JPH0731264A - コンバインの排藁結束装置 - Google Patents
コンバインの排藁結束装置Info
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- JPH0731264A JPH0731264A JP20187893A JP20187893A JPH0731264A JP H0731264 A JPH0731264 A JP H0731264A JP 20187893 A JP20187893 A JP 20187893A JP 20187893 A JP20187893 A JP 20187893A JP H0731264 A JPH0731264 A JP H0731264A
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 誤操作による結束不良の発生を防止する。
【構成】 コンバインの排藁結束装置において、結束機
20と揃え機21の相互位置を検出する位置センサ12
3,124と、結束機20を稈身方向に移動させる結束
位置調節用駆動機構55を備え、稈センサ111,11
2による稈検出と位置センサ123,124による結束
機20と揃え機21の相互位置検出により揃え位置調節
用駆動機構93と結束位置調節駆動機構55とを同時に
作動制御する。
20と揃え機21の相互位置を検出する位置センサ12
3,124と、結束機20を稈身方向に移動させる結束
位置調節用駆動機構55を備え、稈センサ111,11
2による稈検出と位置センサ123,124による結束
機20と揃え機21の相互位置検出により揃え位置調節
用駆動機構93と結束位置調節駆動機構55とを同時に
作動制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン後部に装設
して脱穀済みの排藁を結束する排藁結束装置に関する。
して脱穀済みの排藁を結束する排藁結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作業前に結束機を手動操作で任意
の位置にセットする一方、その結束機で結束される排藁
の株端を揃え板により叩き揃える揃え機を、排藁の株端
が揃え板の叩きストローク内に位置するように、揃え機
の位置を作業中自動的に調節する技術があった。
の位置にセットする一方、その結束機で結束される排藁
の株端を揃え板により叩き揃える揃え機を、排藁の株端
が揃え板の叩きストローク内に位置するように、揃え機
の位置を作業中自動的に調節する技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、例え
ば結束機を最株元側にセットした状態で作業を開始する
と、短稈の場合に揃え機の穂先側への移動ストロークが
不足し、揃え板が排藁の株端に作用せず、結束不良を発
生させる問題があった。
ば結束機を最株元側にセットした状態で作業を開始する
と、短稈の場合に揃え機の穂先側への移動ストロークが
不足し、揃え板が排藁の株端に作用せず、結束不良を発
生させる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀
済み排藁を結束する結束機と、その結束機で結束される
排藁の株端を揃え板により叩き揃える揃え機を各々別々
に稈身方向に移動可能に備えると共に、前記揃え板の叩
きストロークエンドに対応させるように揃え板の前方で
稈身方向に並列に配置する一対の稈センサと前記揃え機
とを一体的に稈身方向に移動させる揃え位置調節用駆動
機構を備えたコンバインの排藁結束装置において、前記
結束機と揃え機の相互位置を検出する位置センサと、前
記結束機を稈身方向に移動させる結束位置調節用駆動機
構を備え、前記稈センサによる稈検出と前記位置センサ
による結束機と揃え機の相互位置検出により前記揃え位
置調節用駆動機構と結束位置調節駆動機構とを同時に作
動制御するように構成したもので、前記揃え板を排藁の
株端に作用させるための揃え機の移動ストロークを確保
し、且つ、揃え機と結束機との位置関係が一定に維持さ
れる適正セット位置に前記揃え機と結束機とを自動的に
移動させ得るから、誤操作による結束不良の発生を防止
し得るものである。
済み排藁を結束する結束機と、その結束機で結束される
排藁の株端を揃え板により叩き揃える揃え機を各々別々
に稈身方向に移動可能に備えると共に、前記揃え板の叩
きストロークエンドに対応させるように揃え板の前方で
稈身方向に並列に配置する一対の稈センサと前記揃え機
とを一体的に稈身方向に移動させる揃え位置調節用駆動
機構を備えたコンバインの排藁結束装置において、前記
結束機と揃え機の相互位置を検出する位置センサと、前
記結束機を稈身方向に移動させる結束位置調節用駆動機
構を備え、前記稈センサによる稈検出と前記位置センサ
による結束機と揃え機の相互位置検出により前記揃え位
置調節用駆動機構と結束位置調節駆動機構とを同時に作
動制御するように構成したもので、前記揃え板を排藁の
株端に作用させるための揃え機の移動ストロークを確保
し、且つ、揃え機と結束機との位置関係が一定に維持さ
れる適正セット位置に前記揃え機と結束機とを自動的に
移動させ得るから、誤操作による結束不良の発生を防止
し得るものである。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1は結束機と揃え機の位置調節説明図、図2はコ
ンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中
(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレー
ム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機
台、(4)はフィードチェーン(5)を左側に張架し扱
胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、
(8)は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、
(9)はフィードチェン(5)終端から排藁を受継搬送
する排藁チェン(10)及び掻込ベルト(11)終端を
臨ませる排藁切断部、(12)は運転席(13)及び運
転操作部(14)を備える運転台、(15)は前記脱穀
部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介し溜める穀粒
タンク、(17)は前記穀粒タンク(15)内の穀粒を
機外に取出す上部排出オーガ、(18)はコンバインの
各部を駆動するエンジンであり、連続的に刈取り・脱穀
作業を行うように構成している。
る。図1は結束機と揃え機の位置調節説明図、図2はコ
ンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中
(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレー
ム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機
台、(4)はフィードチェーン(5)を左側に張架し扱
胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、
(8)は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、
(9)はフィードチェン(5)終端から排藁を受継搬送
する排藁チェン(10)及び掻込ベルト(11)終端を
臨ませる排藁切断部、(12)は運転席(13)及び運
転操作部(14)を備える運転台、(15)は前記脱穀
部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介し溜める穀粒
タンク、(17)は前記穀粒タンク(15)内の穀粒を
機外に取出す上部排出オーガ、(18)はコンバインの
各部を駆動するエンジンであり、連続的に刈取り・脱穀
作業を行うように構成している。
【0006】また、図中(19)は前記排藁切断部
(9)後部に結束機(20)及び揃え機(21)を取付
フレーム(22)を介して装設する排藁結束部である。
(9)後部に結束機(20)及び揃え機(21)を取付
フレーム(22)を介して装設する排藁結束部である。
【0007】図4乃至図8に示す如く、前記取付フレー
ム(22)は機体左右方向に張架する前後ガイドフレー
ム(23)(24)の両端を左右の連結フレーム(2
5)(26)で一体連結し、平面視略四角枠状に形成す
ると共に、取付フレーム(22)の左側に四角形の側板
(27)を設けている。
ム(22)は機体左右方向に張架する前後ガイドフレー
ム(23)(24)の両端を左右の連結フレーム(2
5)(26)で一体連結し、平面視略四角枠状に形成す
ると共に、取付フレーム(22)の左側に四角形の側板
(27)を設けている。
【0008】また、前記機台(3)の右側後部に設ける
支持台(28)から排藁切断部(9)の右外側に支点フ
レーム(29)を立設させると共に、排藁切断部(9)
の左外側面に掛け外し具(30)を取付けるもので、前
記支点フレーム(29)に同一軸芯上で上下一列に取付
けられる連結ピン(31)(32)(33)の各上端に
各々上方から回動自在に嵌合させる筒状嵌合部(34)
(35)(36)を前記取付フレーム(22)の右側前
方に設けると共に、前記掛け外し具(30)に掛け外し
させる軸状掛け外し部(37)を前記取付フレーム(2
2)左側の側板(27)に設け、排藁結束部(19)を
前記連結ピン(31)(32)(33)を中心に機体後
方にオープン自在に排藁切断部(9)後部に装設してい
る。
支持台(28)から排藁切断部(9)の右外側に支点フ
レーム(29)を立設させると共に、排藁切断部(9)
の左外側面に掛け外し具(30)を取付けるもので、前
記支点フレーム(29)に同一軸芯上で上下一列に取付
けられる連結ピン(31)(32)(33)の各上端に
各々上方から回動自在に嵌合させる筒状嵌合部(34)
(35)(36)を前記取付フレーム(22)の右側前
方に設けると共に、前記掛け外し具(30)に掛け外し
させる軸状掛け外し部(37)を前記取付フレーム(2
2)左側の側板(27)に設け、排藁結束部(19)を
前記連結ピン(31)(32)(33)を中心に機体後
方にオープン自在に排藁切断部(9)後部に装設してい
る。
【0009】また、前記連結ピン(31)(32)(3
3)は常設の前記排藁切断部(9)を支点フレーム(2
9)に回動自在に支持するもので、排藁切断部(9)の
回動支点を排藁結束部(19)の回動支点として利用し
ている。
3)は常設の前記排藁切断部(9)を支点フレーム(2
9)に回動自在に支持するもので、排藁切断部(9)の
回動支点を排藁結束部(19)の回動支点として利用し
ている。
【0010】また、前記排藁切断部(9)上面に後部支
点(38)を中心に開閉する蓋板(39)を設けると共
に、前排藁結束部(19)へ排藁を供給する排藁案内デ
ッキ(40)を蓋板(39)上面に設け、排藁案内デッ
キ(40)前端側を回動支点(41)を介して蓋板(3
9)の前部に支持させ、蓋板(39)を開き排藁切断部
(9)上面を上方に開放することにより、前記排藁チェ
ン(10)及び掻込ベルト(11)の終端から排藁切断
部(9)内部に脱穀済み排藁を投入させ、排藁切断部
(9)内部の切断刃(42)(43)によって所定長さ
に切断後機外に排出させる一方、蓋板(39)を閉じ排
藁切断部(9)上面を閉塞することにより、排藁切断部
(9)上面から排藁結束部(19)の各デッキへ傾斜状
に排藁案内デッキ(40)を張設させ、排藁チェン(1
0)及び掻込ベルト(11)の終端から排藁結束部(1
9)へ脱穀済み排藁を供給するように構成している。
点(38)を中心に開閉する蓋板(39)を設けると共
に、前排藁結束部(19)へ排藁を供給する排藁案内デ
ッキ(40)を蓋板(39)上面に設け、排藁案内デッ
キ(40)前端側を回動支点(41)を介して蓋板(3
9)の前部に支持させ、蓋板(39)を開き排藁切断部
(9)上面を上方に開放することにより、前記排藁チェ
ン(10)及び掻込ベルト(11)の終端から排藁切断
部(9)内部に脱穀済み排藁を投入させ、排藁切断部
(9)内部の切断刃(42)(43)によって所定長さ
に切断後機外に排出させる一方、蓋板(39)を閉じ排
藁切断部(9)上面を閉塞することにより、排藁切断部
(9)上面から排藁結束部(19)の各デッキへ傾斜状
に排藁案内デッキ(40)を張設させ、排藁チェン(1
0)及び掻込ベルト(11)の終端から排藁結束部(1
9)へ脱穀済み排藁を供給するように構成している。
【0011】図4及び図9乃至図11に示す如く、前記
取付フレーム(22)の前後ガイドフレーム(23)
(24)に摺動自在に嵌合させる前後脚部(44)(4
5)を有する結束機台(46)を備え、結束機台(4
6)に結束機本体(47)を取付けると共に、結束機
(20)で結束する排藁を載せる株元側及び穂先側の各
結束デッキ(48)(49)を前記結束機台(46)上
面に取付け、各結束デッキ(48)(49)間で結束機
本体(47)のクラッチドア(47a)、パッカ(47
b)、ニードル(47c)、結節部(47d)を排藁に
作用させて結束作業を行い、結束完了後放出アーム(4
7e)によって排藁束を機体後方に放出させるように前
記結束機(20)を構成している。
取付フレーム(22)の前後ガイドフレーム(23)
(24)に摺動自在に嵌合させる前後脚部(44)(4
5)を有する結束機台(46)を備え、結束機台(4
6)に結束機本体(47)を取付けると共に、結束機
(20)で結束する排藁を載せる株元側及び穂先側の各
結束デッキ(48)(49)を前記結束機台(46)上
面に取付け、各結束デッキ(48)(49)間で結束機
本体(47)のクラッチドア(47a)、パッカ(47
b)、ニードル(47c)、結節部(47d)を排藁に
作用させて結束作業を行い、結束完了後放出アーム(4
7e)によって排藁束を機体後方に放出させるように前
記結束機(20)を構成している。
【0012】また、前記結束機本体(47)の上方に支
持フレーム(50)を介してドーム形の結束カバー(5
1)を取付け、結束機(20)の結束部上方を覆うよう
に構成している。
持フレーム(50)を介してドーム形の結束カバー(5
1)を取付け、結束機(20)の結束部上方を覆うよう
に構成している。
【0013】また、前記取付フレーム(22)の右側に
取付ける結束位置調節用電動モータ(52)と、モータ
(52)軸と一体に回転させるねじ軸(53)と、前記
結束機台(46)の後脚部(45)右端に一体取付けし
てねじ軸(53)を螺着させるナット体(54)とで結
束位置調節用駆動機構(55)を形成し、前記モータ
(52)を作動制御することにより結束機(20)を取
付フレーム(22)の右側部で機体左右方向(結束する
排藁の稈身方向)に移動させ、結束位置を株元側或いは
穂先側に適宜調節可能に構成している。
取付ける結束位置調節用電動モータ(52)と、モータ
(52)軸と一体に回転させるねじ軸(53)と、前記
結束機台(46)の後脚部(45)右端に一体取付けし
てねじ軸(53)を螺着させるナット体(54)とで結
束位置調節用駆動機構(55)を形成し、前記モータ
(52)を作動制御することにより結束機(20)を取
付フレーム(22)の右側部で機体左右方向(結束する
排藁の稈身方向)に移動させ、結束位置を株元側或いは
穂先側に適宜調節可能に構成している。
【0014】図4及び図11乃至図13に示す如く、前
記取付フレーム(22)左側の側板(27)に結束入力
軸(56)を回転自在に軸支させるもので、前記排藁切
断部(9)の左外側面に設けられる排藁切断部(9)の
入力プーリ(57)外側面に排藁結束部(19)への出
力プーリ(58)を取付けると共に、出力プーリ(5
8)から伝動ベルト(59)及び入力プーリ(60)及
び前記運転操作部(14)に設ける結束レバー操作で入
切作動させるテンションクラッチローラ(61)を介し
て前記結束入力軸(56)に動力伝達するように構成し
ている。
記取付フレーム(22)左側の側板(27)に結束入力
軸(56)を回転自在に軸支させるもので、前記排藁切
断部(9)の左外側面に設けられる排藁切断部(9)の
入力プーリ(57)外側面に排藁結束部(19)への出
力プーリ(58)を取付けると共に、出力プーリ(5
8)から伝動ベルト(59)及び入力プーリ(60)及
び前記運転操作部(14)に設ける結束レバー操作で入
切作動させるテンションクラッチローラ(61)を介し
て前記結束入力軸(56)に動力伝達するように構成し
ている。
【0015】そして、前記結束機本体(47)に設けら
れる入力ケース(62)の入力軸(63)に左端を自在
軸継手(64)を介して連動連結し、右端を前記側板
(27)に回転自在に軸支させる伝動軸(65)と、前
記入力ケース(62)の入力軸受部に左端を軸支し、右
端を前記側板(27)の伝動軸受部に軸支させて前記伝
動軸(65)を内部に挿通させる伝動ケース(66)と
を備え、前記側板(27)の外側に突出させる伝動軸
(65)の左端部を減速ギヤ(67)(68)を介して
前記結束入力軸(56)に連動連結させ、結束機本体
(47)に動力を伝達するように構成している。
れる入力ケース(62)の入力軸(63)に左端を自在
軸継手(64)を介して連動連結し、右端を前記側板
(27)に回転自在に軸支させる伝動軸(65)と、前
記入力ケース(62)の入力軸受部に左端を軸支し、右
端を前記側板(27)の伝動軸受部に軸支させて前記伝
動軸(65)を内部に挿通させる伝動ケース(66)と
を備え、前記側板(27)の外側に突出させる伝動軸
(65)の左端部を減速ギヤ(67)(68)を介して
前記結束入力軸(56)に連動連結させ、結束機本体
(47)に動力を伝達するように構成している。
【0016】また、前記伝動軸(65)及び伝動ケース
(66)は結束機(19)の左右移動に追従して伸縮で
きるように、伝動軸(65)及び伝動ケース(66)を
各々中間部で分割形成すると共に、伝動軸(65)及び
伝動ケース(66)の各分割端側を各々軸方向にのみ摺
動自在に嵌合させている。
(66)は結束機(19)の左右移動に追従して伸縮で
きるように、伝動軸(65)及び伝動ケース(66)を
各々中間部で分割形成すると共に、伝動軸(65)及び
伝動ケース(66)の各分割端側を各々軸方向にのみ摺
動自在に嵌合させている。
【0017】図4及び図14に示す如く、前記結束機
(20)用の結束紐(69)を内装する紐ケース(7
0)を備え、結束機本体(47)の左側に取付け金具
(71)を介して紐ケース(70)を一体取付けし、結
束機(20)と紐ケース(70)を一体的に移動させる
と共に、紐ケース(70)の右側面を蓋(72)により
開閉自在に形成している。
(20)用の結束紐(69)を内装する紐ケース(7
0)を備え、結束機本体(47)の左側に取付け金具
(71)を介して紐ケース(70)を一体取付けし、結
束機(20)と紐ケース(70)を一体的に移動させる
と共に、紐ケース(70)の右側面を蓋(72)により
開閉自在に形成している。
【0018】図4及び図15乃至図17に示す如く、前
記取付フレーム(22)に対して揺動自在に支持させる
ための揺動アーム部(73)を有する揃え機台(74)
を備え、前記結束機(20)で結束される排藁の株端を
載せる揃えデッキ(75)を前記揃え機台(74)上面
に取付け、前記結束機(20)の各結束デッキ(48)
(49)と略同じ高さに揃えデッキ(75)を支持する
と共に、前記揃えデッキ(75)上面側に揃え板(7
6)を配設し、前記結束機(20)側に揃え板(76)
の作用面を向けて配設し、前記揃え板(76)の前後支
持アーム(77)(78)を揃えデッキ(75)に開設
したガイド溝(79)(80)の範囲で往復移動させ、
前記揃え板(76)を機体左右方向(結束する排藁の稈
身方向)に往復移動させ、前記結束機(20)で結束さ
れる排藁の株端を揃え板(76)により叩き揃えるよう
に前記揃え機(21)を構成している。
記取付フレーム(22)に対して揺動自在に支持させる
ための揺動アーム部(73)を有する揃え機台(74)
を備え、前記結束機(20)で結束される排藁の株端を
載せる揃えデッキ(75)を前記揃え機台(74)上面
に取付け、前記結束機(20)の各結束デッキ(48)
(49)と略同じ高さに揃えデッキ(75)を支持する
と共に、前記揃えデッキ(75)上面側に揃え板(7
6)を配設し、前記結束機(20)側に揃え板(76)
の作用面を向けて配設し、前記揃え板(76)の前後支
持アーム(77)(78)を揃えデッキ(75)に開設
したガイド溝(79)(80)の範囲で往復移動させ、
前記揃え板(76)を機体左右方向(結束する排藁の稈
身方向)に往復移動させ、前記結束機(20)で結束さ
れる排藁の株端を揃え板(76)により叩き揃えるよう
に前記揃え機(21)を構成している。
【0019】また、前記取付フレーム(22)の前ガイ
ドフレーム(23)中間部に揃え機(21)の取付けベ
ース(81)を一体取付けし、前記揃え機台(74)の
揺動アーム部(73)先端を取付けベース(81)上に
軸支させる支点軸(82)に回動自在に嵌合させると共
に、揃え機台(74)の後部に回動自在に軸支させる支
軸(83)に揺動アーム部(73)の基端を回動自在に
嵌合させ、また前記揺動アーム部(73)とで前記取付
けベース(81)と揃え機台(74)間に平行リンクを
形成する姿勢規制リンク(84)を設け、揃え機(2
1)を平行リンク構造により取付けベース(81)に支
持させている。
ドフレーム(23)中間部に揃え機(21)の取付けベ
ース(81)を一体取付けし、前記揃え機台(74)の
揺動アーム部(73)先端を取付けベース(81)上に
軸支させる支点軸(82)に回動自在に嵌合させると共
に、揃え機台(74)の後部に回動自在に軸支させる支
軸(83)に揺動アーム部(73)の基端を回動自在に
嵌合させ、また前記揺動アーム部(73)とで前記取付
けベース(81)と揃え機台(74)間に平行リンクを
形成する姿勢規制リンク(84)を設け、揃え機(2
1)を平行リンク構造により取付けベース(81)に支
持させている。
【0020】また、図13にも示す如く、前記取付フレ
ーム(22)左側の側板(27)に取付ける揃え位置調
節用電動モータ(85)と、前記側板(27)に回動自
在に軸支させ前記モータ(85)軸に伝動ギヤ(86)
(87)を介して連動連結する軸(88)と、軸(8
8)に自在軸継手(89)を介して一端を連動連結する
ねじ軸(90)と、前記揃え機台(74)の揺動アーム
部(73)に支軸(91)を介して水平回動自在に取付
けてねじ軸(90)を螺着させるナット体(92)とで
揃え位置調節用駆動機構(93)を形成し、前記モータ
(85)を作動制御することにより、揃え機(21)を
支点軸(82)を中心に揺動させ、取付フレーム(2
2)の左側部で機体左右方向(結束する排藁の稈身方
向)に移動させ、揃え板(76)位置を株元側或いは穂
先側に適宜調節可能に構成している。
ーム(22)左側の側板(27)に取付ける揃え位置調
節用電動モータ(85)と、前記側板(27)に回動自
在に軸支させ前記モータ(85)軸に伝動ギヤ(86)
(87)を介して連動連結する軸(88)と、軸(8
8)に自在軸継手(89)を介して一端を連動連結する
ねじ軸(90)と、前記揃え機台(74)の揺動アーム
部(73)に支軸(91)を介して水平回動自在に取付
けてねじ軸(90)を螺着させるナット体(92)とで
揃え位置調節用駆動機構(93)を形成し、前記モータ
(85)を作動制御することにより、揃え機(21)を
支点軸(82)を中心に揺動させ、取付フレーム(2
2)の左側部で機体左右方向(結束する排藁の稈身方
向)に移動させ、揃え板(76)位置を株元側或いは穂
先側に適宜調節可能に構成している。
【0021】また、前記揃え板(76)の前後支持アー
ム(77)(78)をL形に形成し、揃え機台(74)
の前後部に回転自在に軸支させた前後支軸(94)(8
3)に前後支持アーム(77)(78)の一端を一体連
結させ、揃えデッキ(75)下面側から前後ガイド溝
(79)(80)を通して揃えデッキ(75)上面側に
垂直に突出させる前後支持アーム(77)(78)の他
端に前記揃え板(76)の非作用面側を前後軸受け板
(95)(96)を介して回動自在に支持させるもの
で、前記前後支軸(94)(83)に一端側を一体連結
させる前後揺動アーム(97)(98)の他端を連結ア
ーム(99)を介して連動連結し、前後の支持アーム
(77)(78)及び揺動アーム(97)(98)を各
々前後の支軸(94)(83)から平行に一体延出させ
ている。
ム(77)(78)をL形に形成し、揃え機台(74)
の前後部に回転自在に軸支させた前後支軸(94)(8
3)に前後支持アーム(77)(78)の一端を一体連
結させ、揃えデッキ(75)下面側から前後ガイド溝
(79)(80)を通して揃えデッキ(75)上面側に
垂直に突出させる前後支持アーム(77)(78)の他
端に前記揃え板(76)の非作用面側を前後軸受け板
(95)(96)を介して回動自在に支持させるもの
で、前記前後支軸(94)(83)に一端側を一体連結
させる前後揺動アーム(97)(98)の他端を連結ア
ーム(99)を介して連動連結し、前後の支持アーム
(77)(78)及び揺動アーム(97)(98)を各
々前後の支軸(94)(83)から平行に一体延出させ
ている。
【0022】また、前記取付けベース(81)上の支点
軸(82)に筒軸(100)を回転自在に嵌合支持さ
せ、前記後揺動アーム(98)と平行になるように筒軸
(100)から揺動アーム(101)を一体延出し、前
記揺動アーム部(73)とで平行リンクを形成する連結
アーム(102)を介して揺動アーム(101)(9
8)を連動連結させている。
軸(82)に筒軸(100)を回転自在に嵌合支持さ
せ、前記後揺動アーム(98)と平行になるように筒軸
(100)から揺動アーム(101)を一体延出し、前
記揺動アーム部(73)とで平行リンクを形成する連結
アーム(102)を介して揺動アーム(101)(9
8)を連動連結させている。
【0023】また、図13にも示す如く、前記取付フレ
ーム(22)左側の側板(27)内面側に筒軸(10
3)を回転自在に軸支させ、筒軸(103)から一体延
出させる揺動アーム(104)先端側を前記側板(2
7)外側面に縦溝(100)を介して上下揺動自在に突
出させると共に、クランク車である前記減速ギヤ(6
7)に植設したクランクピン(106)に一端を連結す
るピットマン(107)他端を前記揺動アーム(10
4)先端に連結させ、側板(27)内側で前記筒軸(1
03)から一体延出させる揺動アーム(108)と支点
軸(82)上の筒軸(100)から一体延出させる揺動
アーム(109)を連結アーム(110)を介して連動
連結させ、減速ギヤ(67)の回転運動により前記揃え
板(76)を平行に往復移動させ、また前記揃え機(2
1)の何れの移動位置でも同じストロークで揃え板(7
6)を駆動可能に構成している。
ーム(22)左側の側板(27)内面側に筒軸(10
3)を回転自在に軸支させ、筒軸(103)から一体延
出させる揺動アーム(104)先端側を前記側板(2
7)外側面に縦溝(100)を介して上下揺動自在に突
出させると共に、クランク車である前記減速ギヤ(6
7)に植設したクランクピン(106)に一端を連結す
るピットマン(107)他端を前記揺動アーム(10
4)先端に連結させ、側板(27)内側で前記筒軸(1
03)から一体延出させる揺動アーム(108)と支点
軸(82)上の筒軸(100)から一体延出させる揺動
アーム(109)を連結アーム(110)を介して連動
連結させ、減速ギヤ(67)の回転運動により前記揃え
板(76)を平行に往復移動させ、また前記揃え機(2
1)の何れの移動位置でも同じストロークで揃え板(7
6)を駆動可能に構成している。
【0024】図15及び図16に示す如く、前記揃え板
(76)の前方で揃え板(76)の叩きストロークエン
ドに対応させるように、揃え板(76)の前方で稈身方
向に並列に配置する一対の稈センサであるMセンサ(1
11)及びHセンサ(112)を備え、前記揃え機台
(74)から一体延出されるセンサ支持アーム(11
3)先端に前記各センサ(111)(112)を取付
け、前記各センサ(111)(112)の各センサアー
ム(114)(115)を後方に回動自在に揃えデッキ
(75)前端側に垂下させ、揃えデッキ(75)上に供
給される排藁の株元側に前記各センサアーム(114)
(115)を接触作動させるように構成している。
(76)の前方で揃え板(76)の叩きストロークエン
ドに対応させるように、揃え板(76)の前方で稈身方
向に並列に配置する一対の稈センサであるMセンサ(1
11)及びHセンサ(112)を備え、前記揃え機台
(74)から一体延出されるセンサ支持アーム(11
3)先端に前記各センサ(111)(112)を取付
け、前記各センサ(111)(112)の各センサアー
ム(114)(115)を後方に回動自在に揃えデッキ
(75)前端側に垂下させ、揃えデッキ(75)上に供
給される排藁の株元側に前記各センサアーム(114)
(115)を接触作動させるように構成している。
【0025】図1に示す如く、前記排藁チェン(10)
のチェンガイド(116)後端側に稈センサであるLセ
ンサ(117)を備え、Lセンサ(117)のセンサア
ーム(118)を後方に回動自在に排藁供給経路終端に
垂下させ、排藁結束部(19)へ供給される排藁に前記
センサアーム(118)を接触作動させるように構成し
ている。
のチェンガイド(116)後端側に稈センサであるLセ
ンサ(117)を備え、Lセンサ(117)のセンサア
ーム(118)を後方に回動自在に排藁供給経路終端に
垂下させ、排藁結束部(19)へ供給される排藁に前記
センサアーム(118)を接触作動させるように構成し
ている。
【0026】また、前記結束機(20)の移動範囲(L
1)を設定する結束左右リミットスイッチ(119)
(120)を備え、結束機台(46)の後脚部(45)
の左右端部に当接させて前記左右リミットスイッチ(1
19)(120)をオン作動させるように、前記取付フ
レーム(22)の後ガイドフレーム(24)の中間部に
左リミットスイッチ(119)を、また後ガイドフレー
ム(24)の右端側に右リミットスイッチ(120)を
取付け、また前記揃え機(21)の移動範囲(L2)を
設定する揃え左右リミットスイッチ(121)(12
2)を備え、揃え機台(74)の揺動アーム部(73)
に当接させて前記左右リミットスイッチ(121)(1
22)をオン作動させるように、前記取付フレーム(2
2)の取付ベース(81)上面で揺動アーム部(73)
を挾む位置に左右リミットスイッチ(121)(12
2)を取付けるもので、排藁結束部(19)の右側で左
右移動させる前記結束機(20)と、排藁結束部(1
9)の左側で左右移動させる前記揃え機(21)の各移
動範囲(L1)(L2)が、排藁結束部(19)の中間
部で重なるように各移動範囲(L1)(L2)を設定し
ている。
1)を設定する結束左右リミットスイッチ(119)
(120)を備え、結束機台(46)の後脚部(45)
の左右端部に当接させて前記左右リミットスイッチ(1
19)(120)をオン作動させるように、前記取付フ
レーム(22)の後ガイドフレーム(24)の中間部に
左リミットスイッチ(119)を、また後ガイドフレー
ム(24)の右端側に右リミットスイッチ(120)を
取付け、また前記揃え機(21)の移動範囲(L2)を
設定する揃え左右リミットスイッチ(121)(12
2)を備え、揃え機台(74)の揺動アーム部(73)
に当接させて前記左右リミットスイッチ(121)(1
22)をオン作動させるように、前記取付フレーム(2
2)の取付ベース(81)上面で揺動アーム部(73)
を挾む位置に左右リミットスイッチ(121)(12
2)を取付けるもので、排藁結束部(19)の右側で左
右移動させる前記結束機(20)と、排藁結束部(1
9)の左側で左右移動させる前記揃え機(21)の各移
動範囲(L1)(L2)が、排藁結束部(19)の中間
部で重なるように各移動範囲(L1)(L2)を設定し
ている。
【0027】また、前記結束機(20)と揃え機(2
1)の相互位置を検出させる位置センサである一対のリ
ミットスイッチ(123)(124)とを備え、一方の
リミットスイッチ(123)を前記結束機(20)の株
元側の結束デッキ(48)の裏面左側部に取付け、結束
機(20)と揃え機(21)が最接近したときにリミッ
トスイッチ(123)をオン作動させると共に、他方の
リミットスイッチ(124)を前記揃え機(21)の揃
えデッキ(75)の表面右側部に取付け、結束機(2
0)と揃え機(21)が所定の間隔(L3)以上に離反
しようとするときに、前記結束機(20)の株元側の結
束デッキ(48)から一体延出させるスイッチアーム
(125)を介して前記リミットスイッチ(124)を
オン作動させ、結束機(20)に対する揃え機(21)
の位置並びに揃え機(21)に対する結束機(20)の
位置即ち結束機(20)と揃え機(21)の相互位置関
係を前記接近側リミットスイッチ(接近側LS)(12
3)及び離反側リミットスイッチ(離反側LS)(12
4)によって一定維持するように構成している。
1)の相互位置を検出させる位置センサである一対のリ
ミットスイッチ(123)(124)とを備え、一方の
リミットスイッチ(123)を前記結束機(20)の株
元側の結束デッキ(48)の裏面左側部に取付け、結束
機(20)と揃え機(21)が最接近したときにリミッ
トスイッチ(123)をオン作動させると共に、他方の
リミットスイッチ(124)を前記揃え機(21)の揃
えデッキ(75)の表面右側部に取付け、結束機(2
0)と揃え機(21)が所定の間隔(L3)以上に離反
しようとするときに、前記結束機(20)の株元側の結
束デッキ(48)から一体延出させるスイッチアーム
(125)を介して前記リミットスイッチ(124)を
オン作動させ、結束機(20)に対する揃え機(21)
の位置並びに揃え機(21)に対する結束機(20)の
位置即ち結束機(20)と揃え機(21)の相互位置関
係を前記接近側リミットスイッチ(接近側LS)(12
3)及び離反側リミットスイッチ(離反側LS)(12
4)によって一定維持するように構成している。
【0028】図18に示す如く、マイクロコンピュータ
で構成するコントローラ(126)を備え、排藁結束部
(19)に配設した前記各センサ(117)(111)
(112)及び各リミットスイッチ(123)(12
4)(119)(120)(121)(122)と、前
記運転操作部(14)に配設する結束位置調節用の自動
スイッチ(127)及び手動操作用の結束左右移動スイ
ッチ(128)(129)とを前記コントローラ(12
6)に接続させると共に、そのコントローラ(126)
に前記結束位置調節用電動モータ(52)及び揃え位置
調節用電動モータ(85)を接続させ、図19のフロー
チャートに示す如く、自動スイッチ(127)をオン操
作したとき、排藁結束部(19)に排藁が供給されてい
る間(Lセンサがオンの間)、前記Mセンサ(111)
がオンでHセンサ(112)がオフになるように、即ち
前記揃え機(21)の揃え板(76)の叩きストローク
内に排藁の株端を位置させるように、前記揃え機(2
1)を左右に移動させる揃え位置の自動調節が行われ、
その揃え位置の自動調節と同時に前記接近側リミットス
イッチ(123)と離反側リミットスイッチ(124)
の両方がオフになるように、即ち揃え機(21)と結束
機(20)との位置関係(間隔)を一定維持するよう
に、前記結束機(20)を左右に移動させる結束位置の
自動調節が行われるもので、前記Mセンサ(111)及
びHセンサ(112)による稈検出と、前記接近側リミ
ットスイッチ(123)及び離反側リミットスイッチ
(124)による結束機(20)と揃え機(21)の相
互位置検出に基づいて結束位置調節用電動モータ(5
2)と、揃え位置調節用電動モータ(85)を各々別々
に作動制御するように構成している。
で構成するコントローラ(126)を備え、排藁結束部
(19)に配設した前記各センサ(117)(111)
(112)及び各リミットスイッチ(123)(12
4)(119)(120)(121)(122)と、前
記運転操作部(14)に配設する結束位置調節用の自動
スイッチ(127)及び手動操作用の結束左右移動スイ
ッチ(128)(129)とを前記コントローラ(12
6)に接続させると共に、そのコントローラ(126)
に前記結束位置調節用電動モータ(52)及び揃え位置
調節用電動モータ(85)を接続させ、図19のフロー
チャートに示す如く、自動スイッチ(127)をオン操
作したとき、排藁結束部(19)に排藁が供給されてい
る間(Lセンサがオンの間)、前記Mセンサ(111)
がオンでHセンサ(112)がオフになるように、即ち
前記揃え機(21)の揃え板(76)の叩きストローク
内に排藁の株端を位置させるように、前記揃え機(2
1)を左右に移動させる揃え位置の自動調節が行われ、
その揃え位置の自動調節と同時に前記接近側リミットス
イッチ(123)と離反側リミットスイッチ(124)
の両方がオフになるように、即ち揃え機(21)と結束
機(20)との位置関係(間隔)を一定維持するよう
に、前記結束機(20)を左右に移動させる結束位置の
自動調節が行われるもので、前記Mセンサ(111)及
びHセンサ(112)による稈検出と、前記接近側リミ
ットスイッチ(123)及び離反側リミットスイッチ
(124)による結束機(20)と揃え機(21)の相
互位置検出に基づいて結束位置調節用電動モータ(5
2)と、揃え位置調節用電動モータ(85)を各々別々
に作動制御するように構成している。
【0029】また、図1などから明らかなように、脱穀
済みの排藁は、株元側が排藁チェン(10)によって挾
持され、穂先側が排藁チェン(10)と平行な掻込ベル
ト(11)によって係止され、株元側が穂先側より先行
する横倒し姿勢で機体後部の排藁結束部(19)まで搬
送されるもので、前記排藁チェン(10)及び掻込ベル
ト(11)の排藁搬送方向に向けて前記結束機(20)
及び揃え機(21)を各々構成し、取付フレーム(2
2)に傾斜姿勢で並列に支持させると共に、その傾斜姿
勢を一定維持できるように、前記結束機(20)及び揃
え機(21)の位置調節を平行移動で行わしめるように
構成している。
済みの排藁は、株元側が排藁チェン(10)によって挾
持され、穂先側が排藁チェン(10)と平行な掻込ベル
ト(11)によって係止され、株元側が穂先側より先行
する横倒し姿勢で機体後部の排藁結束部(19)まで搬
送されるもので、前記排藁チェン(10)及び掻込ベル
ト(11)の排藁搬送方向に向けて前記結束機(20)
及び揃え機(21)を各々構成し、取付フレーム(2
2)に傾斜姿勢で並列に支持させると共に、その傾斜姿
勢を一定維持できるように、前記結束機(20)及び揃
え機(21)の位置調節を平行移動で行わしめるように
構成している。
【0030】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、脱穀済み排藁を結束する結束機(20)と、その結
束機(20)で結束される排藁の株端を揃え板(76)
により叩き揃える揃え機(21)を各々別々に稈身方向
に移動可能に備えると共に、前記揃え板(76)の叩き
ストロークエンドに対応させるように揃え板(76)の
前方で稈身方向に並列に配置する一対の稈センサ(11
1)(112)と前記揃え機(21)とを一体的に稈身
方向に移動させる揃え位置調節用駆動機構(93)を備
えたコンバインの排藁結束装置において、前記結束機
(20)と揃え機(21)の相互位置を検出する位置セ
ンサ(123)(124)と、前記結束機(20)を稈
身方向に移動させる結束位置調節用駆動機構(55)を
備え、前記稈センサ(111)(112)による稈検出
と前記位置センサ(123)(124)による結束機
(20)と揃え機(21)の相互位置検出により前記揃
え位置調節用駆動機構(93)と結束位置調節駆動機構
(55)とを同時に作動制御するように構成したもの
で、前記揃え板(76)を排藁の株端に作用させるため
の揃え機(21)の移動ストロークを確保し、且つ、揃
え機(21)と結束機(20)との位置関係が一定に維
持される適正セット位置に前記揃え機(21)と結束機
(20)とを自動的に移動させることができるから、誤
操作による結束不良の発生を防止でき、排藁の長短に応
じて適正な結束作業を行うことができるものである。
は、脱穀済み排藁を結束する結束機(20)と、その結
束機(20)で結束される排藁の株端を揃え板(76)
により叩き揃える揃え機(21)を各々別々に稈身方向
に移動可能に備えると共に、前記揃え板(76)の叩き
ストロークエンドに対応させるように揃え板(76)の
前方で稈身方向に並列に配置する一対の稈センサ(11
1)(112)と前記揃え機(21)とを一体的に稈身
方向に移動させる揃え位置調節用駆動機構(93)を備
えたコンバインの排藁結束装置において、前記結束機
(20)と揃え機(21)の相互位置を検出する位置セ
ンサ(123)(124)と、前記結束機(20)を稈
身方向に移動させる結束位置調節用駆動機構(55)を
備え、前記稈センサ(111)(112)による稈検出
と前記位置センサ(123)(124)による結束機
(20)と揃え機(21)の相互位置検出により前記揃
え位置調節用駆動機構(93)と結束位置調節駆動機構
(55)とを同時に作動制御するように構成したもの
で、前記揃え板(76)を排藁の株端に作用させるため
の揃え機(21)の移動ストロークを確保し、且つ、揃
え機(21)と結束機(20)との位置関係が一定に維
持される適正セット位置に前記揃え機(21)と結束機
(20)とを自動的に移動させることができるから、誤
操作による結束不良の発生を防止でき、排藁の長短に応
じて適正な結束作業を行うことができるものである。
【図1】結束機と揃え機の位置調節説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】排藁結束部の全体斜視図。
【図5】取付フレームの平面説明図。
【図6】取付フレームの支持説明図。
【図7】取付フレームのロック説明図。
【図8】取付フレームの断面図。
【図9】結束機台の平面図。
【図10】結束機台の側面図。
【図11】結束機本体の側面図。
【図12】結束機への動力伝達説明図。
【図13】排藁結束部への動力伝達説明図。
【図14】紐ケースの取付け説明図。
【図15】揃え機の平面図。
【図16】揃え機の側面図。
【図17】揃え板の駆動説明図。
【図18】結束位置と揃え位置の制御ブロック図。
【図19】フローチャート。
(20) 結束機 (21) 揃え機 (76) 揃え板 (111)稈センサ(Mセンサ) (112)稈センサ(Hセンサ) (123)接近センサ(位置センサ) (124)離センサ(位置センサ) (55) 結束位置調節用駆動機構 (93) 揃え位置調節用駆動機構
Claims (1)
- 【請求項1】 脱穀済み排藁を結束する結束機と、その
結束機で結束される排藁の株端を揃え板により叩き揃え
る揃え機を各々別々に稈身方向に移動可能に備えると共
に、前記揃え板の叩きストロークエンドに対応させるよ
うに揃え板の前方で稈身方向に並列に配置する一対の稈
センサと前記揃え機とを一体的に稈身方向に移動させる
揃え位置調節用駆動機構を備えたコンバインの排藁結束
装置において、前記結束機と揃え機の相互位置を検出す
る位置センサと、前記結束機を稈身方向に移動させる結
束位置調節用駆動機構を備え、前記稈センサによる稈検
出と前記位置センサによる結束機と揃え機の相互位置検
出により前記揃え位置調節用駆動機構と結束位置調節駆
動機構とを同時に作動制御するように構成したことを特
徴とするコンバインの排藁結束装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20187893A JP3209618B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | コンバインの排藁結束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20187893A JP3209618B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | コンバインの排藁結束装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731264A true JPH0731264A (ja) | 1995-02-03 |
JP3209618B2 JP3209618B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=16448365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20187893A Expired - Fee Related JP3209618B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | コンバインの排藁結束装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3209618B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002051630A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-19 | Iseki & Co Ltd | コンバイン等の結束機 |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP20187893A patent/JP3209618B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002051630A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-19 | Iseki & Co Ltd | コンバイン等の結束機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3209618B2 (ja) | 2001-09-17 |
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