JP2000135415A - 有害ガスの浄化剤及び浄化方法 - Google Patents

有害ガスの浄化剤及び浄化方法

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JP2000135415A
JP2000135415A JP10310802A JP31080298A JP2000135415A JP 2000135415 A JP2000135415 A JP 2000135415A JP 10310802 A JP10310802 A JP 10310802A JP 31080298 A JP31080298 A JP 31080298A JP 2000135415 A JP2000135415 A JP 2000135415A
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Kenji Otsuka
健二 大塚
Yutaka Amishima
豊 網島
Chitsu Arakawa
秩 荒川
Takashi Hasemi
隆司 長谷見
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Japan Pionics Ltd
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Japan Pionics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有害成分として塩基性ガスを含む有害ガスを
浄化するための浄化剤または浄化方法において、浄化能
力が大きく、強度が高く、しかも乾燥状態においても浄
化能力の低下が少ない浄化剤あるいは浄化方法を提供す
る。 【解決手段】 浄化剤の主成分を、銅(II)塩及びBE
T比表面積が130m/g以上である酸化マンガン
(IV)とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有害ガスの浄化方法
に関し、さらに詳細にはアンモニア、アミン類など半導
体製造工程などで使用される塩基性の有害ガスの浄化方
法に関する。近年、半導体工業やオプトエレクトロニク
ス工業、精密機器工業の発展とともに、アンモニア、ア
ミン類などの塩基性ガスの使用量が増加している。これ
らの塩基性ガスは化学気相成長法などの半導体製造、装
飾品や保護膜の製造、超硬材料製造などにおいて不可欠
な物質であるが、いずれのガスも毒性が高く刺激臭や不
快臭を放つとともに、大気に放出された場合には人体や
環境に悪影響を与える。日本産業衛生学会あるいはAC
GIHが定めるこれらのガスの許容濃度については、例
えばアンモニアが25ppm、メチルアミンが10pp
mなどであり、これらの有害ガスを含むガスは前述した
半導体製造工程などに使用された後、大気に放出するに
先だって有害成分を除去する必要がある。このほか、塩
基性ガスがボンベや配管などから空気中に漏洩した場合
などには、緊急に除去する必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来より、塩基性ガスを除去する方法と
しては、スクラバーで酸性成分を含む水溶液に塩基性ガ
スを接触させて除去する湿式法や、活性炭、無機化合物
の多孔質吸着剤、金属塩などを使用した浄化剤に塩基性
ガスを接触させて除去する乾式法が用いられている。本
出願人も、浄化効率が高い優れた浄化剤あるいは浄化方
法を数多く開発してきた。例えば、特開平5−1543
33号公報において、有害成分である塩基性ガスを、硫
酸銅を活性炭に担持させてなる浄化剤と接触させ、有害
成分を除去する方法を提案している。
【0003】また、特開平6−319938号公報にお
いて、有害成分である塩基性ガスを、シリカ、アルミ
ナ、チタニア、ジルコニアなどの無機質担体に銅(II)
塩を担持させてなる浄化剤と接触させ、有害成分を除去
する方法を提案している。また、特開平6−31993
9号公報において、有害成分である塩基性ガスを、酸化
銅(II)及び酸化マンガン(IV)を主成分とする金属酸
化物に銅(II)塩を添着せしめてなる浄化剤と接触さ
せ、有害成分を除去する方法を提案している。さらに、
特開平9−10545号公報において、有害成分である
塩基性ガスを、酸化銅(II)及び酸化マンガン(IV)を
主成分とする金属酸化物に塩化銅(II)を添着せしめて
なる浄化剤と接触させ、有害成分を除去する方法を提案
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の浄化剤または浄
化方法はいずれも優れたものであるが、次のような不充
分な点があった。すなわち、特開平5−154333号
公報に記載の浄化方法においては、処理対象ガスが有害
成分として塩基性ガスのほかにアルシン、ホスフィン、
シラン等の可燃性ガスを含んでいる場合は、これらの可
燃性ガスが活性炭に吸着され、浄化処理終了後には活性
炭から脱離する恐れがあるほか、大気に触れると発火す
る恐れがあった。また、特開平6−319938号公報
に記載の浄化方法は、浄化処理終了後に浄化剤から有害
成分が脱離したり発火する恐れはなかったが、浄化能力
が不充分であった。
【0005】特開平6−319939号公報に記載の浄
化方法は、浄化能力の向上を計ったものであり、水分が
浄化剤中にある程度含まれている状態においては優れた
浄化能力が得られた。しかし、水分が極めて少ない状態
では浄化能力が大幅に低下するので、乾燥した有害ガス
を大量に処理する場合には適していなかった。特開平9
−10545号公報に記載の浄化方法は、特開平6−3
19939号公報に記載の浄化方法において、乾燥状態
における浄化能力の低下を改善したものである。しか
し、浄化能力を大きくするために塩化銅(II)の添着量
を増やすと浄化剤の強度が低下し、浄化処理中に浄化剤
の一部が崩壊して処理対象ガスの偏流が発生する恐れが
あった。
【0006】従って、本発明が解決しようとする課題
は、有害成分として塩基性ガスを含む有害ガスを浄化す
るための浄化剤または浄化方法において、浄化能力が大
きく、強度が高く、しかも乾燥状態においても浄化能力
の低下が少ない浄化剤あるいは浄化方法を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決すべく鋭意検討した結果、銅(II)塩及び高
比表面積の酸化マンガン(IV)を主成分として用いて浄
化剤を調製することにより、大きな浄化能力が得られる
こと、浄化剤が乾燥した状態においても浄化能力の低下
が少ないことを見い出した。さらに銅(II)塩、高比表
面積の酸化マンガン(IV)及び水を混合して得られるス
ラリーまたはケーキを、成型することによって得られる
浄化剤は、高い強度を有することを見い出し本発明に到
達した。
【0008】すなわち本発明は、有害成分として塩基性
ガスを含む有害ガスを浄化するための浄化剤であって、
銅(II)塩及びBET比表面積が130m/g以上で
ある酸化マンガン(IV)を主成分とすることを特徴とす
る有害ガスの浄化剤である。また本発明は、有害成分と
して塩基性ガスを含む有害ガスを、銅(II)塩及びBE
T比表面積が130m/g以上である酸化マンガン
(IV)を主成分とする浄化剤と接触させ、該有害ガスか
ら有害成分を除去することを特徴とする有害ガスの浄化
方法でもある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は窒素、水素及び空気など
のガス中に含有されるアンモニア、ジメチルアミン、ト
リメチルアミン、モノメチルアミン、ヒドラジン、及び
ジメチルヒドラジンなどの塩基性ガスを含有する有害ガ
スの浄化剤あるいは浄化方法に適用される。特に本発明
の浄化剤及び浄化方法によれば、浄化能力が大きく、乾
燥状態でも浄化能力の低下が少なく、多量の有害ガスを
迅速に、しかも常温で浄化することができる。
【0010】本発明の有害ガスの浄化剤は、銅(II)塩
及びBET比表面積が130m/g以上である酸化マ
ンガン(IV)を主成分とする浄化剤である。また、本発
明の有害ガスの浄化方法は、有害成分として塩基性ガス
を含む有害ガスを、銅(II)塩及びBET比表面積が1
30m/g以上である酸化マンガン(IV)を主成分と
する浄化剤と接触させ、該有害ガスから塩基性ガスを除
去する方法である。本発明に使用する酸化マンガン(I
V)は、BET法による比表面積が130m /g以上
のものであるが(以下高比表面積酸化マンガン(IV)と
称す)、175m/g以上のものが好ましい。また、
130m/g未満であっても浄化能力を有するが、高
い浄化能力は得られない。このような高比表面積酸化マ
ンガン(IV)を製造する方法としては、希薄な過マンガ
ン酸カリウム水溶液と希薄な硫酸マンガン水溶液と濃硫
酸を加熱しながら攪拌、混合して合成する方法などがあ
る。
【0011】本発明に使用する銅(II)塩は、無機酸ま
たは有機酸の銅塩である。無機酸の塩としてはオキソ酸
の塩及びハロゲン化物などがあり、オキソ酸の塩では、
例えば炭酸、硝酸、硫酸、リン酸、ほう酸などの銅(I
I)塩、また、ハロゲン化物では、例えばフッ化銅(I
I)、塩化銅(II)、臭化銅(II)、よう化銅(II)な
どが挙げられる。また有機酸の銅塩としては、蟻酸、酢
酸、プロピオン酸などの脂肪族モノカルボン酸、蓚酸、
アジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸、乳
酸、酒石酸のようなオキシ酸、安息香酸、トルイル酸な
どの芳香族やナフテン酸のような種々の酸の銅(II)塩
が挙げられる。これらのうちでも炭酸銅(II)、硝酸銅
(II)、硫酸銅(II)、リン酸銅(II)、ほう酸銅(I
I)、フッ化銅(II)、塩化銅(II)、臭化銅(II)、
蟻酸銅(II)、酢酸銅(II)、及び蓚酸銅(II)などが
入手しやすさ、扱いやすさの点で好適である。また、銅
(II)塩では、無水物から多水和物まで種々の水和物が
知られているが、取り扱いやすさ、空気中での安定性の
よさ及び浄化能力に影響を及ぼさないことなどから水和
物も使用できる。
【0012】浄化剤中の銅(II)塩と高比表面積酸化マ
ンガン(IV)の含有量の割合は、塩基性ガスの種類、濃
度、流速、及び浄化剤の調製方法などによって異なり一
概に特定はできないが、銅(II)塩の含有量は、通常は
高比表面積酸化マンガン(IV)の含有量に対し重量比で
0.05〜4.0倍であり、好ましくは0.2〜3.0
倍である。銅(II)塩の含有量は、高比表面積酸化マン
ガン(IV)の含有量の0.05倍未満であっても4.0
倍を超えても浄化能力は低下する。尚、後記するように
浄化剤の調製の際にはバインダーを添加することもでき
る。また、浄化剤中には浄化に悪影響を及ぼさない不純
物、不活性物質などを含んでいてもよい。また、浄化剤
は乾燥状態でも優れた浄化能力を発揮するが、15wt
%以下の水分を含んでいてもよい。これらのバインダ
ー、不純物、不活性物質、水分などを含んだ場合におい
ても、浄化剤中の銅(II)塩及び高比表面積酸化マンガ
ン(IV)の合計含有量は、通常は70wt%以上、好ま
しくは85wt%以上である。
【0013】本発明の浄化剤を調製する方法としては公
知の種々の方法が用いられる。代表的な方法としては、
粉末状の銅(II)塩と高比表面積酸化マンガン(IV)に
水を加えて混合し成型する方法、高比表面積酸化マンガ
ン(IV)の成型体に銅(II)塩の水溶液を含浸すること
により添着させる方法が挙げられる。しかし、高比表面
積酸化マンガン(IV)の成型体に銅(II)塩の水溶液を
含浸することにより添着させた浄化剤は銅(II)塩が脱
落しやすいので、粉末状の銅(II)塩と高比表面積酸化
マンガン(IV)に水を加えて混合し成型する方法が好ま
しい。
【0014】銅(II)塩と高比表面積酸化マンガン(I
V)の混合成型体を製造する方法としては、例えば、粉
末状の銅(II)塩と高比表面積酸化マンガン(IV)を所
定の割合で混合したものに水を加えてかき混ぜ得られた
スラリーまたはケーキを押し出し成型し、適当な長さに
切断して得られたペレットを乾燥させて浄化剤とする方
法、または上記のようなスラリーまたはケーキを乾燥さ
せて粉砕したものを打錠成型し浄化剤とする方法、ある
いはスラリーまたはケーキを造粒機などを用いて粒状に
成型し、乾燥させて浄化剤とする方法などが挙げられ
る。これらのうち加工性及び形状、大きさの選択の容易
さなどの点から押し出し成型によりペレット状とする方
法が好ましい。
【0015】粉末原料、スラリーまたはケーキから成型
体を調製する場合は、成型性や成型強度を高めるために
バインダーを加えてもよい。このようなバインダーとし
ては、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、メチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロースなどの有機系バインダー、シ
リカ、珪藻土、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、珪
酸ナトリウム、硫酸水素ナトリウムなどの無機系バイン
ダーを挙げることができる。これらのバインダーは、浄
化剤を調製する際、粉体原料、スラリーまたはケーキに
添加、混練される。バインダーの添加量は、各成分の割
合、成型条件などによって異なり一概には特定できない
が、少なすぎる場合はバインダーとしての効果が得られ
ず、多すぎる場合は浄化能力が低下することから、通常
は浄化剤全重量に対して0.1〜15wt%であり、好
ましくは0.5〜7wt%である。
【0016】浄化剤の大きさ及び形状は特に限定されな
いが、例えば球状、円柱状、円筒状及び粒状などが挙げ
られる。その大きさは球状であれば直径0.5〜10m
m、ペレットやタブレットなどの円柱状であれば直径
0.5〜10mm、高さ2〜20mm程度が好ましく、
粒状など不定形のものであれば、ふるいの目の開きで
0.84〜5.66mm程度のものが好ましい。浄化剤
を浄化筒に充填したときの充填密度は、浄化剤の形状に
より異なるが通常は0.4〜2.0g/ml程度であ
る。浄化剤は、通常は有害ガスの浄化筒に充填され、固
定床として用いられるが移動床、流動床として用いるこ
とも可能である。通常は浄化剤は浄化筒内に充填され、
塩基性ガスを含有するガスは浄化筒内に流され、浄化剤
と接触させることにより、有害成分である塩基性ガスが
除去される。
【0017】本発明の浄化方法において、浄化剤と処理
対象ガスとの接触温度には特に制限はなく、熱処理工程
などからの排ガスのように高い温度のガスをそのまま浄
化剤と接触させることもできるが、浄化するために特に
加熱や冷却を必要としないことから、一般的には100
℃以下であり、通常は室温付近の温度(10〜50℃)
で操作される。尚、浄化開始後は反応熱により10〜4
0℃程度の温度上昇が見られることもあるが、異常な発
熱を生じたりする恐れはない。また、浄化時の圧力にも
特に制限はないが、通常は常圧で行なわれるほか、減圧
乃至1kg/cmGのような加圧下で操作することも
可能である。本発明が適用される処理対象ガスは、有害
成分を含む窒素、水素及び空気などのガスであるが、該
処理対象ガスは乾燥状態であってもまた湿度の高い状態
であっても結露を生じない程度であればよい。
【0018】本発明の浄化方法が適用される処理対象ガ
ス中に含有される塩基性ガスの濃度及び流速には特に制
限はないが、一般に濃度が高いほど流速を小さくするこ
とが望ましい。浄化可能な有害ガスの濃度は通常は1%
以下であるが、流量が小さい場合にはさらに高濃度の塩
基性ガスの処理も可能である。浄化筒は塩基性ガス濃
度、処理対象ガスの量などに応じて設計されるが、塩基
性ガス濃度が0.1%以下のような比較的低濃度では空
筒線速度(LV)は0.5〜50cm/sec、塩基性
ガス濃度が0.1〜1%程度ではLVは0.05〜20
cm/sec、塩基性ガス濃度が1%以上のような高濃
度では10cm/sec以下の範囲で設計することが好
ましい。従って、半導体製造工程から定常的に排出され
る濃度の高い有害ガスの様な場合には10cm/sec
以下が一般的な基準となる。
【0019】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明がこれらにより限定されるものではない。 (酸化マンガン(IV)の調製)以下のように、BET比
表面積が異なる4種類の酸化マンガン(IV)を調製し
た。
【0020】 BET比表面積245m/gの酸化
マンガン(IV)の調製 398gの過マンガン酸カリウムを水12.5kgに溶
解した液に、3wt%の硫酸マンガン水溶液8.45k
gと濃硫酸144gとの混合液を温度70℃にて速やか
に注加し反応させた。生成した沈殿物を90℃で3時間
攪拌した後、濾過し、イオン交換水25kgで3回洗浄
した後、再度濾過し、1200gのケーキ状酸化マンガ
ン(IV)を得た。このケーキ状酸化マンガン(IV)を9
0℃で12時間乾燥し、粉末状酸化マンガン(IV)36
0gを得た。以上の操作を8回繰り返し、合計2880
gの酸化マンガン(IV)を得た。この粉末状酸化マンガ
ン(IV)のBET比表面積をガス吸着量測定装置(ユア
サアイオニクス(株)製、オートソーブ3B)で測定し
たところ245m/gであった。
【0021】 BET比表面積182m/gの酸化
マンガン(IV)の調製 796gの過マンガン酸カリウムを水12kgに溶解し
た液に、6wt%の硫酸マンガン水溶液8.46kgと
濃硫酸288gとの混合液を温度70℃にて速やかに注
加し反応させた。生成した沈殿物を90℃で3時間攪拌
した後、濾過し、イオン交換水25kgで3回洗浄した
後、再度濾過し、2400gのケーキ状酸化マンガン
(IV)を得た。このケーキ状酸化マンガン(IV)を90
℃で12時間乾燥し、粉末状酸化マンガン(IV)720
gを得た。この粉末状酸化マンガン(IV)のBET比表
面積は182m/gであった。
【0022】 BET比表面積140m/gの酸化
マンガン(IV)の調製 796gの過マンガン酸カリウムを水4kgに溶解した
液に、20wt%の硫酸マンガン水溶液2560gと濃
硫酸288gとの混合液を温度70℃にて速やかに注加
し反応させた。生成した沈殿物を90℃で3時間攪拌し
た後、濾過し、イオン交換水8kgで3回洗浄した後、
再度濾過し、2300gのケーキ状酸化マンガン(IV)
を得た。このケーキ状酸化マンガン(IV)を90℃で1
2時間乾燥し、粉末状酸化マンガン(IV)720gを得
た。この粉末状酸化マンガン(IV)のBET比表面積は
140m/gであった。
【0023】 BET比表面積123m/gの酸化
マンガン(IV)の調製 796gの過マンガン酸カリウムを水2.5kgに溶解
した液に、30wt%の硫酸マンガン水溶液1692g
と濃硫酸288gとの混合液を温度70℃にて速やかに
注加し反応させた。生成した沈殿物を90℃で3時間攪
拌した後、濾過し、イオン交換水5kgで3回洗浄した
後、再度濾過し、2200gのケーキ状酸化マンガン
(IV)を得た。このケーキ状酸化マンガン(IV)を90
℃で12時間乾燥し、粉末状酸化マンガン(IV)720
gを得た。この粉末状酸化マンガン(IV)のBET比表
面積は123m/gであった。
【0024】(浄化試験) 実施例1 により得られたBET比表面積が245m/gの酸
化マンガン(IV)800gに硫酸銅(II)1600g、
水400gを加えて混練し、得られたケーキを押し出し
成型機で押し出して直径1.6mmの成型物を得た。こ
れを長さ3〜5mm程度に切断してペレットとし、12
0℃で12時間乾燥させることによって浄化剤A(Mn
:CuSOの重量比1:2)を得た。この浄化剤
A中の水分は、0.8wt%であった。
【0025】浄化剤Aを内径40mmの石英ガラス製の
浄化筒に314ml充填し、1%のアンモニアを含有す
る乾燥窒素を20℃、常圧下で3770ml/min
(空筒線速度5.0cm/sec)の流量で流通させ
た。この間、浄化筒の出口ガスの一部をサンプリング
し、ガス検知管(ガステック社製、検知下限2ppm)
及びガス検知器(バイオニクス機器(株)製、型番TG
−2400BA)を用いて、アンモニアの濃度が許容濃
度上限値(25ppm)に到達するまでの時間(有効処
理時間)を測定し、浄化剤1L(リットル)当たりに対
するアンモニアの除去量(L)(浄化能力)を求めた。
その結果を表1に示す。
【0026】実施例2 により得られたBET比表面積が182m/gの酸
化マンガン(IV)400g、硫酸銅(II)800g及び
水200gを用いて実施例1と同様にして浄化剤B(M
nO:CuSOの重量比1:2)を得た。実施例1
における浄化剤Aを浄化剤Bに替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。 実施例3 により得られたBET比表面積が140m/gの酸
化マンガン(IV)400g、硫酸銅(II)800g及び
水200gを用いて実施例1と同様にして浄化剤C(M
nO:CuSOの重量比1:2)を得た。実施例1
における浄化剤Aを浄化剤Cに替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。
【0027】実施例4 により得られたBET比表面積が245m/gの酸
化マンガン(IV)200g、塩化銅(II)400g及び
水100gを用いて実施例1と同様にして浄化剤D(M
nO:CuClの重量比1:2)を得た。実施例1
における浄化剤Aを浄化剤Dに替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。 実施例5 により得られたBET比表面積が182m/gの酸
化マンガン(IV)200g、塩化銅(II)400g及び
水100gを用いて実施例1と同様にして浄化剤E(M
nO:CuClの重量比1:2)を得た。実施例1
における浄化剤Aを浄化剤Eに替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。
【0028】実施例6 により得られたBET比表面積が140m/gの酸
化マンガン(IV)200g、塩化銅(II)400g及び
水100gを用いて実施例1と同様にして浄化剤F(M
nO:CuClの重量比1:2)を得た。実施例1
における浄化剤Aを浄化剤Fに替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。 実施例7 実施例1における1%のアンモニアを含有する乾燥窒素
を、1%のトリメチルアミンを含有する乾燥窒素に替え
たほかは実施例1と同様にして浄化試験を行なった。そ
の結果を表1に示す。
【0029】実施例8 実施例1における浄化剤Aを浄化剤Bに替え、さらに1
%のアンモニアを含有する乾燥窒素を、1%のトリメチ
ルアミンを含有する乾燥窒素に替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。 実施例9 実施例1における浄化剤Aを浄化剤Cに替え、さらに1
%のアンモニアを含有する乾燥窒素を、1%のトリメチ
ルアミンを含有する乾燥窒素に替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。
【0030】実施例10 により得られたBET比表面積が245m/gの酸
化マンガン(IV)200g、炭酸銅(II)400g及び
水100gを用いて実施例1と同様にして浄化剤G(M
nO:CuCOの重量比1:2)を得た。実施例1
における浄化剤Aを浄化剤Gに替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。 実施例11 実施例1における1%のアンモニアを含有する乾燥窒素
を、33%のアンモニアを含有する乾燥窒素に替え、さ
らに5.0cm/secの空筒線速度を、2.0cm/
secに替えたほかは実施例1と同様にして浄化試験を
行なった。その結果を表1に示す。
【0031】実施例12 実施例1における1%のアンモニアを含有する乾燥窒素
を、0.05%のアンモニアを含有する乾燥窒素に替え
ほかは実施例1と同様にして浄化試験を行なった。その
結果を表1に示す。 実施例13 により得られたBET比表面積が245m/gの酸
化マンガン(IV)300g、硫酸銅(II)300g及び
水100gを用いて実施例1と同様にして浄化剤H(M
nO:CuSOの重量比1:1)を得た。実施例1
における浄化剤Aを浄化剤Hに替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。
【0032】実施例14 により得られたBET比表面積が245m/gの酸
化マンガン(IV)400g、硫酸銅(II)200g及び
水100gを用いて実施例1と同様にして浄化剤I(M
nO:CuSOの重量比1:0.5)を得た。実施
例1における浄化剤Aを浄化剤Iに替えたほかは実施例
1と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に
示す。 実施例15 により得られたBET比表面積が245m/gの酸
化マンガン(IV)480g、硫酸銅(II)120g及び
水100gを用いて実施例1と同様にして浄化剤J(M
nO:CuSOの重量比1:0.25)を得た。実
施例1における浄化剤Aを浄化剤Jに替えたほかは実施
例1と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1
に示す。
【0033】実施例16 により得られたBET比表面積が245m/gの酸
化マンガン(IV)200gに硫酸銅(II)400g、水
100gを加えて混練し、得られたケーキを押し出し成
型機で押し出して直径1.6mmの成型物を得た。これ
を長さ3〜5mm程度に切断してペレットとし、80℃
で10時間乾燥させることによって浄化剤K(Mn
:CuSOの重量比1:2)を得た。この浄化剤
K中の水分は、7.8wt%であった。実施例1におけ
る浄化剤Aを浄化剤Kに替えたほかは実施例1と同様に
して浄化試験を行なった。その結果を表1に示す。
【0034】比較例1 により得られたBET比表面積が123m/gの酸
化マンガン(IV)4000g、硫酸銅(II)800g及
び水200gを用いて実施例1と同様にして浄化剤L
(MnO:CuSOの重量比1:2)を得た。実施
例1における浄化剤Aを浄化剤Lに替えたほかは実施例
1と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に
示す。 比較例2 酸化マンガン(IV)(関東化学(株)製、鹿特級)のB
ET比表面積をガス吸着量測定装置(ユアサアイオニク
ス(株)製、オートソーブ3B)で測定したところ48
/gであった。この酸化マンガン(IV)400g、
硫酸銅(II)800g及び水200gを用いて実施例1
と同様にして浄化剤M(MnO:CuSOの重量比
1:2)を得た。実施例1における浄化剤Aを浄化剤M
に替えたほかは実施例1と同様にして浄化試験を行なっ
た。その結果を表1に示す。
【0035】比較例3 により得られたBET比表面積が123m/gの酸
化マンガン(IV)200g、塩化銅(II)400g及び
水100gを用いて実施例1と同様にして浄化剤N(M
nO:CuClの重量比1:2)を得た。実施例1
における浄化剤Aを浄化剤Nに替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。 比較例4 比較例2において使用したBET比表面積が48m
gの酸化マンガン(IV)(関東化学(株)製、鹿特級)
と同じ酸化マンガン(IV)200g、塩化銅(II)40
0g及び水100gを用いて実施例1と同様にして浄化
剤O(MnO:CuClの重量比1:2)を得た。
実施例1における浄化剤Aを浄化剤Oに替えたほかは実
施例1と同様にして浄化試験を行なった。その結果を表
1に示す。
【0036】比較例5 実施例1における浄化剤Aを浄化剤Lに替え、さらに1
%のアンモニアを含有する乾燥窒素を、1%のトリメチ
ルアミンを含有する乾燥窒素に替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。 比較例6 実施例1における浄化剤Aを浄化剤Mに替え、さらに1
%のアンモニアを含有する乾燥窒素を、1%のトリメチ
ルアミンを含有する乾燥窒素に替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表1に示
す。
【0037】比較例7 酸化銅(II)及び酸化マンガン(IV)を主成分とする金
属酸化物に銅(II)塩を添着せしめてなる浄化剤を次の
ように調製した。金属酸化物として市販のホプカライト
(日産ガードラー(株)製)を使用した。その組成は、
酸化マンガン(IV)50wt%、酸化銅(II)22wt
%、酸化マグネシウム(II)12.5wt%、酸化アル
ミニウム(III)12.5wt%であり、形状として
は、直径1.5mm、長さ3〜10mmの押し出し成型
品であった。このホプカライト1000gに対して、水
500gに硫酸銅(II)を500g溶かしたものを散
布、含浸させた後、80℃で10時間乾燥させることに
より、浄化剤P(金属酸化物:CuSOの重量比1:
0.5)を得た。この浄化剤P中の水分は、7.6wt
%であった。実施例1における浄化剤Aを浄化剤Pに替
えたほかは実施例1と同様にして浄化試験を行なった。
その結果を表2に示す。
【0038】比較例8 比較例7において使用した市販のホプカライト(日産ガ
ードラー(株)製)と同じホプカライト1000gに対
して、水500gに硫酸銅(II)を500g溶かしたも
のを散布、含浸させた後、120℃で12時間乾燥させ
ることにより、浄化剤Q(金属酸化物:CuSOの重
量比1:0.5)を得た。この浄化剤Q中の水分は、
0.7wt%であった。実施例1における浄化剤Aを浄
化剤Qに替えたほかは実施例1と同様にして浄化試験を
行なった。その結果を表2に示す。 比較例9 比較例7において使用した市販のホプカライト(日産ガ
ードラー(株)製)と同じホプカライト1000gに対
して、水500gに塩化銅(II)を500g溶かしたも
のを散布、含浸させた後、120℃で12時間乾燥させ
ることにより、浄化剤R(金属酸化物:CuClの重
量比1:0.5)を得た。この浄化剤R中の水分は、
0.8wt%であった。実施例1における浄化剤Aを浄
化剤Rに替えたほかは実施例1と同様にして浄化試験を
行なった。その結果を表2に示す。
【0039】比較例10 実施例1における浄化剤Aを浄化剤Pに替え、さらに1
%のアンモニアを含有する乾燥窒素を、1%のトリメチ
ルアミンを含有する乾燥窒素に替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表2に示
す。 比較例11 実施例1における浄化剤Aを浄化剤Rに替え、さらに1
%のアンモニアを含有する乾燥窒素を、1%のトリメチ
ルアミンを含有する乾燥窒素に替えたほかは実施例1と
同様にして浄化試験を行なった。その結果を表2に示
す。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】(強度試験) 実施例17 自動ふるい器((株)セイシン企業社製 Robot
Shifter RPS−85)により浄化剤Aに強い
振動を与えて、浄化剤Aの崩壊状況を測定することによ
り浄化剤Aの強度を試験した。底が42meshのふる
いとなっている容器に浄化剤Aを5g入れた後、該自動
ふるい器の設定をバイブレーションレベル6、パルスイ
ンターバル1として、15分間振動を与えて浄化剤Aの
一部が崩壊してふるいから落下したことによる重量減少
を測定した。その結果を表3に示す。
【0043】実施例18 実施例17における浄化剤Aを浄化剤Dに替えたほかは
実施例17と同様にして強度試験を行なった。その結果
を表3に示す。 比較例12 実施例17における浄化剤Aを浄化剤Qに替えたほかは
実施例17と同様にして強度試験を行なった。その結果
を表3に示す。 比較例13 実施例17における浄化剤Aを浄化剤Rに替えたほかは
実施例17と同様にして強度試験を行なった。その結果
を表3に示す。
【0044】
【表3】
【0045】
【発明の効果】本発明の浄化剤及び浄化方法により以下
のことが可能となった。 (1) 従来にない極めて高い塩基性ガスの浄化能力が得ら
れる。 (2) 乾燥状態においても浄化能力の低下が少ない。 (3) 浄化剤の強度が高いので、浄化処理中に浄化剤の一
部が崩壊して処理対象ガスの偏流が発生する恐れがな
い。
フロントページの続き (72)発明者 長谷見 隆司 神奈川県平塚市田村5181番地 日本パイオ ニクス株式会社平塚研究所内 Fターム(参考) 4D002 AA13 AA14 AC10 BA03 BA04 CA07 DA11 DA14 DA16 DA17 DA18 DA19 DA23 DA24 DA26 DA70 EA06 GA02 GB01 GB02 GB03 GB08 GB12 HA10 4G066 AA15B AA26B AA32B AA43B AA47B AA50B AA53B AA56B AB07B BA20 BA26 CA08 CA27 CA29 DA03 DA05 FA14 FA25 FA37

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有害成分として塩基性ガスを含む有害ガ
    スを浄化するための浄化剤であって、銅(II)塩及びB
    ET比表面積が130m/g以上である酸化マンガン
    (IV)を主成分とすることを特徴とする有害ガスの浄化
    剤。
  2. 【請求項2】 塩基性ガスがアンモニア、モノメチルア
    ミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、ヒドラジ
    ン、及びジメチルヒドラジンから選ばれる1種または2
    種以上である請求項1に記載の有害ガスの浄化剤。
  3. 【請求項3】 銅(II)塩が、炭酸銅(II)、硝酸銅
    (II)、硫酸銅(II)、リン酸銅(II)、ほう酸銅(I
    I)、フッ化銅(II)、塩化銅(II)、臭化銅(II)、
    蟻酸銅(II)、酢酸銅(II)、及び蓚酸銅(II)から選
    ばれる1種または2種以上である請求項1に記載の有害
    ガスの浄化剤。
  4. 【請求項4】 BET比表面積が130m/g以上で
    ある酸化マンガン(IV)に対する銅(II)塩の含有量の
    割合が、重量比で1:0.05〜4.0である請求項1
    に記載の有害ガスの浄化剤。
  5. 【請求項5】 銅(II)塩及びBET比表面積が130
    /g以上である酸化マンガン(IV)を主成分とする
    成分と水を混合して得られるスラリーまたはケーキを、
    成型することにより得られる請求項1に記載の有害ガス
    の浄化剤。
  6. 【請求項6】 有害成分として塩基性ガスを含む有害ガ
    スを、銅(II)塩及びBET比表面積が130m/g
    以上である酸化マンガン(IV)を主成分とする浄化剤と
    接触させ、該有害ガスから有害成分を除去することを特
    徴とする有害ガスの浄化方法。
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