JP2001185134A - 水素吸蔵合金電極 - Google Patents

水素吸蔵合金電極

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JP2001185134A
JP2001185134A JP36593099A JP36593099A JP2001185134A JP 2001185134 A JP2001185134 A JP 2001185134A JP 36593099 A JP36593099 A JP 36593099A JP 36593099 A JP36593099 A JP 36593099A JP 2001185134 A JP2001185134 A JP 2001185134A
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electrode
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Yoshihiro Masuda
喜裕 増田
Yoshifumi Kiyoku
佳文 曲
Nobuyuki Higashiyama
信幸 東山
Yasuhiko Ito
靖彦 伊藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題解決手段】集電体上に形成された活物質層が、水
素吸蔵合金粉末と、導電剤としての炭素粒子及び当該炭
素粒子の表面を部分的に被覆する酸素還元触媒としての
フタロシアニンからなる複合体粒子粉末との混合結着体
である。 【効果】本発明電極は、酸素ガスを速やかに還元するの
で、これを負極として使用することにより、過充電時の
電池内圧の上昇が小さい、充放電サイクル特性の良い密
閉型アルカリ蓄電池を得ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、水素吸蔵合金電極
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
水素吸蔵合金電極を負極として使用した密閉型アルカリ
蓄電池が、従前のカドミウム電極を負極として使用した
ものに比べて、エネルギー密度が高いことから、注目さ
れている。
【0003】水素吸蔵合金電極を負極として使用した密
閉型アルカリ蓄電池では、過充電時に正極で発生する酸
素ガスを負極で還元することにより、電池内圧の上昇を
抑制している。
【0004】したがって、負極での酸素ガスの還元速度
が遅い場合は、酸素ガスが電池缶内に滞留して電池内圧
が上昇する。過充電時の正極での酸素ガス発生量が多く
なる急速充電時には、電池内圧が特に上昇し易い。ま
た、電池缶内に滞留した酸素ガスは水素吸蔵合金の酸化
劣化を早める。電池内圧の上昇に因る漏液(電解液の安
全弁からの飛散)及び水素吸蔵合金の酸化劣化は、充放
電サイクル特性の低下をもたらす。
【0005】負極での酸素ガスの還元速度を速くする方
法としては、フタロシアニンを酸素ガスの還元触媒(酸
素還元触媒)として使用する方法がある(特開昭61−
16470号公報)。同公報によれば、(1)水素吸蔵
合金とフタロシアニンとの混合物を使用したり、(2)
負極の表面にフタロシアニンをスパッタ法などにより付
着せしめたり、(3)電解液中にフタロシアニンを分散
させたり、(4)電池ケースの負極と接する内側壁面に
フタロシアニンを塗布したりすることにより、負極での
酸素ガスの還元速度が速くなるとのことである。
【0006】しかしながら、上記のいずれの方法によっ
ても、酸素ガスの還元速度を効果的に速くすることはで
きない。この理由について鋭意研究した結果、フタロシ
アニンの使用形態に問題があることが分かった。
【0007】したがって、本発明は、過充電時に酸素ガ
スを速やかに還元し得る水素吸蔵合金電極を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る水素吸蔵合金電極(本発明電極)は、集
電体と当該集電体上に形成された活物質層とを備える水
素吸蔵合金電極であって、前記活物質層が、水素吸蔵合
金粉末と、導電剤としての炭素粒子及び当該炭素粒子の
表面を部分的に被覆する酸素還元触媒としてのフタロシ
アニンからなる複合体粒子粉末との混合結着体であるこ
とを特徴とする。なお、この明細書において、フタロシ
アニンとは、配位子としてのフタロシアニン、フタロシ
アニン錯塩及びこれらの誘導体の総称である。
【0009】本発明電極は、フタロシアニンを炭素粒子
との複合体粒子として使用しているので、フタロシアニ
ンを従来の形態で使用した場合に比べて、過充電時に正
極で発生した酸素ガスが速やかに還元される。この理由
は定かでないが、フタロシアニンが炭素粒子の表面に密
着して存在することでフタロシアニンに電子が供給され
易くなる、フタロシアニン同士が互いに近接して存在す
ることでフタロシアニンの酸素ガスに対する還元力が増
大する、等の理由によるものと考えられる。
【0010】フタロシアニンとしては、アルカリ水溶液
に不溶なものであれば特に限定されない。C32168
2 、C3216-xClx 8 1 〔M1 はBe、Ca、
Cd、Co、Cu、Fe、Mg、Mn、Ni、Pb、Z
n、Sn、Ag、Pt、Pd、Cr、Mo、V、Sb、
Ti、SiCl2 又はNiI;xは0〜16の整数であ
る。〕、C3216-xClx 8 2 2 〔M2 はLi又は
Na;xは0〜16の整数である。〕及びこれらの誘導
体が例示される。誘導体としては、C3215 8 Fe
(CH3 )、C32148 Cu(CH3 2 及びC32
158 Ni(C25 )が例示される。
【0011】炭素粒子としては、黒鉛(天然黒鉛及び人
造黒鉛)、コークス、カーボンブラック、ケッチェンブ
ラック及びアセチレンブラックの各粒子が例示される。
【0012】本発明電極に使用する水素吸蔵合金は、本
発明の性質上、特に限定されない。具体例としては、組
成式MmNix Coy z 〔式中、Mmはミッシュメタ
ル(希土類元素の混合物);MはAl、Mg、Mn、F
e、Sn、Si、W、Zn、Zn、Cr及びCuからな
る群より選ばれた少なくとも一種の元素;2.8≦x≦
4.4、0≦y≦1.0、0≦z≦1.5、4.5≦x
+y+z≦5.8〕で表される、CaCu5 型結晶構造
を有する水素吸蔵合金が挙げられる。
【0013】活物質層中の水素吸蔵合金に対する炭素の
比率は、1〜10重量%が好ましい。同比率が1重量%
未満の場合は、導電剤としての炭素が不足するために導
電性及び酸素ガス吸着量が減少するとともに、炭素の不
足に伴いフタロシアニン量が減少するために、過充電時
の電池内圧の上昇を充分に抑制することが困難になり、
充放電サイクル特性が低下する。一方、同比率が10重
量%を越えた場合は、相対的に水素吸蔵合金の充填量が
減少する。そのため、特に、充放電サイクルの進行に伴
い、過充電時の電池内圧の上昇が起こり易くなる。
【0014】複合体粒子粉末としては、フタロシアニン
を、炭素とフタロシアニンとの総量に基づいて、0.1
1〜0.89モル%含有するものが好ましい。フタロシ
アニン含有量(被覆量)が0.11モル%未満の場合
は、過充電時の電池内圧の上昇を充分に抑制することが
困難になり、充放電サイクル特性が低下する。一方、フ
タロシアニン含有量が0.89モル%を越えた場合は、
過充電時の電池内圧の上昇が抑制されず、充放電サイク
ル特性が低下する。この理由は明らかでないが、フタロ
シアニン含有量が多くなると、炭素のフタロシアニンへ
電子を供給する働きが低下するためであると考えられ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるも
のではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変
更して実施することが可能なものである。
【0016】(実験1)本発明電極及び比較電極を作製
し、それらを使用して密閉型アルカリ蓄電池を作製し、
各電池の過充電時の電池内圧及び充放電サイクル特性を
調べた。
【0017】(実施例1) 〔水素吸蔵合金粉末の作製〕合金原料をアルゴン雰囲気
のアーク溶解炉内で加熱溶解させて得た溶湯を、単ロー
ル法により冷却して組成式MmNi4.0 Co0.2 Al
0.3 Mn0.5 で表される水素吸蔵合金片を作製し、この
水素吸蔵合金片を粉砕して、平均粒径約50μmの水素
吸蔵合金粉末を作製した。
【0018】〔複合体粒子粉末の作製〕ピリジンに銅フ
タロシアニン(C32168 Cu)粉末5gを溶かした
溶液に、黒鉛粉末(ロンザ社製の人造黒鉛、商品コード
「KS−15」)45gを添加混合して懸濁液を調製
し、攪拌後、加熱してピリジンを蒸発させ、黒鉛と銅フ
タロシアニンとのモル比99.77:0.23(重量比
9:1)の複合体粒子粉末を作製した。この複合体粒子
粉末を発光分光分析、走査型電子顕微鏡分析及びX線回
折分析により調べて、銅フタロシアニンが黒鉛粒子の表
面を部分的に被覆していること、及び、銅フタロシアニ
ンを、炭素と銅フタロシアニンとの総量に基づいて、
0.23モル%含有していることを確認した。
【0019】〔水素吸蔵合金電極の作製〕上記の水素吸
蔵合金粉末と、上記の複合体粒子粉末とを、水素吸蔵合
金と黒鉛との重量比100:5で混合し、結着剤として
の0.5重量%ポリエチレンオキサイド水溶液を10重
量%添加混合してペーストを調製し、このペーストを集
電体としてのパンチングメタルに塗布し、乾燥して、水
素吸蔵合金電極A1(本発明電極)を作製した。
【0020】(実施例2〜8)複合体粒子粉末の作製に
おいて、銅フタロシアニンに代えて、フタロシアニン
(C32168 2 )、ナトリウムフタロシアニン(C
32168 Na2 )、コバルトフタロシアニン(C32
168 Co)、鉄フタロシアニン(C32168
e)、マンガンフタロシアニン(C32168 Mn)、
ニッケルフタロシアニン(C32168 Ni)又は白金
(C32168 Pt)を用いたこと以外は実施例1と同
様にして、水素吸蔵合金電極A2〜A8(本発明電極)
を作製した。
【0021】(比較例1)黒鉛粉末(実施例1で使用し
たものと同じもの)と、銅フタロシアニンとを、モル比
99.77:0.23(重量比9:1)で混合し、得ら
れた混合物と、水素吸蔵合金(実施例1で作製したもの
と同じもの)とを、水素吸蔵合金と黒鉛との重量比10
0:5で混合し、結着剤としての0.5重量%ポリエチ
レンオキサイド水溶液を10重量%添加混合してペース
トを調製し、このペーストを集電体としてのパンチング
メタルに塗布し、乾燥して、水素吸蔵合金電極X1(比
較電極)を作製した。
【0022】(比較例2)水素吸蔵合金(実施例1で作
製したものと同じもの)と黒鉛粉末(実施例1で使用し
たものと同じもの)とを、水素吸蔵合金と黒鉛との重量
比100:5で混合し、結着剤としての0.5重量%ポ
リエチレンオキサイド水溶液を10重量%添加混合して
ペーストを調製し、このペーストを集電体としてのパン
チングメタルに塗布し、乾燥して、水素吸蔵合金電極X
2(比較電極)を作製した。
【0023】(比較例3)水素吸蔵合金(実施例1で作
製したものと同じもの)と銅フタロシアニンとを、重量
比100:0.5で混合し、結着剤としての0.5重量
%ポリエチレンオキサイド水溶液を10重量%添加混合
してペーストを調製し、このペーストを集電体としての
パンチングメタルに塗布し、乾燥して、水素吸蔵合金電
極X3(比較電極)を作製した。
【0024】〔密閉型アルカリ蓄電池の作製〕上記の各
水素吸蔵合金電極(負極)と、水酸化ニッケルを活物質
とする公知の焼結式ニッケル極(正極)と、30重量%
水酸化カリウム水溶液(アルカリ電解液)とを用いて、
AAサイズの密閉型アルカリ蓄電池A1〜A8及びX1
〜X3(設計容量:1000mAh)を作製した(電池
符号は、使用した電極を示す)。なお、正極の容量を負
極の容量より小さくして、電池の容量が正極の容量によ
り規制されるようにした。
【0025】100mAで充放電を3回繰り返して、各
電池を活性化して、設計した放電容量(1000mA
h)が得られることを確認した。次いで、下記の電池内
圧試験及び充放電サイクル試験を行った。結果を表1に
示す。
【0026】〈電池内圧試験〉1000mAで90分間
充電して、その時点に於ける電池内圧(気圧)を測定し
た。電池内圧は、電池缶の底に穴をあけ、この穴を通し
て圧力計で測定した。
【0027】〈充放電サイクル試験〉各電池について、
常温にて、1.5Cで0.8時間充電した後、1.5C
で1.0Vまで放電する工程を1サイクルとする充放電
サイクル試験を行い、充放電サイクル特性を調べた。充
放電サイクル特性は、放電容量が設計容量の70%にな
るサイクルで評価した。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示すように、電池A1〜A8は、電
池X1〜X3に比べて、過充電時の電池内圧の上昇が小
さく、充放電サイクル特性が良い。特に、電池A1と電
池X1との比較から、過充電時の電池内圧の上昇が極め
て小さく、充放電サイクル特性が極めて良い電池を得る
ためには、フタロシアニンを、黒鉛と別体で添加するの
ではなく、黒鉛との複合体として添加する必要があるこ
とが分かる。
【0030】(実験2)集電体上に形成する活物質層中
の水素吸蔵合金に対する炭素の好適な比率を調べた。
【0031】水素吸蔵合金粉末(実施例1で作製したも
のと同じもの)と、複合体粒子粉末(実施例1で作製し
たものと同じもの)とを、水素吸蔵合金と黒鉛との重量
比100:5、100:1、100:10又は100:
20で混合し、結着剤としての0.5重量%ポリエチレ
ンオキサイド水溶液を10重量%添加混合してペースト
を調製し、このペーストを集電体としてのパンチングメ
タルに塗布し、乾燥して、順に、水素吸蔵合金電極B1
〜B4(本発明電極)を作製し、各電極を使用してAA
サイズの密閉型アルカリ蓄電池B1〜B4(設計容量:
1000mAh)を作製した。
【0032】各電池について、実験1で行ったものと同
じ条件の電池内圧試験及び充放電サイクル試験を行っ
た。結果を表2に示す。表2には、電池A1についての
結果も表1より転記して示してある。
【0033】
【表2】
【0034】表2より、活物質層中の水素吸蔵合金に対
する炭素の比率は、1〜10重量%が好ましいことが分
かる。
【0035】(実験3)複合体粒子粉末の好適なフタロ
シアニン含有量(被覆量)を調べた。
【0036】銅フタロシアニンの使用量を変えたこと以
外は実施例1に於ける複合体粒子粉末の作製方法と同様
にして、銅フタロシアニンを、炭素と銅フタロシアニン
との総量に基づいて、0.06モル%、0.11モル
%、0.89モル%又は1.37モル%含有する4種の
複合体粒子粉末を作製し、各複合体粒子粉末を使用し
て、順に、水素吸蔵合金電極C1〜C4(本発明電極)
及び電池C1〜C4を作製した。
【0037】各電池について、実験1で行ったものと同
じ条件の電池内圧試験及び充放電サイクル試験を行っ
た。結果を表3に示す。表3には、電池A1についての
結果も表1より転記して示してある。
【0038】
【表3】
【0039】表3より、複合体粒子粉末としては、銅フ
タロシアニンを、炭素とフタロシアニンとの総量に基づ
いて、0.11〜0.89モル%含有するものが好まし
いことが分かる。
【0040】上記の実施例では、炭素粒子として人造黒
鉛粒子を、またフタロシアニンとして銅フタロシアニン
を用いたが、他の、炭素粒子及びフタロシアニンを用い
た場合にも、同様の優れた効果が得られることを確認し
た。
【0041】
【発明の効果】本発明電極は、酸素ガスを速やかに還元
するので、これを負極として使用することにより、過充
電時の電池内圧の上昇が小さい、充放電サイクル特性の
良い密閉型アルカリ蓄電池を得ることが可能になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東山 信幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 靖彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H003 AA04 AA10 BB02 BB13 BB15 BC01 BC05 BD03 BD04 5H016 AA02 AA05 CC01 EE01 EE04 EE08 HH01 5H028 AA01 CC10 EE02 EE04 EE06 EE08 EE10 HH01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集電体と当該集電体上に形成された活物質
    層とを備える水素吸蔵合金電極において、前記活物質層
    が、水素吸蔵合金粉末と、導電剤としての炭素粒子及び
    当該炭素粒子の表面を部分的に被覆する酸素還元触媒と
    してのフタロシアニンからなる複合体粒子粉末との混合
    結着体であることを特徴とする水素吸蔵合金電極。
  2. 【請求項2】前記活物質層中の水素吸蔵合金に対する炭
    素の比率が、1〜10重量%である請求項1記載の水素
    吸蔵合金電極。
  3. 【請求項3】前記複合体粒子粉末が、フタロシアニン
    を、炭素とフタロシアニンとの総量に基づいて、0.1
    1〜0.89モル%含有する請求項1記載の水素吸蔵合
    金電極。
  4. 【請求項4】フタロシアニンが、C32168 2 、C
    3216-xClx 8 1 〔M1 はBe、Ca、Cd、C
    o、Cu、Fe、Mg、Mn、Ni、Pb、Zn、S
    n、Ag、Pt、Pd、Cr、Mo、V、Sb、Ti、
    SiCl2 又はNiI;xは0〜16の整数であ
    る。〕、C3216-xClx 8 2 2 〔M2 はLi又は
    Na;xは0〜16の整数である。〕又はこれらの誘導
    体である請求項1記載の水素吸蔵合金電極。
  5. 【請求項5】フタロシアニンが、C32168 2 、C
    32168 1 〔M1 はCo、Cu、Fe、Mn、Ni
    又はPt〕、C32168 Na2 又はこれらの誘導体で
    ある請求項1記載の水素吸蔵合金電極。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の水素吸蔵
    合金電極を負極として有する密閉型アルカリ蓄電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111354934A (zh) * 2020-03-23 2020-06-30 珠海冠宇电池有限公司 一种硅基负极材料及其应用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111354934A (zh) * 2020-03-23 2020-06-30 珠海冠宇电池有限公司 一种硅基负极材料及其应用
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