JP2001184274A - 表示制御装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

表示制御装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2001184274A
JP2001184274A JP36583899A JP36583899A JP2001184274A JP 2001184274 A JP2001184274 A JP 2001184274A JP 36583899 A JP36583899 A JP 36583899A JP 36583899 A JP36583899 A JP 36583899A JP 2001184274 A JP2001184274 A JP 2001184274A
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JP36583899A
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Soichiro Shigee
聡一郎 重枝
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】到着メールを設定書式に合うように再編集して
表示する他、到着メールの文頭部分に応じて各行を揃え
ることで、到着メールを見易い形態で表示する。 【解決手段】CPU1は、到着メールの文頭位置に付加
される付加データのデータ長を考慮してメール表示の行
頭位置を決定する。そして、CPU1は、決定された行
頭位置に基づいて、到着メールを構成する各行の先頭位
置を表示画面上で揃えると共に、予め設定されている出
力書式に合うように到着メールを再編集することによっ
て桁あふれ行が存在した際に、この桁あふれ部分を次の
行に改行する場合にも、当該行の先頭位置を揃える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子メールを表
示する表示制御装置およびそのプログラム記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールを通信するコンピュー
タ装置において、インターネット等で相手側から送信さ
れてきた到着メールを開封する場合、予め設定されてい
る出力書式(受けて側の表示フォーマット)に合うよう
に到着メールを再編集して表示するようにしている。そ
して、表示画面上で到着メールを確認し、それに対して
Repiy(返答)する場合、どのような内容に対する
返信なのかを明確にするため、到着メールをそのまま引
用することができるようになっているが、このような場
合、返信メール入力画面には、引用する到着メールと返
信メールとが対応付けて表示される。そして、到着メー
ルにはその先頭に引用符を付加表示することによって、
到着メールと返信メールとを区別するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、到着メ
ールの先頭に付加表示される引用符は、簡単な>等の記
号であるため、それを見落とすおそれがあり、また、同
一相手との間でメールの送受信を何回か繰り返した到着
メールを引用する場合において、各到着メールの先頭に
は、何回目の到着メールかを識別できるように、その回
数に相当する個数分の引用符が付加表示されるが、その
個数の確認を間違えるおそれもあった。更に、1または
2以上の引用符の付加表示によって各到着メールの先頭
位置がばらばらとなるため、表示全体が極めて煩雑化
し、各引用メール同士を誤認混同したり、引用メールと
返信メールとを誤認混同するおそれがあった。第1の発
明の課題は、到着メールを設定書式に合うように再編集
して表示する他、到着メールの文頭部分に応じて各行を
揃えることで、到着メールを見易い形態で表示できるよ
うにすることである。第2の発明の課題は、発信日時が
異なる各メールを同一画面上に表示させる場合であって
も、発信日時が異なる各メールを誤認混同することなく
容易に確認できるようにすることである。
【0004】この発明の手段は、次の通りである。請求
項第1記載の発明(第1の発明)は、予め設定されてい
る出力書式に合うように到着メールを再編集して表示す
る表示制御装置であって、到着メールの文頭位置に付加
される付加データのデータ長を考慮してメール表示の行
頭位置を決定する決定手段と、この決定手段によって決
定された行頭位置に基づいて、到着メールを構成する各
行の先頭位置を表示画面上で揃えると共に、前記出力書
式に合うように到着メールを再編集することによって桁
あふれ行が存在した際に、この桁あふれ部分を次の行に
改行する場合にも、当該行の先頭位置を揃える表示制御
手段とを具備するものである。なお、前記決定手段は、
到着メールに対して返信する場合に、引用する到着メー
ルの文頭位置に付加される引用符を含むデータ長を考慮
してメール表示の行頭位置を決定し、前記表示制御手段
は、決定された行頭位置に基づいて、到着メールを構成
する各行の先頭位置を表示画面上で揃えると共に、返信
メール作成用の出力書式に合うように到着メールを再編
集することによって桁あふれ行が存在した際に、この桁
あふれ部分を次の行に改行する場合にも、当該行の先頭
位置を揃えるようにしてもよい。また、到着メールの相
手先を示す固有の情報を当該到着メールのヘッダ部分か
ら取得し、この相手先を示す固有の情報を到着メールの
文頭位置に引用符と共に付加する情報付加手段を設け、
前記決定手段は、到着メールに付加されている引用符と
共に、前記情報付加手段によって付加された相手先を示
す固有の情報を含めたデータ長を考慮してメール表示の
行頭位置を決定するようにしてもよい。また、到着メー
ルの発信日時を示す情報を当該到着メールのヘッダ部分
から取得し、この発信日時を示す情報を到着メールの文
頭位置に付加する情報付加手段を設け、前記決定手段
は、前記情報付加手段によって付加された発信日時を示
す情報を考慮してメール表示の行頭位置を決定するよう
にしてもよい。請求項1記載の発明においては、到着メ
ールの文頭位置に付加される付加データのデータ長を考
慮してメール表示の行頭位置を決定し、決定された行頭
位置に基づいて、到着メールを構成する各行の先頭位置
を表示画面上で揃えると共に、予め設定されている出力
書式に合うように到着メールを再編集することによって
桁あふれ行が存在した際に、この桁あふれ部分を次の行
に改行する場合にも、当該行の先頭位置を揃える。した
がって、到着メールを設定書式に合うように再編集して
表示する他、到着メールの文頭部分に応じて各行を揃え
ることで、到着メールを見易い形態で表示することがで
きる。
【0005】請求項第4記載の発明(第2の発明)は、
予め設定されている出力書式に合うようにメールを表示
するメール表示制御装置であって、同一相手との間でメ
ールの送受信が何回か繰り返されたメール内容を前記出
力書式にしたがって同一画面上に表示する際に、発信日
時が異なる各メールを識別可能となるように、各メール
の表示形態を変える表示制御手段を具備するものであ
る。なお、同一相手との間でメールの送受信が何回か繰
り返されたメール内容を前記出力書式にしたがって同一
画面上に表示する際に、前記表示制御手段は、発信日時
が異なる各到着メールを識別可能となるように、各到着
メールの表示形態を変える他、発信日時が異なる各返信
メールを識別可能となるように、各返信メールの表示形
態を変えるようにしてもよい。この場合、各メール毎
に、その表示色を変えるようにしてもよい。請求項第4
記載の発明においては、同一相手との間でメールの送受
信が何回か繰り返されたメール内容を前記出力書式にし
たがって同一画面上に表示する際に、発信日時が異なる
各メールを識別可能となるように、各メールの表示形態
を変える。したがって、発信日時が異なる各メールを同
一画面上に表示させる場合であっても、発信日時が異な
る各メールを誤認混同することなく容易に確認すること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1は、この実施形態に
おけるデータ処理装置の全体構成を示したブロック図で
ある。このデータ処理装置は、インターネットを介して
メール通信が可能なもので、到着メールに対して返信す
る場合に指定されるRepiy(返答)機能を有してい
る。ここで、到着メールを開封する場合あるいは到着メ
ールを引用して返信する場合に、到着メールをどのよう
な形態で表示するかを特徴としたもので、到着メールを
自己の出力書式に合うように再編集して表示すると共
に、到着メールの文頭部分に応じて各行を揃えること
で、到着メールを見易い形態で表示したり、発信日時が
異なる各メールを同一画面上に表示させる場合であって
も、発信日時が異なる各メールを誤認混同することなく
容易に確認できるようにしたものである。なお、この実
施形態の特徴部分を詳述する前に、この実施形態のハー
ドウェア上の構成について以下、説明しておく。
【0007】CPU1は、記憶装置2内のオペレーティ
ングシステムや各種アプリケーションソフトにしたがっ
てこのデータ処理装置の全体動作を制御する中央演算処
理装置である。記憶装置2は、オペレーティングシステ
ムや各種アプリケーションソフトの他、データベース、
文字フォント等が格納され、磁気的、光学的、半導体メ
モリ等によって構成されている記録媒体3やその駆動系
を有している。この記録媒体3はハードディスク等の固
定的な媒体若しくは着脱自在に装着可能なCD−RO
M、フロッピィデスク、RAMカード、磁気カード等の
可搬型の媒体である。また、この記録媒体3内のプログ
ラムやデータは、必要に応じてCPU1の制御によりR
AM(例えば、スタティクRAM)4にロードされた
り、RAM4内のデータが記録媒体3にセーブされる。
更に、記録媒体はサーバ等の外部機器側に設けられてい
るものであってもよく、CPU1は伝送媒体を介してこ
の記録媒体内のプログラム/データを直接アクセスして
使用することもできる。また、CPU1は記録媒体3内
に格納されるその一部あるいは全部を他の機器側から伝
送媒体を介して取り込み、記録媒体3に新規登録あるい
は追加登録することもできる。すなわち、コンピュータ
通信システムを構成する他の機器から通信回線やケーブ
ル等の有線伝送路あるいは電波、マイクロウエーブ、赤
外線等の無線伝送路を介して送信されてきたプログラム
/データを伝送制御部5によって受信して記録媒体3内
にインストールすることができる。更に、プログラム/
データはサーバ等の外部機器側で記憶管理されているも
のであってもよく、CPU1は伝送媒体を介して外部機
器側のプログラム/データを直接アクセスして使用する
こともできる。一方、CPU1にはその入出力周辺デバ
イスである伝送制御部5、入力部6、表示部7、印字部
8がバスラインを介して接続されており、入出力プログ
ラムにしたがってCPU1はそれらの動作を制御する。
入力部6はキーボードやタッチパネルあるいはマウスや
タッチ入力ペン等のポインティングデバイスを構成する
操作部であり、文字列データや各種コマンドを入力す
る。なお、表示部7は、フルカラー表示を行う液晶やC
RTあるいはプラズマ表示装置等である。
【0008】図2(A)は、RAM4の内容を示し、こ
のRAM4内には、受信メールデータメモリ10、送信
メールデータメモリ11、入力バッファ12、メール色
テーブル13、出力書式設定メモリ14、その他のワー
クメモリ15等を有している。受信メールデータメモリ
10は、到着メールを記憶保管するメモリであり、ま
た、送信メールデータメモリ11は、返信メールを記憶
保管するメモリである。入力バッファ12は、返信メー
ル作成時、入力作成された返信メールが一時記憶される
もので、その内容は送信データとして出力されたり、送
信メールデータメモリ11に格納される。メール色テー
ブル13は、発信日時が異なる各到着メールや各返信メ
ールを識別可能とするためのメール表示色を記憶するも
ので、図2(B)に示すように、各種のメール表示色を
順次記憶する構成となっている。出力書式設定メモリ1
4は、返信メール作成時の表示フォーマットが設定され
ているもので、文字サイズ、桁ピッチ、行ピッチ等の設
定内容にしたがって返信メール作成画面には、返信メー
ルや引用メールが表示される。
【0009】ここで、返信メール作成時において、CP
U1は、引用する到着メールを返信メール作成用の設定
書式に合うように再編集して表示する他、到着メールを
構成する各行の先頭位置を表示画面上で揃えると共に、
前記出力書式に合うように到着メールを再編集すること
によって桁あふれ行が存在した際に、この桁あふれ部分
を次の行に改行する場合にも、当該行の先頭位置を揃え
るようにしている。また、到着メールのヘッダ部分から
相手先名を取得し、この相手先名を到着メールの文頭位
置に引用符と共に付加するようにしている。更に、到着
メールの発信日時をそのヘッダ部分から取得し、この発
信日時を到着メールの文頭位置に付加するようにしてい
る。
【0010】次に、この一実施形態におけるメール表示
の動作を図3〜図7に示すフローチャートを参照して説
明する。ここで、これらのフローチャートに記述されて
いる各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可
能なプログラムコードの形態で記録媒体3に格納されて
おり、CPU1はこのプログラムコードにしたがった動
作を逐次実行する。また、CPU1は伝送媒体を介して
伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった動
作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の
他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/デー
タを利用してこの実施形態特有の動作を実行することも
できる。
【0011】図3および図4は、到着メールを開封する
場合、あるいは到着メールに対する返信を行うためにR
epiy機能を指定した場合に実行開始される全体動作
を示したフローチャートである。図8はこの場合の表示
状態を示した図であり、(A)は到着メールを開封した
場合の表示画面、(B)はその返信入力画面、(C)は
同一相手に対する2度目の返信を行う場合の返信入力画
面を示している。先ず、出力書式設定メモリ14からメ
ール表示用の設定書式を読み出しておく(図3のステッ
プA1)。そして、オペレータによってメール開封が指
定されたか、メール返信用のRepiy機能が指定され
たかを調べ(ステップA2)、それに応じた処理に移
る。
【0012】いま、到着メールの開封が指定された場合
には、図4のステップA18に進み、到着メール内容の
うち、最初の1ブロック分のメール文を選択指定し、そ
のメール文の文頭位置に引用符と共に、相手先名、発信
日時が付加されているかを判別する(ステップA1
9)。ここで、選択メールに相手先名、発信日時が付加
されていれば、到着メール内容から次の1ブロック分の
メール文を選択指定し(ステップA22)、全文終了か
を調べ(ステップA23)、全文終了が判別されるまで
ステップA19に戻り、上述の動作を繰り返す。そし
て、全文終了が判別されると、ステップA24に進み、
メール表示処理が行われ、出力書式設定メモリ14内の
表示書式にしたがって1画面文のメール内容を表示す
る。
【0013】一方、選択メールに相手先名、発信日時が
付加されていなければ、相手先名、発信日時抽出・付加
処理が行われると共に(ステップA20)、メール再配
置処理が行われる(ステップA21)。図5は、相手先
名、発信日時抽出・付加処理を示したフローチャートで
ある。先ず、到着メールのヘッダ部分から相手先名を抽
出し(ステップB1)、抽出した相手先名は予め設定さ
れている最大桁以下かを調べる(ステップB2)。ここ
で、相手先名が設定桁よりも多い場合には、相手先名を
省略形式でメール文の文頭に付加するが(ステップB
4)、最大桁以下であれば、相手先名をそのままメール
文の文頭に付加する(ステップB3)。次に、到着メー
ルのヘッダ部分から発信日時を抽出し(ステップB
5)、この発信日時を相手先名の次行に付加する(ステ
ップB6)。
【0014】図6および図7は、メール再配置処理を示
したフローチャートである。先ず、相手先名、引用符の
データ長を算出し(ステップC1)、算出したデータ長
に応じて行頭揃え位置を決定する(ステップC2)。そ
して、行頭え位置および設定書式に応じてメール文をワ
ークメモリ15に配置する(ステップC3)。その結
果、1行分のデータが1行エリアに収まらず、次の行に
またがってしまう桁あふれ行が存在するかを調べる(ス
テップC4)。ここで、桁あふれ行が存在していれば、
行頭え位置および設定書式に応じてメール文を再配置す
る(ステップC5)。すなわち、桁あふれ行が存在した
際、この桁あふれ部分を次の行に改行する場合にも、当
該行の先頭位置を揃える行頭揃えを行う。
【0015】そして、図7のステップC6に進み、配置
済みとなっている他のメール文は存在するか、つまり、
今回配置したメール文に対して発信日時が異なる他のメ
ール文が存在しているかを調べ、他のメール文があれ
ば、今回配置したメール文と当該他のメール文とにおい
て、引用符までのデータ長を比較し、その中で最大デー
タ長を抽出する(ステップC7)。これによって抽出し
た最大データ長に基づいて各メール文の行頭揃い位置を
決定し(ステップC8)、決定した行頭揃い位置に基づ
いて各メール文をワークメモリ15に再配置する(ステ
ップC9)。次に、メール色テーブル13を参照し、こ
のテーブル内の次の色を今回配置したメール文に対する
表示色を決定し(ステップC10)、その色指定情報を
今回配置したメール文に付加する(ステップC11)。
【0016】そして、図4のステップA22に進み、次
のメール文を選択するが、ステップA23で全文終了が
判別されると、出力書式設定メモリ14内の表示書式に
したがって1画面文のメール内容が指定色で表示する
(ステップA24)。この場合、図8(B)に示すよう
に、到着メールの先頭部分に引用符の他、送信相手名が
付加表示される。この場合、それに続く到着メールの各
行は、引用符の表示位置に応じてその行頭位置が揃えら
れる。また、図8(C)に示すように、発信日時が異な
る複数の到着メールを含む場合にも、送信相手名を含め
た引用符までのデータ長が最も長いメールに基づいて各
到着メールの行頭位置が揃えられる。また、送信相手名
は予め決められている最大桁以内で表示され、発信日時
は半角サイズで表示される。
【0017】他方、返信メールを作成する場合には、図
3のステップA3に進み、返信メールの表示色を決定す
る。そして、到着メールの引用が指定されたかを調べ
(ステップA4)、指定されている場合に到着メールか
ら引用対象が選択されると、それを抽出し(ステップA
5、A6)、上述した図5のフローチャートにしたがっ
て相手先名、発信日時抽出・付加処理が行われる(ステ
ップA7)。そして、1つのメール文に2以上の引用符
を付加しないようにするため、今回、引用文として選択
したメール文に、引用符が1つでも付加されているかを
調べ(ステップA8)、付加されていない場合に限り、
そのメール文に引用符を相手先名の次に付加する(ステ
ップA9)。そして、上述の図6および図7のフローチ
ャートにしたがってメール再配置処理が行われる(ステ
ップA10)。
【0018】次に、図4のステップA11に移り、返信
メールを入力作成する処理が行われると、入力作成され
た返信メール文に決定色情報を付加した後(ステップA
12)、出力書式設定メモリ14内の表示書式にしたが
って入力作成された返信メール文の内容が指定色で表示
する(ステップA13)。そして、返信メールの作成終
了かを調べ(ステップA14)、終了指示が無ければ、
上述した図3のステップA4に戻り、上述の動作を繰り
返す。これによって返信メールの作成が終了すると、図
4のステップA15に移り、返信指定があれば、返信メ
ールを相手先に送信するが(ステップA16)、返信指
定がなければ、返信メールを保存する(ステップA1
7)。
【0019】以上のように、この一実施形態おいては、
到着メールの文頭位置に付加される付加データのデータ
長を考慮してメール表示の行頭位置を決定し、決定され
た行頭位置に基づいて、到着メールを構成する各行の先
頭位置を表示画面上で揃えると共に、予め設定されてい
る出力書式に合うように到着メールを再編集することに
よって桁あふれ行が存在した際に、この桁あふれ部分を
次の行に改行する場合にも、当該行の先頭位置を揃える
ようにしたから、到着メールを見易い形態で表示するこ
とができる。
【0020】この場合、図8(B)に示すように、到着
メールの先頭部分に引用符の他、送信相手名を付加表示
したとしても、それに続く到着メールの各行は、引用符
の表示位置に応じてその行頭位置が揃えられる。また、
図8(C)に示すように、発信日時が異なる複数の到着
メールを含む場合にも、送信相手名を含めた引用符まで
のデータ長が最も長いメールに基づいて各到着メールの
行頭位置を揃えることができる。このように到着メール
の先頭部分に引用符の他、送信相手名や発信日時を付加
表示したとしても、行頭揃えによって到着メールを見易
い形態で表示することができる。なお、送信相手名は予
め決められている最大桁以内で表示され、発信日時は半
角サイズで表示されるので、送信相手名や発信日時を付
加表示したとしても、表示桁数の大幅な削減とはなら
ず、それよりも付加表示によって誤認混同を期待するこ
とができる。
【0021】また、同一相手との間でメールの送受信が
何回か繰り返されたメール内容を前記出力書式にしたが
って同一画面上に表示する際に、発信日時が異なる各メ
ールを識別可能となるように、各メールの表示色を変え
るようにしたから、発信日時が異なる各メールを同一画
面上に表示させる場合であっても、発信日時が異なる各
メールを誤認混同することなく容易に確認することがで
きる。また、各到着メールの表示色を変えると共に、発
信日時が異なる各返信メールも識別可能となるように、
各返信メールの表示色を変えるようにしたから、到着メ
ールと返信メールとを誤認混同することもなく、両者を
容易に識別することが可能となる。
【0022】なお、上述した一実施形態においては、各
メールの表示色を変えるようにしたが、字体を変えた
り、文字ピッチ、桁ピッチを変えてもよい。また、カー
ソルが位置する返信メール文だけを他の返信メール文と
識別表示してもよい。また、設定書式に合うように到着
メールを再編集することによって桁あふれ行が存在した
際に、この桁あふれ部分を次の行に改行する場合に、当
該行に付加されている改行マークを削除するようにすれ
ば、到着メールの次の行をその桁あふれ部分に続け表示
することができ、行数の増大を抑えることが可能とな
る。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、到着メールを設定
書式に合うように再編集して表示する他、到着メールの
文頭部分に応じて各行を揃えることで、到着メールを見
易い形態で表示することができる。第2の発明によれ
ば、発信日時が異なる各メールを同一画面上に表示させ
る場合であっても、発信日時が異なる各メールを誤認混
同することなく容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ処理装置の全体構成を示したブロック
図。
【図2】(A)は、RAM4の内容を示した図、(B)
は、メール色テーブル13の内容を示した図。
【図3】到着メールを開封する場合、あるいは到着メー
ルに対する返信を行うためにRepiy機能を指定した
場合に実行開始される全体動作を示したフローチャー
ト。
【図4】図3に続く全体動作を示したフローチャート。
【図5】相手先名、発信日時抽出・付加処理を示したフ
ローチャート。
【図6】メール再配置処理を示したフローチャート。
【図7】図6に続くメール再配置処理を示したフローチ
ャート。
【図8】(A)〜(C)は、メールの表示状態を示した
図で、(A)は到着メールを開封した場合の表示画面、
(B)はその返信入力画面、(C)は同一相手に対する
2度目の返信を行う場合の返信入力画面を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 3 記録媒体 5 伝送制御部 6 入力部 7 表示部 11 受信データメモリ 12 送信データメモリ 13 メール色テーブル 14 出力書式設定メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 QA11 RB23 RB32 VC02 5B089 GA23 GB03 JA31 JB01 KA02 LA12 LB14 5C082 AA01 AA22 BA02 BA34 BB01 BB12 BB54 CA12 CA52 CA55 CA66 CA82 DA13 DA73 DA87 MM10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定されている出力書式に合うように
    到着メールの内容を再編集して表示する表示制御装置で
    あって、 到着メールの文頭位置に付加される付加データのデータ
    長を考慮してメール表示の行頭位置を決定する決定手段
    と、 この決定手段によって決定された行頭位置に基づいて、
    到着メールを構成する各行の先頭位置を表示画面上で揃
    えると共に、前記出力書式に合うように到着メールを再
    編集することによって桁あふれ行が存在した際に、この
    桁あふれ部分を次の行に改行する場合にも、当該行の先
    頭位置を揃える表示制御手段とを具備したことことを特
    徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】前記決定手段は、到着メールに対して返信
    する場合に、引用する到着メールの文頭位置に付加され
    る引用符を含むデータ長を考慮してメール表示の行頭位
    置を決定し、 前記表示制御手段は、決定された行頭位置に基づいて、
    到着メールを構成する各行の先頭位置を表示画面上で揃
    えると共に、返信メール作成用の出力書式に合うように
    到着メールを再編集することによって桁あふれ行が存在
    した際に、この桁あふれ部分を次の行に改行する場合に
    も、当該行の先頭位置を揃えるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】到着メールの相手先を示す固有の情報を当
    該到着メールのヘッダ部分から取得し、この相手先を示
    す固有の情報を到着メールの文頭位置に引用符と共に付
    加する情報付加手段を設け、 前記決定手段は、到着メールに付加されている引用符と
    共に、前記情報付加手段によって付加された相手先を示
    す固有の情報を含めたデータ長を考慮してメール表示の
    行頭位置を決定するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】到着メールの発信日時を示す情報を当該到
    着メールのヘッダ部分から取得し、この発信日時を示す
    情報を到着メールの文頭位置に付加する情報付加手段を
    設け、 前記決定手段は、前記情報付加手段によって付加された
    発信日時を示す情報を考慮してメール表示の行頭位置を
    決定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の表
    示制御装置。
  5. 【請求項5】予め設定されている出力書式に合うように
    メールを表示するメール表示制御装置であって、 同一相手との間でメールの送受信が何回か繰り返された
    メール内容を前記出力書式にしたがって同一画面上に表
    示する際に、発信日時が異なる各メールを識別可能とな
    るように、各メールの表示形態を変える表示制御手段を
    具備したことことを特徴とする表示制御装置。
  6. 【請求項6】同一相手との間でメールの送受信が何回か
    繰り返されたメール内容を前記出力書式にしたがって同
    一画面上に表示する際に、前記表示制御手段は、発信日
    時が異なる各到着メールを識別可能となるように、各到
    着メールの表示形態を変える他、発信日時が異なる各返
    信メールを識別可能となるように、各返信メールの表示
    形態を変えるようにしたことことを特徴とする請求項5
    記載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】前記表示制御手段は、各メール毎に、その
    表示色を変えるようにしたことを特徴とする請求項6あ
    るいは7記載の表示制御装置。
  8. 【請求項8】コンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードを有する記録媒体であって、 到着メールの文頭位置に付加される付加データのデータ
    長を考慮してメール表示の行頭位置を決定させるコンピ
    ュータが読み取り可能なプログラムコードと、 決定された行頭位置に基づいて、到着メールを構成する
    各行の先頭位置を表示画面上で揃えると共に、予め設定
    されている出力書式に合うように到着メールを再編集す
    ることによって桁あふれ行が存在した際に、この桁あふ
    れ部分を次の行に改行する場合にも、当該行の先頭位置
    を揃えさせるコンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードとを有する記録媒体。
  9. 【請求項9】コンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードを有する記録媒体であって、 同一相手との間でメールの送受信が何回か繰り返された
    メール内容を予め設定されている出力書式にしたがって
    同一画面上に表示する際に、各メールを識別可能となる
    ように、各メールの表示形態を変えさせるコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムコードとを有する記録媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044412A (ja) * 2001-07-27 2003-02-14 Ricoh Co Ltd 背景色の付加方法
JP2003067300A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Nec Corp 音声認識処理による電子メール作成方法

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