JPH11161582A - 情報処理装置及び方法並びに情報処理装置制御プログラムを記憶した媒体 - Google Patents

情報処理装置及び方法並びに情報処理装置制御プログラムを記憶した媒体

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JPH11161582A
JPH11161582A JP32836597A JP32836597A JPH11161582A JP H11161582 A JPH11161582 A JP H11161582A JP 32836597 A JP32836597 A JP 32836597A JP 32836597 A JP32836597 A JP 32836597A JP H11161582 A JPH11161582 A JP H11161582A
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cut
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Masahito Takeuchi
雅人 竹内
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ブラウザアプリケーションを介してアドレス
情報のアドレスに自動的にアクセスする情報処理装置を
提供する。 【解決手段】 情報処理装置は、各種アプリケーション
を処理するアプリケーション処理部20と、通信用アド
レスにアクセスする通信部30とを備え、処理部20
が、各種情報について任意に切り取り範囲を指定するカ
ット/コピー操作部21と、切り取り範囲の情報を切り
取り情報として記憶するクリップボードバッファ11c
と、アドレス特徴データ記憶部11eと、ブラウザアプ
リケーションを起動する入出力部2と、起動された時に
切り取り情報にアドレス特徴データ11fが含まれてい
るか否かを判断するアドレス情報判断部8aと、アドレ
ス特徴データ11fが含まれていると判断した時にその
アドレス情報を抽出するアドレス情報抽出部8bと、対
応するアドレス先に自動的にアクセスさせるアドレス提
供部8cとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回路を介して
ネットワークに接続し、インターネットの各種サービス
にブラウザアプリケーションを介してアクセスすること
のできる情報処理装置および情報処理方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及により、様
々なメディアの中で、情報の所在を示すURL(Unifor
m Resource Locator)が取り扱われることが多くなっ
た。そのため様々なメディア、文書の中にURL等のI
Pアドレス、すなわちアクセス先のアドレスを示す文字
列が記述される機会が増加した。インターネットにおい
て、各情報処理装置(サーバ)は、固有のIPアドレス
(アクセス先情報)を有しており、他の情報処理装置に
アクセスしたり、通信する場合、このIPアドレスに基
づいて、その情報処理装置のコンピュータネットワーク
上での位置が特定される。このIPアドレスは32ビッ
トの数値からなり、通常は先頭から8ビットづつ区切
り、境目にピリオド(.)を入れて133.159.1
2.3などと表現する事が多い。
【0003】一方、インターネットの各種サービスに
は、電子メール、FTP(ファイル転送プロトコル)、
ニューズグループ等があり、例えばインターネットを利
用した情報検索システムとしてのWWW(World Wide W
eb)においては、URLにより、各種情報、例えばホー
ムページにアクセスできるようになされている。このU
RLは、たとえば、「http://www.abc.co.jp」などのよ
うな形で表現される。このうちの「http」は、プロトコ
ル名を表し、「www.abc.co.jp」はホスト(サーバ)名
を表している。ホスト名(ドメイン名)はインターネッ
ト上に構築されているDNS(Domain Name Server)と
呼ばれるサーバにより、IPアドレスに変換される。
【0004】情報処理装置上では、ユーザは情報処理装
置に内蔵、若しくは接続されたキーボードやマウスなど
のポインティングデバイスを操作して、入力した文字を
ディスプレイに表示させ、確認しながら、IPアドレス
やURLなどの情報のアクセス先を表すアドレスデータ
を入力する。このアドレスデータを入力する手間を省く
為に、特開平9−204389号で開示されているよう
に、アドレスデータを印刷物に印刷し、このアドレスデ
ータを読み取り装置で読み取り、認識し、情報にアクセ
スするアプリケーションにアドレスデータを与え、使用
者が所望する情報を前記アプリケーションにアクセスさ
せることを実現している。さらに、印刷物にアドレスデ
ータと共に、情報にアクセスする為のアプリケーション
の起動を指令する起動指令情報を表示し、アプリケーシ
ョンの起動方法を知らないユーザにも、その起動を行う
ことを可能にしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
URL文字列をブラウザアプリケーションに自動的に渡
すようにしたい場合は、電子メールやワードプロセッサ
などのアドレスデータの渡し元アプリケーションにアプ
リケーション間の通信機能を実装する必要があり、これ
を実装していないアプリケーションからではクリップボ
ードを利用した複写・貼り込みの機能を用いるか、また
は手動でURL文字列をブラウザアプリケーションに入
力しなければならない。
【0006】特開平9−204389号では、印刷物に
印刷されたURL、あるいはURLの内容を表示する印
刷されたバーコードを読み取り、通信先のアクセス情報
を特定する技術が開示されている。しかしこの方法では
アドレスデータを読み取る為の印刷物、さらに読み取り
装置を用意する必要がある。また、自動的に情報にアク
セスする為のアプリケーションを起動する為には、印刷
物のアドレスデータにアプリケーションの起動情報を追
加しなければならない。したがって、アプリケーション
の自動起動を実現する為には、印刷物などの情報源に、
起動するアプリケーションに対応した情報を記述する必
要がある為、特定の情報源のアドレスデータ以外は使え
ないことになる。
【0007】また、情報にアクセスする為のアプリケー
ションは、起動情報に記述されている形態で起動する
為、特定のオペレーティングシステム上の特定のアプリ
ケーションでしか自動起動の効果は表れないといった問
題点があった。本発明は、上記した問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、オペレーテ
ィングシステムに基づいてブラウザアプリケーションを
含む各種アプリケーションを処理するアプリケーション
処理部と、前記アプリケーション処理部から提供される
通信用アドレスにアクセスする通信部とを備え、前記ア
プリケーション処理部が、前記各種アプリケーションで
処理された各種情報について任意に切り取り範囲を指定
する切り取り範囲指定手段と、前記切り取り範囲指定手
段により指定された切り取り範囲の情報を切り取り情報
として記憶する切り取り情報記憶手段と、前記通信用ア
ドレスの特徴をもつ部分をアドレス情報として記憶する
アドレス情報記憶手段と、前記ブラウザアプリケーショ
ンを起動する起動手段と、前記起動手段によりブラウザ
アプリケーションが起動された時に前記切り取り情報に
前記アドレス情報が含まれているか否かを判断する判断
手段と、前記アドレス情報が含まれていると判断した時
にそのアドレス情報を抽出する抽出手段と、抽出された
前記アドレス情報を前記通信部に提供し、対応するアド
レス先に自動的にアクセスさせるアドレス提供手段とか
らなる情報処理装置を提供する。
【0009】この発明におけるオペレーティングシステ
ムとは、情報処理を使い易く、有効に活用できるよう用
意されたソフトウエア体系をいう。この発明におけるブ
ラウザアプリケーションとは、インターネットに接続さ
れた情報、例えばホームページ、電子メール、データベ
ースを見るためのアプリケーションソフトであって、通
信機能を有するもの、あるいは通信機能を有しないもの
であってもよい。具体例としてネットスケープ、インタ
ーネットエクスプローラ、MacWeb、モザイク等の
WWWブラウザアプリケーションが挙げられる。この発
明における通信用アドレスとしては、インターネットに
おけるホームページ等の各種情報にアクセスできるUR
Lが挙げられ、このURLは文字列からなる。この発明
における切り取り範囲指定手段としては、文字列の範囲
を指定し、切り取り、またはコピーの指示を与えること
ができるアイコンが挙げられる。
【0010】この発明の別の観点によれば、オペレーテ
ィングシステムに基づいてブラウザアプリケーションを
含む各種アプリケーションを処理するアプリケーション
処理部と、前記アプリケーション処理部から提供される
通信用アドレスにアクセスする通信部とを備えた情報処
理装置をコンピュータによって制御するためのプログラ
ムを記憶した媒体であって、前記コンピュータに、前記
各種アプリケーションで処理された各種情報について任
意に切り取り範囲を指定させ、指定された切り取り範囲
の情報を切り取り情報として記憶させ、前記通信用アド
レスの特徴をもつ部分をアドレス情報として記憶させ、
前記ブラウザアプリケーションを起動させ、ブラウザア
プリケーションが起動された時に前記切り取り情報に前
記アドレス情報が含まれているか否かを判断させ、前記
アドレス情報が含まれていると判断した際にそのアドレ
ス情報を抽出させ、抽出された前記アドレス情報を前記
通信部に提供させ、対応するアドレス先に自動的にアク
セスさせる情報処理装置制御プログラムを記憶した媒体
が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
この発明を詳述する。なお、これによってこの発明は限
定されるものではない。また、以下の実施例では携帯情
報端末を利用してインターネット上での情報のやりとり
についてのケースを示すが、情報処理装置を携帯情報端
末に、ネットワークをインターネットに限定するもので
はない。
【0012】図1は、情報処理装置40の本体外観を示
す斜視図である。図1において、本体キャビネット部1
は、入出力部2と、図示していない赤外線通信部、ペン
保持部等を有してなり、内部には表示部と透明なタブレ
ットを一体とした上記入出力部2、赤外線通信部、イン
ターフェース等を制御する制御回路等の必要個所に電源
を供給する電源部等を内蔵している。図1において蓋部
3は、本体キャビネット部1の背面にヒンジにて接続さ
れており入出力部2を覆うように回動し、持ち運び時に
入出力部2を保護する役目をはたしている。
【0013】図2は図1の入出力部2の分解斜視図であ
り、液晶表示部2aは薄型で文字を表示可能なマトリッ
クス方式からなる。なお、液晶表示部2aには必要に応
じてELパネル等よりなるバックライトを背面に設けて
も良い。透明タブレット2bは上記液晶表示部2aを覆
う大きさを有した透明のタブレットであり、この透明タ
ブレット2bは、例えば透明なシート2枚の内側面に透
明電極を設け、通常状態において各々の電極が接触しな
いように小さな突起状のスペーサが規則正しく印刷さ
れ、指或いはペンにて指示することにより透明電極が接
触し、選択された位置を透明タブレット2bにて検出す
ることを可能としている。
【0014】図2の2cは、固定キーを表示したフィル
ムであり、液晶表示部2aと透明タブレット2bとの間
に挿入されているもので、使用頻度の高い機能が分かり
やすい記号で印刷されている。又、液晶表示部2aにて
表示された表示内容と透明タブレット2bの位置情報と
の同期を取ることにより使用者が選択した液晶表示部2
aの位置を検出することが可能である。
【0015】図3に基づいて情報処理装置40の構成を
説明する。図3において4は、透明タブレット2bより
座標情報を取り出す為のタブレット制御部であり、透明
タブレット2bに対しては、それぞれの透明シートに設
けられている透明電極に接続されており、指あるいはペ
ンにて指示された位置を上記両透明電極の接触により座
標検出を行っている。
【0016】5は、液晶表示回路部であり液晶を点灯さ
せるドット位置をビットマップとして記憶しており必要
に応じてコモン回路6、セグメント回路7に信号を送
る。8は、中央制御部であり、各種命令により入力情報
或いは出力情報を制御するものである。この中央制御部
8には、図1で示したアドレス情報判断部8a、アドレ
ス情報抽出部8b、アドレス提供部8c、プログラム読
み込み部8dが配置されている。
【0017】9は、図示していない発振子からのクロッ
ク信号により時間を計時するRTCであり、現在の年月
日、時間を出力している。10はROMであり、液晶表
示部2aに表示する文字のフォントを記憶したフォント
情報エリア10a、上記中央制御部8の動作を示したプ
ログラムを記憶したプログラムエリア10b、文字変換
の為の辞書を記憶する辞書エリア10c、タブレット制
御部4にて検出された座標を表示位置に対応する座標へ
の変換を行う為の変換情報を記憶した座標情報エリア1
0dを有している。
【0018】11はRAMであり、使用者が入出力部2
より入力した文章や図形などの各種データを記憶するデ
ータ記憶部11a、プログラムメディア15をプログラ
ム読み込み手段8dを用いて本体にインストールしたと
きプログラムメディア15のプログラム内容を記憶する
プログラム記憶部11b、クリップボード内容を記憶す
るクリップボードバッファ11c、アドレスバッファ1
1d及びアドレス特徴データ記憶部11eを有してい
る。12はモジュラー部であり、通信回線と接続され、
電子メールの送受信やインターネットとのデータの入出
力を、モジュラー制御部13を介して行うものである。
14は本体電源スイッチであり、本体電源をON/OF
Fするスイッチである。
【0019】プログラムメディア15は本体と分離可能
に構成される情報記録媒体であり、例えばCD−RO
M、フロッピーディスク、ICカードなどが適当であ
り、このプログラムメディア15内には、本体に読み込
まれて実行される実行形式プログラム、実行形式プログ
ラムを構築し得るソースプログラム、中間プログラムが
記録されている。なお、本体キャビネット部1に予めプ
ログラムがインストールされていない場合は、プログラ
ムメディア15からプログラム読み込み部8dを用い
て、必要な各プログラム及びデータを読み込ませ、デー
タはRAM11のデータ記憶部11aへ、実行プログラ
ムのプログラムコードはRAM11のプログラム記憶部
11bへそれぞれ格納される。
【0020】図3に基づいて情報処理装置40における
情報処理の概略を機構の上から説明する。まず、テキス
ト形式を扱えるアプリケーションにおいて、アドレスデ
ータ(URL)を含んだ文字列の範囲を指定し、切り取
り、またはコピーの指示を与えると、その範囲のデータ
はクリップボードバッファ11cに記憶される。ここ
で、切り取りの指示であれば前記アプリケーション上の
指定範囲のデータは消去され、コピーの指示であればそ
のまま残される。
【0021】次に、通信回線で接続されたネットワーク
上のデータを閲覧するためのブラウザアプリケーション
を起動するか、すでに起動している時はそのアプリケー
ションに処理を移す、すなわち、アクティブにすると、
中央制御部8に信号が出力され、アドレス情報判断部8
aによりクリップボードバッファ11c内に記憶された
データがRAM11内に記憶されたアドレス特徴データ
11fを持っているかどうかによって、アドレスデータ
を含んでいるかどうかが判断される。ここで、クリップ
ボードバッファ11cに記憶されたデータ内に、アドレ
スデータがあると判断された場合、アドレスデータ抽出
部8bによってアドレスを示す文字列が抽出されRAM
11内のアドレスバッファ11dに記憶される。さら
に、アドレスバッファ内のアドレスデータは中央制御部
8の指示により、アクティブ状態のブラウザアプリケー
ションのアドレス提供部8cに送出され、ブラウザアプ
リケーションはこのアドレスが示す目的の情報を表示す
る。
【0022】図4は、情報処理装置40の処理手順をア
プリケーション処理部(中央制御部8内の情報処理部)
の動作に基づいて説明するためのブロック図である。図
4において情報処理装置40は、オペレーティングシス
テムに基づいてブラウザアプリケーションを含む各種ア
プリケーションを処理するアプリケーション処理部20
と、アプリケーション処理部20と連携した通信部30
とからなる。アプリケーション処理部20は、テキスト
形式を扱える各種アプリケーションプログラム(プログ
ラムメディア15)を読み込むプログラム読み込み部8
dと、切り取り範囲指定手段としてのカット/コピー操
作部21(入出力部2)と、切り取り情報記憶手段とし
てのクリップボードバッファ11cと、アドレス情報記
憶手段としてのアドレス特徴データ記憶部11eと、起
動手段としての入出力部2と、判断手段としてのアドレ
ス情報判断部8aと、抽出手段としてのアドレス情報抽
出部8bと、抽出されたアドレス情報を一時記憶するア
ドレスバッファ11dと、アドレス提供手段としてのア
ドレス提供部8cとから構成される。
【0023】図5は、情報処理装置20における情報の
処理手順を示すフローチャートである。図5によりブラ
ウザアプリケーションで情報処理を行う際の情報処理装
置20の動作を図4を参照しながら以下に説明する。な
お、ステップS1〜4はブラウザアプリケーションで情
報処理を行う際の準備工程となるステップである。
【0024】まず、図5のステップS1において、ブラ
ウザアプリケーションが動作されURLの特徴を有する
アドレス特徴データが所定の操作により予めアドレス特
徴データ記憶部11eに記憶される。アドレス特徴デー
タは、プロトコル、ドメインあるいはプロトコルとドメ
インとからなる文字列であってもよいし、所定の手続き
により予め登録された文字列に相当する図形であっても
よい。
【0025】次に、ステップS2で、プログラムメディ
ア15で処理された各種アプリケーションの情報がプロ
グラム読み込み部8dに読み込まれる。この情報は、例
えばワープロアプリケーション、通信アプリケーション
の情報であってもよいし、ブラウザアプリケーションの
情報であってもよい。ステップS3では、プログラム読
み込み部8dで読み込まれた情報について、液晶表示部
2aでペンあるいは入出力部2の操作により任意の範囲
が指定される。さらに、その範囲の切り取り又はコピー
の指示がなされる。次に、ステップS4ではステップS
2で指定された範囲に含まれる情報がクリップボードバ
ッファ11cに記憶され、保持された状態となる。
【0026】次に、ステップS5においてブラウザアプ
リケーションが起動されるか、すでに起動している場合
は処理実行できる状態に移ると、すなわちアクティブと
なると、ステップS6で、クリップボードバッファ11
cに記憶されている情報の内容がアドレス情報判断部8
aに切り取り情報として取得される。次のステップS
7、S11及びS12は、アドレス情報判断部8aが、
切り取り情報の内容について、アドレス特徴データが含
まれているか否かを判断するステップである。
【0027】まずステップS7で文字列かどうかを判断
する。文字列情報でない場合にはステップS8に移行し
てブラウザアプリケーションがすでに起動していたかど
うかがチェックされる。ブラウザアプリケーションが新
たに起動したのであれば、ステップS9に移行してブラ
ウザアプリケーションにおいて予め設定された初期画面
を表示して処理を終了する。一方、ステップS9におい
てブラウザアプリケーションが既に起動しており、処理
操作できる状態つまりアクティブ状態に移行しただけで
あれば、ステップS10でブラウザアプリケーションに
既に表示していた内容をそのまま液晶表示部2aに表示
(初期画面とする)して処理を終了する。
【0028】ステップS7での判断により、クリップボ
ードバッファ11cの情報が文字列であれば、ステップ
S11に移行してその文字列情報にアルファベットと数
字のみで構成された文節があるかどうかが判断される。
ここでその文節が存在しなければ、前述したステップS
8〜10を実行して初期画面を液晶表示部2aに表示す
ることにより処理を終了する。ステップS11において
アルファベットと数字のみで構成された文節が存在する
と判断された場合、ステップS12へ進む。
【0029】ステップS12では、アルファベットと数
字で構成された文節の中に、アドレスが持つ特徴的な情
報が含まれるか、否かが判断される。アドレスの持つ特
徴的な情報として、ステップS1で予めアドレス特徴デ
ータ記憶部11e(RAM11)に記憶されたアドレス
特徴データ11fを利用して行われる。つまりアルファ
ベットと数字によって構成された文節がプロトコルを示
すhttpやftp、あるいはドメインを示すac. jp、co. j
p、go. jp、…、.com、.eduなどを含んでいるか、否か
によって判断する。 なおアドレス特徴データ11fと
して使用するものは前述のものだけでなく、他の特徴的
なものを採用してもよい。ここで、アドレスが持つ特徴
的な情報が含まれてないと判断された場合は、前述した
ステップS8〜10を実行して初期画面を液晶表示部2
aに表示することにより処理を終了する。
【0030】一方、アドレスが持つ特徴的な情報が含ま
れていると判断された場合は、ステップS13に進む。
ステップS13ではアドレス情報抽出部8bがアドレス
であると判断されたアルファベットと数字からなるアド
レス情報を抽出し、RAM11内のアドレスバッファ1
1dにそのアドレス情報を記憶する。
【0031】次に、ステップS14において、ステップ
S11でアドレスバッファ11dに記憶されたアドレス
情報をブラウザアプリケーションのアドレス提供部8c
に送信する。次に、ステップS15で、アドレス提供部
8cは、受信したアドレス情報に基づいて通信部30を
介し、前記アドレス情報に対応するアドレス先に自動的
にアクセスさせることにより、目的のホームページ等を
液晶表示部2aで閲覧することができる。
【0032】なお、図5に示す処理手順を、プログラム
メディア15に記憶することによって、本体キャビネッ
ト部1に予めプログラムがインストールされていない場
合は、プログラムメディア15からプログラム読み込み
部8dを用いて、本発明を機能させるに必要な各プログ
ラム及び情報を読み込ませた後、処理実行することがで
きる。
【0033】以上の処理によって、ワードプロセッサー
や電子メールなどに書き込まれた、アルファベットと数
字で構成されている、アドレスを示す文字列を切り取り
(カット)またはコピーの処理を行って、クリップボー
ドに記憶しておくだけで、ブラウザアプリケーションを
起動、あるいはアクティブにしたとき、直ちにそのアド
レスが示す情報にアクセスすることができる。
【0034】この発明によれば、URL文字列を含む文
書を扱うアプリケーション(すなわち電子メールソフト
やワードプロセッサなど)を特定のものに限定すること
なく、直接目的のホームページを閲覧することができ
る。また、クリップボードでの複写・貼り込みというG
UI(Graphical User Interface)を持つオペレーティ
ングシステムであれば標準的に装置している機能を利用
することで、オペレーティングシステムに依存しない汎
用的な情報処理装置として設計することができる。その
結果、ブラウザアプリケーションを起動、または処理を
切り替える操作だけで目的のホームページを閲覧するこ
とができ、ブラウザアプリケーションで目的のホームペ
ージにたどり着くまでの操作が簡単にすばやく行える。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、判断手段により情報
にアドレス情報が含まれていると判断された場合、ブラ
ウザアプリケーションが前記アドレス情報のアドレス先
に自動的にアクセスする情報処理装置が提供できる。し
たがって、目的のホームページ等の情報を迅速かつ簡単
に閲覧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の外観を示す斜視図。
【図2】図1の情報処理装置の液晶表示部の構成を示す
分解斜視図。
【図3】図1の情報処理装置のハード構成を示すブロッ
ク図。
【図4】図1の情報処理装置の処理構成を示すブロック
図。
【図5】本実施例によるブラウザアプリケーションによ
る処理手順を表わすフローチャート。
【符号の説明】
2 入出力部(起動手段) 8 中央制御部(読み込み手段) 8a アドレス情報判断部(判断手段) 8b アドレス情報抽出部(抽出手段) 8c アドレス提供部(アドレス提供手段) 8d プログラム読み込み部 11 RAM 11c クリップボードバッファ(切り取り情報記
憶手段) 11d アドレスバッファ 11e アドレス特徴データ記憶部(アドレス情報
記憶手段) 11f アドレス特徴データ(アドレス情報) 20 アプリケーション処理部 21 カット/コピー操作部(切り取り範囲指定
手段) 30 通信部 40 情報処理装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレーティングシステムに基づいてブ
    ラウザアプリケーションを含む各種アプリケーションを
    処理するアプリケーション処理部と、前記アプリケーシ
    ョン処理部から提供される通信用アドレスにアクセスす
    る通信部とを備え、前記アプリケーション処理部が、前
    記各種アプリケーションで処理された各種情報について
    任意に切り取り範囲を指定する切り取り範囲指定手段
    と、前記切り取り範囲指定手段により指定された切り取
    り範囲の情報を切り取り情報として記憶する切り取り情
    報記憶手段と、前記通信用アドレスの特徴をもつ部分を
    アドレス情報として記憶するアドレス情報記憶手段と、
    前記ブラウザアプリケーションを起動する起動手段と、
    前記起動手段によりブラウザアプリケーションが起動さ
    れた時に前記切り取り情報に前記アドレス情報が含まれ
    ているか否かを判断する判断手段と、前記アドレス情報
    が含まれていると判断した時にそのアドレス情報を抽出
    する抽出手段と、抽出された前記アドレス情報を前記通
    信部に提供し、対応するアドレス先に自動的にアクセス
    させるアドレス提供手段とからなる情報処理装置。
  2. 【請求項2】 アドレス情報記憶手段が、URLを示す
    文字列を通信用アドレスの特徴をもつ部分として記憶す
    る請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 オペレーティングシステムに基づいて動
    作するブラウザアプリケーションを含む各種アプリケー
    ションと連携して通信部を通信用アドレスにアクセスさ
    せる情報処理方法であって、前記アドレスの特徴をもつ
    部分をアドレス情報として予め記憶させ、前記各種アプ
    リケーションで処理された情報について任意に切り取り
    範囲を指定し、次に、指定された切り取り範囲の情報を
    切り取り情報として記憶させ、ブラウザアプリケーショ
    ンが起動され、そのとき前記切り取り情報に前記アドレ
    ス情報が含まれているか否かを判断させ、アドレス情報
    が含まれていると判断した際にそのアドレス情報を抽出
    して通信部に提供し、対応するアドレス先に自動的にア
    クセスさせることを特徴とする情報処理方法。
  4. 【請求項4】 オペレーティングシステムに基づいてブ
    ラウザアプリケーションを含む各種アプリケーションを
    処理するアプリケーション処理部と、前記アプリケーシ
    ョン処理部から提供される通信用アドレスにアクセスす
    る通信部とを備えた情報処理装置をコンピュータによっ
    て制御するためのプログラムを記憶した媒体であって、
    前記コンピュータに、前記各種アプリケーションで処理
    された各種情報について任意に切り取り範囲を指定さ
    せ、指定された切り取り範囲の情報を切り取り情報とし
    て記憶させ、前記通信用アドレスの特徴をもつ部分をア
    ドレス情報として記憶させ、前記ブラウザアプリケーシ
    ョンを起動させ、ブラウザアプリケーションが起動され
    た時に前記切り取り情報に前記アドレス情報が含まれて
    いるか否かを判断させ、前記アドレス情報が含まれてい
    ると判断した際にそのアドレス情報を抽出させ、抽出さ
    れた前記アドレス情報を前記通信部に提供させ、対応す
    るアドレス先に自動的にアクセスさせる情報処理装置制
    御プログラムを記憶した媒体。
JP32836597A 1997-11-28 1997-11-28 情報処理装置及び方法並びに情報処理装置制御プログラムを記憶した媒体 Pending JPH11161582A (ja)

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JP32836597A Pending JPH11161582A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 情報処理装置及び方法並びに情報処理装置制御プログラムを記憶した媒体

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