JP2001187758A - ヒドロホルミル化によるオレフィンからのアルデヒドの製法 - Google Patents

ヒドロホルミル化によるオレフィンからのアルデヒドの製法

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JP2001187758A
JP2001187758A JP2000342073A JP2000342073A JP2001187758A JP 2001187758 A JP2001187758 A JP 2001187758A JP 2000342073 A JP2000342073 A JP 2000342073A JP 2000342073 A JP2000342073 A JP 2000342073A JP 2001187758 A JP2001187758 A JP 2001187758A
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Dieter Hess
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Dirk Roettger
レットガー ディルク
Detlef Selent
ゼーレント デトレーフ
Armin Boerner
ベルナー アルミーン
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Oxeno Olefinchemie GmbH
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/49Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reaction with carbon monoxide
    • C07C45/50Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reaction with carbon monoxide by oxo-reactions

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高い収率及び高い選択率でヒドロホルミル化
によりオレフィンからアルデヒドを製造する方法を提供
する。 【解決手段】 3〜24個の炭素原子を有するオレフィ
ンを触媒によりヒドロホルミル化する方法において、触
媒として周期表の第8副族の金属を式I: のリガンドの存在下に使用する。(式(1)中XはA
s、Sb、Pを表し、Ra〜d、Ra〜dはそれぞ
れC〜C25の脂肪族炭化水素などを表し、Q、Q
、Q、QはO、Sなどを表し、n、m、o、pは
0又は1を表すが、但し0又はpは1であり、Yは−O
−R(RはH、C〜C25の脂肪族又は芳香族炭
化水素を表し)などを表し、Z、Zは脂肪族炭化水
素などを表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第8副族の金属及
び官能化されたホスホナイトリガンド(Phosphonitligan
d)からなる触媒の存在下にオレフィン又はオレフィン
混合物をヒドロホルミル化することによりアルデヒドを
製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルデヒドは、炭素原子1個分短いオレ
フィンを触媒によりヒドロホルミル化(オキソ反応)す
ることにより製造することができる。これらのアルデヒ
ドの水素化により、例えば軟化剤の製造のために、又は
界面活性剤として使用されるアルコールが得られる。ア
ルデヒドの酸化は、例えば塗料の乾燥促進剤を製造する
ために、又はPVCの安定剤として使用することができ
るカルボン酸をもたらす。
【0003】触媒系の種類及びヒドロホルミル化の最適
な反応条件は、使用するオレフィンの反応性に依存して
いる。ヒドロホルミル化、触媒の例及びその使用分野、
慣用の大工業的プロセス等に関する簡略な概観はB.Corn
ils, W.A. Herrmann(Ed.), "Applied Homogeneous Cata
lysis with Organometallic Compounds", VCH, Weinhei
m, New-York, Basel, Cambride, Tokyo, 1996, Vol.1,
p.29-104に記載されている。その構造に対するオレフィ
ンの反応性の依存は殊に、J.Falbe, "New Syntheses wi
th Carbon Monoxide", Springer-Verlag, Berlin, Heid
elberg, New York, 1980, p.95ffに記載されている。異
性体オクテンの様々な反応性も公知である(B.L.Haymor
e, A. van Hasselt, R.Beck, Annals of the New York
Acad. Sci., 415(1983), p.159-175)。
【0004】様々なプロセス及び触媒を介して、多くの
オレフィンをオキソ化する(oxieren)ことができる。量
的に重要な原料はプロペンであり、これからn−及びi
−ブチルアルデヒドが得られる。
【0005】オキソ合成のための出発化合物として使用
される工業用オレフィン混合物は往々にして、様々な分
枝度、分子中での様々な二重結合位置及び場合により様
々なC−数を有する様々な構造のオレフィンを含有す
る。典型的な例はC4−オレフィンの1−ブテン、2−
ブテン及びイソブテンの混合物としてのラフィネートI
である。特にこのことは、C2〜C5−オレフィン又は他
の容易に入手可能な高級オレフィンのダイマー化、トリ
マー化又は更なるオリゴマー化により、もしくはオレフ
ィンのコオリゴマー化により生じるオレフィン混合物に
当てはまる。ヒドロホルミル化により反応させて相応す
るアルデヒド混合物にすることができる工業用オレフィ
ン混合物の例として、トリ−及びテトラプロペン並びに
ジ−、トリ−及びテトラブテンを挙げることができる。
【0006】ヒドロホルミル化の生成物は使用オレフィ
ンの構造、触媒系及び反応条件により決まる。オレフィ
ン中の二重結合のシフトが生じない条件下で(以下では
「非異性体化条件」と記載)、ホルミル基を、二重結合
が存在する分子位置に導入するが、その際、再び2つの
異なる生成物が生じうる。例えば、1−ペンテンのヒド
ロホルミル化の場合には、ヘキサナール及び2−メチル
ペンタナールが生じうる。本来のオキソ化の他に、オレ
フィン中の二重結合のシフトも生じる異性体化条件下で
のヒドロホルミル化の場合には、1−ペンテンをヒドロ
ホルミル化すると付加的に、2−エチルブタナールが生
成物として予測されるはずである。
【0007】オキソアルデヒドの後続生成物として、界
面活性剤及び軟化剤の製造のためにアルコールを所望す
る場合には、例えば、オキソ反応により可能な限り線状
アルデヒドを製造すべきである。これにより得られる線
状アルコールを反応させて、相応するフタレートにする
ことができる;このフタレートは特に有利な特性、例え
ば低粘度を示す。
【0008】前記の工業用オレフィン混合物は往々にし
て、末端二重結合を有するオレフィンを低い割合でしか
含有しない。これらから、元々のオレフィン混合物中よ
りもより多くの末端オキソ化オレフィンが存在するオレ
フィン生成物を製造するために、末端二重結合を有する
オレフィンを異性体化条件下にヒドロホルミル化する必
要がある。このための好適な方法は例えば、コバルト触
媒を用いての高圧−ヒドロホルミル化である。しかしこ
の方法は、比較的多量の副産物、例えばアルカン、アセ
タール又はエーテルが生じるという欠点を有する。
【0009】オキソ反応のための触媒としてロジウム錯
体を使用すると、このリガンドはアルデヒドの生成物組
成に関与する。リン−、ヒ素−又は窒素含有リガンドを
含有しないロジウムカルボニル(未変性ロジウム触媒)
は末端及び内部位二重結合を有するオレフィンのヒドロ
ホルミル化を触媒するが、その際、オレフィンを更に分
枝させて、高い分枝度を有するアルデヒドにすることも
ある。末端オキソ化オレフィンの割合は、コバルトオキ
ソ化生成物に比べて明らかに低い。
【0010】ロジウム及びトリオルガノホスフィン、例
えばトリフェニルホスフィンからなるリガンド変性され
たロジウム−触媒を用いると、α−オレフィンは高い選
択率で末端ヒドロホルミル化される。二重結合の異性体
化及び/又は内部位二重結合のヒドロホルミル化はほと
んど生じない。立体的にかさ高なホスファイトリガンド
を含有する触媒系を用いると確かに、異性体化ヒドロホ
ルミル化が達成されるが、勿論、内部二重結合を分枝位
置に有する末端オキソ化オレフィンの収率は不十分であ
る。ヒドロホルミル化の際の活性及び選択性に対するリ
ガンドの影響に関する概観は、B.Cornils 及びW.A.Herr
mannによる前記の文献に記載されている。
【0011】ホスフィン−ホスファイトリガンドと比較
すると専門文献に、オキソ化反応でリガンドとして亜ホ
スホン酸ジエステル(以下ではホスホナイトと称する)
を使用するための刊行物はほとんど見あたらない。WO
98/43935には、非環式、環式オレフィンもしく
はオレフィン混合物のヒドロホルミル化のための、ロジ
ウム、トリオルガノホスホナイト−リガンド又は二座ホ
スホナイトリガンドからなる触媒系が記載されている。
【0012】特開平9−268152号公報はヒドロホ
ルミル化反応のために非環式ホスホナイトリガンドを使
用することを記載している。これらの非環式リガンドは
高い経費でのみ製造することができるので、大工業的プ
ロセスには不適当である。
【0013】特開平9−255610も同様に、環式ホ
スホナイトの使用を記載している。この場合、ビスアリ
ール系がそれぞれリン原子及び酸素原子と共にフェナン
トレン類似構造を形成し、これに、更なる酸素原子を介
して場合により置換されたアリール基が結合している。
この種の系は、ヒドロホルミル化反応の選択率に関して
まだ改善の余地がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、分枝、未分枝、末端又は内部オレフィンを、高い収
率及び選択率で末端オキソ化することができる、即ち可
能な限り線状のアルデヒドを製造することができる、ホ
スホナイトリガンドの使用下でのオレフィンのヒドロホ
ルミル化法を提供することであった。
【0015】意外にも、第8副族の金属並びにホスホナ
イト、アルセノイト(Arsenoite)及びスチベノイト(St
ibenoite)からなる金属錯体触媒の下でのオレフィンの
ヒドロホルミル化は高い収率及び選択率で、線状の末端
オキソ化オレフィンをもたらすことが判明した。
【0016】従って本発明の目的は、3〜24個の炭素
原子を有するオレフィンを触媒によりヒドロホルミル化
するための方法であり、この際、触媒として周期表の第
8副族の金属を、式I:
【0017】
【化5】
【0018】[式中、XはAs、Sb、Pを表し、R1 a
d、R2 a dはH、それぞれ1〜25個の炭素原子を有
する脂肪族又は芳香族炭化水素基、脂肪族又は芳香族ア
ルコキシ基を表し、この際、R1 a d及びR2 a dはそれ
ぞれ同じか又は異なってよく、Q1、Q2、Q3、Q4
O、S、NR7、CR78を表し、この際、R7及びR8
は同じか、又は異なってよく、かつR1 aの意味のいずれ
かを有してよいが、但しQ 3又はQ4はO、S、NR7
表し、n、m、o、pは0又は1を表すが、但しo又は
pは1であり、Yは−O−R5、−COOR5、−COO
M、−SR5、−NR56、−N=CR56、−CO
5、−CONR56、−F、−Cl、−Br、−Iを
表し、この際、R5及びR6は同じか、又は異なってよ
く、かつH、1〜25個の炭素原子を有する脂肪族又は
芳香族炭化水素基を表し、かつMはH、Li、Na、K
又はNH 4を表し、かつZ1、Z2は1〜75個の炭素原
子を有する置換された、又は未置換の脂肪族又は芳香族
炭化水素基を表し、この際、Z1及びZ2は共有結合を有
してよい]のリガンドの存在下に使用する。
【0019】本発明の特別な実施様態では、式II、I
II又はIV:
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】のリガンドも使用することもできる。
【0023】R1 a d、R2 a d、R3 a e、R4 a eは式
中それぞれ、H、それぞれ1〜25個の炭素原子を有す
る脂肪族又は芳香族炭化水素基、脂肪族又は芳香族アル
コキシ基、この際、R1 a d、R2 a d、R3 a e及びR4
a eはそれぞれ同じか又は異なってよい。例えば、R1 a
はメチル基を、かつR1 bはメトキシ基を表してよく、同
じことが基R2 a d、R3 a e、R4 a eにもあてはま
る。
【0024】Q1、Q2はそれぞれO、S、NR7、メチ
レン基CR78であり、この際、R7及びR8は同じか、
又は異なってよく、かつR1 aの意味のいずれかを有して
い。Q3及びQ4はそれぞれ、メチレン基CR78であ
り、この際、R7及びR8は同じか、又は異なってよく、
かつR1 aの意味のいずれかを有してよい。指数n、m、
o及びpはそれぞれ、0又は1であるが、但し場合によ
り、o又はpが1である。
【0025】Yは−O−R5、−COOR5、−COO
M、−SR5、−NR56、−N=CR56、−CO
5、−CONR56、−F、−Cl、−Br、−Iで
あり、この際、R5及びR6は同じか、又は異なってよ
く、かつH、1〜25個の炭素原子を有する脂肪族又は
芳香族炭化水素基を表し、かつMはH、Li、Na、K
又はNH4を表す。
【0026】Xは式Iと同様に元素As、Sb又はPを
示す。
【0027】本発明の方法で使用することができるリガ
ンドは例えば次のものである:
【0028】
【化8】
【0029】
【化9】
【0030】本発明の方法で使用される式I、II、I
II又はIVのリガンドを以下ではヘテロ官能化ホスホ
ナイト、アルセノナイト(Arsenonite)又はスチボナイ
ト(Stibonite)と記載する。この種のリガンドは、周期
表の第8副族の金属原子と共に半不安定性(hemilabil
e)錯体を形成する。
【0031】ヘテロ官能化ホスホナイト、アルセノナイ
ト又はスチボナイトとは、遊離の電子対1つ及びそれぞ
れの酸素原子に対して2つの単結合及び炭素原子に対し
て1つの単結合を有する周期表の第5主族(P、As、
Sb)の原子を有する化合物のことである。一般式Iか
らIV及び第1表の例は本発明の方法に可能なリガンド
を示している。
【0032】これらのリガンドは第5主族の原子の他
に、遊離電子対少なくとも1つを有するヘテロ原子少な
くとももう1つを含有する。金属原子が分子内で、これ
ら両方の原子に同時に配位されうるように、第5主族の
原子及び更なるヘテロ原子はリガンド中に配置される。
例えば、リン原子、ヘテロ原子及びその間に位置する原
子が配置された金属原子と共に、4〜15員、有利には
8〜12員の環を形成しうる場合に、このことは該当す
る。この環は、一般式I〜IV中で、第8副族の金属、
原子X及び置換基Q2−Yを介して形成されうる。
【0033】基Y中に含有されるヘテロ原子は酸素、イ
オウ、窒素、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素であってよ
い。ヘテロ原子は官能基、例えばエーテル、チオエーテ
ル及び3級アミン中に含有されていてよいか、かつ/又
は鎖又は環の一部であってよい。これらの要求に適うヘ
テロ原子1つ以上をリガンドが含有することも可能であ
る。本発明で使用されるリガンドは、ヘテロ原子と金属
との間に配位結合を有するが、この配位結合は、第5主
族の原子、即ちP、As、Sbと金属との間よりもより
低い強度を有する。
【0034】専門文献中では、金属に対する強い相互作
用の他に、第2の、しかし明らかにより弱い(不安定
な)相互作用を有するリガンドを往々にして半不安定性
リガンドと称する(概要論文:A.Bader, E.Linder, Coo
rd. Chem. Rev. 1991, 108, 27-110; C.S.Slone, D.A.
Weinberger, C.A.Mirkin, Prog. Inorg. Chem. 1999, 4
8, 233)。いくつかの文献例に関して、X線構造を用い
て、リガンドと金属との第2のより弱い相互作用を実証
することができた。前記のヘテロ官能化リガンドに関し
て、配位比は分かっていないが、立体的に考えて、例え
ばリン原子及び付加的なヘテロ原子を介しての金属原子
の配位が可能であることを推測することができる。
【0035】本発明の方法で使用される一般式I、I
I、III又はIVのリガンドは記号Yを有する基を介
して半不安定性結合をおそらく形成する。官能基Yを有
するビスアリール置換基は本発明の方法で使用されるリ
ガンドの重要な特徴である。それというのも、このリガ
ンドを用いて、触媒錯体の中心金属に対して半不安定性
結合が生じうるためである。
【0036】本発明の方法は様々な触媒及び/又はリガ
ンドを用いて実施することができる。
【0037】触媒活性な金属としては、元素周期表の第
8副族の金属、例えばロジウム、コバルト、白金又はル
テニウムがこれに該当する。
【0038】ヒドロホルミル化のための活性な触媒錯体
をこの場合、金属の塩又は化合物(触媒前駆体)、リガ
ンド及び合成ガスから生じさせるが、有利には、これを
ヒドロホルミル化の間にその場で生じさせる。慣用の触
媒前駆体は例えば、オクタノエート又はアセチルアセト
ネートである。金属とリガンドとのモル比は1/1〜1
/1000、有利には1/1〜1/50である。反応混
合物中の金属濃度は1ppm〜1000ppm、有利に
は5ppm〜300ppmである。本発明の方法の反応
温度は60℃〜180℃、有利には90℃〜150℃で
あり、圧力は1〜300バール、有利には15〜60バ
ールである。
【0039】触媒、即ち金属及びリガンドを均一に、出
発化合物(オレフィン)及び生成物(アルデヒド、アル
コール、高沸点物質)からなるヒドロホルミル化混合物
中に溶かす。付加的に、溶剤、例えばトルエン、テキサ
ノール(Texanol)、オキソ工程からの高沸点残留物又は
フタレート、例えばジ(2−エチル−ヘキシル)フタレ
ートを使用することができる。
【0040】本発明の方法によるヒドロホルミル化のた
めの出発化合物は末端−又は内部位C−C二重結合を有
し、3〜24個、有利には4〜16個、特に有利には3
〜12個の炭素原子を有するオレフィン又はオレフィ
ン、殊にモノオレフィン混合物、例えば、1−又は2−
ペンテン、2−メチルブテン−1、2−メチルブテン−
2、3−メチルブテン−1、1−、2−又は3−ヘキセ
ン、プロペンのダイマー化の際に生じるC6−オレフィ
ン混合物(ジプロペン)、ヘプテン、2−又は3−メチ
ル−1−ヘキセン、オクテン、2−メチルヘプテン、3
−メチルヘプテン、5−メチルヘプテン−2、6−メチ
ルヘプテン−2、2−エチルヘキセン−1、ブテンのダ
イマー化の際に生じる異性体C8−オレフィン混合物
(ジブテン)、ノネン、2−又は3−メチルオクテン、
プロペンのトリマー化の際に生じるC 9−オレフィン混
合物(トリプロペン)、デセン、2−エチル−1−オク
テン、ドデセン、プロペンのテトラマー化又はブテンの
トリマー化の際に生じるC12−オレフィン混合物(テト
ラプロペン又はトリブテン)、テトラデセン、ヘキサデ
セン、ブテンのテトラマー化の際に生じるC16−オレフ
ィン混合物(テトラブテン)並びに様々な数(有利には
2〜4)の炭素原子を有するオレフィンのコオリゴマー
化により製造され、場合により同じ又は異なる鎖長を有
するフラクションに蒸留分離された後のオレフィン混合
物である。同様に、フィッシャー−トロプシュ合成によ
り製造されたオレフィン又はオレフィン混合物並びにエ
ーテルのオリゴマー化により得られたオレフィン又はメ
タセシス反応により得られるオレフィンを使用すること
ができる。有利な出発化合物はC4−、C8−、C9−、
12−又はC16−オレフィン混合物である。
【0041】本発明の方法を用いて、ヘテロ官能化リガ
ンドの使用下に、α−オレフィン、分枝鎖の、内部位
の、かつ内部位分枝鎖のオレフィンを高い空時収率でヒ
ドロホルミル化することができる。その場合、出発化合
物中に末端二重結合を有するオレフィンが少量しか存在
しなかった場合でも、末端位ヒドロホルミル化オレフィ
ンの高い収率は注目される。
【0042】
【実施例】本発明を次の例で詳述するが、これは、特許
請求による適用領域を制限するものではない。
【0043】例1〜17(オクテンのオキソ化) 200mlオートクレーブ中に、保護ガス下に無水精製
トルエン30ml、トルエン10ml中に溶かした[ac
acRh(COD)](ロジウムシクロオクタジエニルアセチル
アセトナート)1.875mg(0.00604mmo
l)及びトルエン1ml中に溶かした各リガンド0.0
0604もしくは0.01208mmol)を充填し
た。反応器上の圧力ピペットに、オクテン混合物15m
l(10.62g、94.63mmol;組成は第2表
参照)を導入した。反応器及び圧力ピペットに圧力制御
区間に並行に接続したバイパスを介して、CO/H2
(1/1合成ガス)を負荷し、かつ反応内容物を150
0r.p.m.のガス攪拌機を用いての撹拌下に、反応温度に
した。45〜47バールに圧力を高めた後に、オレフィ
ン混合物を圧力ピペットから反応器中に押し出した。所
定の温度及び目的圧力に調節した。バイパスを閉め、か
つ圧力を全反応時間を通じて、圧力調節器を用いて一定
に保持した(例1〜11で50バール)。ガスフローメ
ーターを用いて観察されるガス消費速度が2ml/分未
満に低下したら、試験を強制冷却下に終了させた。反応
溶液を保護ガス下に取りだし、かつガスクロマトグラフ
ィーにより分析した。
【0044】第3表中に記載の例1〜11に関して、オ
クテンの2つの混合物(A及びB)を使用した(組成は
第2表参照)。使用ホスホナイトリガンドのナンバリン
グ(Ia、Ib、IIa、IIb、IIc)は、第1表
のナンバリングに相応する。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】例17の注:3倍オレフィン濃度、逆の実
験実施:オレフィンを予め装入及び熱処理し、トルエン
中に溶けたRh及びリガンドをピペットから添加。
【0048】比較例 例12の条件下にオキソ化したが、ヘテロ官能化ホスホ
ナイトの位置で、ホスファイトリガンド(トリス[2.
4−ジ−t−ブチルフェニル]ホスファイト)は使用さ
れた。全アルデヒド量に対するノナナールの割合は2
4.5%であった。
【0049】例18〜21(ジ−n−ブテンのオキソ
化) 実験18〜21を、実験1〜17と同様に実施した。オ
レフィンとして、ダイマー化されたn−ブテン(ジ−n
−ブテン)を使用した。末端位二重結合を有するオレフ
ィン(主に、オクテン−1、3−メチルヘプテン−1、
5−メチルヘプテン−1、2−エチルヘキセン−1、
3,4−ジメチルヘキセン−1、2−エチル−3−メチ
ルペンテン−1)の割合は5%未満であった。
【0050】実験をそれぞれ8時間後に終了した。
【0051】
【表3】
【0052】新規な触媒系を使用すると、主に、内部位
二重結合を有する分枝鎖オレフィンを含有する工業用オ
レフィン混合物をオキソ化する場合にも、高い割合で、
末端位ヒドロホルミル化生成物が得られることが、例1
8〜21に示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディルク レットガー ドイツ連邦共和国 レックリングハウゼン ヴェスターホルター ヴェーク 67 (72)発明者 デトレーフ ゼーレント ドイツ連邦共和国 ベルリン アンデルナ ッハーシュトラーセ 2 (72)発明者 アルミーン ベルナー ドイツ連邦共和国 ロストック イム ヴ ィンケル 40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3〜24個の炭素原子を有するオレフィ
    ンを触媒によりヒドロホルミル化する方法において、触
    媒として周期表の第8副族の金属を式I: 【化1】 [式中、XはAs、Sb、Pを表し、R1 a d、R2 a d
    はH、それぞれ1〜25個の炭素原子を有する脂肪族又
    は芳香族炭化水素基、脂肪族又は芳香族アルコキシ基を
    表し、この際、R1 a d及びR2 a dはそれぞれ同じか又
    は異なってよく、Q1、Q2、Q3、Q4はO、S、N
    7、CR78を表し、この際、R7及びR8は同じか、
    又は異なってよく、かつR1 aの意味のいずれかを有して
    よいが、但しQ 3又はQ4はO、S、NR7を表し、n、
    m、o、pは0又は1を表すが、但しo又はpは1であ
    り、Yは−O−R5、−COOR5、−COOM、−SR
    5、−NR56、−N=CR56、−COR5、−CON
    56、−F、−Cl、−Br、−Iを表し、この際、
    5及びR6は同じか、又は異なってよく、かつH、1〜
    25個の炭素原子を有する脂肪族又は芳香族炭化水素基
    を表し、かつMはH、Li、Na、K又はNH 4を表
    し、かつZ1、Z2は1〜75個の炭素原子を有する置換
    された、又は未置換の脂肪族又は芳香族炭化水素基を表
    し、この際、Z1及びZ2は共有結合を有してよい]のリ
    ガンドの存在下に使用することを特徴とする、3〜24
    個の炭素原子を有するオレフィンを触媒によりヒドロホ
    ルミル化する方法。
  2. 【請求項2】 ヒドロホルミル化を式II: 【化2】 [式中、XはAs、Sb、Pを表し、R1 a d
    2 a d、R3 a e、R4 a eはH、それぞれ1〜25個
    の炭素原子を有する脂肪族又は芳香族炭化水素基、脂肪
    族又は芳香族アルコキシ基を表し、この際、R1 a d
    2 a d、R3 a e及びR4 a eはそれぞれ同じか又は異
    なってよく、Q1、Q2はO、S、NR7、CR78を表
    し、この際、R7及びR8は同じか、又は異なってよく、
    かつR1 aの意味のいずれかを有してよく、n、mは0又
    は1を表し、かつYは−O−R5、−COOR5、−CO
    OM、−SR5、−NR56、−N=CR56、−CO
    5、−CONR56、−F、−Cl、−Br、−Iを
    表し、この際、R5及びR6は同じか、又は異なってよ
    く、かつH、1〜25個の炭素原子を有する脂肪族又は
    芳香族炭化水素基を表し、かつMはH、Li、Na、K
    又はNH 4を表す]のリガンドの存在下に実施する、請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ヒドロホルミル化を式III: 【化3】 [式中、XはAs、Sb、Pを表し、R1 a d
    2 a d、R3 a d、R4 a dはH、それぞれ1〜25個
    の炭素原子を有する脂肪族又は芳香族炭化水素基、脂肪
    族又は芳香族アルコキシ基を表し、この際、R1 a d
    2 a d、R3 a d及びR4 a dはそれぞれ同じか又は異
    なってよく、Q1、Q2はO、S、NR7、CR78を表
    し、この際、R7及びR8は同じか、又は異なってよく、
    かつR1 aの意味のいずれかを有してよく、Q4はCR7
    8を表し、この際、R7及びR8は同じか、又は異なって
    よく、かつR1 aの意味のいずれかを有してよく、n、
    m、pは0又は1を表し、Yは−O−R5、−COO
    5、−COOM、−SR5、−NR56、−N=CR5
    6、−COR5、−CONR56、−F、−Cl、−B
    r、−Iを表し、この際、R5及びR6は同じか、又は異
    なってよく、かつH、1〜25個の炭素原子を有する脂
    肪族又は芳香族炭化水素基を表し、かつMはH、Li、
    Na、K又はNH 4を表す]のリガンドの存在下に実施
    する、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ヒドロホルミル化を式IV: 【化4】 [式中、XはAs、Sb、Pを表し、R1 a d
    2 a d、R3 a d、R4 a dはH、それぞれ1〜25個
    の炭素原子を有する脂肪族又は芳香族炭化水素基、脂肪
    族又は芳香族アルコキシ基を表し、この際、R1 a d
    2 a d、R3 a d及びR4 a dはそれぞれ同じか又は異
    なってよく、Q1、Q2はO、S、NR7、CR78を表
    し、この際、R7及びR8は同じか、又は異なってよく、
    かつR1 aの意味のいずれかを有してよく、Q3はCR7
    8を表し、この際、R7及びR8は同じか、又は異なって
    よく、かつR1 aの意味のいずれかを有してよく、n、
    m、oは0又は1を表し、Yは−O−R5、−COO
    5、−COOM、−SR5、−NR56、−N=CR5
    6、−COR5、−CONR56、−F、−Cl、−B
    r、−Iを表し、この際、R5及びR6は同じか、又は異
    なってよく、かつH、1〜25個の炭素原子を有する脂
    肪族又は芳香族炭化水素基を表し、かつMはH、Li、
    Na、K又はNH 4を表す]のリガンドの存在下に実施
    する、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 周期表の第8副族の金属として、コバル
    ト又はロジウムを使用する、請求項1から4までのいず
    れか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 3〜8個の炭素原子を有するオレフィン
    を使用する、請求項1から5までのいずれか1項に記載
    の方法。
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