JPH0675348B2 - 磁気ディスクカートリッジの製造方法および装置 - Google Patents
磁気ディスクカートリッジの製造方法および装置Info
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- JPH0675348B2 JPH0675348B2 JP63054615A JP5461588A JPH0675348B2 JP H0675348 B2 JPH0675348 B2 JP H0675348B2 JP 63054615 A JP63054615 A JP 63054615A JP 5461588 A JP5461588 A JP 5461588A JP H0675348 B2 JPH0675348 B2 JP H0675348B2
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- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気ディスクシートをケース内に回転可能に収
納してなる磁気ディスクカートリッジの製造方法および
装置に関し、詳しくは上記ケースの内壁中央部に耐摩耗
部材を貼着する方法および装置に関するものである。
納してなる磁気ディスクカートリッジの製造方法および
装置に関し、詳しくは上記ケースの内壁中央部に耐摩耗
部材を貼着する方法および装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、磁気ディスクシートをケース内に回転自在に
収納してなる磁気ディスクカートリッジが知られてい
る。
収納してなる磁気ディスクカートリッジが知られてい
る。
この磁気ディスクカートリッジの磁気ディスクシート
は、情報の書き込み、読み出しの際に、ディスクドライ
ブ装置の回転スピンドルによりディスクセンタコアの中
心部を貫通支持されて高速回転するようになっており、
一方高速回転するスピンドルの先端に当接するケース内
壁の中央部は摩耗しないように耐摩耗部材が貼着されて
いる。
は、情報の書き込み、読み出しの際に、ディスクドライ
ブ装置の回転スピンドルによりディスクセンタコアの中
心部を貫通支持されて高速回転するようになっており、
一方高速回転するスピンドルの先端に当接するケース内
壁の中央部は摩耗しないように耐摩耗部材が貼着されて
いる。
この耐摩耗部材は超高分子ポリエチレン等からなる薄板
を所定形状に裁断して形成したもので、従来ケース内壁
に両面テープを用いて貼着されていた。
を所定形状に裁断して形成したもので、従来ケース内壁
に両面テープを用いて貼着されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、両面テープを裏打ちされた超高分子ポリエチレ
ン等の薄板を両面テープの離形紙上で打抜くことは両面
テープのはがれが生じたりして技術的に非常に難しく、
この結果製造歩留りが低下したり製造コストが高くなる
等という問題が生じていた。
ン等の薄板を両面テープの離形紙上で打抜くことは両面
テープのはがれが生じたりして技術的に非常に難しく、
この結果製造歩留りが低下したり製造コストが高くなる
等という問題が生じていた。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、耐摩耗部材の裁断が技術的に容易な磁気ディスクカ
ートリッジの製造方法およびその装置を提供することを
目的とするものである。
で、耐摩耗部材の裁断が技術的に容易な磁気ディスクカ
ートリッジの製造方法およびその装置を提供することを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の磁気ディスクカートリッジの製造方法は、耐摩
耗部材の原シートの一面に感熱糊を塗布した後この原シ
ートを耐摩耗部材の形状に裁断し、この後裁断された耐
摩耗部材を吸着保持しながら加熱して上記感熱糊を溶融
し、この感熱糊が溶融状態にある間に上記吸着保持を解
除して耐摩耗部材を上記ケース内壁の中央部に貼着する
ことを特徴とするものである。
耗部材の原シートの一面に感熱糊を塗布した後この原シ
ートを耐摩耗部材の形状に裁断し、この後裁断された耐
摩耗部材を吸着保持しながら加熱して上記感熱糊を溶融
し、この感熱糊が溶融状態にある間に上記吸着保持を解
除して耐摩耗部材を上記ケース内壁の中央部に貼着する
ことを特徴とするものである。
また、本発明の磁気ディスクカートリッジの製造装置
は、感熱糊を塗布された耐摩耗部材の原シートを裁断手
段により裁断し、この裁断された耐摩耗部材を吸着保持
加熱手段により感熱糊を外側にして吸着保持しつつこの
感熱糊が溶融するまで加熱し、この吸着保持されている
耐摩耗部材の下方に配した支持台上に磁気ディスクカー
トリッジのケースを支持せしめ、上記吸着保持加熱手段
により加熱され、保持された耐摩耗部材を貼着手段によ
り、支持台上のケースの内壁中央部に押圧せしめその位
置に貼着することを特徴とするものである。
は、感熱糊を塗布された耐摩耗部材の原シートを裁断手
段により裁断し、この裁断された耐摩耗部材を吸着保持
加熱手段により感熱糊を外側にして吸着保持しつつこの
感熱糊が溶融するまで加熱し、この吸着保持されている
耐摩耗部材の下方に配した支持台上に磁気ディスクカー
トリッジのケースを支持せしめ、上記吸着保持加熱手段
により加熱され、保持された耐摩耗部材を貼着手段によ
り、支持台上のケースの内壁中央部に押圧せしめその位
置に貼着することを特徴とするものである。
(作用) 上述したように、本発明の磁気ディスクカートリッジの
製造方法および装置によれば、耐摩耗部材の片面に感熱
糊を塗布し、この糊により耐摩耗部材をケース内壁に貼
着している。したがって、両面テープを裏打ちされた耐
摩耗部材の原シートを、両面テープのはがれ等に注意し
ながらこの部材の形状に打抜かなければならない従来技
術と異なり原シートからの各耐摩耗部材の裁断を極めて
容易にすることができる。また、裁断された耐摩耗部材
はケースの所定位置に貼着される前に吸着保持されなが
ら加熱され、感熱性の糊はこのとき溶融されるので耐摩
耗部材を裁断する際等に裁断手段が糊によって汚損され
るおそれがない。
製造方法および装置によれば、耐摩耗部材の片面に感熱
糊を塗布し、この糊により耐摩耗部材をケース内壁に貼
着している。したがって、両面テープを裏打ちされた耐
摩耗部材の原シートを、両面テープのはがれ等に注意し
ながらこの部材の形状に打抜かなければならない従来技
術と異なり原シートからの各耐摩耗部材の裁断を極めて
容易にすることができる。また、裁断された耐摩耗部材
はケースの所定位置に貼着される前に吸着保持されなが
ら加熱され、感熱性の糊はこのとき溶融されるので耐摩
耗部材を裁断する際等に裁断手段が糊によって汚損され
るおそれがない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例の磁気ディスクカートリッジ
の製造装置を示す側面図である。その装置は、下面に感
熱糊を塗布された、超高分子ポリエチレンからなる耐摩
耗部材の原シート1を間欠送りする搬送ローラ2と、こ
の搬送される原シート1の上面近傍に位置する上刃3を
備えた上方裁断手段4と、搬送されてきた原シート1の
先端部分を吸着し、上下スライド機構5の上下動に応じ
て上下動し、上方(矢印A方向)に移動したとき上刃3
との間に原シート1を挟んでこの原シート1を各耐摩耗
部材の形状に裁断する下刃6を備えた下方裁断手段7
と、裁断された耐摩耗部材を下方裁断手段7から受け渡
され、この耐摩耗部材を吸着保持しながら加熱する吸着
保持加熱手段である吸着加熱ヘッド8と、この吸着加熱
ヘッド8を矢印B方向に搬送し、カートリッジケース9
の中央位置直上まで搬送したときこの吸着加熱ヘッド8
を下降(矢印C方向)せしめてこのヘッド8に吸着され
ている耐摩耗部材19をカートリッジケース9の中央部に
押圧せしめ該部材19をこの位置に貼着する貼着手段(図
示せず)と、カートリッジケース9を支持する支持台10
とからなっている。また、搬送ローラ2による原シート
1の搬送と下方裁断手段7の上下動は連動しており、下
方裁断手段7が最下部に停止しているとき原シート1を
搬送し、下方裁断手段7が上下動するとき原シート1の
搬送を停止するようになっている。
の製造装置を示す側面図である。その装置は、下面に感
熱糊を塗布された、超高分子ポリエチレンからなる耐摩
耗部材の原シート1を間欠送りする搬送ローラ2と、こ
の搬送される原シート1の上面近傍に位置する上刃3を
備えた上方裁断手段4と、搬送されてきた原シート1の
先端部分を吸着し、上下スライド機構5の上下動に応じ
て上下動し、上方(矢印A方向)に移動したとき上刃3
との間に原シート1を挟んでこの原シート1を各耐摩耗
部材の形状に裁断する下刃6を備えた下方裁断手段7
と、裁断された耐摩耗部材を下方裁断手段7から受け渡
され、この耐摩耗部材を吸着保持しながら加熱する吸着
保持加熱手段である吸着加熱ヘッド8と、この吸着加熱
ヘッド8を矢印B方向に搬送し、カートリッジケース9
の中央位置直上まで搬送したときこの吸着加熱ヘッド8
を下降(矢印C方向)せしめてこのヘッド8に吸着され
ている耐摩耗部材19をカートリッジケース9の中央部に
押圧せしめ該部材19をこの位置に貼着する貼着手段(図
示せず)と、カートリッジケース9を支持する支持台10
とからなっている。また、搬送ローラ2による原シート
1の搬送と下方裁断手段7の上下動は連動しており、下
方裁断手段7が最下部に停止しているとき原シート1を
搬送し、下方裁断手段7が上下動するとき原シート1の
搬送を停止するようになっている。
第2図は上方裁断手段4および下方裁断手段7の部分断
面図を示すものであり、下方裁断手段7の上面に複数の
吸着孔11が穿設されていることを示している。この吸着
孔11は外部配管12により真空ポンプと接続されており、
原シート1の先端がこの下方裁断手段7の上面に搬送さ
れ、その搬送が停止されたとき真空ポンプの駆動により
原シート1を吸着し、裁断された耐摩耗部材を吸着加熱
ヘッド8に受け渡すまで吸着し続けるものである。これ
により耐摩耗部材は所定位置に位置決めされ原シート1
の裁断、および裁断された耐摩耗部材の受け渡しを円滑
に行なうことが可能となる。
面図を示すものであり、下方裁断手段7の上面に複数の
吸着孔11が穿設されていることを示している。この吸着
孔11は外部配管12により真空ポンプと接続されており、
原シート1の先端がこの下方裁断手段7の上面に搬送さ
れ、その搬送が停止されたとき真空ポンプの駆動により
原シート1を吸着し、裁断された耐摩耗部材を吸着加熱
ヘッド8に受け渡すまで吸着し続けるものである。これ
により耐摩耗部材は所定位置に位置決めされ原シート1
の裁断、および裁断された耐摩耗部材の受け渡しを円滑
に行なうことが可能となる。
原シート1は上記上下裁断手段4,7により裁断される際
にも感熱糊塗布面が下方を向くような状態で配設される
が、このときはまだ感熱糊が溶融していないのでこの感
熱糊が下方裁断手段7の上面、上刃3あるいは下刃6等
にくっついてこれらの部材を汚損する等ということがな
い。したがって上述したように極めて簡単な裁断機構を
用いて容易かつ円滑に原シート1の裁断を行なうことが
できる。
にも感熱糊塗布面が下方を向くような状態で配設される
が、このときはまだ感熱糊が溶融していないのでこの感
熱糊が下方裁断手段7の上面、上刃3あるいは下刃6等
にくっついてこれらの部材を汚損する等ということがな
い。したがって上述したように極めて簡単な裁断機構を
用いて容易かつ円滑に原シート1の裁断を行なうことが
できる。
第3図は吸着加熱ヘッド8の部分断面図を示すものであ
る。このヘッド8は下面に複数の吸着孔13を備えてお
り、またこの吸着孔13は配管14を介して真空ポンプに接
続されていて、真空ポンプの駆動により、下方裁断手段
7から受け渡された耐摩耗部材を吸着し得るようになっ
ている。なお、この耐摩耗部材は吸着加熱ヘッド8に感
熱糊塗布面が下方を向くようにして吸着される。また、
この吸着加熱ヘッド8は吸着孔13と配管14を接続する空
気通路の上方部に加熱ヒータ15を、さらにその上方部に
熱電対16を備えている。この加熱ヒータ15は電気ヒータ
であり吸着孔13に吸着された耐摩耗部材を加熱して、こ
の耐摩耗部材がカートリッジケース9に押圧されるまで
の間にこの部材に塗布されている感熱糊を溶融せしめ
る。また、熱電対は、加熱ヒータ15により加熱される吸
着加熱ヘッド8の温度を常時測定するためのもので、こ
れにより吸着されている耐摩耗部材の感熱糊が適当な溶
融状態となるよう加熱ヒータ15の温度を制御することが
可能となる。
る。このヘッド8は下面に複数の吸着孔13を備えてお
り、またこの吸着孔13は配管14を介して真空ポンプに接
続されていて、真空ポンプの駆動により、下方裁断手段
7から受け渡された耐摩耗部材を吸着し得るようになっ
ている。なお、この耐摩耗部材は吸着加熱ヘッド8に感
熱糊塗布面が下方を向くようにして吸着される。また、
この吸着加熱ヘッド8は吸着孔13と配管14を接続する空
気通路の上方部に加熱ヒータ15を、さらにその上方部に
熱電対16を備えている。この加熱ヒータ15は電気ヒータ
であり吸着孔13に吸着された耐摩耗部材を加熱して、こ
の耐摩耗部材がカートリッジケース9に押圧されるまで
の間にこの部材に塗布されている感熱糊を溶融せしめ
る。また、熱電対は、加熱ヒータ15により加熱される吸
着加熱ヘッド8の温度を常時測定するためのもので、こ
れにより吸着されている耐摩耗部材の感熱糊が適当な溶
融状態となるよう加熱ヒータ15の温度を制御することが
可能となる。
また、この吸着加熱ヘッド8は、スプリング等を用いて
ヘッド支持部に弾力的に支持されており、これにより吸
着加熱ヘッド8が耐摩耗部材をカートリッジケース9の
中央部18に弾力的に押圧することができるようになって
いる。また、吸着加熱ヘッド8による耐摩耗部材の吸着
の解除はこの部材をカートリッジケース9に押圧するタ
イミングで行なう。
ヘッド支持部に弾力的に支持されており、これにより吸
着加熱ヘッド8が耐摩耗部材をカートリッジケース9の
中央部18に弾力的に押圧することができるようになって
いる。また、吸着加熱ヘッド8による耐摩耗部材の吸着
の解除はこの部材をカートリッジケース9に押圧するタ
イミングで行なう。
このようにして感熱糊によって耐摩耗部材19をカートリ
ッジケース9の内壁中央部18に貼着されて組み立てられ
た磁気ディスクカートリッジを第4図に示す。このカー
トリッジ内のディスクシート20をそのシート20の中心部
において保持するセンタコア21の中心孔22にはディスク
駆動装置の回転スピンドルが嵌挿されるようになってお
り、このスピンドルの先端部は耐摩耗部材19に当接する
ようになっている。この耐摩耗部材19は前述したように
超高分子ポリエチレンにより形成されているので回転ス
ピンドルが高速回転してもそのスピンドル先端部により
摩耗することがなく、カートリッジケース9の内壁の損
傷を防止することができる。
ッジケース9の内壁中央部18に貼着されて組み立てられ
た磁気ディスクカートリッジを第4図に示す。このカー
トリッジ内のディスクシート20をそのシート20の中心部
において保持するセンタコア21の中心孔22にはディスク
駆動装置の回転スピンドルが嵌挿されるようになってお
り、このスピンドルの先端部は耐摩耗部材19に当接する
ようになっている。この耐摩耗部材19は前述したように
超高分子ポリエチレンにより形成されているので回転ス
ピンドルが高速回転してもそのスピンドル先端部により
摩耗することがなく、カートリッジケース9の内壁の損
傷を防止することができる。
なお、耐摩耗部材の原シート1への感熱糊の塗布は種々
の方法を用いることが可能で、例えばロールコータ法等
を用いることができ、また自動、手動のいずれの塗布方
法を用いることも可能である。
の方法を用いることが可能で、例えばロールコータ法等
を用いることができ、また自動、手動のいずれの塗布方
法を用いることも可能である。
なお、上述した実施例においては耐摩耗部材の原シート
として超高分子ポリエチレンを用いているが、その他の
耐摩耗性を有する種々の材料を用いることが可能であ
る。
として超高分子ポリエチレンを用いているが、その他の
耐摩耗性を有する種々の材料を用いることが可能であ
る。
なお、本発明の磁気ディスクカートリッジの製造装置と
しては上述した実施例の装置に限られるものではなく、
種々の構成の変更が可能であり、例えば原シートから一
度に複数個の耐摩耗部材を裁断し、複数個の吸着加熱ヘ
ッドを用いて同時に複数個の耐摩耗部材の吸着を行なう
ようにすることも可能である。
しては上述した実施例の装置に限られるものではなく、
種々の構成の変更が可能であり、例えば原シートから一
度に複数個の耐摩耗部材を裁断し、複数個の吸着加熱ヘ
ッドを用いて同時に複数個の耐摩耗部材の吸着を行なう
ようにすることも可能である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の磁気ディスクカートリッジ
の製造方法および装置によれば、耐摩耗部材のカートリ
ッジケースへの貼着を感熱糊を用いることにより原シー
トからの耐摩耗部材の裁断を極めて容易に行なうことが
できるので製造工程および製造装置を簡易なものとする
ことができる。また、上記裁断が技術的に容易であるか
ら製造歩留りの向上および製造コストの低廉化を図るこ
とができる。
の製造方法および装置によれば、耐摩耗部材のカートリ
ッジケースへの貼着を感熱糊を用いることにより原シー
トからの耐摩耗部材の裁断を極めて容易に行なうことが
できるので製造工程および製造装置を簡易なものとする
ことができる。また、上記裁断が技術的に容易であるか
ら製造歩留りの向上および製造コストの低廉化を図るこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例に係る磁気ディスクカートリ
ッジの製造装置を示す概略図、 第2図および第3図は第1図に示す装置の一部を示す部
分断面図、 第4図は第1図の装置を用いて製造された磁気ディスク
カートリッジを示す側断面図である。 1……耐摩耗部材の原シート 3……上刃、4……上方裁断手段 6……下刃、7…下方裁断手段 8……吸着加熱ヘッド(吸着保持加熱手段) 9……カートリッジケース 10……支持台、13……吸着孔 15……加熱ヒータ、19……耐摩耗部材
ッジの製造装置を示す概略図、 第2図および第3図は第1図に示す装置の一部を示す部
分断面図、 第4図は第1図の装置を用いて製造された磁気ディスク
カートリッジを示す側断面図である。 1……耐摩耗部材の原シート 3……上刃、4……上方裁断手段 6……下刃、7…下方裁断手段 8……吸着加熱ヘッド(吸着保持加熱手段) 9……カートリッジケース 10……支持台、13……吸着孔 15……加熱ヒータ、19……耐摩耗部材
Claims (2)
- 【請求項1】磁気ディスクを収納するケース内壁の中央
部に耐摩耗部材を貼着してなる磁気ディスクカートリッ
ジを製造する方法において、 前記耐摩耗部材の原シートの一面に感熱糊を塗布し、 前記原シートを前記耐摩耗部材の形状に裁断し、 この後、裁断された前記耐摩耗部材を吸着保持しつつ加
熱し、 この加熱により前記耐摩耗部材の感熱糊が溶融している
間に前記吸着保持を解除して前記部材を前記ケース内壁
の中央部に貼着することを特徴とする磁気ディスクカー
トリッジの製造方法。 - 【請求項2】磁気ディスクを収納するケース内壁の中央
部に耐摩耗部材を貼着してなる磁気ディスクカートリッ
ジを製造する装置において、 一方の面に感熱糊を塗布された、耐摩耗部材の原シート
を各耐摩耗部材の形状に裁断する裁断手段と、 この裁断された耐摩耗部材を該部材の感熱糊塗布面を外
側にして吸着保持しつつこの感熱糊が溶融するまで加熱
する吸着保持加熱手段と、 この吸着保持された前記耐摩耗部材の下方において前記
ケースを支持する支持台と、 前記吸着保持加熱手段により加熱され、保持された耐摩
耗部材を前記ケース内壁の中央部に押圧し該位置に貼着
する貼着手段を備えたことを特徴とする磁気ディスクカ
ートリッジの製造装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63054615A JPH0675348B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 磁気ディスクカートリッジの製造方法および装置 |
US07/320,654 US4960480A (en) | 1988-03-08 | 1989-03-08 | Method of and system for assembling magnetic disk cartridge |
DE89104106T DE68907082T2 (de) | 1988-03-08 | 1989-03-08 | Verfahren und System zum Zusammenbau von Magnetplatten-Kassetten. |
EP89104106A EP0332166B1 (en) | 1988-03-08 | 1989-03-08 | Method of and system for assembling magnetic disk cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63054615A JPH0675348B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 磁気ディスクカートリッジの製造方法および装置 |
Publications (2)
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