JP2001184453A - 帳票処理システムおよび帳票ファイリングシステム - Google Patents

帳票処理システムおよび帳票ファイリングシステム

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JP2001184453A
JP2001184453A JP36539399A JP36539399A JP2001184453A JP 2001184453 A JP2001184453 A JP 2001184453A JP 36539399 A JP36539399 A JP 36539399A JP 36539399 A JP36539399 A JP 36539399A JP 2001184453 A JP2001184453 A JP 2001184453A
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政宏 森田
Masato Teramoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の帳票の種別を容易に短時間で判別
し、金融機関等の後続の業務処理の効率化に貢献するこ
とができる帳票処理方法およびそのシステムを提供する
こと。 【解決手段】 金融機関の店舗内等に設置される端末装
置と、金融機関単位または店舗の管轄単位で設置される
センタ装置とから構成し、前記端末装置において処理対
象の帳票から読取った画像データを画像読取り装置から
受信し、予め設定した形式の画像データに編集してセン
タ装置に送信し、センタ装置においては、端末装置から
受信した画像データ中の認識対象指定領域の画像データ
を切出し、その切出し画像データにより記載内容を認識
すると共に、指定領域の画像データを切出し、その切出
した画像データに対応する帳票画像および認識結果を並
列に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば金融機関等
で扱う預入れ伝票、小切手、振込み伝票等の各種帳票の
種類を自動認識し、その中に記載された必要情報を後続
の業務処理システムに提供する帳票処理システムおよび
帳票ファイリングシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】銀行や郵便局等の金融機関では、現金自
動取り扱い装置が普及したとは言え、この現金自動取り
扱い装置で取り扱うことができない公共料金(税金や電
話料金、電力料金等)や小切手等の入金伝票等の帳票を
用いて、入金、支払い、振込み等の窓口業務を行ってい
る。また、現金自動取り扱い装置で取り扱うことができ
ない小切手等による高額の入出金などの窓口業務を入出
金伝票によって行っている。
【0003】このような各種の帳票による窓口業務を遂
行する係員にあっては、顧客から帳票を受け取った時、
入出金伝票等の帳票種類を判別した後、必要事項が漏れ
なく記載されたいるかどうか、口座番号や氏名の記載誤
りがないかどうか等のチェックを行い、受付けた帳票に
対する業務に移行する。
【0004】ところが、銀行や郵便局等の窓口に持ち込
まれる帳票の種類を大別すると、(1)自行が制定した
書式の制定帳票、(2)電話料金、電気料金、ガス料金
等の公共料金を入金するために、電話会社、電力会社等
の企業が制定し、その企業コード等が帳票の一部にバー
コードで印刷されているバーコード帳票、(3)帳票の
一部に電話会社、電力会社、信販会社等の記号コードが
複数桁の数値コードで印刷されている郵政省規格の帳
票、(4)自行および他の銀行が発行した書式の小切手
または約束手形、(5)地方税等を納入するために、各
地方自治体が発行した帳票、(6)全国の銀行で統一的
に定めた書式の帳票など、多岐多種類にわたる。
【0005】したがって、銀行や郵便局の金融機関の窓
口においては、持ち込まれた帳票が上記のように大別さ
れる種類の帳票のいずれの種類に該当するかを判別する
ことが窓口業務の最初の重要な作業になる。
【0006】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、従来にお
いては、窓口に持ち込まれた帳票がいずれの種類である
かの判別を窓口の係員が目視作業によって判別するよう
にしているため、容易に判別することができない場合が
あった。帳票種類の判別に手間取った場合、窓口業務の
遅滞を招き、顧客に対するサービスが低下してしまう。
【0007】特に、最近では、各種の公共料金の納入を
銀行や郵便局以外の小売店舗でも実施可能にするネット
ワーク構成の金融システムの運用が開始されつつある
が、小売店舗の店員は、特別な訓練や教育を受けていな
い者が多いため、上記のような多岐にわたる帳票の種類
を判別するのが極めて困難になるか、誤って判別してし
まい、システム自体の信頼性や運用効率を低下させてし
まう恐れがある。
【0008】本発明はこのような問題を解決しようとす
るものであり、多種類の帳票の記載内容を短時間で認識
し、金融機関等の後続の業務処理の効率化に貢献するこ
とができる帳票処理システムおよび帳票ファイリングシ
ステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の帳票処理システムは、金融機関の店舗内等
に設置される端末装置と、金融機関単位または店舗の管
轄単位で設置されるセンタ装置とから構成し、前記端末
装置において処理対象の帳票から読取った画像データを
画像読取り装置から受信し、予め設定した形式の画像デ
ータに編集してセンタ装置に送信し、センタ装置におい
ては、端末装置から受信した画像データ中の認識対象指
定領域の画像データを切出し、その切出し画像データに
より記載内容を認識すると共に、指定領域の画像データ
を切出し、その切出した画像データに対応する帳票画像
および認識結果を並列に表示するように構成したことを
特徴とする。
【0010】また、本発明の帳票ファイリングシステム
は、切出した画像データおよび認識結果を帳票単位で編
集し、その編集結果を格納する帳票データベースを備え
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の帳票処理システムの一実
施の形態を示すシステム構成図である。この実施形態の
システムは、処理対象の帳票上に記載された文字や記
号、バーコード、印影などの画像を読取る画像読取り装
置1と、パーソナルコンピュータ等のコンピュータで構
成される窓口端末2と、帳票等のイメージ読取り機能を
備えた自動取引装置3と、この窓口端末2および自動取
引装置3と通信回線3で接続されるセンタ装置4とで構
成されている。
【0013】センタ装置4は、窓口端末2または自動取
引装置3から受信した帳票の読取り画像データに基づ
き、帳票種類の識別および記載内容の認識を行う認識サ
ーバ5と、金融機関の係員が扱う複数のデータエントリ
端末6−1〜6−n、コードデータベース7およびイメ
ージデータベース8を備えた電子ファイリング装置9、
これらのデータエントリ端末6−1〜6−nおよび電子
ファイリング装置9から認識サーバ5のメッセージキュ
ーバッファ52にアクセスするための運用サーバ10と
を備えている。
【0014】認識サーバ5は、窓口端末2または自動取
引装置3から通信回線4を介して帳票の読取り画像デー
タを受信するメッセージ受信部51、受信したメッセー
ジを順次蓄積すると共に、認識結果を蓄積するメッセー
ジキューバッファ52、このメッセージキューバッファ
内に蓄積された帳票読取り画像データから帳票の種類お
よび記載内容を認識する帳票認識処理部53、運用サー
バ10との回線を接続し、メッセージキューバッファ5
2内に蓄積された認識結果を運用サーバ経由でデータエ
ントリ端末に転送する回線接続部54を備えている。
【0015】画像読取り装置1は、帳票台の上に置かれ
た帳票11を斜め上方から光学的にスキャンし、読取り
画像データ(カラー画像データ)を窓口端末2に入力す
るように構成されている。
【0016】窓口端末2は、図2(a)に示すように、
この窓口端末2に付属したキーボード21、マウス(ポ
インティングデバイス)22、表示装置23、入力制御
部24、イメージデータ編集処理部25、メッセージ送
受信部26を備えている。
【0017】入力制御部21は、画像読取り装置1の入
力制御を行うものであり、帳票の読取り画像データを高
速転送するためにSCSIドライバ241と、イメージ
スキャナの標準インタフェースであるTWAINドライ
バ243と、読取り画像の歪補正を行う歪補正部242
とから構成されている。歪補正部242は、帳票画像を
斜め上方から読取った場合に、読取り画像が図2(b)
に示すように、台形形状244に歪むため、これを矩形
形状245に補正するためのものである。この入力制御
部24は、TWAIN規格で定められたデータ形式で読
取り画像データをイメージデータ編集処理部25に入力
する。
【0018】イメージデータ編集処理部25は、帳票の
読取り画像データを予め設定された形式の画像データに
編集し、さらにその編集結果に対しイメージ処制御ヘッ
ダを付加して帳票単位の送信メッセージに組み立て、メ
ッセージ送受信部26および通信回線4を介して認識サ
ーバ5に送信する。
【0019】この実施形態において、イメージデータ編
集処理部25は、図2(c)に示すように、帳票の読取
り画像データをモノクロ2値(IDU2値,IDU:I
mage Data Unit)252、モノクロ多値
(IDU多値)253に編集し、さらにイメージ処理制
御ヘッダ251を付加して1つの送信メッセージに組み
立てる。イメージ処理制御ヘッダ251には、送信宛
先、送信元、画像データの形式(モノクロ/カラー、2
値/多値、圧縮形式など)や属性を示す情報が含まれて
いる。
【0020】一方、認識サーバ5内の帳票認識処理部5
3は、図3に示すように、入力制御部531、文字帳票
認識部532、帳票認識マクロ533、印鑑検索処理部
534、単語辞書ファイル535、帳票フォーマット定
義情報ファイル536、印鑑データベース537とで構
成されている。なお、印鑑データベース537は、認識
サーバ5に直接に付属させてもよいが、運用サーバ10
の管理下に置いてもよい。
【0021】帳票認識マクロ533は、入力制御部53
1から入力された読み取り画像データに基づき、帳票種
類を識別し、更には記載された文字やバーコード等の認
識、印影の検索照合処理を行う部分であり、文字帳票認
識部532の各処理部を選択的に呼出し、帳票種類の識
別、文字認識、印影照合を実施するマクロプログラムに
よって構成されている。これらのマクロプログラムは、
「ID付き帳票」、「単一帳票」、「複数帳票」などの
帳票の種類毎に設定可能になっている。「ID付き帳
票」とは、自行が制定した帳票などのように、帳票の識
別符号文字(数字)が印刷された帳票である。「単一帳
票」とは、小切手や約束手形、電話会社や電力会社等が
定めた1枚伝票形式の帳票のことであり、「複数帳票」
とは複数枚から構成される形式の帳票のことである。こ
れら帳票種類毎のマクロプログラムは、メッセージキュ
ーバッファ52に窓口端末2からのメッセージが格納さ
れたことを契機として、予め定めた順に起動され、文字
帳票認識部252の各処理部を選択的に呼出して帳票種
類の識別、文字認識、オペレータが確認するために必要
な部分の画像の切出し処理を行い、帳票種類および認識
文字の情報、指定された領域の切出し画像のデータを帳
票単位で編集し、メッセージキューバッファ52に格納
する。メッセージキューバッファ52に格納された認識
結果および指定領域の切出し画像データは、データエン
トリ端末6−1〜6−nからの要求に応じて、あるいは
定期的に運用サーバ10を介してデータエントリ端末6
−1〜6−nに転送される。
【0022】文字帳票認識部532は、文字認識処理部
5321、帳票識別処理部5322、バーコード認識処
理部5323、単語照合処理部5324、印鑑照合処理
部5325、イメージ処理部5326、線分検出処理部
5327とから構成されている。これら各処理部は、前
記帳票認識マクロ533の各マクロプログラムから選択
的に起動されるプログラムによって構成されている。
【0023】文字認識処理部5321は、処理対象の帳
票上に記載された認識対象の文字(金額や帳票IDなど
の英数字、姓名などの文字)を認識する部分であり、認
識対象の文字が存在する種類の帳票であると識別された
場合に、その識別を行った帳票種類における帳票認識マ
クロ533のマクロプログラムから起動され、帳票認識
マクロ533から指示された領域の文字を認識する。認
識対象の文字は、手書き文字、印刷文字、OCR文字、
MICR文字である。
【0024】帳票識別処理部5322は帳票の読取り画
像データと帳票フォーマット定義情報ファイル536に
登録された帳票種類を識別するための定義情報とのマッ
チング処理により、処理対象の帳票の種類を識別する部
分であり、各種類の帳票を識別する帳票認識マクロ53
3の各マクロプログラムから起動される。
【0025】ここで、帳票の種類は、ID付き帳票、バ
ーコード帳票、OCR帳票などに大別されるが、例えば
同じID付き帳票であっても、ID番号によってフォー
マットが異なるものがある。
【0026】本実施形態においては、(1)帳票種類識
別用の定義情報で指定された領域の画像を切出し、ID
付き帳票か、バーコード帳票かなどの種類を識別し、
(2)ID付き帳票である場合は、そのID番号を認識
し、そのID番号に対応する下位属性を認識し、(3)
その下位属性のフォーマット定義情報によって指定され
ている領域の画像を切出し、文字認識を行い、その認識
結果に応じた処理を行う。
【0027】本発明では、同じ帳票種類の中で、フォー
マットがID番号等によってさらに区分あるいは分類さ
れている場合、その区分あるいは分類を下位属性と言
う。
【0028】また、マッチング処理とは、バーコードや
手形/小切手に印刷されたMICR文字を認識する場合
には、画像(バーコードパターン画像、MICR文字パ
ターン画像によるパターンマッチング処理を指すもので
あり、複数桁の数字列から成るコード情報が印刷された
帳票を認識する場合には、1文字単位または文字列単位
同士でのマッチング処理を指す。
【0029】バーコード認識処理部5323は、処理対
象の帳票上に記載された認識対象のバーコードを認識す
る部分であり、認識対象のバーコードが存在する種類の
帳票であると識別された場合に、その識別を行った帳票
種類における帳票認識マクロ533のマクロプログラム
から起動される。
【0030】単語照合処理部5324は、処理対象の帳
票上に記載された認識対象の単語(例えば、銀行名、会
社名、住所、氏名など)を認識する部分であり、認識対
象の単語が存在する種類の帳票であると識別された場合
に、その識別を行った帳票種類における帳票認識マクロ
533のマクロプログラムから起動される。
【0031】印鑑照合処理部5325は、処理対象の帳
票上に押印された認識対象の印影と印鑑データベース5
37に登録された印影とを照合する部分であり、認識対
象の印影が存在する種類の帳票であると識別された場合
に、その識別を行った帳票種類における帳票認識マクロ
533のマクロプログラムから起動される。
【0032】イメージ処理部5326は、処理対象の帳
票上に、オペレータによる確認または取引履歴の記録に
残しておくために必要な印影等の画像を切出す処理を行
う部分であり、切出し対象の画像が存在する種類の帳票
であると識別された場合に、その識別を行った帳票種類
における帳票認識マクロ533のマクロプログラムから
起動される。
【0033】線分検出処理部5327は、帳票上に記載
された表や罫線等の線分の特徴を検出する部分であり、
表や罫線等の線分が含まれる種類の帳票であると識別さ
れた場合に、その識別を行った帳票種類における帳票認
識マクロ533のマクロプログラムから起動され、検出
した線分の特徴と帳票フォーマット定義情報ファイル5
36に予め登録された帳票レイアウト情報とを照合し、
いずれのレイアウトの帳票に該当するかを判定するもの
である。
【0034】単語辞書ファイル535は、単語照合処理
部5324が単語の照合を行うための単語辞書を格納し
たものである。
【0035】帳票フォーマット定義情報ファイル536
は、複数種類の帳票の種類、およびその下位属性を識別
するための画像の切出し領域の情報と、各種類の帳票に
おける文字や印影等の認識対象領域や係員による確認の
ための切出し領域などの情報を予め登録したものであ
り、取り扱う帳票の種類識別用の定義情報と、各種類に
おける下位属性のフォーマット定義情報が登録されてい
る。登録内容については、帳票種類別の識別処理で後述
する。
【0036】ここで、本実施形態の帳票処理システムで
処理する帳票の代表例と、認識結果の表示例を先に説明
しておくことにする。
【0037】図4は、自行が制定したフォーマットの帳
票(以下、制定帳票と言う)の例と認識結果の表示例を
示すものであり、制定帳票400には、図4(a)に示
すように、当該制定帳票のID(図の例では「00
1」)と、取引種別または取引形態を識別するためのチ
ェックボックス(図の例では、「01 普通預金口座出
金」、「02 当座預金出金」のチェックボックス
「□」)402、403が印刷されている。この制定帳
票400では、普通預金口座からの引出しであれば、顧
客によって402のチェックボックスに「レ」記号が記
入される。その下欄には引出し金額「¥30,000」
と口座番号「1401257」の手書き文字が記入さ
れ、さらに「おなまえ」欄には顧客の氏名「村田××」
が手書き文字で記入される。なお、図4(a)の制定帳
票400には「店番」の手書き記入欄が存在するのであ
るが、図面が複雑になるので、図示を省略している。
【0038】このような制定帳票400を読取った場
合、図4(b)に示すような認識結果がデータエントリ
端末6−1〜6−nの確認画面410に表示される。こ
の確認画面410には、手書き文字の店番「123」の
切出し画像411とその文字認識結果412、手書き文
字の口座番号「1401257」の切出し画像413と
その文字認識結果414、手書き文字の取引金額「30
000」の切出し画像415とその文字認識結果41
6、氏名の手書き文字「村田××」の切出し画像417
とその認識結果418、制定帳票400に押印された印
影419の切出し画像と印鑑データベース537に登録
されている印影420とが表示される。
【0039】図5は、約束手形の例と認識結果の表示例
を示すものであり、約束手形500には、図5(a)に
示すように、法律で定められた約束手形固有のMICR
文字(磁気印刷文字)501が所定の位置に印刷されて
いるので、所定の位置に、予め定めたフォントパターン
のMICR文字501が印刷されているかをMICR文
字パターン画像とのパターンマッチング処理によって識
別する。正規の形式の約束手形であると識別された場
合、必要部分の認識と画像の切出しが行われ、図5
(b)に示すような確認画面510が表示される。な
お、図5(a)の約束手形500には支払地となる銀行
の「店番」の印刷文字が存在するのであるが、図面が複
雑になるので、図示を省略している。
【0040】図5(b)に示す確認画面510には、支
払地となる銀行の「店番」の印刷文字「123」の切出
し画像511とその文字認識結果512、チェックライ
タで記入された取引金額「¥30,000」の切出し画
像515とその文字認識結果516、振出人氏名の手書
き文字「村田××」の切出し画像517とその認識結果
518、約束手形500に押印された振出人の印影51
9の切出し画像と印鑑データベース537に登録されて
いる印影520と、約束手形500の全体の縮小画像5
21が表示されている。縮小画像521を切出しておく
のは、処理を誤った場合や顧客からの問い合わせがあっ
た場合の証拠として残しておく必要性があるからであ
る。
【0041】図6は、バーコードが印刷された市県民税
の納入用帳票の例と認識結果の表示例を示すものであ
り、図6で例示する市県民税の納入用帳票には、同図
(a)に示すように、その地方自治体が定めた所定の位
置に、自治体名や納入口座番号などをバーコードで印刷
した形式のものがある。以下、このような帳票をバーコ
ード帳票600と定義すると、本発明においては、バー
コード帳票識別用の定義情報で定めた領域の画像を切出
し、その領域にバーコードが記載されているかどうかを
パターンマッチング処理によって識別する。バーコード
の記載領域であることが検出されたならば、バーコード
帳票として識別し、そのバーコードの内容(エンコード
結果)から納入先の金融機関の店番等を認識する。そし
て、氏名、金額等の必要部分の画像の切出しと文字認識
とを行ない、図6(b)に示すような確認画面610に
認識結果を表示する。図6(b)に示す確認画面610
には、納入先となる銀行の「店番」の認識結果611、
印刷または手書き文字で記入された取引金額「¥30,
000」の切出し画像612とその文字認識結果61
3、納入者氏名の印刷または手書き文字「村田××」の
切出し画像614とその認識結果615が表示されてい
る。
【0042】図7は、電力会社等の記号コードが複数桁
の数値コードで記載された料金納入用帳票の例と認識結
果の表示例を示すものであり、電力会社「××電力」の
料金納入用帳票700には、図7(a)に示すように、
その電力会社等が定めた所定の位置に、電力会社固有の
記号コード等を複数桁の数値コード701で印刷した形
式のものがある。以下、このような形式の帳票をMT帳
票と定義すると、本発明においては、このようなMT帳
票700については、MT帳票を識別するための定義情
報で定めた領域の画像を切出し、その領域に複数桁の数
値コードが記載されているかどうかを文字認識処理によ
って識別する。そして、複数桁の数値コード701の記
載領域が検出されたならば、MT帳票として識別し、そ
の数値コードの内容から納入先の電力会社等の記号コー
ド等を認識する。そして、必要部分の画像の切出しと文
字認識とを行ない、図7(b)に示すような確認画面7
10に認識結果を表示する。図7(b)に示す確認画面
710には、納入先となる銀行の「店番」の認識結果7
11、印刷または手書き文字で記入された取引金額「¥
30,000」の切出し画像712とその文字認識結果
713、納入者氏名の手書き文字「村田××」の切出し
画像714とその認識結果715が表示されている。な
お、MT帳票とは、郵便振替MTサービスで使用される
帳票を呼称するものである。郵便振替MTサービスと
は、郵便振替通常払い込みの内容(予め加入者がMTサ
ービス専用払込書に記載したOCR文字データ)の通知
をイメージ出力払込取り扱い票の郵送に代えて、磁気テ
ープまたはフロッピィディスクに記録して加入者に渡す
サービスである。
【0043】図8は、地方自治体等の記号コードが複数
桁の数値コードで記載された納税用の帳票の例と認識結
果の表示例を示すものであり、自治体「東京都」の所得
税納入用帳票800には、図8(a)に示すように、そ
の自治体が定めた所定の位置に、自治体固有の記号コー
ド等を複数桁のOCR文字801で印刷した形式のもの
がある。以下、このような形式の帳票をOCR帳票80
0と定義すると、このOCR帳票800についても、図
7の帳票700と同様にして処理する。すなわち、図8
のOCR帳票800については、OCR帳票識別用の定
義情報で定めた位置の画像を切出し、その切出し画像の
中に複数桁のOCR文字が記載されているかどうかを文
字認識処理によって識別する。そして、複数桁のOCR
文字801の記載が検出されたならば、OCR帳票とし
て識別し、その数値コードの内容(数値の認識結果)か
ら納入先の自治体の記号コード等を認識する。そして、
必要部分の画像の切出しと文字認識とを行ない、図8
(b)に示すような確認画面810に認識結果を表示す
る。図8(b)に示す確認画面810には、納入先とな
る銀行の「店番」の認識結果811、印刷または手書き
文字で記入された取引金額「¥30,000」の切出し
画像812とその文字認識結果813、納入者氏名の印
刷または手書き文字「村田××」の切出し画像814と
その認識結果815が表示されている。
【0044】図9は、窓口端末2におけるイメージデー
タ編集処理部25のイメージ読取り・編集処理を示すフ
ローチャートである。まず、窓口端末2を起動すると、
図10に示すような初期画面1000が表示される(ス
テップ901)。そこで、処理対象の帳票10を画像読
取り装置1の帳票台の上に置き、初期画面1000のイ
メージ入力開始ボタン1001をマウス22のクリック
操作によって操作し、イメージ入力コマンドを入力す
る。あるいは、キーボード21からイメージ入力開始コ
マンドを入力する。
【0045】窓口端末2のイメージデータ編集処理部2
5は、イメージ入力開始コマンドが入力されたことを認
識したならば(ステップ902)、入力制御部24を介
して画像読取り装置1に対して読取り開始信号を送る。
これにより、画像読取り装置1による帳票画像の読取り
動作が開始される。画像読取り装置1は、読取った帳票
画像データを入力制御部24を介してイメージデータ編
集処理部25に転送する。イメージデータ編集処理部2
5は、転送されてきた帳票画像データをメモリ252に
格納する(ステップ903)。この後、イメージ処理制御
ヘッダ(ICH)を編集する(ステップ904)。
【0046】イメージ処理制御ヘッダとは、送信宛先
(送信先ネットワークアドレス)、送信元(送信元ネッ
トワークアドレス)、画像データの形式(モノクロ/カ
ラー、2値/多値、圧縮形式など)や属性を示す情報で
ある。
【0047】次に、メモリ251に格納した帳票画像デ
ータ(カラー画像データ)を読出し、モノクロ多値画像
(IDU多値)に変換した後、そのモノクロ多値画像を
転送メッセージの一部として編集する(ステップ90
5)。さらに、モノクロ2値画像(IDU2値)に変換
した後、そのモノクロ2値画像を転送メッセージの一部
として編集する(ステップ906)。そして、これらの
イメージ処理制御ヘッダ、モノクロ多値画像(IDU多
値)、モノクロ2値画像(IDU2値)を図2(c)に
示したような1つの転送メッセージに編集し、メッセー
ジ送受信部26および通信回線4を介して認識サーバ5
に送信する(ステップ907)。
【0048】窓口端末2は、1つ1つの帳票につき以上
の動作を繰り返し、処理対象の帳票から読取った画像デ
ータを認識サーバ5に送信する。
【0049】これに対し、認識サーバ5は、イメージ処
理制御ヘッダ、モノクロ多値画像(IDU多値)、モノ
クロ2値画像(IDU2値)から成る転送メッセージを
メッセージ受信部51で受信したならば、その受信メッ
セージをメッセージキューバッファ52の受信領域に格
納する(ステップ1101)。帳票認識処理部53は、新
たな受信メッセージが格納されたという通知をメッセー
ジ受信部51から受けたならば、その受信メッセージを
メッセージキューバッファ52の受信領域から読出し、
イメージ処理制御ヘッダ(ICH)を解析することによ
って画像データの形式を確認し(ステップ1102)、
さらにモノクロ多値画像データとモノクロ2値画像デー
タを取出す(ステップ1103,1104)。
【0050】この後、モノクロ多値画像を用いて帳票内
の文字認識および指定された領域の帳票画像の切出しを
行う(ステップ1105)。また、モノクロ2値画像を
用いて指定された領域の帳票画像を切出し、その切出し
た領域の文字を認識し、その認識結果を、前記モノクロ
多値画像の切出し画像データと1組にしてメッセージキ
ューバッファ52の送信領域に帳票別に格納する(ステ
ップ1106)。なお、画像の切出し処理および認識処
理については図12を用いて詳細に説明する。
【0051】この後、いずれかのデータエントリ端末か
らの転送要求を受信したか否かを判断し(ステップステ
ップ1107)、受信している場合は、転送すべきフィ
ールド画像および認識結果のデータがメッセージキュー
バッファ52の送信領域に存在するか否かを判断し(ス
テップ1108)、ある場合はそのデータを転送要求元
のデータエントリ端末宛に転送する(ステップ110
9)。この場合、転送要求元の宛先アドレスを付加して
送信することは言うまでもない。しかし、転送すべきデ
ータがない場合は、データ無しの応答を返信する(ステ
ップ1110)。
【0052】なお、ここでは、データエントリ端末から
の転送要求に応じて、文字認識結果とモノクロ多値画像
の切出し画像データを転送要求元に転送するようにして
いるが、運用サーバ10内にメッセージキューバッファ
を設け、認識処理が終了したならば、自動的に運用サー
バ10内のメッセージキューバッファに転送し、運用サ
ーバ10からデータエントリ端末に転送するようにして
もよい。
【0053】図12は、図11のステップ1105の詳
細、すなわち帳票認識処理部53の画像切出しおよび文
字認識処理の詳細を示すフローチャートである。
【0054】帳票認識処理部53の帳票認識マクロ53
3は、メッセージ受信部51から新たなメッセージの受
信通知を受け取ったならば(ステップ1201)、その
メッセージを入力制御部531を介してメッセージキュ
ーバッファ52から読出す。そして、その読出したメッ
セージからモノクロ多値画像データとモノクロ2値デー
タを抽出し、モノクロ多値データ内の指定領域の画像デ
ータを切出し、またモノクロ2値データ内の指定領域の
データを切出し、その中の文字を認識する。ここでは、
処理対象の帳票の種類を予め定めた順番に識別する。例
えば、制定帳票(図4)、バーコード帳票(図6)、M
T帳票(図7)、MICR帳票である小切手/手形(図
5)、自治体のOCR帳票(図8)、上記以外の帳票で
レイアウトが帳票フォーマット定義情報ファイル7に予
め登録されているものの順番に識別処理を行う。
【0055】すなわち、帳票認識マクロ533は、制定
帳票を識別するマクロプログラム、バーコード帳票を識
別するマクロプログラム、MT帳票を識別するマクロプ
ログラム、小切手/手形を識別するマクロプログラム、
自治体のOCR帳票を識別するマクロプログラム、レイ
アウト帳票を識別するマクロプログラムの順で起動す
る。
【0056】制定帳票を最優先順位に設定しているの
は、制定帳票の入力量が最も多いと予測されるからであ
るが、順番は帳票認識マクロ533における各帳票種類
対応のマクロプログラムの起動順序を変えることによっ
て変更することができる。また、処理対象の帳票の種類
が増加した場合には、その帳票用のマクロプログラムを
追加するのみで対応でき、文字帳票認識部532の構成
を変える必要はない。
【0057】まず、ID付き帳票である制定帳票に対応
する帳票認識マクロ533のマクロプログラムが起動さ
れ、文字帳票認識部532の文字認識処理部5321や
帳票識別処理部5322、単語照合処理部5324、印
鑑照合処理部5325、イメージ処理部5326を起動
して帳票種類が制定帳票であるか否かを識別し、帳票I
Dが印刷された制定帳票であることが判明したならば
(ステップ1202)、その帳票IDの制定帳票に対応
する帳票フォーマット定義情報によって予め指定されて
いる領域の画像を切出した後に文字認識(口座番号や顧
客氏名、取引金額など)を行い、さらに印影などの帳票
フォーマット定義情報によって予め指定されている領域
の画像を切出し(ステップ1203)、その結果(認識
文字と切出し画像および帳票の種類の情報)にをメッセ
ージキューバッファ52の送信領域に格納する。
【0058】しかし、制定帳票でないことが判明した場
合、次に、バーコード帳票に対応する帳票認識マクロ5
33のマクロプログラムが起動され、文字帳票認識部5
32の文字認識処理部5321や帳票識別処理部532
2、バーコード認識処理部5323、単語照合処理部5
324、印鑑照合処理部5325、イメージ処理部53
26を起動してバーコード帳票であるか否かを識別し
(ステップ1204)、バーコードが印刷されたバーコ
ード帳票であることが判明したならば、そのバーコード
帳票に対応する帳票フォーマット定義情報によって予め
指定されている領域の画像を切出した後に、その切出し
画像の文字認識(顧客氏名、取引金額など)を行い、さ
らに帳票フォーマット定義情報によって予め指定されて
いる領域の画像(手書き文字や印刷文字など)を切出し
(ステップ1205)、その結果(認識文字と切出し画
像および帳票の種類の情報)をメッセージキューバッフ
ァ52の送信領域に格納する。
【0059】しかし、バーコード帳票でないことが判明
した場合、次に、MT帳票に対応する帳票認識マクロ5
33のマクロプログラムが起動され、文字帳票認識部5
32の文字認識処理部5321や帳票識別処理部532
2、単語照合処理部5324、印鑑照合処理部532
5、イメージ処理部5326を起動してMT帳票である
か否かを数値コード列によって識別し(ステップ120
6)、MT帳票であることが判明したならば、そのMT
帳票に対応する帳票フォーマット定義情報によって予め
指定されている領域の画像を切出した後、文字認識(顧
客氏名、取引金額など)を行い、さらに帳票フォーマッ
ト定義情報によって予め指定されている領域の画像(手
書き文字や印刷文字など)を切出し(ステップ120
7)、その結果(認識文字と切出し画像および帳票の種
類の情報)をメッセージキューバッファ52の送信領域
に格納する。
【0060】しかし、MT帳票でないことが判明した場
合、次に、小切手または手形(約束手形、為替手形)で
あるか否かをMICR文字が存在するか否かによって識
別し(ステップ1208)、手形または小切手であるこ
とが判明したならば、その手形または小切手に印刷され
たMICR文字に対応する帳票フォーマット定義情報に
よって予め指定されている領域の画像を切出した後、文
字認識(支払い地の銀行店番や顧客氏名、取引金額な
ど)を行い、さらに印影などの帳票フォーマット定義情
報によって予め指定されている領域の画像を切出し、さ
らに手形または小切手全体の縮小画像を作成し(ステッ
プ1209)、その結果(認識文字と切出し画像および
帳票の種類の情報、縮小画像)をメッセージキューバッ
ファ52の送信領域に格納する。
【0061】しかし、手形または小切手でないことが判
明した場合、次に、地方税納入などを行うためのOCR
帳票に対応する帳票認識マクロ533のマクロプログラ
ムが起動され、文字帳票認識部532の文字認識処理部
5321や帳票識別処理部5322、単語照合処理部5
324、印鑑照合処理部5325、イメージ処理部53
26を起動してOCR帳票であるか否かを複数桁のOC
R文字の文字認識処理によって識別し(ステップ121
0)、OCR帳票であることが判明したならば、そのO
CR帳票に印刷されたOCR文字に対応する帳票フォー
マット定義情報によって予め指定されている領域の画像
の切出しを行い、その切出し画像の文字認識(顧客氏
名、取引金額など)を行い、さらに帳票フォーマット定
義情報によって予め指定されている領域の画像(手書き
文字や印刷文字など)を切出し(ステップ1211)、
その結果(認識文字と切出し画像および帳票の種類の情
報)をメッセージキューバッファ52の送信領域に格納
する。
【0062】しかし、上記のいずれにも該当しない帳票
であった場合、その旨のフラグをモノクロ多値画像デー
タおよびモノクロ2値画像データに付加してメッセージ
キューバッファ52の送信領域に格納する。これは、デ
ータエントリ端末の係員による目視認識によって帳票内
容を確定するためである。
【0063】図13は、処理対象の帳票が図4で例示し
た制定帳票400であるか否かを識別する処理の手順を
詳しく示した図であり、まず、図4の制定帳票のID4
01とチェックボックス402、403の印刷領域の画
像を帳票フォーマット定義情報ファイル536に格納さ
れている帳票種類識別用定義情報1403によって切出
す。そして、その切出し画像中に、制定帳票のID40
1とチェックボックス402、403の文字および
「レ」記号でマークされた「□」記号が存在するか否か
を用いて調べる。すなわち、制定帳票400における帳
票ID401やチェックボックス402,403や「普
通預金出金」などの文字は、制定帳票400の指定位置
に印刷されているので、帳票ID401やチェックボッ
クス402,403や「普通預金出金」などの文字の印
刷領域を示す座標データが制定帳票対応の帳票種類識別
用の定義情報1403として帳票フォーマット定義情報
ファイル536内に格納されている。
【0064】そこで、 (1)処理対象の帳票から読取った画像データの中で、
前記座標データで示される座標領域の画像を切出し、そ
の切出し画像の文字認識を行い、ID401とチェック
ボックス402、403の「□」記号や「普通預金出
金」などの文字および「レ」記号でマークされた「□」
記号が存在するか否かを調べ(ステップ1401,14
02)、存在する場合には、処理対象の帳票が制定帳票
400であると認識し(ステップ1404)、その制定
帳票400内で認識すべき領域の文字や画像等のデータ
(フィールドデータ)を認識する処理(ステップ140
5)に移行する。この段階で、図4の制定帳票400の
例であれば、帳票IDが「001」、取引種別または取
引形態が「普通預金出金」であることが判明する。すな
わち、処理対象の帳票は制定帳票であり、その下位属性
は帳票ID=「001」であることが分かる。フィール
ドデータとは、データエントリ端末6−1〜6−nで係
員が目視確認するために必要な領域および文字認識が必
要な領域の画像データのことである。
【0065】(2)フィールドデータの認識処理140
5では、まず、帳票IDが「001」の制定帳票400
に対応する帳票フォーマット定義情報1406を取得し
た後、この帳票フォーマット定義情報1406で指定さ
れた領域の画像を切出し、その切出し領域に記載された
文字、記号等を文字認識処理部5321を用いて認識す
る。
【0066】この段階で、図4の制定帳票400の例で
あれば、店番411、口座番号414、取引金額41
5、顧客氏名417の認識結果が得られる。同時に、イ
メージ処理部5326を用いて、店番411、口座番号
414、取引金額415、顧客氏名417、印影419
の領域の切出し画像が得られる。この場合、口座番号4
14、顧客氏名417の認識結果が得られたならば、印
鑑照合処理部5325は、当該制定帳票400の帳票認
識マクロプログラムからの指示に応じて、印鑑検索処理
部534を介して認識結果の口座番号413と顧客氏名
418とで特定される顧客の登録印影420の画像デー
タを印鑑データベース537から取得し、制定帳票40
0から切出された印影419とパターンマッチング処理
し、同一か否か、あるいは類似度を算出する。なお、こ
の印鑑照合処理は、データエントリ端末6−1〜6−n
で行うようにしてもよい。
【0067】(3)データエントリ端末6−1〜6−n
における係員が確認のために必要とするフィールドの画
像データの切出しと、文字認識が終了したならば、「形
式点検処理(A)」1407が実行される。この「形式
点検処理(A)」1407は、帳票の種類を判別する本
発明の主要部を構成するものではないが、認識したフィ
ールドデータ相互間に矛盾はないか、記載漏れはないか
などの形式上のチェックを行うものであり、もしも、記
載漏れなどの形式上の欠陥が発見された場合には、その
旨のフラグが認識結果に付加される。
【0068】(4)以上のようにして得られた指定領域
の切出し画像データと認識結果のデータは、フィールド
番号順に編集され、メッセージキューバッファ52の送
信領域に格納される。
【0069】ここで、係員が目視確認するのに使用する
切出す画像データは、モノクロ多値画像データから切出
し、文字認識する領域の画像データはモノクロ2値画像
データから切出すようにしているが、係員が目視確認す
るのに使用する画像データをモノクロ多値画像データか
ら切出している理由は、細い線や点、および記載内容の
濃淡を明瞭に判別できるようにするためである。この場
合、モノクロ多値画像データでなく、カラー画像そのも
のを切出すようにしてもよいが、モノクロ多値画像デー
タの方がデータ量が少なく、通信時間やコストの点で有
利であるので、モノクロ多値画像データから切出すのが
望ましい。
【0070】本実施形態の帳票認識処理部53は、図5
の約束手形、図6のバーコード帳票、図7のMT帳票、
図8のOCR帳票についても同様にして、係員が目視確
認するのに使用する指定領域の画像データを帳票フォー
マット定義情報に従ってモノクロ多値画像データから切
出し、さらに文字認識領域の画像データを帳票フォーマ
ット定義情報に従ってモノクロ2値画像データから切出
し、その切出した画像データに含まれる文字認識を行
う。そして、その切出し画像データと認識結果を帳票単
位で編集し、メッセージキューバッファ52に格納す
る。
【0071】図13は、データエントリ端末6−1〜6
−nにおいて認識サーバ5の認識結果を係員に確認さ
せ、その確認された認識結果を電子ファイリング装置9
によってファイリングさせる処理を示すフローチャート
である。
【0072】図13において、データエントリ端末6−
nは係員からの処理要求コマンドの入力待ちの状態の時
に、係員によって処理要求コマンドが入力されると(ス
テップ1301)、未処理の切出し画像データおよび認
識結果の転送要求を認識サーバ5に送信する(ステップ
1302)。
【0073】これに対し、認識サーバ5は、未処理の切
出し画像データおよび認識結果がメッセージキューバッ
ファ52内に残っていれば、その未処理の切出し画像デ
ータおよび認識結果のデータを要求元のデータエントリ
端末6−nに返信する。
【0074】未処理の切出し画像データおよび認識結果
のデータを受信したデータエントリ端末6−nは、受信
した切出し画像データ(モノクロ多値の画像データ)お
よび認識結果のデータを表示画面に並列に表示し、操作
者(係員)の確認応答を待つ(ステップ1304)。例
えば、図4に示したように、文字認識対象の領域の画像
とその認識結果を並列に表示し、操作者(係員)の確認
応答を待つ。
【0075】そこで、係員による認識結果の訂正入力操
作がなされた場合には、認識結果を訂正入力に従って訂
正する(ステップ1305,1306)。しかし、訂正
入力がなされず、確認応答があった場合には、認識結果
が正しいものとして、当該認識結果を最終のコード情報
(CDU;Code Data Unit)として編集
する(ステップ1307)。訂正入力があった場合は、
訂正済みの認識結果を最終のコード情報として編集する
(ステップ1307)。
【0076】次に、モノクロ多値画像データに基づいて
表示されている指定領域の切出し画像のうち、係員によ
って指定された領域のモノクロ多値画像データを切出
し、IDU多値ファイル内に編集する。係員によって指
定されない場合は、表示されている領域の全てのモノク
ロ多値画像データをIDU多値ファイル内に編集する。
または、予め設定されている重要事項の部分のみのモノ
クロ多値画像データをIDU多値ファイル内に編集す
る。
【0077】ここで、モノクロ多値画像データは、帳票
フォーマット定義情報ファイル536で設定されている
指定領域から切出した画像であるが、その切出し画像の
中の一部を係員によってさらに選択させる理由は、目視
確認後に不要になったものは可能な限り削除し、電子フ
ァイリングする際のメモリ容量を節約するためである。
【0078】次に、同様にして、係員によって指定され
た領域のモノクロ2値画像データを切出し、IDU2値
ファイル内に編集する(ステップ1309)。
【0079】最後に、編集された認識結果のコードデー
タ(CDU)1313、モノクロ多値画像データ(ID
U多値)1312、モノクロ2値画像データ(IDU2
値)1311を1つのレコードデータとして電子ファイ
リング装置9に送り、コードデータベース7に電子ファ
イリングする(ステップ1310)。
【0080】このようにして電子ファイリングしておく
ことにより、処理を誤った場合や顧客からの問い合わせ
があった場合に、直ちに検索し、その確認を行うことが
可能になる。
【0081】なお、画像読取り装置として、帳票台の上
に帳票を置いて画像を読取る構成のものを例示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、ファクシミリ
装置などのように帳票を挿入する形式のものなど、各種
の読取り形式の画像読取り装置を使用することができる
ことは言うまでもない。
【0082】また、帳票記載内容の認識は認識サーバ内
で行うようにしたが、図15に示すように、帳票認識処
理部53をデータエントリ端末内に設ける構成にするこ
ともできる。図15においては、認識サーバを削除し、
運用サーバ10内にメッセージキューバッファ52を設
けており、図1と同一部分または相当部分は同一符号で
示している。
【0083】以上のように、本実施形態によれば、処理
対象の帳票に記載された内容を画像として読取り、その
読取り画像データを認識サーバに送り、この認識サーバ
内で、予め指定された領域のモノクロ多値画像および文
字認識対象領域のモノクロ2値画像のデータを切出し、
かつ文字認識を行い、係員による確認のためのデータエ
ントリ端末に送り、係員による確認または訂正操作を受
けて電子ファイリングし、さらには帳票内容に対応した
業務処理工程に提供するように構成したため、係員によ
る確認用の画像を表示する必要がある金融機関の帳票取
り扱い業務において、認識サーバに転送するデータ量を
必要最小限のものに削減し、通信コストを節約すること
ができる。
【0084】また、窓口端末においては、処理対象の帳
票を読取らせるのみの操作であり、文字認識の処理時間
に関係無く、次々に処理対象の帳票を処理することがで
き、窓口業務の効率化を図ることができる。特に、金融
機関以外の小売店舗に窓口端末を設置した場合であって
も、帳票内容の最終確認はセンタ装置の係員が行うた
め、専門的な訓練を受けていなくても対応することがで
きるなど、金融機関の業務処理の効率化に貢献すること
ができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、多種類
の帳票の種類の識別を、短時間で容易に行うことができ
る。また、係員による確認用の画像を表示する必要があ
る金融機関などの帳票取り扱い業務において、センタ装
置に転送するデータ量を必要最小限のものに削減し、通
信コストを節約することができる他、金融機関の業務処
理の効率化に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したシステムの一実施形態を示す
システム構成図である。
【図2】画像入力装置と接続される窓口端末の内部構成
図である。
【図3】認識サーバ内の帳票認識処理部の詳細構成図で
ある。
【図4】帳票フォーマットを金融機関が自ら制定した制
定帳票の例と、読取った情報の表示画面例を示す図であ
る。
【図5】処理対象となる約束手形の例と、読取った情報
の表示画面例を示す図である。
【図6】自治体等が制定したバーコード帳票の例と、読
取った情報の表示画面例を示す図である。
【図7】企業等が制定した帳票フォーマットの例と、読
取った情報の表示画面例を示す図である。
【図8】自治体等が制定したOCR帳票の例と、読取っ
た情報の表示画面例を示す図である。
【図9】窓口端末のイメージ読取り・編集処理の手順を
示すフローチャートである。
【図10】帳票読取り処理の初期画面の例を示す図であ
る。
【図11】帳票内容の認識処理手順を示すフローチャー
トである。
【図12】図11のステップ1105の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図13】データエントリ端末における処理手順を示す
図である。
【図14】図4のフォーマット形式における帳票処理手
順の詳細を示す図である。
【図15】帳票認識処理部をデータエントリ端末内に設
けた例を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1…画像読取り装置、2…窓口端末、3…自動取引装
置、4…センタ装置、5…認識サーバ、6−1〜6−n
…データエントリ端末、7…コードデータベース、8…
イメージデータベース、9…電子ファイリング装置、2
5…イメージデータ編集処理部、52…メッセージキュ
ーバッファ、53…帳票認識処理部、536…帳票フォ
ーマット定義情報ファイル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象の帳票に記載された内容を画像
    読取り装置によって読取り、その読取り画像から帳票上
    の記載内容を認識する帳票処理システムにおいて、 処理対象の帳票から読取った画像データを画像読取り装
    置から受信し、予め設定した形式の画像データに編集
    し、センタ装置に送信する端末装置と、 前記端末装置から受信した画像データ中の認識対象指定
    領域の画像データを切出し、その切出し画像データによ
    り記載内容を認識する認識処理手段と、受信した画像デ
    ータ中の指定領域の画像データを切出す画像切出し処理
    手段と、切出した画像データに対応する帳票画像および
    前記認識処理手段による認識結果を並列に表示する表示
    手段とを有するセンタ装置とを備えることを特徴とする
    帳票処理システム。
  2. 【請求項2】 処理対象の帳票に記載された内容を画像
    読取り装置によって読取り、その読取り画像から帳票上
    の記載内容を認識する帳票処理システムにおいて、 処理対象の帳票から読取った画像データを画像読取り装
    置から受信し、予め設定した形式の画像データに編集
    し、センタ装置に送信する端末装置と、 前記端末装置から受信した画像データ中の認識対象指定
    領域および指定領域の定義情報を格納した定義情報格納
    手段と、前記端末装置から受信した画像データ中の認識
    対象指定領域の画像データを前記定義情報に従って切出
    し、その切出し画像データにより記載内容を認識する認
    識処理手段と、受信した画像データ中の指定領域の画像
    データを前記定義情報に従って切出す画像切出し処理手
    段と、切出した画像データに対応する帳票画像および前
    記認識処理手段による認識結果を並列に表示する表示手
    段とを有するセンタ装置とを備えることを特徴とする帳
    票処理システム。
  3. 【請求項3】 処理対象の帳票に記載された内容を画像
    読取り装置によって読取り、その読取り画像から帳票上
    の記載内容を認識する帳票処理システムにおいて、 処理対象の帳票から読取った画像データを画像読取り装
    置から受信し、予め設定した形式の画像データに編集
    し、センタ装置に送信する端末装置と、 前記端末装置から受信した画像データ中の認識対象指定
    領域の画像データを切出し、その切出し画像データによ
    り記載内容を認識する認識処理手段と、受信した画像デ
    ータ中の指定領域の画像データを切出す画像切出し処理
    手段と、切出した画像データに対応する帳票画像および
    前記認識処理手段による認識結果を並列に表示する表示
    手段と、表示された認識結果に対する訂正入力および確
    認入力を受付ける入力処理手段と、前記画像切出し処理
    手段によって切出した画像データおよび前記認識結果ま
    たは訂正された認識結果を帳票単位で編集する編集処理
    手段と、編集結果を格納する帳票データベースとを有す
    るセンタ装置とを備えることを特徴とする帳票処理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 処理対象の帳票に記載された内容を画像
    読取り装置によって読取り、その読取り画像から帳票上
    の記載内容を認識する帳票処理システムにおいて、 処理対象の帳票から読取った画像データを画像読取り装
    置から受信し、予め設定した形式の画像データに編集
    し、センタ装置に送信する端末装置と、 前記端末装置から受信した画像データ中の認識対象指定
    領域および指定領域の定義情報を格納した定義情報格納
    手段と、前記端末装置から受信した画像データ中の認識
    対象指定領域の画像データを前記定義情報に従って切出
    し、その切出し画像データにより記載内容を認識する認
    識処理手段と、受信した画像データ中の指定領域の画像
    データを前記定義情報に従って切出す画像切出し処理手
    段と、切出した画像データに対応する帳票画像および前
    記認識処理手段による認識結果を並列に表示する表示手
    段と、表示された認識結果に対する訂正入力および確認
    入力を受付ける入力処理手段と、前記画像切出し処理手
    段によって切出した画像データおよび前記認識結果また
    は訂正された認識結果を帳票単位で編集する編集処理手
    段と、編集結果を格納する帳票データベースとを有する
    センタ装置とを備えることを特徴とする帳票処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記認識処理手段は、帳票の所定部分に
    IDが付された帳票であるか否かを認識し、ID付き帳
    票であれば、そのID付き帳票のフォーマットに応じた
    領域の画像を切出し、その内容を認識するステップと、 ID付き帳票でない場合、バーコード付き帳票であるか
    否かを認識し、バーコード付き帳票であれば、バーコー
    ド付き帳票のフォーマットに応じた画像を切出し、その
    内容を認識するステップと、 バーコード付き帳票でない場合、MICR文字付き帳票
    であるか否かを認識し、MICR文字付き帳票であれ
    ば、MICR文字付き帳票のフォーマットに応じた画像
    を切出し、その内容を認識するステップと、 上記いずれの帳票とも認識できなかった場合、処理対象
    の帳票の識別情報を入力装置から受付け、入力された識
    別情報に対応する帳票フォーマットに従った領域の画像
    を切出し、その切出した画像から記載内容を認識するス
    テップと、 を備えることを特徴とする請求項1ないし4記載のいず
    れかの帳票処理システム。
  6. 【請求項6】 前記端末装置は、画像読取り装置から入
    力された画像データをモノクロ2値と、モノクロ多値ま
    たはカラーの画像データに編集し、センタ装置に送信す
    る編集処理手段を有することを特徴とする請求項1ない
    し5記載のいずれかの帳票処理システム。
  7. 【請求項7】 処理対象の帳票に記載された内容を画像
    読取り装置によって読取り、その読取り画像をデータベ
    ースに蓄積する帳票ファイリングシステムにおいて、 処理対象の帳票から読取った画像データを画像読取り装
    置から受信し、予め設定した形式の画像データに編集
    し、センタ装置に送信する端末装置と、 前記端末装置から受信した画像データ中の認識対象指定
    領域の画像データを切出し、その切出し画像データによ
    り記載内容を認識する認識処理手段と、受信した画像デ
    ータ中の指定領域の画像データを切出す画像切出し処理
    手段と、切出した画像データに対応する帳票画像および
    前記認識処理手段による認識結果を帳票単位で編集する
    編集処理手段と、編集結果を格納するデータベースとを
    有するセンタ装置とを備えることを特徴とする帳票ファ
    イリングシステム。
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