JP2001190137A - コンバインの脱穀装置 - Google Patents

コンバインの脱穀装置

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JP2001190137A
JP2001190137A JP2000001556A JP2000001556A JP2001190137A JP 2001190137 A JP2001190137 A JP 2001190137A JP 2000001556 A JP2000001556 A JP 2000001556A JP 2000001556 A JP2000001556 A JP 2000001556A JP 2001190137 A JP2001190137 A JP 2001190137A
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Hajime Matsushita
肇 松下
Shigeki Hayashi
繁樹 林
Masami Nakaya
正美 仲谷
Susumu Onishi
大西  進
Tetsuji Nagata
永田  哲治
Yukio Sakaguchi
行雄 阪口
Shinji Kotani
真司 小谷
Hisahiro Saijo
尚大 西條
Masayuki Horiuchi
真幸 堀内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扱室を操作容易に開閉操作でき、かつ、開き
操作のときに扱胴が停止している状態を得やすいコンバ
インの脱穀装置を提供する。 【解決手段】 扱室12の一部を形成するとともに扱
胴13を支持する上部構造体10aが、扱室12の
他部を形成する構造体10bに対して軸芯17aまわり
で上下に揺動して開閉するように連結している。上部構
造体10aを開閉操作する駆動機構20を備えてある。
この駆動機構20は、上部構造体10aを開閉操作する
油圧シリンダ21と、この油圧シリンダ21を駆動する
油圧ポンプ23と、この油圧ポンプ23を駆動する電動
モータ24とで構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扱室の一部を形成
するとともに扱胴を支持する上部構造体が、扱室の他部
を形成する構造体に上昇開き位置と下降閉じ位置とに上
下揺動自在に連結しているコンバインの脱穀装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記脱穀装置は、扱室や扱胴を清掃する
とか点検するなどの際、上部構造体を上昇揺動させるこ
とによって、扱室を開けられるものである。この種の脱
穀装置において、従来、たとえば特開平11−2759
34号公報に示されるように、上部構造体を開き操作す
る補助力を与えるガススプリングが備えられ、上部構造
体を軽く上昇操作できるように配慮されたものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ガススプリング
は補助力を発揮するものであることから、扱室を開閉す
るには、上部構造体を開閉するための人為操作力が必要
になっていた。殊に大型機種の場合、扱室を十分に開け
るには上部構造体を高く持ち上げる必要があり、開閉し
にくくなっていた。本発明の目的は、扱室を開けるとき
に扱胴が停止している状態を得やすくしながら扱室をよ
り楽に開閉できるコンバインの脱穀装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕扱室の一部を形成するとともに扱
胴を支持する上部構造体が、扱室の他部を形成する構造
体に上昇開き位置と下降閉じ位置とに上下揺動自在に連
結しているコンバインの脱穀装置において、電力供給さ
れることによって作動して前記上部構造体を開閉操作す
る駆動機構を備えてある。
【0006】〔作用〕駆動機構を作動させるスイッチ操
作を行うと、駆動機構が上部構造体を開閉操作して扱室
を開閉する。
【0007】エンジンで駆動される油圧ポンプと、この
ポンプで駆動されて上部構造体を開閉操作するシリンダ
とで成る駆動機構を採用した場合、扱胴に伝動する脱穀
クラッチを切ることによってのみ、扱胴が停止する状態
にして上部構造体を駆動力で開けられるようになる。こ
れに対し、電力供給されることによって上部構造体を開
閉操作する駆動機構を採用しているものだから、扱胴に
伝動する脱穀クラッチを切る他に、エンジンを停止させ
ることによって扱胴が停止する状態にしても、駆動機構
に電力供給すれば、駆動機構を駆動してこの駆動力で上
部構造体を開けられる。これにより、扱胴が停止してい
なければ駆動機構による上部構造体の開き操作が不能に
なるように牽制させるに当たり、脱穀クラッチが入りに
あればその牽制が行われるものと、エンジンが回転状態
にあればその牽制が行われるものとのいずれの牽制手段
を採用してもできる。
【0008】〔効果〕駆動機構を作動させるスイッチ操
作を行うだけで楽に上部構造体を揺動させて扱室を開閉
できる。
【0009】しかも、前記牽制を行わせるに当たり、脱
穀クラッチを検出対象とするものと、エンジンを検出対
象とするものとのいずれの牽制手段を採用してもできる
ように有利に設計できる。
【0010】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0011】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記駆動機構が、前記上部構造体を開閉操作する油
圧シリンダと、この油圧シリンダを駆動する油圧ポンプ
と、この油圧ポンプを駆動する電動モータとで構成され
ている。
【0012】〔作用〕電動モータの回動力を油圧に変換
して上部構造体を開閉操作するものだから、電動モータ
の回動力のみで開閉操作するに比し、大型の上部構造体
の場合でも、小型のモータを採用しながら、かつ、減速
機構を採用するよりも軽小化しながら上部構造体を開閉
操作させられる。
【0013】〔効果〕電動モータを採用しながらも、モ
ータおよび駆動機構全体の軽小化を図って安価に、コン
パクトかつ軽量に得られる。
【0014】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0015】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記扱胴に伝動するエンジンが停止状態にあ
れば前記駆動機構による上部構造体の開き操作を許容
し、前記エンジンが回転状態にあれば前記駆動機構によ
る上部構造体の開き操作を不能にする開き牽制手段を備
えている。
【0016】〔作用〕上部構造体を開くべく操作して
も、エンジンが回転しておれば牽制手段が駆動機構によ
る開き操作を不能にして上部構造体が開かず、エンジン
が停止しておれば牽制手段が駆動機構による開き操作を
可能にして上部構造体が開き、上部構造体を開けられる
場合にはエンジンが停止している。
【0017】〔効果〕扱室を開ける際、エンジンが停止
しており、扱胴に伝動する脱穀クラッチが入りになって
いても扱胴が停止した状態にして開けられる。
【0018】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0019】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記扱胴に対する伝動を入り切りする脱穀ク
ラッチが切り状態にあれば前記駆動機構による上部構造
体の開き操作を許容し、前記脱穀クラッチが入り状態に
あれば前記駆動機構による上部構造体の開き操作を不能
にする開き牽制手段を備えている。
【0020】〔作用〕上部構造体を開くべく操作して
も、脱穀クラッチが入りになっておれば牽制手段が駆動
機構による開き操作を不能にして上部構造体が開かず、
脱穀クラッチが切りになっておれば牽制手段が駆動機構
による開き操作を可能にして上部構造体が開き、上部構
造体を開けられる場合には脱穀クラッチが切りになって
いる。
【0021】〔効果〕扱室を開ける際、脱穀クラッチが
切りになっており、エンジンが回転していても扱胴が停
止した状態にして開けられる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1、図2に示すように、クロー
ラ式走行装置1、運転座席2を有する運転部、運転座席
2の下方に位置するエンジン3を備える走行機体の前部
に、刈取り部4をシリンダ5によって昇降操作するよう
に連結し、この刈取り部4において、稲、麦などの植立
穀稈を引き起こし装置4aによって引き起こし処理する
とともに刈り取り装置4bによって刈り取り、刈取り穀
稈を搬送装置4cによって機体後方に搬送し、走行機体
において、前記搬送装置4cからの刈取り穀稈を脱穀装
置10の脱穀フィードチェーン11に受け入れて脱穀処
理し、脱穀装置10からの脱穀粒を穀粒タンク6に搬送
して貯溜するように、かつ、穀粒タンク6の後部に下端
側が接続している縦スクリューコンベア7aと、この縦
スクリューコンベア7aの上端部に基端側が接続してい
る横スクリューコンベア7bとで成る穀粒搬出装置7に
よって穀粒タンク6から脱穀粒を搬出するように、コン
バインを構成してある。
【0023】図3、図4などに示すように、脱穀装置1
0の扱室12や扱胴13を備える脱穀部を構成する構造
体は、扱室12の穀稈供給口12a、扱き口12b、排
ワラ排出口12c、前側板の扱胴支軸13aが連結して
いる部分に対して扱き口12bとは反対側に位置する分
割線、後側板の扱胴支軸13aが連結している部分に対
して扱き口12bとは反対側に位置する分割線L2、天
板の横端部に位置する分割線L3で上部構造体10aと
その他の主構造体10bとに分割して別々の構造体に作
成したその上部構造体10aと、主構造体10bとを、
上部構造体10aの前側板部14および後側板部15の
扱き口側とは反対側の角部から延出するアーム形の連結
部材16と、主構造体10bの前側板部14bと後側板
部15bとによって扱胴支軸13aに平行な状態で支持
されているとともに前記両連結部材16が回動自在に連
結している支軸17とによって連結することによって作
成してある。すなわち、扱室12の上部を形成するとと
もに扱胴13を回動自在に支持する上部構造体10a
を、前記支軸17の軸芯であって、扱胴13の回動軸芯
に平行な軸芯17aのまわりで主構造体10bに対して
上下に揺動させることによって扱室12を開けたり閉じ
たりできる開閉自在な構造体に作成してある。
【0024】上部構造体10aと主構造体10bの前側
板部14a,14bどうしにわたって、かつ、上部構造
体10aと主構造体10bの後側板部15a,15bど
うしにわたってそれぞれガススプリング18を取り付
け、主構造体10bの後側板部15bの外面側に油圧シ
リンダ21を備える駆動機構20を取り付けてある。
【0025】前記前後側の両ガススプリング18は、上
部構造体10aの前側板部14aや後側板部15aに連
結しているシリンダチューブと、主構造体10bの前側
板部14bや後側板部15bに連結しているシリンダロ
ッドと、このシリンダロッドをシリンダチューブから突
出する側に付勢することによってガススプリング18を
伸長側に付勢するようにシリダチューブに充填してある
ガスとを備えており、上部構造体10aを図5に示す上
昇開き位置に上昇付勢している。
【0026】図7などに示すように、前記駆動機構20
は、前記支軸17の連結部材16、および後側板部15
bから後方側に突出する端部に取付け孔によって回動自
在に外嵌する板部材で成ることによって上部構造体10
aが主構造体10bに対して上下揺動する軸芯17aと
同一の軸芯まわりで主構造体10bに揺動自在に支持さ
れている開閉操作体22と、この開閉操作体22の遊端
側にシリンダロッドが連結し、主構造体10bの後側板
部15bにシリンダチューブが連結している前記油圧シ
リンダ21と、この油圧シリンダ21のシリンダチュー
ブに連結して支持されている油圧ポンプ23や電動モー
タ24、リリーフ弁などを備えている油圧ユニットとに
よって構成してあり、電動モータ24に電力供給される
ことによって作動して上部構造体10aを開閉操作す
る。
【0027】すなわち、開閉操作体22が備える長孔2
2aに、前記連結部材16のピン体で成る受動部16a
が摺動自在入り込んでいるとともに、上部構造体10a
がこれと主構造体10bとの前側板部14a,14bど
うしや後側板部15a,15bどうしが当たる作業用の
下降閉じ位置にある際、長孔22aと受動部16bと
が、図8(イ)に示す位置関係にある。これにより、電
動モータ24を上昇側に駆動すると、この電動モータ2
4が油圧ポンプ23を上昇側に駆動し、この油圧ポンプ
23によって圧油を供給されて駆動される油圧シリンダ
21が伸長側に作動して開閉操作体22を上昇側に揺動
操作する。すると、図8(ロ)に示すように、開閉操作
体22が長孔22aの一端側で受動部16aを押し上げ
て連結部材16を上昇側に揺動操作することにより、油
圧シリンダ21が上部構造体10aを上昇操作する。図
8(ロ)に示す如く開閉操作体22が上昇限界に到達す
ると、上部構造体10aが上昇限界になって扱室12を
図5の如く開く上昇開き位置になる。この状態から電動
モータ24を下降側に駆動すると、電動モータ24が油
圧ポンプ23を下降側に駆動し、この油圧ポンプ23に
よって圧油供給されて駆動される油圧シリンダ21が短
縮側に作動して開閉操作体22を下降側に揺動操作す
る。すると、図8(ハ)に示すように、開閉操作体22
が長孔22aの他端側で受動部16aを引き下げて連結
部材16を下降側に揺動操作することにより、油圧シリ
ンダ21が上部構造体10aを下降操作する。図8
(ニ)に示すように、油圧シリンダ21がストロークエ
ンドまで短縮して開閉操作体22が下降ストロークエン
ドに到達しても、連結部材16は前後のガススプリング
18によって支持されていて下降ストロークエンドには
到達せず、上部構造体10aは前記下降閉じ位置の設定
ストローク手前の図6の如き開き位置に在る。この後
は、上部構造体10aを人為的にガススプリング18に
抗して下降操作することにより、開閉操作部材22をス
トロークエンドに位置させたままにしながら連結部材1
6が下降して上部構造体10aが作業用の下降閉じ位置
になることを長孔22aによって可能にしている。
【0028】これにより、駆動機構20は、融通の一例
としての前記長孔22aを持って上部構造体10aに連
動しており、上部構造体10aを開き操作する際には、
前後のガススプリング18が発揮する上昇付勢力を上昇
操作の補助力としながら、作業用の下降閉じ位置から上
昇限界の上昇開き位置まで開き操作し、閉じ操作する際
には、長孔22aの作用により、上昇開き位置から下降
閉じ位置の設定ストローク手前の開き位置まで閉じ操作
し、この開き位置から下降閉じ位置まで人為操作によっ
て閉じ操作するようにしている。前記設定ストロークと
しては、扱室12の内部を外部から見ることができる程
度に上部構造体10aが開く程度のものを設定してあ
る。
【0029】図7に示すように、前記駆動機構20の油
圧シリンダ21は、シリンダロッドの端部の取り付け孔
に入り込むように形成して開閉操作体22に備えさせた
支持ピン25と、シリンダチューブの取り付け孔に入り
込むように形成して主構造体10bの後側板15bに備
えさせた支持ピン26と、各支持ピン25,26にシリ
ンダロッドやシリンダチューブの抜け止めを行うように
取り付けた着脱自在な抜け止めピン27とによって取り
付けてある。すなわち、抜け止めピン27を取り外すだ
けで簡単に駆動機構20を取り外せる。
【0030】図4などに示すように、上部構造体10a
の前側板部14aと後側板部15aそれぞれの外面側に
中間部が連結軸31aによって回動自在に連結している
ことによって、上部構造体10aに連結軸31aの軸芯
まわりで揺動自在に支持されているロック杆31と、一
方のロック杆31と上部構造体10aとにわたって取り
付けてあるロックばね32と、主構造体10bの前側板
部14bや後側板部15bの外面側に固設してあるロッ
クピン33とにより、上部構造体10aを作業用の前記
下降閉じ位置にロックするロック機構30を構成してあ
る。
【0031】すなわち、上部構造体10aを作業用の下
降閉じ位置にすると、脱穀装置10の横外側で前後のロ
ック杆31,31の遊端部どうしをハンドル杆34によ
って連結してあって前後のロック杆31が連動している
ことと、前記ロックばね32がロック杆31をロック側
に揺動付勢していることにより、各ロック杆31の先端
部に備えてあるフック部31bが前記ロックピン33に
係合するとともにこの係合状態を維持し、上部構造体1
0aを下降閉じ位置から開かないように主構造体10b
にロックする。前記ハンドル杆34によって両ロック杆
31をロックばね32に抗して揺動操作することによ
り、各ロック杆31のフック部31bがロックピン33
から外れ、上部構造体10aの閉じロックを解除でき
る。
【0032】図9に示すように、駆動機構20の前記電
動モータ24の駆動回路部に連係している制御機構40
に、開閉スイッチ41、限界センサー42、エンジンセ
ンサー43、穀粒搬出装置7の位置を検出する位置セン
サー44のそれぞれを連係させてある。
【0033】開閉スイッチ41は、上昇操作部41aと
下降操作部41bとを備えており、上昇操作部41aを
押し操作すると、上部構造体10aを上昇させるべき指
令としての電気信号を制御機構40に出力し、下降操作
部41bを押し操作すると、上部構造体10aを下降さ
せるべき指令としての電気信号を制御機構40に出力す
る。
【0034】限界センサー42は、前記開閉操作体22
が上部構造体10aに対して揺動すると、これに連動し
て操作部が回転するポテンショメータで成り、上部構造
体10aが駆動機構20による上昇操作の限界に達した
ことや、駆動機構20による下降操作の限界に達したこ
とを開閉操作体22の主構造体10bに対する揺動位置
に基づいて検出し、この検出結果を電気信号にして制御
機構40に出力する。
【0035】エンジンセンサー43は、扱胴13に動力
伝達する前記エンジン3が回転しているか否かをエンジ
ン操作スイッチが駆動位置にあるか否によって、あるい
は、エンジン出力軸が回動しているか否かによって検出
し、この検出結果を電気信号にして制御機構40に出力
する。
【0036】位置センサー44は、穀粒搬出装置7の横
スクリューコンベア7bが縦スクリューコンベア7aに
対して旋回すると、これに連動して操作部が回転する旋
回用のポテンショメータ44aと、横スクリューコンベ
ア7bが縦スクリューコンベア7aに対して上下に起伏
揺動すると、これに連動して操作部か回転する起伏用の
ポテンショメータ44bとで成り、旋回用のポテンショ
メータ44aによって横スクリューコンベア7bの旋回
位置を検出し、起伏用のポテンショメータ44aによっ
て横スクリューコンベア7bの起伏位置を検出し、これ
らの検出結果を基にして、横スクリューコンベア7bが
上部構造体10aの上昇範囲に存在するか否かを判断さ
せるべく旋回位置と起伏位置の検出結果を電気信号にし
て制御機構40に出力する。
【0037】制御機構40は、マイクロコンピュータで
成っていて、記憶部に予め記憶させた開閉プログラムで
成る開閉制御手段45と、記憶部に予め記憶させた牽制
プログラムで成る開き牽制手段46とを備えており、こ
の開閉制御手段45および開き牽制手段46は、開閉ス
イッチ41、限界センサー42、エンジンセンサー4
3、位置センサー44からの情報に基づいて次の如く作
動するように構成してある。
【0038】すなわち、開閉スイッチ41が上昇指令を
出力すると、開閉制御手段45は、モータ24の駆動回
路部にモータ24を上昇側に駆動させるべき信号を出力
することにより、上昇操作部41aが押し操作されてい
る間だけ駆動機構20を開き側に駆動させる。これに伴
って上部構造体10aが上昇限界の上昇開き位置になっ
てこれを限界センサー42が検出すると、開閉制御手段
45は、上昇操作部41aが押し操作されたままになっ
ていても、開閉スイッチ41からの情報に優先して限界
センサー42からの情報に基づいて開閉制御手段45に
よってモータ24の駆動回路部にモータ24を停止させ
るべき信号を出力し、駆動機構20の駆動を停止させ
る。開閉スイッチ41が下降指令を出力すると、開閉制
御手段45は、モータ24の駆動回路部にモータ24を
下降側に駆動させるべき信号を出力することにより、下
降操作部41bが押し操作されている間だけ駆動機構2
0を閉じ側に駆動させる。これに伴って上部構造体10
aが駆動機構20による下降操作限界の前記開き位置に
到達してこれを限界センサー42が検出すると、開閉制
御手段45は、下降操作部41bが押し操作されたまま
になっていても、開閉スイッチ41からの情報に優先し
て限界センサー42からの情報に基づいて開閉制御手段
45によってモータ24の駆動回路部にモータ24を停
止させるべき信号を出力し、駆動機構20の駆動を停止
させる。
【0039】エンジンセンサー43からの情報によって
エンジン3が回転状態にあると判断するか、位置センサ
ー44からの情報によって横スクリューコンベア7bが
上部構造体10aの上昇範囲に位置していると判断する
かのいずれかの場合、開き牽制手段46は牽制作用し、
開閉制御手段45によるモータ24の上昇側の駆動操作
を停止させることにより、開閉スイッチ41から上昇指
令を出力されても駆動機構20が上部構造体10aを開
き操作することを不能する。エンジンセンサー43から
の情報によってエンジン3が回転停止の状態にあると判
断し、かつ、位置センサー44からの情報によって横ス
クリューコンベア7bが上部構造体10aの上昇範囲に
位置していないと判断した場合、開き牽制手段46は牽
制作用を解除し、開閉制御手段45によるモータ24の
上昇側の駆動操作を可能にすることにより、開閉スイッ
チ41から上昇指令が出力されて駆動機構20が上部構
造体10aを開き操作することを許容する。
【0040】つまり、扱室12を清掃したり、点検や修
理するとかの際、ロック機構30のハンドル杆34を揺
動操作してロック機構30をロック解除側に操作し、開
閉スイッチ41の上昇操作部41aを押し操作する。こ
のとき、エンジン3が停止しており、かつ、穀粒搬出装
置7の横スクリューコンベア7bが上部構造体10aの
上昇範囲にはなくて上部構造体10aが上昇しても横ス
クリューコンベア7bに当たらない場合には、開き牽制
手段46が牽制作用を解除して駆動機構20による上部
構造体10aの上昇操作を許容し、駆動機構20が開閉
制御手段45によって上昇側に駆動されて上部構造体1
0aを開き操作する。上昇操作部41aの押し操作を途
中で止めると、その時点で駆動機構20が開閉制御手段
45によって停止操作されて上部構造体10aが上昇限
界の上昇開き位置までの途中の開き位置で停止し、扱室
12が中間の開き状態になる。上昇操作部41aを最後
まで押し続けるとか、再度押し操作して駆動機構20が
自動的に停止すると、上部構造体10aが上昇限界の上
昇開き位置まで開き操作され、扱室12が全開の開き状
態になる。
【0041】開閉スイッチ41の上昇操作部41aを押
し操作しても、エンジン3が回転しているか、穀粒搬出
装置7の横スクリューコンベア7bが上部構造体10a
の上昇範囲に位置していて上部構造体10aが上昇する
と横スクリューコンベア7bに当たるかのいずれかの状
態にある場合、開き牽制手段46が牽制作用して駆動機
構20による上部構造体10aの開き操作を不能にす
る。このため、上部構造体10aが開き操作されず、扱
室12が開かない。
【0042】清掃や修理などの作業が終了すると、開閉
スイッチ41の下降操作部41bを押し操作する。する
と、駆動機構20が開閉制御手段45によって下降側に
駆動されて上部構造体10aを閉じ操作する。上部構造
体10aが作業用の下降閉じ位置の手前の前記開き位置
まで下降すると、駆動機構20が自動的に停止し、上部
構造体10aが前記開き位置で停止する。この後は上部
構造体10aを作業用の下降閉じ位置まで人為的に下降
操作する。すると、扱室12が作業用の閉じ状態になる
とともに、ロック機構30がロックばね33のために自
動的にロック作用の状態になって上部構造体10aを閉
じ位置にロックする。
【0043】〔別実施形態〕図10は、別の実施形態を
備える制御機構40を示し、この制御機構40には、図
9などに示すものと同様の開閉スイッチ41、限界セン
サー42、位置センサー44とが連係しているととも
に、クラッチセンサー47が連係している。このクラッ
チセンサー47は、エンジン3からの回動力を扱胴12
に伝達したり、この伝達を切ったりする脱穀クラッチ8
が入りにあるかを脱穀クラッチ8の操作レバーの操作位
置に基づいて検出するか、あるいは、脱穀クラッチ8の
ベルトを緊張状態と、緩み状態とに切り換えるテンショ
ンアームの操作位置に基づいて検出し、この検出結果を
電気信号で制御機構40に出力する。
【0044】クラッチセンサー47からの情報によって
脱穀クラッチ8が入りにあると判断するか、位置センサ
ー44からの情報によって横スクリューコンベア7bが
上部構造体10aの上昇範囲に位置していると判断する
かのいずれかの場合、開き牽制手段46は牽制作用し、
開閉制御手段45よる駆動機構20の上昇側の駆動操作
を停止させることにより、開閉スイッチ41から上昇指
令を出力されても駆動機構20が上部構造体10aを開
き操作することを不能する。クラッチセンサー47から
の情報によって脱穀クラッチ8が切りの状態にあると判
断し、かつ、位置センサー44からの情報によって横ス
クリューコンベア7bが上部構造体10aの上昇範囲に
位置していないと判断した場合、開き牽制手段46は牽
制作用を解除し、開閉制御手段45による駆動機構20
の上昇側の駆動操作を可能にすることにより、開閉スイ
ッチ41から上昇指令が出力されて駆動機構20が上部
構造体10aを開き操作することを許容する。
【0045】これにより、扱室12を清掃したり、点検
や修理するとかの際、脱穀クラッチ8が切りになってお
り、かつ、穀粒搬出装置7の横スクリューコンベア7b
が上部構造体10aの上昇範囲には存在しなくて上部構
造体10aが上昇しても横スクリューコンベア7bに当
たらない場合には、開き牽制手段46が牽制作用を解除
して駆動機構20による上部構造体10aの上昇操作を
許容するのであり、開閉スイッチ41の上昇操作部41
aを押し操作すると、駆動機構20が開閉制御手段45
によって上昇側に駆動されて上部構造体10aを開き操
作する。脱穀クラッチ8が入りになっているか、穀粒搬
出装置7の横スクリューコンベア7bが上部構造体10
aの上昇範囲に位置していて上部構造体10aが上昇す
ると横スクリューコンベア7bに当たるかのいずれかの
状態にある場合、開き牽制手段46が牽制作用して駆動
機構20による上部構造体10aの開き操作を不能にす
るのであり、開閉スイッチ41の上昇操作部41aを押
し操作しても、駆動機構20が駆動されないで上部構造
体10aを開き操作せず、扱室12が開かない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体の側面図
【図2】コンバイン全体の平面図
【図3】脱穀装置の概略側面図
【図4】扱室の閉じ状態の説明図
【図5】扱室の全開状態の説明図
【図6】扱室の開き状態の説明図
【図7】駆動機構の取り付け部の後面図
【図8】駆動機構の作用説明図
【図9】駆動機構制御のブロック図
【図10】別の実施形態を備える駆動機構制御のブロッ
ク図
【符号の説明】
3 エンジン 8 脱穀クラッチ 10a 上部構造体 12 扱室 13 扱胴 20 駆動機構 21 油圧シリンダ 23 油圧ポンプ 24 電動モータ 46 開き牽制手段
フロントページの続き (72)発明者 林 繁樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 仲谷 正美 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 大西 進 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 永田 哲治 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 阪口 行雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 小谷 真司 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 西條 尚大 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 堀内 真幸 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B092 AA01 AB04 BA02 BB01 CA59

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室の一部を形成するとともに扱胴を支
    持する上部構造体が、扱室の他部を形成する構造体に上
    昇開き位置と下降閉じ位置とに上下揺動自在に連結して
    いるコンバインの脱穀装置であって、 電力供給されることによって作動して前記上部構造体を
    開閉操作する駆動機構を備えてあるコンバインの脱穀装
    置。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構が、前記上部構造体を開閉
    操作する油圧シリンダと、この油圧シリンダを駆動する
    油圧ポンプと、この油圧ポンプを駆動する電動モータと
    で構成されている請求項1 記載のコンバインの脱穀装
    置。
  3. 【請求項3】 前記扱胴に伝動するエンジンが停止状態
    にあれば前記駆動機構による上部構造体の開き操作を許
    容し、前記エンジンが回転状態にあれば前記駆動機構に
    よる上部構造体の開き操作を不能にする開き牽制手段を
    備えている請求項1又は2記載のコンバインの脱穀装
    置。
  4. 【請求項4】 前記扱胴に対する伝動を入り切りする脱
    穀クラッチが切り状態にあれば前記駆動機構による上部
    構造体の開き操作を許容し、前記脱穀クラッチが入り状
    態にあれば前記駆動機構による上部構造体の開き操作を
    不能にする開き牽制手段を備えている請求項1又は2記
    載のコンバインの脱穀装置。
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