JPH10266411A - スチールフレーム用ガセットプレート - Google Patents

スチールフレーム用ガセットプレート

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Publication number
JPH10266411A
JPH10266411A JP8765397A JP8765397A JPH10266411A JP H10266411 A JPH10266411 A JP H10266411A JP 8765397 A JP8765397 A JP 8765397A JP 8765397 A JP8765397 A JP 8765397A JP H10266411 A JPH10266411 A JP H10266411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brace
steel frame
gusset plate
fitted
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8765397A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Shinjo
克己 新城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINJIYOU SEISAKUSHO KK
Shinjo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
SHINJIYOU SEISAKUSHO KK
Shinjo Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINJIYOU SEISAKUSHO KK, Shinjo Manufacturing Co Ltd filed Critical SHINJIYOU SEISAKUSHO KK
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Publication of JPH10266411A publication Critical patent/JPH10266411A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スチールフレーム枠組み工法によるスチール
フレームの側面と石膏ボードとの間に生じる隙間を最小
限に止め、石膏ボードの取付けに際して割れや凹凸の発
生を有効に防止できるスチールフレーム用ガセットプレ
ートを提供すること。 【解決手段】 スチールフレーム1の隅部に取り付けら
れ、ブレース5を取付け固定するために使用するガセッ
トプレート10であって、前記ブレース5の取付け部分
11が、前記スチールフレーム1に対する取付け部分1
2より前記ブレース5の厚み以上に内側へ窪んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチールフレーム
枠組み工法によるスチールフレームの隅部に取り付けら
れるガセットプレートに関し、特にブレースをスチール
フレームに固定するのに使用するスチールフレーム用ガ
セットプレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】木材の伐採による地球の環境問題から木
材価格が急騰したため、従来のツーバイフォー工法(2
×4工法)住宅の枠材に使用されていた木材に換えて、
厚さ1mm前後の比較的薄い亜鉛めっき綱板を使用したス
チールフレーム枠組み工法(Residential Steel Framin
g )による住宅、すなわちスチールフレーム住宅、いわ
ゆるスチールハウスが米国や豪州で普及しており、近
年、我が国においても脚光を浴びている。
【0003】このスチールハウスの枠組みは、主として
厚さ0.8mm〜1.6mmの亜鉛めっき鋼板を冷間ロール
成形した軽量形鋼からなる3つの主要構造部材、すなわ
ち柱に用いるスタッド(Stud)、水平部材としてのトラ
ック(Truck)、そして根太としてのジェイスト(Jeis
t)を使用し、これらの構造部材をドリルねじを用いた
ねじ結合により組み立てられている。
【0004】上記のスチールフレーム枠組み工法では、
例えば図4に示すように、柱部材2と水平部材3とを組
み合わせて長方形の枠体に構成されたスチールフレーム
1は、四隅部分に補強板として矩形状のガセットプレー
ト4がドリルねじ6で取付け固定されると共に、筋違と
して一対のブレース5,5がたすき掛けに配設され、そ
の両端部をガセットプレート4にドリルねじ6で取付け
固定している。そして、このように構成されたスチール
フレーム1の側面に内装材として、図5に示すように石
膏ボード7が取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スチールフレ
ーム1の側面には、ガセットプレート4の厚みに加え
て、ブレース5の厚み及びドリルねじ6の頭部が突出し
ているので、石膏ボード7とスチールフレーム1との間
に大きな隙間Aが生じる。このため石膏ボード7を止め
ねじ8でスチールフレーム1に固定する際に、石膏ボー
ド7が曲がって割れたり、表面に凹凸を生じるという問
題があった。
【0006】本発明は上記の問題点を解消するもので、
スチールフレームの側面と石膏ボードとの間に生じる隙
間を最小限に止め、石膏ボードの取付けに際して割れや
凹凸の発生を有効に防止できるスチールフレーム用ガセ
ットプレートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スチールフレームの隅部に取り付けら
れ、ブレースを取付け固定するために使用するガセット
プレートであって、前記ブレースの取付け部分が、前記
スチールフレームに対する取付け部分より前記ブレース
の厚み以上に内側へ窪んでいることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明に係るガセットプレート1
0を用いてスチールフレーム1を構成した例をし示して
いる。スチールフレーム1自体は、図4に示した従来例
と同様に、柱部材2と水平部材3を組み合わせて長方形
の枠体に構成されており、その四隅部分に本発明による
ガセットプレート10がドリルねじ6で取付け固定され
ると共に、筋違として一対のブレース5,5がたすき掛
けに配設され、その両端部をガセットプレート10にド
リルねじ6で取付け固定している点も従来と同じであ
る。
【0010】ガセットプレート10は、図3に良く示さ
れているように、全体が矩形状で、ブレース5の取付け
部分11が、スチールフレーム1に対する取付け部分1
2より内側へ窪んだ形状を有しており、窪み深さCは、
図示の例においては、ブレース5の厚みにドリルねじ6
の頭部高さをプラスした深さに設定されている。したが
って、図2に示すように、スチールフレーム1の側面に
石膏ボード7を止めねじ8で取付け固定する際、ブレー
ス5を固定するドリルねじ6の頭部が石膏ボード7に当
接しないので、スチールフレーム1と石膏ボード7との
間に生じる隙間を最小限に止め、石膏ボード7の割れや
凹凸の発生を有効に防止できる。
【0011】なお、スチールフレーム1に対する取付け
部分12にはドリルねじ6の頭部が突出するので、ガセ
ットプレート10の窪み深さCは、少なくともブレース
5の厚みもしくはその以上であれば、所期の目的を達成
することができるものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガセット
プレートは、ブレースの取付け部分をスチールフレーム
に対する取付け部分より前記ブレースの厚み以上に窪ま
せただけの簡単な構造でありながら、前記スチールフレ
ームの側面に取付け固定する石膏ボードなどの内装材の
割れや凹凸を有効に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガセットプレートを用いたスチー
ルフレームの正面図である。
【図2】同スチールフレームの側面に石膏ボードを取り
付けた状態を示す要部拡大断面図である。
【図3】本発明に係るガセットプレートの斜視図であ
る。
【図4】従来のガセットプレートを用いたスチールフレ
ームの正面図である。
【図5】同スチールフレームの側面に石膏ボードを取り
付けた状態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】 1 スチールフレーム 2 柱部材 3 水平部材 4 ガセットプレート 5 ブレース 6 ドリルねじ 7 石膏ボード 10 ガセットプレート 11 ブレース5の取付け部分 12 スチールフレーム1に対する取付け部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチールフレームの隅部に取り付けら
    れ、ブレースを取付け固定するために使用するガセット
    プレートであって、 前記ブレースの取付け部分が、前記スチールフレームに
    対する取付け部分より前記ブレースの厚み以上に内側へ
    窪んでいることを特徴とするスチールフレーム用ガセッ
    トプレート。
JP8765397A 1997-03-21 1997-03-21 スチールフレーム用ガセットプレート Pending JPH10266411A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8765397A JPH10266411A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 スチールフレーム用ガセットプレート

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JP8765397A JPH10266411A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 スチールフレーム用ガセットプレート

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JPH10266411A true JPH10266411A (ja) 1998-10-06

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000273985A (ja) * 1999-03-24 2000-10-03 Hosoda Kensetsu Kk 薄板構造2段ブレースパネル、建物の建築構造及び建物の建築方法
JP2007262658A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Jfe Steel Kk 帯板状の筋交いの接合構造、耐力壁パネル
JP2011038401A (ja) * 2010-10-22 2011-02-24 Jfe Steel Corp 筋交いの接合構造、耐力壁パネル

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