JP2001189474A - 光電変換素子の製造方法 - Google Patents

光電変換素子の製造方法

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JP2001189474A JP37408599A JP37408599A JP2001189474A JP 2001189474 A JP2001189474 A JP 2001189474A JP 37408599 A JP37408599 A JP 37408599A JP 37408599 A JP37408599 A JP 37408599A JP 2001189474 A JP2001189474 A JP 2001189474A
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】透光性金属酸化物層と良好な界面特性を確保し
ながら、a−Si膜中におけるp型不純物による水素の
引き抜きを抑制してp層の膜質低下を抑えることができ
る光電変換素子の製造方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】透光性基板1上に透光性金属酸化物層2及
びpin接合を有する光電変換素子を製造するに際し
て、p層を、第1p層7として原料ガスと少なくとも1
種の不活性ガスとからなる希釈ガスとを用いてp型不純
物が均一に添加された膜厚5nm以下のアモルファスシ
リコン層を成膜し、前記1p層7上に、第2p層8とし
てi層に近づくにつれて不純物濃度が減少するようにア
モルファスシリコン層を成膜することにより形成する光
電変換素子の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光電変換素子の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜太陽電池の光入射側のドープ層は変
換効率を向上させる上で1つの重要な要因として歴史的
にも様々な開発が行われてきた。特に、アモルファスシ
リコン(a−Si)系の窓層としてのp層は光電変換層
ではないため、光吸収量が小さく、かつ高導電率で、良
好なp/i界面特性を有するという相反する特徴を満足
させる必要がある。そこで、特公平3−40515号公
報及び特公平3−63229号公報等に記載されている
ように、ボロンをドーピングしたa−SiC膜を、p層
として用いる方法が一般に用いられている。しかし、こ
のp型a−SiC膜は、光吸収量を十分に小さくするた
めには膜中のC量を数十パーセントまで増加しなければ
ならず、これに起因して膜質の悪化を招くとともに、導
電率が低下し、素子全体の内部抵抗を増加させてしまう
という問題がある。
【0003】そこで、光吸収量と導電率との双方を満足
させるために、導電率の低下を最小限にとどめながら、
光吸収量をできる限り小さくするという微妙な調整が行
われる。一方、このボロンがドーピングされたa−Si
C膜は、光電変換層(a−Si膜)と界面の整合性が悪
く、発生した光キャリアの再結合中心となる。そこで、
セル特性への影響を緩和するために、膜中のC量を滑ら
かに変化させたアモルファス膜をバッファ層としてp/
i界面に挟み込む方法が一般に用いられている。また、
上記以外のp層の成膜方法として、特開平7−2263
8号公報に、アモルファスボロン層を作製した後にa−
Si層を積層することによりp型のa−Si層を形成す
る技術が記載されており、Appl. Phys. 36(1997)467
に、アモルファスボロン層を作製した後にアモルファス
カーボン層を積層することによりp層を形成する技術が
記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ガラスのような透光性
基板上に光電変換素子を形成する場合には、基板側が光
入射側となるため、ガラス上にITO、SnO2等の透
光性の金属酸化膜を作製し、その上にp層として、原料
ガス(例えば、B26、SiH4、GeH4、CH 4等)
と、H2、Ar、He等からなる希釈ガスを添加した混
合ガスを用いて、プラズマCVD法によりa−Si膜を
形成し、さらに、i層、n層を順次積層するのが一般的
である。
【0005】しかし、このような金属酸化膜上にB26
ガスのプラズマを発生させると、ボロンラジカルによっ
て、a−Si膜中のSiの結合手を終端している水素の
引き抜きが起こり、膜中にダングリングボンドと呼ばれ
る未結合手を多数形成するとともに、金属酸化膜の還元
反応を引き起こし、金属酸化膜を黒化させる。その結
果、窓層であるp層の光吸収量が増加するとともに、金
属酸化膜の透過率が低下し、素子の短絡電流を大幅に低
下させるというという問題が生じる。a−Si膜の光吸
収量の増加を抑えるためには、Cを膜内に混入させるこ
とが有効であるが、その反面、p層の導電率の大幅な低
下を引き起こす。したがって、セル特性にシリーズ抵抗
を生じさせないような所望の導電率を得ようとすると、
光吸収量が無視できないほど大きくなり、十分な光電流
が確保できないという問題点があった。また、金属酸化
膜の還元を抑制するためには、金属酸化膜の表面をZn
O等で被覆することが極めて有効であるが、プロセス
上、工数の増加を招き、大幅なコストアップになる。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、酸化物系透明導電膜と良好な界面特性を確保しな
がら、a−Si膜中におけるホウ素による水素の引き抜
きを抑制してp層の膜質低下を抑えることができる光電
変換素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、透光性
基板上に透光性金属酸化物層及びpin接合を有する光
電変換素子を製造するに際して、p層を、第1p層とし
て原料ガスと少なくとも1種の不活性ガスとからなる希
釈ガスとを用いてp型不純物が均一に添加された膜厚5
nm以下のアモルファスシリコン層を成膜し、前記1p
層上に、第2p層としてi層に近づくにつれて不純物濃
度が減少するようにアモルファスシリコン層を成膜する
ことにより形成する光電変換素子の製造方法が提供され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の光電変換素子の製造方法
においては、透光性基板として、例えば、ガラス基板、
ポリイミド、PET、PEN、PES、テフロン等の樹
脂基板等、種々のものを使用することができる。なお、
この基板は、基板の利用態様に応じて、さらに絶縁膜、
導電膜、バッファ層等又はこれらが組み合わされて形成
された基板であってもよい。基板の厚さは特に限定され
るものではないが、適当な強度や重量を有するように、
例えば0.1〜30mm程度が挙げられる。また、基板
表面には凹凸を有していてもよい。
【0009】また、透光性金属酸化物層として、Zn
O、ITO、SnO2 等の導電性酸化物等を使用するこ
とができる。なかでも、還元雰囲気において影響の著し
いITOを使用した場合には、本発明の効果は特に顕著
である。これらは、単層又は積層層として形成されてい
てもよい。透光性金属酸化物層の膜厚は、使用する材料
等により適宜調整することができるが、例えば、200
〜2000nm程度が挙げられる。また、透光性金属酸
化物層の表面又は裏面には、凹凸が形成されていてもよ
い。凹凸は、例えば、可視光領域の光の波長程度、0.
1〜1.2μm程度の高さ、0.1〜10μmのピッチ
を有するものが挙げられる。光電変換素子のp層は、透
光性金属酸化物層上に、まず第1p層を形成し、さらに
第2p層を積層して形成することができる。第1p層
は、水素ガスを用いないで、原料ガスと少なくとも1種
の不活性ガスからなる希釈ガスとを用いて、CVD法、
好ましくはプラズマCVD法により、膜厚5nm程度以
下のアモルファスシリコン層として形成し得る。原料ガ
スとしては、例えば、SiH4、SiF4、SiH2
2、SiCl4、Si26等が挙げられる。
【0010】また、希釈ガスとしては、不活性ガス(A
r、He、Ne、Xe)の単独又は2種以上の混合ガス
が挙げられる。原料ガスと希釈ガスとの混合比は、例え
ば、容量比で1:1〜1:10程度が挙げられる。具体
的には、成膜装置の大きさ等に応じて適宜調整すること
ができ、10sccm:10sccm〜10sccm:
100sccm程度が挙げられる。
【0011】なお、原料ガスと希釈ガスとの混合ガス
に、酸化性ガスを混合して用いてもよい。ここで酸化性
ガスとは、酸素元素を含有するガス、例えば酸素ガス、
一酸化炭素ガス、二酸化炭素ガス、オゾン等の単独又は
2種以上の混合ガスが挙げられる。酸化性ガスの使用量
は、原料ガス、好ましくはSH4ガスの0.001〜
1.0容量%が挙げられる。p層を構成するp型不純物
(ボロン等)は、原料ガスに、例えば、B26ガスを混
入して成膜と同時にドーピングしてもよいし、アモルフ
ァスシリコン層を形成した後、イオン注入又は熱拡散等
によりドーピングしてもよい。これにより、第1p層に
p型不純物を均一添加することができる。なお、不純物
が均一に添加されているとは、Si原子10000個程
度に対してキャリアが1個あればよいことから、このよ
うなキャリア密度を維持できる程度のキャリア、例えば
ボロン等のアクセプタが第1p層全体にわたって存在し
ている状態を意味する。第1p層において膜厚が5nm
以下とは、第1p層の光学的な吸収量が無視できる範囲
の膜厚を意味しており、シリコンの1原子層以上の膜が
含まれる。また、この膜は全面において均一な膜厚を有
していることが好ましいが、例えば、透光性金属酸化物
層の表面に島状に形成されていてもよい。
【0012】また、第1p層が成膜された後、その表面
にプラズマを照射してもよい。この際のプラズマは、不
活性ガスの単独又は2種以上の混合ガス;水素ガス;酸
化性ガスの単独又は2種以上の混合ガス;これらのガス
の内の2種以上の混合ガス、例えば、水素ガスと酸化性
ガスとの混合ガス(例えば、容量比で1:0.001〜
5.0)等を処理ガスとするプラズマが挙げられる。プ
ラズマ照射の条件は、特に限定されるものではないが、
例えば、1kHz〜13.56MHz程度の高周波電
源、10〜1000秒間程度の時間、10〜1000W
程度の電力を用いることが挙げられる。このようなプラ
ズマ処理により、第1p層中の光吸収係数を増大させる
ことができ、つまり第1p層中の光吸収量増加を抑制で
きるため、比較的高い短絡電流が得られることとなる。
【0013】次に、第1p層上に、i層に近づくにつれ
てp型不純物を減少するように第2p層を成膜する。第
2p層を成膜する方法は、原料ガスの中にp型不純物を
含まないで成膜する以外は、第1p層を形成する方法と
同様の方法で形成することができる。なお、第2p層の
成膜においては、希釈ガスとして第1p層と同様に不活
性ガスを用いるものであってもよいし、原料ガスに酸化
性ガスを添加した混合ガスを用いるものであってもよ
い。また、水素ガスが添加されていないガスを希釈ガス
として用いることが好ましいが、必ずしも水素ガスが添
加されていないガスを用いるものでなくてもよい。この
ような方法で成膜することにより、p型の不純物を積極
的に含有させないが、下地である第1p層からp型不純
物が拡散することにより、結果的に第1p層に近い側で
第1p層に近いp型不純物濃度を有し、i層に近づくに
つれてp型不純物濃度が減少する第2p層を形成するこ
とができる。
【0014】また、第2p層は、所定膜厚を成膜する毎
に得られた第2p層表面に、及び/又は第2p層を成膜
した後のその表面に、プラズマ処理を施すことが好まし
い。なお、第2p層の複数層のすべての表面がプラズマ
処理されていてもよいが、その中の一部の層の表面のみ
がプラズマ処理されていてもよい。この際のプラズマ
は、第1p層表面にプラズマ処理を施す場合のプラズマ
と同様のものが挙げられる。なかでも、水素ガスと酸化
性ガスとの混合ガス(例えば、容量比で1:0.001
〜5.0)等によるプラズマが好ましい。プラズマ照射
の条件は、特に限定されるものではないが、例えば、1
kHz〜1MHz程度の高周波電源、10〜1000秒
間程度の時間、10〜1000W程度の電力を用いるこ
とが適当である。なお、この際の所定膜厚とは、例え
ば、1〜30nm程度が挙げられる。また、所定膜厚毎
にプラズマ処理を複数回施す場合には、周波数、照射時
間及び電力の少なくとも1つを順次小さくすることが好
ましい。このようなプラズマ処理により、第2p層中の
光吸収係数を、i層に近づくにつれて徐々に増大させる
ことができ、つまり第1p層中の光吸収量増加を徐々に
抑制できるため、短絡電流を向上できるとともに、Vo
c及びF.F.の低下を抑制することができる。
【0015】なお、第2p層の形成は、第1p層を形成
した成膜装置、例えばプラズマCVD装置のチャンバと
同一のチャンバで行ってもよい。この場合には、特別な
ドーピングプロファイルを設計することなく、雰囲気中
に存在する第1p層形成の際のp型不純物の混入によ
り、結果的に特定のドーピングプロファイルを有する第
2p型を形成し、光吸収係数を増大させることができ、
つまり第1及び第2p層中の光吸収量増加を抑制でき
る。また、作業性も向上する。よって、製造コストの抑
制を実現することができることとなる。
【0016】また、第2p層の形成は、必ずしも第1p
層を形成した成膜装置のチャンバと同一のチャンバでな
くてもよく、異なるチャンバで形成してもよい。この場
合には、第2p層に過剰の不純物の拡散を及ぼすことが
ないため、第2p層内の内部電界制御を容易に行うこと
ができる。p層は、上記のような構成により、その下層
に形成された透光性金属酸化物層と良好な界面特性を確
保しながら、不純物の水素の引き抜き作用によるp層の
膜質低下を抑制することができる。また、後述するi層
に十分な内部電界を形成でき、比較的大きな開放電圧が
確保でき、光吸収量の増加を抑制できるため比較的大き
な短絡電流を得ることができる。
【0017】本発明の光電変換素子におけるi層及びn
層は、通常、光電変換素子におけるpin接合に使用さ
れるi層及びn層であれば、特に限定されるものではな
い。例えば、i層及びn層としては、いずれも上述した
ようなアモルファス層により形成され、i層はキャリア
となる不純物が導入されておらず、n層はドナーとなる
不純物、例えば、リン、砒素等が1018〜1019cm-3
程度で導入された層が挙げられる。これらの膜厚は、光
電変換素子により得ようとするエネルギー、p層、n層
中等の不純物濃度等により適宜調整することができる
が、例えば、それぞれ100〜600nm程度、30〜
100nm程度が挙げられる。なお、i層は、p層を成
膜した成膜装置のチャンバとは異なるチャンバで形成す
ることが好ましい。i層へのp型不純物の混入が防止で
きるからである。
【0018】裏面電極層は、通常電極として使用される
導電材料であれば特に限定されることなく、例えば、
金、白金、銀、銅、アルミニウム等の金属、上述した透
光性金属酸化物等が挙げられる。これらの膜厚は、光電
変換素子の使用態様に応じて適宜選択することができ
る。なお、本発明の光電変換素子は、基板上に、pin
接合を1つだけ有していてもよいし、並列または直列
に、併設又は積層して、繰り返し複数個有していてもよ
い。また、pin接合を構成するn層、i層及びp層の
全てがアモルファスシリコン層により形成されていなく
てもよい。さらに、透光性金属酸化物層、p層、i層、
n層、裏面電極層の間に、任意にバッファ層、中間層、
導電層、絶縁層等をさらに備えていてもよい。以下に、
本発明の光電変換素子の製造方法の実施例を説明する。
【0019】実験例 透明ガラス基板上に、希釈ガスをH2またはHeとし
て、SiH4/B26/H 2(He)=1/0.1/20
の混合ガスを200sccmで流し、投入電力200W
で、2種類の高ドープa−Si層を成膜した(第1p
層)。この層は少量のSiH4を混合したガスで成膜し
た高ドープa−Si膜で、光吸収量が無視できる膜厚に
設定する。ここでは、この単膜の300nmの成膜時間
から算出した成膜速度から2nmに設定した。この後、
同一チャンバーで成膜時にp型不純物をドープしない拡
散ドープ層を10nm成膜し(第2p層)、この拡散ド
ープ層中に下地の高ドープ層からボロンを拡散させるこ
とで、この層全体をp層化した。その後、H2またはH
eの希釈ガスでこれらの層を繰り返して成膜し、膜厚3
00nmの2種類のp層を作製した。
【0020】得られた2種類のp層の光吸収量を図1に
示す。また、比較例として、同じ膜厚で、拡散ドープ層
(第2p層)を形成しないp層を形成し、同様に光吸収
量を測定した。その結果を図1に示す。図1から、p層
を、p型不純物をドープした層とドープしない層との積
層構造とした場合、p層成膜時にボロンの水素引き抜き
効果がないため、光吸収量は、拡散ドープ層を形成しな
いp層に比べて小さいことがわかる。また、各p層の導
電率は5×10-4S/cm程度とほぼ同じであったこと
から希釈ガスの違いによる光吸収係数の差はここでは見
られなかった。つまり、図1から、第1/第2p層の積
層構造は、ドープ層のみから形成されているものと比較
して光吸収率が優れていることがわかった。なお、上記
実験例では、10nm毎に高Bドープ層を積層したが、
30nm以下であれば、200℃成膜で同様の導電率で
光吸収量の低減効果が得られることがわかっている。
【0021】実施例1 透明ガラス基板上にSnO2層を成膜した後、希釈ガス
をH2またはHeとして、SiH4/B26/H2(H
e)=1/0.1/20の混合ガスを200sccmで
流し、投入電力200Wで、2種類の高ドープa−Si
層を2nmの膜厚で成膜した(第1p層)。この後、同
一チャンバーで成膜時にp型不純物をドープしない拡散
ドープ層を10nm成膜し(第2p層)、この拡散ドー
プ層中に下地の高ドープ層からボロンを拡散させること
で、この層全体をp層化した。
【0022】得られた2種類の基板の透過率を図2に示
す。p層自身は図1の結果から両者の光吸収に差がない
にもかかわらず、図2では、He希釈した膜はH2希釈
の膜に比べ透過率が10%以上も増加した。この結果か
ら、He希釈では、H2プラズマによるSnO2層が還元
/黒化が緩和されていることがわかる。続いて、得られ
たp層上に、i層成膜室で200nmのi層を成膜し、
n層成膜室で30nmのn層を成膜し、その上に金属電
極を形成してpin型の光電変換素子を作製した。この
光電変換素子は、図4に示したように、透光性基板1、
透光性金属酸化物層2、第1p層7、第2p層8、i層
4、n層5、金属電極6が順次形成された構造である。
【0023】得られたpin素子のA.M.1.5照射
下での短絡電流、開放電圧、F.F.及び変換効率を測
定した。その結果を表1に示す。なお、実施例1におい
て原料ガスにH2希釈ガスを用いてp層を形成すること
により得られたpin素子も同様の測定をし、比較例と
して表1に示すとともに、開放電圧、F.F.及び変換
効率の比較例に対する比も表1に示した。
【0024】実施例2 第1p層を、SiH4/B26/He/CO2=1/0.
1/20/0.001〜1.0の混合ガスを用いて成膜
する以外は、実質的に実施例1と同様にp層、さらにp
in素子を作製した。得られた基板の透過率を測定した
ところ最高63%に改善した。また、CO2の添加量
は、B26と同程度であるため、導電率も1×104
/cmと、窓層としては十分高い。この結果から、原料
ガス及び希釈ガスの混合ガスに、さらに酸化性ガスを微
量添加することにより、H2プラズマによるSnO2層が
還元/黒化が緩和されることがわかる。
【0025】実施例3 実施例1と同様に第1p層を成膜した後、第1p層の表
面を、不活性ガス(Ar、He、Ne又はXeガスのい
ずれか1つ)を用い、周波数13.56MHz、100
Wにて100秒間プラズマ処理した。その後、同一チャ
ンバーで成膜時にp型不純物をドープしない拡散ドープ
層を10nm成膜し(第2p層)、この拡散ドープ層中
に下地の高ドープ層からボロンを拡散させることで、こ
の層全体をp層化することによりp層、さらにpin素
子を作製した。
【0026】得られた第1p層の光吸収量を測定したと
ころ、図1に示した希釈ガスとしてHeガスを用いた場
合に比較して、さらに光吸収係数を低減させることがわ
かった。なお、より低い周波数でのプラズマ処理も有効
であることも確認した。つまり、1MHzの周波数でプ
ラズマ処理することにより、同様の光吸収係数の低減を
得るために、13.56MHzで処理する場合よりも、
処理時間を1/4に短縮できることがわかった。一方、
1MHz以下の周波数を用いると、膜に対するダメージ
のためpin素子のデバイス特性(F.F.)の低下が
おこることも確認した。
【0027】実施例4 第1p層を、不活性ガスに代えて、H2ガスを用いて、1
0kHzの周波数(100W、10秒間)でプラズマ処
理する以外は、実質的に実施例3と同様に、第1p層及
び第2p層、さらにpin素子を作製した。10kHz
の周波数(100W、10秒間)でH2プラズマ処理す
ることにより、不活性ガスでのプラズマ処理(13.5
6MHzでのプラズマ処理)と同様の光吸収係数の低減
を得るために、不活性ガスを用いて13.56MHzで
処理する場合よりも、処理時間が1/10まで短縮でき
た。しかも、10kHz以上でのH2プラズマ処理で
は、デバイス特性(F.F.)の低下は起こらなかっ
た。
【0028】実施例5 第1p層を、水素ガスに代えて、水素ガスと水素ガスの
0.001〜5.0%のCO2ガスとの混合ガスを用い
た以外は、実質的に実施例4と同様に第1p層及び第2
p層、さらにpin素子を作製した。この場合、図2に
示したHeガスを希釈ガスとして用いた場合に比較し
て、透過率がさらに2%程度改善した。このことから、
プラズマ処理を、水素ガスと酸化性ガスとの混合ガスを
用いて行う場合には、さらにp層の透過率を改善するこ
とができることがわかった。
【0029】実施例6 実施例1と同様に第1p層を成膜した後、実施例5と同
様に水素ガスと水素ガスの0.001〜5.0%のCO
2ガスとの混合ガスを用いてプラズマ処理をし、その上
に第2p層を成膜した。得られた第2p層の表面に、水
素ガスと、水素ガスの0.001〜1.0%のCO2
スとの混合ガスを用いて、周波数13.56MHz、1
00Wにて100秒間プラズマを照射した。その結果、
得られた基板の透過率は実施例5と比較して、さらに1
%程度改善した。
【0030】つまり、第2p層をH2ガスでプラズマ処
理する場合には、図3に示すように第1p層の成膜時に
カソードに付着したボロンが、水素プラズマを介して第
2p層中に混入するおそれがあるが、この実施例のよう
に、第2p層の表面に水素ガスと酸化性ガスとの混合ガ
スによるプラズマを照射した場合には、第2p層の成膜
中に生じるボロンラジカルによる膜の還元反応を抑制
し、その結果、p層の透過率を改善することができる。
さらに、i層、n層及び金属電極を形成し、pin素子
を作製した。
【0031】実施例7 ガラス/凹凸SnO2基板上に、希釈ガスをHeとし
て、SiH4/B26/He=1/0.1/20の混合
ガスを200sccmで流し、投入電力200Wで、2
nmの膜厚で高ドープa−Si層を第1p層として成膜
した。その後、第1p層の表面に、水素ガスと水素ガス
の0.001〜5.0%のCO2ガスとの混合ガスを用
い、周波数13.56MHz、100Wにて100秒間
プラズマ処理を行った。続いて、同じ成膜室で、得られ
た第1p層上に3nmの第2p層を成膜し、H 2プラズ
マ処理を周波数300kHz、50Wにて30秒間行っ
た。さらに第2p層を3nm成膜し、H2プラズマ処理
を周波数10kHz、50Wにて30秒間行った。続い
て、i層成膜室で200nmのi層を成膜し、n層成膜
室で30nmのn層を成膜し、pin型の光電変換素子
を作製し、短絡電流、開放電圧、F.F.及び変換効率
を測定した。
【0032】実施例8 実施例6と同様にプラズマ処理した第1p層の上に、3
nmの第2p層を成膜し、H2プラズマ処理を13.5
6MHz、50Wにて5分間行い、さらに第2p層を3
nm成膜し、p層成膜室でp層上に3nmの第2p層を
成膜し、H2プラズマ処理を13.56MHz、50W
にて5分間行った。このように第2p層を複数積層した
後に、上記と同様にi層成膜室で200nmのi層とn
層成膜室で30nmのn層を成膜し、pin型の光電変
換素子を形成した。このpin素子は、図5に示したよ
うに、透光性基板1、透光性金属酸化物層2、第1p層
7、第2p層8a及び8b、i層4、n層5、金属電極
6が順次形成された構造である。この実施例では、実施
例7に比べて第2p層の光吸収量が低減した結果、さら
に短絡電流が2%向上し、F.F.も2%程度改善し
た。
【0033】実施例9 実施例7と同様にプラズマ処理した第1p層の上に、3
nmの第2p層を成膜し、H2プラズマ処理を周波数1
3.56MHz、50Wにて5分間行い、さらに第2p
層を3nm成膜し、H2プラズマ処理を周波数13.5
6MHz、20Wにて5分間行なった後、上記と同様に
200nmの膜厚のi層と30nmの膜厚のn層を成膜
し、pin型の光電変換素子を作製し、短絡電流、開放
電圧、F.F.及び変換効率を測定した。
【0034】
【表1】
【0035】表1の結果から、上記実施例のpin素子
のA.M.1.5照射下での短絡電流は、H2ガスを希
釈ガスとして用いて成膜した比較例における素子に比べ
て、最大6%向上した。また、開放電圧、F.F.も同
等以上であった。
【0036】さらに、実施例7のように、第2p層のプ
ラズマ照射を低周波でかつ除々に周波数を小さくして作
製した素子ではF.F.が0.74まで改善され、短絡
電流も17.21mA/cm2まで改善されることがわ
かった。また、実施例9のように、第2p層のプラズマ
照射の電力を除々に小さくして作製した素子では13.
56MHzの処理を行なった素子でもp/I界面の整合
性を改善された結果、開放電圧が0.92V、F.F.
が0.738に改善され、短絡電流も17.21mA/
cm2が得られた。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、p層を第1p層及び
第2p層の積層構造とし、さらに第1p層の成膜時に不
活性ガスからなる希釈ガスを用いることにより、透光性
金属酸化物層のH2プラズマによる還元反応を抑制する
ことができ、ひいては光吸収量及び透過率が改善された
光電変換素子を製造することが可能となる。
【0038】また、第1p層の成膜時に、原料ガスに酸
化性ガスを添加して用いた場合には、さらに透光性金属
酸化物層のH2プラズマによる還元反応を抑制すること
ができる。さらに、第1p層の表面に、不活性ガス、水
素ガス又は水素ガスと酸化性ガスとの混合ガスによるプ
ラズマを照射した場合には、さらに透光性金属酸化物層
のH2プラズマによる還元反応を抑制することができ
る。特に、水素ガスと酸化性ガスとの混合ガスによるプ
ラズマを照射した場合には、得られるp層の光吸収率を
改善することが可能となる。第2p層を狭くする際、所
定膜厚成膜するごとに、プラズマを照射し、複数層積層
することによって、第2p層の光吸収量をさらに低減さ
せた結果、さらに、短絡電流が向上し、プラズマ処理中
にp層不純物の取り込みも増加し、直列抵抗が低減して
F.F.も改善する。
【0039】また、第2p層を成膜する際、所定膜厚成
膜するごとに得られた第2p層の表面に周波数、照射時
間及び/又は電力を順次小さくしてプラズマ処理を施す
場合には、p/i界面の接合特性をより改善することが
でき、F.F.を改善することができる。さらに、第1
p層と第2p層とを成膜装置、例えば、プラズマ化学気
相成長装置の同一チャンバで形成する場合には、特別な
ドーピングプロファイルを設計することなく、ひいて
は、製造コストの大幅な抑制と簡略化が可能となる。
【0040】また、p層とi層とを成膜装置、例えば、
プラズマ化学気相成長装置の異なるチャンバーで形成す
る場合には、i層内に過剰なp型不純物の拡散を及ぼす
ことがないため、i層の内部電界制御を容易に行うこと
ができる。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】希釈ガスとして水素ガスとヘリウムガスとの2
種類を用いた場合のp層の光吸収量を示すグラフであ
る。
【図2】本発明の光電変換素子の製造方法により透光性
基板上に透光性金属酸化物層及びp層を形成した場合の
透過率を示すグラフである。
【図3】第1p層の表面及び第2p層に水素ガスによる
プラズマ照射を行った場合のp層中のH、O、Bの濃度
を示すグラフである。
【図4】本発明の光電変換素子の製造方法により得られ
た光電変換素子の概略断面図である。
【図5】本発明の別の光電変換素子の製造方法により得
られた光電変換素子の概略断面図である。
【符号の説明】
1 透光性基板 2 透光性金属酸化物層 4 i層 5 n層 6 金属電極 7 第1p層 8、8a、8b 第2p層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基板上に透光性金属酸化物層及び
    pin接合を有する光電変換素子を製造するに際して、
    p層を、第1p層として原料ガスと少なくとも1種の不
    活性ガスとからなる希釈ガスとを用いてp型不純物が均
    一に添加された膜厚5nm以下のアモルファスシリコン
    層を成膜し、前記1p層上に、第2p層としてi層に近
    づくにつれて不純物濃度が減少するようにアモルファス
    シリコン層を成膜することにより形成する光電変換素子
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1p層を、原料ガスに該原料ガス流量
    に対して0.001〜1.0容量%の酸化性ガスを混合
    したガスを用いて成膜する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1p層を成膜した後、少なくとも1種
    の不活性ガスを処理ガスとするプラズマを照射する請求
    項1又は2に記載の光電変換素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 第1p層を成膜した後、1kHz〜1
    3.56MHzの高周波電源を用いて、水素又は不活性
    ガスを処理ガスとするプラズマを照射する請求項1又は
    2に記載の光電変換素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1p層を成膜した後、水素ガスと水素
    ガスの0.001〜5.0容量%の酸化性ガスとの混合
    ガスを処理ガスとするプラズマを照射する請求項1又は
    2に記載の光電変換素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 第2p層を成膜する際、所定膜厚成膜す
    るごとにプラズマを照射し、第2p層を複数層積層する
    請求項1又は2に記載の光電変換素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 第2p層を成膜する際、所定膜厚成膜す
    るごとに得られた第2p層表面に、周波数、照射時間及
    び/又は電力を順次小さくしてプラズマ処理を施す請求
    項1又は2に記載の光電変換素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 第2p層を成膜した後、水素ガスと水素
    ガスの0.001〜5.0容量%の酸化性ガスとの混合
    ガスを処理ガスとするプラズマを照射する請求項1又は
    2に記載の光電変換素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 p層を、プラズマ化学気相成膜装置の同
    一チャンバで形成する請求項1又は2に記載の光電変換
    素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 p層とi層とを、プラズマ化学気相成
    膜装置の異なるチャンバで形成する請求項1又は2に記
    載の光電変換素子の製造方法。
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