JP2001184828A - ライナ貼付方法及びライナ貼付装置 - Google Patents

ライナ貼付方法及びライナ貼付装置

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JP2001184828A
JP2001184828A JP36243099A JP36243099A JP2001184828A JP 2001184828 A JP2001184828 A JP 2001184828A JP 36243099 A JP36243099 A JP 36243099A JP 36243099 A JP36243099 A JP 36243099A JP 2001184828 A JP2001184828 A JP 2001184828A
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liner
liquid
cartridge
cartridge half
punching
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Kenichi Kano
賢一 鹿野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱溶着によらないでライナをカートリッジ半
体に仮接着する。 【解決手段】 本発明のライナ貼付装置は、ライナが貼
付されるカートリッジ半体を順次搬送する搬送手段と、
上記ライナが打ち抜かれるライナ原反を順次走行させる
ライナ原反送り手段と、上記ライナ原反送り手段によっ
てライナ打抜位置に走行してきたライナ原反から所定の
形状のライナを打ち抜くライナ打ち抜き手段と、上記ラ
イナ打ち抜き手段によって打ち抜かれたライナを上記カ
ートリッジ半体の内面に仮接着する仮接着手段と、上記
仮接着手段によって仮接着されたライナを上記カートリ
ッジ半体に本接着する本接着手段とを備えている。上記
仮接着手段24は、上記ライナをカートリッジ半体2,
3の内面に一時的に仮接着する水やアルコール等の液体
61と、該液体61を上記カートリッジ半体の内面に適
量供給する液体供給機構62からなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体を回転可能に収納するカートリッジ本体を構成するカ
ートリッジ半体(上下ハーフ)にライナを貼り付けるラ
イナ貼付方法及びライナ貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブル磁気ディスク等の磁気ディ
スクをカートリッジ本体内に回転可能に収納するディス
クカートリッジには、カートリッジ本体内に侵入した塵
埃等により磁気ディスクが汚損することを防止するため
ライナがカートリッジ本体の磁気ディスクと対向する面
に取り付けられている。このライナは、磁気ディスクの
外形よりやや大きく不織布を略円形に打ち抜いて形成さ
れ、カートリッジ半体への取付面側に形成された感熱接
着層を加熱溶融することでカートリッジ半体の内面に接
着される。
【0003】ライナをカートリッジ半体の内面に貼り付
けるライナ貼付方法(装置)として以下に説明するもの
が知られている。上記従来のライナ貼付方法(装置)
は、ライナが貼付されるカートリッジ半体を順次搬送す
る搬送工程(手段)と、上記ライナが打ち抜かれるライ
ナ原反を順次走行させるライナ原反送り工程(手段)
と、上記ライナ原反送り工程(手段)によってライナ打
ち抜き位置に走行してきたライナ原反から所定の形状の
ライナを打ち抜くライナ打ち抜き工程(手段)と、上記
ライナ打ち抜き工程(手段)によって打ち抜かれたライ
ナを上記カートリッジ半体の内面に仮接着する仮接着工
程(手段)と、上記仮接着工程(手段)によって仮接着
されたライナを上記カートリッジ半体に本接着する本接
着工程(手段)とを備えている。
【0004】上記仮接着工程(手段)は、上記ライナ打
ち抜き工程(手段)によってライナ原反から打ち抜かれ
たライナを内面に載置したカートリッジ半体が、上記本
接着工程(手段)の位置に搬送される間に、上記ライナ
がカートリッジ半体上で位置ズレを起すのを防止するた
めに、ライナをカートリッジ半体上に一時的に接着する
ためのものである。
【0005】上記従来のライナ貼付方法(装置)におい
て、上記仮接着工程(手段)は、上記ライナ打ち抜き手
段の打抜金型に内蔵された熱溶着ユニットによって上記
カートリッジ半体の内面に載置されたライナの複数個所
を加熱、溶融、固化させることにより上記カートリッジ
半体の内面に仮止めする構成になっている。上記打抜金
型に仮接着用の熱溶着ユニットを内蔵させたのは、打抜
金型でライナを打ち抜いて、これをカートリッジ半体の
内面に載置したのち、上記打抜金型に内蔵させた仮接着
用の熱溶着ユニットによって連続的に上記ライナをカー
トリッジ半体の内面に溶着させるためにである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のラ
イナ貼付方法(装置)は、上述したように、仮接着工程
(手段)において、熱溶着ユニットを使用し、これを上
記打抜金型に内蔵させていたために次に述べるような問
題点があった。
【0007】(1)仮接着用の熱溶着ユニットの熱が、
伝導或いは輻射によって打抜金型に悪影響を及ぼさない
ようにするために所謂断熱構造を設ける必要があるが、
打抜金型内という極めて限定されたスペース内に断熱構
造を施すのには限界があり、コストも高いものになる。
【0008】(2)熱溶着ユニットの熱が、打抜金型に
伝導或いは輻射されると、上記ライナ打抜金型の上、下
の切刃が熱変形して、両者のゼロクリアランスが崩れて
打ち抜き不能になったり、切刃の破損の原因になる。
【0009】(3)仮接着の際に熱溶着ユニットによっ
て加えられた熱によってカートリッジ半体が変形してシ
ャッターのスライドに悪影響を及ぼすことがある。
【0010】本発明は、液体の表面張力や毛細管現象等
を利用して、ライナをカートリッジ半体の内面に仮接着
することにより上記従来の問題点を解消することができ
るようにしたライナ貼付方法及びライナ貼付装置を提供
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のライナ貼付方法
は、所定の形状に形成されたライナを上記カートリッジ
半体の内面に仮接着する仮接着工程と、上記仮接着工程
によって仮接着されたライナを上記カートリッジ半体に
本接着する本接着工程とを備えたライナ貼付方法におい
て、上記仮接着工程において、液体吐出器から吐出され
てきた液体をノズルで上記カートリッジ半体の内面に滴
下しておくことにより、上記液体が滴下されたカートリ
ッジ半体の内面にライナを重ね合わせると、上記液体の
表面張力や毛細管現象等によって、ライナはカートリッ
ジ半体の内面に仮接着され、位置決めされた状態で上記
カートリッジ半体と共に本接着工程に送られる。
【0012】また、本発明のライナ貼付装置は、ライナ
が貼付されるカートリッジ半体を順次搬送する搬送手段
と、上記ライナが打ち抜かれるライナ原反を順次走行さ
せるライナ原反送り手段と、上記ライナ原反送り手段に
よってライナ打ち抜き位置に走行してきたライナ原反か
ら所定の形状のライナを打ち抜くライナ打ち抜き手段
と、上記ライナ打ち抜き手段によって打ち抜かれたライ
ナを上記カートリッジ半体の内面に仮接着する仮接着手
段と、上記仮接着手段によって仮接着されたライナを上
記カートリッジ半体に本接着する本接着手段とを備えた
ライナ貼付装置において、上記仮接着手段を、上記ライ
ナをカートリッジ半体の内面に仮接着する液体と、該液
体を上記カートリッジ半体の内面に適量供給する液体供
給機構とで構成することにより、上記ライナの仮接着に
必要な量の液体を過不足無く上記カートリッジ半体の内
面に供給することができるようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明のライナ貼付方法及
びライナ貼付装置について図面を参照して説明する。本
発明の方法及び装置を説明する前に、これら方法及び装
置を用いて製造されるディスクカートリッジについて説
明する。図10はディスクカートリッジ1の分解斜視図
である。上記ディスクカートリッジ1は、一対のカート
リッジ半体即ち上下ハーフ2,3を突き合わせ結合した
カートリッジ本体4を備え、このカートリッジ本体4内
に情報信号が記録される磁気ディスク5が収納されてな
る。磁気ディスク5は、直径が3.5インチ、数百Mバ
イトの記録容量を有するものであり、可撓性を有するフ
ィルム状のディスク基板に信号記録層となる磁性層が両
面に形成されてなる。磁気ディスク5は、中央部にセン
タ孔が穿設され、センタ孔に金属板等の磁性材料からな
るセンターコア6が取り付けられてなる。センターコア
6には、その中央に、磁気ディスク5を回転操作するデ
ィスク回転操作機構のスピンドルが係合する略正方形の
係合孔6aが穿設され、また、係合孔8aから所定距離
だけ偏倚した位置にディスク回転操作機構の駆動ピンが
挿入される略直方形の駆動ピン挿入孔8bが穿設されて
いる。
【0014】カートリッジ本体4を構成する上ハーフ2
と下ハーフ3は、アクリルニトリルブチルスチレン(A
BS)等の合成樹脂材料を射出成形して形成される。上
ハーフ2と下ハーフ3の相対向する内面には、上下ハー
フ2,3の周囲に立設された立ち上がり周壁2a,3a
に内接するようにして、略円弧状の仕切壁7,7が形成
されている。上下ハーフ2,3に形成された仕切壁7,
7は、上ハーフ2と下ハーフ3とが突き合わされたと
き、磁気ディスク5を回転可能に収納するディスク収納
部8を構成する。
【0015】カートリッジ本体4の下面側を構成する下
ハーフ3の中央部には、カートリッジ本体4に収納され
た磁気ディスク5に取り付けられたセンターコア8を外
方に臨ませる円形の中央開口部9が形成されている。中
央開口部9は、下ハーフ3側にのみ設けられ、上ハーフ
2によって構成されるカートリッジ本体2の上面側の中
央部は、閉塞され、上ハーフ2の中央部には、ディスク
カートリッジ1が記録再生装置に装填されたとき、セン
ターコア6に形成された係合孔6aに挿通されたディス
ク回転操作機構側のスピンドルの先端部が当接されるセ
ンタープレート11が配設されている。また、カートリ
ッジ本体4の上面側を構成する上ハーフ2及び下ハーフ
3の相対向する位置には、カートリッジ本体4に収納し
た磁気ディスクの信号記録領域の少なくとも一部を径方
向に亘って外方に臨ませる第1及び第2の記録再生用開
口部12,13が形成されている。第1及び第2の記録
再生用開口部12,13は、中央開口部9の近傍位置か
らカートリッジ本体4の記録再生装置への挿入端側とな
る前面の左右方向の中央部に亘って略矩形状に形成され
ている。
【0016】第1及び第2の記録再生用開口部12,1
3は、カートリッジ本体4の前面に沿って移動可能に組
み付けられるシャッタ部材14により閉塞される。シャ
ッタ部材14は、記録及び/又は再生装置に装填された
ときに限って、第1及び第2の記録再生用開口部12,
13を開放し、記録再生装置に装填されない非使用時
に、ディスク収納部8内に塵埃等の異物が侵入すること
を防止している。
【0017】また、上下ハーフ2,3の内面側には、仕
切壁7の内側に、ディスク収納部8に収納された磁気デ
ィスク5を保護するとともに磁気ディスク5のクリーニ
ングを行うライナ15,15が配設されるライナ配設部
16,16が形成されている。ライナ配設部16,16
は、平坦な面に形成されている。そして、ライナ配設部
に配設されるライナ15,15は、磁気ディスク5の主
面を覆う大きさで、リング状に打ち抜き形成され、第1
及び第2の記録再生用開口部12,13に対応して切欠
部17,17が形成されている。ライナ15,15は、
図11に示すように、レーヨン(商品名)の如きセルロ
ースからなる繊維を主体とする不織布からなるライナ本
体18の一方の面側に感熱接着層19を積層するように
設けて構成されている。感熱接着層19は、ライナ1
5,15を上下ハーフ2,3の内面に接合させるために
用いられるものであって、感熱接着性を有するエチレン
ビニルアセテートやポリエチレンテレフタレート(PE
T)等の高分子材料をライナ本体18の一方の面側に塗
布することによって形成されている。そして、ライナ1
5は、本発明が適用されたライナ貼付装置20により、
上下ハーフ2,3に形成されたライナ配設部16,16
に貼り付けられる。
【0018】以上のように構成されるディスクカートリ
ッジ1は、非使用時においては、シャッタ部材14が第
1及び第2の記録再生用開口部12,13を閉塞した位
置にあり、第1及び第2の記録再生用開口部12,13
よりディスク収納部8内に塵埃等が侵入することを防止
している。そして、ディスクカートリッジ1は、シャッ
タ部材14が組み付けられたカートリッジ本体4の前面
を挿入端として、記録再生装置に装填されると、シャッ
タ部材14が記録再生装置側のシャッタ開放機構により
移動操作され、第1及び第2の記録再生用開口部12,
13が開放される。すると、記録再生装置側のディスク
回転装置機構のスピンドルが係合孔6aに係合し、駆動
ピンが駆動ピン挿入孔6bに係合することにより、磁気
ディスク5が、回転操作される。また、第1及び第2の
記録再生用開口部12,13からは、記録再生機構を構
成する磁気ヘッドが進入し、磁気ヘッドが、回転操作さ
れる磁気ディスク5に対し情報信号の記録又は再生を行
う。
【0019】以上のようなディスクカートリッジ1を製
造する際に、上下ハーフ2,3の内面に形成されたライ
ナ配設部16,16にライナ15,15を貼り付けるの
が本発明のライナ貼付方法とライナ貼付装置である。
【0020】本発明のライナ貼付方法は、所定の形状に
形成されたライナを上記カートリッジ半体の内面に仮接
着する仮接着工程と、上記仮接着工程によって仮接着さ
れたライナを上記カートリッジ半体に本接着する本接着
工程とを備えたライナ貼付方法において、上記仮接着工
程では、液体吐出器から吐出されてきた液体をノズルに
よって、上記カートリッジ半体の内面に滴下する構成と
した。
【0021】図1は、上記ライナ貼付方法を利用してラ
イナの接着を行うようにしたライナ貼付装置20の斜視
図である。上記ライナ貼付装置20は、カートリッジ本
体4を構成する上下ハーフ2,3を搬送する搬送手段2
1と、ライナ15が打ち抜かれるライナ原反26を走行
させるライナ原反送り手段22と、ライナ原反26から
ライナ15を打ち抜いて、上下ハーフ2,3のライナ配
設部16,16に配設するライナ打ち抜き手段23と、
上記ライナ打ち抜き手段23によって打ち抜かれたライ
ナ15を、上記上下ハーフ2,3のライナ配設部16,
16に仮接着する仮接着手段24と、該仮接着手段24
により仮接着されたライナ15を上記上下ハーフ2,3
のライナ配設部16,16に本接着する本接着手段25
とを備えている。ここで、ライナ原反26は、ライナ原
反送り手段22により、ライナ原反26よりライナ15
を打ち抜く打ち抜き位置において、上下ハーフ2,3と
対向するように走行され、ここで、ライナ打ち抜き手段
23によりライナ15が打ち抜かれる。すなわち、ライ
ナ貼付装置20は、ライナ原反26がライナ打ち抜き位
置において、ライナ原反26の主面が上下ハーフ2,3
と対向するように走行され、ライナ打ち抜き手段23が
ライナ打ち抜き位置の上方に配設されることで、装置全
体の小型化が図られ、また、ライナ原反26の打ち抜き
と連続してライナ原反26より打ち抜かれたライナ15
を上下ハーフ2,3のライナ配設部16に配設すること
で、ライナ15の取付時間の短縮を図っている。
【0022】カートリッジ本体4を構成する上下ハーフ
2,3を搬送する搬送手段21は、図2に示すように、
上下ハーフ2,3を搬送する搬送部材31,31と、搬
送される上下ハーフ2,3を位置決めした状態で保持す
る保持機構32,32とを備える。搬送手段21は、一
対の上下ハーフ2,3を搬送方向と略直交する方向に配
列した状態で図2の矢印A方向に搬送する。上下ハーフ
2,3のそれぞれを搬送する搬送部材31,31は、略
平行に配設されている。これら搬送部材31,31は、
上下ハーフ2,3を支持できる程度の幅を有する長尺状
の部材にカートリッジ本体4を支持する支持部33と、
搬送する上下ハーフ2,3の位置決めを行う位置決め突
部34とが設けられてなる。支持部33は、少なくとも
上下ハーフ2,3を支持できる幅を有し、位置決め突部
34,34間が上下ハーフ2,3の両側面の間の長さと
略同じになるように形成されている。すなわち、隣り合
う位置決め突部34,34は、底面が平板状に形成され
た凹部を構成している。支持部33は、上下ハーフ2,
3の主面を下側にし、上下ハーフ2,3の内面側に形成
されたライナ配設部16,16を上側にして上下ハーフ
2,3を支持する。支持部33,33を構成する位置決
め突部34,34は、少なくとも上下ハーフ2,3の立
ち上がり周壁2a,3aの高さより高くなるように形成
されている。支持部33,33と位置決め突部34,3
4とが複数設けられた搬送部材31,31は、図示しな
い駆動機構により、順に図2の矢印B1,B2,B3,B4
方向に環状に同期して移動する。
【0023】各搬送部材31,31により搬送される上
下ハーフ2,3を位置決めした状態で保持する保持機構
32は、搬送部材31,31と略平行に設けられる一対
のレール35,35と、これらレール35,35に形成
され、カートリッジ本体4を保持する保持部36,36
とを備える。レール35,35は、搬送部材31,31
を挟むように配設されている。保持部36,36は、上
下ハーフ2,3の各コーナ部を保持できるように上下ハ
ーフ2,3の各コーナ部に対応して、各レール35,3
5に2つずつ設けられている。各保持部36,36は、
略L字状に形成され、4つを1組として、上下ハーフ
2,3の各コーナ部を保持する。
【0024】このようなカートリッジ搬送手段21は、
搬送部材31,31を可動側とし、保持機構32を固定
側として、搬送部材31,31を図2の矢印B1,B2
3,B4方向の順に環状に移動させることにより、上下
ハーフ2,3を間欠的に図2の矢印A方向に搬送する。
先ず、搬送部材31,31がレール35,35に対して
矢印B1方向に下降し、次いで、矢印B2方向に移動し、
次いで、矢印B3方向に上昇することで上流側の保持部
36,36に保持された上下ハーフ2,3を支持する。
そして、搬送部材31,31が上下ハーフ2,3の搬送
方向と同じ矢印B4方向に移動し、再度矢印B1方向に下
降することで、下流側の保持部36,36に上下ハーフ
2,3を保持させる。かくして、上下ハーフ2,3は、
図1及び図2の矢印A方向に間欠的に搬送される。
【0025】なお、搬送手段21の始端部には、図1に
示すように、上下ハーフ2,3を搬送手段21に供給す
るハーフ供給機構37が配設されている。ハーフ供給機
構37は、搬送手段21の始端側を下側にして傾斜して
配設され、上ハーフ2を上ハーフ2の搬送方向に積層し
て収納される上ハーフ収納部38aと、下ハーフ3を下
ハーフ3の搬送方向に積層して収納される下ハーフ収納
部38bとからなる上下ハーフ収納部38を有する。そ
して、上下ハーフ収納部38a,38bの最も下側にあ
る上下ハーフ2,3は、上下ハーフ収納部38a,38
bに収納された上下ハーフ2,3を吸引保持する吸引部
を有する移送機構39により吸引保持され、上下ハーフ
2,3を1つずつ搬送手段21に移送される。
【0026】また、ハーフ供給機構37によって上下ハ
ーフ2,3が搬送手段21に移送され、上下ハーフ2,
3が搬送手段21によって図1中矢印A方向に搬送され
ると、先ず、搬送手段21に搬送される上ハーフ2に
は、下ハーフ3の中央開口部9に対向する位置にセンタ
ープレート11がセンタープレート取付機構40により
取り付けられる。センタープレート取付機構40は、剥
離紙と共に供給リール40aから送り出されてきたテー
プ状のセンタープレート材40bをカット部40cで所
定の長さにカットし、センタープレート吸着ヘッド40
dで吸着して、上ハーフ2の内面に取り付けるようにな
っている。40eは、剥離紙を巻き取るリールである。
【0027】ライナ貼付装置20には、上述したよう
に、搬送手段21により搬送されている上下ハーフ2,
3と対向するようにライナ原反26を走行させるライナ
原反送り手段22が配設されている。ライナ原反送り手
段22は、ライナ原反26が巻回された供給リール41
と、ライナ15,15が打ち抜かれたライナ原反26を
巻回する巻取リール42とを備える。供給リール41
は、第1の駆動モータ43により回転駆動され、巻取リ
ール42は、第2の駆動モータ44により回転駆動され
る。これら供給リール41と巻取リール42は、搬送手
段21の上側に配設されている。そして、ライナ原反2
6をライナ15,15を打ち抜く位置の両側にはライナ
原反26の主面が搬送手段21に搬送されている上下ハ
ーフ2,3の内面と対向するように、第1のガイドロー
ラ45,46,47と、間欠送りニップローラとしての
第2のガイドローラ48,49が配設されている。第1
のガイドローラ45,46,47は、供給リール41か
ら送り出されたライナ原反26の走行路を曲げて搬送手
段21と略平行にし、第2のガイドローラ48,49
は、搬送手段21と略平行となったライナ原反26の走
行路を巻取リール42の方向に曲げ、巻取リール42に
巻回可能な状態にしている。また、第2のガイドローラ
48,49は、供給リール41を回転駆動する第1の駆
動モータ43とで、ライナ原反26の主面が搬送手段2
1と略平行となった位置で、ライナ15を打ち抜くこと
ができるように所定のテンションをライナ原反26に付
与している。
【0028】上記ライナ原反送り手段22は、第1及び
第2の駆動モータ43,44が回転駆動されることでラ
イナ原反26を上下ハーフ2,3の搬送方向と同じ方向
に走行させる。ライナ原反26は、供給リール41より
送り出されると、第1のガイドロール45,46,47
により走行路が曲げられ、搬送手段21と略平行な状態
で走行され、このときライナ打ち抜き手段23によりラ
イナ15が打ち抜かれる。そして、ライナ15が打ち抜
かれると、ライナ原反26は、第2のガイドロール4
8,49により走行路が曲げられ、巻取リール42に巻
回される。ここで、第2のガイドロール48,49は、
供給リール41を回転駆動する第1の駆動モータ43と
協同してライナ原反26が搬送手段21と平行なライナ
15を打ち抜くことができるように所定のテンションを
付与している。
【0029】上記搬送手段21のセンタープレート取付
機構40の下流側で、ライナ原反26が搬送手段21と
対向したライナ15の打ち抜き位置には、ライナ原反2
6よりライナ15を打ち抜き、連続して打ち抜いたライ
ナ15を上下ハーフ2,3に配設するライナ打ち抜き手
段23が配設されている。このライナ打ち抜き手段23
は、図3に示すように、ライナ原反26よりライナ15
を打ち抜く打抜金型51と、打抜金型51によりライナ
原反26より打ち抜かれたライナ15を上下ハーフ2,
3のライナ配設部16,16に配設するライナ保持機構
52とを備える。
【0030】上記打抜金型51は、上側金型53と下側
金型54を有する。上側金型53は、全体がライナ15
の外径と略同じリング状に形成され、外周側にライナ原
反26を打ち抜くカッタ部が構成されている。
【0031】上記下側金型54は、搬送手段21と略平
行な状態にあるライナ原反26を介して上側金型53の
下方に配設されている。下側金型54は、内径が上側金
型53の外径と略同じリング状に形成されている。そし
て、上側金型53が下側金型54に嵌入することで、ラ
イナ原反26は打ち抜かれる。
【0032】下側金型54と協同してライナ原反26を
打ち抜く上側金型53の周囲には、ライナ原反26を打
ち抜くときにライナ原反26を押圧する押圧板55が配
設され、下側金型54には、押圧板55によりライナ原
反26が押圧されたときの受けとなるベース板56が配
設されている。上側金型53に配設された押圧板55
は、ライナ原反26を打ち抜くため上側金型53を下側
金型54に対して近接離間する方向に移動できるように
ガイド軸57,57に支持されている。上側金型53
は、下側金型54に近接する方向に移動することで、押
圧板55で打ち抜き位置の周囲のライナ原反26をベー
ス板56に圧接する。これと同時に、上側金型53は、
下側金型54に嵌入することで、ライナ原反26をライ
ナ15の形状に打ち抜く。
【0033】また、上側金型53に配設された押圧板5
5の上部には、ライナ保持機構52を保持するためのホ
ルダ58が配設されている。このホルダ58に保持され
ているライナ保持機構52は、ライナ原反26から金型
機構51によって、打ち抜かれたライナ15をバキュー
ムによって吸着、保持する複数のノズル状の保持部材
(ロッド)59と、これら保持部材59を搬送手段21
の搬送部材31,31に保持されている上下ハーフ2,
3に対して近接する方向に移動させる駆動部60とを有
する。
【0034】上記保持部材59は、リング状に形成され
た上側金型53内を摺動するように配設されている。こ
の保持部材59は、ライナ15を吸着、保持する吸着面
を有している。
【0035】上記打抜手段23のライナ原反搬送方向の
上流側には、上記打抜手段23により打ち抜かれたライ
ナ15を上下ハーフ2,3のライナ配設部16,16に
仮接着するための仮接着手段24を備えている。
【0036】上記仮接着手段24は、表面張力によりラ
イナ15を上下ハーフ2,3のライナ配設部16,16
に仮接着する仮接着用の液体61と、該液体61を上記
ライナ配設部16,16に適量供給する液体供給機構6
2とを備えている。
【0037】上記仮接着用の液体61には、水やアルコ
ール或いはその他の液体が用いられる。
【0038】上記液体供給機構62は、上記液体61を
吐出させる液体の吐出器63と、該液体吐出器63から
吐出された液体61を上下ハーフ2,3のライナ配設部
16,16のそれぞれの4ヶ所に供給する8個のノズル
64‥64と、上記液体の吐出器63及びノズル64‥
64からの液体61の吐出量等をコントロールするコン
トローラ65を備えている。上記ノズル64‥64は、
上記下側金型54のベース板56に取り付けられてい
る。そして、図3に示した状態から、図4に示したよう
に、上記搬送部材31,31及びこれに支持された上下
ハーフ2,3が上昇すると、図5に示したように上記ノ
ズル64‥64から適量の仮接着用の液体61が上下ハ
ーフ2,3のライナ配設部16,16上に滴下される。
そして、図4に示したように、上記上側金型53が金型
駆動部66によって下降して、ライナ原反26からライ
ナ15が打ち抜かれるとともに、該ライナ15は、ライ
ナ保持機構52の保持部材59によって吸着保持され、
図6に示したように、上記仮接着手段24によって仮接
着用の液体61が滴下されている上下ハーフ2,3のラ
イナ配設部16,16に供給されて、仮接着された状態
になるのである。
【0039】上記ライナ打ち抜き手段23の下流側に
は、上記仮接着手段24により、上下ハーフ2,3のラ
イナ配設部16に仮接着されたライナ15を本接着する
本接着手段25が配設されている。この本接着手段25
は、図7及び図8に示すように、上下ハーフ2,3のラ
イナ配設部16に仮接着されたライナ15を本接着する
溶着ヘッド81と、この溶着ヘッド81をライナ15が
仮接着された上下ハーフ2,3に対して近接離間する方
向に移動させる駆動部85とを備える。
【0040】上記溶着ヘッド81は、ヘッド本体82を
有し、このヘッド本体82の上下ハーフ2,3のライナ
配設部16に仮接着されたライナ15を押圧する押圧面
がライナ15の外径よりやや大きくなるように形成され
ている。そして、ヘッド本体82には、ライナ15に形
成された感熱接着層19を加熱するヒータ83が埋設さ
れている。ヒータ83は、溶着ヘッド81をライナ15
の感熱接着層19を溶融できる120℃から140℃、
好ましくは125℃から135℃の範囲に加熱する。ま
た、ヘッド本体82には、ヘッド本体82の加熱温度を
検出する熱センサ84が埋設されている。
【0041】以上のような溶着ヘッド81を上下ハーフ
2,3に対して近接する矢印F方向に移動させる駆動部
85は、シリンダ機構よりなり、溶着ヘッド81に一端
が取り付けられたピストン86がシリンダ87に対して
矢印F方向に移動することで、溶着ヘッド81を上下ハ
ーフ2,3の方向に移動させ、溶着ヘッド81をライナ
15に接触させる。
【0042】以上のような溶着ヘッド81は、搬送手段
21によりライナ15をライナ配設部16に本接着する
位置まで搬送されると、駆動部85が駆動され、溶着ヘ
ッド81を矢印F方向に移動させる。そして、溶着ヘッ
ド81は、上下ハーフ2,3のライナ配設部16に仮接
着されたライナ15をライナ配設部16に押圧する。こ
のとき、溶着ヘッド81は、ヒータ83により加熱され
ており、ライナ15をライナ配設部16に押圧すると同
時に、感熱接着層19を加熱溶融し、ライナ15をライ
ナ配設部16に本接着する。この後、溶着ヘッド81
は、ライナ15が本接着された上下ハーフ2,3より離
間する反矢印F方向に移動する。
【0043】次に、以上のように構成されたライナ貼付
装置20の動作を説明する。
【0044】先ず、搬送手段21には、図1に示すよう
に、搬送手段21の始端部に配設されたハーフ供給機構
37より、上下ハーフ2,3が各1枚ずつ移送される。
ここで、一対の上下ハーフ2,3は、搬送手段21に一
対の上下ハーフ2,3を搬送方向と略直交する方向に配
列した状態で図1中矢印A方向に間欠的に搬送される。
【0045】次いで、保持機構32に保持された上下ハ
ーフ2,3のうち上ハーフ2には、下ハーフ3の中央開
口部9に対向する位置にセンタープレート11がセンタ
ープレート取付機構40により取り付けられる。
【0046】一方、ライナ原反送り手段22は、第1及
び第2の駆動モータ43,44が回転駆動されることで
ライナ原反26を上下ハーフ2,3の搬送方向と同じ図
1中矢印C方向に走行させる。ライナ原反26は、供給
リール41より送り出されると、第1のガイドロール4
5,46により走行路が曲げられ、主面が搬送手段21
と略平行な状態で走行され、このときライナ打ち抜き手
段23によりライナ15が打ち抜かれる。そして、ライ
ナ15が打ち抜かれると、ライナ原反26は、第2のガ
イドロール48,49により走行路が曲げられ、巻取リ
ール42に巻回される。ここで、第2のガイドロール4
8,49は、供給リール41を回転駆動する第1の駆動
モータ43と共同してライナ原反26が搬送手段21と
平行となった位置でライナ15を打ち抜くことができる
ように所定のテンションを付与している。
【0047】そして、上ハーフ2にセンタープレート1
1が取り付けられた一対の上下ハーフ2,3が更に図1
中矢印A方向に走行されると、図3〜4に示すように、
上記搬送部材31,31及びこれに支持された上下ハー
フ2,3が上昇し、上記ノズル64‥64から適量の仮
接着用の液体61が上下ハーフ2,3のライナ配設部1
6,16上に滴下される。
【0048】そして、上側金型53は、下側金型54に
近接する方向に移動することで、押圧板55で打ち抜き
位置の周囲のライナ原反26をベース板56に圧接し、
第2のガイドローラ48,49と供給リール41を回転
駆動する第1の駆動モータ43とが共同してライナ原反
26に付与しているテンションを保持した状態でライナ
原反26を挟持する。これと同時に、上側金型53は、
下側金型54に嵌入することで、ライナ原反26をライ
ナ15の形状に打ち抜く。
【0049】また、上記上側金型53の移動と同時に、
ライナ保持機構52のロッド状の保持部材59が上下ハ
ーフ2,3の方向に移動する。保持部材59は、ライナ
原反26が打ち抜かれると同時に、吸引ポンプ(図示省
略)が駆動することで、ライナ15を上下ハーフ2,3
のライナ配設部16,16に配設するまで吸引保持す
る。
【0050】そして、ライナ15を保持した保持部材5
9が上下ハーフ2,3の方向に移動し、ライナ15を支
持台78に支持された上下ハーフ2,3のライナ配設部
16に載置する。従って、上記ライナ15は、仮接着手
段23によって予め上記ライナ配設部16に滴下されて
いる液体61の表面張力や毛細管現象、液体の粘性等に
より、上記ライナ配設部16に仮接着された状態になる
のである。
【0051】ライナ15の仮接着が終了すると、上記吸
引ポンプが駆動を停止し、ライナ15を吸引することを
停止し、ライナ15を保持していた保持部材59は、上
記上下ハーフ2,3より離間する方向に移動される。ま
た、上側金型53も下側金型54から離間する方向に移
動され、上側金型53と下側金型54との間をライナ原
反26が走行可能な状態にする。そして、ライナ15が
打ち抜かれたライナ原反26は、巻取リール42に巻回
される。
【0052】ライナ15が仮接着された上下ハーフ2,
3は、搬送手段21により本接着手段25の位置まで搬
送される。上記ライナ15が仮接着された上下ハーフ
2,3が搬送されてくると、上記本接着手段25の溶着
ヘッド81は、駆動部85によって、上下ハーフ2,3
の方向に移動する。
【0053】そして、溶着ヘッド81は、上下ハーフ
2,3のライナ配設部16に仮接着されたライナ15を
ライナ配設部16に押圧する。このとき、溶着ヘッド8
1は、ヒータ83により加熱されており、ライナ15を
ライナ配設部16に押圧すると同時に、感熱接着層19
を加熱溶融し、ライナ15をライナ配設部16に本接着
する。この後、溶着ヘッド81は、ライナ15が本接着
された上下ハーフ2,3より離間する方向に移動する。
【0054】以上のようにライナが貼り付けられた上下
ハーフ2,3は、次工程において、上下ハーフ2,3の
いずれかに磁気ディスク5が配設され、次いで、上下ハ
ーフ2,3が突き合わせ結合される。この後、上下ハー
フ2,3を突き合わせ結合して構成されたカートリッジ
本体4は、前面側からシャッタ部材14が取り付けられ
て、ディスクカートリッジ1が完成するのである。な
お、図9は、ライナ貼付方法を示すフローチャート図で
ある。
【0055】
【発明の効果】本発明のライナ貼付装置又はライナ貼付
方法には次に述べるような効果がある。
【0056】(1)請求項1のライナ貼付方法は、カー
トリッジ半体の内面に水やアルコール等の液体を適量供
給するという簡単な方法で、上記液体の表面張力や毛細
管現象、液体の粘性等を利用してライナをカートリッジ
半体の内面に仮接着することができる。
【0057】(2)請求項2のライナ貼付装置は、仮接
着手段に水やアルコール等の液体を使用し、該液体の表
面張力等を利用してライナをカートリッジ半体の内面に
仮接着するようにしたので、従来の熱溶着による仮接着
手段のように、熱による打抜金型やカートリッジ半体へ
の悪影響を防止することができる。
【0058】(3)請求項3のライナ貼付装置は、定量
の液体をカートリッジ半体の内面に供給し、確実にライ
ナを仮接着させることができる。
【0059】(4)請求項4のライナ貼付装置は、打抜
金型にノズルを設けたので、カートリッジ半体への液体
の供給と、ライナ原反の打ち抜きとを連続的に行うこと
ができる。
【0060】(5)請求項5のライナ貼付装置は、仮接
着手段としての液体に水を使用したのでコストを安くす
ることができる。また、水はライナ等に悪影響を与える
ことがなく、本接着時の加熱等により乾燥、除去され
る。
【0061】(6)請求項6のライナ貼付装置は、仮接
着手段としての液体にアルコールを使用したので、その
使命を終了したのち上記液体は、その揮発性により自ず
とライナから短時間で除去された状態になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ライナ貼付装置の外観斜視図。
【図2】搬送手段の要部の斜視図。
【図3】ライナ打ち抜き手段の断面図。
【図4】ライナ打ち抜き手段の断面図。
【図5】仮接着手段の要部の斜視図。
【図6】上下ハーフに液体が滴下された状態の斜視図。
【図7】本接着手段の側面図。
【図8】溶着ヘッドの斜視図。
【図9】ライナ貼付方法のフローチャート図。
【図10】ディスクカートリッジの分解斜視図。
【図11】ライナの要部の断面図。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ、2,3…上下ハーフ、15
…ライナ、20…ライナ貼付装置、21…搬送手段、2
2…ライナ原反送り手段、23…ライナ打ち抜き手段、
24…仮接着手段、25…本接着手段、61…仮接着用
の液体、62…液体供給機構、63…液体吐出器、64
…ノズル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の形状に形成されたライナを上記カ
    ートリッジ半体の内面に仮接着する仮接着工程と、 上記仮接着工程によって仮接着されたライナを上記カー
    トリッジ半体に本接着する本接着工程と、を備えてい
    て、 上記仮接着工程は、液体吐出器から吐出されてきた液体
    をノズルによって上記カートリッジ半体の内面に滴下
    し、該滴下した液体によって上記ライナをカートリッジ
    半体の内面に一時的に仮接着することを特徴とするライ
    ナ貼付方法。
  2. 【請求項2】 ライナが貼付されるカートリッジ半体を
    順次搬送する搬送手段と、 上記ライナが打ち抜かれるライナ原反を順次走行させる
    ライナ原反送り手段と、 上記ライナ原反送り手段によってライナ打ち抜き位置に
    走行してきたライナ原反を所定の形状のライナに打ち抜
    くライナ打ち抜き手段と、 上記ライナ打ち抜き手段によって打ち抜かれたライナを
    上記カートリッジ半体の内面に仮接着する仮接着手段
    と、 上記仮接着手段によって仮接着されたライナを上記カー
    トリッジ半体に本接着する本接着手段と、を備えてい
    て、 上記仮接着手段は、上記ライナをカートリッジ半体の内
    面に仮接着する液体と、該液体を上記カートリッジ半体
    の内面に適量供給する液体供給機構を備えていることを
    特徴とするライナ貼付装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記液体供給機構は、上記液体を所定量ずつ吐出させる
    液体吐出器と、該液体吐出器から吐出された液体を上記
    カートリッジ半体の内面に滴下させるノズルとを備えて
    いることを特徴とするライナ貼付装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記ノズルは、上記ライナ打ち抜き手段の打抜金型に設
    けられていることを特徴とするライナ貼付装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 上記液体は、所定の温度の水であることを特徴とするラ
    イナ貼付装置。
  6. 【請求項6】 請求項2において、 上記液体は、アルコールであることを特徴とするライナ
    貼付装置。
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