JP2001191830A - チャイルドシート検知装置 - Google Patents

チャイルドシート検知装置

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JP2001191830A JP2000003027A JP2000003027A JP2001191830A JP 2001191830 A JP2001191830 A JP 2001191830A JP 2000003027 A JP2000003027 A JP 2000003027A JP 2000003027 A JP2000003027 A JP 2000003027A JP 2001191830 A JP2001191830 A JP 2001191830A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はチャイルドシートの装着及び乗員の
有無を自動的に判別することを課題とする。 【解決手段】 車両シート10に組み込まれたチャイル
ドシート検知装置22は、歪センサ等からなる4個の荷
重センサ24a〜24dを有し、各荷重センサ24a〜
24dにより検出されたにより検知された各荷重の相対
的な変化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から車
両シート10にチャイルドシート(図示せず)が装着さ
れているのか、あるいは車両シート10に乗員が着座し
ているのかを判別する判別機能を有している。そのた
め、チャイルドシート検知装置22により車両シート1
0にチャイルドシートが装着されているのか、乗員が着
座しているのかを正確に判別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャイルドシート
検知装置に係り、特に、車両シート上にチャイルドシー
トが装着されているか否かを検知するうえで好適なチャ
イルドシート検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車両シートに子供を着座させる
際には、チャイルドシートを座席に固定して子供をチャ
イルドシートに座らせることが義務付けられている。チ
ャイルドシートは、シートベルトを用いて座席に固定す
るように構成されているので、シートベルトがあれば、
車両シートに装着することができる。
【0003】しかしながら、チャイルドシートが助手席
に装着された場合、車両衝突時にエアバックが開くと、
エアバックの圧力でチャイルドシートが圧迫されてしま
いチャイルドシートに座っている子供がエアバックによ
る衝撃を受けることになる。そこで、チャイルドシート
が助手席に装着されているときは、車両衝突時にエアバ
ックが作動しないように自動的に切り替わることが要望
されている。
【0004】ところで、車両シートに大人が着座してい
るのか、あるいはチャイルドシートが装着されているか
どうかを自動的に判別する装置としては、例えば特開平
11−1153号に開示される如く、車両シートに着座
する乗員の荷重を検知する体重検知装置を用いた構成の
ものが研究されている。
【0005】この体重検知装置は、車両シートを前後方
向にガイドする一対のシートレールと、車体フロアに設
けられた一対のシートブラケットとの間に介装された4
個の荷重センサを備えている。一対のシートブラケット
の前端部および後端部は、それぞれ、別個のシートブラ
ケットにより支持されている。そして、4個の荷重セン
サは、左右に配置された一対のシートブラケットの前端
部および後端部に位置するように設けられている。
【0006】各荷重センサは、シートレールと共に、シ
ートブラケットにボルトにより締め付け固定されてい
る。かかる構成において、車両シートに乗員が着座する
と、その乗員の体重に応じた荷重が分散して4個の荷重
センサに作用する。従って、上記の体重検知装置によれ
ば、4個の荷重センサの出力信号に基づいて、車両シー
トに着座する乗員の体重を検知することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された体重検知装置を用いてチャイルドシート
の有無を判別する場合、4個の荷重センサにより検出さ
れた各荷重の総和からチャイルドシートが装着されてい
るのか、大人が着座しているのかを判別するため、例え
ば小柄な大人が車両シートに着座している場合には、総
荷重がチャイルドシート装着時とほぼ等しくなり、チャ
イルドシートが装着されているのか、あるいは小柄な大
人が着座しているのかを判別することが難しいといった
問題がある。
【0008】また、上記のような体重検知装置を用いた
チャイルドシート検知装置では、小柄な大人が着座して
いるのにチャイルドシートが装着されているものと判別
した場合には、エアバックを非作動状態にセットしてし
まうおそれがある。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、車両シート上にチャイルドシートが装着されて
いるのか、あるいはチャイルドシートが必要でない大人
が着座しているのかを正確に判別できるよう構成された
チャイルドシート検知装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下のような特徴を有する。
【0011】上記請求項1記載の発明は、車両シートの
複数箇所に配置された各荷重センサからの検出信号によ
り前記車両シートに作用する荷重を検知する荷重検知手
段と、前記荷重検知手段により検知された各荷重の相対
的な変化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から前
記車両シートにチャイルドシートが装着されているの
か、あるいは前記車両シートに乗員が着座しているのか
を判別する判別手段と、を備えてなることを特徴とする
ものである。
【0012】請求項1記載の発明によれば、荷重検知手
段により検知された各荷重の相対的な変化状態を監視
し、各荷重の変化状態の差異から前記車両シートにチャ
イルドシートが装着されているのか、あるいは車両シー
トに乗員が着座しているのかを判別するため、例え小柄
な大人が車両シートに着座した場合でもチャイルドシー
トが装着されているものと誤検出することを防止でき
る。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のチャイルドシート検知装置において、前記判別手段
は、前記荷重検知手段により検知された総荷重が所定の
荷重以下の場合、前記車両シートに前記チャイルドシー
トが装着されているものと判断する第1の判断手段と、
前記荷重検知手段により検出された総荷重が所定の荷重
以上の場合、前記シートベルトの締め付け力が作用する
一の荷重センサにより検出された荷重が前記総荷重の所
定割合以下であるとき、乗員が着座しているものと判断
する第2の判断手段と、前記シートベルトの締め付け力
が作用する一の荷重センサにより検出された荷重が前記
総荷重の所定割合以上であるとき、前記一の荷重センサ
により検出された荷重の一定時間に対する変動率が所定
範囲内であれば、前記チャイルドシートが装着されてい
るものと判断する第3の判断手段と、を備えることを特
徴とするものである。
【0014】請求項2記載の発明によれば、第1の判断
手段で総荷重に基づいてチャイルドシートの有無を判別
し、第2の判断手段でシートベルトの締め付け力が作用
する一の荷重センサにより検出された荷重に基づいてチ
ャイルドシートの必要がない乗員が着座しているか否か
を判別し、第3の判断手段で荷重の変動率からチャイル
ドシートが装着されているか否かを判別するため、複数
の荷重センサにより検出された各荷重の相対的な差異と
荷重の変動率から車両シート上にチャイルドシートが装
着されているのか、あるいは乗員が着座しているのかを
正確に判別できる。
【0015】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載のチャイルドシート検知装置において、前記判別手段
は、前記車両シートに配置された複数の荷重センサのう
ち、前記シートベルトの締め付け力が作用する一の荷重
センサが検出した荷重が他の荷重センサに比べて小さい
値を示す場合に、前記チャイルドシートが装着されてい
るものと判断することを特徴とするものである。
【0016】請求項3記載の発明によれば、シートベル
トの締め付け力が作用する荷重センサが検出した荷重が
他の荷重センサに比べて小さい値を示すかどうかを監視
することにより、例えば、チャイルドシートが装着され
た状態で車両シートを車両前側へスライドさせたときの
荷重変化を検出し、チャイルドシートが装着されている
ことを正確に判別できる。
【0017】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載のチャイルドシート検知装置において、前記車両シー
トに前後方向にスライドさせたことを検出するスライド
センサを備え、前記判別手段は、前記スライドセンサに
より前記車両シートが車両前方へスライド動作したこと
が検出されたとき、前記チャイルドシートが装着されて
いるか否かを判断することを特徴とするものである。
【0018】請求項4記載の発明によれば、スライドセ
ンサにより車両シートが車両前方へスライド動作したこ
とが検出されたとき、チャイルドシートが装着されてい
るか否かを判断するため、チャイルドシートの装着を行
ったときの荷重変化を検出してチャイルドシートが装着
されているか否かを正確に判別できる。
【0019】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載のチャイルドシート検知装置において、前記シートベ
ルトの金具が結合されるバックルに前記シートベルトの
金具を検出する検出手段を設け、前記判別手段は、前記
検出手段により前記シートベルトの金具が前記バックル
に結合されたとき、前記チャイルドシートが装着されて
いるか否かを判断することを特徴とするものである。
【0020】請求項5記載の発明によれば、検出手段に
よりシートベルトの金具がバックルに結合されたことが
検出されたとき、チャイルドシートが装着されているか
否かを判断するため、チャイルドシートが装着されたと
き、あるいは乗員が着座したときに各荷重センサの荷重
変化を検出してチャイルドシートが装着されているか否
かを正確に判別できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施例である
チャイルドシート検知装置を搭載する車両を助手席側の
車両シート10の車幅方向中央を通る垂直な平面で切断
した際の縦断面図である。
【0022】図1に示されるように、車両シート10に
着座した乗員(図1中、2点鎖線で示す)13は、シー
トベルト15により保持される。そして、本車両には、
衝突時の衝撃から乗員13を保護する手段としてエアバ
ッグモジュール14が設けられている。
【0023】本実施例のシステムは、電子制御ユニット
(以下、ECUと称す)12を備えている。ECU12
には、上記エアバッグモジュール14およびインジケー
タ16が接続されている。エアバッグモジュール14
は、車室内のインストルメントパネル18内に収納され
ており、ECU12から所定の駆動信号が供給されるこ
とにより作動する。
【0024】また、インジケータ16は、インストルメ
ントパネル18の表面に配設されており、ECU12か
ら所定の点灯信号が供給されることにより点灯する。E
CU12は、エアバッグモジュール14の作動を禁止す
る場合にインジケータ16を点灯させる。
【0025】ECU12には、車両の始動・停止を切り
換えるためのイグニションスイッチ(以下、IGスイッ
チと称す)20が接続されている。IGスイッチ20
は、その状態がオフ、オン、およびスタータオンの3つ
の状態に順に切り替わるように構成されている。ECU
12は、IGスイッチ20の出力信号に基づいてIGス
イッチ20がオン状態にあるか否かを判別し、IGスイ
ッチ20がオン状態にあると判別する場合に車両を始動
させる。
【0026】車両シート10に組み込まれたチャイルド
シート検知装置22は、歪センサ等からなる複数(本実
施例では、4個とする)の荷重センサ24a〜24dを
有し、各荷重センサ24a〜24dにより検出されたに
より検知された各荷重の相対的な変化状態を監視し、各
荷重の変化状態の差異から車両シート10にチャイルド
シート(図示せず)が装着されているのか、あるいは車
両シート10に乗員が着座しているのかを判別する判別
機能を有している。
【0027】図2は本実施例のチャイルドシート検知装
置を備える車両シート10の分解斜視図である。
【0028】図2に示されるように、車両シート10
は、シートバック26と、シートクッション28と、シ
ートバックフレーム30と、シートクッションフレーム
32と、ヘッドレスト34とを有する。また、車両シー
ト10は、底部に前後方向にスライドさせるスライド機
構36が設けられている。
【0029】このスライド機構36は、シートクッショ
ンフレーム32を支持するインナー側アジャスタ38
と、アウタ側アジャスタ40と、左右のアジャスタ3
8,40間に横架されたロッド42と、ロッド42の両
端でシートバックフレーム30を支持するブラケット4
4,46と、車体フロア(図示せず)に固定されるロア
シートレール48,50と、ロアシートレール48,5
0にスライド可能に係合するアッパシートレール52,
54と、アッパシートレール52,54の前端部及び後
端部とアジャスタ38,40との間を固定するブラケッ
ト56a〜56dとから構成されている。
【0030】ブラケット56a〜56dには、荷重を検
出する第1乃至第4荷重センサ24a〜24dが設けら
れている。この荷重センサ24a〜24dは、例えば歪
ゲージなどからなり、車両シート10に乗員13が着座
したとき、その乗員13の体重に応じてブラケット56
a〜56dに作用する各荷重の大きさを検出する。従っ
て、4個の荷重センサ24a〜24dにより検出された
荷重を合計すると、車両シート10に着座した乗員13
の体重が求まる。
【0031】本実施例においては、第1、第2荷重セン
サ24a、24bは、車両シート10底部右側の前後位
置に配されており、第4、第3荷重センサ24d、24
cは、車両シート10底部左側の前後位置に配設されて
いる。
【0032】図3は助手席の車両シート10にチャイル
ドシートを装着した状態を右方からみた斜視図である。
また、図4は助手席の車両シート10にチャイルドシー
トを装着した状態を右方からみた斜視図である。
【0033】図3及び図4に示されるように、チャイル
ドシート60は、台座62の上部に子供が着座するシー
ト部64が固定されている。チャイルドシート60を助
手席の車両シート10に装着する際は、まず、台座62
をシートクッション28上に載置させ、且つシート部6
4の背面をシートバック26に密着させる。台座62に
は、左右方向に貫通するベルト挿通用の溝62aが設け
られている。
【0034】シートベルト15は、一端がセンタピラー
(図示せず)の上部から引き出されており、他端が車体
フロアの外側(ドア側)に係止された係止部材63に結
合されている。そして、シートベルト15の長手方向の
途中には、タングプレート(金具)66が設けられてい
る。
【0035】ここで、チャイルドシート60の装着方法
について説明する。
【0036】まず、タングプレート66を先頭にして折
り返されたシートベルト15をロッキングクリップ65
により結束する。このとき、ロッキングクリップ65
は、車両シート10の左側(ドア側)に位置するように
取り付ける。そして、タングプレート66を先頭にして
シートベルト15を台座62の溝62aに挿入する。シ
ートベルト15は、車体外側(ドア側)から台座62の
溝62aに挿入された後、車体内側(車内中央側)へ引
き出される。
【0037】そして、チャイルドシート60を十分に押
し付けた状態で台座62の溝62aから引き出されたシ
ートベルト15のタングプレート66を車体内側(イン
側)の後部に設けられたバックル68に挿入する。これ
で、タングプレート66は、バックル68内のロック機
構(図示せず)によりロックされる。その後、車両シー
ト10を1段または2段前方にスライドさせると、シー
トベルト15に適度なテンションが作用した状態でチャ
イルドシート60の装着が完了する。
【0038】図5はチャイルドシート60がシートベル
ト64により強く固定された状態での走行中の荷重変化
を示すグラフである。
【0039】車両が走行中の場合、第1乃至第4荷重セ
ンサ24a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4
と、各荷重W1〜W4を合計した総荷重Wsは、図5に
示されるように、変動する。すなわち、ロッキングクリ
ップ65が取り付けられた車体外側(ドア側)の後部に
配置された第3荷重センサ24cには、チャイルドシー
ト60を締め付ける力が作用する。一方、上記のような
チャイルドシート60の装着方法によりチャイルドシー
ト60の前部とバックル68側の後部が浮いた状態にな
る。そのため、第3荷重センサ24cは、他の荷重セン
サ24a, 24b,24dよりも高い値を検出する。
【0040】さらに、チャイルドシート60は、台座6
2がシートクッション28上に固定されているので、走
行中でもほとんど変動しない。そのため、走行中の第3
荷重センサ24cの荷重と他の荷重センサ24a, 24
b,24dの荷重とは、相互に混在することなく所定の
閾値を境にして分離する。従って、第3荷重センサ24
cに検出された荷重W3と、他の荷重センサ24a, 2
4b,24dに検出された荷重W1,W2,W4とを比
較することによりチャイルドシート60が車両シート1
0に装着されているか否かを判別することが可能にな
る。
【0041】図6は小柄な大人が車両シート10に着座
した状態での走行中の荷重変化を示すグラフである。
【0042】図6に示されるように、乗員13(例えば
チャイルドシート60の重量に近い小柄な大人)が車両
シート10に着座している場合には、走行中、乗員13
が多少の動きを行うため、第1乃至第4荷重センサ24
a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4が大きく
変動する。そのため、乗員13が車両シート10に着座
している場合には、各荷重W1〜W4が大きく変動して
入り乱れた状態となるので、上記図5に示す変動パター
ンと全く異なる。
【0043】このように、体重だけではチャイルドシー
ト60と区別しにくい小柄な大人が車両シート10に着
座している場合でも各荷重W1〜W4の変動パターンを
監視することにより、乗員13が着座していることを判
別することができる。
【0044】従って、本実施例では、チャイルドシート
検知装置22の第1乃至第4荷重センサ24a〜24d
により検出された各荷重W1〜W4の変動パターンを比
較することにより、車両シート10にチャイルドシート
60が装着されているのか、あるいは車両シート10に
小柄な大人が着座しているのかを正確に判別することが
可能になる。
【0045】また、各荷重センサ24a〜24dは、E
CU12に接続されており、それぞれ、車両シート10
に作用する荷重の分布に応じた検出信号をECU12に
出力する。そして、ECU12は、荷重センサ24a〜
24dからの出力信号に基づいてチャイルドシート60
の有無及び乗員の有無を判別してエアバッグモジュール
14を作動状態、あるいは非作動状態にセットする。
【0046】ここで、荷重センサ24a〜24dからの
出力信号に基づいてECU12が実行する制御処理につ
いて説明する。
【0047】図7はECU12が実行する判別処理のフ
ローチャートである。尚、ECU12は、所定時間毎に
図7に示す処理を繰り返し実行する。
【0048】図7に示されるように、ステップS10
(以下「ステップ」を省略する)では、荷重センサ24
a〜24dにより検出された荷重データW1〜W4を読
み込む。次のS12では、荷重データW1〜W4を合計
した総荷重Wsを算出して予め設定された閾値Thと比
較する。例えば、小柄な大人が車両シート10に着座し
た場合、荷重センサ24a〜24dにより検出された荷
重データW1〜W4の総荷重Wsは、およそ33kgと
なる。
【0049】一方、チャイルドシート60の重量がおよ
そ8kg、チャイルドシート60に着座できる子供の最
大値がおよそ18kg、シートベルト15の張力による
荷重がおよそ7kgとすると、チャイルドシート60が
装着された状態で荷重センサ24a〜24dにより検出
された総荷重は、最大で33kgとなる。よって、本実
施例では、総荷重Wsの閾値Thを33kgとする。
【0050】そのため、S12において、荷重センサ2
4a〜24dにより検出された総荷重Wsが閾値Th
(=33kg)以下であるときは、チャイルドシート6
0が装着されているものと判断してS14に進む。S1
4では、車両シート10にチャイルドシート60が装着
されている可能性が高いので、エアバッグモジュール1
4を非作動状態にセットする。これにより、車両シート
10にチャイルドシート60が装着されている場合、車
両が衝突してもエアバッグモジュール14が作動せず、
チャイルドシート60にエアバッグ展開時の圧力が加え
られることを防止できる。
【0051】また、上記S12において、荷重センサ2
4a〜24dにより検出された総荷重Wsが閾値Th
(=33kg)以上であるときは、助手席に乗員13が
着座している可能性が高いので、S16に進み、車体外
側の後部に配された第3荷重センサ24cにより検出さ
れた荷重データW3を読み込む。
【0052】次のS18では、荷重データW3が総荷重
Wsに対して所定の割合a以上かどうかをチェックす
る。本実施例では、割合aは、比較的低い値に設定して
あり、例えばa=50%程度に設定してある。そのた
め、S18において、第3荷重センサ24cにより検出
された荷重データW3の値が総荷重Wsの50%以上で
あれば、図5に示されるように、チャイルドシート60
が装着されている可能性が高いので、S20に進む。し
かし、S18において、第3荷重センサ24cにより検
出された荷重データW3の値が総荷重Wsの50%以下
であれば、図6に示されるように、乗員13が着座して
いる可能性が高いので、S22に進む。
【0053】上記S20では、第3荷重センサ24cに
より検出された荷重データW3の所定時間(数秒間程
度)の変動量(荷重データW3の最大値と最小値の変
化)をチェックする。一般にチャイルドシート60は、
車両シート10に固定されたまま殆ど変動しない。これ
に対し、乗員13が車両シート10に着座している場
合、頻繁に荷重分布が変動する場合が多い。
【0054】そのため、S20において、第3荷重セン
サ24cにより検出された荷重データW3の所定時間
(数秒間程度)の変動量(荷重データW3の最大値と最
小値の変化)が閾値Mより小さいときは、チャイルドシ
ート60が装着されている可能性が高いので、上記S1
4に進み、エアバッグモジュール14を非作動状態にセ
ットする。また、S20において、第3荷重センサ24
cにより検出された所定時間帯の荷重データW3の変動
量が閾値Mより大きいときは、乗員13が着座している
可能性が高いので、S22に進む。
【0055】なお、S20において、所定時間帯の荷重
データW3の変動量をチェックするのは、S18で荷重
データW3の値が総荷重Wsの50%以上であっても、
例えば、乗員13が車両シート10の外側後部に腕をつ
いて体重を第3荷重センサ24c近傍にかけていること
が考えられるので、このようなケースとチャイルドシー
ト60装着時とを判別する必要があるからである。
【0056】S22では、乗員13が着座している可能
性が高いので、エアバッグモジュール14を作動状態に
セットする。これにより、乗員13が車両シート10に
着座している場合、車両が衝突すると同時にエアバッグ
モジュール14が作動して乗員13を衝撃から保護でき
る。
【0057】このように、本発明のチャイルドシート検
知装置22によれば、荷重センサ24a〜24dにより
検出された各荷重W1〜W4の相対的な変化状態を監視
し、各荷重W1〜W4の変化状態の差異に基づいて車両
シート10にチャイルドシート60が装着されているの
か、あるいは車両シート10に乗員13が着座している
のかを正確に判別することができる。そのため、例え小
柄な大人が車両シート10に着座した場合でもチャイル
ドシート60が装着されているものと誤検出することを
防止できる。
【0058】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0059】図8はチャイルドシート60が装着された
車両シート10を前方へスライドさせたときの荷重セン
サ24a〜24dの荷重変化を示すグラフである。
【0060】チャイルドシート60が装着された車両シ
ート10を前方へスライドさせたときの荷重センサ24
a〜24dにより検出された荷重W1〜W4は、図8に
示されるように変化する。すなわち、総荷重Ws及び荷
重W1,W3,W4は、車両シート10を前方へスライ
ドさせるのに伴って上昇し、車両シート10が所定の前
進位置で停止すると、下降する。
【0061】しかしながら、チャイルドシート60を車
両シート10に締め付けるシートベルト15が結合され
るバックル68には、チャイルドシート60が装着され
た車両シート10を前方へスライドさせる際、チャイル
ドシート60が前方に押される引張り力が作用する。そ
して、車両シート10が停止したとき、バックル68に
は、チャイルドシート60が後方に戻されるときの押圧
力が作用する。
【0062】そのため、バックル68近傍(車体内側の
後部)に配置された荷重センサ24bにより検出された
荷重W2は、車両シート10を前方へスライドさせるの
に伴って下降し、車両シート10が所定の前進位置で停
止すると、上昇する。
【0063】このように、荷重センサ24bにより検出
された荷重W2は、他の荷重W1,W3,W4と異なる
変化をする。そのため、荷重W2と他の荷重W1,W
3,W4との相対的な差異の有無により、チャイルドシ
ート60が装着されているか否かを判別することが可能
になる。
【0064】図9は乗員13が車両シート10の外側前
端にドスンと着座した場合の荷重センサ24a〜24d
の荷重変化を示すグラフである。
【0065】図9に示されるように、乗員13が車両シ
ート10の外側前端にドスンと着座した場合、荷重セン
サ24a〜24dの荷重変化は、夫々一旦上昇した後、
所定時間の経過すると下降し、着座前よりも大きな荷重
に変化する。尚、この条件で検出された荷重変化は、図
8に示す荷重変化と最も似ているので、比較する上で参
考となる。
【0066】図9において、総荷重Ws及び荷重W1,
W3,W4は、乗員13が車両シート10の外側前端に
ドスンと着座した直後に急激に上昇し、時間の経過と共
に下降する。一方、バックル68近傍(車体内側の後
部)に配置された荷重センサ24bにより検出された荷
重W2は、他の荷重W1,W3,W4よりも先に下降し
た後、再び徐々に上昇して着座前よりも大きな荷重に上
昇する。
【0067】このように、乗員13が着座する場合でも
荷重センサ24bにより検出される荷重W2は、他の荷
重W1,W3,W4と異なる変化をすることが分かる図
10は第2実施例の制御処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【0068】図10に示されるように、S30では、車
両シート10の下部に設けられた荷重センサ24a〜2
4dにより検出された荷重データW1〜W4を読み込
む。次のS12では、荷重データW1〜W4を合計した
総荷重Wsを算出して予め設定された閾値Thと比較す
る。
【0069】S32において、荷重センサ24a〜24
dにより検出された総荷重Wsが閾値Thよりも小さい
ときは、チャイルドシート60が車両シート10に装着
されている可能性が高いので、S40に進み、エアバッ
グモジュール14を非作動状態にセットする。
【0070】しかし、S32において、荷重センサ24
a〜24dにより検出された総荷重Wsが閾値Thより
も大きいときは、S34に進み、荷重W1,W3,W4
の上昇率Rw1 , Rw3 , Rw4 または総荷重Wsの上
昇率Rwが所定範囲内に入っているかどうかをチェック
する。S34において、荷重W1,W3,W4の上昇率
Rw1 , Rw3 , Rw4 または総荷重Wsの上昇率Rw
が上限閾値Thr1と下限閾値Thr2との範囲内に入っ
ていないときは、図9に示されるように、上昇率Rwが
大きいので、乗員13が着座したものと判断してS36
に進む。
【0071】S36では、乗員13が着座している可能
性が高いので、エアバッグモジュール14を作動状態に
セットする。これにより、乗員13が車両シート10に
着座している場合、車両が衝突すると同時にエアバッグ
モジュール14が作動して乗員13を衝撃から保護でき
る。
【0072】また、S34において、荷重W1,W3,
W4の上昇率Rw1 , Rw3 , Rw4 または総荷重Ws
の上昇率Rwが上限閾値Thr1と下限閾値Thr2との
範囲内に入っているときは、図8に示されるように、上
昇率Rwが小さいので、S38に進み、荷重W2の下降
率Dw2 が所定範囲内に入っているかどうかをチェック
する。すなわち、S38において、荷重W2の下降率D
w2 が上限閾値Thd1 と下限閾値Thd2との範囲内
に入っているときは、図9に示されるように、下降率D
w2 が小さいので、S40に進み、エアバッグモジュー
ル14を非作動状態にセットする。
【0073】また、S38において、荷重W2の下降率
Dw2 が上限閾値Thd1 と下限閾値Thd2との範囲
内に入っていないときは、図8に示されるように、下降
率Dw2 が大きいので、S36に進み、エアバッグモジ
ュール14を作動状態にセットする。
【0074】このように、本発明の第2実施例によれ
ば、荷重センサ24a〜24dにより検出された各荷重
W1〜W4の上昇率及び下降率を比較することにより車
両シート10にチャイルドシート60が装着されている
のか、あるいは車両シート10に乗員13が着座してい
るのかを正確に判別することができる。そのため、例え
小柄な大人が車両シート10に着座した場合でもチャイ
ルドシート60が装着されているものと誤検出すること
を防止できる。
【0075】図11は第2実施例の変形例1のフローチ
ャートである。
【0076】図11に示されるように、S42では、車
両シート10が前方にスライドされると、前述したスラ
イド機構36(図2参照)のロアシートレール48,5
0に係合するアッパシートレール52,54がスライド
してロアシートレール48,50に設けられたスライド
センサ(図示せず)がオンになる。
【0077】そして、スライドセンサ(図示せず)がオ
ンになると、上記S30以降の処理が実行される。従っ
て、本変形例1では、車両シート10が前方にスライド
された時点で図10に示す処理が実行されて荷重センサ
24a〜24dにより検出された各荷重W1〜W4の上
昇率及び下降率に基づいて車両シート10にチャイルド
シート60が装着されているのか、あるいは車両シート
10に乗員13が着座しているのかを判別する。
【0078】このように、スライドセンサからの検出信
号が出力された時点で上記判別処理が行われるため、チ
ャイルドシート60の装着が行われたときは、必ずチャ
イルドシート60の有無を検知することができる。
【0079】図12は第2実施例の変形例2のフローチ
ャートである。
【0080】図12に示されるように、S44では、シ
ートベルト15のタングプレート66がバックル68に
挿入されると、バックル68に設けられたバックルスイ
ッチ(図示せず)がオンになる。
【0081】そして、バックルスイッチ(図示せず)が
オンの時は、上記S30以降の処理が繰り返される。従
って、本変形例2では、シートベルト15のタングプレ
ート66がバックル68に挿入された時点で図10に示
す処理が実行されて荷重センサ24a〜24dにより検
出された各荷重W1〜W4の上昇率及び下降率に基づい
て車両シート10にチャイルドシート60が装着されて
いるのか、あるいは車両シート10に乗員13が着座し
ているのかを判別する。
【0082】このように、バックルスイッチからの検出
信号が出力された時点で上記判別処理が行われるため、
乗員13が着座したとき、及びチャイルドシート60の
装着が行われたときは、必ずチャイルドシート60の有
無を検知することができる。尚、上記各実施例では、チ
ャイルドシート60の装着により車両シート10の後部
側に配置された荷重センサ24b,24cのいずれか一
方が他の荷重センサと異なる荷重変化となるものとして
説明したが、チャイルドシート60を車両シート10に
固定する際、シートベルト15にかかる荷重変化によっ
て荷重センサ24b,24cのどちらか一方で検出され
た荷重変化が他の荷重センサと異なる現象に着目してチ
ャイルドシート60の有無及び乗員13の有無を判別で
きるので、上記実施例の説明と荷重のかかり方が左右方
向で逆になる場合にも本発明が適用できるのは、勿論で
ある。
【0083】また、上記実施例では、4個の荷重センサ
24a〜24dを車両シート10の下部に配置した構成
を一例として挙げたが、これに限らず、荷重センサを4
個以上設けるようにしても良いし、あるいは荷重センサ
を4個以下としても良いのは勿論である。
【0084】また、上記実施例の説明においては、例え
ばTh=33kgやa=50%等の具体的な数値を記載
してあるが、これらの数値はあくまでも目安であって、
これらの数値に限りものではないのは勿論である。
【0085】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、荷重検知手段により検知された各荷重の相対的な変
化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から前記車両
シートにチャイルドシートが装着されているのか、ある
いは車両シートに乗員が着座しているのかを判別するた
め、例え小柄な大人が車両シートに着座した場合でもチ
ャイルドシートが装着されているものと誤検出すること
を防止できる。そのため、複数の荷重検知手段により検
知された各荷重の変化状態に基づいて、チャイルドシー
トの有無及び乗員の有無を正確に判別することができ
る。
【0086】また、請求項2記載の発明によれば、第1
の判断手段で総荷重に基づいてチャイルドシートの有無
を判別し、第2の判断手段でシートベルトの締め付け力
が作用する一の荷重センサにより検出された荷重に基づ
いてチャイルドシートの必要がない乗員が着座している
か否かを判別し、第3の判断手段で荷重の変動率からチ
ャイルドシートが装着されているか否かを判別するた
め、複数の荷重センサにより検出された各荷重の相対的
な差異と荷重の変動率から車両シート上にチャイルドシ
ートが装着されているのか、あるいは乗員が着座してい
るのかを正確に判別できる。
【0087】また、請求項3記載の発明によれば、シー
トベルトの締め付け力が作用する荷重センサが検出した
荷重が他の荷重センサに比べて小さい値を示すかどうか
を監視することにより、例えば、チャイルドシートが装
着された状態で車両シートを車両前側へスライドさせた
ときの荷重変化を検出し、チャイルドシートが装着され
ていることを正確に判別できる。
【0088】また、請求項4記載の発明によれば、スラ
イドセンサにより車両シートが車両前方へスライド動作
したことが検出されたとき、チャイルドシートが装着さ
れているか否かを判断するため、チャイルドシートの装
着を行ったときの荷重変化を検出してチャイルドシート
が装着されているか否かを正確に判別できる。
【0089】また、請求項5記載の発明によれば、検出
手段によりシートベルトの金具がバックルに結合された
ことが検出されたとき、チャイルドシートが装着されて
いるか否かを判断するため、チャイルドシートが装着さ
れたとき、あるいは乗員が着座したときに各荷重センサ
の荷重変化を検出してチャイルドシートが装着されてい
るか否かを正確に判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるチャイルドシート検
知装置を搭載する車両を助手席側の車両シート10の車
幅方向中央を通る垂直な平面で切断した際の縦断面図で
ある。
【図2】本実施例のチャイルドシート検知装置を備える
車両シート10の分解斜視図である。
【図3】助手席の車両シート10にチャイルドシートを
装着した状態を右方からみた斜視図である。
【図4】助手席の車両シート10にチャイルドシートを
装着した状態を右方からみた斜視図である。
【図5】チャイルドシート60がシートベルト64によ
り強く固定された状態での走行中の荷重変化を示すグラ
フである。
【図6】小柄な大人が車両シート10に着座した状態で
の走行中の荷重変化を示すグラフである。
【図7】ECU12が実行する判別処理のフローチャー
トである。
【図8】チャイルドシート60が装着された車両シート
10を前方へスライドさせたときの荷重センサ24a〜
24dの荷重変化を示すグラフである。
【図9】乗員13が車両シート10の外側前端にドスン
と着座した場合の荷重センサ24a〜24dの荷重変化
を示すグラフである。
【図10】第2実施例の制御処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図11】第2実施例の変形例1のフローチャートであ
る。
【図12】第2実施例の変形例2のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 車両シート 12 電子制御ユニット(ECU) 13 乗員 14 エアバッグモジュール 15 シートベルト 22 チャイルドシート検知装置 24a〜24d 荷重センサ 26 シートバック 28 シートクッション 36 スライド機構 48,50 ロアシートレール 52,54 アッパシートレール 56a〜56d ブラケット 60 チャイルドシート 65 ロッキングクリップ 66 タングプレート 68 バックル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両シートの複数箇所に配置された各荷
    重センサからの検出信号により前記車両シートに作用す
    る荷重を検知する荷重検知手段と、 前記荷重検知手段により検知された各荷重の相対的な変
    化状態を監視し、各荷重の変化状態の差異から前記車両
    シートにチャイルドシートが装着されているのか、ある
    いは前記車両シートに乗員が着座しているのかを判別す
    る判別手段と、 を備えてなることを特徴とするチャイルドシート検知装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチャイルドシート検知装
    置において、 前記判別手段は、 前記荷重検知手段により検知された総荷重が所定の荷重
    以下の場合、前記車両シートに前記チャイルドシートが
    装着されているものと判断する第1の判断手段と、 前記荷重検知手段により検出された総荷重が所定の荷重
    以上の場合、前記シートベルトの締め付け力が作用する
    一の荷重センサにより検出された荷重が前記総荷重の所
    定割合以下であるとき、乗員が着座しているものと判断
    する第2の判断手段と、 前記シートベルトの締め付け力が作用する一の荷重セン
    サにより検出された荷重が前記総荷重の所定割合以上で
    あるとき、前記一の荷重センサにより検出された荷重の
    一定時間に対する変動率が所定範囲内であれば、前記チ
    ャイルドシートが装着されているものと判断する第3の
    判断手段と、 を備えることを特徴とするチャイルドシート検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のチャイルドシート検知装
    置において、 前記判別手段は、前記車両シートに配置された複数の荷
    重センサのうち、前記シートベルトの締め付け力が作用
    する一の荷重センサが検出した荷重が他の荷重センサに
    比べて小さい値を示す場合に、前記チャイルドシートが
    装着されているものと判断することを特徴とするチャイ
    ルドシート検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のチャイルドシート検知装
    置において、 前記車両シートに前後方向にスライドさせたことを検出
    するスライドセンサを備え、 前記判別手段は、前記スライドセンサにより前記車両シ
    ートが車両前方へスライド動作したことが検出されたと
    き、前記チャイルドシートが装着されているか否かを判
    断することを特徴とするチャイルドシート検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のチャイルドシート検知装
    置において、 前記シートベルトの金具が結合されるバックルに前記シ
    ートベルトの金具を検出する検出手段を設け、 前記判別手段は、前記検出手段により前記シートベルト
    の金具が前記バックルに結合されたとき、前記チャイル
    ドシートが装着されているか否かを判断することを特徴
    とするチャイルドシート検知装置。
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