JPH10169171A - 二重床のボーダー部の施工方法 - Google Patents

二重床のボーダー部の施工方法

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JPH10169171A
JPH10169171A JP35321296A JP35321296A JPH10169171A JP H10169171 A JPH10169171 A JP H10169171A JP 35321296 A JP35321296 A JP 35321296A JP 35321296 A JP35321296 A JP 35321296A JP H10169171 A JPH10169171 A JP H10169171A
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JP
Japan
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plate
border
border section
border portion
standard
Prior art date
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Pending
Application number
JP35321296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamamoto
山本  清
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OYO KIKAKU KK
Free Kogyo KK
Oyo Kikaku KK
Original Assignee
OYO KIKAKU KK
Free Kogyo KK
Oyo Kikaku KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 二重床を敷設する場合、標準サイズの床板
と、壁などの間の半端なボーダー部分を簡単に施工する
方法を提供する。 【解決手段】 断面形状が半筒状の部材、L型の部材2
を用い、敷設できる範囲は半筒状部材を並列し、残りの
狭い半端部分を、L型の部材2の水平方向の調節板21
を切断して巾を調節して、全体を覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床を敷設する場合
の、標準サイズの床板と、壁、柱、設置物などとの間の
半端な部分、所謂、ボーダー部の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】二重床を敷設する場合、標準サイズの床
板と、壁などの非敷設箇所との間にどうしてもの半端な
部分、所謂、ボーダー部が生じて仕舞う。従来、ボーダ
ー部は切断が容易な木質材料を用いたり、床板自体を切
断して埋めるなどの方法がとられてきた。木質材料を用
いると燃焼の問題が起こるし、床板自体の切断は施工が
難しく、切断した後の支持方法が一定せず、又、コスト
も高くついて仕舞うという難点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、剛性薄
板、主として鋼板を用いて、不燃で、標準化が可能で、
コストが安く、且つ、施工の易しいボーダー部の施工方
法を提供せんとするものである。
【0004】発明者は、特願平6ー281372号「二
重床のボーダー部の施工方法」に於いて、長方形の剛性
薄平板の長辺を直角に折り曲げた、L字型のボーダー床
板と、その板厚分低い支持台複数個とで構成された、ボ
ーダー部の施工方法を提案した。この提案は、不燃で、
標準化が可能であり、優れた一つの方法ではあるが、正
規の床板と同じ巾の、巾の広いL字型の床板を用意する
必要があった。又、この広巾の調節部分を切断して用い
るので、切り落とした無駄部分が大きくなることが判明
した。又、切断する時に、大きな調節部材を持ち運ぶ必
要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の無駄
と、施工性の悪さを解決して、より経済的なボーダー部
の施工方法を提供せんとするものである。この目的のた
めに、本発明では、 鋼板などの剛性薄板からなる所定巾・所定高の棒状
体、筒状体、ないし、半筒状体からなる標準部材と、 鋼板などの剛性薄板からなる比較的に巾の狭い調節板
と、その一方の側縁に、上記標準部材と略同じ高さとな
る支持脚を付設した、断面略L字状の調節部材とを、適
宜組み合わせて敷設して、ボーダー部の略全面を覆う。
この場合、必要に応じて、上記調節板をボーダー部の形
状に合わせて切断し、切断した端部を、所定の方法で支
持して、上面を同一レベルとするものである。
【0006】
【作用】この発明の方法によると、ボーダー部が調節部
材の巾よりも狭い場合には、調節部材だけで対応する。
又、ボーダー部が調節部材の巾よりも広い場合には、で
きるだけ標準部材を敷き並べ、のこる半端部だけを調節
部材を切断して用いるものである。従って、切断して捨
てる部分は、非常に少なくて済むことになるし、切断作
業も、巾の狭いものを扱うので、取扱が易しく、施工性
がよい。
【0007】
【実施例1】図1に示すのは、厚さ1.2ミリメートル
の亜鉛メッキ鋼板からなる、巾5センチメートルの上板
11と、その両側縁に下方に直角に屈折された高さ48
ミリメートルの支持脚7とからなる、長さ1メートルの
下方に開口した半筒状の標準部材1である。
【0008】図2に示すのは、厚さ2ミリメートルの亜
鉛メッキ鋼板からなる、断面L字状の長さ1メートルの
調節部材2である。巾10センチメートルの調節板21
の一方の側縁に、下方に直角に屈折された高さ48ミリ
メートルの支持脚7が付設されている。
【0009】図3に示すのは、下方に開口した半筒状の
支持部材3で、長さは1メートル、巾が2センチメート
ル、支持脚7の高さは46ミリメートルトルである。
【0010】図4に示すのは、押出加工による長尺の半
硬質樹脂からなる、断面形状が山型の連結具4である。
底面41の巾は6ミリメートル、その厚さは2ミリメー
トル、中央の仕切板42の高さは1センチメートル、両
側の縁板43の高さは5ミリチメートル、両側の溝44
の巾は2ミリメートルである。
【0011】図5に示すのは、床板5で上面51が一辺
40センチメートルの正方形で、周囲に高さ5センチー
トルの支持脚7が付設され、その下端は外側に屈折され
て接地板52が形成されている。上面の端部には、深さ
2ミリメートル、巾15ミリメートルの載架縁53が形
成されている。
【0012】このような床板5と壁6の間の、半端で正
規の床板が敷設できないボーダー部が狭い場合の施工方
法を説明する。調節部材2の調節板21はボーダー部の
巾より15ミリメートル広い巾で切断しておく。支持脚
7を壁に沿わせるようにして、調節部材2を設置する。
調節板21の切断側は床板の載架縁53に載せる。支持
脚の下端には連結具4を緩衝の目的で付設しておく。
【0013】このように用いる時に問題になるのが、調
節板の撓みの問題であるが、調節板21は巾が10セン
チメートルで、片側は支持脚で支持され、切断側の縁を
15ミリメートルを載架縁に載せて用いる。切断して用
いる時には巾が狭くなるので、支持スパンは最大85ミ
リメートルである。厚さ2ミリメートルの鋼板であるか
ら、調節板の中央に300キログラムの荷重が掛かった
場合にも、その撓みは2ミリメートル以下であることは
実験で確認されているので問題はない。
【0014】
【実施例2】ボーダー部の巾が10センチメートルより
広く、床板の巾である40センチメートルよりも短い場
合の施工方法を説明する。ボーダー部の巾を25センチ
ーメートルとして説明する。図6に示すように、壁6側
から巾5センチメートルの標準部材1を4本並列的に敷
設する。残りの5センチメートルのボーダー部は、最後
の標準部材に並列して、調節部材2の調節板21を前例
と同様に切断して、切断側を支持部材3に載せて、ボー
ダー部全面を埋める。
【0015】実施例2の場合には、調節板を床板の載架
縁に載せないので、順番を入れ換えて、調節部材2を壁
側に設置したり、標準部材の間に設置したりすることも
可能である。調節板の切断側を、床板の載架縁や支持部
材の上に載せる場合に、両者を両面接着テープなどでと
めることも可能であり、安定させるのに望ましい。この
実施例の場合も前例と同様に、支持脚7の下端には連結
具4を緩衝と連結の目的で嵌合して使用するのが望まし
い。
【0016】標準部材は、実施例では半筒状体を用いる
例を示したが、これは、中空の筒状体であっても、又、
ムクの棒状体であっても同じように施工ができる。しか
し、軽量でコストの安い半筒状体を用いるのが一般的で
ある。
【0017】ボーダー部分は、通常は壁に沿って長いス
ペースとなって生ずる。この発明では、標準部材・調節
部材・支持部材ともに、長尺に成形してあるので、長手
方向には、連続的に敷設するだけで良く、最後の部材だ
けを、ボーダー部全体の長さに合わせて切断すれば済む
ので、施工は簡単である。壁から突出している柱とかパ
イプなどもその箇所で切断して避ければよいので大きな
面倒はない。
【0018】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、次のような効果が期待できる。 1 調節部材の調節板を切断するだけで、他は、標準部
材、支持部材、連結具を組み合わせで面倒なボーダー施
工を処理できる。 2 調節板は一枚の平らな板であるから、切断は極めて
簡単である。 3 ボーダーの長手方向には、長尺の部材を連続的に敷
設することで済むので、切断などの頻度は極めて少な
い。 4 調節部材は巾が狭く形成されているので、カットし
て使用しても、無駄になる部分が少なく、コストも安
い。 5 連結具を用いることで、部材同士の連結もできる
し、且つ、部材同士の当りにより音がでるようなことを
防ぐことができる。 6 連結具を用いることで、部材の床面との馴染みがよ
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 標準部材の一例を示す正面図である。
【図 2】 調節部材の一例を示す正面図である。
【図 3】 支持部材の一例を示す正面図である。
【図 4】 連結具の一例を示す正面図である。
【図 5】 ボーダー部の施工方法の一例を示す正面部
分図である。
【図 6】 ボーダー部の施工方法の他の一例を示す正
面部分図である。
【符号の説明】
1 標準部材 2 調節部材 3 支持部材 4 連結具 5 床板 6 壁 7 支持脚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重床を敷設する場合標準サイズの床
    板と、壁、柱、設置物などとの間に生ずる半端な部分、
    所謂、ボーダー部を施工するに際し、剛性薄板からなる
    所定巾・所定高の棒状体、筒状体、ないし、半筒状体か
    らなる標準部材と、剛性薄板からなる調節板と、その一
    方の側縁に、上記標準部材と略同じ高さとなる支持脚を
    付設した、断面略L字状の調節部材とを、適宜組み合わ
    せて敷設して、ボーダー部の略全面を覆い、必要に応じ
    て、上記調節板をボーダー部の形状に合わせて切断し、
    切断した端部を、所定の方法で支持して、上面を同一レ
    ベルとすることを特徴とした、 二重床のボーダー部の施工方法。
  2. 【請求項2】 調節板の切断端辺を支持するのは、調
    節板の板厚分低く形成された、支持体、ないし、床板の
    縁に付設された載架縁、であることを特徴とした、 請求項1記載の、二重床のボーダー部の施工方法。
JP35321296A 1996-12-16 1996-12-16 二重床のボーダー部の施工方法 Pending JPH10169171A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001086095A1 (fr) * 2000-05-12 2001-11-15 Free Kogyo Co., Ltd. Systeme de faux plancher
JP2008150824A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Hitachi Metals Techno Ltd ボーダー部構造
JP2009293231A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Hitachi Metals Techno Ltd フリーアクセスフロアのボーダー部材

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