリンダ2に返送する前輪用帰還手
段が構成されている。
また、9は後輪用ブレーキ操作子としてのブレーキペ
ダルであり、このブレーキペダル9はリヤマスタシリン
ダ10のピストンロッド10aに接続されており、このリヤ
マスタシリンダ10は後輪用ディスクプレート20に配設さ
れたリヤキャリパ12に油圧供給管19で接続されており、
これにより後輪用制動手段が構成されている。また後輪
用ディスクプレート20には、後輪速センサ13が配設され
ている。なお、図示していないが、上記マスタシリンダ
10には作動油補給用リザーブタンクが接続されている。
また上記油圧供給管19の途中には、リヤソレノイドバ
ルブ11が配設されており、該ソレノイドバルブ11はリヤ
リザーバ14に油圧逃がし管19aで接続されている。ここ
で上記リヤリザーバ14はケーシング14a内にピストン14b
をリターンばね14cで付勢して配置してなり、該リヤリ
ザーバ14の最大容量q1は、上記リヤマスタシリンダ10の
1ストロークの送出油量Q1より小さく、即ち(q1<Q1)
に設定されている。このリヤリザーバ14,リヤソレノイ
ドバルブ11により後輪用減圧手段が構成されている。
また上記リヤマスタシリンダ10とリヤリザーバ14とは
油圧戻り管19bで接続されており、該戻り管19bの途中に
は逆止弁21a,ポンプ7b,逆止弁21bが介設されている。こ
のポンプ7bは上記前輪用ポンプ7aと共通のモータ8で駆
動されている。これによりリヤリザーバ14内の作動油を
リヤマスタシリンダに戻す後輪用帰還手段が構成されて
いる。
15は、上述の制動手段,帰還手段及び減圧手段の動作
を制御するためのコントローラであり、以下のように構
成されている。これは、前輪速センサ5,後輪速センサ13
からの車輪速度信号24a,24eが入力され、両信号から車
輪がロック状態にあるか否かを判定し、ロック状態にあ
ると判定された側のフロントソレノイドバルブ3又はリ
ヤソレノイドバルブ11に減圧信号24b又は24dを出力す
る。またこのときリザーバに戻された作動油を返送する
ための帰還信号24cを出力し、モータ8を運転する。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例装置において、ブレーキレバー1又はブレー
キペダル9を操作すると、マスタシリンダ2又はマスタ
シリンダ10で発生した油圧がフロントキャリパ4又はリ
ヤキャリパ12に伝達され、これにより前輪又は後輪が制
動される。
一方、コントローラ15は、前輪速センサ5,後輪速セン
サ13からの車輪速度信号24a,24eにより、各車輪のロッ
ク状態を判定する。例えば後輪がロック状態と判定する
と、リヤソレノイドバルブ11に減圧信号24dが出力さ
れ、これによりリヤソレノイドバルブ11が図示と逆位置
に切り換えられる。これによりリヤキャリパ12への油圧
供給が停止されるとともに、リヤキャリパ12の作動油が
油圧逃がし管19aを介してリヤリザーバ14に流入するこ
ととなり、その結果アンチロック機能が得られる。また
この時モータ8がポンプ7bを駆動し、リヤリザーバ14の
作動油はリヤマスタシリンダ10側に返送される。
上記のような動作を行う本実施例装置において、帰還
手段を構成するポンプ7a,7b,モータ8等が故障した場合
は、作動油がフロント,リヤマスタシリンダ2,10側に戻
らなくなる。そのためブレーキペダル9によるブレーキ
操作を連続して行い、かつロック回避作用が続いた場合
は、リヤリザーバ14に作動油が連続して流入することと
なる。ここで後輪側のリヤリザーバ14の最大容量q1は、
リヤマスタシリンダ10の1ストロークの送出油量Q1より
小さく設定されているため、上記ブレーキ操作を続ける
とリヤリザーバ14は作動油が満杯となる。そのためリヤ
キャリパ12の減圧ができなくなり、その結果後輪側のブ
レーキ操作フィーリングはアンチロック機能を有しない
通常のブレーキ装置と同様となる。
一方、前輪側のフロントリザーバ6の最大容量q2は、
フロントマスタシリンダ2の1ストロークの送出油量Q2
より大きく設定されているので、1回のフロントブレー
キ操作でフロントリザーバ6が作動油で満杯になること
はなく、従って1回のフロントブレーキ操作においては
連続してアンチロック機能が得られる。
このように本実施例では、リヤリザーバ14については
リヤマスタシリンダ10より容量を小さく設定するととも
に、フロントリザーバ6についてはフロントマスタシリ
ンダ2より容量を大きく設定したので、モータ8等の帰
還手段の故障前後において、リヤブレーキの操作フィー
リングの変化はあるものの、フロントブレーキの操作フ
ィーリングの変化を回避でき、全体としてのフィーリン
グの変化を抑制できる。
第2図は本発明の第2実施例を示し、図中、第1図と
同一符号は同一又は相当部分を示す。
本実施例では、フロント,リヤソレノイドバルブ3,11
は逆止弁17c,21cでバイパスされている。なお、図示し
ていないが、フロントマスタシリンダ2,リヤマスタシリ
ンダ10には作動油を供給するための作動油補給用リザー
ブタンクが接続されている。またフロントリザーバ36,
リヤリザーバ34は、ケーシング36a,34a内をピストン36
b,34bでリザーブ室36c,34cと背圧室36d,34dに画成して
なる容積制御型のものである。ここで上記フロントリザ
ーバ36のリザーブ室36cの最大容量q2は、フロントマス
タシリンダ2の1ストロークの送出油量Q2より大きく、
即ち(q2>Q2)に設定され、リヤリザーバ34のリザーブ
室34cの最大容量q1は、リヤマスタシリンダ10の1スト
ロークの送出油量Q1より小さく、即ち(q1<Q1)に設定
されている。
また、上記フロント,リヤリザーバ36,34の背圧室36
d,34dには供給ソレノイドバルブ3a,11a及び戻りソレノ
イドバルブ3b,11bが接続されており、戻りソレノイドバ
ルブ3b,11bは逆止弁17d,21dでバイパスされ、かつ戻し
管25cでリザーバ駆動用油の供給タンク23cに接続されて
いる。また上記供給ソレノイドバルブ3a,11aは背圧供給
管25bで逆止弁22a,ポンプ7を介して上記供給タンク23c
に接続されている。上記ポンプ7はモータ8で駆動さ
れ、かつ逆止弁22bでバイパスされている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
通常の制動動作は上記実施例と同一である。このと
き、供給,戻りソレノイドバルブ3a,11a及び3b,11bはオ
フしており、各リザーバ36,34の容積は固定されてい
る。そしてコントローラ15が例えば後輪がロック状態に
あると判定すると、ソレノイドバルブ11がオフ側に切り
換えられるとともに、戻りソレノイドバルブ11bがオン
側に切り換えられる。これにより、リヤキャリパ12への
油圧供給が停止されるとともに、該リヤキャリパ12の作
動油がリヤリザーバ34のリザーブ室34cに流入し、これ
によってアンチロック機能が得られる。また上記ロック
状態が回避されると戻りソレノイドバルブ11bがオフす
るとともに供給ソレノイドバルブ11aがオンし、ポンプ
7からの油圧によってピストン34bが前進し、上記流入
した作動油は油圧供給管19内に戻されることとなる。
このような動作を行う本実施例装置においてモータ8
又ポンプ7が故障した場合、後輪側においてはリヤリザ
ーバ34の容量がリヤマスタシリンダ10の容量より小さく
設定されていることから、上記故障の前後においてブレ
ーキ操作フィーリングが変化するものの、前輪側におい
てはフロントリザーバ36の容量がフロントマスタシリン
ダ2の容量より大きく設定されているので一回の操作中
に操作フィーリングが変化することはない。従って上記
第1実施例と同様にブレーキ操作フィーリングの変化を
抑制することができる。
なお、上記実施例では、後輪用リザーバの容量を後輪
用マスタシリンダ容量より小さく設定し、前輪用につい
てはリザーバ容量をマスタシリンダ容量より大きく設定
したが、本発明では上記と逆に設定してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る車両用アンチロックブレー
キ装置によれば、帰還手段が故障した場合には、前輪側
又は後輪側のどちらか一方のリザーバ容量をマスタシリ
ンダの1ストロークの容量より小さく設定し、他方のリ
ザーバ容量をマスタシリンダの1ストロークの容量より
大きく設定したので、帰還手段の故障前後におけるブレ
ーキ操作フィーリングの変化を抑制できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による車両用アンチロック
ブレーキ装置を説明するための構成図、第2図は第2実
施例の構成図である。 図において、1,9はブレーキレバー,ブレーキペダル
(ブレーキ操作子)、2,10はフロント,リヤマスタシリ
ンダ、4,12はフロントキャリパ,リヤキャリパ、6,36は
フロントリザーバ、7,7a,7bはポンプ、8はモータ(駆
動源)、14,34はリヤリザーバ、16,19は油圧供給管(油
路)である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキ操作子を操作してマスタシリンダ
    で発生させた油圧を油路を介してキャリパに伝えて車輪
    を制動するようにした制動手段と、上記車輪のロック状
    態に応じて上記油路を閉じてマスタシリンダからキャリ
    パへの油圧供給を停止するとともに、キャリパの作動油
    をリザーバへ逃がしてキャリパの油圧を低下させる減圧
    手段と、上記リザーバに流入した作動油をポンプにより
    上記キャリパ側の油路へ戻す帰還手段とを備えた前輪側
    ブレーキ機構及び後輪側ブレーキ機構をそれぞれ独立し
    て設け、上記両ブレーキ機構の上記ポンプを共通の駆動
    源で駆動する車両用アンチロックブレーキ装置におい
    て、前輪側と後輪側のいずれか一方のブレーキ機構のリ
    ザーバの最大容量を、該一方のブレーキ操作子の1回の
    ストロークでマスタシリンダから送出される作動油量よ
    り小さく設定し、かつ、他方のブレーキ機構のリザーバ
    の最大容量を、該他方のブレーキ操作子の1回のストロ
    ークでマスタシリンダから送出される作動油量より大き
    く設定したことを特徴とする車両用アンチロックブレー
    キ装置。
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