JP2001187209A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001187209A
JP2001187209A JP2000370611A JP2000370611A JP2001187209A JP 2001187209 A JP2001187209 A JP 2001187209A JP 2000370611 A JP2000370611 A JP 2000370611A JP 2000370611 A JP2000370611 A JP 2000370611A JP 2001187209 A JP2001187209 A JP 2001187209A
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昭治 佐藤
Kazuyuki Fujizono
和之 藤園
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Taiyo Elecs Co Ltd
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TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変表示装置の大当り状態の表示に変化をも
たせ、遊技者に新鮮な当り感を提供し興趣を一層高め
る。 【解決手段】 連設された3個の特別図柄ABCを表示
させるための特別図柄表示部5〜7、及び1個の補助図
柄Dを表示させる補助図柄表示部8で形成され表示状態
が変化可能な可変表示装置を構成する液晶表示盤9と、
左図柄表示部A及び右図柄表示部Cにより表示される変
動後の停止図柄がリーチ表示図柄となるとき、補助図柄
Dの変動及び停止を行うとともに中図柄Bの変動及び停
止を行い、特別図柄ABCに表示される停止図柄が大当
り図柄でないとき、補助図柄Dの色、字句又は数字の意
味するところに従って、中図柄表示部Bの図柄の再度の
変動及び停止を行う遊技機17である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるフィーバ
ー機、権利物又はアレンジ遊技機等の遊技機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近の遊技機においては、いわゆるフィ
ーバー機、権利物、あるいはアレンジ等と呼ばれる種々
のゲーム内容のものが普及している。このうち、フィー
バー機は、可変表示装置の表示状態が特定のものとなっ
た場合、例えば、大当り時には、まずリーチ表示を行
い、そして3つの表示部に表示される図柄の組合わせが
「7,7,7」等の特定のゾロ目の組合わせになった場
合に、特定入賞口の大入賞口が開放されるように構成さ
れている。大入賞口は、所定個数の遊技球が入賞するか
所定時間が経過することにより一旦閉鎖されるが、上記
開放中において大入賞口内に形成された特定領域を遊技
球が通過していれば再び開放し、この開放及び閉鎖の動
作を最大16回繰り返すように構成されている。
【0003】次に、権利物やアレンジ遊技機では、可変
表示装置が特定のゾロ目表示状態となることによりチュ
ーリップ式電動役物等の特定入賞口が所定時間開放し、
この開放した特定入賞口内の特定領域を遊技球が通過す
ることにより大当り状態となる。そして大当り状態にな
ると、通常時には無効である入賞口等が、所定個数の遊
技球が入賞するまで、あるいは所定ゲーム経過するまで
有効となり、この有効となった入賞口に遊技球が入賞す
るとアタッカー等の役物が開放するように構成されてい
る。
【0004】このように、所定のゾロ目条件が成立して
特定入賞口が遊技客に有利な状態になると、フィーバー
機等では、遊技客は特定入賞口(この場合アタッカー)
内の特定領域に遊技球を通過(入賞)させて、大当り状
態である特定入賞口内の特定領域に所定時間内に遊技球
を通過させて大当り状態を発生させ、又は大当り状態を
継続させて、大量の賞球の獲得をしようとするのであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の遊技
機の可変表示装置では、当り図柄として、ゾロ目のもの
がほとんどであり、遊技場のどこへいっても、大当り表
示態様が単調で変りばえしないという欠点があった。し
たがって、本発明の課題は、可変表示装置の大当り状態
の表示に変化をもたせ、遊技者に新鮮な当り感を提供し
興趣を一層高める遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記諸課題に鑑み、本発
明の遊技機は、表示部に表示される図柄が変化可能な可
変表示手段と、該可変表示手段に表示される図柄が予め
定められた特定の図柄であるとき、遊技者にとって有利
となる第1の状態に変化可能な可変入賞手段と、を含ん
で構成され、前記表示部に表示される第1図柄のうち一
部の第1図柄の変動及び停止表示に伴い、第2図柄の変
動及び停止表示を行う第2表示部と、該第2表示部で停
止表示された第2図柄の意味するところに従って、前記
一部の第1図柄の変動及び停止表示を再度生じさせる図
柄変動停止手段と、を備えて構成し、前記図柄変動停止
手段は、停止した前記第2図柄が所定の図柄で表示され
る場合には、前記一部の第1図柄を所定のコマ数だけ進
行させることを特徴とする。
【0007】また、本発明の遊技機の異なる構成は、表
示部に表示される図柄が変化可能な可変表示手段と、該
可変表示手段に表示される図柄が予め定められた特定の
図柄であるとき、遊技者にとって有利となる第1の状態
に変化可能な可変入賞手段と、を含み構成され、前記表
示部に表示される第1図柄のうち一部の第1図柄の変動
及び停止表示に伴い、第2図柄の変動及び停止表示を行
う第2表示部と、該第2表示部で停止表示された第2図
柄の意味するところに従って、前記一部の第1図柄の変
動及び停止表示を再度生じさせる図柄変動停止手段と、
を備えて構成し、前記図柄変動停止手段は、先行して変
動及び停止表示した前記一部の第1図柄と前記第2表示
部で停止表示した前記第2図柄との対応関係が所定の関
係を有するとき、前記一部の第1図柄以外の第1図柄を
所定のコマ数だけ進行させることを特徴とする。
【0008】また、本発明の遊技機のさらに異なる構成
は、少なくとも3個の表示部で形成され表示状態が変化
可能な可変表示手段と、該可変表示手段の表示状態に基
づいて、遊技者にとって有利となる第1の状態と不利と
なる第2の状態とに変化可能な可変入賞手段と、を含み
構成された遊技機において、前記3個の表示部の一部の
表示部の変動及び停止に伴い、図柄の変動表示を行う少
なくとも1つの表示部からなる第2表示部と、該第2表
示部の停止図柄の意味するところに従って、前記一部の
表示部の図柄の変動及び停止を再度生じさせる図柄変動
停止手段と、を備えて構成されたことを特徴とする。
【0009】また、本発明の遊技機のさらに異なる構成
は、少なくとも3個の表示部からなる第1表示部、及び
少なくとも1個の表示部からなる第2表示部で形成され
表示状態が変化可能な可変表示手段と、前記第1表示部
のうちの2つの表示部により表示される変動後の停止図
柄が所定の当り図柄の一部を構成する待ち図柄となると
き、前記第1表示部の他の表示部の変動及び停止を行う
とともに前記第2表示部の変動及び停止を行い、前記第
2表示部の停止図柄の意味するところに従って、前記第
1表示部の他の表示部の再度の変動及び停止を行う図柄
変動停止手段と、前記第1表示部に表示される停止図柄
が前記所定の当り図柄を構成するとき、遊技者にとって
有利となる第1の状態、前記第1表示部に表示される停
止図柄が前記所定の当り図柄を構成しないとき、遊技者
にとって不利となる第2の状態に変化可能な可変入賞手
段とを設けたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の遊技機のさらに異なる構成
は、連設された3個の表示部を含む主表示部、及び1個
の表示部を含む補助表示部で形成され表示状態が変化可
能な可変表示手段と、前記主表示部のうちの左図柄表示
部及び右図柄表示部により表示される変動後の停止図柄
が所定当り図柄の一部を構成する待ち図柄となるとき、
前記補助表示部の図柄の変動及び停止を行うとともに中
図柄表示部の図柄の変動及び停止を行い、前記3個の表
示部に表示される停止図柄が前記所定の当り図柄を構成
しないとき、前記補助表示部の停止図柄の色、字句又は
数字の意味するところに従って、前記中図柄表示部の図
柄の再度の変動及び停止を行う図柄変動停止手段と、前
記主表示部に表示される停止図柄が前記所定の当り図柄
を構成するとき、遊技者にとって有利となる第1の状
態、前記主表示部に表示される停止図柄が前記所定の当
り図柄を構成しないとき、遊技者にとって不利となる第
2の状態に変化可能な可変入賞手段とを設けたことを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明を一層明確にするため
に好適な実施形態を図面と共に説明する。図1に示す本
実施形態に係る弾球遊技機の制御を司る電子制御装置1
の構成について説明する。電子制御装置1の可変表示装
置2は、画像処理装置3と、左図柄表示部5、中図柄表
示部6、右図柄表示部7及び補助図柄表示部8からなる
液晶表示盤9とを含むものである。画像処理装置3は、
画像データを格納する画像データROM(図示せず)
と、画像データROMから画像データを読みだし、後述
のCPU10の指示に基づいて画像演算処理を行い画像
データを発生する画像データプロセッサ(図示せず)
と、画像データを一時的に格納する画像RAM(図示せ
ず)とからなるものである。液晶表示盤9は、画像処理
装置からのデータを受け可変表示を行うダイナミック駆
動方式のものであり、主表示部としての左ないし右図柄
表示部5〜7が連設され、その上部に副表示部としての
補助図柄表示部8が設けられているものである。画像処
理装置3は、CPU10からの指令があると、必要な画
像データを選択し、そのデータ処理を行い、特別図柄表
示装置としての液晶表示盤9に図柄を変動表示及び停止
表示するものである。
【0012】電子制御装置1は、前述したCPU10を
中心として、ROM11,RAM12,入力インタフェ
ース13,出力インタフェース14、カウンタ15等を
バス16により相互に接続したものである。入力インタ
フェース13には、遊技球検出スイッチ13a,発射停
止ボタン13b,タッチスイッチ13c,上受け皿詰ま
りスイッチ13d,満杯スイッチ13e,始動入賞検出
器34,普通図柄作動ゲート30a,30b等が接続さ
れており、CPU10は、それらから入力インタフェー
ス13を介して遊技球検出信号、発射停止信号、タッチ
信号、上受け皿詰まり信号、満杯信号、始動入賞信号、
普通図柄信号等の種々の入力信号を受け、CPU10が
初期設定や所定の演算等を行うようにしている。出力イ
ンタフェース14には、遊技球を発射する遊技球発射装
置22,音声を出力するスピーカ23,各種LED29
a〜29c、及び普通図柄表示装置としての普通図柄表
示部38等が接続されており、それらに対してCPU1
0が出力インタフェース14を介して出力信号を供給し
ている。
【0013】次に、特別図柄表示装置としての液晶表示
盤9について詳細に説明する。左ないし右図柄表示部5
〜7は、それぞれ、「1」「2」「3」「4」の黄赤青緑の4
種の色からなる16種類の数字から構成される図柄配列
からなっており、左から、特別図柄Aを表示する左図柄
表示部5、特別図柄Bを表示する中図柄表示部6、及び
特別図柄Cを表示する右図柄表示部7の順序で連設され
た3桁の図柄配列を構成し、「111」〜「444」までの黄赤青
緑のいずれかに着色された256種類の整数値の組合わ
せからなる3桁の特別図柄ABCが液晶表示盤9にスク
ロール変動表示及び停止表示がされるようになってい
る。図柄の停止は特別図柄A、C、Bの順序に行われる
ように設定されている。
【0014】特別図柄ABCの当否の決定は、図2(a)
(b)に示す特別図柄当否決定乱数によってランダムに決
定されるようになっている。乱数発生器としての特別図
柄当否決定カウンタ15aは、設定1の場合が0〜391の
392種類の数値、設定2の場合が0〜421の422種類の数
値、設定3の場合が0〜447の448種類の数値を昇順に且
つ繰り返して算出するものである。CPU10は、特別
図柄当否決定カウンタ15aのカウント値を微小時間毎
に読み込むこととしている。また、後述するが、大当り
図柄の内の特定図柄で大当りをすれば、1回目の大当り
動作が終了すると低確率モードから高確率モードに確率
変動をするように設定し、それより以後、最低2回は高
確率が確保され、そして、低確率モードに戻り、一方、
大当り図柄が特定図柄以外では、確率変動は生じないよ
うに設定されている。また、設定1〜3により3段階の
モードで大当り確率が設定されている。各設定1〜3に
おいて、低確率時と高確率時の2つのモードが存在し、
図2(a)(b)に示す通り、設定1及び設定2では、低確率
時には特別図柄当否決定乱数が「3」のときには当り、そ
れ以外の数字のときには外れとなっており、当り確率が
1/392,1/422となっており、一方、高確率時には特別図
柄当否決定乱数が「37」「61」「139」「211」「251」
「307」「373」のいずれかのときには当り、それ以外の
数字のときには外れとなっており、当り確率が7/392,7/
422となっている。また設定3では、低確率時には特別
図柄当否決定乱数が「3」のときには当り、それ以外の数
字のときには外れとなっており、当り確率が1/448とな
っており、一方、高確率時には特別図柄当否決定乱数が
「3」「37」「61」「139」「211」「251」「307」「373」の
いずれかのときには当り、それ以外の数字のときには外
れとなっており、当り確率が8/448となっている。この
ようにして定められたソフト上の大当り確率は、図2
(c)に示す通りとなっている。表示上の大当り確率は、1
/16×1/16×1/16×16=1/256≒0.781/200に設定され、1
/256×16=16/256≒0.062<0.08となり、遊技規則を満
足している。
【0015】次に、特別図柄ABCの停止図柄の決定に
ついて説明する。大当り停止図柄配列は、「111」「22
2」「333」「444」の赤青黄緑の4色で、同色3桁同一の
16種類の図柄配列に設定している。図3に示す通り、
特別図柄ABCの当り停止図柄決定乱数は、左停止図柄
決定乱数で兼用しているものであり、左停止図柄決定乱
数0〜15に対応して、当り停止図柄のデータがRAM1
2の所定のエリアに格納されている。左停止図柄決定乱
数としての左停止図柄決定カウンタ15bは、0〜15ま
での16種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出し、前
記16種類の大当り停止図柄に対応して設けられている
ものである。外れ停止図柄の決定は、図4に示す通り、
左停止図柄決定乱数としての左図柄決定カウンタ15b
と、0〜15までの16種類の数値を昇順に且つ繰り返し
て算出する中停止図柄決定カウンタ15cと、0〜15ま
での16種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出する右
停止図柄決定カウンタ15dとに基づいてランダムに実
行されるようになっている。CPU10は、これら乱数
発生器としての上記カウンタ15b〜dのカウント値を
微小時間毎に読み込むこととしている。各決定乱数に対
応して、外れ停止図柄のデータがRAM12の所定のエ
リアに格納されている。但し、左停止図柄A、中停止図
柄B及び右停止図柄Cがすべて同一の場合には、中停止
図柄Cに1加えた分だけずらして停止図柄とするように
している。
【0016】次に、本発明の特徴的な構成をなす、補助
図柄表示部8と、それに表示される補助図柄Dの決定と
について説明する。補助図柄表示部8は、右図柄Cの停
止時に、左図柄Aと右図柄Cとが等しいとき(所謂リー
チ時)に変動を開始し、中図柄Bが停止すると同時に停
止するように設定されている。そして中図柄Bが大当り
でない場合には、補助図柄Dの停止図柄の意味するとこ
ろに従って再度中図柄Bが変動して中図柄Bが停止し、
大当りとなることがあるように設定している。補助図柄
表示部8には、「ドロー4」「ドロー2(赤)」「ドロ
ー2(青)」「ドロー2(黄)」「ドロー2(緑)」
「スキップ(赤)」「スキップ(青)」「スキップ
(黄)」「スキップ(緑)」「リバース(赤)」「リバ
ース(青)」「リバース(黄)」「リバース(緑)」
「ワイルド」の14種類の補助図柄Dがスクロール表示
及びいずれか1つが停止表示されるようになっている。
上記において、たとえば、「ドロー2(赤)」というの
は、赤色に着色された「ドロー2」という文字である。
「ドロー4」は中図柄Bを4駒進めさせるもの、「ドロ
ー2」は、左、右図柄A,Cの色と「ドロー2」の色と
が同色であれば、中図柄Bを2駒進めさせるもの、「ス
キップ」は、左、右図柄A,Cの色と「スキップ」の色
とが同色であれば、ランダムに中図柄Bの駒を進めさせ
るもの、「リバース」は、左、右図柄A,Cの色と「リ
バース」の色とが同色であれば、中図柄Bを1駒戻させ
るもの(15駒進めることと同じ)、「ワイルド」は、
その色が左、右図柄A,Cの色以外の色であれば、左、
右図柄A,Cの色と同色の、中図柄B停止図柄の示す数
字まで駒を進めさせるものである。図5に示す通り、補
助図柄Dの補助停止図柄決定乱数0〜13に対応して、補
助停止図柄がRAM12の所定のエリアに格納されてい
る。補助停止図柄決定乱数としての補助停止図柄決定カ
ウンタ15eは、0〜13までの14種類の数値を昇順に
且つ繰り返して算出し、これら14種類の補助停止図柄
に対応して設けられているものである。補助停止図柄D
の決定は、図5に示す通り、補助停止図柄決定カウンタ
15eに基づいてランダムに実行されるようになってい
る。CPU10は、これら乱数発生器としての補助停止
図柄決定カウンタ15eのカウント値を微小時間毎に読
み込むこととしている。同様に図6に示すようにスキッ
プ乱数が設定されており、スキップカウンタ15fのカ
ウント値0〜14に基づいてスキップの数を設定するよう
にしている。また、各決定乱数に対応して、補助停止図
柄D、スキップ内容等のデータがRAM12の所定のエ
リアに格納されている。
【0017】次に普通図柄表示部38について図7(a)
(b)に基づいて説明する。普通図柄表示部38は7セグ
メントLEDで構成され、そこに表示される普通図柄E
は「-」「1」「3」「5」「9」の5種類であり、それらを
次々にスクロール変動表示し、次にその内のいずれかの
ものを停止表示するようにしている。普通図柄Eの当否
の決定は、図7(a)(b)に示す普通図柄当否決定乱数0〜3
2によってランダムに決定されるようになっている。乱
数発生器としての普通図柄当否決定カウンタ15gは、0
〜4の5種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出するもの
である。CPU10は、普通図柄当否決定カウンタ15
gのカウント値を微小時間毎に読み込むこととしてい
る。また、低確率時と高確率時の2つのモードが存在
し、図7(a)に示す通り、低確率時には普通図柄当否決
定乱数が「3」「5」「7」のいずれかのときには当り、そ
れ以外の数字のときには外れとなっており、当り確率が
1/11となっており、一方、高確率時には普通図柄当否決
定乱数が「3」〜「32」のいずれか1つのときには当り、そ
れ以外の数字のときには外れとなっており、当り確率が
10/11(30/33)となっている。次に、図7(b)に示す通
り、普通図柄Dの停止図柄決定は、外れ停止図柄決定乱
数によって決定されるようになっており、外れ停止図柄
決定乱数0〜4に対応して、外れ停止図柄のデータがRA
M12の所定のエリアに格納されている。外れ停止図柄
決定乱数としての外れ停止図柄決定カウンタ15hは、0
〜4までの5種類の数値を昇順に且つ繰り返して算出し、
外れ停止図柄に対応して設けられているものである。C
PU10は、これら乱数発生器としての上記カウンタ1
5g,15hのカウント値を微小時間毎に読み込むことと
している。外れ停止図柄決定乱数に対応して、外れ停止
図柄のデータがRAM12の所定のエリアに格納されて
いる。
【0018】電子制御装置1を備えた、図8に示す弾球
遊技機17について説明する。弾球遊技機17は、外枠
17aに開閉自在に取り付けられた前面枠17bに対し
て周知の遊技盤18が着脱自在に装着されているもので
ある。弾球遊技機17の前面枠17bの下方には、上受
け皿20及び下受け皿21が一体的に設けられたプラス
チック製の皿部材19が配置されている。上受け皿20
及び下受け皿21には、それぞれに弾球遊技機17内部
から遊技球を排出するための上受け皿排出口20a及び
下受け皿排出口21aが開口している。皿部材19には
複数の小孔からなるスピーカ面23aが設けられてお
り、その裏側には遊技状態に応じた効果音を発生するス
ピーカ23が装着されている。さらに皿部材19には、
上受け皿20から供給される遊技球を遊技領域24に発
射するためのモータ(図示せず)を操作する発射ハンド
ル25が設けられている。発射ハンドル25には遊技者
がタッチしていることを検出する導電性のタッチスイッ
チ13cが内蔵されている。また、発射ハンドル25の
直上付近には遊技球の発射を一時的に停止するための発
射停止ボタン13bが設置されている。
【0019】図8の遊技盤18の表面には、発射された
打球を誘導するための誘導レール27がほぼ円弧状に植
立され、誘導レール27で区画された領域が遊技領域2
4を構成している。遊技領域24の上部には天入賞口2
8が設けられ、その下部には液晶表示盤9が配置されて
いる。液晶表示盤9の上部と左右にはそれぞれ表示枠上
飾りLED29a,表示枠左右飾りLED29bが配置
されている。表示枠上飾りLED29aの下側には特別
図柄変動記憶LED29cが配置されており、特別図柄
変動記憶LED29cは第1種始動口32又は33に入
賞した打球数であって、表示枠上飾りLED29aの下
側に設けた液晶表示盤9を可変表示させる権利の留保数
を点灯表示するものである。液晶表示盤9では、第1種
始動口32又は33に打球が入賞したことに基づいて特
別図柄を可変表示し、それらが一定時間(例えば、6
秒)経過すると順次停止するようにしている。そして特
別図柄の停止時の識別情報の組合わせが所定の大当り図
柄(例えば7のゾロ目の特定表示結果)となったとき、
特定遊技状態となって、スピーカ23から大当り音を発
生させるとともに、大入賞口36を28.600秒(あ
るいは10個の入賞玉が発生するまで)するように設定
され、その開放している間、遊技領域24を落下する打
球を特定領域37内に受け入れるようになっている。そ
の受け入れられた打球が特定領域通過検出器(図示せ
ず)をオンさせる、継続権が成立して再度上記した開放
状態を連続して16回繰り返すことができるように設定
されている。液晶表示盤9の左右には普通図柄作動ゲー
ト30a,30bが配置され、打球の通過を検出できる
ようにしている。遊技領域24の左右下部には入賞口3
1a,31bが設けられている。
【0020】液晶表示盤9の下方には、遊技領域を落下
する打球を単に受け入れる第1種始動口32と、第1種
始動口32の下方でソレノイド(図示せず)により開閉
駆動される第1種始動口33とが形成されている。大入
賞口36の下方には、普通図柄表示部38と普通図柄変
動記憶LED39が設けられている。普通図柄表示部3
8は、普通図柄作動ゲート30a,30bに打球が通過
したことに応答して可変表示を開始し、低確率時には2
7.998秒後、高確率時には5.001秒後に停止
し、その停止時の表示結果が「7」となったときに当りと
判断されるものであり、その場合には普通電動役物であ
る第1種始動口33を低確率時には0.301秒、高確
率時には2.998秒経過するまで、又は所定個数(例
えば、3個)の入賞球が発生するまで開放駆動するよう
にしているものである。但し、開放中に2個の遊技球が
入賞した場合には開放時間内であっても、開放動作は終
了するようにしている。普通図柄変動記憶LED39は
普通図柄作動ゲート30a,30bを通過した打球数で
あって普通図柄表示部38を可変表示させる権利の留保
数を表示するものであり、最高4個迄記憶できるように
している。第1種始動口32又は33のいずれかに入賞
した入賞球は、遊技盤18の裏面に導かれ、始動入賞球
検出器34によって検出できるようになっている。
【0021】また大入賞口36の左右には下入賞口40
a,40bが設けられており、遊技領域24の上部左右
にランプ風車41a,41bが設けられている。その
他、遊技領域24には袖ランプ(図示せず)、サイドラ
ンプ(図示せず),飾りランプ・飾りLED(図示せ
ず)等が設けられ、表示枠上飾りLED29a,表示枠
左右飾りLED29bとともに、始動入賞時あるいは特
定遊技状態時に点灯あるいは点滅してその旨を遊技者に
報知するようにしている。さらに、遊技領域24の最下
方には、上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった
打球が遊技盤18の後方に導かれるアウト口42が設け
られている。
【0022】図8の遊技盤18の裏面の構成は周知の通
りであり、図示及び細部についての説明は割愛するが、
各種検出センサ、役物ランプ・ランプ等に接続されたリ
ード線等周知の部材が配置されており、電子制御装置1
を格納した制御盤(図示せず)も設けられており、第1
種始動口32,33、下入賞口40a,40bに入賞に
入賞した入賞球は入賞経路に集合させられて、相対的に
少ない景品玉数(例えば、7個)を払い出すようになっ
ており、その他の入賞口や入賞領域に入賞した玉は、別
の入賞経路に集合させられて、相対的に多い景品玉数
(例えば、15個)を払い出すようになっている。
【0023】本実施形態の特徴的動作を、図9に示すフ
ローチャートに基づいて大当り処理ルーチンを説明す
る。弾球遊技機17が電源に接続され、電源部(図示せ
ず)から各回路に電源が供給されると、CPU10はフ
ラグやカウンタ等の一連の初期設定を行い、図示せぬメ
インルーチンを実行しつつ、ハードウェア割り込みによ
り、この大当り処理ルーチンを起動する。まず処理が開
始されると、始動入賞球検出器34のオン信号を待ち
(S100)、オン信号がないと判断されたときには、S100
に戻り処理を繰り返す。
【0024】一方、第1種始動口32又は33に打球が
入賞すると、始動入賞球検出器34がオン信号を発生す
るので、肯定判断され、特別図柄の当否決定カウンタ1
5aのカウント値、即ち、設定1の場合0〜391、設定2
の場合0〜421、設定3の場合0〜447のいずれか1つを取
り出して、RAM12に格納する(S101)。そして液晶
表示盤9への図柄の変動表示、スピーカ23からの音声
出力、各種LED29a〜29cのオン等の開始を指示
し、続いて液晶表示盤9における特別図柄表示の変動開
始から微小時間が経過してから、RAM12に格納され
た前述のカウント値を取り出し、その数値が図2に示す
大当り数値に該当するかどうか判断し、該当する場合に
は、大当り、非該当の場合には外れを判断する(S10
2)。このとき、他のルーチンにおいて確率変動処理を
行っており、低確率時と高確率時との間の移行を処理す
るようにしており、大当り図柄が16個の大当り図柄の
内の4つの特定図柄に該当すれば、第1回目の大当り処
理が終了してから低確率時から高確率時へ移行して確率
を向上させ、以後2回の大当りにおいて高確率が保証さ
れるようになっており、このような高確率時において、
新たに上記特定図柄で大当りとなれば、またそこから以
後の2回の大当りにおいて高確率が保証され、そして、
そうした高確率時が終了すると低確率時に戻るように設
定しており、一方、大当り図柄が特定図柄以外の大当り
図柄であれば、第1回目の大当り処理が終了しても、低
確率時のままであり、確率変動は生じないこととなる。
そして、大当りの場合には左停止図柄決定カウンタ15
bのカウント値0〜15からランダムに1つの数値を選択
し、このカウント値に応じて対応する1つの大当り図柄
を図3に基づいて決定する(S103)。
【0025】次に液晶表示盤9の左図柄表示部5、右図
柄表示部7の順序で停止させて所謂リーチ表示をさせる
とともに、補助図柄Dが変動表示を開始する(S104)。
そして、図10に示す中図柄及び補助図柄の変動停止ル
ーチン処理にジャンプし、所定時間後に中図柄B及び補
助図柄Dを停止させ、補助図柄Dの意味するところに従
って、再度、中図柄Bの変動及び停止をさせる(S10
5)。この特徴的な処理については後に詳述する。こう
して特定遊技状態となり、画像処理装置3から大当りの
画像データを読みだし、液晶表示盤9への前述の大当り
に対応する特別図柄表示を行うとともに、スピーカ23
からの大当り音の出力、各種LED29a〜29cのオ
ン等を指示するとともに、大入賞口36を所定時間開放
し、その間、遊技領域24を落下する打球を特定領域3
7内に受け入れる等の前述した大当り処理を行う(ステ
ップS106)。続いて、大当り処理が終了したかどうかを
判断し(S107)、否定判断された場合には、ステップS1
06に戻りステップS106の処理を繰り返す。一方、肯定判
断された場合には、処理はリタ―ンに抜ける。
【0026】一方、S102において否定判断されると、所
定の外れ処理(S108〜S113)を行い、処理はリターンに
抜ける。すなわち、外れの場合には前述の外れ停止図柄
決定カウンタ15b〜dのカウント値の数値からランダ
ムに1つの数値を選択し、このカウント値に応じて対応
する外れ停止図柄を決定する(S108)。次にリーチ表示
であるか否か、すなわち左図柄Aと右図柄Cの色と数字
が同一であるか否か判断し(S109)、肯定判断された場
合には、リーチ表示を行い(S110)、補助図柄Dの変動
を開始させ、前述の図10のサブル―チンを実行し、前
記で説明したように、中図柄B及び補助図柄Dの変動及
び停止を行う(S111)。一方、S109で否定判断された場
合には、単に特別図柄ABCの変動停止を行うだけであ
り、補助図柄Dの意味するところに従って中図柄Bの再
度の変動は行わない(S112)。次に所定の外れ処理(S1
13)を行いリターンに抜ける。
【0027】図10の特徴的な構成に係るサブルーチン
について説明する。このサブルーチンは、図9のS105又
はS111が実行されるときに、実行されるものである。最
初に、S105の場合(大当りリーチの場合)を説明する
と、補助図柄Dの停止図柄が「ドロー4」か否かを判断
し(S200)、肯定判断された場合には、中図柄Bの停止
図柄を4駒戻した図柄を一時停止図柄と決定し、そのデ
ータをRAM12に格納する(S201)。例示として、S1
03において大当り図柄が青「333」に決定されたとする
と、中図柄Bの停止図柄が青「3」から4駒戻った図柄で
ある赤「3」を一時停止図柄と決定する(図4参照)。S20
0において否定判断がなされると、補助図柄Dの停止図
柄が「ドロー2」か否かを判断し(S202)、肯定判断さ
れた場合には、中図柄Bの停止図柄を2駒戻した図柄を
一時停止図柄と決定し、そのデータをRAM12に格納
する(S203)。大当り図柄が青「333」であるから、中図
柄Bの停止図柄が青「3」から2駒戻った図柄である青「1」
を一時停止図柄と決定する(図4参照)。S202において
否定判断がなされると、補助図柄Dの停止図柄が「スキ
ップ」か否かを判断し(S204)、肯定判断された場合に
は、図6のスキップ乱数に基づいて抽選を行い、いずれ
か1つのデータをランダムに選択する。そして中図柄B
の停止図柄をスキップ駒まで戻した図柄を一時停止図柄
と決定し、そのデータをRAM12に格納する(S20
5)。大当り図柄が青「333」であるから、乱数値が7であ
るとすると、中図柄Bの停止図柄が青「3」から8駒戻っ
た図柄である緑「3」を一時停止図柄と決定する(図4参
照)。S204において否定判断がなされると、補助図柄D
の停止図柄が「リバース」か否かを判断し(S206)、肯
定判断された場合には、中図柄Bの停止図柄を1駒まで
進めた図柄を一時停止図柄と決定し、そのデータをRA
M12に格納する(S207)。大当り図柄が青「333」であ
るから、中図柄Bの停止図柄が青「3」から1駒進めた図
柄である青「4」を一時停止図柄と決定する(図4参
照)。S206において否定判断がなされると、補助図柄D
の停止図柄は残る「ワイルド」であると決定されるの
で、左図柄A及び右図柄Cの停止図柄の色以外の色の現
停止図柄Bの数まで戻った図柄を一時停止図柄と決定
し、そのデータをRAM12に格納する(S208)。大当
り図柄が青「333」であるから、中図柄Bの停止図柄であ
る青「3」と同じ数値であり、かつ、左停止図柄A以外の
色である黄「3」を一時停止図柄と決定する(図4参
照)。そして、「ドロー2」「スキップ」「リバース」
の場合には、色が4種類あるので、S203,S205,S207の後
は、S209に移行し、左停止図柄A又は右停止図柄Cいず
れか一方の色と、補助図柄Dの色とを比較し、異なる色
である旨の否定判断がされた場合には、S210で中図柄B
を一時停止させる必要が無いことから、中図柄の再変動
及び停止は実行されず、単に特別図柄ABC及び補助図
柄Dの変動を行い、大当り図柄(上記設例では青「33
3」)及び補助図柄Dが停止されることとなる。一方、S2
09で肯定判断された場合、又は「ドロー4」「ワイル
ド」である場合には、S201,S208の後は、中図柄B及び
補助図柄Dを変動させた後に同時に停止させ、次に、補
助図柄Dの表示の意味するところである図11(a)の表
に従って、中図柄Bを再度変動及び停止させ、大当り図
柄(上記設例では青「333」)を停止させることとなり、
処理はリターンに抜ける。
【0028】上記設例では、青「3?3」のリーチ表示にお
いて、補助図柄Dが「ドロー4」で停止した場合には、
中図柄Bは一旦赤「3」で停止した後、再度変動を開始し
青「3」まで4駒進んで停止し、補助図柄Dが「ドロー
2」で停止した場合には、中図柄Bは一旦青「1」で停止
した後、再度変動を開始し青「3」で2駒進んで停止し、
補助図柄Dが「スキップ」で停止した場合には、中図柄
Bは一旦緑「3」で停止した後、再度変動を開始し青「3」ま
で8駒進んで停止し、補助図柄Dが「リバース」で停止
した場合には、中図柄Bは一旦青「4」で停止した後、再
度変動を開始し青「3」まで1駒戻って停止し、補助図柄
Dが「ワイルド」で停止した場合には、中図柄Bは一旦
黄「3」で停止した後、再度変動を開始し青「3」で停止す
る。
【0029】一方、S111の場合(外れリーチの場合)に
図10のサブルーチンが実行される場合、例示として、
外れ停止図柄が赤「1」緑「2」赤「1」の3桁の組み合わせで
ある場合には、補助図柄Dが「ドロー4」で停止した場
合には、中図柄Bは一旦黄「2」で停止した後、再度変動
を開始し緑「2」まで4駒進んで停止し、補助図柄Dが
「ドロー2」で停止した場合で同色の場合には、中図柄
Bは一旦黄「4」で停止した後、再度変動を開始し緑「2」ま
で2駒進んで停止し、補助図柄Dが「スキップ」で停止
した場合で同色の場合には、中図柄Bは一旦青「2」で停
止した後、再度変動を開始し緑「2」まで進んで停止し、
補助図柄Dが「リバース」で停止した場合で同色の場合
には、中図柄Bは一旦緑「3」で停止した後、再度変動を
開始し緑「2」まで1駒戻って停止し、補助図柄Dが「ワ
イルド」で停止した場合には、中図柄Bは一旦赤「3」で
停止した後、再度変動を開始し緑「2」で停止する。
【0030】他の実施形態としては、上述の実施形態と
同様の構成とされ、図10のサブルーチンに代えて、補
助図柄Dの表示態様を図11(a)を図11(b)に変更した
ものがある。その詳細については図示及び説明を割愛す
るが、図11(b)に示す通り、補助図柄Dは、「星」
「チャンス1」「チャンス2」「チャンス3」の4つの
図柄から構成されており、「星」で停止した場合には、
外れを意味し、中図柄Bの再度の変動は行わず、「チャ
ンス1」で停止した場合には、大当りでない場合再度変
動して停止し、「チャンス2」で停止した場合には、チ
ャンス1と同様の動作を2回繰り返し、「チャンス3」
で停止した場合には、チャンス1と同様の動作を3回繰
り返すようにしているものである。この実施態様では、
外れを設定するとともに、補助図柄の数字の意味すると
ころに従って、中図柄Bを再度変動させることが特徴と
なっている。なお、上記回数設定については最大3回に
限定されず、その上限を増加することも可能である。
【0031】以上のように本実施形態が構成されている
ことにより、ゾロ目のものがほとんどである遊技場にお
いて、本実施形態に係る弾球遊技機で遊技を行う遊技者
は、補助図柄Dによってリーチ後の態様が豊富化し、新
鮮な当り感が得られ、興趣が一層高められるという効果
が生じるのである。
【0032】以上、本実施形態を説明したが、本発明の
技術的思想を逸脱しない範囲において本発明の構成を適
宜改変できることは当然であり、このような改変も、本
発明の技術的範囲に属するものである。例えば、本発明
はいわゆる権利物と呼ばれている機種、アレンジボール
遊技機、時短機等他の種類の弾球遊技機にも適用が可能
である。図12(a)に示す通り、本実施形態に係る補助
図柄表示部8を所謂疑似図柄表示部80'とし、そこに
補助図柄Dの擬似図柄を表示するとともに、その下側に
特別図柄ABCを表示する特別図柄表示部5',6',7'
を配置することも可能であり、又は図12(b)に示す通
り、補助図柄表示部8を比較的大きな画面構成の疑似図
柄表示部80"とし、そこに補助図柄Dの擬似図柄を表
示するとともに、その下側に特別図柄ABCの擬似図柄
を表示する比較的大きな画面構成の擬似図柄表示部5
0",60",70"'を配置することも可能であり、一方、
その右下最下部にそれらよりもかなり小さな目立たない
画面構成の特別図柄ABCを表示するための3桁の左、
中、及び右図柄表示部5",6",7"を備えるように構成
してもよい。さらに、補助図柄の意味するところも、図
11(a)(b)のものに限定されず、種々なる態様を設定す
ることが可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、可変表示装置の大当り
状態の表示に変化をもたせ、遊技者に新鮮な興趣を持た
せることができる。具体的には、リーチ発生後において
も、第2表示部における表示態様により、遊技者に対し
高い遊技興趣を付与することが可能となる。例えば、停
止した第2図柄が所定の図柄で表示された場合に、一部
の第1図柄(例えば中図柄)を所定のコマ数だけ進行さ
せるものとした場合には、第2図柄に停止表示される図
柄によって、第1図柄の表示態様が左右され、ひいては
遊技の勝敗が左右されることになり、遊技者は第2図柄
に停止表示される図柄に大いに注目を集めるものとな
り、従来にない遊技態様を楽しむことが可能となる。ま
た、停止表示した一部の第1図柄(例えば中図柄)と、
第2図柄との対応関係が所定の関係を有するとき、一部
の第1図柄(例えば中図柄)以外の第1図柄(例えば左
右図柄)を所定のコマ数だけ進行させるものとした場合
も、第2図柄の表示態様に加え、一部の第1図柄(例え
ば中図柄)の表示態様が、遊技の勝敗を左右するものと
なり、両者の表示態様により、遊技者に対し従来にない
新鮮な遊技興趣を付与することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態の弾球遊技機の電子制御装置
のブロック図である。
【図2】(a)は特別図柄の設定1,2の場合の当否決定
乱数対応表、(b)は設定3の場合の特別図柄の当否決定
乱数対応表(c)は内部上の3段階の確率設定対応表であ
る。
【図3】特別図柄の当り停止図柄決定乱数対応表であ
る。
【図4】特別図柄の外れ停止図柄決定乱数対応表であ
る。
【図5】補助図柄の停止図柄決定乱数対応表である。
【図6】スキップ乱数対応表である。
【図7】(a)は普通図柄当否決定乱数対応表、(b)は普通
図柄外れ停止図柄決定乱数対応表である。
【図8】同弾球遊技機の正面図である。
【図9】同弾球遊技機の電子制御装置により行われる大
当り処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図10】同中図柄Bの一時停止及び補助図柄Dの停止
図柄の決定処理サブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図11】(a)は本実施形態に係る補助図柄Dの意味す
るところを示す対応表、(b)は他の実施形態に係る補助
図柄Dの意味するところを示す対応表補助図柄決定乱数
対応表である。
【図12】(a)は疑似図柄表示部及び特別図柄表示部を
設けたものについての模式図、(b)は2つの疑似図柄表
示部及び特別図柄表示部を設けたものについての模式図
である。
【符号の説明】
1 電子制御装置 2 可変表示装置 8 補助図柄表示部 9 液晶表示盤 10 CPU 11 ROM 12 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部に表示される図柄が変化可能な可
    変表示手段と、該可変表示手段に表示される図柄が予め
    定められた特定の図柄であるとき、遊技者にとって有利
    となる第1の状態に変化可能な可変入賞手段と、を含み
    構成された遊技機において、 前記表示部に表示される第1図柄のうち一部の第1図柄
    の変動及び停止表示に伴い、第2図柄の変動及び停止表
    示を行う第2表示部と、該第2表示部で停止表示された
    第2図柄の意味するところに従って、前記一部の第1図
    柄の変動及び停止表示を再度生じさせる図柄変動停止手
    段と、を備えて構成し、 前記図柄変動停止手段は、停止した前記第2図柄が所定
    の図柄で表示される場合には、前記一部の第1図柄を所
    定のコマ数だけ進行させることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 表示部に表示される図柄が変化可能な可
    変表示手段と、該可変表示手段に表示される図柄が予め
    定められた特定の図柄であるとき、遊技者にとって有利
    となる第1の状態に変化可能な可変入賞手段と、を含み
    構成された遊技機において、 前記表示部に表示される第1図柄のうち一部の第1図柄
    の変動及び停止表示に伴い、第2図柄の変動及び停止表
    示を行う第2表示部と、該第2表示部で停止表示された
    第2図柄の意味するところに従って、前記一部の第1図
    柄の変動及び停止表示を再度生じさせる図柄変動停止手
    段と、を備えて構成し、 前記図柄変動停止手段は、先行して変動及び停止表示し
    た前記一部の第1図柄と前記第2表示部で停止表示した
    前記第2図柄との対応関係が所定の関係を有するとき、
    前記一部の第1図柄以外の第1図柄を所定のコマ数だけ
    進行させることを特徴とする遊技機。
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