JP4695504B2 - コンバインのレバー操作構造 - Google Patents
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Description
運転部の前部に設けた操縦塔に、機体操向用の操縦レバーと、刈取り部に備えた掻込みリールを昇降操作する操作レバーとを左右に並べて立設し、
前記操縦レバーを走行機体左右向きの回動支軸の一端側で前後および左右に揺動操作可能に支持し、前記操作レバーを前記回動支軸の他端側で前後揺動自在に支持し、前記回動支軸を、前記操縦レバーの前後方向揺動によって回動される状態で前記操縦塔の内部に横架し、
前記操縦塔の内部における前記操作レバーの下方位置であって、前記操作レバーが支持された前記回動支軸の他端側の下方位置に、前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブと前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブとを左右方向に隣り合う状態で並列配備し、
前記操作レバーのレバー基端ボスと前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブとをリール昇降用のリンクを介して連係して、前記操作レバーの前後操作で前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブを操作して前記掻込みリールを昇降させるように構成し、
前記回動支軸と、前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブとを、前記リール昇降用のリンクと左右方向に並列配置された刈取り部昇降用のリンクを介して連係して、前記操縦レバーの前方操作で前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブを操作して前記刈取り部を下降作動させるように構成し、前記操縦レバーの後方操作で前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブを操作して前記刈取り部を上昇作動させるように構成し、
前記操縦レバーを、前記走行機体を前記操縦レバーの操作方向に旋回操作する油圧操作バルブを操作するように、前記回動支軸に固定されたブラケットに左右揺動可能に支持させて、前記操縦レバーの前記ブラケットに対する左右操作によって前記油圧操作バルブを操作して機体操向作動を行わせるように構成してあることを特徴とする。
上記構成によると、作物列に沿った機体操縦操作、圃場の凹凸などに起因する刈り高さ変化に対応した刈取り部の昇降操作、および、作物の丈や倒伏具合に対応した掻込みリールの昇降操作を、左右に並べた操縦レバーと操作レバーで行うことになり、レバー持ち替えや同時操作が容易となる。
上記構成によると、両油圧バルブは人為操作式の安価なスプール式の切換えバルブを利用することができる。人為操作式の切換えバルブは、作動油中のゴミの引っかかり等によってスプールの移動に多少の抵抗が発生したとしても、少し大きい操作力をかけて切換え操作すれば、ゴミの引っかかりを解消することができるので、電磁制御バルブを利用した場合ほど作動油の汚れに気をつけなくてもすむ。
両油圧バルブが並列配備されることで、これら油圧バルブへの圧油供給系および油圧バルブからの排油系の配管がまとめやすいものとなる。
上記構成によると、操縦レバーの回動支軸を操作レバーの支点軸に兼用でき、レバー支持構造の簡素化に有効となる。
前記操作レバーを前記操縦レバーの機体横外側箇所に配備し、前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブ、及び前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブを、前記操縦搭の機体横外側端に近づけて配備してあるものである。
前記操作レバーを前記操縦レバーより低く立設してあるものである。
前記操作レバーの中立位置より前方への操作で前記掻込みリールを下降作動させ、前記操作レバーの中立位置より後方への操作で掻込みリールを上昇作動させるよう構成してあるものである。
前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブ、及び前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブを、支持板を介して前記操縦搭の前壁板に取付けてあるものである。
前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブのスプールの押し引き操作向き、及び前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブのスプールの押し引き操作向きが前記前壁板に沿った向きになっているものである。
前記リール昇降用のリンクを、前記操作レバーの前記レバー基端ボスから前方向きに一体回動可能に突設した操作アームと、この操作アームと前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブのスプールとに亘って前記操縦搭の前壁板に沿った向きになる状態で連結された連結リンクとで構成し、
前記刈取部昇降用のリンクを、前記回動支軸から前方向きに一体回動可能に突設した操作アームと、この操作アームと前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブのスプールとに亘って前記操縦搭の前壁板に沿った向きになる状態で連結された連結リンクとで構成してあるものである。
前記操縦レバー31の前後向き支点e周りの左右揺動によって操作されるように構成されている。操縦レバー31が左右中立位置にあると左右のサイドクラッチ44が共に「入り」となって、直進走行が行われ、操縦レバー31を左方または右方へ操作することで、操作された側のサイドクラッチ44が「切り」となって片側のクローラ走行装置1のみの駆動によって走行機体2が操縦レバー31の操作方向に旋回する。サイドクラッチ44にはサイドブレーキ45が連係されており、サイドクラッチ44が切り操作された後に引続き操縦レバー31を更に倒し操作すると、サイドクラッチ44が切られた側のサイドブレーキ45が制動作動して、駆動が断たれたクローラ走行装置1に制動がかけられて、信地旋回(ピボットターン)による機体操向が行われる。
7 刈取り部
9 刈取り部を昇降する油圧シリンダ
10 掻込みリール
23 掻込みリールを昇降する油圧シリンダ
30 操縦塔
31 操縦レバー
32 操作レバー
32a レバー基端ボス
33 回動支軸
34 ブラケット
35 操作アーム
36 連結リンク
37 操作アーム
38 連結リンク
39 支持板
s1 スプール
s2 スプ−ル
V1 油圧バルブ
V2 油圧バルブ
V3 油圧操作バルブ
Claims (7)
- 運転部の前部に設けた操縦塔に、機体操向用の操縦レバーと、刈取り部に備えた掻込みリールを昇降操作する操作レバーとを左右に並べて立設し、
前記操縦レバーを走行機体左右向きの回動支軸の一端側で前後および左右に揺動操作可能に支持し、前記操作レバーを前記回動支軸の他端側で前後揺動自在に支持し、前記回動支軸を、前記操縦レバーの前後方向揺動によって回動される状態で前記操縦塔の内部に横架し、
前記操縦塔の内部における前記操作レバーの下方位置であって、前記操作レバーが支持された前記回動支軸の他端側の下方位置に、前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブと前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブとを左右方向に隣り合う状態で並列配備し、
前記操作レバーのレバー基端ボスと前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブとをリール昇降用のリンクを介して連係して、前記操作レバーの前後操作で前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブを操作して前記掻込みリールを昇降させるように構成し、
前記回動支軸と、前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブとを、前記リール昇降用のリンクと左右方向に並列配置された刈取り部昇降用のリンクを介して連係して、前記操縦レバーの前方操作で前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブを操作して前記刈取り部を下降作動させるように構成し、前記操縦レバーの後方操作で前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブを操作して前記刈取り部を上昇作動させるように構成し、
前記操縦レバーを、前記走行機体を前記操縦レバーの操作方向に旋回操作する油圧操作バルブを操作するように、前記回動支軸に固定されたブラケットに左右揺動可能に支持させて、前記操縦レバーの前記ブラケットに対する左右操作によって前記油圧操作バルブを操作して機体操向作動を行わせるように構成してあることを特徴とするコンバインのレバー操作構造。 - 前記操作レバーを前記操縦レバーの機体横外側箇所に配備し、
前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブ、及び前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブを、前記操縦搭の機体横外側端に近づけて配備してある請求項1記載のコンバインのレバー操作構造。 - 前記操作レバーを前記操縦レバーより低く立設してある請求項1または2記載のコンバインのレバー操作構造。
- 前記操作レバーの中立位置より前方への操作で前記掻込みリールを下降作動させ、前記操作レバーの中立位置より後方への操作で掻込みリールを上昇作動させるよう構成してある請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンバインのレバー操作構造。
- 前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブ、及び前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブを、支持板を介して前記操縦搭の前壁板に取付けてある請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンバインのレバー操作構造。
- 前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブのスプールの押し引き操作向き、及び前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブのスプールの押し引き操作向きが前記前壁板に沿った向きになっている請求項5記載のコンバインのレバー操作構造。
- 前記リール昇降用のリンクを、前記操作レバーの前記レバー基端ボスから前方向きに一体回動可能に突設した操作アームと、この操作アームと前記掻込みリールを昇降する油圧シリンダの油圧バルブのスプールとに亘って前記操縦搭の前壁板に沿った向きになる状態で連結された連結リンクとで構成し、
前記刈取部昇降用のリンクを、前記回動支軸から前方向きに一体回動可能に突設した操作アームと、この操作アームと前記刈取り部を昇降する油圧シリンダの油圧バルブのスプールとに亘って前記操縦搭の前壁板に沿った向きになる状態で連結された連結リンクとで構成してある請求項6記載のコンバインのレバー操作構造。
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