JP2001187230A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001187230A
JP2001187230A JP37506099A JP37506099A JP2001187230A JP 2001187230 A JP2001187230 A JP 2001187230A JP 37506099 A JP37506099 A JP 37506099A JP 37506099 A JP37506099 A JP 37506099A JP 2001187230 A JP2001187230 A JP 2001187230A
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JP37506099A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Kazuyuki Ichiba
和行 一場
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入賞装置に入った入賞玉の検出ミスを低減す
ることができる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 打玉の通過を検出する入賞玉検出手段と
しての始動玉検出器5aと、該始動玉検出器5aよりも
上流側に形成されて玉1個分、打玉が通過可能な玉通路
70と、を備えた入賞装置60aにおいて、玉通路70
に、入賞玉の流下速度を緩める緩衝突起71・72を設
ける。これにより、始動玉検出器5aに送り込む入賞玉
の流下速度を緩衝突起71・72で緩めることができる
ので、入賞装置60aに入った入賞玉を始動玉検出器5
aで検出する際の検出ミスを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打玉の通過を検出
する入賞玉検出手段を備えた入賞装置を遊技領域に設け
た弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機は、遊技盤に
形成された遊技領域内に入賞装置を設け、該入賞装置へ
の打玉の入賞に応じて賞球を払い出すようになってい
た。また、このような入賞玉の検出は、入賞装置内に設
けられた入賞玉検出器(入賞玉検出手段)が玉の通過を
検出することで行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
入賞装置では、入賞口から受け入れた打玉をそのままの
流下速度で入賞玉検出器に送り込んでいたため、入賞口
に入り込む打玉の勢いが強いような場合には、入賞玉検
出器を通過する打玉(入賞玉)の流下速度が速くなり、
最悪の場合、その入賞玉の検出が正確に行われないとき
があった。また、このような入賞装置を備えた弾球遊技
機は、その機械の製造元が規格に則したものであるか検
査機関に検査依頼し検査されるようになっているが、上
記したような入賞玉検出の不具合が生じた場合には、検
査が正確に行えないという問題が生じていた。本発明
は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、入賞装置に入った入賞玉の検出ミスを低減
することができる弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、打玉の通過を検出する
入賞玉検出手段と、該入賞玉検出手段よりも上流側に形
成されて玉1個分、打玉が通過可能な玉通路と、を備え
た入賞装置を遊技領域に設けてなる弾球遊技機におい
て、前記玉通路に、入賞玉の流下速度を緩める緩衝手段
を設けたことを特徴とする。このように構成することに
より、入賞玉検出手段に送り込む入賞玉の流下速度を緩
衝手段で緩めることができるので、入賞装置に入った入
賞玉を入賞玉検出手段で検出する際の検出ミスを低減す
ることができる。
【0005】また、請求項2の発明においては、前記緩
衝手段は、突起部からなることを特徴とする。このよう
に構成することにより、省スペースの構成で入賞玉の流
下速度を緩めることができる。
【0006】また、請求項3の発明においては、前記突
起部は、第一突起部と、該第一突起部よりも下方位置で
あり且つ第一突起部と対向する位置に配置された第二突
起部と、からなり、前記第一突起部の先端と前記第二突
起部の先端との水平方向距離を玉の直径寸法以下に設定
したことを特徴とする。このように構成することによ
り、入賞玉が突起部に当ることなくそのまま流下するこ
とを回避することができ、確実に入賞玉の流下速度を緩
めることができ、入賞玉の検出を安定化することが可能
となる。
【0007】また、請求項4の発明においては、前記緩
衝手段は、前記玉通路を屈曲させたことにより構成され
ることを特徴とする。このように構成することにより、
入賞玉の流下速度を緩めることができ、入賞玉の検出を
安定化することが可能となる。
【0008】また、請求項5の発明においては、前記入
賞装置は、前記遊技領域に設けられる遊技装置を作動さ
せるための始動入賞装置であることを特徴とする。この
ように構成することにより、始動機能を有する入賞装置
での入賞玉の検出ミスを低減することができる。
【0009】また、請求項6の発明においては、前記入
賞玉検出手段で検出した入賞玉の検出信号を外部に出力
するための入賞信号出力手段を備えたことを特徴とす
る。このように構成することにより、入賞玉検出手段で
入賞玉の検出があるときは、その旨が入賞信号出力手段
から検出信号として出力されるので、上記発明と組み合
わせることで、入賞玉検出手段での玉検出を容易且つ正
確に検査することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明す
る。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1におい
て、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するた
めの誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール
2で区画された領域が遊技領域3を形成している。遊技
領域3のほぼ中央には、可変入賞球装置20が配置され
ている。可変入賞球装置20の下方には、それぞれ始動
玉検出器5a〜5cを内蔵すると共に始動入賞口4a〜
4cを備えた左・中・右の入賞装置60a〜60cが配
置されている。入賞装置60a〜60cの始動入賞口4
a〜4cに打玉が入賞すると、これを始動玉検出器5a
〜5cが検出することで、可変入賞球装置20を所定期
間開放すると共に、予め定めた所定個数の賞球を払い出
すようになっている。なお、始動入賞口4a〜4cのう
ち左右の始動入賞口4a・4cに入賞した場合は、可変
入賞球装置20を1回開放し、始動入賞口4a〜4cの
うち中央の始動入賞口4bに入賞した場合は、可変入賞
球装置20を2回開放するようになっている。また、こ
のように始動玉検出器5a〜5cの入賞検出に伴って可
変入賞球装置20が開放動作を行う状態を始動遊技状態
という。また、遊技領域3には、上記した構成以外に
も、風車ランプ7a・7bを内蔵した風車6a・6b、
風車8a・8b、サイドランプ10a・10bを内蔵し
たサイドランプ飾り9a・9b、アウト口11、等が設
けられている。
【0011】次に、前記可変入賞球装置20について、
図2及び図3を参照して説明する。可変入賞球装置20
は、図2に示すように、当該可変入賞球装置20を遊技
盤1の表面に取り付けるための取付基板21を有し、該
取付基板21には、上部入賞空間22と下部入賞空間3
0が形成されている。上部入賞空間22には、左右一対
の開閉片23a・23bが回転可能に設けられている。
開閉片23a・23bは、それぞれ周知のリンク機構を
介してソレノイド24a・24bが連結され、該ソレノ
イド24a・24bがONしたときに、上部入賞空間2
2を開放する方向に回転する一方、ソレノイド24a・
24bがOFFしたときに、上部入賞空間22を閉鎖す
る方向に回転するようになっている。上部入賞空間22
の底壁部分には、上部入賞空間22に入賞した打玉を検
出する左右一対の入賞玉検出器25a・25bが設けら
れている。なお、入賞玉検出器25a・25bで検出さ
れた入賞玉は、入賞玉検出器25a・25bを通過した
後、取付基板21の左右両側に形成された玉通路26a
・26bを通って玉排出口27a・27bから下部入賞
空間30に送り込まれるようになっている。また、上部
入賞空間22内の後面壁には、入賞玉検出器25a・2
5bによる入賞玉の検出数を表示する入賞個数表示器2
8と、特定遊技状態におけるラウンドの継続回数を表示
する継続回数表示器29、が設けられている。
【0012】一方、下部入賞空間30には、玉排出口2
7a・27bから送り込まれた入賞玉を後方に向かって
転動させる下部転動板31と、該下部転動板31の下流
端に形成された開口32と、該開口32を開閉する開閉
板34と、該開閉板34の上方位置で回転する回転ドラ
ム36と、該回転ドラム36の上端部後方に配された上
部転動板40、が設けられている。開閉板34は、ソレ
ノイド35が連結され、該ソレノイド35がONしたと
きに、開口32を閉鎖する方向に進出移動する一方、ソ
レノイド35がOFFしたときに、開口32を開放する
方向に退行移動するようになっている。回転ドラム36
は、各連結ギヤ37a〜37cを介してモータ38が連
結され、該モータ38の駆動に伴って常時一定速度で一
方向(図3に示す矢印方向)に回転するようになってい
る。また、回転ドラム36の周面には、左・中・右の横
一列3箇所に永久磁石39a〜39cが埋設されてい
る。これにより、回転ドラム36は、開閉板34による
開口32の閉鎖状態で、開閉板34上に停留される玉を
永久磁石39a〜39cの磁力によって吸引し、これを
回転動作に伴って上部転動板40に送り込むようになっ
ている。
【0013】上部転動板40の後方側には、中央を境と
して左右方向に下り傾斜する各傾斜部40a・40bが
形成されており、該傾斜部40a・40bの下流側(左
右両側)には、傾斜部40a・40bを転動した玉を再
度下部転動板31上に送り込む玉通路41a・41bが
形成されている。なお、傾斜部40a・40bは、後方
側へも若干下り傾斜している。また、上部転動板40の
後方中央には、特定受入口42が設けられ、該特定受入
口42の前方には、左右一対の可動部材43a・43b
が設けられている。可動部材43a・43bには、それ
ぞれ回転軸44a・44bが一体的に取り付けられ、該
回転軸44a・44bの後端には、ソレノイド45を連
結した連結部材46の各連動部46a・46bが一体的
に取り付けられている。なお、連結部材46は、ソレノ
イド45を構成するプランジャ45aの進退動作を回転
軸44a・44b(可動部材43a・43b)の回転動
作に変換するものである。これにより、可動部材43a
・43bは、ソレノイド45がONしたときに、特定受
入口42の前方を遮断する方向(図2に示す矢印方向)
に回転する一方、ソレノイド45がOFFしたときに、
特定受入口42前方の遮断を解除する方向に回転するよ
うになっている。また、特定受入口42の外周には、装
飾用のLED表示器47が複数設けられる一方、特定受
入口42の内部には、特定受入口42に入った玉を検出
する特定玉検出器48が設けられている。特定玉検出器
48の下流側には、検出した玉を開閉板34の下方位置
を通して排出する図示しない玉通路が形成されている。
なお、以下の説明では、特定玉検出器48及び該特定玉
検出器48への入賞を、V及びV入賞ともいう。
【0014】次に、前記入賞装置60a〜60cについ
て図4乃至図6を参照して説明する。なお、入賞装置6
0a〜60cは、基本的な構造が同一であるため、以下
の説明では、便宜的に入賞装置60aについてのみ説明
を行う。入賞装置60aは、図4に示すように、遊技盤
1の表面に取り付けられると共にその上端部分に前記始
動入賞口4aを形成した入賞口形成部材61と、遊技盤
1に穿設された取付開口62に嵌入して取り付けられる
と共に入賞口形成部材61の下流端の開口63と連通す
る玉通路64が形成された玉誘導部材65と、を備えて
いる。入賞口形成部材61の中程(始動入賞口4aの下
流側)には、前記始動玉検出器5aの玉通過口66aが
配され、始動玉検出器5aの筐体部分66bは、玉誘導
部材65の玉通路64上壁部分に当接した状態で配置さ
れる。
【0015】玉誘導部材65は、玉通路64の底面部分
(入賞玉の誘導面)が遊技盤1の裏面に向かって下り傾
斜して形成されており、これによって入賞口形成部材6
1の開口63から送り込まれた玉(始動入賞口4aに入
った玉)を遊技盤1の裏面に排出すようになっている。
なお、遊技盤1の裏面には、遊技盤1と所定の間隔を置
いて玉誘導カバー体67が設けられており、玉通路64
から排出された玉は、その玉誘導カバー体67と遊技盤
1との間に形成される玉誘導通路68を通って下方に誘
導されるようになっている。また、玉誘導カバー体67
には、始動玉検出器5aの配線66cを玉誘導カバー体
67の裏面側に挿通するための挿通開口69が穿設され
ている。
【0016】ところで、上記した始動入賞口4aから始
動玉検出器5a(玉通過口66a)の配置部分までの間
で入賞口形成部材61及び玉誘導部材65が形成する玉
通路70には、入賞玉の流下速度を緩めるための緩衝突
起71・72が突設されている。緩衝突起71は、始動
玉検出器5a(玉通過口66a)の真上部分で入賞口形
成部材61の後面壁に突起形成され、緩衝突起72は、
始動入賞口4aの入口部分で玉誘導部材65の前面壁に
突起形成されている。また、このような緩衝突起71・
72の設定寸法は、図5及び図6に示すようになってい
る。緩衝突起72の先端部から入賞口形成部材61の後
面壁までの水平方向における長さ寸法W1、及び緩衝突
起71の先端部から玉誘導部材65の前面壁までの水平
方向における長さ寸法W2は、図5に示すように、それ
ぞれ玉の直径(11mm)よりも若干大きい11.5m
mに設定され、緩衝突起72の先端部から緩衝突起71
の先端部までの水平方向における長さ寸法W3は、玉の
直径(11mm)よりも若干小さい10mmに設定され
ている。また、緩衝突起71・72の各先端部間の長さ
寸法W4は、図6に示すように、長さ寸法W1・W2と
同様に玉の直径(11mm)よりも若干大きい11.5
mmに設定されている。
【0017】即ち、上記した緩衝突起71・72の設定
によれば、玉通路70における始動入賞口4a付近(玉
入口)の通路幅(長さ寸法W1)、各緩衝突起71・7
2間の通路幅(長さ寸法W4)、及び玉通路70におけ
る始動玉検出器5a付近(玉出口)の通路幅(長さ寸法
W2)をそれぞれ玉の直径よりも大きく設定することに
より、玉通路70内で玉詰りすることなく、始動入賞口
4aに入った玉を確実に始動玉検出器5a(玉通過口6
6a)に送り込むようになっており、その一方で、緩衝
突起72の先端部から緩衝突起71の先端部までの水平
方向における長さ寸法W3を玉の直径よりも小さく設定
することにより、始動入賞口4aに入った玉が緩衝突起
71・72に当ることなくそのまま自然落下して玉通路
70を通過することを避けるようになっている。従っ
て、始動入賞口4aに入った玉は、そのまま玉通路70
を自然落下することはなく、少なくともいずれかの緩衝
突起71・72に当り確実に流下速度が緩められるよう
になっている。なお、本実施形態では、上記した緩衝突
起71・72の設定により、玉の直径以上であり且つ玉
2個分以下の大きさで玉通路70を形成している。
【0018】しかして、遊技盤1の表面(遊技領域4
1)を落下して入賞装置60a〜60c(始動入賞口4
a〜4c)に入賞した遊技球Bは、図4に示すように、
玉通路70を通過する際、緩衝突起71・72に当るこ
とで流下速度が緩められ、その流下速度を緩めた状態で
始動玉検出器5a〜5c(玉通過口66a)を通過す
る。このため、遊技球Bは確実に始動玉検出器5a〜5
cで検出される。なお、このように始動玉検出器5a〜
5cで遊技球Bの検出が行われると、その検出信号に基
づいて所定数の賞球払い出しが行われる。その後、始動
玉検出器5a〜5cで検出された遊技球Bは、玉通路6
4を通って遊技盤1の裏面に誘導され、玉誘導通路68
を通った後に弾球遊技機1から排出されるようになって
いる。なお、緩衝突起71・72の設定寸法は、実施形
態中に記載の値に限定するものではなく、入賞玉の流下
速度を緩め得る寸法であればいずれの値に設定してもよ
い。具体的に、緩衝突起71・72の幅寸法は、上記し
た条件を満たしているものであれば、実施形態中に記載
の値に限定されるものではない。また、緩衝突起を設け
る位置及び設定数についても特に限定しない。また、本
実施形態の構成としては、玉通路70内に緩衝突起71
・72を連続的に設けることで、入賞玉の流下速度を緩
めるようになっているが、これに限らず、玉通路内に緩
衝突起を設けずに屈曲形状の玉通路に形成して入賞玉の
流下速度を緩めるようにしてもよい。
【0019】また、前記可変入賞球装置20等を構成す
る各種作動部材は、図7に示すように、CPU51、R
OM52、及びRAM53を備えた遊技制御回路基板5
0によってその作動が制御されるようになっている。具
体的に、遊技制御回路基板50は、特定玉検出器48、
始動玉検出器5a〜5c、及び入賞玉検出器25a・2
5bから個々の検出信号を入力する。そして、これら検
出信号の入力に基づいて、遊技制御回路基板50は、サ
イドランプ10a・10b、風車ランプ7a・7b、各
ソレノイド24a・24b・35・45、モータ38、
入賞個数表示器28、LED表示器47、及び継続回数
表示器29の各種作動部材に制御信号を出力して各種作
動部材の作動を所定態様で制御する。なお、これらの各
種ランプ・LEDは、遊技盤1の裏面側に取り付けられ
た中継基板(図示しない)を介して遊技制御回路基板5
0に接続されている。
【0020】また、上記した遊技制御回路基板50に
は、外部の接続機器(検査機関の検査機器など)が接続
されて、特別電動役物作動中、有効時間、大当り、可変
入賞球装置20の開放、特定玉有効期間などの各種情報
(信号)を一括して出力する情報出力コネクタ54が設
けられている。情報出力コネクタ54には、特別電動役
物作動中信号、有効時間信号、V(特定玉)有効期間情
報、大入賞口(可変入賞球装置20)開放情報、大当り
情報、特定玉情報、始動入賞情報(左・中・右)、入賞
玉情報(左・右)の各出力端子54a〜54kが設けら
れている。特別電動役物作動中信号、有効時間信号、V
有効期間情報、大入賞口開放情報、及び大当り情報の各
出力端子54a〜54eには、CPU51が接続されて
おり、それらは、CPU51から出力される信号(情
報)である。一方、特定玉情報、始動入賞情報(左・中
・右)、及び入賞玉情報(左・右)の各出力端子54f
〜54kには、それぞれ特定玉検出器48、始動玉検出
器5a〜5c、及び入賞玉検出器25a・25bが接続
されている。なお、特定玉検出器48、始動玉検出器5
a〜5c、及び入賞玉検出器25a・25bからの入力
信号は、CPU51と情報出力コネクタ54とにそれぞ
れ分岐して送られるようになっている。しかして、情報
出力コネクタ54は、CPU51及び各検出器48・5
a〜5c・25a・25bからの信号入力に基づいて、
特別電動役物作動中信号、有効時間信号、V有効期間情
報、大入賞口開放情報、大当り情報、特定玉情報、始動
入賞情報(左・中・右)、入賞玉情報(左・右)を検査
用の信号(情報)として外部の接続機器に出力するよう
になっている。
【0021】なお、上記した情報出力コネクタ54を備
えた遊技制御回路基板50は、検査機関で検査するとき
の仕様(検査仕様)であり、量産時の仕様としてはコス
トダウンの目的で特に情報出力コネクタ54を設けない
方が望ましい。このような量産時の仕様として、具体的
には、遊技制御回路基板50の基板自体は検査仕様のも
のと同じ(配線パターンなどはそのまま)で情報出力コ
ネクタ54を基板に実装しないものでもいいし、基板自
体を図7中の点線部分の下部側がないもの(この場合、
検査仕様の基板は、その点線部分で切り離し易いように
スリットを入れて、量産時はそのスリット部分で切り離
した形で成形して生産するようにしてもいい)としても
いい。また、量産時の仕様としては、情報出力コネクタ
54のみならず情報出力コネクタ54用の配線パターン
も基板上に残さない(即ち、CPU51に情報出力用の
プログラムだけが残る)ようにしてもよい。また、逆
に、情報出力コネクタ54もしくは各出力端子54a〜
54kを別々のコネクタにして、遊技制御回路基板50
と別体にした情報端子基板に実装して量産するようにし
てもよい。この場合、その情報端子基板は、ホールコン
ピュータなどの出力を目的とした情報端子が一緒に実装
されてもいい(例えば、始動情報など)。また、図7に
示す遊技制御回路基板50の構成では、CPU51から
情報出力コネクタ54の大入賞口開放情報の出力端子5
4dに信号を出力する配線パターンと、大入賞口(可変
入賞球装置20の開閉片23a・23b)を開放するた
めのソレノイド24a・24bに信号を出力する配線パ
ターンと、を別々に設けた構成としているが、これに限
らず、CPU51からのソレノイド駆動信号の配線パタ
ーンを途中で分岐させて、それぞれを大入賞口開放情報
の出力端子54dとソレノイド24a・24bに接続す
るようにしてもよい。
【0022】次に、上記した遊技制御回路基板50によ
る可変入賞球装置20の作動制御について説明する。先
ず、前記始動遊技状態が発生すると、これに伴ってソレ
ノイド24a・24bが所定時間ONされて開閉片23
a・23bが開放する。その開放動作中に打玉が上部入
賞空間22内に入賞すると、その入賞玉は入賞玉検出器
25a・25bを通って下部入賞空間30に送り込まれ
る。また、開閉板34は、遊技制御回路基板50による
ソレノイド35のON制御により、入賞玉検出器25a
・25bが入賞玉を検出してから所定時間が経過するま
で開口32を閉鎖する方向に移動する。そして、下部入
賞空間30に送り込まれた玉は、開口32の閉鎖時間内
で回転ドラム36のいずれかの永久磁石39a〜39c
に吸引されると、回転ドラム36の回転に伴って上部転
動板40に送り込まれる。このとき、開閉板34上に停
留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39cに吸引
された場合、その入賞玉は、100%の確率で玉通路4
1a・41bに送られる。なお、この時点で、開閉板3
4は、遊技制御回路基板50によるソレノイド35のO
FF制御により、開口32を開放する方向に移動してい
る。そして、玉通路41a・41bに送られた玉は、下
部転動板31を通って開口32を落下して排出される。
一方、開閉板34上に停留された入賞玉が中央の永久磁
石39bに吸引された場合、その入賞玉は、かなり高い
確率(100%ではない)で特定受入口42に送られ
る。そして、特定受入口42に送られた玉(V入賞した
玉)は、特定玉検出器48を通過した後に排出される。
また、このとき、特定玉検出器48での玉の通過(特定
玉検出器48による玉の検出)によって特定遊技状態が
発生する。
【0023】上記した特定遊技状態においては、遊技制
御回路基板50によりソレノイド35がON/OFF制
御されることで、開閉片23a・23bが所定時間の開
放動作を18回繰り返す(18回の開閉サイクル)。な
お、開閉サイクルが18回終了する以前に、10個の入
賞玉が検出された場合には、その時点で開閉片23a・
23bの開放動作を終了する。また、開閉片23a・2
3bの開閉サイクル中は、各ソレノイド35・45が常
時ONされることで、開閉板34は常に開口32を閉鎖
し、可動部材43a・43bは常に特定受入口42の前
方を遮断する(特定受入口42への入賞が不可とな
る)。これにより、開閉サイクル中に可変入賞球装置2
0に入賞した玉は、開閉サイクルの終了時点までは開口
32を落下することがない。従って、開閉板34上に停
留された入賞玉が左右の永久磁石39a・39cに吸引
された場合、その入賞玉は、玉通路41a・41bを通
って下部転動板31に送り込まれ、再度開閉板34上に
停留される。一方、開閉板34上に停留された入賞玉が
中央の永久磁石39bに吸引された場合、その入賞玉
は、特定受入口42前方の可動部材43a・43bに受
け止められる。その後、開閉サイクルの終了に伴って
(開閉サイクル終了後、入賞した玉が全て入賞玉検出器
25a・25bに検出されるのに十分な時間を待っ
て)、各ソレノイド35・45がOFFされることで、
開閉板34は開口32を開放し、可動部材43a・43
bは特定受入口42前方の遮断を解除する。これによ
り、可動部材43a・43bに受け止められた入賞玉
は、上部転動板40を真直ぐ後方に転動して特定受入口
42に入る。そして、特定受入口42に入った玉(V入
賞した玉)は、特定玉検出器48を通過することで、以
上のような18回の開閉サイクルの継続権を成立させ、
所定のインターバル時間の経過後に再度開閉片23a・
23bを開放する。なお、開閉サイクルの許容継続回数
は、最高16回(16ラウンド)まで許容されるように
なっている。また、このような特定遊技状態において、
継続回数表示器29は、開閉片23a・23bの継続回
数(ラウンド回数)を表示し、入賞個数表示器28は、
1ラウンド毎に入賞個数を表示するようになっている。
また、開閉サイクル及びラウンド回数は、特に18回、
及び16回に限定せず、1回でも複数回でもよく、さら
には可変表示器でラウンド回数を決定するようなもので
もよい。
【0024】次に、前記遊技制御回路基板50による特
別電動役物作動中信号の出力制御について図8を参照し
て説明する。図8のフローチャートにおいて、先ず、始
動有効期間(始動玉検出器5a〜5cによる入賞玉の検
出が有効となる期間)中に始動入賞口4a〜4cへの入
賞があるか否か、言い換えれば始動玉検出器5a〜5c
がONしたか否かを判別する(S1)。S1で始動入賞
口4a〜4cへの入賞があると判別すると、特別電動役
物作動中信号の出力中であるか否かを判別し(S2)、
特別電動役物作動中信号の出力中でないときは、特別電
動役物作動中信号を出力して(S3)、メインフローに
復帰する。一方、S2で特別電動役物作動中信号の出力
中のときは、所定の区切時間taだけ出力を停止した後
に再び特別電動役物作動中信号を出力して(S4)、メ
インフローに復帰する。また、S1で始動入賞口4a〜
4cへの入賞がないと判別した場合は、特定玉有効期間
(特定玉検出器48による入賞玉の検出(V入賞の検
出)が有効となる期間)中に特定玉検出器48がONし
たか否かを判別する(S5)。S5で特定玉検出器48
がONしたときは、前記S2に移行する一方、特定玉検
出器48がONしていないときは、特別電動役物作動中
信号の出力中であるか否かを判別する(S6)。S6で
特別電動役物作動中信号の出力中でないときは、そのま
まメインフローに復帰する一方、特別電動役物作動中信
号の出力中のときは、可変入賞球装置20(大入賞口)
の閉鎖後において所定時間t4が経過したか否かを判別
する(S7)。そして、S7で所定時間t4が経過して
いないときは、そのままメインフローに復帰する一方、
所定時間t4が経過したときは、特別電動役物作動中信
号の出力を停止して(S8)、メインフローに復帰す
る。
【0025】次に、前記遊技制御回路基板50による有
効時間信号の計測制御について図9(A)を参照して説
明する。図9(A)のフローチャートにおいて、先ず、
可変入賞球装置20(大入賞口)の(一連の)開放動作
が終了して(大当り中であれば、18回開閉したか又は
10個入賞したか)可変入賞球装置20が閉鎖したか否
かを判別する(SA1)。SA1で可変入賞球装置20
が閉鎖していないときは、そのまま後述するSA3に移
行する一方、可変入賞球装置20が閉鎖したときは、有
効時間信号の計測を開始(SA2)した後にSA3に移
行する。SA3では、有効時間信号の計測中であるか否
かを判別し、有効時間信号の計測中でないときは、その
ままメインフローに復帰する。一方、SA3で有効時間
信号の計測中のときは、始動入賞の有効期間(始動有効
期間)中に始動入賞があるか否かを判別する(SA
4)。SA4で始動入賞があるときは、有効時間信号の
計測を終了(SA7)してメインフローに復帰する。一
方、SA4で始動入賞がないときは、特定玉有効期間中
に特定玉検出(V入賞)があるか否かを判別する(SA
5)。SA5で特定玉検出があるときは、前記SA7に
移行して有効時間信号の計測を終了する一方、特定玉検
出がないときは、可変入賞球装置20(大入賞口)の閉
鎖後において所定時間t4が経過したか否かを判別する
(SA6)。そして、SA6で所定時間t4が経過して
いないときは、そのままメインフローに復帰する一方、
所定時間t4が経過したときは、前記SA7に移行して
有効時間信号の計測を終了した後にメインフローに復帰
する。なお、有効時間を計測するカウンタは、加算、減
算どちらでもよく、計測を終了したときに初期値になる
などするものであればよい。
【0026】また、前記遊技制御回路基板50による有
効時間信号の出力制御は、図9(B)のフローチャート
に示すように、有効時間信号の計測中であるか否かを判
別する(SB1)。そして、SB1で有効時間信号の計
測中のときに、有効時間信号を出力する。一方、SB1
で有効時間信号の計測中でないときに、有効時間信号の
出力を停止する。即ち、本実施形態では、有効時間信号
の計測に合わせて有効時間信号を出力するようになって
いる。
【0027】なお、上記した図8及び図9(B)の特別
電動役物作動中信号、及び、図9(A)の有効時間計測
を含む有効時間信号の出力制御は、遊技制御回路基板5
0のROM52に記憶されているプログラムをCPU5
1が実行制御することで行われるものであるが、ROM
52が記憶する情報出力プログラムとしては、後述する
図10乃至図17に示す大当り情報、特定玉有効期間の
情報、及び可変入賞球装置20の開放情報の各情報出力
プログラムが記憶されている。また、始動玉検出器5a
〜5c、入賞玉検出器25a・25b、及び特定玉検出
器48からの信号はCPU51に取り込んでいるので、
各検出器で検出があった情報(信号)をCPU51を介
して出力するようにして、その情報出力プログラムをR
OM52に記憶しておくようにしてもよい。
【0028】次に、上記した有効時間信号、特別電動役
物作動中信号、及び大当り情報の出力制御の具体的な制
御を図10乃至図17を参照して説明する。なお、以下
の説明では、始動玉検出器5bへの入賞に伴う制御を例
に挙げて説明を行う。また、通常の遊技状態において、
始動有効期間は、始動玉検出器5a〜5cがONするま
で有効が継続され、特定玉有効期間は、始動玉検出器5
a〜5cがONするまで無効が継続される。先ず、図1
0に示すように、始動入賞による開閉動作がある場合、
始動玉検出器5bがONすると、そのON時点から始動
有効期間が無効となり、特定玉有効期間が有効となる。
そして、始動玉検出器5bのON時点から所定時間t1
が経過すると、可変入賞球装置20(開閉片23a・2
3b)が所定のインターバルを置いて2回開放し、その
2回目の開放終了と同時に始動有効期間が有効になり、
これと同時に遊技制御回路基板50(情報出力コネクタ
54)から有効時間信号の出力を開始する。その後は、
所定時間t3の特定玉有効期間中に特定玉検出器48の
ON(V入賞の検出)がないと、特定玉有効期間を有効
から無効に切り替え、これと同時に有効時間信号の出力
を停止する。また、有効時間信号の出力時間は、可変入
賞球装置20の開放終了時点から所定時間t3の特定玉
有効期間が終了するまでの時間t4に予め設定されてい
る。また、特定玉有効期間が有効となる所定時間t3の
間では、遊技制御回路基板50(情報出力コネクタ5
4)から特別電動役物作動中信号を継続して出力する。
なお、上記した始動入賞時点から可変入賞球装置20が
開閉動作を開始するまでの所定時間t1(以下、これを
始動インターバル時間t1ともいう)は、可変入賞球装
置20の開閉動作が終了してから特定玉有効期間が無効
に切り替わるまでの時間t4、言い換えれば有効時間信
号の出力時間t4よりも短く設定されている。
【0029】また、図11に示すように、始動入賞(以
下、これを第1始動入賞という)による開閉動作後、特
定玉有効期間中に新たに始動入賞(以下、これを第2始
動入賞という)した場合、第1始動入賞となる始動玉検
出器5bのONに対しては図10と同様な制御を行う。
その後、第2始動入賞となる始動玉検出器5bのON時
点で再度、始動有効期間を無効に切り替え、第2始動入
賞時点から所定時間t1後に可変入賞球装置20を開放
する。また、第1始動入賞に伴う可変入賞球装置20の
開放終了と同時に出力される有効時間信号は、所定時間
t4が経過する以前に第2始動入賞(始動玉検出器5b
の玉検出)があるため、その第2始動入賞と同時に出力
が停止される。また、この第2始動入賞時の可変入賞球
装置20の開放終了時点で始動有効期間が有効になる。
なお、第1始動入賞によって有効に切り替わった特定玉
有効期間は、所定時間t3が経過するまで有効を継続し
て、経過すれば無効に切り替わるのだが、その所定時間
t3の経過途中で第2始動入賞があったので、その時点
からさらに所定時間t3が経過するまで有効を継続し、
その所定時間t3が経過した時点で無効に切り替わる。
また、第1始動入賞に伴って出力される特別電動役物作
動中信号は、所定時間t3が経過する以前に第2始動入
賞があるため、その第2始動入賞と同時に出力が停止さ
れる。そして、若干の区切時間taを置いた後、第2始
動入賞に伴う特別電動役物作動中信号の出力が開始さ
れ、第2始動入賞時から所定時間t3が経過した時点、
言い換えれば特定玉有効期間が無効に切り替わった時点
で出力が停止される。なお、この区切時間taは、微少
な時間であり、2〜5ms程度であればよく、OFF
(出力停止)を検出できる長さであって、なるべく短い
方が望ましい。
【0030】また、図12に示すように、始動入賞によ
る開閉動作後、特定玉有効期間中に特定玉検出があった
場合、始動玉検出器5bのONに対しては図10と同様
な制御を行う。その後、特定玉検出器48がONとなる
V入賞時点で、始動有効期間を無効に切り替え、これと
同時に遊技制御回路基板50(情報出力コネクタ54)
から大当り情報の出力を開始する。大当り情報は、特定
遊技状態の終了時点まで継続して出力される。また、始
動入賞に伴う可変入賞球装置20の開放終了と同時に出
力される有効時間信号は、所定時間t4が経過する以前
にV入賞(特定玉検出器48の玉検出)があるため、そ
のV入賞と同時に出力が停止される。その後は、V入賞
時点から所定時間t2が経過すると、前述した特定遊技
状態における可変入賞球装置20の開閉動作(所定のイ
ンターバルを置いた18回の開閉動作)を開始する。な
お、始動入賞によって有効に切り替わった特定玉有効期
間は、V入賞時点で無効に切り替わるが、特定遊技状態
における可変入賞球装置20の開閉動作開始と共に再び
有効に切り替わり、開閉動作の終了時点から後述するよ
うに所定時間t4経過時点で無効となるまで有効を継続
する。また、始動入賞に伴って出力される特別電動役物
作動中信号は、所定時間t3が経過する以前にV入賞が
あるため、そのV入賞と同時に出力が停止される。そし
て、若干の区切時間taを置いた後、V入賞に伴う特別
電動役物作動中信号の出力が開始され、後述するように
特定玉有効期間が無効に切り替わるのと同時に出力が停
止される。また、V入賞時点では、に示すように、入
賞個数のカウントを開始し、入賞個数表示器28には
「0」を表示し、継続回数表示器29には「01」を表
示する。つまり、開放インターバルである所定時間t2
内に入賞玉検出器25a・25bにより入賞玉が検出さ
れると、1ラウンド中の入賞玉としてカウントするので
ある。このカウントされた値は、RAM53によって記
憶され、その値をもとに各ラウンド中の入賞個数判定
(10個に達したか)及びカウント表示をする。従来で
は、このような開放前のインターバル時間に入賞した玉
は無視してカウントしていなかった(特定遊技状態のラ
ウンド終了条件となるカウント数に含めていなかった)
ため、その分、遊技場側が不利益になっていた。これに
対して、本実施形態の構成によれば、開放前のインター
バル時間t2中に入賞した玉もカウントするので、遊技
場側の不利益を低減することができる。
【0031】なお、特定玉検出器48がONしてから可
変入賞球装置20が開放するまでの所定時間t2(以
下、これを大当りインターバル時間t2ともいう)の
間、特定玉有効期間を有効にしてもよいが、所定時間t
2の時間内でV入賞を有効にしてしまうと、入賞しても
いないのにラウンドが進んでしまうということが起きる
ので望ましくない。即ち、本実施形態では、大当りイン
ターバル時間t2の間、特定玉有効期間を無効にするこ
とで、入賞してもいないのにラウンドが進んでしまう不
具合を回避するようになっている。また、大当りインタ
ーバル時間t2は、可変入賞球装置20の開閉動作が終
了してから特定玉有効期間が無効に切り替わるまでの時
間t4よりも長く設定されている。即ち、本実施形態で
は、始動インターバル時間t1<所定時間t4<大当り
インターバル時間t2に設定している。なお、始動イン
ターバル時間及び大当りインターバル時間の長さは、特
に限定するものではなく任意でもよい。
【0032】また、図13に示すように、始動入賞(以
下、これを第1始動入賞という)による開閉動作後、特
定玉有効期間中に始動入賞(以下、これを第2始動入賞
という)があり、その後開放インターバル中に特定玉検
出があった場合、第1始動入賞となる始動玉検出器5b
のONに対しては図10と同様な制御を行う。その後、
第2始動入賞となる始動玉検出器5bのON時点で、始
動有効期間を無効に切り替える。また、第1始動入賞に
伴う可変入賞球装置20の開放終了と同時に出力される
有効時間信号は、所定時間t4が経過する以前に第2始
動入賞があるため、その第2始動入賞と同時に出力が停
止される。そして、第2始動入賞時点から所定時間t1
が経過するまでの間に、第1始動入賞時の開放によって
可変入賞球装置20内に入賞した玉が特定玉検出器48
をON(V入賞)すると、そのV入賞時点で、遊技制御
回路基板50から大当り情報の出力を開始する。その後
は、V入賞時点から所定時間t2が経過すると、特定遊
技状態における可変入賞球装置20の1ラウンド目の開
閉動作を開始する。つまり、第2始動入賞は無効とし、
後に入賞したV入賞を優先したのである。これは、第2
始動入賞から所定時間t1中にV入賞したその玉は、第
1始動入賞による可変入賞球装置20の開閉動作で入賞
した玉と断定でき、その先に入賞していた玉がV入賞し
たので、このような制御を行うのである。なお、第1始
動入賞によって有効に切り替わった特定玉有効期間は、
V入賞時点で無効に切り替わるが、特定遊技状態におけ
る可変入賞球装置20の開閉動作開始と共に再び有効に
切り替わり、開閉動作の終了時点から後述するように所
定時間t4経過時点で無効となるまで有効を継続する。
また、第1始動入賞に伴って出力される特別電動役物作
動中信号は、所定時間t3(所定時間t4)が経過する
以前に第2始動入賞があるため、その第2始動入賞と同
時に出力が停止される。そして、若干の区切時間taを
置いた後、第2始動入賞に伴う特別電動役物作動中信号
の出力が開始される。また、第2始動入賞に伴って出力
される特別電動役物作動中信号は、所定時間t3が経過
する以前にV入賞があるため、そのV入賞と同時に出力
が停止され、若干の区切時間taを置いた後、V入賞に
伴う特別電動役物作動中信号の出力が開始される。ま
た、V入賞時点では、前記図12の制御と同様、に示
すように、入賞個数のカウントを開始し、入賞個数表示
器28には「0」を表示し、継続回数表示器29には
「01」を表示する。
【0033】次に、図14に示すように、最終回ラウン
ド以外のラウンド(最終回ラウンドは、特定玉有効期間
が無効となっているだけであとは同様の制御をする)に
おける大当り動作(18回の開閉動作)終了後、特定玉
検出がなかった場合、即ち、特定遊技状態の継続権が成
立しなかった場合、可変入賞球装置20(開閉片23a
・23b)の18回の開閉動作が終了してから所定時間
t4が経過するまでの間に、特定玉検出器48がONし
ないと、その所定時間t4の経過時点で遊技制御回路基
板50からの大当り情報及び特別電動役物作動中信号の
出力を停止し、これと同時に特定玉有効期間を無効に、
また、始動玉有効期間を有効に切り替える。また、18
回の開閉動作の終了時点では、遊技制御回路基板50か
ら有効時間信号の出力を開始し、この有効時間信号は、
所定時間t4の経過時点、言い換えれば大当り情報の出
力停止、特定玉有効期間の無効切り替え、及び始動玉有
効期間の有効切り替えと同時に出力が停止される。な
お、この図14及び後述する図15は終了条件として1
8回開閉したこととしたが、10個入賞したのが早かっ
た場合も同様になる。また、有効時間信号の出力時間と
もなる所定時間t4は、大当り動作の終了条件成立時か
ら可変入賞球装置20内の入賞玉が特定領域(特定玉検
出器48)を通過するのに十分な時間として設定される
ものである。なお、この場合、この所定時間t4が経過
するまで(V入賞があればその時点まで)そのラウンド
における入賞玉数を計数するように制御する。そして、
所定時間t4の経過時点で計数制御を終了(「0」にク
リア)して、入賞個数表示及びラウンド表示を終了す
る。
【0034】また、図15に示すように、最終回ラウン
ド以外のラウンドにおける大当り動作(18回の開閉動
作)終了後、特定玉有効期間中に特定玉検出があった場
合、即ち、特定遊技状態の継続権が成立した場合、可変
入賞球装置20(開閉片23a・23b)の18回の開
閉動作が終了してから所定時間t4が経過するまでの間
に、特定玉検出器48がON(V入賞)すると、そのV
入賞から所定時間t2の経過時点で、次のラウンドにお
ける可変入賞球装置20の開閉動作を開始する。また、
18回の開閉動作の終了時点では、遊技制御回路基板5
0から有効時間信号が所定時間t4が経過するまで出力
されるようになっているが、この場合、所定時間t4が
経過する以前にV入賞があるため、そのV入賞と同時に
出力が停止される。なお、この場合、大当り情報の出
力、及び始動玉有効期間の無効は、継続される。但し、
特定玉有効期間は、V入賞時点で無効になり、大当り開
閉動作の開始と同時に有効となる。また、特別電動役物
作動中信号は、V入賞時点で一旦出力が停止され、若干
の区切時間taを置いた後に再度出力が開始される。ま
た、V入賞時点では、に示すように、前回ラウンド中
の入賞個数をクリア(計数値を「0」に)して新たに入
賞個数のカウントを開始し、入賞個数表示器28には
「0」を表示し、継続回数表示器29には前回ラウンド
の値に1を加算更新した値を表示する。
【0035】ところで、本実施形態では、ラウンドの開
始時点で前記可動部材43a・43b(以下、これを特
定玉貯留部ともいう)を閉鎖した後、18回の開閉動作
の終了時点で可動部材43a・43bを開放し、可動部
材43a・43bによって貯留した玉を特定受入口42
(特定玉検出器48)に導くようになっているため、1
8回の開閉動作中にV入賞することはないが、このよう
な構成とせずに、大当り動作途中でV入賞する構成にし
てもよい。そのような構成において、大当り動作中、特
定玉検出があった場合は、図16に示すように、可変入
賞球装置20(開閉片23a・23b)の18回の開閉
動作中(図16中では、5回目の開閉動作中を例示)に
特定玉検出器48がON(V入賞)すると、そのV入賞
から所定時間t2が経過した時点で、次のラウンドにお
ける可変入賞球装置20の開閉動作を開始する。なお、
このように18回の開閉動作が途中で終了した場合、そ
の開閉動作の終了時には有効時間信号は出力されない。
また、この場合、大当り情報の出力、及び始動玉有効期
間の無効は、継続される。また、特定玉有効期間は、V
入賞時点で無効になり、大当り開閉動作の開始と同時に
有効となる。また、特別電動役物作動中信号は、V入賞
時点で一旦出力が停止され、若干の区切時間taを置い
た後に再度出力が開始される。また、V入賞時点では、
前記図15の制御と同様、に示すように、前回ラウン
ド中の入賞個数をクリア(計数値を「0」に)して新た
に入賞個数のカウントを開始し、入賞個数表示器28に
は「0」を表示し、継続回数表示器29には前回ラウン
ドの値に1を加算更新した値を表示する。
【0036】但し、本実施形態のように、V入賞する可
能性のある玉を貯留しておき(実施形態中では、貯留玉
を1個としているが、これに限らず複数の玉を貯留可能
にしてもよい)、ラウンドの終了条件が成立(可変入賞
球装置20が閉鎖)に伴って(V入賞する前に入賞した
玉が全て入賞玉検出器25a・25bで検出されるタイ
ミングで)貯留玉を解除してV入賞させる構成では、V
入賞時点から次のラウンドの入賞としてカウントするも
のであっても、V入賞後、そのラウンド中に入賞した玉
を次のラウンドの入賞玉としてカウントしてしまうこと
を回避することができる。なお、貯留を解除するタイミ
ングは、ラウンドの終了条件が成立時直前に入賞した玉
が入賞玉検出器25a・25bに検出されて、さらに貯
留部に達するのに十分な時間が経過してから解除するも
のでもよい。
【0037】また、図17に示すように、始動入賞によ
る開閉動作中であり且つ特定玉有効期間中に特定玉検出
があった場合、始動玉検出器5bのONに対しては図1
0と同様な制御を行う。その後、始動入賞に伴う可変入
賞球装置20の開閉動作中に特定玉検出器48がON
(V入賞)すると、そのV入賞時点で、可変入賞球装置
20の開閉動作を終了(閉鎖)し、遊技制御回路基板5
0(情報出力コネクタ54)から大当り情報の出力を開
始すると共に、始動入賞によって有効に切り替わった特
定玉有効期間を無効に切り替える。なお、このように開
閉動作中にV入賞があり開閉動作が途中で終了した場
合、その開閉動作の終了時には有効時間信号は出力され
ない。また、大当り情報は、特定遊技状態の終了時点ま
で継続して出力される。その後は、V入賞時点から所定
時間t2が経過すると、前述した特定遊技状態における
可変入賞球装置20の開閉動作(所定のインターバルを
置いた18回の開閉動作)を開始する。なお、始動入賞
に伴って出力される特別電動役物作動中信号は、所定時
間t3が経過する以前にV入賞があるため、そのV入賞
と同時に出力が停止される。そして、若干の区切時間t
aを置いた後、V入賞に伴う特別電動役物作動中信号の
出力が開始され、特定玉有効期間が無効に切り替わるの
と同時に出力が停止される。また、V入賞時点では、前
記図12の制御と同様、に示すように、入賞個数のカ
ウントを開始し、入賞個数表示器28には「0」を表示
し、継続回数表示器29には「01」を表示する。
【0038】以上のように、本実施形態の構成によれ
ば、打玉の通過を検出する入賞玉検出手段としての始動
玉検出器5a〜5cと、該始動玉検出器5a〜5cより
も上流側に形成されて玉1個分、打玉が通過可能な玉通
路70と、を備えた入賞装置60a〜60cを遊技領域
3に設けてなる弾球遊技機において、前記玉通路70
に、入賞玉の流下速度を緩める緩衝手段として緩衝突起
71・72を設けたことを特徴とする。このように構成
することにより、始動玉検出器5a〜5cに送り込む入
賞玉の流下速度を緩衝突起71・72で緩めることがで
きるので、入賞装置60a〜60cに入った入賞玉を始
動玉検出器5a〜5cで検出する際の検出ミスを低減す
ることができる。
【0039】また、前記緩衝手段は、突起部(緩衝突起
71・72)からなることを特徴とする。このように構
成することにより、省スペースの構成で入賞玉の流下速
度を緩めることができる。
【0040】また、前記突起部は、第一突起部としての
緩衝突起72と、該緩衝突起72よりも下方位置であり
且つ緩衝突起72と対向する位置に配置された第二突起
部としての緩衝突起71と、からなり、前記緩衝突起7
2の先端と前記緩衝突起72の先端との水平方向距離を
玉の直径寸法以下に設定したことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、入賞玉が緩衝突起71・72
に当ることなくそのまま流下することを回避することが
でき、確実に入賞玉の流下速度を緩めることができ、入
賞玉の検出を安定化することが可能となる。
【0041】また、前記緩衝手段は、前記玉通路70を
屈曲させたことにより構成されることを特徴とする。こ
のように構成することにより、入賞玉の流下速度を緩め
ることができ、入賞玉の検出を安定化することが可能と
なる。
【0042】また、前記入賞装置60a〜60cは、前
記遊技領域3に設けられる遊技装置(可変入賞球装置2
0)を作動させるための始動入賞装置から構成されるこ
とを特徴とする。このように構成することにより、始動
機能を有する入賞装置60a〜60cでの入賞玉の検出
ミスを低減することができる。
【0043】また、前記始動玉検出器5a〜5cで検出
した入賞玉の検出信号を外部に出力するための入賞信号
出力手段としての情報出力コネクタ54の出力端子54
g〜54i(この入賞信号出力手段は、例えば、CPU
51を介して情報出力するのであれば、CPU51によ
り制御される出力プログラムも含むものである。また、
信号出力するための基板上の配線パターンも入賞信号出
力手段に含まれる。つまり、コネクタが基板上に実装さ
れていないものでもよい)を備えたことを特徴とする。
このように構成することにより、始動玉検出器5a〜5
cで入賞玉の検出があるときは、その旨が出力端子54
g〜54iから検出信号として出力されるので、上記し
た構成と組み合わせることで、始動玉検出器5a〜5c
での玉検出を容易且つ正確に検査することができる。さ
らに、本実施形態においては、各入賞装置60a〜60
c毎に始動玉検出器5a〜5cを設け、それぞれの始動
玉検出器5a〜5cから検出信号を出力しているので、
どの始動玉検出器5a〜5cで入賞玉が検出されたかも
容易に分るようになっている。そして、本実施形態にお
いては、始動玉検出器5a〜5cの検出信号をCPU5
1を介さずに直に情報出力コネクタ54の出力端子54
g〜54iから出力しているが、CPU51を介すよう
にしてもよい。
【0044】また、本実施形態の構成によれば、遊技領
域3に設けられた始動入賞領域としての始動入賞口4a
〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく始動遊技状態の発生により、遊技者
にとって不利な第二の状態(閉鎖状態)から遊技者にと
って有利な第一の状態(開放状態)に変化制御される可
変入賞球装置20を備え、該可変入賞球装置20の入賞
空間に設けられた特定入賞領域としての特定受入口42
への打玉の入賞を検出する特定玉検出器48の玉検出を
条件に特定遊技状態を発生して前記始動遊技状態での態
様よりさらに遊技者にとって有利な特定態様で可変入賞
球装置20を第一の状態に変化制御する弾球遊技機であ
って、前記可変入賞球装置20が第二の状態に変化する
特定条件の成立を起点として前記特定玉検出器48の玉
検出を有効とする期間(有効時間信号)の計測を開始
し、前記特定条件の成立時点から予め定めた所定時間t
4が経過すること、又は前記所定時間t4が経過する以
前で且つ前記始動玉検出器5a〜5cの玉検出を有効と
する期間(始動有効期間)中に前記始動玉検出器5a〜
5cが玉検出すること、又は前記所定時間t4が経過す
る以前に前記特定玉検出器48が玉検出すること、のい
ずれかの条件成立で計測を終了することを特徴とする。
このように構成することにより、特定玉有効期間中に始
動玉検出や特定玉検出があった場合は、有効時間信号の
計測が所定時間t4が経過する以前に終了するので、例
えばその計測中の区間を信号化して出力したりすれば、
その信号により所定時間t4が経過する以前に始動玉検
出や特定玉検出があったことが、その区間の長さで分る
ようにすることも可能となり、ひいては可変入賞球装置
20の閉鎖後における特定玉有効期間を容易に検査する
ことができる。
【0045】また、前記計測している区間を特定できる
計測区間信号としての有効時間信号を外部に出力するた
めの信号出力手段としての出力端子54bを備えたこと
を特徴とする。このように構成することにより、計測し
ている区間を特定できる有効時間信号が出力されるの
で、その有効時間信号に基づいて、可変入賞球装置20
の閉鎖(第二の状態への変化)後における特定玉有効期
間の検査が容易に行える。
【0046】また、前記可変入賞球装置20に入賞した
玉を検出する入賞玉検出器25a・25bを備え、前記
入賞玉検出器25a・25bにより検出された入賞玉の
個数を計数すると共に、前記特定玉検出器48の玉検出
を起点として前記入賞玉の個数の計数を開始することを
特徴とする。このように構成することにより、V入賞
(特定玉検出器48の玉検出)時点から可変入賞球装置
20が第一の状態に変化するまでに大当りインターバル
時間t2を設けても、その大当りインターバル時間t2
中の入賞もカウントすることができ、ひいては特定遊技
状態の発生時あるいは継続時における入賞個数のカウン
トにおいて遊技場側の不利益を低減することができる。
即ち、従来では、大当りインターバル時間に入賞した玉
は無視してカウントしていなかったため、大当りインタ
ーバル時間中の入賞玉は、特定遊技状態のラウンド終了
条件となるカウント数に含まれず、その分、遊技場側が
不利益になっていた。
【0047】また、前記入賞個数の計数値に基づいた入
賞個数を示す旨の表示を行う入賞個数表示手段としての
入賞個数表示器28を備えたことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、計数した入賞個数が表示され
るので、遊技者に不信感を与えない。
【0048】また、遊技領域3に設けられた始動入賞領
域としての始動入賞口4a〜4cへの打玉の入賞を検出
する始動玉検出器5a〜5cの玉検出に基づく始動遊技
状態の発生により、遊技者にとって不利な第二の状態
(閉鎖状態)から遊技者にとって有利な第一の状態(開
放状態)に変化制御される可変入賞球装置20を備え、
該可変入賞球装置20の入賞空間に設けられた特定入賞
領域としての特定受入口42への打玉の入賞を検出する
特定玉検出器48の玉検出を条件に特定遊技状態を発生
して前記始動遊技状態での態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置20を第一の状態に
変化制御する弾球遊技機であって、前記可変入賞球装置
20が第二の状態に変化する特定条件の成立を起点とし
て前記特定玉検出器48の玉検出を有効とする期間(有
効時間信号)の計測を開始し、前記特定条件の成立時点
から予め定めた所定時間t4が経過すること、又は前記
所定時間t4が経過する以前で且つ前記始動玉検出器5
a〜5cの玉検出を有効とする期間(始動有効期間)中
に前記始動玉検出器5a〜5cが玉検出すること、のい
ずれかの条件成立で計測を終了することを特徴とする。
このように構成することにより、特定玉有効期間中に始
動玉検出があった場合は、有効時間信号の計測が所定時
間t4が経過する以前に終了するので、例えばその計測
中の区間を信号化して出力したりすれば、その信号によ
り所定時間t4が経過する以前に始動玉検出があったこ
とが、その区間の長さで分るようにすることも可能とな
り、ひいては可変入賞球装置20の閉鎖後における特定
玉有効期間を容易に検査することができる。
【0049】また、遊技領域3に設けられた始動入賞領
域としての始動入賞口4a〜4cへの打玉の入賞を検出
する始動玉検出器5a〜5cの玉検出に基づく始動遊技
状態の発生により、遊技者にとって不利な第二の状態
(閉鎖状態)から遊技者にとって有利な第一の状態(開
放状態)に変化制御される可変入賞球装置20を備え、
該可変入賞球装置20の入賞空間に設けられた特定入賞
領域としての特定受入口42への打玉の入賞を検出する
特定玉検出器48の玉検出を条件に特定遊技状態を発生
して前記始動遊技状態での態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置20を第一の状態に
変化制御する弾球遊技機であって、前記可変入賞球装置
20が第二の状態に変化する特定条件の成立を起点とし
て前記特定玉検出器48の玉検出を有効とする期間(有
効時間信号)の計測を開始し、前記特定条件の成立時点
から予め定めた所定時間t4が経過すること、又は前記
所定時間t4が経過する以前に前記特定玉検出器48が
玉検出すること、のいずれかの条件成立で計測を終了す
ることを特徴とする。このように構成することにより、
特定玉有効期間中に特定玉検出があった場合は、有効時
間信号の計測が所定時間t4が経過する以前に終了する
ので、例えばその計測中の区間を信号化して出力したり
すれば、その信号により所定時間t4が経過する以前に
特定玉検出があったことが、その区間の長さで分るよう
にすることも可能となり、ひいては可変入賞球装置20
の閉鎖後における特定玉有効期間を容易に検査すること
ができる。
【0050】また、本実施形態の構成によれば、遊技領
域3に設けられた始動入賞領域としての始動入賞口4a
〜4cへの打玉の入賞を検出する始動玉検出器5a〜5
cの玉検出に基づく始動遊技状態の発生により、遊技者
にとって不利な第二の状態(閉鎖状態)から遊技者にと
って有利な第一の状態(開放状態)に変化制御される可
変入賞球装置20を備え、該可変入賞球装置20の入賞
空間に設けられた特定入賞領域としての特定受入口42
への打玉の入賞を検出する特定玉検出器48の玉検出を
条件に特定遊技状態を発生して前記始動遊技状態での態
様よりさらに遊技者にとって有利な特定態様で可変入賞
球装置20を第一の状態に変化制御する弾球遊技機であ
って、前記可変入賞球装置20の変化制御を終了する変
化制御終了条件が成立してから所定時間t4が経過した
時点で前記特定玉検出器48による玉検出を無効にする
と共に、前記始動玉検出器5a〜5cが玉検出してから
前記可変入賞球装置20が開閉動作を開始するまでの第
一インターバル時間としての始動インターバル時間t1
を前記所定時間t4以下(実施形態中では、始動インタ
ーバル時間t1を所定時間t4よりも短く設定している
が、始動インターバル時間t1が所定時間t4と同一で
あってもよい)に設定したことを特徴とする。即ち、始
動インターバル時間t1≦所定時間t4に設定している
ことを特徴とする。このように構成することにより、始
動遊技状態において無駄な時間となる始動インターバル
時間を短く設定するので、始動インターバル時間に対す
る遊技者の不満を極力解消することができる。
【0051】また、遊技領域3に設けられた始動入賞領
域としての始動入賞口4a〜4cへの打玉の入賞を検出
する始動玉検出器5a〜5cの玉検出に基づく始動遊技
状態の発生により、遊技者にとって不利な第二の状態
(閉鎖状態)から遊技者にとって有利な第一の状態(開
放状態)に変化制御される可変入賞球装置20を備え、
該可変入賞球装置20の入賞空間に設けられた特定入賞
領域としての特定受入口42への打玉の入賞を検出する
特定玉検出器48の玉検出を条件に特定遊技状態を発生
して前記始動遊技状態での態様よりさらに遊技者にとっ
て有利な特定態様で可変入賞球装置20を第一の状態に
変化制御する弾球遊技機であって、前記可変入賞球装置
20の変化制御を終了する変化制御終了条件が成立して
から所定時間t4が経過した時点で前記特定玉検出器4
8による玉検出を無効にすると共に、前記特定玉検出器
48が玉検出してから特定遊技状態による前記可変入賞
球装置20が開閉動作を開始するまでの第二インターバ
ル時間としての大当りインターバル時間t2を前記所定
時間t4よりも長く設定したことを特徴とする。即ち、
所定時間t4<大当りインターバル時間t2に設定して
いることを特徴とする。このように構成することによ
り、例えば、V入賞して特定遊技状態が発生し、特定遊
技状態による可変入賞球装置20が第一の状態に変化制
御する前に始動遊技状態における可変入賞球装置20が
第一の状態に変化制御されたときに入賞した玉が可変入
賞球装置20内から排出されるまでは、可変入賞球装置
20が第一の状態に変化(開放)しないので、いつ可変
入賞球装置20を第一の状態に変化制御したときの入賞
なのか区切りが明確になり、ひいては正確に弾球遊技機
の検査を行うことができる。
【0052】また、前記特定玉検出器48での玉検出を
情報として外部に出力するための情報出力コネクタ54
の出力端子54f(特定玉情報出力手段)を備えたこと
を特徴とする。このように構成することにより、特定玉
検出器48での玉検出があるときは、その旨が出力端子
54fから情報として出力されるので、特定玉検出器4
8での玉検出を容易且つ正確に検査することができる。
さらに、本実施形態においては、特定玉検出器48の検
出信号をCPU51を介さずに直に情報出力コネクタ5
4の出力端子54fから出力しているが、CPU51を
介すようにしてもよい。
【0053】また、前記可変入賞球装置20が開放状態
になっていることを示す情報を外部に出力するための情
報出力コネクタ54の出力端子54d(可変入賞球装置
情報出力手段)を備えたことを特徴とする。このように
構成することにより、可変入賞球装置20が開放状態に
あるときは、その旨が出力端子54dから情報として出
力されるので、可変入賞球装置20が開放状態にあるこ
とを容易且つ正確に検査することができる。但し、ソレ
ノイド24a・24bの駆動信号を分配して、その分配
した信号を出力端子54dから出力するようにしてもよ
い。
【0054】また、前記特定玉検出器48での玉検出を
有効とする期間を示す情報を外部に出力するための情報
出力コネクタ54の出力端子54c(特定玉有効期間情
報出力手段)を備えたことを特徴とする。このように構
成することにより、特定玉検出器48での玉検出を有効
とする期間(特定玉有効期間)であるときは、その旨が
出力端子54cから情報として出力されるので、特定玉
有効期間を容易且つ正確に検査することができる。
【0055】また、前記可変入賞球装置20の入賞空間
への打玉の入賞を検出する入賞玉検出器25a・25b
と、該入賞玉検出器25a・25bでの玉検出を情報と
して外部に出力するための情報出力コネクタ54の出力
端子54j・54k(入賞玉情報出力手段)と、を備え
たことを特徴とする。このように構成することにより、
入賞玉検出器25a・25bでの玉検出があるときは、
その旨が出力端子54j・54kから情報として出力さ
れるので、入賞玉検出器25a・25bでの玉検出を容
易且つ正確に検査することができる。さらに、本実施形
態においては、各入賞玉検出器25a・25bからそれ
ぞれ信号を出力しているので、どの入賞玉検出器25a
・25bで検出されたかも容易に分るようになってい
る。そして、本実施形態においては、入賞玉検出器25
a・25bの検出信号をCPU51を介さずに直に情報
出力コネクタ54の出力端子54j・54kから出力し
ているが、CPU51を介すようにしてもよい。
【0056】なお、上記した実施形態(変形例を含む)
は、本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で
種々の変更が可能である。例えば、実施形態中では、入
賞玉の検出により賞球の払い出しに加えて電動役物を開
放制御する始動入賞タイプの入賞装置を例示している
が、これに限らず入賞玉の検出により賞球の払い出しの
みを行う普通入賞タイプの入賞装置であってもよい。ま
た、弾球遊技機の構成として、始動玉検出器の入賞玉の
検出に伴って可変入賞球装置を開放し、該可変入賞球装
置内の特定領域への打玉の入賞により特定遊技状態を発
生する弾球遊技機(これを俗に第2種という)を例示し
ているが、特にこれに限定するものではなく、始動玉検
出器の入賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報
の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると
特定遊技状態が発生して可変入賞球装置を開放する弾球
遊技機(これを俗に第1種という)や、始動玉検出器の
入賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動
を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると権利発
生状態となり、この状態で特定領域に打玉が入賞すると
特定遊技状態が発生する弾球遊技機(これを俗に第3種
という)であってもよい。
【0057】また、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。 (1)前記突起部は、前記第一突起部と前記第二突起部
との組み合わせを連続的に複数組構成することによりな
ることを特徴とする。このように構成することにより、
より確実に入賞玉の流下速度を緩めることができる。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、打玉の通過を検出する
入賞玉検出手段と、該入賞玉検出手段よりも上流側に形
成されて玉1個分、打玉が通過可能な玉通路と、を備え
た入賞装置を遊技領域に設けてなる弾球遊技機におい
て、前記玉通路に、入賞玉の流下速度を緩める緩衝手段
を設けたことを特徴とする。このように構成することに
より、入賞玉検出手段に送り込む入賞玉の流下速度を緩
衝手段で緩めることができるので、入賞装置に入った入
賞玉を入賞玉検出手段で検出する際の検出ミスを低減す
ることができる。
【0059】また、請求項2の発明においては、前記緩
衝手段は、突起部からなることを特徴とする。このよう
に構成することにより、省スペースの構成で入賞玉の流
下速度を緩めることができる。
【0060】また、請求項3の発明においては、前記突
起部は、第一突起部と、該第一突起部よりも下方位置で
あり且つ第一突起部と対向する位置に配置された第二突
起部と、からなり、前記第一突起部の先端と前記第二突
起部の先端との水平方向距離を玉の直径寸法以下に設定
したことを特徴とする。このように構成することによ
り、入賞玉が突起部に当ることなくそのまま流下するこ
とを回避することができ、確実に入賞玉の流下速度を緩
めることができ、入賞玉の検出を安定化することが可能
となる。
【0061】また、請求項4の発明においては、前記緩
衝手段は、前記玉通路を屈曲させたことにより構成され
ることを特徴とする。このように構成することにより、
入賞玉の流下速度を緩めることができ、入賞玉の検出を
安定化することが可能となる。
【0062】また、請求項5の発明においては、前記入
賞装置は、前記遊技領域に設けられる遊技装置を作動さ
せるための始動入賞装置であることを特徴とする。この
ように構成することにより、始動機能を有する入賞装置
での入賞玉の検出ミスを低減することができる。
【0063】また、請求項6の発明においては、前記入
賞玉検出手段で検出した入賞玉の検出信号を外部に出力
するための入賞信号出力手段を備えたことを特徴とす
る。このように構成することにより、入賞玉検出手段で
入賞玉の検出があるときは、その旨が入賞信号出力手段
から検出信号として出力されるので、上記発明と組み合
わせることで、入賞玉検出手段での玉検出を容易且つ正
確に検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】可変入賞球装置を示す正面図である。
【図3】可変入賞球装置の各種構成部材を示す斜視図で
ある。
【図4】入賞装置を示す縦断面図である。
【図5】入賞装置に設けられる緩衝突起の設定寸法を示
す縦断面図である。
【図6】入賞装置に設けられる緩衝突起の設定寸法を示
す縦断面図である。
【図7】各種遊技動作を制御する遊技制御回路基板を示
すブロック図である。
【図8】特別電動役物作動中信号の出力制御プロセスを
示すフローチャートである。
【図9】同図(A)は有効時間信号の計測制御プロセス
を示すフローチャートであり、同図(B)は有効時間信
号の出力制御プロセスを示すフローチャートである。
【図10】有効時間信号、特別電動役物作動中信号、及
び大当り情報の出力制御の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図11】有効時間信号、特別電動役物作動中信号、及
び大当り情報の出力制御の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図12】有効時間信号、特別電動役物作動中信号、及
び大当り情報の出力制御の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図13】有効時間信号、特別電動役物作動中信号、及
び大当り情報の出力制御の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図14】有効時間信号、特別電動役物作動中信号、及
び大当り情報の出力制御の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図15】有効時間信号、特別電動役物作動中信号、及
び大当り情報の出力制御の一例を示すタイムチャートで
ある。
【図16】変形例における有効時間信号、特別電動役物
作動中信号、及び大当り情報の出力制御の一例を示すタ
イムチャートである。
【図17】有効時間信号、特別電動役物作動中信号、及
び大当り情報の出力制御の一例を示すタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4a〜4c 始動入賞口 5a〜5c 始動玉検出器(入賞玉検出手段) 20 可変入賞球装置 22 上部入賞空間 23a・23b 開閉片 25a・25b 入賞玉検出器 28 入賞個数表示器 29 継続回数表示器 30 下部入賞空間 31 下部転動板 34 開閉板 36 回転ドラム 39a〜39c 永久磁石 40 上部転動板 42 特定受入口 43a・43b 可動部材 47 LED表示器 48 特定玉検出器 50 遊技制御回路基板 51 CPU 52 ROM 53 RAM 54 情報出力コネクタ 54a〜54f・54j・54k 出力端子 54g〜54i 出力端子(入賞信号出力手段) 60a〜60c 入賞装置 61 入賞口形成部材 64 玉通路 65 玉誘導通路 70 玉通路 71・72 緩衝突起(緩衝手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打玉の通過を検出する入賞玉検出手段
    と、該入賞玉検出手段よりも上流側に形成されて玉1個
    分、打玉が通過可能な玉通路と、を備えた入賞装置を遊
    技領域に設けてなる弾球遊技機において、 前記玉通路に、入賞玉の流下速度を緩める緩衝手段を設
    けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記緩衝手段は、突起部からなることを
    特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記突起部は、第一突起部と、該第一突
    起部よりも下方位置であり且つ第一突起部と対向する位
    置に配置された第二突起部と、からなり、前記第一突起
    部の先端と前記第二突起部の先端との水平方向距離を玉
    の直径寸法以下に設定したことを特徴とする請求項2記
    載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記緩衝手段は、前記玉通路を屈曲させ
    たことにより構成されることを特徴とする請求項1記載
    の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記入賞装置は、前記遊技領域に設けら
    れる遊技装置を作動させるための始動入賞装置であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記入賞玉検出手段で検出した入賞玉の
    検出信号を外部に出力するための入賞信号出力手段を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
    に記載の弾球遊技機。
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