JP2001186944A - 流し台の端縁部材 - Google Patents

流し台の端縁部材

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JP2001186944A
JP2001186944A JP37160999A JP37160999A JP2001186944A JP 2001186944 A JP2001186944 A JP 2001186944A JP 37160999 A JP37160999 A JP 37160999A JP 37160999 A JP37160999 A JP 37160999A JP 2001186944 A JP2001186944 A JP 2001186944A
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JP
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sink
edge
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JP37160999A
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English (en)
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Hideyuki Takaku
秀之 高久
Ryosuke Sato
良介 佐藤
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Sun Wave Corp
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Sun Wave Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流し台端縁からの水やゴミ等の落下を確実に
防止することができる流し台端縁における端縁部材を提
供する。 【解決手段】 流し台上面4aの端縁に端縁部材1がシ
ール剤を介して液密に取付けられているので、流し台上
面4aの端縁からの水やゴミなどの落下を確実に防止す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、流し台端縁からの流体等の落下
を防止する流し台の端縁部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流し台等に設けられるシンク内ま
たは上部で調理をしたり、食器や食材を水洗いする際に
多量の水が使用される場合に、流し台上面に飛散した水
や細かく切断された食材が流し台の端縁から落下して床
面が汚されることとなる。
【0003】このような場合、例えば流し台端部に冷蔵
庫などが隣接して配置される場合には、流し台端部と冷
蔵庫の間に形成される隙間から床面上に落下した水やゴ
ミは、拭き取ることが不可能なため、床面は汚れたまま
の状態となり長期的には悪臭が発生して不衛生となるば
かりか床面が腐食される問題を有することとなる。
【0004】このようなことから図5に示されるよう
に、従来の流し台01では、流し台01の端縁から水な
どが落下するのを防止するために、例えば流し台01上
面の防水性の化粧板として使用されているステンレスス
チール製の板材の端縁を立ち上げて一体的な端縁部材0
3として折曲形成し、隣接位置に冷蔵庫などが配置され
ている場合には、端縁部材03と冷蔵庫の壁面04との
間に形成される隙間にコーキング剤05等を充填して水
の侵入を防止する対策が採られていた。
【0005】また、図6に示されるように、流し台02
の端縁に端縁部材03が設けられていない場合には、流
し台02端縁から水などの落下を防止するために、端縁
部に冷蔵庫などが隣接配置されている場合には、流し台
02の側板06と冷蔵庫などの壁面04との間で形成さ
れる隙間にコーキング剤05等を充填してシールし、水
等の侵入を防止する対策が採られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来の対策では、前者の場合は、端縁部材03を流し台0
1上面のステンレススチール板の一体成形が困難となる
問題を有しており、後者の場合は、流し台02の端縁と
冷蔵庫の壁面との間に形成される隙間が極めて少ない場
合にコーキング剤05等を充填することで対応できる
が、隙間が大きくなるとコーキング剤05による対応が
不可能となり、この種の従来からの問題は未解決の部分
が残されていた。
【0007】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、流し台端縁からの水やゴミ等の落下を確
実に防止することができる流し台端縁における端縁部材
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の流し台の端縁部材は、流し台上面の端縁に
取付けられる端縁部材であって、該端縁部材は所定高さ
を有する細長状に形成され、前記端縁部材の取付面がシ
ール剤を介して流し台上面に液密に取付けられているこ
とを特徴としている。上記構成の本発明によると、流し
台上面の端縁に端縁部材がシール剤を介して液密に取付
けられているので、流し台上面の端縁からの水やゴミな
どの落下を確実に防止することができる。
【0009】上記流し台の端縁部材において、前記端縁
部材は、前記取付面に長手方向に沿って凹溝が形成され
て該凹溝にシール剤が充填され、ビスなどを介して取付
けられていることが好ましい。このようにすると、前記
端縁部材が、取付面に形成された凹溝にシール剤を充填
した状態でビスなどを介して取付けられるので、取付面
を確実にシールすることができる。
【0010】上記流し台の端縁部材において、前記端縁
部材が、底面に取付面を有すると共に上面には嵌合凹部
が形成された保持部材と、該保持部材の嵌合凹部に着脱
可能に嵌着される所定高さの嵌着部材とで構成されてい
ることが好ましい。このようにすると、嵌着部材が保持
部材の嵌合凹部に着脱可能に嵌着されるので、例えば高
さ別の嵌着部材を用意することにより、使用箇所に応じ
て所定高さのものと適宜交換して使用することができる
とともに、高さの高い嵌着部材が使用される場合でも保
持部材のみがビスにより固定されるので短いビスを使用
して取り付けることができる。
【0011】上記流し台の端縁部材において、前記嵌着
部材が、少なくとも表面が前記流し台と同一材質から構
成されていることが好ましい。このようにすると、流し
台の端縁に取付けられた端縁部材が流し台上面に対し違
和感がなく、見栄えが向上する。
【0012】上記流し台の端縁部材において、前記保持
部材が、弾性変形可能な樹脂材で一体的に構成されてい
ることが好ましい。このようにすると、保持部材が弾性
変形可能な樹脂材で構成されているので、その取付面が
流し台上面の形状に馴染みやすくなり、液密に取付ける
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して本発
明の一実施形態について説明する。先ず、図1は本発明
の一実施形態としての端縁部材であって、保持部材と嵌
着部材が互いに分離された状態を示す分解斜視図、図2
は保持部材と嵌着部材が互いに嵌着されて一体化された
状態を示す斜視図であり、図3は図2のA−A断面図で
ある。
【0014】図1において、1は端縁部材を示し、この
端縁部材1は、底面に取付面3aを有すると共に上面に
は嵌合凹部6、6a、6bが形成された保持部材3と、
この保持部材3の嵌合凹部6、6a、6bに着脱可能に
嵌着される所定高さの嵌着部材2とで構成されている。
【0015】更に詳しくは、保持部材3は、例えば弾性
変形可能な樹脂材で一体的に構成され、長手方向両端に
立上がり部3b、3cが形成され、その上面には両立上
がり部3b、3cの内側に連続する嵌合凹部6、6a、
6bが形成されている。
【0016】保持部材3は、底面の取付面3aに長手方
向に沿って凹溝5が形成され、嵌合凹部6内には所定間
隔毎に凹溝5に貫通する複数のビス孔7が穿設されてい
る。
【0017】また、嵌着部材2は、所定高さを有する細
長状に形成され、その表面が流し台4の上面4aと同一
材質(例えばステンレススチール)の板材を断面コ字形
に折曲してカバー8が形成され、このカバー8の両端上
面に庇10a、10bが若干突設するよう構成されて、
その内部には断面角形の木材9が装着されて、両端には
庇10a、10bと同形の突起が嵌合凹部6a、6bに
嵌合可能に形成されるとともに、断面コ字形のカバー8
の下端縁からは木材9の底面が突出し、その突出部が保
持部材3の嵌合凹部6に嵌合可能に形成されている。
【0018】次に、上記のように構成された端縁部材の
取付け手順につき説明する。
【0019】すなわち、先ず保持部材3取付面3aの凹
溝5にシール剤Sを充填し、これを流し台4上面4aの
端縁に保持部材3を配置した上で嵌合凹部6から複数の
ビス孔7よりビスBを通して流し台4上面4aの端縁に
保持部材3を固定する。
【0020】そこで、嵌着部材2を、カバー8の両端な
らびにその下端縁から突出した木材9の各突出部を保持
部材3の嵌合凹部6、6a、6bに嵌着することにより
保持部材3と一体化される(図2参照)。
【0021】このようにして、流し台4上面4aの端縁
に端縁部材1が接着剤Rまたはシール剤Sを介して液密
に取付けられているので、流し台上面4aの端縁からの
水やゴミなどの落下を確実に防止することができる。
【0022】さらに、保持部材3が、取付面3aの凹溝
5にシール剤Sを充填した状態で、流し台4上面4aに
ビスBにより固定されるので、流し台4上面4aと取付
面3aとの間におけるシール性が向上し、隙間からの水
漏れなどを確実に防止することができる。
【0023】また、嵌着部材2が、保持部材3の嵌合凹
部6、6a、6bに着脱可能に嵌着されるので、例えば
高さ別の嵌着部材2を用意することで、流し台4の使用
箇所に応じて所定高さのものと適宜交換して使用するこ
とができるとともに、高さの高い嵌着部材2が使用され
る場合でも保持部材3のみがビスBにより固定されるの
で短いビスを使用して取り付けることができる。
【0024】さらに、嵌着部材2の表面が、流し台上面
4aと例えばステンレススチールと同一材質の板材で構
成されているので、流し台上面4aに対し違和感がな
く、見栄えが向上する。
【0025】加えて、保持部材3が、例えば弾性変形可
能な樹脂材で一体的に構成されれば、流し台上面4aが
多少変形していても流し台上面4aの形状に馴染みやす
く、液密に取付けることができる。
【0026】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。図4は他の実施形態に係る端縁部材と直交する断
面図である。なお、前記実施形態の構成部分と同一構成
部分については同一符号を付し重複する説明を省略す
る。
【0027】本実施形態における保持部材13は、前記
実施形態の保持部材とは流し台4上面4aに対する固定
方法が相違している。
【0028】すなわち、保持部材13は、前記実施形態
と同様に弾性変形可能な樹脂材で細長状に一体的に構成
され、長手方向両端の立上がり部3b、3cと、これら
両立上がり部3b、3cの内側に連続する嵌合凹部6、
6a、6bとで形成されるとともに、底面の取付面3a
はフラットな面として形成されている。
【0029】このように構成することにより、保持部材
13は、該保持部材13の底面に接着剤Rを塗布するこ
とで、流し台4上面4aに容易に固着することができ、
取付面3aと流し台4上面4aとの間には接着剤Rが介
在されるのでシール効果を得ることができる。
【0030】なお、底面の取付面3aは、フラットな面
に限らず複数の微細な溝または凹凸部を形成しても良
く、これによって取付面3aに接着剤Rが好適に馴染み
接着際が向上する。
【0031】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0032】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0033】(a)請求項1の発明によれば、流し台上
面の端縁に端縁部材がシール剤を介して液密に取付けら
れているので、流し台上面の端縁からの水やゴミなどの
落下を確実に防止することができる。
【0034】(b)請求項2の発明によれば、前記端縁
部材が、取付面に形成された凹溝にシール剤を充填した
状態でビスなどを介して取付けられるので、取付面を確
実にシールすることができる。
【0035】(c)請求項3の発明によれば、嵌着部材
が保持部材の嵌合凹部に着脱可能に嵌着されるので、例
えば高さ別の嵌着部材を用意することにより、使用箇所
に応じて所定高さのものと適宜交換して使用することが
できるとともに、高さの高い嵌着部材が使用される場合
でも保持部材のみがビスにより固定されるので短いビス
を使用して取り付けることができる。
【0036】(d)請求項4の発明によれば、流し台の
端縁に取付けられた端縁部材が流し台上面に対し違和感
がなく、見栄えが向上する。
【0037】(e)請求項5の発明によれば、保持部材
が弾性変形可能な樹脂材で構成されているので、その取
付面が流し台上面の形状に馴染みやすくなり、液密に取
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての端縁部材であっ
て、保持部材と嵌着部材が互いに分離された状態を示す
分解斜視図である。
【図2】保持部材と嵌着部材が互いに嵌着されて一体化
された状態を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】他の実施形態に係る端縁部材の長手方向と直交
する断面図である。
【図5】従来の流し台の端縁部材の長手方向と直交する
断面図である。
【図6】従来の流し台の端縁部材の長手方向と直交する
断面図である。
【符号の説明】
1 端縁部材 2 嵌着部材 3 保持部材 3a 取付面 3b、3c 立上がり部 4 流し台 4a 流し台上面 5 凹溝 6 嵌合凹部 6a、6b 嵌合凹部 7 ビス孔 8 カバー 9 木材 10a、10b 庇 13 保持部材 B ビス R 接着剤 S シール剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台上面の端縁に取付けられる端縁部
    材であって、 該端縁部材は所定高さを有する細長状に形成され、前記
    端縁部材の取付面がシール剤を介して流し台上面に液密
    に取付けられていることを特徴とする流し台の端縁部
    材。
  2. 【請求項2】 前記端縁部材は、前記取付面に長手方向
    に沿って凹溝が形成されて該凹溝にシール剤が充填さ
    れ、ビスなどを介して取付けられている請求項1に記載
    の流し台の端縁部材。
  3. 【請求項3】 前記端縁部材は、底面に取付面を有する
    と共に上面には嵌合凹部が形成された保持部材と、該保
    持部材の嵌合凹部に着脱可能に嵌着される所定高さの嵌
    着部材とで構成されている請求項1または2に記載の流
    し台の端縁部材。
  4. 【請求項4】 前記嵌着部材は、少なくとも表面が前記
    流し台と同一材質から構成されている請求項3に記載の
    流し台の端縁部材。
  5. 【請求項5】 前記保持部材は、弾性変形可能な樹脂材
    で一体的に構成されている請求項3に記載の流し台の端
    縁部材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009092644A (ja) * 2007-09-21 2009-04-30 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 構造体の欠陥を検知するための方法及びシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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