JP2001190965A - 有害ガスの浄化剤及び浄化方法 - Google Patents

有害ガスの浄化剤及び浄化方法

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JP2001190965A
JP2001190965A JP2000312870A JP2000312870A JP2001190965A JP 2001190965 A JP2001190965 A JP 2001190965A JP 2000312870 A JP2000312870 A JP 2000312870A JP 2000312870 A JP2000312870 A JP 2000312870A JP 2001190965 A JP2001190965 A JP 2001190965A
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Kenji Otsuka
健二 大塚
Yutaka Amishima
豊 網島
Takashi Hasemi
隆司 長谷見
Yoji Nawa
洋二 名和
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Japan Pionics Ltd
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Japan Pionics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有害成分として一般式Rm−M−Hn(Rは
アルキル基、MはAs、P、S、SeまたはTe、m及
びnはその和がMの原子価に等しい正の整数)で表され
るアルキル金属水素化合物を含有する有害ガスの浄化剤
及び浄化方法において、優れた浄化能力が得られるとと
もに浄化後に不安定な生成物を生じない浄化剤及び浄化
方法を提供する。 【解決手段】 有効成分としてBET比表面積が10m
/g以上の酸化第二銅を含む1成分系の浄化剤、また
は有効成分としてBET比表面積が10m/g以上の
酸化第二銅及びBET比表面積が130m/g以上の
二酸化マンガンを1:0.3以下の重量比で含む2成分
系の浄化剤を用いて浄化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般式Rm−M−
Hn(Rはアルキル基、MはAs、P、S、Seまたは
Te、m及びnはその和がMの原子価に等しい正の整
数)で表される有機金属化合物を含有する有害ガスの浄
化剤及び浄化方法に関する。さらに詳細には半導体製造
工程におけるMOCVD(有機金属気相堆積法)や他の
CVDプロセス等で使用される前記有害ガスの浄化剤及
び浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体工業の発展とともに高集積
化、微細化が進み、従来から使用されてきたアルシン、
ホスフィン等の水素化物ガスに代わり、tert-ブチ
ルアルシン、tert-ブチルホスフィン、tert-ブ
チルチオール、iso-プロピルアルシン、iso-プロ
ピルホスフィン等の有機金属化合物のガスの使用が増加
し、CVDプロセスにおいて、原料ガスあるいはドーピ
ングガス、金属薄膜生成用ガスとして不可欠なものとな
りつつある。
【0003】しかし、これらの一般式Rm−M−Hn
(Rはアルキル基、MはAs、P、S、SeまたはT
e、m及びnはその和がMの原子価に等しい正の整数)
で表される有機金属化合物(以下アルキル金属水素化合
物と記す)は、毒性が高いかあるいは安全性が確認され
ていないものが多く、またそのほとんどが可燃性でもあ
るため、使用した後は大気に放出するに先だって浄化す
る必要がある。アルキル金属水素化合物を含有する有害
ガスを浄化する方法としては、スクラバーで吸収分解さ
せる湿式法や、活性炭や無機化合物系の多孔質吸着剤を
使用する乾式法が知られているが、湿式法ではアルキル
金属水素化合物が水溶性でないため、有効な吸収液はな
く、また活性炭の吸着剤では物理的な吸着であるため、
脱離してくるという問題があった。乾式法に関しては、
本出願人もアルキル金属水素化合物を含有する有害ガス
の浄化剤及び浄化方法を数多く開発してきた。
【0004】例えば特開平7−68128号公報におい
て、有害成分として砒素、リン、硫黄、セレンまたはテ
ルルのアルキル金属水素化合物を含有する有害ガスを、
酸化第二銅及び二酸化マンガンを主成分とする金属酸化
物にアルカリ金属化合物を添着せしめてなる浄化剤と接
触させることにより浄化する方法を提案している。ま
た、特開平7−60054号公報において、前記のアル
キル金属水素化合物を含有する有害ガスを、酸化第二銅
及び二酸化マンガンを主成分とする金属酸化物にコバル
ト(II)化合物を添着せしめてなる浄化剤と接触させる
ことにより浄化する方法を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の二つの浄化方法
は、アルキル金属水素化合物を含有する有害ガスの浄化
に関し、酸化第二銅と二酸化マンガンの2成分系を中心
に、優れた浄化能力(浄化剤単位量当たりのアルキル金
属水素化合物の浄化能力)を得ることを目的として開発
されたものである。これらの浄化剤中の酸化第二銅及び
二酸化マンガンを主成分とする金属酸化物としては、ホ
プカライト触媒が容易に入手できることから前記有害ガ
スの浄化に用いられていた。しかし、半導体製造プロセ
スから排出されるアルキル金属水素化合物を含有する有
害ガスには水素が含まれている場合が多く、酸化第二銅
と二酸化マンガンの2成分系においては浄化剤が水素還
元されやすく使用できなかった。このため水素還元を受
けにくい浄化剤として、前記酸化第二銅と二酸化マンガ
ンの2成分系に他の成分を添加した浄化剤が開発されて
いた。
【0006】酸化第二銅及び二酸化マンガンを主成分と
する金属酸化物にアルカリ金属化合物を添着せしめてな
る浄化剤を用いる方法は、アルカリ金属化合物により水
素還元の抑制を図ることを目的としたものであったが、
結果的に充分な浄化能力が得られなかった。また、酸化
第二銅及び二酸化マンガンを主成分とする金属酸化物に
コバルト(II)化合物を添着せしめてなる浄化剤を用い
る方法では、コバルト(II)化合物が水素還元の抑制剤
として働くとともに、アルキル金属水素化合物と反応し
て錯体を形成するので優れた浄化能力を得ることができ
たが、この錯体は不安定であるため長時間放置すると浄
化剤に一旦捕捉されたアルキル金属水素化合物が脱離し
てくるという不都合を生じることが判明した。
【0007】従って、本発明が解決しようとする課題
は、有害成分として一般式Rm−M−Hn(Rはアルキ
ル基、MはAs、P、S、SeまたはTe、m及びnは
その和がMの原子価に等しい正の整数)で表されるアル
キル金属水素化合物を含有する有害ガスの浄化剤及び浄
化方法において、優れた浄化能力が得られるとともに浄
化後に不安定な生成物を生じない浄化剤及び浄化方法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決すべく鋭意検討した結果、前記有害ガスの浄
化剤及び浄化方法において、従来から浄化剤の1成分と
して使用されている比較的低比表面積の酸化第二銅のみ
の剤、また低比表面積の酸化第二銅及び低比表面積の二
酸化マンガンからなる混合物では浄化能力が低く浄化剤
として使用できないが、有効成分としてBET比表面積
が10m/g以上の1成分系の浄化剤、または有効成
分としてBET比表面積が10m/g以上の酸化第二
銅及びBET比表面積が130m/g以上の二酸化マ
ンガンを1:0.3以下の重量比で含む2成分系の浄化
剤を用いることにより、浄化剤の水素還元が発生するこ
となく優れた浄化能力が得られることを見い出すととも
に、これらの浄化剤が使用後においても安定であること
を見い出し本発明に到達した。
【0009】すなわち本発明は、有害成分として一般式
Rm−M−Hn(Rはアルキル基、MはAs、P、S、
SeまたはTe、m及びnはその和がMの原子価に等し
い正の整数)で表される有機金属化合物を含有する有害
ガスの浄化剤であって、有効成分としてBET比表面積
が10m/g以上の酸化第二銅を含むことを特徴とす
る有害ガスの浄化剤である。
【0010】また、本発明は、有害成分として一般式R
m−M−Hn(Rはアルキル基、MはAs、P、S、S
eまたはTe、m及びnはその和がMの原子価に等しい
正の整数)で表される有機金属化合物を含有する有害ガ
スの浄化剤であって、有効成分としてBET比表面積が
10m/g以上の酸化第二銅及びBET比表面積が1
30m/g以上の二酸化マンガンを、1:0.3以下
の重量比で含むことを特徴とする有害ガスの浄化剤でも
ある。
【0011】また、本発明は、有害成分として一般式R
m−M−Hn(Rはアルキル基、MはAs、P、S、S
eまたはTe、m及びnはその和がMの原子価に等しい
正の整数)で表される有機金属化合物を含有する有害ガ
スを、有効成分としてBET比表面積が10m/g以
上の酸化第二銅を含む浄化剤と接触させて浄化すること
を特徴とする有害ガスの浄化方法でもある。
【0012】さらに、本発明は、有害成分として一般式
Rm−M−Hn(Rはアルキル基、MはAs、P、S、
SeまたはTe、m及びnはその和がMの原子価に等し
い正の整数)で表される有機金属化合物を含有する有害
ガスを、有効成分としてBET比表面積が10m/g
以上の酸化第二銅及びBET比表面積が130m/g
以上の二酸化マンガンを1:0.3以下の重量比で含む
浄化剤と接触させて浄化することを特徴とする有害ガス
の浄化方法でもある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の浄化剤及び浄化方法は、
窒素、アルゴン、ヘリウム、水素等のガス中に、有害成
分として一般式Rm−M−Hn(Rはアルキル基、Mは
As、P、S、SeまたはTe、m及びnはその和がM
の原子価に等しい正の整数)で表されるアルキル金属水
素化合物を含有する有害ガスの浄化に適用される。本発
明の浄化剤は、有効成分としてBET比表面積が10m
/g以上の酸化第二銅を含む浄化剤、または有効成分
としてBET比表面積が10m/g以上の酸化第二銅
及びBET比表面積が130m/g以上の二酸化マン
ガンを1:0.3以下の重量比で含む浄化剤である。ま
た、本発明の浄化方法は、前記の有害ガスを、これらの
浄化剤と接触させて浄化する方法である。本発明の浄化
剤及び浄化方法は、多量の前記有害ガスを迅速に、しか
も常温で浄化することができ、例えば、半導体製造プロ
セスから排出されるガスの浄化や、ボンベからの有害ガ
スの漏洩で汚染された空気を迅速に浄化する際に優れた
効果が得られる。
【0014】本発明における一般式Rm−M−Hn(R
はアルキル基、MはAs、P、S、SeまたはTe、m
及びnはその和がMの原子価に等しい正の整数)で表さ
れるアルキル金属水素化合物としては、例えば、ter
t-ブチルアルシン(t-C49AsH2)、iso-プロ
ピルアルシン(i-C37AsH2)、tert-ブチル
ホスフィン(t-C49PH2)、iso-プロピルホス
フィン(i-C37PH 2)、tert-ブチルチオール
(t-C49SH)、iso-プロピルチオール(i-C3
7SH)、tert-ブチルセレノール(t-C49
eH)、iso-プロピルセレノール(i-C37Se
H)、tert-ブチルテルロール(t-C4 9Te
H)、iso-プロピルテルロール(i-C37TeH)
等を挙げることができる。
【0015】本発明の浄化剤に用いられる酸化第二銅
は、BET比表面積が10m/g以上の酸化第二銅
(以下高比表面積酸化第二銅と記す)、好ましくは50
〜150m/gの酸化第二銅である。BET比表面積
が10m/g以下の酸化第二銅を使用した場合は高い
浄化能力が得られず、一方、BET比表面積が150m
/g以上の酸化第二銅も使用可能であるが、その製造
中でのろ過や洗浄が難しいことから実質的に製造困難と
いう制約がある。本発明の浄化剤においては、このよう
な高比表面積酸化第二銅がアルキル金属水素化合物と安
定した反応物を形成し、それによってアルキル金属水素
化合物の浄化剤からの脱離を防止することができる。
【0016】尚、本発明においては、従来から有効成分
として用いられていたアルカリ金属化合物あるいはコバ
ルト(II)化合物を添着することなく、アルキル金属水
素化合物を脱離させずより優れた浄化能力が得られるの
で、これらの化合物を含まないことが好ましいが、本発
明はこれらの化合物の添着を排除するものではない。高
比表面積酸化第二銅は、公知の方法により調製すること
ができ、例えば、高純度の硝酸銅溶液にアンモニウム塩
からなる中和剤を添加して微細粒子を生成させ、この微
細粒子を水洗、乾燥後、焼成することにより得られる。
(特開平2−145422号公報)
【0017】本発明の浄化剤に用いられる二酸化マンガ
ンは、BET比表面積が通常は130m/g以上の二
酸化マンガン(以下高比表面積二酸化マンガンと記
す)、好ましくは175m/g以上の二酸化マンガン
である。また、BET比表面積の上限は製造上の理由で
400m/g程度である。130m/g以下であっ
ても浄化能力を有するが、高い浄化能力は得られない。
このような高比表面積二酸化マンガンは、公知の方法に
より調製することができ、例えば、希薄な過マンガン酸
カリウム水溶液と希薄な硫酸マンガン水溶液と濃硫酸を
加熱しながら攪拌、混合して得られる沈殿を洗浄、乾燥
することにより調製することができる。
【0018】本発明の浄化剤は、有効成分が高比表面積
酸化第二銅からなる1成分系の浄化剤、または高比表面
積酸化第二銅と高比表面積二酸化マンガンからなる2成
分系の浄化剤である。2成分系浄化剤の有効成分中の重
量割合としては、高比表面積酸化第二銅の含有量:高比
表面積二酸化マンガンの含有量が、通常は1:0.3以
下、好ましくは1:0.05〜0.2である。高比表面
積二酸化マンガンの含有量が高比表面積酸化第二銅に対
して0.3以上の場合は、水素還元を生じる不都合があ
る。
【0019】尚、浄化剤の成型性や成型強度を高めるた
めに浄化剤の調製の際にはバインダーを添加することが
好ましい。このようなバインダーとしては、ポリビニル
アルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースなどの有機系バインダー、シリカ、アルミナ、珪
藻土、珪酸ナトリウム、硫酸水素ナトリウムなどの無機
系バインダーを挙げることができる。
【0020】バインダーを加える場合は、浄化剤を調製
する際に、高比表面積酸化第二銅、高比表面積二酸化マ
ンガン、またはこれらの混合物に添加、混練される。バ
インダーの添加量は、各成分の割合、成型条件などによ
って異なり一概には特定できないが、多すぎる場合は浄
化能力が低下することから、通常は浄化剤全重量に対し
て10wt%以下であり、好ましくは5wt%以下であ
る。また、浄化剤中には浄化に悪影響を及ぼさない不純
物、不活性物質などを含んでいてもよい。また、浄化剤
は乾燥状態で優れた浄化能力を発揮するが、15wt%
以下の水分を含んでいてもよい。これらのバインダー、
不純物、不活性物質、水分などを含んだ場合において
も、浄化剤中の有効成分は、通常は75wt%以上、好
ましくは90wt%以上である。
【0021】浄化剤の大きさ及び形状は特に限定されな
いが、例えば球状、円柱状、円筒状及び粒状などが挙げ
られる。その大きさは球状であれば直径0.5〜10m
m、ペレットやタブレットなどの円柱状であれば直径
0.5〜10mm、高さ2〜20mm程度が好ましく、
粒状など不定形のものであれば、ふるいの目の開きで
0.84〜5.66mm程度のものが好ましい。浄化剤
を浄化筒に充填したときの充填密度は、浄化剤の形状及
び調製方法により異なるが通常は0.4〜2.0g/m
l程度である。浄化剤は、通常は有害ガスの浄化筒に充
填され、固定床として用いられるが移動床、流動床とし
て用いることも可能である。通常は浄化剤は浄化筒内に
充填され、アルキル金属水素化合物を含有する有害ガス
は浄化筒内に流され、浄化剤と接触させることにより、
有害成分であるアルキル金属水素化合物が浄化される。
【0022】本発明の浄化方法においては、浄化するた
めに特に加熱や冷却を必要としないことから、浄化剤と
処理対象ガスとの接触温度は、通常は100℃以下であ
り、好ましくは室温付近の温度(10〜50℃)で操作
される。尚、浄化開始後は反応熱により10〜40℃程
度の温度上昇が見られることもあるが、異常な発熱を生
じたりする虞はない。また、浄化時の圧力にも特に制限
はないが、通常は常圧で行なわれるほか、減圧乃至0.
1MPa/cmGのような加圧下で操作することも可
能である。本発明が適用される処理対象ガスは、有害成
分としてアルキル金属水素化合物を含む窒素、アルゴ
ン、ヘリウム、水素等のガスであるが、処理対象ガスは
乾燥状態であってもまた湿度の高い状態であっても結露
を生じない程度であればよい。
【0023】本発明の浄化方法が適用される処理対象ガ
ス中に含有するアルキル金属水素化合物の濃度及び流速
には特に制限はないが、一般に濃度が高いほど流速を小
さくすることが望ましい。アルキル金属水素化合物の濃
度は通常は1%以下であるが、流量が小さい場合にはさ
らに高濃度のアルキル金属水素化合物の処理も可能であ
る。浄化筒は処理対象ガスの量、アルキル金属水素化合
物の濃度などに応じて設計されるが、アルキル金属水素
化合物の濃度が0.1%以下のような比較的低濃度では
空筒線速度(LV)は0.5〜50cm/sec、アル
キル金属水素化合物の濃度が0.1〜1%程度ではLV
は0.05〜20cm/sec、アルキル金属水素化合
物の濃度が1%以上のような高濃度では10cm/se
c以下の範囲で設計することが好ましい。
【0024】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明がこれらにより限定されるものではない。
【0025】(酸化第二銅の調製)以下のように、BE
T比表面積の異なる3種類の酸化第二銅を調製した。
【0026】(1) BET比表面積80m/gの酸化
第二銅 95.3gの銅を2905gの硝酸に溶解した液を、1
20gの水酸化ナトリウムを水2880gに溶解した液
に、室温で10分間かけて注加し反応させた。生成した
沈殿物を室温で3時間攪拌した後、ろ過し、イオン交換
水6kgで3回洗浄した後、再度ろ過し、ケーキ状の水
酸化銅を得た。このケーキ状の水酸化銅を80℃で12
時間乾燥した後、380℃で3時間焼成し粉末状の酸化
第二銅を得た。この粉末状の酸化第二銅のBET比表面
積をガス吸着量測定装置(ユアサアイオニクス(株)
製、オートソーブ3B)で測定したところ80m/g
であった。
【0027】(2) その他の酸化第二銅の調製 BET比表面積80m/gの酸化第二銅の調製におけ
る、焼成条件を450℃で5時間あるいは600℃で5
時間に変えたほかは、BET比表面積80m/gの場
合と同様にしてBET比表面積50m/gの酸化第二
銅及びBET比表面積15m/gの酸化第二銅を得
た。
【0028】(二酸化マンガンの調製)以下のように、
BET比表面積の異なる4種類の二酸化マンガンを調製
した。
【0029】(1) BET比表面積243m/gの二
酸化マンガンの調製 398gの過マンガン酸カリウムを水12.5kgに溶
解した液に、3wt%の硫酸マンガン水溶液8.46k
gと濃硫酸144gとの混合液を温度70℃にて速やか
に注加し反応させた。生成した沈殿物を90℃で3時間
攪拌した後、ろ過し、イオン交換水25kgで3回洗浄
した後、再度ろ過し、1200gのケーキ状二酸化マン
ガンを得た。このケーキ状二酸化マンガンを90℃で1
2時間乾燥し、粉末状二酸化マンガン350gを得た。
この粉末状二酸化マンガンのBET比表面積をガス吸着
量測定装置(ユアサアイオニクス(株)製、オートソー
ブ3B)で測定したところ243m/gであった。
【0030】(2) その他の二酸化マンガンの調製 BET比表面積243m/gの二酸化マンガンの調製
における、過マンガン酸カリウムを溶解する水の量、硫
酸マンガン水溶液の濃度と量、及びイオン交換水の量を
変えたほかは、BET比表面積243m/gの場合と
同様にしてBET比表面積182m/gの二酸化マン
ガン、BET比表面積138m/gの二酸化マンガ
ン、及びBET比表面積123m/gの二酸化マンガ
ンを得た。
【0031】(浄化試験) 実施例1 BET比表面積が80m/gの酸化第二銅粉末100
gに、バインダーとしてヒドロキシプロピルメチルセル
ロース0.5gを混合し、均一に混練した後、得られた
ケーキを押し出し成型機で押し出して直径1.8mmの
成型物を得た。これを長さ5〜10mm程度に切断して
ペレットとし、90℃で12時間乾燥させることによっ
て浄化剤A(水分率1.0wt%)を得た。
【0032】浄化剤Aを内径20mmの石英ガラス製の
浄化筒に100ml充填し、乾燥窒素中に有害成分とし
てtert-ブチルホスフィン3000ppmを含有す
るガスを20℃、常圧下で349ml/min(空筒線
速度1.85cm/sec)の流量で流通させた。この
間、浄化筒の出口ガスの一部をサンプリングし、変色成
分として塩化コバルトをシリカゲルに担持させた検知剤
(検知下限10ppm)を用いて、tert-ブチルホ
スフィンが検知されるまでの時間(有効処理時間)を測
定し、浄化剤1L(リットル)当たりに対するtert
-ブチルホスフィンの除去量(L)(浄化能力)を求め
た。その結果を表1に示す。
【0033】実施例2、実施例3 実施例1の浄化試験におけるtert-ブチルホスフィ
ンの濃度を、500ppm、10000ppmに変えた
ほかは実施例1と同様にして浄化試験を行なった。その
結果を表1に示す。
【0034】実施例4、実施例5 浄化剤Aの調製における酸化第二銅粉末を、BET比表
面積が50m/gの酸化第二銅粉末、15m/gの
酸化第二銅粉末に替えたほかは浄化剤Aと同様にして、
浄化剤B、浄化剤Cを得た。これらの浄化剤中の水分
は、いずれも0.5〜1.5wt%の範囲内であった。
これらの浄化剤を用いて、実施例1と同様にして浄化試
験を行なった。その結果を表1に示す。
【0035】実施例6〜実施例8 実施例1、実施例4、実施例5の浄化試験における有害
成分であるtert-ブチルホスフィンをtert-ブチ
ルアルシンに替えたほかは、実施例1、実施例4、実施
例5と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1
に示す。
【0036】実施例9〜実施例16 実施例1の浄化試験における有害成分であるtert-
ブチルホスフィンを他の有害成分に替えたほかは実施例
1と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に
示す。尚、iso-ブチルホスフィン、iso-ブチルア
ルシン以外の有害成分の検出には、変色成分として塩化
金と銅塩をシリカゲルに担持させた検知剤(検知下限1
0ppm)を用いた。
【0037】比較例1、比較例2 浄化剤Aの調製における酸化第二銅粉末を、BET比表
面積が5m/g、1m/gの市販の酸化第二銅粉末
に替えたほかは浄化剤Aと同様にして、浄化剤a、浄化
剤bを得た。これらの浄化剤中の水分は、いずれも0.
5〜1.5wt%の範囲内であった。これらの浄化剤を
用いて、実施例1と同様にして浄化試験を行なった。そ
の結果を表1に示す。
【0038】比較例3、比較例4 比較例1、比較例2の浄化試験における有害成分である
tert-ブチルホスフィンをtert-ブチルアルシン
に替えたほかは、比較例1、比較例2と同様にして浄化
試験を行なった。その結果を表1に示す。
【0039】実施例17 BET比表面積が80m/gの酸化第二銅粉末100
gとBET比表面積が243m/gの二酸化マンガン
粉末10gを混合し(酸化第二銅:二酸化マンガンの重
量比1:0.1)、バインダーとしてヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース0.55gを加えて均一に混練した
後、得られたケーキを押し出し成型機で押し出して直径
1.8mmの成型物を得た。これを長さ5〜10mm程
度に切断してペレットとし、90℃で12時間乾燥させ
ることによって浄化剤D(水分率1.0wt%)を得
た。
【0040】浄化剤Dを内径20mmの石英ガラス製の
浄化筒に100ml充填し、乾燥窒素中にtert-ブ
チルホスフィン3000ppmを含有するガスを20
℃、常圧下で349ml/min(空筒線速度1.85
cm/sec)の流量で流通させた。この間、浄化筒の
出口ガスの一部をサンプリングし、変色成分として塩化
コバルトをシリカゲルに担持させた検知剤(検知下限1
0ppm)を用いて、tert-ブチルホスフィンが検
知されるまでの時間(有効処理時間)を測定し、浄化剤
1L(リットル)当たりに対するtert-ブチルホス
フィンの除去量(L)(浄化能力)を求めた。その結果
を表2に示す。
【0041】実施例18、実施例19 実施例17の浄化試験におけるtert-ブチルホスフ
ィンの濃度を、500ppm、10000ppmに変え
たほかは実施例1と同様にして浄化試験を行なった。そ
の結果を表2に示す。
【0042】実施例20、実施例21 浄化剤Dの調製における酸化第二銅と二酸化マンガンの
重量比を、1:0.05、1:0.2に変えたほかは浄
化剤Dと同様にして、浄化剤E、浄化剤Fを得た。これ
らの浄化剤中の水分は、いずれも0.5〜1.5wt%
の範囲内であった。これらの浄化剤を用いて、実施例1
7と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表2に
示す。
【0043】実施例22、実施例23 浄化剤Dの調製における二酸化マンガン粉末を、BET
比表面積が182m/gの二酸化マンガン粉末、BE
T比表面積が138m/gの二酸化マンガン粉末に替
えたほかは浄化剤Dと同様にして、浄化剤G、浄化剤H
を得た。これらの浄化剤中の水分は、いずれも0.5〜
1.5wt%の範囲内であった。これらの浄化剤を用い
て、実施例17と同様にして浄化試験を行なった。その
結果を表2に示す。
【0044】実施例24 浄化剤Dの調製における酸化第二銅粉末をBET比表面
積が50m/gの酸化第二銅粉末に替えたほかは浄化
剤Dと同様にして浄化剤Iを得た。この浄化剤中の水分
は、0.9wt%であった。この浄化剤を用いて、実施
例17と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表
2に示す。
【0045】実施例25 浄化剤Dの調製における酸化第二銅粉末をBET比表面
積が50m/gの酸化第二銅粉末に替えるとともに、
二酸化マンガン粉末をBET比表面積が182m/g
の二酸化マンガン粉末に替えたほかは浄化剤Dと同様に
して浄化剤Jを得た。この浄化剤中の水分は、0.8w
t%であった。この浄化剤を用いて、実施例17と同様
にして浄化試験を行なった。その結果を表2に示す。
【0046】実施例26 浄化剤Dの調製における酸化第二銅粉末をBET比表面
積が15m/gの酸化第二銅粉末に替えたほかは浄化
剤Dと同様にして浄化剤Kを得た。この浄化剤中の水分
は、1.0wt%であった。この浄化剤を用いて、実施
例17と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表
2に示す。
【0047】実施例27 浄化剤Dの調製における酸化第二銅粉末をBET比表面
積が15m/gの酸化第二銅粉末に替えるとともに、
二酸化マンガン粉末をBET比表面積が182m/g
の二酸化マンガン粉末に替えたほかは浄化剤Dと同様に
して浄化剤Lを得た。この浄化剤中の水分は、0.9w
t%であった。この浄化剤を用いて、実施例17と同様
にして浄化試験を行なった。その結果を表2に示す。
【0048】実施例28〜実施例36 実施例17の浄化試験における有害成分であるtert
-ブチルホスフィンを他の有害成分に替えたほかは実施
例17と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表
2に示す。尚、tert-ブチルアルシン、iso-ブチ
ルホスフィン、iso-ブチルアルシン以外の有害成分
の検出には、変色成分として塩化金と銅塩をシリカゲル
に担持させた検知剤(検知下限10ppm)を用いた。
【0049】比較例5、比較例6 浄化剤Dの調製における酸化第二銅粉末を、BET比表
面積が5m/g、1m/gの市販の酸化第二銅粉末
に替えたほかは浄化剤Dと同様にして、浄化剤c、浄化
剤dを得た。これらの浄化剤中の水分は、いずれも0.
5〜1.5wt%の範囲内であった。これらの浄化剤を
用いて、実施例17と同様にして浄化試験を行なった。
その結果を表2に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】(使用後の浄化剤の窒素流通試験)実施例
1〜実施例36の浄化試験において、有害成分が検知さ
れた後、有害ガスの流通を中止し、24時間にわたり乾
燥窒素のみを流通させた。その間、浄化剤からの有害成
分の脱離は検知されなかった。これにより浄化剤A〜L
の安定性が確認された。
【0053】
【発明の効果】本発明の有害ガスの浄化剤及び浄化方法
により、一般式Rm−M−Hn(Rはアルキル基、Mは
As、P、S、SeまたはTe、m及びnはその和がM
の原子価に等しい正の整数)で表されるアルキル金属水
素化合物を有害成分として含有する有害ガスを、浄化後
に不安定な生成物を生じさせることなく高い浄化能力で
浄化することが可能となった。
フロントページの続き (72)発明者 名和 洋二 神奈川県平塚市田村5181番地 日本パイオ ニクス株式会社平塚研究所内 Fターム(参考) 4G069 AA02 AA08 BA27A BA27B BB04A BB04B BC27A BC27B BC31A BC31B BC62A BC62B BD07A BD07B BD08A BD08B BD09A BD09B BD10A BD10B CA02 CA07 CA10 CA11 DA06 EA02Y EC02X EC02Y EC03X EC03Y EC04X EC05X FC05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有害成分として一般式Rm−M−Hn
    (Rはアルキル基、MはAs、P、S、SeまたはT
    e、m及びnはその和がMの原子価に等しい正の整数)
    で表される有機金属化合物を含有する有害ガスの浄化剤
    であって、有効成分としてBET比表面積が10m
    g以上の酸化第二銅を含むことを特徴とする有害ガスの
    浄化剤。
  2. 【請求項2】 有害成分として一般式Rm−M−Hn
    (Rはアルキル基、MはAs、P、S、SeまたはT
    e、m及びnはその和がMの原子価に等しい正の整数)
    で表される有機金属化合物を含有する有害ガスの浄化剤
    であって、有効成分としてBET比表面積が10m
    g以上の酸化第二銅及びBET比表面積が130m
    g以上の二酸化マンガンを、1:0.3以下の重量比で
    含むことを特徴とする有害ガスの浄化剤。
  3. 【請求項3】 有効成分の他にバインダーを含む請求項
    1または請求項2に記載の有害ガスの浄化剤。
  4. 【請求項4】 バインダーが、ポリビニルアルコール、
    ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
    メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、シリ
    カ、アルミナ、珪藻土、珪酸ナトリウム、及び硫酸水素
    ナトリウムから選ばれる一種以上である請求項3に記載
    の有害ガスの浄化剤。
  5. 【請求項5】 浄化剤中の有効成分の重量割合が、75
    %以上である請求項1または請求項2に記載の有害ガス
    の浄化剤。
  6. 【請求項6】 有害成分として一般式Rm−M−Hn
    (Rはアルキル基、MはAs、P、S、SeまたはT
    e、m及びnはその和がMの原子価に等しい正の整数)
    で表される有機金属化合物を含有する有害ガスを、有効
    成分としてBET比表面積が10m/g以上の酸化第
    二銅を含む浄化剤と接触させて浄化することを特徴とす
    る有害ガスの浄化方法。
  7. 【請求項7】 有害成分として一般式Rm−M−Hn
    (Rはアルキル基、MはAs、P、S、SeまたはT
    e、m及びnはその和がMの原子価に等しい正の整数)
    で表される有機金属化合物を含有する有害ガスを、有効
    成分としてBET比表面積が10m/g以上の酸化第
    二銅及びBET比表面積が130m/g以上の二酸化
    マンガンを1:0.3以下の重量比で含む浄化剤と接触
    させて浄化することを特徴とする有害ガスの浄化方法。
  8. 【請求項8】 有機金属化合物中のアルキル基がter
    t-ブチル基またはiso-プロピル基である請求項6ま
    たは請求項7に記載の有害ガスの浄化方法。
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