JP2001186862A - 粉末状アウレオバシジウム培養液組成物及びその製造方法並びにその組成物を用いた粉末混合物 - Google Patents
粉末状アウレオバシジウム培養液組成物及びその製造方法並びにその組成物を用いた粉末混合物Info
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/14—Fungi; Culture media therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P19/00—Preparation of compounds containing saccharide radicals
- C12P19/04—Polysaccharides, i.e. compounds containing more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic bonds
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アウレオバシジウム培養液を粉体化すると共
に油脂の凝集性に優れた混合物を提供するにある。 【解決手段】 アウレオバシジウム培養液をホスト成分
としてのサイクロデキストリンで包接処理した粉末状包
接体の形態として物理性及び保存性を改善したもので、
好ましくは、上記の粉末状アウレオバシジウム培養液組
成物にキトサンを添加してなる。
に油脂の凝集性に優れた混合物を提供するにある。 【解決手段】 アウレオバシジウム培養液をホスト成分
としてのサイクロデキストリンで包接処理した粉末状包
接体の形態として物理性及び保存性を改善したもので、
好ましくは、上記の粉末状アウレオバシジウム培養液組
成物にキトサンを添加してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品添加物とし
ての淡黄色粘稠性アウレオバシジウム培養液の物理性及
び保存性を改善してなる組成物およびその製造法並びに
その組成物を用いた粉末混合物に関するものである。
ての淡黄色粘稠性アウレオバシジウム培養液の物理性及
び保存性を改善してなる組成物およびその製造法並びに
その組成物を用いた粉末混合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アウレオバシジウム培養液は、厚生省告
示第120号に係る食品添加物であり、「アウレオバシ
ジウムから得られた、β−1,3−1,6−グルカンを
主成分とするものをいう。」旨規定されている。このア
ウレオバシジウム培養液は、アウレオバシジウム(Au
reobacidium)族の微生物菌株を、通常は、
好気液体培養することにより産生されるβ−1,3−
1,6−ルカンを含む培養液である。
示第120号に係る食品添加物であり、「アウレオバシ
ジウムから得られた、β−1,3−1,6−グルカンを
主成分とするものをいう。」旨規定されている。このア
ウレオバシジウム培養液は、アウレオバシジウム(Au
reobacidium)族の微生物菌株を、通常は、
好気液体培養することにより産生されるβ−1,3−
1,6−ルカンを含む培養液である。
【0003】このような培養液は、健康目的のための食
品添加物として注目を集め、特に制癌効果に関して期待
され、注目されるようになっていてきている。例えば、
特公平3−48201号公報明細書には、アウレオバシ
ジウム(Aureobacidium)族の微生物菌株
を培養する方法、及びそれによって得られる培養産生物
として主構成糖がグルコースであり、β−1,3結合主
鎖及びβ−1,6結合非還元性末端分岐からなる結合方
式を示す多糖物質を開示している。
品添加物として注目を集め、特に制癌効果に関して期待
され、注目されるようになっていてきている。例えば、
特公平3−48201号公報明細書には、アウレオバシ
ジウム(Aureobacidium)族の微生物菌株
を培養する方法、及びそれによって得られる培養産生物
として主構成糖がグルコースであり、β−1,3結合主
鎖及びβ−1,6結合非還元性末端分岐からなる結合方
式を示す多糖物質を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在入
手できるアウレオバシジウム培養液は、淡黄色粘稠液体
で細菌が繁殖しやすいため、保管条件によってはカビが
発生し、長期保管が困難であるという問題が生じてい
る。またそれを利用するに際して、粘稠であることから
取り扱いが面倒であるという問題もあった。また、アウ
レオバシジウム培養液は凝集性を有しているが、単体で
の凝集性は比較的弱く、脂肪等の油脂を凝集することは
できない。
手できるアウレオバシジウム培養液は、淡黄色粘稠液体
で細菌が繁殖しやすいため、保管条件によってはカビが
発生し、長期保管が困難であるという問題が生じてい
る。またそれを利用するに際して、粘稠であることから
取り扱いが面倒であるという問題もあった。また、アウ
レオバシジウム培養液は凝集性を有しているが、単体で
の凝集性は比較的弱く、脂肪等の油脂を凝集することは
できない。
【0005】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その第1の目的はアウレオバシジウム培養
液の保管性と取扱性を改善するためにアウレオバシジウ
ム培養液の粉末体を提供するにある。また、その第2の
目的はアウレオバシジウム培養液の粉末体を主成分とす
る脂肪等の油脂の凝集性に優れた混合物を提供するにあ
る。
れたもので、その第1の目的はアウレオバシジウム培養
液の保管性と取扱性を改善するためにアウレオバシジウ
ム培養液の粉末体を提供するにある。また、その第2の
目的はアウレオバシジウム培養液の粉末体を主成分とす
る脂肪等の油脂の凝集性に優れた混合物を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、粘稠性の
アウレオバシジウム培養液を粉末化することを着想し、
この粉末化のために種々の技術を検討、研究、試験、評
価して、サイクロデキストリンをホスト成分として採用
する包接化技法が、本発明の目的のために予想以上の成
果を与えることを見出し、本発明を完成するに至った。
アウレオバシジウム培養液を粉末化することを着想し、
この粉末化のために種々の技術を検討、研究、試験、評
価して、サイクロデキストリンをホスト成分として採用
する包接化技法が、本発明の目的のために予想以上の成
果を与えることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】かくして、本発明は、ゲスト成分としての
アウレオバシジウム培養液を、ホスト成分としてのサイ
クロデキストリンで処理した粉末状包接体の形態として
物理性及び保存性を改善したアウレオバシジウムの粉末
体を提供した。
アウレオバシジウム培養液を、ホスト成分としてのサイ
クロデキストリンで処理した粉末状包接体の形態として
物理性及び保存性を改善したアウレオバシジウムの粉末
体を提供した。
【0008】そして、好ましくは、サイクロデキストリ
ンとしてα−、β−及びγ−サイクロデキストリンのう
ちα−サイクロデキストリンを50wt%以上含有する
ものを使用することである。
ンとしてα−、β−及びγ−サイクロデキストリンのう
ちα−サイクロデキストリンを50wt%以上含有する
ものを使用することである。
【0009】アウレオバシジウム培養液とサイクロデキ
ストリンとの重量比は、通常は20:1〜5:1の範囲
内とすることである。この混合物の粘度が高すぎる場合
には、水を適量添加してその粘度値を適当な範囲内に調
節する必要がある。このアウレオバシジウム培養液はカ
オリン溶液に対して著しい凝集活性を示し、アルミニウ
ムイオンと定量的に反応して繊維フロックを形成するこ
とが知られている。そして、アルミニウムイオンを生成
する代表的な物質としては硫酸アルミニウムが一般的に
使用されている。
ストリンとの重量比は、通常は20:1〜5:1の範囲
内とすることである。この混合物の粘度が高すぎる場合
には、水を適量添加してその粘度値を適当な範囲内に調
節する必要がある。このアウレオバシジウム培養液はカ
オリン溶液に対して著しい凝集活性を示し、アルミニウ
ムイオンと定量的に反応して繊維フロックを形成するこ
とが知られている。そして、アルミニウムイオンを生成
する代表的な物質としては硫酸アルミニウムが一般的に
使用されている。
【0010】本願発明者はこのアウレオバシジウムの凝
集性に着目してこれを用いて油脂を凝集分離することを
試みた。しかしながら、アウレオバシジウム培養液が顕
著な凝集効果を奏する対象物としてはカオリン溶液のよ
うな物質に限られており、油脂に対しては顕著な凝集効
果を発揮することができない。しかしながら、アウレオ
バシジウム培養液とサイクロデキストリンとを混合して
なる粉末体は硫酸アルミニウムと共に油脂に混合すると
油脂に対して顕著な凝集効果を示すことが確認された。
これはアウレオバシジウム培養液の優れた凝集性とサイ
クロデキストリンの包接機能が協同して油脂を凝集する
効果として現れたものと考えられる。しかしながら、上
記の硫酸アルミニウムは食用に供することができず、人
体に無害とは言えないから、油脂分等を凝集して除去す
る石鹸、洗剤などに含ませることも決して好ましい物質
ではないことは明らかである。
集性に着目してこれを用いて油脂を凝集分離することを
試みた。しかしながら、アウレオバシジウム培養液が顕
著な凝集効果を奏する対象物としてはカオリン溶液のよ
うな物質に限られており、油脂に対しては顕著な凝集効
果を発揮することができない。しかしながら、アウレオ
バシジウム培養液とサイクロデキストリンとを混合して
なる粉末体は硫酸アルミニウムと共に油脂に混合すると
油脂に対して顕著な凝集効果を示すことが確認された。
これはアウレオバシジウム培養液の優れた凝集性とサイ
クロデキストリンの包接機能が協同して油脂を凝集する
効果として現れたものと考えられる。しかしながら、上
記の硫酸アルミニウムは食用に供することができず、人
体に無害とは言えないから、油脂分等を凝集して除去す
る石鹸、洗剤などに含ませることも決して好ましい物質
ではないことは明らかである。
【0011】そこで本願発明者は硫酸アルミニウムのよ
うに水に溶解してプラスのイオンを発生するものでアウ
レオバシジウム培養液の凝集性を補助する物質を調査す
る間に、高分子の多糖体で水に溶けるとプラスに帯電す
る特性を有するキトサンを硫酸アルミニウムの変わりに
使用することに着目したのである。
うに水に溶解してプラスのイオンを発生するものでアウ
レオバシジウム培養液の凝集性を補助する物質を調査す
る間に、高分子の多糖体で水に溶けるとプラスに帯電す
る特性を有するキトサンを硫酸アルミニウムの変わりに
使用することに着目したのである。
【0012】キトサンはよく知られているようにカニの
殻から抽出されたもので、食用に供することができる人
体に全く無害な物質で、健康食品の添加物としてよく知
られ、その効果としては、血圧を下げる、血栓を防ぐ、
免疫力を高める、バクテリアや細菌の繁殖を防ぐ、摂取
した食物の脂肪を吸着し、そのまま排出する(ダイエッ
ト)作用がある、化粧品として保湿効果がある、ことが
知られている。
殻から抽出されたもので、食用に供することができる人
体に全く無害な物質で、健康食品の添加物としてよく知
られ、その効果としては、血圧を下げる、血栓を防ぐ、
免疫力を高める、バクテリアや細菌の繁殖を防ぐ、摂取
した食物の脂肪を吸着し、そのまま排出する(ダイエッ
ト)作用がある、化粧品として保湿効果がある、ことが
知られている。
【0013】上記の知得に基づき、本発明の実施例では
アウレオバシジウム培養液を包接したサイクロデキスト
リンの粉末(以下単に「アウレオバシジウム培養液粉
末」という)にキトサンを加えた粉末混合物を提供し
た。このアウレオバシジウム培養液粉末とキトサンの混
合比率は、好ましくは10:1〜1:5の範囲内とする
ことである。
アウレオバシジウム培養液を包接したサイクロデキスト
リンの粉末(以下単に「アウレオバシジウム培養液粉
末」という)にキトサンを加えた粉末混合物を提供し
た。このアウレオバシジウム培養液粉末とキトサンの混
合比率は、好ましくは10:1〜1:5の範囲内とする
ことである。
【0014】従来、アウレオバシジウム培養液を硫酸ア
ルミニウムと共に使用して凝集効果を発揮させるために
は、先ずアウレオバシジウム培養液を添加し、その溶液
に硫酸アルミニウムを添加するといった行程が必要であ
った。しかしながら、アウレオバシジウム培養液をサイ
クロデキストリンで包接して粉体化し、更にこれにキト
サンを上記の混合割合で混合した粉末混合物としたとき
には、その粉末混合物を同時に油脂に添加して油脂の凝
縮を行うことができた。これは、キトサンの粉末状アウ
レオバシジウム培養液に対する混合比率が、従来の10
0:1から20:1に対して、大きく増大していること
も関係しているものと考えられる。
ルミニウムと共に使用して凝集効果を発揮させるために
は、先ずアウレオバシジウム培養液を添加し、その溶液
に硫酸アルミニウムを添加するといった行程が必要であ
った。しかしながら、アウレオバシジウム培養液をサイ
クロデキストリンで包接して粉体化し、更にこれにキト
サンを上記の混合割合で混合した粉末混合物としたとき
には、その粉末混合物を同時に油脂に添加して油脂の凝
縮を行うことができた。これは、キトサンの粉末状アウ
レオバシジウム培養液に対する混合比率が、従来の10
0:1から20:1に対して、大きく増大していること
も関係しているものと考えられる。
【0015】このようにアウレオバシジウム培養液粉末
とキトサンとを混合したものは、アウレオバシジウム培
養液の医療効果に、キトサンの免疫力を高め、血圧を下
げ、血栓を防止するといった効果が加えられ医療補助品
または健康食品としての優れた効果が期待される。更
に、この混合粉末はアウレオバシジウム培養液粉末の油
脂凝集効果にキトサンのダイエット作用が加わるため体
内の脂肪を取り除く優れたダイエット効果が期待でき
る。
とキトサンとを混合したものは、アウレオバシジウム培
養液の医療効果に、キトサンの免疫力を高め、血圧を下
げ、血栓を防止するといった効果が加えられ医療補助品
または健康食品としての優れた効果が期待される。更
に、この混合粉末はアウレオバシジウム培養液粉末の油
脂凝集効果にキトサンのダイエット作用が加わるため体
内の脂肪を取り除く優れたダイエット効果が期待でき
る。
【0016】また、アウレオバシジウム培養液粉末の油
脂凝集効果にキトサンの化粧品としての保湿効果が加わ
るためこれらを原料として優れた化粧品、ボディーシャ
ンプー等の優れた効果が期待できる。
脂凝集効果にキトサンの化粧品としての保湿効果が加わ
るためこれらを原料として優れた化粧品、ボディーシャ
ンプー等の優れた効果が期待できる。
【0017】また、本発明の方法では、アウレオバシジ
ウム培養液に適量のサイクロデキストリンを添加し、こ
れに水を加えまたは加えることなく、得られる液状混合
物を攪拌してアウレオバシジウム培養液をゲスト成分と
してサイクロデキストリンをホスト成分とする包接体を
含む液体混合物となし、次いでこの液体混合物を噴霧乾
燥に付すことにより粉末状の包接体を得る。
ウム培養液に適量のサイクロデキストリンを添加し、こ
れに水を加えまたは加えることなく、得られる液状混合
物を攪拌してアウレオバシジウム培養液をゲスト成分と
してサイクロデキストリンをホスト成分とする包接体を
含む液体混合物となし、次いでこの液体混合物を噴霧乾
燥に付すことにより粉末状の包接体を得る。
【0018】攪拌工程は、高剪断攪拌機、例えばホモジ
ナイザーを用いて激しい攪拌を行うのが好ましい。攪拌
時間は、攪拌の程度にもよるが、通常は500〜100
00rpmで10〜90分、好ましくは、攪拌機の20
00rpmの回転速度において20〜40分程度で適切
な包接処理を行うことができる。なお、この攪拌工程の
時間の少なくとも一部において、好ましくは全部に亘っ
て、攪拌下の混合物に超音波をかけることにより包接処
理の進行が著しく促進され作業効率の向上に好ましい結
果を与える。
ナイザーを用いて激しい攪拌を行うのが好ましい。攪拌
時間は、攪拌の程度にもよるが、通常は500〜100
00rpmで10〜90分、好ましくは、攪拌機の20
00rpmの回転速度において20〜40分程度で適切
な包接処理を行うことができる。なお、この攪拌工程の
時間の少なくとも一部において、好ましくは全部に亘っ
て、攪拌下の混合物に超音波をかけることにより包接処
理の進行が著しく促進され作業効率の向上に好ましい結
果を与える。
【0019】このような攪拌工程が終了した後、混合物
を噴霧乾燥処理に付す。この噴霧乾燥温度は、製品の乾
燥効率と分解防止との両面から検討すると、約150℃
〜180℃、好ましくは160℃〜175℃の範囲であ
る。
を噴霧乾燥処理に付す。この噴霧乾燥温度は、製品の乾
燥効率と分解防止との両面から検討すると、約150℃
〜180℃、好ましくは160℃〜175℃の範囲であ
る。
【0020】噴霧乾燥により得られる粉末は、自由流動
性を示し、良好な取扱性を備えている。従って計量作業
を容易化する。また、この粉末に適当な賦形剤及び必要
に応じて滑材を添加して打錠試験を実施したところ、種
々の寸法のものについて適度の強度及び形状保持性が達
成されることが判明した。従って、服用に都合の良い大
きさの錠剤を製造できる。さらには、通常の用途のため
には賦形剤なしで打錠しても満足しうる製品が得られる
ことも判明した。また、長期放置貯蔵試験においても、
対照体の未処理アウレオバシジウム培養液と比較して、
初期カビ発生を認めるまでに遙かに長い期間が経過し
た。
性を示し、良好な取扱性を備えている。従って計量作業
を容易化する。また、この粉末に適当な賦形剤及び必要
に応じて滑材を添加して打錠試験を実施したところ、種
々の寸法のものについて適度の強度及び形状保持性が達
成されることが判明した。従って、服用に都合の良い大
きさの錠剤を製造できる。さらには、通常の用途のため
には賦形剤なしで打錠しても満足しうる製品が得られる
ことも判明した。また、長期放置貯蔵試験においても、
対照体の未処理アウレオバシジウム培養液と比較して、
初期カビ発生を認めるまでに遙かに長い期間が経過し
た。
【0021】<実施例1>市販のアウレオバシジウム培
養液(商標「楽笑」:株式会社ヘルスサポート・ジャパ
ン:東京)700重量部とα−サイクロデキストリンを
約70wt%含有するサイクロデキストリン(商標「K
−100」:塩水港精糖製)300重量部との混合物
に、水1000重量部を加え、ホモジナイザーで激しく
撹拌した。撹拌条件は、最初の10分間は回転数を40
00rpmとし、続く15分間は回転数を2000rp
mとした。この撹拌工程により、アウレオバシジウム培
養液をゲストとして、ホストのサイクロデキストリンの
中央空洞内に取り込まれた包接化が行われた。撹拌工程
の終了後、混合物液を、スプレードライヤー等において
約170℃で噴霧乾燥し、粉末状アウレオバシジウム培
養液組成物を得た。この粉末は、硫酸アルミニウムと共
に使用して充分な凝集効果を発揮した。
養液(商標「楽笑」:株式会社ヘルスサポート・ジャパ
ン:東京)700重量部とα−サイクロデキストリンを
約70wt%含有するサイクロデキストリン(商標「K
−100」:塩水港精糖製)300重量部との混合物
に、水1000重量部を加え、ホモジナイザーで激しく
撹拌した。撹拌条件は、最初の10分間は回転数を40
00rpmとし、続く15分間は回転数を2000rp
mとした。この撹拌工程により、アウレオバシジウム培
養液をゲストとして、ホストのサイクロデキストリンの
中央空洞内に取り込まれた包接化が行われた。撹拌工程
の終了後、混合物液を、スプレードライヤー等において
約170℃で噴霧乾燥し、粉末状アウレオバシジウム培
養液組成物を得た。この粉末は、硫酸アルミニウムと共
に使用して充分な凝集効果を発揮した。
【0022】次に、α−CD、β−CD、γ−CDをそ
れぞれアウレオバシジウム培養液と混合した場合の粉体
化の状態について実験した。上記実施例1と同じ条件に
てα−CD、β−CD、γ−CDをそれぞれ使用した場
合の粉末品を硫酸アルミニウムと共に使用し、凝集作用
があるかどうかを調べ、その結果を表1に示した。表に
おいて○は凝集作用がある場合で、×は凝集作用はやや
認められるが、顕著でない場合を示す。
れぞれアウレオバシジウム培養液と混合した場合の粉体
化の状態について実験した。上記実施例1と同じ条件に
てα−CD、β−CD、γ−CDをそれぞれ使用した場
合の粉末品を硫酸アルミニウムと共に使用し、凝集作用
があるかどうかを調べ、その結果を表1に示した。表に
おいて○は凝集作用がある場合で、×は凝集作用はやや
認められるが、顕著でない場合を示す。
【0023】
【表1】
【0024】次に、α−CDをβ−CDとγ−CDの混
合物(1:1)と混合し、これらの含有率を変えた場合
の凝集性を調べ、その結果を表2に示した。
合物(1:1)と混合し、これらの含有率を変えた場合
の凝集性を調べ、その結果を表2に示した。
【0025】
【表2】
【0026】以上の結果からアウレオバシジウム培養液
をα−CDを50wt%以上含むサイクロデキストリン
と混合した場合に良好な凝集性を持った粉体化が可能と
なった。
をα−CDを50wt%以上含むサイクロデキストリン
と混合した場合に良好な凝集性を持った粉体化が可能と
なった。
【0027】==安定性試験== (1)製造直後 本発明の方法で作られる粉末状包接体の形態のアウレオ
バシジウム培養液組成物の安定性保持をチェックするた
めに、前記の特許公報に記載されている該培養液のアル
ミニウムイオンによる迅速凝集性(ゲル化)の性質を利
用した。本実施例で得られた粉末状アウレオバシジウム
培養液組成物(試料A)20重量部を水100部と混合
し、良く撹拌して溶液状となし、これに硫酸アルミニウ
ム25重量%水溶液20重量部を添加したところ直ちに
ゲル化しコンニャク状となった。比較のために、本実施
例で用いたアウレオバシジウム培養液原料(試料B:対
照体)20部で同じ試験を繰り返したところ、同様なゲ
ル化を示した。従って、本発明による包接処理及び噴霧
乾燥処理を経ても培養液内容物が劣化、分解その他の変
質などを受けることなく実質的に安定に保持されたこと
が、これによって示される。
バシジウム培養液組成物の安定性保持をチェックするた
めに、前記の特許公報に記載されている該培養液のアル
ミニウムイオンによる迅速凝集性(ゲル化)の性質を利
用した。本実施例で得られた粉末状アウレオバシジウム
培養液組成物(試料A)20重量部を水100部と混合
し、良く撹拌して溶液状となし、これに硫酸アルミニウ
ム25重量%水溶液20重量部を添加したところ直ちに
ゲル化しコンニャク状となった。比較のために、本実施
例で用いたアウレオバシジウム培養液原料(試料B:対
照体)20部で同じ試験を繰り返したところ、同様なゲ
ル化を示した。従って、本発明による包接処理及び噴霧
乾燥処理を経ても培養液内容物が劣化、分解その他の変
質などを受けることなく実質的に安定に保持されたこと
が、これによって示される。
【0028】(2)貯蔵後 上記の同じ試料A及びBを春から夏にかけての7月中旬
から9月中旬の3ヶ月間(東京)、室内で広口開栓瓶に
入れて開放、放置貯蔵した後に上記(1)と同じ試験を
実施したところ、本発明による試料Aは、新鮮品と同等
の硬さのゲル形成を示した。試料Bに付いては、貯蔵1
週間で表面部にカビの発生が始まり、2週間で表面全体
がカビで覆われる状態となり、異臭を発するようになっ
た。使用できる状態ではなく、内容物の変質、劣化ない
し分解が明瞭であった。本発明による試料Aについて
は、試験期間終了直前に表面部に僅かなカビ発生が認め
られたが全面に及ぶことはなく、異臭発生も認められな
かった。
から9月中旬の3ヶ月間(東京)、室内で広口開栓瓶に
入れて開放、放置貯蔵した後に上記(1)と同じ試験を
実施したところ、本発明による試料Aは、新鮮品と同等
の硬さのゲル形成を示した。試料Bに付いては、貯蔵1
週間で表面部にカビの発生が始まり、2週間で表面全体
がカビで覆われる状態となり、異臭を発するようになっ
た。使用できる状態ではなく、内容物の変質、劣化ない
し分解が明瞭であった。本発明による試料Aについて
は、試験期間終了直前に表面部に僅かなカビ発生が認め
られたが全面に及ぶことはなく、異臭発生も認められな
かった。
【0029】<実施例2>実施例1において使用したア
ウレオバシジウム培養液とサイクロデキストリンとの量
を、それぞれ900重量部及び100重量部に変え、撹
拌工程の後段(2000rpm×15分)間の90kH
z(1kW公称出力)の超音波を掛けたこと以外は、実
施例1の操作を繰り返した。ここで得られた組成物は、
安定性試験において著しく硬くゲル化した。このことを
除いて、安定性試験(1)及び(2)並びに打錠試験で
は、実施例1の結果とほぼ同様な結果が得られた。
ウレオバシジウム培養液とサイクロデキストリンとの量
を、それぞれ900重量部及び100重量部に変え、撹
拌工程の後段(2000rpm×15分)間の90kH
z(1kW公称出力)の超音波を掛けたこと以外は、実
施例1の操作を繰り返した。ここで得られた組成物は、
安定性試験において著しく硬くゲル化した。このことを
除いて、安定性試験(1)及び(2)並びに打錠試験で
は、実施例1の結果とほぼ同様な結果が得られた。
【0030】<実施例3> (1)油脂凝集試験 水100mリッターのビーカーにラー油を3mg添加し
て良く撹拌し、これにアウレオバシジウム培養液、
サイクロデキストリン、アウレオバシジウム培養液を
包接してなるサイクロデキストリンの粉末、キトサン
(甲陽ケミカル株式会社製)を単体で或いは混合してそ
れぞれ10mg添加して撹拌した場合のラー油の凝集状
態を観察した。なお、上記混合の場合は混合比率を等量
とした。ラー油が直径3mm以上の球形に凝集したもの
を○と評価し、2mm以上3mm未満の球形に凝縮した
ものを△と評価し、2mm未満のものを×と評価した。
その結果を表3に示した。ここで、実験にラー油を使用
したのは、ラー油は赤色の油脂で視覚的に凝集の有無を
確認しやすいからである。
て良く撹拌し、これにアウレオバシジウム培養液、
サイクロデキストリン、アウレオバシジウム培養液を
包接してなるサイクロデキストリンの粉末、キトサン
(甲陽ケミカル株式会社製)を単体で或いは混合してそ
れぞれ10mg添加して撹拌した場合のラー油の凝集状
態を観察した。なお、上記混合の場合は混合比率を等量
とした。ラー油が直径3mm以上の球形に凝集したもの
を○と評価し、2mm以上3mm未満の球形に凝縮した
ものを△と評価し、2mm未満のものを×と評価した。
その結果を表3に示した。ここで、実験にラー油を使用
したのは、ラー油は赤色の油脂で視覚的に凝集の有無を
確認しやすいからである。
【0031】
【表3】
【0032】次に、キトサンの混合比率を変えて凝集性
の実験を行った。この実験では、キトサン10mgに対
して、アウレオバシジウム培養液を包接してなるサイク
ロデキストリンの粉末(CD粉末)の添加量だけを種々
の値に変えて前記同様の凝集性の評価をし、その結果を
表4に示した。
の実験を行った。この実験では、キトサン10mgに対
して、アウレオバシジウム培養液を包接してなるサイク
ロデキストリンの粉末(CD粉末)の添加量だけを種々
の値に変えて前記同様の凝集性の評価をし、その結果を
表4に示した。
【0033】
【表4】
【0034】以上の結果から、アウレオバシジウム培養
液を包接してなるサイクロデキストリンの粉末(CD粉
末)に対して10:1から1:5の範囲内で油脂に対す
る優れた凝集性が得られることが判明した。上記実験例
では油脂としてラー油を用いた例を示したが、本発明は
これ以外のごま油、サラダオイルなどにおいても同様の
結果を得ることができた。
液を包接してなるサイクロデキストリンの粉末(CD粉
末)に対して10:1から1:5の範囲内で油脂に対す
る優れた凝集性が得られることが判明した。上記実験例
では油脂としてラー油を用いた例を示したが、本発明は
これ以外のごま油、サラダオイルなどにおいても同様の
結果を得ることができた。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るアウレオバシジウム培養液
組成物はゲスト成分としてのアウレオバシジウム培養液
をホスト成分としてのサイクロデキストリンで包接処理
した粉末状包接体の形態として物理性及び保存性を改善
したもので、従来のアウレオバシジウム培養液が粘稠性
の液体であったのを粉体化することによってその保管性
と取扱性を改善すると共にその応用分野並びに開発領域
を大幅に拡大した。
組成物はゲスト成分としてのアウレオバシジウム培養液
をホスト成分としてのサイクロデキストリンで包接処理
した粉末状包接体の形態として物理性及び保存性を改善
したもので、従来のアウレオバシジウム培養液が粘稠性
の液体であったのを粉体化することによってその保管性
と取扱性を改善すると共にその応用分野並びに開発領域
を大幅に拡大した。
【0036】また、本発明の粉末状アウレオバシジウム
培養液組成物にキトサンを添加してなる粉末混合物は油
脂に対して顕著な凝集効果を示し、またキトサンは食用
に供することのできる物質であるから、石鹸、化粧品な
どの材料としてだけでなく医薬品、健康食品、ダイエッ
ト食品としての可能性が期待できる極めて有用性の優れ
た混合物である。
培養液組成物にキトサンを添加してなる粉末混合物は油
脂に対して顕著な凝集効果を示し、またキトサンは食用
に供することのできる物質であるから、石鹸、化粧品な
どの材料としてだけでなく医薬品、健康食品、ダイエッ
ト食品としての可能性が期待できる極めて有用性の優れ
た混合物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日向 誠 東京都東村山市美住町2−25−58 Fターム(参考) 4B018 LE03 MD27 MD36 MD41 MD80 MF02 4B064 AF11 CA05 CE15 DA10 DA17
Claims (7)
- 【請求項1】 ゲスト成分としてのアウレオバシジウム
培養液をホスト成分としてのサイクロデキストリンで包
接処理した粉末状包接体の形態として物理性及び保存性
を改善したアウレオバシジウム培養液組成物。 - 【請求項2】 サイクロデキストリンがα−、β−及び
γ−サイクロデキストリンのうちα−サイクロデキスト
リンを50wt%以上含有してなることを特徴とする請
求項1のアウレオバシジウム培養液組成物。 - 【請求項3】 アウレオバシジウム培養液に適量のサイ
クロデキストリンを添加し、これに水を加えまたは加え
ることなく、得られる液状混合物を攪拌してアウレオバ
シジウム培養液をゲスト成分としてサイクロデキストリ
ンをホスト成分とする包接体を含む液体混合物となし、
次いでこの液体混合物を噴霧乾燥に付すことにより粉末
状の包接体を得ることを特徴とするアウレオバシジウム
培養液の粉末体の製造方法。 - 【請求項4】 撹拌工程において、撹拌されている液体
混合物に超音波を掛けることを特徴とする請求項3の方
法。 - 【請求項5】 アウレオバシジウム培養液とサイクロデ
キストリンの重量比が20:1〜5:1の範囲内である
請求項3または4の方法。 - 【請求項6】 請求項1または2の粉末状アウレオバシ
ジウム培養液組成物にキトサンを添加してなることを特
徴とする粉末混合物。 - 【請求項7】 前記粉末状アウレオバシジウム培養液組
成物とキトサンの混合比率を重量比で、10:1〜1:
5としてなることを特徴とする請求項6記載の粉末混合
物。
Priority Applications (11)
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---|---|---|---|
JP2000297248A JP2001186862A (ja) | 1999-10-19 | 2000-09-28 | 粉末状アウレオバシジウム培養液組成物及びその製造方法並びにその組成物を用いた粉末混合物 |
GR20000100350A GR1003679B (el) | 1999-10-19 | 2000-10-17 | Συνθεση διαλυματος καλλιεργειας κονιοποιημενου aureobacidium, μεθοδος παρασκευης της και μιγμα της συνθεσης υπο μορφη σκονης. |
PCT/JP2000/007235 WO2001029184A1 (fr) | 1999-10-19 | 2000-10-18 | Compositions pulverulentes de culture d'aureobasidium, procedes de production de ces compositions et de melanges pulverulents au moyen de ces compositions |
KR1020017007737A KR20010099837A (ko) | 1999-10-19 | 2000-10-18 | 분말상 오레오바시듐 배양액 조성물, 그 제조방법 및 그조성물을 이용한 분말혼합물 |
CN00802305A CN1335885A (zh) | 1999-10-19 | 2000-10-18 | 粉末状黑酵母菌培养液组合物及其制造方法以及使用该组合物的粉末混合物 |
FR0013323A FR2800093B1 (fr) | 1999-10-19 | 2000-10-18 | Composition de solution de culture d'aureobasidium en poudre, et procede pour sa preparation |
AU79481/00A AU7948100A (en) | 1999-10-19 | 2000-10-18 | Powdery compositions of liquid aureobasidium culture, process for producing the same and powdery mixtures by using these compositions |
EP00969856A EP1142987A4 (en) | 1999-10-19 | 2000-10-18 | PULVERULENT COMPOSITION OF AUREOBACIDIUM CULTURE SOLUTION, METHOD FOR PRODUCTION THEREOF AND POWDER CONTAINING THE SAME |
IT2000PN000064A ITPN20000064A1 (it) | 1999-10-19 | 2000-10-18 | Composizione di soluzione di coltura di aureobacidium in polvere, procedimento di produzione della medesima e miscela in polvere con la comp |
BE2000/0668A BE1013461A3 (nl) | 1999-10-19 | 2000-10-19 | Samenstelling van een poedervormige kweekoplossing van aureobacidium,bereidingswijze daarvoor en poedermengsel met de samenstelling. |
US09/878,856 US20020006450A1 (en) | 1999-10-19 | 2001-06-11 | Composition of powdered aureobacidium culture solution, manufacturing method thereof and powder mixture with the composition |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-296529 | 1999-10-19 | ||
JP29652999 | 1999-10-19 | ||
JP2000297248A JP2001186862A (ja) | 1999-10-19 | 2000-09-28 | 粉末状アウレオバシジウム培養液組成物及びその製造方法並びにその組成物を用いた粉末混合物 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001186862A true JP2001186862A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=26560712
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000297248A Pending JP2001186862A (ja) | 1999-10-19 | 2000-09-28 | 粉末状アウレオバシジウム培養液組成物及びその製造方法並びにその組成物を用いた粉末混合物 |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP1142987A4 (ja) |
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KR (1) | KR20010099837A (ja) |
CN (1) | CN1335885A (ja) |
AU (1) | AU7948100A (ja) |
BE (1) | BE1013461A3 (ja) |
FR (1) | FR2800093B1 (ja) |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006094828A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Asahi Denka Kogyo Kk | アウレオバシジウム培養物 |
JP5717224B1 (ja) * | 2014-08-28 | 2015-05-13 | 株式会社ビオコスモ | 粉末状の機能性食品及びその製造方法 |
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---|---|---|---|---|
KR20080105106A (ko) * | 2006-02-28 | 2008-12-03 | 산또리 가부시키가이샤 | 효모의 응집 특성의 원인이 되는 단백질을 인코딩하는 유전자 및 이의 용도 |
KR101525263B1 (ko) | 2007-01-25 | 2015-06-10 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | 보존 안정성이 뛰어난 s-아데노실-l-메티오닌 함유 건조 효모의 제조 방법, 그 제조물 및 그 성형된 조성물 |
EP3513660A1 (en) * | 2010-03-13 | 2019-07-24 | Eastpond Laboratories Limited | Fat-binding compositions |
WO2015063613A2 (en) * | 2013-11-01 | 2015-05-07 | Spherium Biomed S.L. | Inclusion bodies for transdermal delivery of therapeutic and cosmetic agents |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60969B2 (ja) * | 1979-01-25 | 1985-01-11 | 第一糖業株式会社 | 食品の改質法 |
JPS57149301A (en) * | 1981-03-11 | 1982-09-14 | Daiichi Togyo Kk | Novel polysaccharide having coagulating property |
JPH0739508B2 (ja) * | 1986-11-11 | 1995-05-01 | 株式会社林原生物化学研究所 | プルラン・ポリエチレングリコ−ル会合物とその製造方法並びに用途 |
JPH01218573A (ja) * | 1988-02-25 | 1989-08-31 | Yoshio Tanaka | ドナリエラ藻体含有固形状食品の製造法 |
JPH04288001A (ja) * | 1991-01-11 | 1992-10-13 | Kiteii:Kk | 植物葉の緑色維持方法 |
JPH10276739A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-20 | Hiroshi Hattori | β−1,3−1,6グルカン又はそのアルカリ塩を含む飲食物の製法 |
-
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- 2000-09-28 JP JP2000297248A patent/JP2001186862A/ja active Pending
- 2000-10-17 GR GR20000100350A patent/GR1003679B/el unknown
- 2000-10-18 FR FR0013323A patent/FR2800093B1/fr not_active Expired - Fee Related
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- 2000-10-18 WO PCT/JP2000/007235 patent/WO2001029184A1/ja not_active Application Discontinuation
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- 2000-10-18 CN CN00802305A patent/CN1335885A/zh active Pending
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-
2001
- 2001-06-11 US US09/878,856 patent/US20020006450A1/en not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006094828A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Asahi Denka Kogyo Kk | アウレオバシジウム培養物 |
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