JP2001189438A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JP2001189438A JP37547999A JP37547999A JP2001189438A JP 2001189438 A JP2001189438 A JP 2001189438A JP 37547999 A JP37547999 A JP 37547999A JP 37547999 A JP37547999 A JP 37547999A JP 2001189438 A JP2001189438 A JP 2001189438A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程を少なくすることで歩留まりを向上
させ、コストを抑えることが出来る、または高性能、高
信頼性の半導体記憶装置及びその製造方法を提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】 プレート電極28の形成後に層間絶縁膜
29を形成し、周辺回路領域56に形成されたSiO
膜34上のプレート電極28をストッパーにCMPを行
い、平坦化している。これにより周辺回路領域56には
プレート電極28が露出され、メモリセルアレイ領域5
4の周辺部55には層間絶縁膜29が現れており、この
層間絶縁膜29が実質的にエッチングマスクとして機能
する。そのため、リソグラフィ技術によるパターニング
処理を必要とせずにエッチングマスクの形成、エッチン
グを行うことが出来ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
及びその製造方法に関するもので、特にDRAMのセル
キャパシタの周辺構造及びその製造方法に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体記憶装置には、微細化、
低電圧化、高速化、及び高信頼性化などの様々な要求が
ある。特にDRAM(Dynamic Random Access Memory)
における微細化技術は以前にも増して加速しており、単
位記憶素子(セル)の占める面積がますます縮小されて
いる。そのため、限られたセル面積の中で如何に十分な
セルキャパシタ容量を確保するかが大きな課題となって
きている。
【0003】セルキャパシタ容量を大きくするには、セ
ルキャパシタの表面積を増大させることで実現できる。
そこで、セルキャパシタの表面積の増大と微細化を両立
させるための提案が数多くなされている。
【0004】従来のセルキャパシタ表面積を増大させる
構造の一例が、W.Wakamiya et al.,"Novel Stacked Cap
acitor Cell for 64Mb DRAM", Symposium on VLSI Tech
nology Digest, pp.69-70, 1989記載のシリンダ構造で
ある。これは、スタック・キャパシタ(stacked capaci
tor)の一種で、円筒形のキャパシタを3次元的に配置
することで、占有面積を抑えるものである。しかし、こ
のシリンダ構造では、セルキャパシタ形成後のグローバ
ル平坦化が難しいという欠点があった。この問題を解決
するために、例えば特開平11−26718号に記載さ
れている半導体集積回路装置の製造方法では、シリンダ
構造のスタック・キャパシタにおいて、平坦化が簡単な
プロセスを提案している。また、DRAMはコスト競争
が激しく、製造工程をなるべく短縮するべく各社様々な
工夫がなされている。この観点から見ると、特開平11
−26718号記載の半導体集積回路の製造方法は製造
工程数が多く製造工期が長いため、コストが高いという
問題があった。
【0005】従来のDRAMの構造について図30
(a)はDRAMの断面図であり、メモリセルアレイ領
域、図30(b)はメモリセルアレイ領域に隣接する周
辺回路領域を示している。ここではキャパシタにシリン
ダ構造のスタック型を、セル構造にはセルキャパシタを
ビット線の上に形成するCOB(Capacitor Over Bitli
ne)構造をそれぞれ採用したDRAMについて示してい
る。
【0006】まず図30(a)に示すメモリセルアレイ
領域について説明する。半導体基板10中には素子領域
11とそれを取り囲む素子分離領域12とが形成されて
おり、この素子領域11内にセルトランジスタ(図示せ
ず)が形成されている。そして、全面には層間絶縁膜2
3が形成されており、この層間絶縁膜23にはセルトラ
ンジスタとセルキャパシタとを接続するためのコンタク
トプラグ24とビット線17が形成されている。
【0007】層間絶縁膜23上にはSiN膜25と、コ
ンタクトプラグ24と接続するストレージノード電極2
6がシリンダ状に形成され、メモリセルアレイ領域54
の周辺部55ではSiN膜25上にSiO膜34が形
成されている。そして、図示するようにメモリセルアレ
イ領域54の全域にわたってセルキャパシタ絶縁膜2
7、プレート電極28が形成され、シリンダ構造でスタ
ック型のセルキャパシタが構成されている。尚、メモリ
セルアレイ領域54の周辺部55のSiO膜34上に
もストレージノード電極26、キャパシタ絶縁膜27、
及びプレート電極28が形成されているのは、外部との
コンタクトを取るコンタクトプラグの形成のためであ
る。更に全面に層間絶縁膜29が形成され、メモリセル
アレイ領域54の周辺部55においてプレート電極28
とのコンタクトを取るコンタクトプラグ30が形成さ
れ、この層間絶縁膜29上には金属配線層31が形成さ
れている。
【0008】次に図30(b)に示す周辺回路領域56
の構造について説明する。DRAMのメモリセルアレイ
に隣接する周辺回路領域56に形成される回路は、例え
ばイコライズ回路やセンスアンプ回路である。図30
(b)は、一例としてMOSトランジスタが形成されて
いる場合について示しており、半導体基板10の素子領
域11上にはゲート絶縁膜20を介してゲート電極32
が形成されている。そして、ゲート電極32の両側の半
導体基板10中には、ソース、ドレイン領域となる不純
物拡散層21、21が形成され、MOSトランジスタを
形成している。そして、ゲート電極32の上部及び両側
面はSiN膜22で覆われており、全面に層間絶縁膜2
3が形成されている。この層間絶縁膜23にはMOSト
ランジスタの不純物拡散層21とコンタクトを取るため
の金属配線層33がビット線17のレベルで配線されて
いる。層間絶縁膜23上にはSiN膜25とSiO
34が形成され、このSiO膜34上に層間絶縁膜2
9が形成されている。この層間絶縁膜29には、MOS
トランジスタの金属配線層33とコンタクトを取るコン
タクトプラグ35が形成され、層間絶縁膜29上には金
属配線層36が形成されている。なお、メモリセルアレ
イの最も端に位置するセルキャパシタは、その構造上ダ
ミーのセルキャパシタとなる。
【0009】以上のような構成のDRAMの製造方法に
ついて図31乃至図40を用いて説明する。図31乃至
図40は、DRAMのメモリセルアレイの断面図を工程
順に示している。なお図31乃至図39では、説明を簡
単にするためにセルキャパシタの製造工程に着目して示
しており、他の構成ならびに工程については省略してい
る。また、図40には周辺回路領域56の断面図もあわ
せて示している。
【0010】まずセルキャパシタのストレージノード電
極とのコンタクトを取るためのコンタクトプラグ24が
形成された層間絶縁膜23上に、図31に示すように、
例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法等によ
りSiN膜25、SiO膜34を形成する。
【0011】次に全面にレジスト37を塗布し、図32
に示すように、リソグラフィ技術と異方性のエッチン
グ、例えばRIE(Reactive Ion Etching)法等によ
り、コンタクトプラグ24上にセルキャパシタのストレ
ージノード電極を形成するための溝38を形成する。
【0012】そして図33のように、全面にストレージ
ノード電極26を形成する。ストレージノード電極26
は例えばCVD法等により形成された多結晶シリコン膜
である。
【0013】次に図34のように、全面にSOG(Spin
on Glass)膜39を塗布する。
【0014】そして再度全面にレジスト37を塗布し、
リソグラフィ技術とRIE法等により、図35のように
SOG膜39とストレージノード電極26である多結晶
シリコン膜の一部を除去する。この際、図示するように
メモリセルアレイ領域54の周辺部55のSiO膜3
4上のストレージノード電極26を残存させる。
【0015】レジスト37を除去した後、HF溶液等に
よるウェットエッチングでSOG膜39とSiO膜3
4とを除去する。この際SiN膜25はエッチングのス
トッパーとして機能する。この結果、図36に示すよう
なシリンダ型のストレージノード電極が形成される。
【0016】そして、図37に示すように、全面にセル
キャパシタ絶縁膜27となるTa膜をCVD法等
により形成する。
【0017】引き続き、全面にプレート電極28となる
TiN膜をCVD法等により形成し、再度レジスト37
を塗布する。そして、リソグラフィ技術とRIE法等に
より、図38のように、周辺回路領域56のプレート電
極28、セルキャパシタ絶縁膜27、ストレージノード
電極26を除去する。
【0018】その後、図39に示すように、レジスト3
7を除去して全面に層間絶縁膜29を形成する。
【0019】そして図40に示すように、この層間絶縁
膜29にレジストを塗布し、再度リソグラフィ技術とR
IE法等により、プレート電極28とコンタクトを取る
コンタクトホール40を、メモリセルアレイ領域54の
周辺部55に形成する。この際、周辺回路領域56にお
けるビット線17のレベルに配線されている金属配線層
33とコンタクトを取るためのコンタクトホール41も
同時に形成されるのが普通である。
【0020】その後、このコンタクトホール40、41
を金属により埋め込み、CMP(Chemical Mechanical
Etching)法等により平坦化することでコンタクトプラ
グ30、35を形成する。また、層間絶縁膜29上には
金属配線層31、36を形成して、図30のような構造
を得る。
【0021】上記のような従来のDRAMの形成方法
は、セルキャパシタ形成からコンタクトプラグ形成まで
の間に4回ものリソグラフィ工程を要し、製造工程数が
多い。そのため歩留まりが悪くDRAMのコストが高く
なるという問題があった。更に、メモリセルアレイ領域
54の周辺部55でセルキャパシタのプレート電極28
とコンタクトを取るコンタクトホール40の底面はセル
キャパシタの上方にある。それに対して周辺回路領域5
6の金属配線層33とコンタクトを取るためのコンタク
トホール41の底面は、コンタクトホール40の底面よ
りも深いビット線17のレベルにある。そのためRIE
法等によりコンタクトホール40、41を形成する工程
において、コンタクトホール40が完全に開口されて露
出したプレート電極28が、コンタクトホール41が開
口するまでの間プラズマダメージを受け続けることにな
る。これは、セルキャパシタのキャパシタ性能の劣化、
あるいは信頼性の劣化したセルキャパシタが形成されて
しまう原因となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
半導体記憶装置及びその製造方法は、リソグラフィ工程
を初めとして製造工程数が多く、そのため半導体記憶装
置の歩留まりが悪く、コストが高くなるという問題があ
った。更に、DRAM等においてはセルキャパシタのプ
レート電極とコンタクトを取るコンタクトホールの底部
は、周辺回路のビット線レベルの配線とコンタクトを取
るコンタクトホールの底部より高いレベルにある。その
ため、セルキャパシタとコンタクトを取るコンタクトホ
ールが完全に開口された後も、他方のコンタクトホール
が開口するまでの間、露出されたプレート電極はプラズ
マダメージを受けることになり、キャパシタ性能が劣化
する、あるいは信頼性の劣化したセルキャパシタが形成
されてしまうという問題があった。
【0023】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、製造工程を少なくすることで歩留ま
りを向上させ、コストを抑えることが出来る半導体記憶
装置及びその製造方法を提供することにある。
【0024】また、この発明の他の目的は、製造過程に
おけるセルキャパシタの電極劣化を抑制し、高性能、高
信頼性の半導体記憶装置及びその製造方法を提供するこ
とにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載した半導体記憶装置は、メモリセルのセルトランジス
タが形成された半導体基体と、前記半導体基体上に形成
され、メモリセルアレイ領域上に開口を有する絶縁膜
と、前記開口部内の半導体基体上に設けられ、前記セル
トランジスタと電気的に接続される複数のシリンダ型の
セルキャパシタ下部電極と、前記セルキャパシタ下部電
極を被覆するセルキャパシタ絶縁膜と、前記セルキャパ
シタ絶縁膜上、前記開口部内のメモリセルアレイ領域の
周辺部上に位置する半導体基体上、及び前記絶縁膜にお
ける開口部の側壁に延設されたセルキャパシタ上部電極
と、前記セルキャパシタ上部電極及び前記絶縁膜上に形
成された層間絶縁膜と、前記絶縁膜の開口部上の前記層
間絶縁膜中に設けられ、前記セルキャパシタ上部電極に
おける前記メモリセルアレイ領域の周辺部上にコンタク
トされるコンタクトプラグとを具備することを特徴とし
ている。
【0026】請求項2に記載したように、請求項1記載
の半導体記憶装置において、前記コンタクトプラグは、
該コンタクトプラグの底面と側面が前記キャパシタ上部
電極に接していることを特徴としている。
【0027】請求項3に記載したように、請求項1また
は2記載の半導体記憶装置において、前記コンタクトプ
ラグは、前記層間絶縁膜上に設けられる金属配線層の一
部で形成されていることを特徴としている。
【0028】また、この発明の請求項4に記載した半導
体記憶装置の製造方法は、半導体基体のメモリセルアレ
イ領域上にセルトランジスタを形成する工程と、前記半
導体基体上のメモリセルアレイ領域からメモリセルアレ
イ領域外にかけて層間絶縁膜を形成する工程と、前記層
間絶縁膜内に前記セルトランジスタに接続するコンタク
トプラグを形成する工程と、前記層間絶縁膜上に絶縁膜
を形成する工程と、前記絶縁膜の前記メモリセルアレイ
領域に溝を、該溝の底面が前記コンタクトプラグの上面
に位置するように形成する工程と、前記溝の底面、側面
及び前記絶縁膜上面のメモリセルアレイ領域からメモリ
セルアレイ領域外にかけてセルキャパシタ下部電極を、
前記溝底面において前記コンタクプラグに接するように
形成する工程と、前記メモリセルアレイ領域外において
前記絶縁膜上に形成された前記セルキャパシタ下部電極
上、及び前記溝を埋め込むようにエッチングマスクを形
成する工程と、前記エッチングマスクを用いて前記メモ
リセルアレイ領域における前記セルキャパシタ下部電極
の一部及び前記絶縁膜をエッチングして、前記メモリセ
ルアレイ領域にシリンダ型のセルキャパシタ下部電極を
形成する工程とを具備し、前記メモリセルアレイ領域外
の前記絶縁膜上に残存する前記セルキャパシタ下部電極
は、前記メモリセルアレイ領域内に形成されたシリンダ
型のセルキャパシタ下部電極の上面よりも高い位置にあ
ることを特徴としている。
【0029】請求項5に記載したように、請求項4記載
の半導体記憶装置の製造方法において、前記シリンダ型
のセルキャパシタ下部電極を形成する工程の後、前記エ
ッチングマスクを除去する工程と、少なくとも前記メモ
リセルアレイ領域におけるセルキャパシタ下部電極を被
覆するようにセルキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、
前記メモリセルアレイ領域内からメモリセルアレイ領域
外にかけてセルキャパシタ上部電極を形成する工程とを
備えることを特徴としている。
【0030】更にこの発明の請求項6に記載した半導体
記憶装置の製造方法は、半導体基体上に絶縁膜を形成す
る工程と、前記半導体基体上のメモリセルアレイ領域の
前記絶縁膜に開口を形成し、該開口部に複数のシリンダ
型のセルキャパシタ下部電極を形成する工程と、少なく
とも前記セルキャパシタ下部電極を被覆するようにセル
キャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記メモリセルア
レイ領域内からメモリセルアレイ領域外にかけてセルキ
ャパシタ上部電極を形成する工程と、前記セルキャパシ
タ上部電極上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記メモ
リセルアレイ領域外上に形成された前記セルキャパシタ
上部電極をストッパーに用いて前記層間絶縁膜を平坦化
する工程とを具備し、前記メモリセル領域外上に形成さ
れたセルキャパシタ上部電極の上面は、前記メモリセル
領域内のセルキャパシタ上部電極の上面よりも高い位置
にあることを特徴としている。
【0031】更にこの発明の請求項7に記載した半導体
記憶装置の製造方法は、半導体基体上に絶縁膜を形成す
る工程と、前記半導体基体上のメモリセルアレイ領域の
前記絶縁膜に開口を形成し、該開口部に複数のシリンダ
型のセルキャパシタ下部電極を形成する工程と、少なく
とも前記セルキャパシタ下部電極を被覆するようにセル
キャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記メモリセルア
レイ領域内からメモリセルアレイ領域外にかけてセルキ
ャパシタ上部電極を形成する工程と、前記セルキャパシ
タ上部電極上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記メモ
リセルアレイ領域外上に形成された前記セルキャパシタ
上部電極をストッパーに用いて前記層間絶縁膜を平坦化
し、該メモリセルアレイ領域外の該セルキャパシタ上部
電極を露出させる工程と、前記メモリセルアレイ領域に
形成された前記層間絶縁膜をマスクに用いて該メモリセ
ルアレイ領域外の少なくとも前記セルキャパシタ上部電
極をエッチングして除去する工程とを具備し、前記メモ
リセル領域外上に形成されたセルキャパシタ上部電極の
上面は、前記メモリセル領域内のセルキャパシタ上部電
極の上面よりも高い位置にあることを特徴としている。
【0032】請求項8に記載したように、請求項7記載
の半導体記憶装置の製造方法において、前記セルキャパ
シタ絶縁膜、前記セルキャパシタ下部電極をエッチング
して除去する工程の後、前記メモリセルアレイ領域内か
らメモリセルアレイ領域外にかけて層間絶縁膜を形成す
る工程と、前記セルキャパシタ上部電極における前記メ
モリセルアレイ領域の周辺上に接続するコンタクトプラ
グと、前記メモリセルアレイ領域外に形成された周辺回
路の金属配線層と接続するコンタクトプラグとを形成す
る工程とを更に備えることを特徴としている。
【0033】請求項9に記載したように、請求項8記載
の半導体記憶装置の製造方法において、前記セルキャパ
シタ絶縁膜、前記セルキャパシタ下部電極をエッチング
して除去する工程の後、前記メモリセルアレイ領域上及
びメモリセルアレイ領域外上に層間絶縁膜を形成する工
程と、前記セルキャパシタ上部電極上に形成された層間
絶縁膜内に、前記セルキャパシタ上部電極における前記
メモリセルアレイ領域の周辺上に接続するコンタクトプ
ラグと、前記メモリセルアレイ領域外に形成された周辺
回路の金属配線層と接続するコンタクトプラグとを形成
する工程とを更に備えることを特徴としている。
【0034】請求項1のような構成によれば、メモリセ
ルアレイの最も端に位置するセルキャパシタをダミーに
する必要が無く、効率的にメモリセルアレイを利用でき
る。従って、チップサイズを小さくすることが出来、よ
りいっそうの低コスト化を図ることが出来る。
【0035】請求項2に示すように、セルキャパシタ上
部電極とコンタクトを取るコンタクトプラグは、その底
面だけでなく側面もセルキャパシタ上部電極に接するこ
とにより、接触面積の増大を図ることが出来る。
【0036】請求項3のように、コンタクトプラグは金
属配線層の一部を用いて形成してもかまわない。
【0037】また、請求項4のような製造方法によれ
ば、溝内にもエッチングマスクを形成することで、セル
キャパシタ下部電極を保護することが出来る。また、メ
モリセルアレイ領域内におけるセルキャパシタ下部電極
の一部と絶縁膜の全てとを除去し、絶縁膜上に残存する
セルキャパシタ下部電極をメモリセルアレイ領域内に形
成されたセルキャパシタ下部電極の上面よりも高い位置
にすることにより、後の工程におけるリソグラフィ工程
の削減を図ることが出来るので、製造工程を少なくする
ことで歩留まりを向上させ、コストを抑えることが出来
る。更に、メモリセルアレイ領域における絶縁膜を全て
除去するため、コンタクトホールを形成する領域でのキ
ャパシタの電極層はセルキャパシタ底部のレベルに位置
することとなり、周辺回路の金属配線層のレベルと大差
ない。すなわち、それぞれとコンタクトを取るコンタク
トホールの深さをほぼ同じに出来、RIE法等によるコ
ンタクトホールの形成の際、片方が完全に開口した後も
受けるプラズマダメージを最小限に抑えることが出来
る。そのため、キャパシタの電極劣化を抑えることが出
来、高性能、高信頼性のセルキャパシタを形成できる。
【0038】請求項5のように、セルキャパシタ下部電
極を被覆するようにセルキャパシタ絶縁膜とセルキャパ
シタ上部電極を形成することで、製造工程を少ないDR
AMを形成することが出来、歩留まりを向上させコスト
を抑えることが出来る。
【0039】更に請求項6のような製造方法によれば、
セルキャパシタ上部電極上に形成した層間絶縁膜の平坦
化工程において、このセルキャパシタ上部電極が平坦化
のストッパーとして機能するため、この後のセルキャパ
シタ上部電極除去用のマスクを、リソグラフィ工程を必
要とせずに形成できる。そのため、従来に比べてリソグ
ラフィ工程を削減でき、半導体装置の製造工程を少なく
することが出来るので、歩留まりを向上させコストを抑
えることが出来る。
【0040】更に請求項7のような製造方法によれば、
メモリセルアレイ領域外の絶縁膜上のセルキャパシタ上
部電極をストッパーに用いて層間絶縁膜の平坦化を行
い、この絶縁膜上のセルキャパシタ上部電極を露出させ
る。そしてこの平坦化した層間絶縁膜をマスクに用いる
ので、リソグラフィ工程を必要とせずメモリセルアレイ
領域外のセルキャパシタ上部電極を除去できる。そのた
め、半導体装置の製造工程を少なくすることが出来、歩
留まりを向上させコストを抑えることが出来る。
【0041】請求項8のように、メモリセルアレイ領域
外の前記絶縁膜上に形成された前記セルキャパシタ絶縁
膜、前記セルキャパシタ下部電極も、セルキャパシタ上
部電極と同様に層間絶縁膜をマスクに用いて除去するこ
とが出来るのでリソグラフィ工程を必要としない。その
ため、半導体装置の製造工程を少なくすることが出来、
歩留まりを向上させコストを抑えることが出来る。
【0042】請求項9のように、セルキャパシタ上部電
極と接続するコンタクトプラグと、メモリセルアレイ領
域外の周辺回路の金属配線層と接続するコンタクトプラ
グとを形成する際において、メモリセルアレイ領域にお
けるコンタクトプラグと接するセルキャパシタ上部電極
はセルキャパシタ底面のレベルに位置しているので、周
辺回路の金属配線層の位置するレベルと大差なく、エッ
チング時にセルキャパシタ上部電極が受けるダメージを
軽減でき、高性能、高信頼性のキャパシタを形成でき
る。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0044】この発明の第1の実施形態に係る半導体記
憶装置及びその製造方法について、DRAMを例に挙げ
て説明する。
【0045】図1はDRAMのメモリセルアレイの平面
図である。半導体基板10内には素子領域11と素子分
離領域12とが形成されている。図示するように千鳥状
に配置された素子領域11には、セルトランジスタが形
成されており、ゲート電極13(ワード線)とビット線
17とが交差するように形成されている。ビット線17
は、コンタクトプラグ14、15により多結晶シリコン
配線層16を介してセルトランジスタの不純物拡散層に
接続される。そして、素子領域11上にはセルキャパシ
タ18が形成されている。
【0046】図2(a)は図1におけるA−A’線の方
向の断面図であり、メモリセルアレイ領域、図2(b)
はメモリセルアレイに隣接する周辺回路領域を示してい
る。また、図3は図1におけるB−B’線に対応するメ
モリセルアレイの断面図である。
【0047】周辺回路領域56については従来と同様で
あるため説明は省略し、メモリセルアレイ領域について
図2(a)、図3を用いて説明する。半導体基板10中
の素子領域11を素子分離領域12が取り囲んでおり、
この素子領域11内にはセルトランジスタが形成されて
いる。すなわち、半導体基板10上にゲート絶縁膜20
を介してゲート電極13(ワード線)が形成され、ゲー
ト電極13の両側の半導体基板10中にはソース、ドレ
イン領域となる不純物拡散層21、21が形成されてい
る。また、ゲート電極13の上部及び両側面はSiN膜
22で覆われており、全面に層間絶縁膜23が形成され
ている。この層間絶縁膜23には、素子領域11に形成
されたセルトランジスタとセルキャパシタとを接続する
ためのコンタクトプラグ24とビット線17が形成され
ている。
【0048】層間絶縁膜23上にはSiN膜25と、コ
ンタクトプラグ24と接続するようにシリンダ型のスト
レージノード電極(セルキャパシタ上部電極)26が形
成されている。そして、図2に示すようにメモリセルア
レイ領域54全域にわたってセルキャパシタ絶縁膜2
7、プレート電極28(セルキャパシタ下部電極)とが
形成され、シリンダ構造でスタック型のセルキャパシタ
が構成されている。注目すべき事は、メモリセルアレイ
領域54の周辺部55においては従来と異なりSiO
膜34が形成されておらず、この領域でのプレート電極
28はほぼセルキャパシタの底面のレベルにあるという
ことである。更に全面に層間絶縁膜29が形成され、メ
モリセルアレイ領域54の周辺部55においてプレート
電極28とのコンタクトを取るためのコンタクトプラグ
30が形成され、この層間絶縁膜29上には金属配線層
31が形成されている。
【0049】以上のような構造によれば、メモリセルア
レイの最も端に位置するセルキャパシタをダミーにする
必要が無く、効率的にメモリセルアレイを利用できる。
【0050】次に、以上の構成を有するDRAMの製造
方法について図4乃至図15を用いて説明する。図4乃
至図15は、DRAMのメモリセルアレイの断面図を工
程順に示している。なお従来技術と同様に、説明の簡単
化のために図4乃至図14の工程において、セルキャパ
シタ以外の構成については省略している。また、図15
には周辺回路領域の断面図もあわせて示している。
【0051】まず図4に示すように、層間絶縁膜23上
に、CVD法等によりSiN膜25、SiO膜34、
そしてアモルファスシリコン膜50を形成する。このア
モルファスシリコン膜50は一般的に言われるパターン
転写膜であり、SiN膜25、SiO膜34に対して
エッチング選択比の高いものであれば良く、例えばRu
(Ruthenium)やTiN、C(Carbon)であってもよ
い。
【0052】次に全面にレジストを塗布し、リソグラフ
ィ技術とRIE法等の異方性エッチングにより、セルキ
ャパシタのストレージノード電極を形成するための溝3
8を図5のように形成する。なお、ここでアモルファス
シリコン膜50を除去してもかまわない。
【0053】次に図6のように、ストレージノード電極
26としてのRu膜をCVD法等により全面に形成す
る。
【0054】そして、再度全面にレジスト37を塗布
し、リソグラフィ技術によりパターニングを行う。すな
わち、図7に示すように溝38内と周辺回路領域56に
レジスト37が残存するようにパターン形成する。この
際、レジスト37には染料入りのカラーレジストなどを
用いるのが好ましい。
【0055】次に、このパターニングされたレジスト3
7をマスクに用いてRIE法等により、ストレージノー
ド電極26とアモルファスシリコン膜50とを、図8に
示すように除去する。ストレージノード電極26はレジ
スト37により保護されているので、RIE法によるプ
ラズマダメージを回避することが出来る。ここで、メモ
リセルアレイ領域54におけるストレージノード電極2
6の一部がエッチングされることにより、この領域のス
トレージノード電極26よりも、エッチングされずに残
存する周辺回路領域56のストレージノード電極26の
方が高い位置にあることが重要である。
【0056】続いて、RIE法等によりSiO膜34
を図9のように除去する。
【0057】引き続き、ストレージノード電極26の側
壁に残存したSiO膜34を、例えばHF溶液等によ
るウェットエッチングにより、図10に示すように全て
除去する。この際、SiN膜25がエッチングのストッ
パーとして機能する。なお、この工程で周辺回路領域5
6のSiO膜34上に残存しているアモルファスシリ
コン膜50とストレージノード電極26を除去しても良
い。これらの工程により図示するような、Ru膜が上方
に突出したシリンダ型のストレージノード電極が形成さ
れ、また周辺回路領域56以外のSiO膜34が全て
除去される。
【0058】なお、従来このSiO膜34を除去する
工程はウェットエッチングのみにより行っていたが、こ
の場合エッチャントがストレージノード電極26を浸食
しストレージノード電極26の性能が劣化することがあ
った。しかし、本実施形態のようにRIE法等の異方性
エッチングとウェットエッチングとを組み合わせること
でウェットエッチングの時間を短くすることが出来るの
で、ストレージノード電極26の性能を落とさずに済
む。
【0059】次に図11に示すように、キャパシタ絶縁
膜27となるTa膜を、例えばCVD法等により
全面に形成する。
【0060】そして図12に示すように、プレート電極
28となるTiN膜を全面に形成する。ストレージノー
ド電極26と同様に、メモリセルアレイ領域54のプレ
ート電極28の上面より周辺回路領域56のプレート電
極28の上面の方が高い位置になるように形成されるこ
となる。
【0061】その後、全面に層間絶縁膜29、例えばH
DP(High Density Plasma)法によるUSG(Undoped
Silicate Glass)膜や、CVD法による段差被覆性の
高いTEOS(Tetraethylorthosilicate ; Si(OC
2H5)4)を用いたUSG膜やBPSG(Boron Phosphoro
us Silicate Glass)膜等で形成し、図13のように、
CMP法等により平坦化する。この際には周辺回路領域
56に形成されたプレート電極28であるTiN膜がC
MPのストッパーとなる。このCMPにより周辺回路領
域56にはプレート電極28が、メモリセルアレイ領域
54にはプレート電極28上に形成された層間絶縁膜2
9が現れる。
【0062】引き続き図14のように、RIE法等によ
り周辺回路領域56のプレート電極28、セルキャパシ
タ絶縁膜27、ストレージノード電極26、アモルファ
スシリコン膜50を除去する。この際には、メモリセル
アレイ領域54の周辺部55の層間絶縁膜29がマスク
として機能するため、リソグラフィ工程を必要としな
い。
【0063】そして再度、USG膜等の層間絶縁膜29
をHDP法やCVD法等により全面に形成し、CMP法
等により平坦化を行う。その後図15のように、周知の
リソグラフィ技術及びRIE法により、プレート電極2
8とコンタクトを取るコンタクトホール51を、メモリ
セルアレイ領域54の周辺部55に形成する。この際、
周辺回路領域56におけるビット線17レベルに配線さ
れている金属配線層33とコンタクトを取るコンタクト
ホール52も同時に形成する。
【0064】その後、このコンタクトホール51、52
を金属により埋め込み、CMP法等により平坦化するこ
とでコンタクトプラグ30、35を形成する。また、層
間絶縁膜29上には金属配線層31、36を形成して、
図2のような構造を得る。
【0065】以上のような製造方法によれば、従来のセ
ルキャパシタ形成からコンタクトプラグ形成までの間に
4回必要であったリソグラフィ工程を、3回に減らすこ
とが出来る。すなわち、従来周辺回路領域56のストレ
ージノード電極26、セルキャパシタ絶縁膜27、プレ
ート電極28を除去するために行っていたリソグラフィ
工程を省くことが出来る。本実施形態では、プレート電
極28の形成後に層間絶縁膜29を形成し、周辺回路領
域56のSiO膜34上のプレート電極28をストッ
パーにCMPを行い、平坦化している。これにより、ス
トレージノード電極26、セルキャパシタ絶縁膜27、
プレート電極28の3層を除去すべき周辺回路領域56
にはプレート電極28が露出され、除去すべきでないメ
モリセルアレイ領域54には層間絶縁膜29が現れてお
り、この層間絶縁膜29が実質的にエッチングマスクと
して機能する。そのため、リソグラフィ技術によるパタ
ーニング処理を必要とせずにエッチングマスクの形成、
エッチングを行うことが出来る。
【0066】これは、層間絶縁膜29上に形成したSi
膜34の処理方法とメモリセルアレイ領域54内外
におけるプレート電極28の位置関係に起因している。
従来、メモリセルアレイ領域54の周辺部55全域にS
iO膜34を残存させ、このSiO膜34上にスト
レージノード電極26、セルキャパシタ絶縁膜27、プ
レート電極28を形成していた。そのため、プレート電
極28の残存させるべき部分(メモリセルアレイ領域5
4の周辺部55)と除去すべき部分(周辺回路領域5
6)とが同一のレベルにあるため上述の処理の際にリソ
グラフィ工程を必要としていたと言える。
【0067】それに対して、本実施形態では周辺回路領
域56のSiO膜34のみ残し、その他の領域では全
てエッチングにより取り除いている。そのため、周辺回
路領域56におけるプレート電極28はSiO膜34
上に形成され、メモリセルアレイ領域54の周辺部55
ではセルキャパシタ絶縁膜27とともに層間絶縁膜23
上のSiN膜25に直接形成される。また、周辺回路領
域56に形成されたキャパシタ上部電極28はセルキャ
パシタを構成するプレート電極28の上面よりも高い位
置にある。従って、両者の間の段差を層間絶縁膜29で
埋め込み平坦化すると、周辺回路領域56にのみプレー
ト電極28が露出されることになり、層間絶縁膜29に
よるエッチングマスクを形成できる。
【0068】更に、メモリセルアレイ領域54の周辺部
55におけるプレート電極28がほぼセルキャパシタ底
面のレベルにあるため、このプレート電極28とコンタ
クトを取るコンタクトホール51の底面と、周辺回路領
域56のビット線レベルの配線33とコンタクトを取る
コンタクトホール52の底面とのレベル差を従来に比べ
て小さくできる。このため、RIE等によるコンタクト
ホール51、52の開口の際にプレート電極28が受け
るプラズマダメージを軽減でき、高性能、高信頼性のセ
ルキャパシタを形成できる。
【0069】またコンタクトプラグ30は、図2に示す
ようにメモリセルアレイ領域54の周辺部55における
プレート電極28の必ずしも中央部に形成する必要はな
い。すなわち図16、図17に示すように、コンタクト
プラグ30の一方の側面が最外部の上方向に延びるプレ
ート電極28に接したり、またはセルキャパシタに接す
るように形成しても良い。この場合、コンタクトプラグ
30とプレート電極28との接触面積が増大するのでむ
しろ好ましいと言える。図18はメモリセルアレイ領域
54の周辺部55を非常に狭くした場合について示して
いる。この場合はコンタクトプラグ30が、周辺回路領
域56のSiO膜34の側壁に従って上方向に延びる
プレート電極28とセルキャパシタとに接するためコン
タクトプラグ30とプレート電極28との接触面積を更
に大きくする事が出来る。
【0070】上記のように、第1の実施形態によればリ
ソグラフィ工程を1回減らすことで製造工程を少なくで
きるので、歩留まりを向上でき、DRAMのコストを抑
えることが出来る。また、メモリセルアレイ領域54内
のコンタクトホールと周辺回路領域56内のコンタクト
ホールの深さをほぼ同じに出来るので、製造過程におけ
るセルキャパシタの電極劣化を抑制できる。
【0071】次に、本発明の第2の実施形態に係る半導
体記憶装置及びその製造方法について、同じくDRAM
を例に挙げて説明する。本実施形態に係るDRAMの構
造は第1の実施形態で説明したDRAMのセルキャパシ
タにHSG(HemisphericalGrained)−シリコンを付加
したものである。
【0072】図19はこのDRAMの構造について示し
ている。尚、セルキャパシタ以外の構造については第1
の実施形態と同様であるため省略している。図示するよ
うに、セルキャパシタのストレージノード電極28の表
面にHSG−シリコン53を設け、このHSG−シリコ
ン53上にセルキャパシタ絶縁膜27を設けている。
【0073】以上のような構成によれば、メモリセルア
レイの最も端に位置するセルキャパシタをダミーにする
必要が無く、効率的にメモリセルアレイを利用できる。
【0074】更に、HSG−シリコン53によりキャパ
シタ表面積が増大するため、効率的にセルキャパシタ容
量を増加することが出来る。
【0075】次に、以上のような構成のDRAMの製造
方法について図20乃至図29を用いて説明する。図2
0乃至図29は、DRAMのメモリセルアレイの製造工
程の断面図を順次示している。
【0076】まず、層間絶縁膜23上に、CVD法等に
よりSiN膜25、SiO膜34、そしてパターン転
写膜としてのアモルファスシリコン膜50を形成する。
【0077】次に全面にレジストを塗布し、リソグラフ
ィ技術とRIE法等の異方性エッチングにより、セルキ
ャパシタのストレージノード電極を形成するための溝3
8を形成する。
【0078】そして、全面にストレージノード電極26
として多結晶シリコン膜を形成する。引き続き、多結晶
シリコン膜上にアモルファスシリコン膜を形成し、真空
中でアニールする。このアニール処理により多結晶シリ
コン膜上のアモルファスシリコンが粒状になりHSG−
シリコン53が形成され、図20のような構造が得られ
る。このようにHSG−シリコンは多結晶シリコン膜上
のアモルファスシリコンを真空中でアニールして形成す
ることが一般的である。また、多結晶シリコンの成長温
度とアモルファスシリコンの成長温度には温度差があ
り、アモルファスシリコンの成長温度の方が低いのが通
常である。ここで、多結晶とアモルファスの成長温度の
中間の温度でシリコンを形成すると、シリコンは多結晶
とアモルファスの中間の相で形成され、やはりその形状
は粒状になる。このようなシリコンはRugged Polycryst
alline Siliconと呼ばれる。
【0079】その後の工程は、第1の実施形態と同様で
あり、まず全面にレジスト37を塗布し、リソグラフィ
技術により図21に示すようなパターンを形成する。す
なわち、メモリセルアレイ領域54に形成された溝38
内と、周辺回路領域56にレジスト37が残存するよう
にパターニングする。
【0080】次に、このパターニングされたレジスト3
7をマスクに用いてRIE法等により、ストレージノー
ド電極26、HSG−シリコン53、そしてアモルファ
スシリコン膜50とを、図22に示すように除去する。
【0081】続いて、RIE法等によりSiO膜34
を図23のように除去する。
【0082】引き続き、ストレージノード電極26の側
壁に残存したSiO膜34をウェットエッチングによ
り、図24に示すように全て除去する。この際、SiN
膜25がエッチングのストッパーとして機能する。な
お、この工程で周辺回路領域56のSiO膜34上に
残存しているアモルファスシリコン膜50、ストレージ
ノード電極26、HSG−シリコン53を除去しても良
い。これらの工程により図示するような、多結晶シリコ
ン膜とHSG−シリコンが上方に突出したシリンダ型ス
トレージノード電極が形成される。
【0083】次に図25に示すように、セルキャパシタ
絶縁膜27となるTa膜を、例えばCVD法等に
より全面に形成する。
【0084】そして図26に示すように、プレート電極
28となるTiN膜を全面に形成する。勿論、メモリセ
ルアレイ領域54のプレート電極28の上面より高い位
置に、周辺回路領域56のプレート電極28の上面が形
成される。
【0085】その後、全面に層間絶縁膜29、例えば、
HDP法によるUSG膜や、段差被覆性の高いCVD法
によるTEOSを用いたUSG膜やBPSG膜等により
形成し、図27のようにCMP法等により平坦化する。
この際には周辺回路領域56のプレート電極28である
TiN膜がCMPのストッパーとなる。このCMPによ
り周辺回路領域56にはプレート電極28が、メモリセ
ルアレイ領域54にはプレート電極28上に形成された
層間絶縁膜29が現れている。
【0086】引き続き図28のように、RIE法等によ
り周辺回路領域56のプレート電極28、セルキャパシ
タ絶縁膜27、HSG−シリコン53、ストレージノー
ド電極26、アモルファスシリコン膜50を除去する。
この際、層間絶縁膜29がマスクとして機能するため、
リソグラフィ工程を必要としない。
【0087】そして再度、USG膜等の層間絶縁膜29
をCVD法等により全面に形成し、CMP法等により平
坦化を行う。その後、周知のリソグラフィ技術及びRI
E法により、図29のようにプレート電極28とコンタ
クトを取るコンタクトホール51を、メモリセルアレイ
領域54の周辺部55に形成する。図示しないが、この
際周辺回路領域56に形成された周辺回路のビット線レ
ベルの金属配線層とのコンタクトホールも同時に形成さ
れる。
【0088】その後、このコンタクトホール51と周辺
回路領域56のコンタクトホールを金属により埋め込
み、CMP法等により平坦化することでコンタクトプラ
グ30を形成して図19のような構造を得る。
【0089】以上のような製造方法によれば、従来のセ
ルキャパシタ形成からコンタクトプラグ形成までの間に
4回必要であったリソグラフィ工程を、3回に減らし製
造工程を少なくできるので、歩留まりを向上させること
が出来、DRAMのコストを抑えることが出来る。
【0090】更に、メモリセルアレイ領域54の周辺部
55におけるプレート電極28はほぼセルキャパシタ底
面のレベルにあるため、このプレート電極28とコンタ
クトを取るコンタクトホール51の底面と、周辺回路領
域56のビット線レベルの配線とコンタクトを取るコン
タクトホールの底面とのレベル差を従来に比べて小さく
できる。このため、RIE等によりプレート電極28が
受けるプラズマダメージを軽減でき、高性能、高信頼性
のセルキャパシタを形成できる。
【0091】また、ストレージノード電極26上にHS
G−シリコン53を形成することによりセルキャパシタ
表面積を増大させることが出来、キャパシタ容量を増加
させることが出来る。
【0092】無論、第1の実施形態同様、コンタクトプ
ラグ30は図19に示すようにメモリセルアレイ領域5
4の周辺部55のプレート電極28の中央に形成する必
要はなく、コンタクトプラグ30の一方の側面が最外部
の上方向に延びるプレート電極28に接したり、または
セルキャパシタに接するように形成しても良いし、メモ
リセルアレイ領域54の周辺部55を非常に狭くして、
両者に接触するようにしても良い。
【0093】上述のように第1、第2の実施形態ではD
RAMを例に挙げて説明したが、同様の構造を有するよ
うな素子全般に適用できるのは言うまでもない。また、
コンタクトプラグ30、35は金属配線層31、36の
一部で形成されていても良く、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で適宜実施することができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、製造工程を少なくすることで歩留まりを向上させ、
コストを抑えることが出来る半導体記憶装置及びその製
造方法を提供できる。
【0095】また、製造過程におけるセルキャパシタの
電極劣化を抑制し、高性能、高信頼性の半導体記憶装置
及びその製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装
置について説明するためのもので、DRAM平面図。
【図2】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装
置について説明するためのもので、図1のA−A’線の
方向に沿ったDRAMの断面図を示しており、(a)図
はメモリセルアレイ領域、(b)図は周辺回路領域。
【図3】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装
置について説明するためのもので、図1のB−B’線に
相当するDRAMのメモリセルアレイ領域の断面図。
【図4】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装
置の製造方法について説明するためのもので、DRAM
の第1の製造工程を示す断面図。
【図5】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装
置の製造方法について説明するためのもので、DRAM
の第2の製造工程を示す断面図。
【図6】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装
置の製造方法について説明するためのもので、DRAM
の第3の製造工程を示す断面図。
【図7】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装
置の製造方法について説明するためのもので、DRAM
の第4の製造工程を示す断面図。
【図8】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装
置の製造方法について説明するためのもので、DRAM
の第5の製造工程を示す断面図。
【図9】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装
置の製造方法について説明するためのもので、DRAM
の第6の製造工程を示す断面図。
【図10】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第7の製造工程を示す断面図。
【図11】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第8の製造工程を示す断面図。
【図12】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第9の製造工程を示す断面図。
【図13】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第10の製造工程を示す断面図。
【図14】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第11の製造工程を示す断面図。
【図15】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第12の製造工程を示す断面図で、(a)図はメモ
リセルアレイ領域、(b)図は周辺回路領域。
【図16】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法の変形例について説明するためのもの
で、DRAMの断面図。
【図17】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法の別の変形例について説明するためのも
ので、DRAMの断面図。
【図18】この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法の更に別の変形例について説明するため
のもので、DRAMの断面図。
【図19】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置について説明するためのもので、DRAMの断面
図。
【図20】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第1の製造工程を示す断面図。
【図21】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第2の製造工程を示す断面図。
【図22】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第3の製造工程を示す断面図。
【図23】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第4の製造工程を示す断面図。
【図24】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第5の製造工程を示す断面図。
【図25】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第6の製造工程を示す断面図。
【図26】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第7の製造工程を示す断面図。
【図27】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第8の製造工程を示す断面図。
【図28】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第9の製造工程を示す断面図。
【図29】この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明するためのもので、DRA
Mの第10の製造工程を示す断面図。
【図30】従来の半導体記憶装置について説明するため
のもので、DRAMの断面図を示しており、(a)図は
メモリセルアレイ領域、(b)図は周辺回路領域。
【図31】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第1の製造工程を示す
断面図。
【図32】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第2の製造工程を示す
断面図。
【図33】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第3の製造工程を示す
断面図。
【図34】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第4の製造工程を示す
断面図。
【図35】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第5の製造工程を示す
断面図。
【図36】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第6の製造工程を示す
断面図。
【図37】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第7の製造工程を示す
断面図。
【図38】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第8の製造工程を示す
断面図。
【図39】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第9の製造工程を示す
断面図。
【図40】従来の半導体記憶装置の製造方法について説
明するためのもので、DRAMの第10の製造工程を示
す断面図であり、(a)図はメモリセルアレイ領域、
(b)図は周辺回路領域。
【符号の説明】
10…半導体基板 11…素子領域 12…素子分離領域 13…ゲート電極(ワード線) 14、15、24、30、35…コンタクトプラグ 16…多結晶シリコン配線層 17…ビット線 18…セルキャパシタ 19…MOSトランジスタ 20…ゲート絶縁膜 21…不純物拡散層 22、25…SiN膜 23、29…層間絶縁膜 26…ストレージノード電極 27…キャパシタ絶縁膜 28…プレート電極 31、33、36…金属配線層 32…ゲート電極 34…SiO膜 37…レジスト 38…溝 39…SOG膜 40、41、51、52…コンタクトホール 50…アモルファスシリコン膜 53…HSG−シリコン 54…メモリセルアレイ領域 55…メモリセルアレイ領域の周辺部 56…周辺回路領域
フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH07 JJ07 KK33 QQ08 QQ09 QQ16 QQ22 QQ48 RR04 RR15 SS04 SS11 SS15 VV04 VV16 XX01 5F083 AD24 AD48 AD49 AD54 AD62 GA28 JA06 JA38 JA40 JA56 KA19 LA19 LA21 MA06 MA17 PR03 PR05 PR06 PR07 PR23 PR29 PR40 ZA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルのセルトランジスタが形成さ
    れた半導体基体と、 前記半導体基体上に形成され、メモリセルアレイ領域上
    に開口を有する絶縁膜と、 前記開口部内の半導体基体上に設けられ、前記セルトラ
    ンジスタと電気的に接続される複数のシリンダ型のセル
    キャパシタ下部電極と、 前記セルキャパシタ下部電極を被覆するセルキャパシタ
    絶縁膜と、 前記セルキャパシタ絶縁膜上、前記開口部内のメモリセ
    ルアレイ領域の周辺部上に位置する半導体基体上、及び
    前記絶縁膜における開口部の側壁に延設されたセルキャ
    パシタ上部電極と、 前記セルキャパシタ上部電極及び前記絶縁膜上に形成さ
    れた層間絶縁膜と、 前記絶縁膜の開口部上の前記層間絶縁膜中に設けられ、
    前記セルキャパシタ上部電極における前記メモリセルア
    レイ領域の周辺部上にコンタクトされるコンタクトプラ
    グとを具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトプラグは、該コンタクト
    プラグの底面と側面が前記キャパシタ上部電極に接して
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトプラグは、前記層間絶縁
    膜上に設けられる金属配線層の一部で形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の半導体記憶装置
  4. 【請求項4】 半導体基体のメモリセルアレイ領域上に
    セルトランジスタを形成する工程と、 前記半導体基体上のメモリセルアレイ領域からメモリセ
    ルアレイ領域外にかけて層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜内に前記セルトランジスタに接続するコ
    ンタクトプラグを形成する工程と、 前記層間絶縁膜上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜の前記メモリセルアレイ領域に溝を、該溝の
    底面が前記コンタクトプラグの上面に位置するように形
    成する工程と、 前記溝の底面、側面及び前記絶縁膜上面のメモリセルア
    レイ領域からメモリセルアレイ領域外にかけてセルキャ
    パシタ下部電極を、前記溝底面において前記コンタクプ
    ラグに接するように形成する工程と、 前記メモリセルアレイ領域外において前記絶縁膜上に形
    成された前記セルキャパシタ下部電極上、及び前記溝を
    埋め込むようにエッチングマスクを形成する工程と、 前記エッチングマスクを用いて前記メモリセルアレイ領
    域における前記セルキャパシタ下部電極の一部及び前記
    絶縁膜をエッチングして、前記メモリセルアレイ領域に
    シリンダ型のセルキャパシタ下部電極を形成する工程と
    を具備し、 前記メモリセルアレイ領域外の前記絶縁膜上に残存する
    前記セルキャパシタ下部電極は、前記メモリセルアレイ
    領域内に形成されたシリンダ型のセルキャパシタ下部電
    極の上面よりも高い位置にあることを特徴とする半導体
    記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記シリンダ型のセルキャパシタ下部電
    極を形成する工程の後、 前記エッチングマスクを除去する工程と、 少なくとも前記メモリセルアレイ領域におけるセルキャ
    パシタ下部電極を被覆するようにセルキャパシタ絶縁膜
    を形成する工程と、 前記メモリセルアレイ領域内からメモリセルアレイ領域
    外にかけてセルキャパシタ上部電極を形成する工程とを
    備えることを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基体上に絶縁膜を形成する工程
    と、 前記半導体基体上のメモリセルアレイ領域の前記絶縁膜
    に開口を形成し、該開口部に複数のシリンダ型のセルキ
    ャパシタ下部電極を形成する工程と、 少なくとも前記セルキャパシタ下部電極を被覆するよう
    にセルキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、 前記メモリセルアレイ領域内からメモリセルアレイ領域
    外にかけてセルキャパシタ上部電極を形成する工程と、 前記セルキャパシタ上部電極上に層間絶縁膜を形成する
    工程と、 前記メモリセルアレイ領域外上に形成された前記セルキ
    ャパシタ上部電極をストッパーに用いて前記層間絶縁膜
    を平坦化する工程とを具備し、 前記メモリセル領域外上に形成されたセルキャパシタ上
    部電極の上面は、前記メモリセル領域内のセルキャパシ
    タ上部電極の上面よりも高い位置にあることを特徴とす
    る半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基体上に絶縁膜を形成する工程
    と、 前記半導体基体上のメモリセルアレイ領域の前記絶縁膜
    に開口を形成し、該開口部に複数のシリンダ型のセルキ
    ャパシタ下部電極を形成する工程と、 少なくとも前記セルキャパシタ下部電極を被覆するよう
    にセルキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、 前記メモリセルアレイ領域内からメモリセルアレイ領域
    外にかけてセルキャパシタ上部電極を形成する工程と、 前記セルキャパシタ上部電極上に層間絶縁膜を形成する
    工程と、 前記メモリセルアレイ領域外上に形成された前記セルキ
    ャパシタ上部電極をストッパーに用いて前記層間絶縁膜
    を平坦化し、該メモリセルアレイ領域外の該セルキャパ
    シタ上部電極を露出させる工程と、 前記メモリセルアレイ領域に形成された前記層間絶縁膜
    をマスクに用いて該メモリセルアレイ領域外の少なくと
    も前記セルキャパシタ上部電極をエッチングして除去す
    る工程とを具備し、 前記メモリセル領域外上に形成されたセルキャパシタ上
    部電極の上面は、前記メモリセル領域内のセルキャパシ
    タ上部電極の上面よりも高い位置にあることを特徴とす
    る半導体記憶装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記セルキャパシタ上部電極をエッチン
    グして除去する工程の後、 前記メモリセルアレイ領域に形成された前記層間絶縁膜
    をマスクに用いてメモリセルアレイ領域外の前記絶縁膜
    上に形成された前記セルキャパシタ絶縁膜、前記セルキ
    ャパシタ下部電極をエッチングして除去する工程を更に
    備えることを特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記メモリセルアレイ領域外の少なくと
    も前記セルキャパシタ上部電極をエッチングして除去す
    る工程の後、 前記メモリセルアレイ領域内からメモリセルアレイ領域
    外にかけて層間絶縁膜を形成する工程と、 前記セルキャパシタ上部電極上に形成された層間絶縁膜
    内に、前記セルキャパシタ上部電極における前記メモリ
    セルアレイ領域の周辺上に接続するコンタクトプラグ
    と、前記メモリセルアレイ領域外に形成された周辺回路
    の金属配線層と接続するコンタクトプラグとを形成する
    工程とを更に備えることを特徴とする請求項7または8
    記載の半導体記憶装置の製造方法。
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