JP2742882B2 - フィラ−用ユニットおよびそれを使用したフィラ−付き家具の施工方法 - Google Patents
フィラ−用ユニットおよびそれを使用したフィラ−付き家具の施工方法Info
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- JP2742882B2 JP2742882B2 JP6261604A JP26160494A JP2742882B2 JP 2742882 B2 JP2742882 B2 JP 2742882B2 JP 6261604 A JP6261604 A JP 6261604A JP 26160494 A JP26160494 A JP 26160494A JP 2742882 B2 JP2742882 B2 JP 2742882B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗面台等のフィラ−付き
家具を形成する際に使用するフィラ−用ユニット、およ
びそれを使用したフィラ−付き家具の施工方法に関する
ものである。
家具を形成する際に使用するフィラ−用ユニット、およ
びそれを使用したフィラ−付き家具の施工方法に関する
ものである。
【0002】
【従来技術およびその欠点】従来、周囲を壁面で囲まれ
た場所に左右の壁面間よりも幅寸法の小さい洗面台等の
家具を設置する場合に取り付けられるフィラ−は、フィ
ラ−用面材裏面側端部に、側板が平面L字形に取り付け
られ、裏面下端に底板が取り付けられ、底板の下面に蹴
込み板が取り付けられて形成されていた。従って、フィ
ラ−は製造段階で左用か右用かが決定してしまい、左用
と右用の二種類のフィラ−を用意しなければならないと
いった欠点があった。
た場所に左右の壁面間よりも幅寸法の小さい洗面台等の
家具を設置する場合に取り付けられるフィラ−は、フィ
ラ−用面材裏面側端部に、側板が平面L字形に取り付け
られ、裏面下端に底板が取り付けられ、底板の下面に蹴
込み板が取り付けられて形成されていた。従って、フィ
ラ−は製造段階で左用か右用かが決定してしまい、左用
と右用の二種類のフィラ−を用意しなければならないと
いった欠点があった。
【0003】
【上記欠点を解消するための手段】本発明は上記欠点を
解消するために発明されたものであって、左右両壁面間
の略中央に家具本体を設置し、それにより壁面と家具本
体との間に生じた空間部のそれぞれに、フィラー用面材
の裏面左右両端部に側板が壁面コ字型に取り付けられ、
裏面下端に底板が取り付けられ、底板の下面に蹴込み板
が取り付けられたフィラー用ユニットを切断して上記空
間部と同幅に形成した左右の側板付きフィラーを、側板
がそれぞれ壁面側にくるように取り付けた後、家具本体
と両側のフィラー上面にまたがるように左右両壁面とほ
ぼ同幅の天板を載置固定することを特徴とするフィラー
付き家具の施工方法に関するものである。
解消するために発明されたものであって、左右両壁面間
の略中央に家具本体を設置し、それにより壁面と家具本
体との間に生じた空間部のそれぞれに、フィラー用面材
の裏面左右両端部に側板が壁面コ字型に取り付けられ、
裏面下端に底板が取り付けられ、底板の下面に蹴込み板
が取り付けられたフィラー用ユニットを切断して上記空
間部と同幅に形成した左右の側板付きフィラーを、側板
がそれぞれ壁面側にくるように取り付けた後、家具本体
と両側のフィラー上面にまたがるように左右両壁面とほ
ぼ同幅の天板を載置固定することを特徴とするフィラー
付き家具の施工方法に関するものである。
【0004】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るフィラ−用ユ
ニットの斜視図であり、厚み20mm、縦610mm、
横420mmの木質基材により形成された左右の側板1
と、上記側板1間に挟持される厚み20mm、縦610
mm、横260mmの木質基材により形成された前板2
とを平面コ字型に組み合わせ、この底部に厚み20m
m、縦寸法400mm、横寸法260mmの木質基材よ
り形成された底板3が組み合わされて、上記側板1及び
前板2の底辺と底板3の底面と同一線上になっている。
そして、上記底板3の前面より20mm奥に、洗面台本
体の蹴込み部分と同じ厚み20mm、縦寸法90mmを
持った幅寸法300mmの木質基材より形成された蹴込
み板4を、上記前板2と平行で、洗面台本体の蹴込み部
分と同一線上となるように上記底板3に蹴込み板受具5
で取り付けている。そして、前板2の表面に厚み20m
m、縦寸法610mm、幅寸法300mmの木質基材に
洗面台本体と同様の横様の化粧シ−トを貼着したフィラ
−用面材6を左右の側板1及び、前板2の前面に取り付
けてフィラ−用ユニットを形成する。図2は切断された
フィラ−用ユニットの斜視図であり、フィラ−を洗面台
に取り付ける時に、あるいは予め寸法がわかれば出荷前
にフィラ−用面材6を前板2等とともに縦方向に切断し
左右両側に使用するフィラ−を形成する。なお、フィラ
−用ユニットの幅に比較して左右のフィラ−の幅が小さ
い時は、当然ながら左右端から必要寸法を切断して中央
部は処分することになる。図3は上記フィラ−用ユニッ
トを使用して施工したフィラ−付き洗面台の斜視図であ
る。図面中、10は壁面、7は壁面10間の略中央に設
置された洗面台本体、8は上記洗面台本体7とその両側
のフィラ−上面にまたがって載置される洗面カウンタ−
である。次にフィラ−付き洗面台の施工方法を説明す
る。図4はフィラ−用ユニットを一構成部材として形成
したフィラ−付き洗面台の分解斜視図であり、左右の壁
面10間の幅寸法1550mmの壁面内に、幅寸法13
50mm、奥行き440mmの洗面台を設置する場合、
まず左右の壁面10及び洗面台本体7との間に生じる空
間部9の幅寸法を100mmずつ、左右等間隔となるよ
うに上記左右壁面10内に上記洗面台本体7を設置す
る。次に上記空間部9の幅と同寸法になるようにフィラ
−用ユニットを左右両端部より幅方向100mmの位置
で縦方向に二度切断する。フィラ−用面材6の幅寸法が
洗面台本体7を壁面内に設置することによって生じる左
右両空間部9の幅寸法と同じであれば上記フイラ−用ユ
ニットを縦方向に切断した時に余分な廃材を出さずに左
右両方のフィラ−が作成できる。次に、切断されたフィ
ラ−用ユニットを上記左右両空間部9にそれぞれ納め側
板1を壁10に取り付けた後、洗面ボ−ル等を取り付け
た幅寸法1550mm、奥行き450mm、厚み20m
mの洗面カウンタ−8を洗面台本体7とその両側のフィ
ラ−上面に載置してフィラ−付き洗面台を完成させる。
ニットの斜視図であり、厚み20mm、縦610mm、
横420mmの木質基材により形成された左右の側板1
と、上記側板1間に挟持される厚み20mm、縦610
mm、横260mmの木質基材により形成された前板2
とを平面コ字型に組み合わせ、この底部に厚み20m
m、縦寸法400mm、横寸法260mmの木質基材よ
り形成された底板3が組み合わされて、上記側板1及び
前板2の底辺と底板3の底面と同一線上になっている。
そして、上記底板3の前面より20mm奥に、洗面台本
体の蹴込み部分と同じ厚み20mm、縦寸法90mmを
持った幅寸法300mmの木質基材より形成された蹴込
み板4を、上記前板2と平行で、洗面台本体の蹴込み部
分と同一線上となるように上記底板3に蹴込み板受具5
で取り付けている。そして、前板2の表面に厚み20m
m、縦寸法610mm、幅寸法300mmの木質基材に
洗面台本体と同様の横様の化粧シ−トを貼着したフィラ
−用面材6を左右の側板1及び、前板2の前面に取り付
けてフィラ−用ユニットを形成する。図2は切断された
フィラ−用ユニットの斜視図であり、フィラ−を洗面台
に取り付ける時に、あるいは予め寸法がわかれば出荷前
にフィラ−用面材6を前板2等とともに縦方向に切断し
左右両側に使用するフィラ−を形成する。なお、フィラ
−用ユニットの幅に比較して左右のフィラ−の幅が小さ
い時は、当然ながら左右端から必要寸法を切断して中央
部は処分することになる。図3は上記フィラ−用ユニッ
トを使用して施工したフィラ−付き洗面台の斜視図であ
る。図面中、10は壁面、7は壁面10間の略中央に設
置された洗面台本体、8は上記洗面台本体7とその両側
のフィラ−上面にまたがって載置される洗面カウンタ−
である。次にフィラ−付き洗面台の施工方法を説明す
る。図4はフィラ−用ユニットを一構成部材として形成
したフィラ−付き洗面台の分解斜視図であり、左右の壁
面10間の幅寸法1550mmの壁面内に、幅寸法13
50mm、奥行き440mmの洗面台を設置する場合、
まず左右の壁面10及び洗面台本体7との間に生じる空
間部9の幅寸法を100mmずつ、左右等間隔となるよ
うに上記左右壁面10内に上記洗面台本体7を設置す
る。次に上記空間部9の幅と同寸法になるようにフィラ
−用ユニットを左右両端部より幅方向100mmの位置
で縦方向に二度切断する。フィラ−用面材6の幅寸法が
洗面台本体7を壁面内に設置することによって生じる左
右両空間部9の幅寸法と同じであれば上記フイラ−用ユ
ニットを縦方向に切断した時に余分な廃材を出さずに左
右両方のフィラ−が作成できる。次に、切断されたフィ
ラ−用ユニットを上記左右両空間部9にそれぞれ納め側
板1を壁10に取り付けた後、洗面ボ−ル等を取り付け
た幅寸法1550mm、奥行き450mm、厚み20m
mの洗面カウンタ−8を洗面台本体7とその両側のフィ
ラ−上面に載置してフィラ−付き洗面台を完成させる。
【0005】
【発明の効果】本発明は、上述したように、縦方向に切
断するだけで左右両側のフィラ−を得ることができるた
め、左右別々のフィラ−を用意する必要がなく、在庫管
理も非常に楽である。
断するだけで左右両側のフィラ−を得ることができるた
め、左右別々のフィラ−を用意する必要がなく、在庫管
理も非常に楽である。
【図1】本発明の一実施例を示すフィラ−用ユニットの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のフィラ−用ユニットを切断した状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例によって組み立てられたフィ
ラ−付き洗面台の斜視図である。
ラ−付き洗面台の斜視図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
1 側板 3 底板 4 蹴込み板 6 フィラ−用面材 7 洗面台本体 8 天板 9 空間部 10 壁面
Claims (1)
- 【請求項1】 左右両壁面間の略中央に家具本体を設置
し、それにより壁面(10)と家具本体との間に生じた
空間部(9)のそれぞれに、フィラー用面材(6)の裏
面左右両端部に側板(1)が平面コ字型に取り付けら
れ、裏面下端に底板(3)が取り付けられ、底板(3)
の下面に蹴込み板(4)が取り付けられたフィラー用ユ
ニットを切断して上記空間部(9)と同幅に形成した左
右の側板付きフィラーを、側板(1)がそれぞれ壁面
(10)側にくるように取り付けた後、家具本体と両側
のフィラー上面にまたがるように左右両壁面間とほぼ同
幅の天板(8)を載置固定することを特徴とするフィラ
ー付き家具の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261604A JP2742882B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | フィラ−用ユニットおよびそれを使用したフィラ−付き家具の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261604A JP2742882B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | フィラ−用ユニットおよびそれを使用したフィラ−付き家具の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0898733A JPH0898733A (ja) | 1996-04-16 |
JP2742882B2 true JP2742882B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=17364218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6261604A Expired - Fee Related JP2742882B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | フィラ−用ユニットおよびそれを使用したフィラ−付き家具の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2742882B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3064531U (ja) * | 1999-01-14 | 2000-01-21 | 知宏 斎田 | 折り畳み式elランタン |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6261604A patent/JP2742882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0898733A (ja) | 1996-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971202 |
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