JPH08150334A - 抗菌性脱臭材 - Google Patents

抗菌性脱臭材

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JPH08150334A
JPH08150334A JP6309327A JP30932794A JPH08150334A JP H08150334 A JPH08150334 A JP H08150334A JP 6309327 A JP6309327 A JP 6309327A JP 30932794 A JP30932794 A JP 30932794A JP H08150334 A JPH08150334 A JP H08150334A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫内等で発生する種々の悪臭、特に硫化
メチルについても高効率で除去することができると共
に、抗菌性能も優れている抗菌性脱臭材を提供すること
を目的とする。 【構成】 Al23を20乃至65重量%、SiO2
5乃至55重量%、MgOを0.1乃至25重量%、マ
ンガン酸化物をMnOに換算して5乃至50重量%、銅
酸化物をCuOに換算して2乃至50重量%、銀若しく
は銀化合物又は銀含有物をAg換算で0.005乃至1
0重量%含有する材料により成形されるか、この材料が
セラミック担持体に担持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫内等の悪臭を除去
すると共に、雑菌の繁殖を防止できる抗菌性脱臭材に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷蔵庫には、この密閉された小
空間に、野菜、果物及び魚貝類等、種々の食物が収納さ
れる。このため、これらの食物から発生する臭いを除去
するために、従来、種々の脱臭材が使用されている。
【0003】この脱臭材としては、製造段階で冷蔵庫内
に予め内蔵しておく内蔵タイプのものと、ユーザーが野
菜及び果物等と共に、冷蔵庫内に収納する別置タイプの
ものとがある。近時、前者が取り扱いの容易性の点で多
用されるようになっている。
【0004】従来のこの種の据え置き型であって交換し
ないタイプの脱臭材又は脱臭装置としては、特開昭61-1
72561号に開示された活性炭を主成分とするもの、又は
実開平 3-72289号, 3-73886号に開示されたオゾンを使
用するものとがある。前者は、臭除去剤として周知の活
性炭を冷蔵庫内の除臭に適用したものであり、後者はオ
ゾンによる臭いの分解を利用したものである。
【0005】特に、前者は活性炭と固体酸の両者を含有
することによって、種々の臭いが入り混った悪臭を有効
に除去できるようにしたものである。これにより、酸
性、中性及びアルカリ性の臭が混合した複合臭であって
も、比較的高い吸着能で除去することができる。
【0006】しかしながら、オゾンによる分解作用を利
用した脱臭装置は、オゾンの発生のために高圧発生器が
必要であり、装置が大掛かりになると共に、オゾン種の
除去のための装置を組み込む必要があり、装置が複雑化
する。
【0007】また、活性炭による脱臭は吸着作用を主体
としたものであり、吸着容量を超えると、その活性炭の
素材自身が悪臭の発生源となる等の問題点がある。この
問題点を解決すべく触媒を主体とした脱臭材も開発され
ているが、冷蔵庫内には、種々の臭気が発生しており、
この触媒を主体とした脱臭材では十分に除去できない臭
気がある。特に、触媒吸着材は硫化メチルを殆ど除去す
ることができない。このため、冷蔵庫内の臭いの主たる
成分である硫化メチルを高吸着能で除去できる冷蔵庫用
脱臭材の開発が強く要望されている。
【0008】そこで、本願発明者は、Al23、SiO
2、マンガン酸化物及び銅酸化物を含有する脱臭剤を開
発し、既に出願した(特開平6−71168号)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
行出願に係る脱臭剤は、それまで困難であった硫化メチ
ルも除去できるようになったものの、冷蔵庫内に予め内
蔵した場合に、冷蔵庫内の収納物からの雑菌の付着を防
止するまでには至っていない。このため、硫化メチルを
高吸着能で除去できると共に、雑菌の付着及び繁殖を防
止することができる抗菌性脱臭材の開発が要望されてい
る。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、冷蔵庫内で発生する種々の臭気を除去する
ことができ、特に硫化メチルについても高効率で除去す
ることができると共に、雑菌の付着及び繁殖を防止する
ことができる抗菌性脱臭材を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る抗菌性脱臭
材は、Al23を20乃至65重量%、SiO2を5乃
至55重量%、MgOを0.1乃至25重量%、マンガ
ン酸化物をMnOに換算して5乃至50重量%、銅酸化
物をCuOに換算して2乃至50重量%、銀若しくは銀
化合物又は銀含有物をAgに換算して0.005乃至1
0重量%含有する成形体により構成されていることを特
徴とする。
【0012】また、本発明は、前記成分の材料を成形し
た成形体ではなく、この成分の材料を担持体に担持させ
たものであっても良い。
【0013】いずれの場合も、吸着の比表面積が100
乃至300m2/gであることが好ましい。
【0014】
【作用】本発明においては、脱臭材の主要成分として、
Al23 、SiO2 、MgO、マンガン酸化物、銅酸
化物及び銀若しくは銀化合物又は銀含有物を含有するこ
とによって、従来除去することが困難であった硫化メチ
ルをも除去できるようにしたと共に、雑菌の付着及び繁
殖を防止できるようにしたものであり、これらの成分は
本発明の目的を達成する上で必須の成分である。
【0015】以下、本発明における各成分の数値限定理
由について説明する。
【0016】Al23;20〜65重量%Al23は成
形体として必要とされる強度を確保するために必須の成
分である 。Al23が20重量%未満であると、その効果が期待
できず、強度不足となると共に、粉化しやすくなる。一
方、Al23が65重量%を超えると、触媒作用を持つ
成分の含有量が相対的に減少するため、脱臭性能が低下
する。
【0017】SiO2;5〜55重量% SiO2は脱臭性能を向上させる成分である。SiO2
5重量%未満では、その脱臭効果が期待できず、特に硫
化メチル及びトリメチルアミンの脱臭性能が低下する。
SiO2が55重量%を超えると、成形体として必要と
される強度が確保できず、また粉化しやすくなる。
【0018】MgO;0.1〜25重量% MgOは抗菌性能を向上させる成分である。MgOが
0.1重量%未満の場合は、前記抗菌効果を期待できな
い。一方、MgOが25重量%を超えると、成形体とし
て必要とされる強度を確保できず、また粉化しやすくな
る。このMgOの好ましい含有比率は0.1〜5重量%
の範囲である。
【0019】なお、このMgO量はJISZ2911に
準拠する抗菌性試験によりその効果を確認して決められ
るが、このJIS規定は評価培養温度条件が28±2℃
である。この条件は冷蔵庫内温度が約5℃であることを
考慮すると、極めて過酷な評価温度条件となる。そこ
で、庫内温度が約5℃であるという実状に合わせて評価
温度を下げ、8±2℃の温度で評価培養試験を行い、そ
の抗菌性能を評価した。その他の条件はJISZ291
1に準じた。なお、5℃に設定せず、8±2℃に設定し
たのは、冷蔵庫の開閉に伴う庫内温度の上昇を加味した
ためである。
【0020】8±2℃の評価培養温度条件で抗菌性を評
価した結果、MgOの含有量が比較的微量であっても、
十分に優れた抗菌性能を発揮することが判明した。な
お、この点は後述するAgの含有量についても同様に該
当する。
【0021】マンガン酸化物;MnOに換算して5〜5
0重量% マンガン酸化物は脱臭性能を向上させる成分である。特
に、このマンガン酸化物を銅酸化物と共存させることに
より、吸着能を著しく向上させることができる。マンガ
ン酸化物がMnO換算で5重量%未満の場合は、上記脱
臭効果が期待できない。マンガン酸化物の含有量が、M
nOに換算して50重量%を超えると、成形体として必
要とされる強度を確保できず、また、粉化しやすくな
る。
【0022】銅酸化物;CuOに換算して2〜50重量
銅酸化物は脱臭性能及び抗菌性能を向上させる成分であ
る。特に、この銅酸化物をマンガン酸化物と共存させる
ことにより、臭いの吸着能が著しく向上する。銅酸化物
がCuO換算で2重量%未満の場合は、上記脱臭効果及
び抗菌効果が期待できない。一方、銅酸化物の含有量
が、CuO換算で50重量%を超えると、成形体として
必要とされる強度が確保できず、また、粉化しやすくな
る。
【0023】銀若しくは銀化合物又は銀含有物;Agに
換算して0.005〜10重量% 銀若しくは銀化合物又は銀含有物はMgOと同時に添加
することにより、両者の共同作用で抗菌性能を向上させ
る作用を有する。銀若しくは銀化合物又は銀含有物がA
g換算で0.005重量%未満の場合では前記抗菌効果
を期待できない。一方、銀又は銀化合物の含有量がAg
換算で10重量%を超えると、成形体として必要とされ
る強度を確保できず、また粉化しやすくなる。本発明に
おける銀は金属銀であってもよいし、酸化銀、塩化銀、
硫化銀などの水難溶性化合物、及び銀をゼオライトの陽
イオンと置換させたもの等でもよい。この銀の好ましい
含有量としては、抗菌性及び経済性を考慮すると、0.
01〜0.5重量%の範囲である。
【0024】なお、以上述べた各成分は、いずれも単独
の酸化物として含有させても良く、又は他の成分との複
合酸化物の形で含有させてもよい。複合酸化物の形で含
有させる場合は、Al23、SiO2、MgO、Mn
O、CuO、Agに夫々換算して、本願特許請求の範囲
にて規定する範囲となるようにする。
【0025】本発明の冷蔵庫用脱臭材の主成分は上記6
成分であるが、これらの成分のみを単に混合するだけで
なく、成形体とするためには結合剤を使用する。結合剤
としては無機結合剤及び有機結合剤があるが、無機結合
剤を用いた場合には成形性が劣るので、有機結合剤を使
用する方が望ましい。
【0026】有機結合剤の種類については特に制限はな
いが、例えばMC、CMC、澱粉、CMS(カルボキシ
ルメチルスターチ)、HEC(ヒドロキシエチルセルロ
ース)、HPC(ヒドロキシプロピルセルロース)、リ
グニンスルホン酸Na、リグニンスルホン酸Ca、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸エステル、ポリメタ
クリル酸エステル、フェノール樹脂、及びメラニン樹脂
等があげられる。なお、有機結合剤に加えて、適量の無
機結合剤を併用しても良い。無機結合剤としては、コロ
イダルシリカ、コロイダルアルミナ、コロイダルチタ
ン、ベントナイト、セピオライト、及び燐酸アルミナ等
がある。
【0027】上記主要6成分と結合剤等を混合し、混練
する手段については特に制限はなく、公知の装置を利用
すれば良い。また、混練物を所定形状に成形し、常法に
従って乾燥及び/又は焼成することによって目的物を得
ることができる。但し、硫化メチルは乾燥品では脱臭能
が悪い。
【0028】更に、成形形状については、ペレット状、
ビーズ状、リング状、ハニカム状、及び線状押出物の集
積塊状等のような種々の形状にすることができる。
【0029】比表面積;100〜300m2 /g 比表面積は脱臭性能に影響に及ぼす。比表面積を100
2 /g以上とすることで、脱臭性能が特に良好とな
る。しかしながら、比表面積が300m2 /gを超える
と、成形体としての強度が低下する傾向にある。
【0030】従って、比表面積は100〜300m2
gとすることが望ましい。比表面積はBET法で測定し
た値である。
【0031】
【実施例】次に、本発明の実施例に係る脱臭材につい
て、その脱臭性能を比較例と比較試験した結果について
説明する。試験例1 悪臭物質としてトリメチルアミン、メチルメルカプタ
ン、硫化水素、及び硫化メチルの4種類を選定した。ま
た、下記表1に示す組成の脱臭材を、図1に示すよう
に、ハニカム状に成形し、得られたハニカム状成形体1
を図2に示す測定治具2に設置した。但し、表1におい
て、No.1〜No.14は本発明の範囲から外れる比較例を
示し、No.15〜No.25は本発明の実施例である。な
お、実施例No.16、21は、MnO源及びCuO源と
して、Cu−Mn系複合酸化物を使用した。
【0032】
【表1】
【0033】
【0034】次いで、測定治具2に、常温、常湿で各悪
臭物質ガスを流し、所定の時間毎に、測定治具2の入り
口側のA点及び出口側のB点にてガスを採取し、採取し
たガスの濃度をガスクロマトグラフィー法により分析
し、A点とB点の濃度差から脱臭材の吸着能を求めた。
但し、入り口濃度は20ppm、ガス流速は0.25m/
秒である。また、悪臭物質吸着能の測定値は20分経過
後の悪臭物質の除去率である。
【0035】また、各脱臭材の圧縮強度は、アムスラー
型万能試験機によって、図1に矢印Pにて示すように、
貫通孔方向の圧縮強度を測定することにより求めた。但
し、Pを最大荷重、Aを試験片加圧断面積とした場合
に、圧縮強度σcはP/Aで与えられる。
【0036】これらの比較例及び実施例の各成形体につ
いて、その悪臭物質吸着能及び圧縮強度を測定した結果
を下記表2に示す。この表2において、トリメチルアミ
ン、メチルメルカプタン及び硫化水素については80%
以上の吸着能、硫化メチルについては70%以上の吸着
能を持つ場合、更に圧縮強度については15kg/cm2以上
の強度を持つ場合に、吸着能及び強度の双方が優れてい
ると判断し、表2の総合評価欄にこれを×又は○で表し
た。
【0037】
【表2】
【0038】
【0039】抗菌性能は、JIS Z2911に準じて
評価した。即ち、抗菌性能の評価培養温度条件を8±2
℃とし、他はJIS Z2911に基づいて評価した。
この抗菌性能試験に使用したカビを下記表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】また、下記表4はJIS Z2911によ
る試験結果表示法を示す。本発明においては、表2の抗
菌性能の欄において、カビ抵抗性が表示「3」の場合を
○、2以下の場合を×で表わした。
【0042】
【表4】
【0043】表1及び表2に示すように、比較例No.1
はAl23が少ないため、成形体の強度が小さい。比較
例No.2はAl23が多過ぎるため、相対的に他の吸着
能を持つ成分が少ないので、全ての脱臭成分について脱
臭性能が低下している。比較例No.3はSiO2が少ない
ため、トリメチルアミン及び硫化メチルの脱臭能が低下
している。比較例No.4はSiO2 が多すぎるため、成
形体の強度が小さい。比較例No.5はMgOが少ないた
め、抗菌性能が低い。比較例No.6はMgOが多すぎる
ため、成形体の強度が小さい。比較例No.7はマンガン
酸化物が少ないため、脱臭性能中のメチルメルカプタン
及び硫化水素に対する脱臭能が低下している。比較例N
o.8はマンガン酸化物が多すぎるため、成形体の強度が
小さい。比較例No. 9は銅酸化物が少ないため、脱臭性
能中のメチルメルカプタン及び硫化水素の脱臭能が低い
と共に、抗菌性が低下している。比較例No.10は銅酸
化物が多すぎるため、成形体の強度が小さい。比較例N
o.11はAgが少ないため、抗菌性が低下している。比
較例No.12はAgが多すぎるため、成形体の強度が小
さい。比較例No.13は比表面積が小さいため、脱臭性
能が全般的に低下している。比較例No.14は比表面積
が大きすぎるため、成形体の強度が低下している。
【0044】実施例No.15〜No.25は本発明の特許請
求の範囲にて規定した範囲に入るものであるので、全て
の悪臭物質に対する脱臭性能、圧縮強度及び抗菌性能の
いずれも良好である。
【0045】試験例2 次に、JISZ2911に基づいて抗菌性能(カビ抵抗
性試験)を評価した結果について説明する。即ち、抗菌
性能の評価培養温度条件をJISの規定に従い28±2
℃にしたこと以外は試験例1と同様の条件で、悪臭除去
性能及び抗菌性能等を測定した。その試験に供した成形
体の組成を下記表5に、またその特性を表6に示す。
【0046】
【表5】
【0047】
【0048】
【表6】
【0049】
【0050】本試験例のように過酷な条件においても、
本実施例の成形体は、Ag及びMgOの量を増大するこ
とにより、試験例1の場合と同様に、優れた抗菌性能を
示す。
【0051】なお、本実施例においては常温で脱臭材を
使用しているから、冷蔵庫で本発明の脱臭材を用いる場
合は低温となるので、硫化メチルの吸着能はさらに高く
なり、良好な脱臭性能を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る冷蔵庫用脱臭材によれば、
冷蔵庫内の悪臭に対し優れた吸着能を有し、特に従来除
去が困難であった硫化メチルについても優れた吸着能を
有していると共に、優れた抗菌性能を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るハニカム成形体を示す斜
視図である。
【図2】脱臭効率の測定装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1;ハニカム成形体 2;測定治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 59:00 59:16)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al23を20乃至65重量%、SiO
    2を5乃至55重量%、MgOを0.1乃至25重量
    %、マンガン酸化物をMnOに換算して5乃至50重量
    %、銅酸化物をCuOに換算して2乃至50重量%、銀
    若しくは銀化合物又は銀含有物をAgに換算して0.0
    05乃至10重量%含有する成形体により構成されてい
    ることを特徴とする抗菌性脱臭材。
  2. 【請求項2】 担持体に、Al23を20乃至65重量
    %、SiO2を5乃至55重量%、MgOを0.1乃至
    25重量%、マンガン酸化物をMnOに換算して5乃至
    50重量%、銅酸化物をCuOに換算して2乃至50重
    量%、銀若しくは銀化合物又は銀含有物をAgに換算し
    て0.005乃至10重量%含有する材料を被着して構
    成されていることを特徴とする抗菌性脱臭材。
  3. 【請求項3】 銀若しくは銀化合物又は銀含有物をAg
    換算で0.01乃至0.5重量%含有することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の抗菌性脱臭材。
  4. 【請求項4】 MgOを0.1乃至5重量%含有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    抗菌性脱臭材。
  5. 【請求項5】 比表面積が100乃至300m2/gで
    あることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の抗菌性脱臭材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000135415A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Japan Pionics Co Ltd 有害ガスの浄化剤及び浄化方法
JP2002200436A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Kaneshiro Kogyo:Kk 建機合体型リサイクル装置
JP2018150261A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 国立大学法人 熊本大学 土壌由来抗菌・抗真菌成分とその分離方法

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