JP2001189460A - 薄膜デバイスの転写・製造方法 - Google Patents

薄膜デバイスの転写・製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 従来の2度転写技術を利用した薄膜デバ
イスの転写・製造方法において、上記課題を解決するた
めに、一回目の転写を行う際、被転写層を元基板から容
易に剥離又は分離することができる薄膜デバイスの転写
・分離技術を提供する。 【解決手段】 元基板上に形成された被転写層を第1の
転写基板に転写し、さらに、当該被転写層を第2の転写
基板に転写してなる薄膜デバイスの転写方法であって、
前記第1の転写基板を前記第2の転写基板より硬いもの
から選択してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上に形成された薄
膜デバイス(薄膜半導体回路)を転写基板に転写してな
る転写技術に関するものである。
【従来の技術】例えば、薄膜トランジスタ(TFT)を
用いた液晶ディスプレイを製造するに際しては、基板上
に薄膜トランジスタをCVD等により形成する工程を経
る。薄膜トランジスタを基板上に形成する工程は高温処
理を伴うため、基板は耐熱性に優れる材質のもの、すな
わち、軟化点および融点が高いものを使用する必要があ
る。そのため、現在では、1000℃程度の温度に耐え
る基板としては石英ガラスが使用され、500℃前後の
温度に耐える基板としては耐熱ガラスが使用されてい
る。
【0002】上述のように、薄膜デバイスを搭載する基
板は、それらの薄膜デバイスを製造するための条件を満
足するものでなければならない。つまり、使用する基板
は、搭載されるデバイスの製造条件を必ず満たすように
決定される。
【0003】しかし、TFT等の薄膜デバイスを搭載し
た基板が完成した後の段階のみに着目すると、上述の
「基板」が必ずしも好ましくないこともある。
【0004】例えば、上述のように、高温処理を伴う製
造プロセスを経る場合には、石英基板や耐熱ガラス基板
等が用いられるが、これらは非常に高価であり、したが
って製品価格の上昇を招く。
【0005】また、ガラス基板は重く、割れやすいとい
う性質をもつ。パームトップコンピュータや携帯電話機
等の携帯用電子機器に使用される液晶ディスプレイで
は、可能な限り安価で、軽くて、多少の変形にも耐え、
かつ落としても壊れにくいのが望ましいが、現実には、
ガラス基板は重く、変形に弱く、かつ落下による破壊の
恐れがあるのが普通である。
【0006】つまり、製造条件からくる制約と製品に要
求される好ましい特性との間に溝があり、これら双方の
条件や特性を満足させることは極めて困難であった。
【0007】そこで本出願人は、薄膜デバイスを含む被
転写層を従来のプロセスにて基板上に形成した後に、こ
の薄膜デバイスを含む被転写層を基板から離脱させて、
転写体に転写させる技術を提案している(特願平8−2
25643号)。
【0008】このために、基板と被転写層である薄膜デ
バイスとの間に、分離層を形成している。この分離層に
光を照射することで、分離層の層内および/または界面
を剥離させて、基板と被転写層との結合力を弱めること
で、被転写層を基板から離脱させることを可能としてい
る。この結果、被転写層は転写体に転写される。ここ
で、薄膜デバイスを形成するのに高温処理を伴う製造プ
ロセスを経る場合には、石英基板や耐熱ガラス基板等が
用いられる。しかし、転写体はこのような高温処理に晒
されることがないので、転写体として求められる制約が
大幅に緩和される利点がある。
【0009】ここで説明した転写技術では、被転写層を
製造する時に用いた第1の基板(元基板)に積層関係
と、被転写層の転写先である第1の転写基板(一次1転
写体)に対する積層関係とは互いに逆になってしまう。
【0010】そこで、第1の転写基板に転写された被転
写層を第2の転写基板(二次転写体)に再転写して被転
写層の積層関係を基に戻すことが行われている。さら
に、1度だけの転写を行う場合では、石英基板上の被転
写層をフィルム(一次転写体)にいきなり転写すること
は困難であるのに対して、1次転写を経た2次転写を利
用することによってフィルム状の二次転写体に被転写層
を好適に転写することが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、二回転写を
行う従来技術では次の問題がある。第1に、一回目の転
写を行う際、被転写層を元基板から剥離又は分離する上
で改良すべき点がある。また、従来の二度転写技術で
は、水溶性接着剤を介して被転写層と第1の転写基板と
を接着しており、水系溶剤に前記水溶性接着剤を晒すこ
とによりこの接着・分離層をエッチングし、この水溶性
接着剤の部分で被転写層を一次転写体から剥離して二次
転写体に転写するようにしているが、この剥離が十分行
われない、もしくは剥離に時間がかかるという問題があ
る。
【0012】そこで、本発明の目的は、従来の2度転写
技術を利用した薄膜デバイスの転写・製造方法におい
て、上記課題を解決するために、一回目の転写を行う
際、被転写層を元基板から容易に剥離又は分離すること
ができる薄膜デバイスの転写・分離技術を提供すること
にある。
【0013】さらに、他の目的は、2度転写技術におい
て、被転写層を第1の転写基板から簡単に剥離可能な薄
膜デバイスの転写・分離技術を提供することを目的とす
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の転写基板が第2の転写基板より硬
い材質・形態のものから選択されてなることを特徴とす
るものである。被転写層を元の基板から剥離或いは分離
する際に、第1の転写基板が硬い材質、形態で形成され
ていることにより、剥離を容易に行うことができる。
【0015】また、他の目的を達成するために、本発明
は、第1の転写基板が特定の溶剤に特異的に溶解するも
のから選択することにより、剥離・分離層において特定
溶剤によるエッチングが十分進行するようにして、被転
写層が第1の転写基板から確実に剥離するようにしたも
のである。
【0016】本発明は、これら転写・剥離技術を用いた
薄膜デバイス(薄膜半導体回路)の転写方法、或いは薄
膜デバイスの製造方法であり、さらに、これら薄膜デバ
イス、この薄膜デバイスを備えた半導体装置、或いは薄
膜デバイスがアレイ状のTFTを備えたアクティブマト
リクス基板、あるいはこの基板を備えた液晶装置であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1〜図9は本発明の第1
の実施の形態(薄膜デバイスの転写方法)を説明するた
めの図である。第1の実施の形態は、薄膜デバイス層か
ら構成される被転写層を2度転写して転写体に転写する
方法に関する。また、各膜の成膜法のうち、液相プロセ
スについては、膜の種類毎に分けて後に整理して説明す
る。
【0018】図1に示すように、基板100上に第1分
離層(光吸収層)120を形成する。以下、基板100
および第1分離層120について説明する。基板100
は、光が透過し得る透光性を有するものであるのが好ま
しい。この場合、光の透過率は10%以上であるのが好
ましく、50%以上であるのがより好ましい。この透過
率が低過ぎると、光の減衰(ロス)が大きくなり、第1
分離層120を剥離するのにより大きな光量を必要とす
る。
【0019】また、基板100は、信頼性の高い材料で
構成されているのが好ましい。この基板100上に形成
される被転写層140を構成する全ての膜が液相プロセ
スにて実施される場合には、耐熱性も必要とされない。
【0020】但し、基板100は、被転写層140の形
成の際の最高温度をTmaxとしたとき、歪点がTmax以上
の材料で構成されているのものが好ましい。被転写層1
40の一部の膜を液層プロセス以外の比較的高温プロセ
スにて形成する場合には、基板100の構成材料は、歪
点が350℃以上のものが好ましく、500℃以上のも
のがより好ましい。このようなものとしては、例えば、
石英ガラス、コーニング7059、日本電気ガラスOA
−2等の耐熱性ガラスが挙げられる。
【0021】また、基板100の厚さは、特に限定され
ないが、通常は、0.1〜5.0mm程度であるのが好ま
しく、0.5〜1.5mm程度であるのがより好ましい。
基板100の厚さが薄すぎると強度の低下を招き、厚す
ぎると、基板100の透過率が低い場合に、光の減衰を
生じ易くなる。なお、基板100の光の透過率が高い場
合には、その厚さは、前記上限値を超えるものであって
もよい。なお、光を均一に照射できるように、基板10
0の厚さは、均一であるのが好ましい。
【0022】第1分離層120は、物理的作用(光、熱
など)、化学的作用(薬液との化学反応など)あるいは
機械的作用(引張力、振動)のいずれか一つあるいは複
数の作用を受けることで、その結合力が減少されあるい
は消滅され、それによりこの第1分離層120を介して
基板100の分離を促すものである。
【0023】この第1分離層120として例えば、照射
される光を吸収し、その層内および/または界面におい
て剥離(以下、「層内剥離」、「界面剥離」と言う)を
生じるような性質を有するものであり、好ましくは、光
の照射により、第1分離層120を構成する物質の原子
間または分子間の結合力が消失または減少すること、す
なわち、アブレーションが生じて層内剥離および/また
は界面剥離に至るものがよい。
【0024】さらに、光の照射により、第1分離層12
0から気体が放出され、分離効果が発現される場合もあ
る。すなわち、第1分離層120に含有されていた成分
が気体となって放出される場合と、第1分離層120が
光を吸収して一瞬気体になり、その蒸気が放出され、分
離に寄与する場合とがある。このような第1分離層12
0の組成としては、例えば、次のA〜Eに記載されるも
のが挙げられる。 A.アモルファスシリコン(a−Si) このアモルファスシリコン中には、水素(H)が含有さ
れていてもよい。この場合、Hの含有量は、2原子%以
上程度であるのが好ましく、2〜20原子%程度である
のがより好ましい。このように、水素(H)が所定量含
有されていると、光の照射によって水素が放出され、第
1分離層120に内圧が発生し、それが上下の薄膜を剥
離する力となる。アモルファスシリコン中の水素(H)
の含有量は、成膜条件、例えばCVDにおけるガス組
成、ガス圧、ガス雰囲気、ガス流量、温度、基板温度、
投入パワー等の条件を適宜設定することにより調整する
ことができる。 B.酸化ケイ素又はケイ酸化合物、酸化チタンまたはチ
タン酸化合物、酸化ジルコニウムまたはジルコン酸化合
物、酸化ランタンまたはランタン酸化化合物等の各種酸
化物セラミックス、透電体(強誘電体)あるいは半導体 酸化ケイ素としては、SiO、SiO2、Si32が挙
げられ、ケイ酸化合物としては、例えばK2SiO3、L
2SiO3、CaSiO3、ZrSiO4、Na 2SiO3
が挙げられる。
【0025】酸化チタンとしては、TiO、Ti23
Ti02が挙げられ、チタン酸化合物としては、例え
ば、BaTi04、BaTiO3、Ba2Ti920、Ba
Ti511、CaTiO3、SrTiO3、PbTiO3
MgTiO3、ZrTiO2、SnTiO4、Al2TiO
5、FeTiO3が挙げられる。
【0026】酸化ジルコニウムとしては、ZrO2が挙
げられ、ジルコン酸化合物としては、例えばBaZrO
3、ZrSiO4、PbZrO3、MgZrO3、K2Zr
3が挙げられる。 C.PZT、PLZT、PLLZT、PBZT等のセラ
ミックスあるいは誘電体(強誘電体)D.窒化珪素、窒
化アルミ、窒化チタン等の窒化物セラミックス E.有機高分子材料 有機高分子材料としては、−CH−、−CO−(ケト
ン)、−CONH−(アミド)、−NH−(イミド)、
−COO−(エステル)、−N=N−(アゾ)、ーCH
=N−(シフ)等の結合(光の照射によりこれらの結合
が切断される)を有するもの、特に、これらの結合を多
く有するものであればいかなるものでもよい。また、有
機高分子材料は、構成式中に芳香族炭化水素(1または
2以上のベンゼン環またはその縮合環)を有するもので
あってもよい。
【0027】このような有機高分子材料の具体例として
は、ポリエチレン,ポリプロピレンのようなポリオレフ
ィン,ポリイミド,ポリアミド,ポリエステル,ポリメ
チルメタクリレート(PMMA),ポリフェニレンサル
ファイド(PPS),ポリエーテルスルホン(PE
S),エポキシ樹脂等があげられる。 F.金属 金属としては、例えば、Al,Li,Ti,Mn,I
n,Sn,Y,La,Ce,Nd,Pr,Gd,Smま
たはこれらのうちの少なくとも1種を含む合金が挙げら
れる。
【0028】また、第1分離層120の厚さは、剥離目
的や第1分離層120の組成、層構成、形成方法等の諸
条件により異なるが、通常は、1nm〜20μm程度で
あるのが好ましく、10nm〜2μm程度であるのがよ
り好ましく、40nm〜1μm程度であるのがさらに好
ましい。第1分離層120の膜厚が小さすぎると、成膜
の均一性が損なわれ、剥離にムラが生じることがあり、
また、膜厚が厚すぎると、第1分離層120の良好な剥
離性を確保するために、光のパワー(光量)を大きくす
る必要があるとともに、後に第1分離層120を除去す
る際に、その作業に時間がかかる。なお、第1分離層1
20の膜厚は、できるだけ均一であるのが好ましい。
【0029】第1分離層120の形成方法は、特に限定
されず、膜組成や膜厚等の諸条件に応じて適宜選択され
る。たとえば、CVD(MOCVD、低圧CVD、EC
R−CVDを含む)、蒸着、分子線蒸着(MB)、スパ
ッタリング、イオンプレーティング、PVD等の各種気
相成膜法、電気メッキ、浸漬メッキ(ディッピング)、
無電解メッキ等の各種メッキ法、ラングミュア・プロジ
ェット(LB)法、スピンコート、スプレーコート、ロ
ールコート等の塗布法、各種印刷法、転写法、インクジ
ェット法、粉末ジェット法等が挙げられ、これらのうち
の2以上を組み合わせて形成することもできる。なお、
液相プロセスについては後述する。
【0030】例えば、第1分離層120の組成がアモル
ファスシリコン(a−Si)の場合には、CVD、特に
低圧CVDやプラズマCVDにより成膜することができ
る。
【0031】次に、図2に示すように、第1分離層12
0上に、被転写層(薄膜デバイス層)140を形成す
る。
【0032】この薄膜デバイス層140のK部分(図2
において1点線鎖線で囲んで示される部分)の拡大断面
図を、図2の右側に示す。図示されるように、薄膜デバ
イス層140は、例えば、SiO2膜(中間層)142
上に形成されたTFT(薄膜トランジスタ)を含んで構
成され、このTFTは、ポリシリコン層にn型不純物を
導入して形成されたソース,ドレイン層146と、チャ
ネル層144と、ゲート絶縁膜148と、ゲート電極1
50と、層間絶縁膜154と、例えばアルミニュウムか
らなる電極152とを具備する。
【0033】本実施の形態では、第1分離層120に接
して設けられる中間層としてSiO 2膜を使用している
が、Si34などのその他の絶縁膜を使用することもで
きる。Si02膜(中間層)の厚みは、その形成目的や
発揮し得る機能の程度に応じて適宜決定されるが、通常
は、10nm〜5μm程度であるのが好ましく、40nm〜
1μm程度であるのがより好ましい。中間層は、種々の
目的で形成され、例えば、被転写層140を物理的また
は化学的に保護する保護層,絶縁層,導電層,レーザー
光の遮光層,マイグレーション防止用のバリア層,反射
層としての機能の内の少なくとも1つを発揮するものが
挙げられる。
【0034】なお、場合によっては、Si02膜等の中
間層を形成せず、第1分離層120上に直接被転写層
(薄膜デバイス層)140を形成してもよい。
【0035】被転写層140(薄膜デバイス層)は、図
2の右側に示されるようなTFT等の薄膜デバイスを含
む層である。
【0036】薄膜デバイスとしては、TFTの他に、例
えば、薄膜ダイオードや、シリコンのPIN接合からな
る光電変換素子(光センサ、太陽電池)やシリコン抵抗
素子、その他の薄膜半導体デバイス、電極(例:IT
O、メサ膜のような透明電極)、スイッチング素子、メ
モリー、圧電素子等のアクチュエータ、マイクロミラー
(ピエゾ薄膜セラミックス)、磁気記録薄膜ヘッド、コ
イル、インダクター、薄膜高透磁材料およびそれらを組
み合わせたマイクロ磁気デバイス、フィルター、反射
膜、ダイクロイックミラー等がある。上記の例示に限ら
ず、本発明の趣旨に反しない種々の薄膜デバイスに適用
できる。
【0037】このような薄膜デバイスは、その形成方法
との関係で、通常、比較的高いプロセス温度を経て形成
される。したがって、この場合、前述したように、基板
100としては、そのプロセス温度に耐え得る信頼性の
高いものが必要となる。
【0038】次に、図3に示すように、薄膜デバイス層
140上に、第2分離層として例えば熱溶融性接着層1
60を形成する。なお、第2分離層は、第1分離層と同
様にアブレーション層で構成することもできる。また、
一度転写の場合には、この第2分離層は不要である。
【0039】この熱溶融性接着層160として、薄膜デ
バイスへの不純物(ナトリウム、カリウムなど)汚染の
虞が少ない、例えばプルーフワックス(商品名)などの
エレクトロンワックスを挙げることができる。
【0040】なお、この種の熱溶融性接着層160は液
相プロセスである塗布法、例えばスピンコート法により
形成することができる。
【0041】第2分離層として、水溶性接着剤を用いる
こともできる。この種の水溶性接着剤として、例えばケ
ミテック株式会社製のケミシール U−451D(商品
名)、株式会社スリーボンド製のスリーボンド3046
(商品名)などを挙げることができる。
【0042】このように、第2分離層160は薄膜デバ
イス層140の形成時には存在しないので、第1分離層
120の材質よりも制約は少なく、耐熱性などは要求さ
れない。
【0043】さらに、図3に示すように、第2分離層で
ある例えば接着層160の上に、一次転写体(第1の転
写基板)180を接着する。この一次転写体180は、
薄膜デバイス層140の製造後に接着されるものである
ので、薄膜デバイス層140の製造時のプロセス温度な
どに対する制約はなく、常温時に保型性さえあればよ
い。本実施の形態ではガラス基板、合成樹脂など、比較
的安価で保型性のある材料を用いている。この一次転写
体180は、詳細を後述する二次転写体(第2の転写基
板)200よりも硬い材料で形成され、薄膜デバイス層
140を元基板100から剥離し易い構成となってい
る。
【0044】次に、図4に示すように、基板100の裏
面側から光を照射する。この光は、基板100を透過し
た後に第1分離層120に照射される。これにより、第
1分離層120に層内剥離および/または界面剥離が生
じ、結合力が減少または消滅する。
【0045】第1分離層120の層内剥離および/また
は界面剥離が生じる原理は、第1分離層120の構成材
料にアブレーションが生じること、また、第1分離層1
20に含まれているガスの放出、さらには照射直後に生
じる溶融、蒸散等の相変化によるものであることが推定
される。
【0046】ここで、アブレーションとは、照射光を吸
収した固定材料(第1分離層120の構成材料)が光化
学的または熱的に励起され、その表面や内部の原子また
は分子の結合が切断されて放出することをいい、主に、
第1分離層120の構成材料の全部または一部が溶融、
蒸散(気化)等の相変化を生じる現象として現れる。ま
た、前記相変化によって微小な発泡状態となり、結合力
が低下することもある。
【0047】第1分離層120が層内剥離を生じるか、
界面剥離を生じるか、またはその両方であるかは、第1
分離層120の組成や、その他種々の要因に左右され、
その要因の1つとして、照射される光の種類、波長、強
度、到達深さ等の条件が挙げられる。
【0048】照射する光としては、第1分離層120に
層内剥離および/または界面剥離を起こさせるものであ
ればいかなるものでもよく、例えば、X線、紫外線、可
視光、赤外線(熱線)、レーザ光、ミリ波、マイクロ
波、電子線、放射線(α線、β線、γ線)等が挙げられ
る。そのなかでも、第1分離層120の剥離(アブレー
ション)を生じさせ易いという点で、レーザ光が好まし
い。
【0049】このレーザ光を発生させるレーザ装置とし
ては、各種気体レーザ、固体レーザ(半導体レーザ)等
が挙げられるが、エキシマレーザ、Nd−YAGレー
ザ、Arレーザ、CO2レーザ、COレーザ、He−N
eレーザ等が好適に用いられ、その中でもエキシマレー
ザが特に好ましい。
【0050】エキシマレーザは、短波長域で高エネルギ
ーを出力するため、極めて短時間で第1分離層2にアブ
レーションを生じさせることができ、よって隣接する転
写体180や基板100等に温度上昇をほとんど生じさ
せることなく、すなわち劣化、損傷を生じさせることな
く、第1分離層120を剥離することができる。
【0051】また、第1分離層120にアブレーション
を生じさせるに際して、光の波長依存性がある場合、照
射されるレーザ光の波長は、100nm〜350nm程
度であるのが好ましい。
【0052】図10に、基板100の、光の波長に対す
る透過率の一例を示す。図示されるように、200nm
の波長に対して透過率が急峻に増大する特性をもつ。こ
のような場合には、210nm以上の波長の光例えば、
Xe−Clエキシマレーザー光(波長308nm)、K
rFレーザ光(波長248nm)などを照射する。
【0053】また、第1分離層120に、例えばガス放
出、気化、昇華等の相変化を起こさせて分離特性を与え
る場合、照射されるレーザ光の波長は、350から12
00nm程度であるのが好ましい。
【0054】また、照射されるレーザ光のエネルギー密
度、特に、エキシマレーザの場合のエネルギー密度は、
10〜5000mJ/cm2程度とするのが好ましく、
100〜500mJ/cm2程度とするのがより好まし
い。また、照射時間は、1〜1000nsec程度とす
るのが好ましく、10〜100nsec程度とするのが
より好ましい。エネルギー密度が低いかまたは照射時間
が短いと、十分なアブレーション等が生じず、また、エ
ネルギー密度が高いかまたは照射時間が長いと、第1分
離層120を透過した照射光により被転写層140に悪
影響を及ぼすおそれがある。
【0055】なお、第1分離層120を透過した照射光
が被転写層140にまで達して悪影響を及ぼす場合の対
策としては、例えば、第1分離層(レーザー吸収層)1
20上にタンタル(Ta)等の金属膜を形成する方法が
ある。これにより、第1分離層120を透過したレーザ
ー光は、金属膜124の界面で完全に反射され、それよ
りの上の薄膜デバイスに悪影響を与えない。あるいは、
第1分離層120上にシリコン系介在層例えばSiO2
を介して、シリコン系レーザー吸収層であるアモルファ
スシリコン層を形成することもできる。こうすると、第
1分離層120を透過した光は、その上のアモルファス
シリコン層にて吸収される。ただしその透過光は、上層
のアモルファスシリコン層にて再度アブレーションを生
ずるほどの光エネルギーがない。また、金属とは異な
り、アモルファスシリコン層上に薄膜デバイス層を形成
できるので、既に確立された薄膜形成技術により品質の
優れた薄膜デバイス層を形成できる。
【0056】レーザ光に代表される照射光は、その強度
が均一となるように照射されるのが好ましい。照射光の
照射方向は、第1分離層120に対し垂直な方向に限ら
ず、第1分離層120に対し所定角度傾斜した方向であ
ってもよい。
【0057】また、第1分離層120の面積が照射光の
1回の照射面積より大きい場合には、第1分離層120
の全領域に対し、複数回に分けて照射光を照射すること
もできる。また、同一箇所に2回以上照射してもよい。
また、異なる種類、異なる波長(波長域)の照射光(レ
ーザ光)を同一領域または異なる領域に2回以上照射し
てもよい。
【0058】次に、図5に示すように、基板100に力
を加えて、この基板100を第1分離層120から離脱
させる。図5では図示されないが、この離脱後、基板1
00上に第1分離層120が付着することもある。
【0059】次に、図6に示すように、残存している第
1分離層120を、例えば洗浄、エッチング、アッシン
グ、研磨等の方法またはこれらを組み合わせた方法によ
り除去する。これにより、被転写層(薄膜デバイス層)
140が、一次転写体180に転写されたことになる。
【0060】なお、離脱した基板100にも第1分離層
120の一部が付着している場合には同様に除去する。
なお、基板100が石英ガラスのような高価な材料、希
少な材料で構成されている場合等には、基板100は、
好ましくは再利用(リサイクル)に供される。すなわ
ち、再利用したい基板100に対し、本発明を適用する
ことができ、有用性が高い。ここで、一度転写の場合に
は、本工程が最終工程となり、被転写層140の最終転
写体180への転写が終了する。
【0061】次に、図7に示すように、薄膜デバイス層
140の下面(露出面)に、接着層190を介して、二
次転写層200を接着する。
【0062】接着層190を構成する接着剤の好適な例
としては、反応硬化型接着剤、熱硬化型接着剤、紫外線
硬化型接着剤等の光硬化型接着剤、嫌気硬化型接着剤等
の各種硬化型接着剤が挙げられる。接着剤の組成として
は、例えば、エポキシ系、アクリレート系、シリコーン
系等、いかなるものでもよい。このような接着層190
の形成は、例えば、塗布法によりなされる。なお、この
接着層190の材料は、一度転写の場合の被転写層14
0と最終転写層180との接着に使用することができ
る。
【0063】前記硬化型接着剤を用いる場合、例えば被
転写層(薄膜デバイス層)140の下面に硬化型接着剤
を塗布し、さらに二次転写体200を接合した後、硬化
型接着剤の特性に応じた硬化方法により前記硬化型接着
剤を硬化させて、被転写層(薄膜デバイス層)140と
二次転写体200とを接着し、固定する。
【0064】接着剤が光硬化型の場合、好ましくは光透
過性の二次転写体200の外側から光を照射する。接着
剤としては、薄膜デバイス層に影響を与えにくい紫外線
硬化型などの光硬化型接着剤を用いれば、光透過性の一
次転写体180側から、あるいは光透過性の一次、二次
転写体180,200の両側から光照射しても良い。な
お、二次転写体200としては、平板あるいは湾曲板の
透明基板が使用される。
【0065】二次転写体200は、前記基板100に比
べ、耐熱性、耐食性等の特性が劣るものであってもよ
い。その理由は、本発明では、基板100側に被転写層
(薄膜デバイス層)140を形成し、その後、被転写層
(薄膜デバイス層)140を二次転写体200に転写す
るため、二次転写体200に要求される特性、特に耐熱
性は、被転写層(薄膜デバイス層)140の形成の際の
温度条件等に依存しないからである。この点は、一次転
写体180についても同様である。
【0066】したがって、被転写層140の形成の際の
最高温度をTmaxとしたとき、一次、二次転写体18
0,200の構成材料として、ガラス転移点(Tg)ま
たは軟化点がTmax以下のものを用いることができる。
例えば、一次、二次転写体180,200は、ガラス転
移点(Tg)または軟化点が好ましくは800℃以下、
より好ましくは500℃以下、さらに好ましくは320
℃以下の材料で構成することができる。
【0067】また、一次、二次転写体180,200の
機械的特性としては、ある程度の硬さ(剛性、強度)を
有するものが好ましいが、可撓性、弾性を有するもので
あってもよい。また、前述のように二次転写体200は
一次転写体180よりも柔らかい、又は剛性が低いもの
から選択される。
【0068】一次転写体と二次転写体との組合せは次の
とおりである。一次転写体がガラス(又は石英)であ
り、二次転写体がプラスチック。両方と合成樹脂である
場合には、一次転写体の厚さが二次転写体の厚さより大
きい、または一次転写体の材料が二次転写体の材料より
硬いか、あるいは剛性が高い。ここで、「硬い」とは、
例えば、薄膜デバイスを一次転写体に転写する際、元基
板から薄膜デバイスを剥がすことになるが、この時、一
次転写体が薄膜デバイスから剥離することなく、元基板
と薄膜デバイスとを剥離できる程度の強度、剛性、厚
み、材質などを有していることを指す。
【0069】なお、この実施形態において、薄膜デバイ
スを二次転写体に転写する際に、一次転写体及び第2分
離層160が共に特定の溶剤に溶解することが好まし
い。すなわち、一次転写体(第1転写基板)ごと溶剤に
溶けるようにすることにより、第2分離層において、薄
膜デバイスを一次転写体から確実に分離することが可能
となる。従来分離層として水溶性接着剤を使用すること
があるが、一次転写体自体は水溶性ではないために、水
に臨んでいる水溶性接着剤の端面から徐々にエッチング
されるだけである。これでは一次転写体を十分剥離する
のにかなりの時間を要するが、転写体自体も分離層と同
様に特定溶剤に溶解するものにすれば、分離層の端面ば
かりでなくほぼ全面において一次転写体を薄膜デバイス
から分離することができる。この時、二次転写基板20
0及び接着層190を特定溶剤に溶けないようにする。
【0070】上記観点から、一次転写体180、二次転
写体200の材料、および二次転写時の特定溶剤の好適
な組合せは次の表1に示すとおりである。
【0071】表1 一次転写体、二次転写体、二次転写
時溶剤 一次、二次転写体180,200の構成材料としては、
両者に硬さの差があれば、各種合成樹脂または各種ガラ
ス材が挙げられ、特に、各種合成樹脂や通常の(低融点
の)安価なガラス材が好ましく、これらの材料から一次
転写体180が二次転写体200より硬くなる組合せを
選択すべきである。
【0072】合成樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂のいずれでもよく、例えば、ポリエチレン、ポロ
プロピレン、エチレン−プレピレン共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、
環状ポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリカーボネー
ト、ポリ−(4−メチルベンテン−1)、アイオノマ
ー、アクリル系樹脂、ポリメチルメタクリレート、アク
リル−スチレン共重合体(AS樹脂)、ブタジエン−ス
チレン共重合体、ポリオ共重合体(EVOH)、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリプチレンテレフ
タレート(PBT)、プリシクロヘキサンテレフタレー
ト(PCT)等のポリエステル、ポリエーテル、ポリエ
ーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)、ポリエーテルイミド、ポリアセタール
(POM)、ポリフェニレンオキシド、変性ポリフェニ
レンオキシド、ポリアリレート、芳香族ポリエステル
(液晶ポリマー)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ
フッ化ビニリデン、その他フッ素系樹脂、スチレン系、
ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン
系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可
塑性エラストマー、エボキシ樹脂、フェノール樹脂、ユ
リア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル、シリコ
ーン樹脂、ポリウレタン等、またはこれらを主とする共
重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が挙げられ、こ
れらのうちの1種または2種以上を組み合わせて(例え
ば2層以上の積層体として)用いることができる。
【0073】ガラス材としては、例えば、ケイ酸ガラス
(石英ガラス)、ケイ酸アルカリガラス、ソーダ石灰ガ
ラス、カリ石灰ガラス、鉛(アルカリ)ガラス、バリウ
ムガラス、ホウケイ酸ガラス等が挙げられる。このう
ち、ケイ酸ガラス以外のものは、ケイ酸ガラスに比べて
融点が低く、また、成形、加工も比較的容易であり、し
かも安価であり、好ましい。
【0074】二次転写体200として合成樹脂で構成さ
れたものを用いる場合には、大型の二次転写体200を
一体的に成形することができるとともに、湾曲面や凹凸
を有するもの等の複雑な形状であっても容易に製造する
ことができ、また、材料コスト、製造コストも安価であ
るという種々の利点が享受できる。したがって、合成樹
脂の使用は、大型で安価なデバイス(例えば、液晶ディ
スプレイ)を製造する上で有利である。
【0075】なお、二次転写体200は、例えば、液晶
セルのように、それ自体独立したデバイスを構成するも
のや、例えばカラーフィルター、電極層、誘電体層、絶
縁層、半導体素子のように、デバイスの一部を構成する
ものであってもよい。
【0076】さらに、一次、二次転写体180,200
は、金属、セラミックス、石材、木材紙等の物質であっ
てもよいし、ある品物を構成する任意の面上(時計の面
上、エアコンの表面上、プリント基板の上等)、さらに
は壁、柱、天井、窓ガラス等の構造物の表面上であって
もよい。
【0077】次に、図8に示すように、一次転写体、被
転写層、及び二次転写体を備えた転写後構造物を特定溶
剤に浸すことによって、一次転写体を溶剤に溶かしなが
ら分離層160において被転写層を一次転写体から剥離
する。第2分離層160として上述した水溶性接着剤を
用いた場合には、少なくとも第2分離層160を含む領
域を純水に浸せばよい。
【0078】最後に、薄膜デバイス層140の表面に付
着した第2分離層160を除去することで、図9に示す
ように、二次転写体200に転写された薄膜デバイス層
140を得ることができる。ここで、この二次転写体2
00に対する薄膜デバイス層140の積層関係は、図2
に示すように当初の基板100に対する薄膜デバイス層
140の積層関係と同じとなる。
【0079】以上のような各工程を経て、被転写層(薄
膜デバイス層)140の二次転写体200への転写が完
了する。その後、被転写層(薄膜デバイス層)140に
隣接するSiO2膜の除去や、被転写層140上への配
線等の導電層や所望の保護膜の形成等を行うこともでき
る。
【0080】本発明では、被剥離物である被転写層(薄
膜デバイス層)140自体を直接に剥離するのではな
く、第1分離層120及び第2分離層160において分
離して二次転写体200に転写するため、被分離物(被
転写層140)の特性、条件等にかかわらず、容易かつ
確実に、しかも均一に転写することができ、分離操作に
伴う被分離物(被転写層140)へのダメージもなく、
被転写層140の高い信頼性を維持することができる。
【0081】次に、図2〜図9の具体的な製造プロセス
の例を図11〜図21を用いて説明する。 (工程1)図11に示すように、基板(例えば石英基
板)100上に、第1分離層(例えば、LPCVD法に
より形成されたアモルファスシリコン層))120と、
中間層(例えば、SiO2膜)142と、アモルファス
シリコン層(例えばLPCVD法により形成される)1
43とを順次に積層形成し、続いて、アモルファスシリ
コン層143の全面に上方からレーザー光を照射し、ア
ニールを施す。これにより、アモルファスシリコン層1
43は再結晶化してポリシリコン層となる。 (工程2)続いて、図12に示すように、レーザーアニ
ールにより得られたポリシリコン層をパターニングし
て、アイランド144a,144bを形成する。 (工程3)図13に示されるように、CVD法により、
アイランド144a,144bを含む全面をゲート絶縁
膜148によって覆う。 (工程4)図14に示されるように、ポリシリコンある
いはメタル等からなるゲート電極150a,150bを
形成する。 (工程5)図15に示すように、ポリイミド等からなる
マスク層170を形成し、ゲート電極150bおよびマ
スク層170をマスクとして用い、セルフアラインで、
例えばボロン(B)のイオン注入を行う。これによっ
て、p+層172a,172bが形成される。 (工程6)図16に示すように、ポリイミド等からなる
マスク層174を形成し、ゲート電極150aおよびマ
スク層174をマスクとして用い、セルフアラインで、
例えばリン(P)のイオン注入を行う。これによって、
n+層146a,146bが形成される。 (工程7)図17に示すように、層間絶縁膜154を形
成し、選択的にコンタクトホール形成後、電極152a
〜152dを形成する。
【0082】このようにして形成されたCMOS構造の
TFTが、図2〜図9における被転写層(薄膜デバイス
層)140に該当する。なお、層間絶縁膜154上に保
護膜を形成してもよい。 (工程8)図18に示すように、CMOS構成のTFT
上に、第2分離層としての熱溶融性接着層160を形成
する。このとき、TFTの表層に生じていた段差が、熱
溶融性接着剤160により平坦化される。なお、第2分
離層は、第1分離層と同様にアブレーション層で構成す
ることもでき、あるいは水溶性接着剤を用いることもで
きる。
【0083】ここで、薄膜デバイスであるTFT上にま
ず絶縁層などの保護層を形成し、その保護層上に第2分
離層を設けることが好ましい。特に、第2分離層をアブ
レーション層とした場合に、アブレーション時に保護層
により薄膜デバイス層を保護することができる。
【0084】また、特に第2分離層をアブレーション層
にて形成する場合には、その第2分離層自体を第1分離
層と同様に多層にて形成することもできる。さらに、こ
の第2分離層と薄膜デバイス層との間に、金属層等の遮
光層を設けるとさらに良い。アブレーション時に、薄膜
デバイス層に光が入射することを防止できるからであ
る。
【0085】この第2分離層形成後に、第2分離層であ
る熱溶融性接着層160を介して、TFTを一次転写体
(例えば、ソーダガラス基板)180に貼り付ける。 (工程9)図19に示すように、基板100の裏面か
ら、例えば、Xe−Clエキシマレーザー光を照射す
る。これにより、第1分離層120の層内および/また
は界面において剥離を生じせしめる。 (工程10)図20に示すように、基板100を引き剥
がす。 (工程11)さらに、第1分離層120をエッチングに
より除去する。これにより、図21に示すように、CM
OS構成のTFTが、一次転写体180に転写されたこ
とになる。 (工程12)次に、図22に示すように、CMOS構成
のTFTの下面に、熱溶融性樹脂層160よりも硬化点
が低い接着層として、例えばエポキシ樹脂層190を形
成する。次に、そのエポキシ樹脂層190を介して、T
FTを合成樹脂からなる二次転写体200に貼り付け
る。続いて、熱を加えてエポキシ樹脂層190を硬化さ
せ、二次転写体200とTFTとを接着(接合)する。 (工程13)次に、図23に示すように例えばオーブン
210を用いて熱溶融性樹脂層160を熱により溶融さ
せ、この熱溶融性樹脂層160を境にして、TFTを一
次転写体180より引き剥がす。さらに、TFTの下面
に残存している熱溶融性樹脂層160を、例えばキシレ
ンなどにより除去する。これにより、図24に示すよう
に、TFTが二次転写体200に転写される。この図2
4の状態は、図17に示す基板100及び第1分離層1
20を、二次転写体200及び接着層190に置き換え
たものと同じとなる。従って、TFTの製造工程に用い
た基板100に対する積層関係が、二次転写体200上
にて確保される。このため、電極152a〜152dが
露出され、それへのコンタクトあるいは配線を容易に行
うことができる。なお、図24の状態とした後に、その
表層に保護層を形成しても良い。
【0086】図25は本発明に係る薄膜デバイスの転写
方法の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の
形態における工程8(図8)に対応した図である。
【0087】図25において、一次転写体180上に第
2分離層160、薄膜デバイス層140、接着層19
0、二次転写体200が形成された状態において、一次
転写体180を溶剤によって溶融除去する。この溶融除
去を可能とするための、一次転写体180、二次転写体
200の材料、および二次転写時の溶剤の組合せ例は既
述の表に示すとおりである。なお一次転写体180を溶
融除去する場合には第2分離層160を省略することも
可能である。
【0088】第1実施形態の一次転写体剥離は、一次転
写体の面積が大きくなると剥離が容易でなくなるが、第
2実施形態のように溶融除去ではこのような問題はな
い。
【0089】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例について説明す
る。 (実施例1)縦50mm×横50mm×厚さ1.1mmの石英
基板(軟化点:1630℃、歪点:1070℃、エキシ
マレーザの透過率:ほぼ100%)を用意し、この石英
基板の片面に、第1分離層(レーザ光吸収層)として非
晶質シリコン(a−Si)膜を低圧CVD法(Si
6 ガス、425℃)により形成した。第1分離層の膜
厚は、100nmであった。
【0090】次に、第1分離層上に、中間層としてSi
2 膜を形成した。このSiO2 膜の形成に液相プロセ
スを用いた。すなわち、東燃株式会社のポリシラザン
(商品名)をキシレンに混合して、基板上にスピン塗布
し、この塗布膜を、水蒸気を含む雰囲気で熱処理するこ
とでSiO2膜に転化させた。この中間層の膜厚は、2
00nmであった。
【0091】次に、中間層上に、被転写層として膜厚5
0nmの非晶質シリコン膜を低圧CVD法(Si26
ス、425℃)により形成し、この非晶質シリコン膜に
レーザ光(波長308nm)を照射して、結晶化させ、ポ
リシリコン膜とした。その後、このポリシリコン膜に対
し、所定のパターンニングを施し、薄膜トランジスタの
ソース・ドレイン・チャネルとなる領域を形成した。こ
の後、中間層SiO2と同様の液相プロセスを用いて上
記ポリシラザンからなるゲート絶縁膜SiO2を形成し
た。その後、ゲート絶縁膜上にゲート電極を液相プロセ
スにて形成した。このために、旭電化工業株式会社製の
商品名:アデカITO塗布膜/ITO−103Lを液状
とした塗布液をスピンコートし、これを上述の第1,第
2の熱処理部603A,603Bにて熱処理して塗布I
TO膜を形成した。その後、塗布ITO膜上に金属メッ
キ層を形成した。そして、塗布ITO膜及び金属メッキ
層をパターニングしてゲート電極を形成した。このゲー
ト電極をマスクとしてイオン注入することによって、自
己整合的(セルファライン)にソース・ドレイン領域を
形成し、薄膜トランジスタを形成した。この後、必要に
応じて、ソース・ドレイン領域に接続される電極及び配
線、ゲート電極につながる配線が形成される。これらの
電極や配線も、ゲート電極と同様にして同一材料により
液相プロセスを用いて形成した。
【0092】次に、前記薄膜トランジスタの上に、アセ
トン溶解性接着剤を塗布し、一次転写体として縦200
mm×横300mm×厚さ1.1mmの大型の透明な塩化ビニ
ル樹脂基板を接合した。
【0093】次に、Xe−Clエキシマレーザ(波長:
308nm)を石英基板側から照射し、第1分離層に剥離
(層内剥離および界面剥離)を生じさせた。照射したX
e−Clエキシマレーザのエネルギー密度は、250mJ
/cm2、照射時間は、20nsecであった。なお、エキシマ
レーザの照射は、スポットビーム照射とラインビーム照
射とがあり、スポットビーム照射の場合は、所定の単位
領域(例えば8mm×8mm)にスポット照射し、このスポ
ット照射を単位領域の1/10程度ずつずらしながら照
射していく。また、ラインビーム照射の場合は、所定の
単位領域(例えば378mm×0.1mmや378mm×0.
3mm(これらはエネルギーの90%以上が得られる領
域))を同じく1/10程度ずつずらしながら照射して
いく。これにより、第1分離層の各点は少なくとも10
回の照射を受ける。このレーザ照射は、石英基板全面に
対して、照射領域をずらしながら実施される。
【0094】この後、石英基板と一次転写体とを第1分
離層において引き剥がし、石英基板上に形成された薄膜
トランジスタおよび中間層を、一次転写体に一次転写し
た。
【0095】その後、中間層の表面に付着した第1分離
層を、エッチングや洗浄またはそれらの組み合わせによ
り除去した。また、石英基板についても同様の処理を行
い、再使用に供した。
【0096】さらに、露出した中間層の下面に、紫外線
硬化型接着剤を塗布し(膜厚:100μm )、さらにそ
の塗膜に、二次転写体として縦200mm×横300mm×
厚さ1.1mmの大型の透明なフッ素樹脂基板を接合した
後、紫外線を照射して接着剤を硬化させ、これらを接着
固定した。
【0097】その後、アセトンに浸して、一次転写体を
除去した。これにより、薄膜トランジスタおよび中間層
を、二次転写体であるフッ素樹脂基板側に二次転写し
た。なお、一次転写体の硬度は二次転写体の硬度より高
くなるように、両者の厚さに差を設けた。
【0098】ここで、一次転写体が石英基板より大きな
基板であれば、本実施例のような石英基板からの一次転
写を、平面的に異なる領域に繰り返して実施し、一次転
写体上に、石英基板に形成可能な薄膜トランジスタの数
より多くの薄膜トランジスタを形成することができる。
さらに、一次転写体上に繰り返し積層し、同様により多
くの薄膜トランジスタを形成することができる。あるい
は、二次転写体となる基板を、一次転写体及び石英基板
よりも大型基板とし、二次転写を繰り返し実施して、石
英基板に形成可能な薄膜トランジスタの数より多くの薄
膜トランジスタを形成することもできる。
【0099】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、2
度転写技術を利用した薄膜デバイスの転写・製造方法に
おいて、第2の転写基板に優先させて第1の転写基板か
ら被転写層を剥離又は分離することができる薄膜デバイ
スの転写・分離技術を提供することができる。
【0100】さらに、本発明によれば、2度転写技術に
おいて、剥離層で転写体が被転写層から十分に剥離可能
な薄膜デバイスの転写・分離技術を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜デバイスの転写方法の第1の実施
の形態における第1の工程を示す断面図である。
【図2】本発明の薄膜デバイスの転写方法の第1の実施
の形態における第2の工程を示す断面図である。
【図3】本発明の薄膜デバイスの転写方法の第1の実施
の形態における第3の工程を示す断面図である。
【図4】本発明の薄膜デバイスの転写方法の第1の実施
の形態における第4の工程を示す断面図である。
【図5】本発明の薄膜デバイスの転写方法の第1の実施
の形態における第5の工程を示す断面図である。
【図6】本発明の薄膜デバイスの転写方法の第1の実施
の形態における第6の工程を示す断面図である。
【図7】本発明の薄膜デバイスの転写方法の第1の実施
の形態における第7の工程を示す断面図である。
【図8】本発明の薄膜デバイスの転写方法の第1の実施
の形態における第8の工程を示す断面図である。
【図9】本発明の薄膜デバイスの転写方法の第1の実施
の形態における第9の工程を示す断面図である。
【図10】第1の基板(図1の基板100)のレーザー
光の波長に対する透過率の変化を示す図である。
【図11】図2の薄膜デバイスを形成するための第1の
工程を示す断面図である。
【図12】図2の薄膜デバイスを形成するための第2の
実施の形態における第2の工程を示す断面図である。
【図13】図2の薄膜デバイスを形成するための第3の
工程を示す断面図である。
【図14】図2の薄膜デバイスを形成するための第4の
工程を示す断面図である。
【図15】図2の薄膜デバイスを形成するための第5の
工程を示す断面図である。
【図16】図2の薄膜デバイスを形成するための第6の
工程を示す断面図である。
【図17】図2の薄膜デバイスを形成するための第7の
工程を示す断面図である。
【図18】図3の工程を具体的構造にて説明する第8の
工程の断面図である。
【図19】図4の工程を具体的構造にて説明する第9の
工程の断面図である。
【図20】図5の工程を具体的構造にて説明する第10
の工程の断面図である。
【図21】図6の工程を具体的構造にて説明する第11
の工程の断面図である。
【図22】図7の工程を具体的構造にて説明する第12
の工程の断面図である。
【図23】図8の工程を具体的構造にて説明する第13
の工程の断面図である。
【図24】図9の工程を具体的構造にて説明する第14
の工程の断面図である。
【図25】本発明の第2の実施の形態に係る薄膜デバイ
スの転写方法における二次転写(第一実施形態の工程8
(図8)に対応)の状態を示 す断面図である。
【符号の説明】
100、3000 基板 120、3100 第1分離層 140、1000〜1700 被転写層(薄膜デバイス
層) 160、1800 第2分離層 180、1900 一次転写体 190、2000 接着層 200、2100 二次転写層
フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA25 JA29 JA38 JA42 JA43 JA46 JB13 JB23 JB32 JB33 JB38 KA04 KA07 MA05 MA08 MA10 MA14 MA15 MA16 MA18 MA19 MA20 MA22 MA27 MA30 MA31 MA35 MA37 5F110 AA30 BB04 BB05 CC02 DD02 DD03 DD07 DD12 DD13 DD14 DD17 EE09 EE41 FF02 FF21 FF29 GG02 GG13 GG47 HJ01 HJ13 HL03 NN02 PP03 QQ12 QQ16

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元基板上に形成された被転写層を第1の
    転写基板に転写し、さらに、当該被転写層を第2の転写
    基板に転写してなる薄膜デバイスの転写方法において、
    前記第1の転写基板を前記第2の転写基板より硬いもの
    から選択してなる薄膜デバイスの転写方法。
  2. 【請求項2】 前記被転写層が前記元基板上に形成され
    た薄膜半導体デバイスである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 元基板上に形成された被転写層を第1の
    転写基板に転写し、さらに、当該被転写層を第2の転写
    基板に転写してなる転写方法において、前記被転写層を
    前記第1の転写基板から前記第2の転写基板に転写する
    際に、この第1の転写基板自体がエッチングされてなる
    転写方法。
  4. 【請求項4】 前記被転写層が前記元基板上に形成され
    た薄膜状半導体デバイスであり、前記第1の転写基板は
    特定溶剤中で前記第2の転写基板より特異的に溶解する
    ものである請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の方法において、前
    記被転写層を前記第1の転写基板から前記第2の転写基
    板に転写する際に、この第1の転写基板自体がエッチン
    グされてなる転写方法。
  6. 【請求項6】 前記被転写層が前記元基板上に形成され
    た薄膜状半導体デバイスであり、前記第1の転写基板は
    特定溶剤中で前記第2の転写基板より特異的に溶解する
    ものである請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 元基板上に第1分離層を形成する第1工
    程と、前記第1分離層上に複数の薄膜から成る薄膜デバ
    イスを含む被転写層を形成する第2工程と、 前記被転写層上に第2分離層を形成する第3工程と、前
    記第2分離層上に第1の転写基板を接合する第4工程
    と、前記第1分離層を境にして、前記被転写層を前記元
    基板から剥離する第5工程と、前記被転写層の下側に第
    2の転写基板を接合する第6工程と、前記第2分離層を
    境にして、前記被転写層を前記第1の転写基板を剥離し
    て、前記被転写層を前記第2の転写基板に転写する第7
    工程と、を有し、前記第1の転写基板を前記第2の転写
    基板よりも硬いものから選択してなる薄膜デバイスの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 元基板上に第1分離層を形成する第1工
    程と、前記第1分離層上に複数の薄膜から成る薄膜デバ
    イスを含む被転写層を形成する第2工程と、 前記被転写層上に第1の転写基板を接合する第3工程
    と、前記第1分離層を境にして、前記被転写層を前記元
    基板から剥離する第4工程と、前記被転写層の下側に第
    2の転写基板を接合する第5工程と、前記第1の転写基
    板を特定の溶剤に溶解除去しながらこの第1の転写基板
    から剥離して、前記被転写層を前記第2の転写基板に転
    写する第6工程と、を有する薄膜デバイスの製造方法。
  9. 【請求項9】 元基板上に第1分離層を形成する第1工
    程と、前記第1分離層上に複数の薄膜から成る薄膜デバ
    イスを含む被転写層を形成する第2工程と、前記被転写
    層上に第1の転写基板を接合する第3工程と、前記第1
    分離層を境にして、前記被転写層より前記元基板を剥離
    する第4工程と、前記被転写層の下側に第2の転写基板
    を接合する第5工程と、前記第1の転写基板を特定の溶
    剤に溶解除去しながら前記被転写層を第1の転写基板か
    ら剥離して、この被転写層を前記第2の転写基板に転写
    する第6工程と、を有するとともに、前記第1の転写基
    板を前記第2の転写基板よりも硬いものから選択してな
    る薄膜デバイスの製造方法。
  10. 【請求項10】 特定有機溶剤に溶解性が高い基板を前
    記第1の転写基板とし、この有機溶剤に溶解性が低い基
    板を前記第2の転写基板体とした請求項4、5、8又は
    9のいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記薄膜デバイスを構成する前記複数
    の薄膜及び前記第1,第2分離層の少なくとも一層の薄
    膜を、該薄膜の構成成分を含む液体が塗布された後に固
    化される液相プロセスを用いて形成される請求項7乃至
    9のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記いずれかの請求項に記載の方法に
    よって前記第2の転写基板上に形成されてなる薄膜デバ
    イス。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の薄膜デバイスを含ん
    で構成されることを特徴とする薄膜集積回路装置。
  14. 【請求項14】 前記薄膜デバイスが、マトリクス状に
    配置された薄膜トランジスタ(TFT)と、その薄膜ト
    ランジスタの一端に接続された画素電極とを含んで画素
    部が構成されるアクティブマトリクス基板である請求項
    13記載の装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のアクティブマトリ
    クス基板を有することを特徴とする液晶表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の装置を有する電子
    機器。
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