JP2000181813A - 電子メール取得装置、電子メール取得方法および電子メール取得プログラムを記録した媒体 - Google Patents

電子メール取得装置、電子メール取得方法および電子メール取得プログラムを記録した媒体

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JP2000181813A
JP2000181813A JP35301398A JP35301398A JP2000181813A JP 2000181813 A JP2000181813 A JP 2000181813A JP 35301398 A JP35301398 A JP 35301398A JP 35301398 A JP35301398 A JP 35301398A JP 2000181813 A JP2000181813 A JP 2000181813A
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electronic mail
unit
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JP35301398A
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English (en)
Inventor
Masayuki Fujisawa
雅之 藤澤
Toshitaka Kaneda
敏孝 金田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがリンク情報によって示される情報を
見るまでの時間を短縮することが可能な電子メール取得
装置を提供すること。 【解決手段】 電子メール取得装置は、通信回線を介し
て電子メールを受信するメールアプリケーションと、メ
ールアプリケーションによって受信された電子メールに
リンク情報が含まれるか否かを判定するリンク情報有無
判定部84と、リンク情報有無判定部84によってリン
ク情報があると判定された場合に、当該リンク情報に基
づいてリンク先にアクセスし、リンク先データを取得す
るリンク先データ取得部85とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールを取得
する技術に関し、特に、電子メール内に含まれるリンク
先のデータを自動的に取得する電子メール取得装置、電
子メール取得方法および電子メール取得プログラムを記
録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーション、パーソナル
コンピュータあるいは電子手帳等の情報端末装置が普及
し、これらの情報端末装置を利用してネットワーク上の
サーバ計算機が保持する情報をアクセスできるネットワ
ークファイルシステムが種々ユーザに提供されている。
その代表的なものとして、いわゆるインターネットにお
けるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を使用
した広域分散型マルチメディア情報システムがある。
【0003】インターネットは、その基本プロトコルと
してTCP/IP(Transmission Control Protocol/In
ternet Protocol )を利用したグローバルなネットワー
クである。インターネット上に構築された地域分散型マ
ルチメディア情報システムは、WWW(World Wide We
b)と呼ばれ、ネットワーク上に分散したファイルオブ
ジェクトを扱うことができる。これらのファイルオブジ
ェクトは、単なるテキストデータに留まらず、画像デー
タ、音声データ、ビデオ画像データなどさまざまな種類
のものを含む。WWWは、情報提供側にとってもユーザ
側にとっても魅力的であるため、ネットワーク上のWW
Wに関するトラフィックが爆発的に増加している。WW
Wシステムでは、クライアント計算機のユーザは、グラ
フィカルユーザインタフェースを持ったブラウザソフト
ウェアをクライアント計算機上で実行させるだけで、ネ
ットワーク上に分散したサーバ計算機が保持するさまざ
まなファイルオブジェクトで構成された情報を次々にア
クセスすることができる。WWWは、このような操作の
簡単さのために近年目ざましい普及を見せている。
【0004】また、上述したように、電子メールはテキ
ストデータ以外の様々なデータを扱うことができるた
め、テキストデータの交換を基本とする方式から、MI
ME(Multipurpose internet Mail Extension)と呼ば
れるマルチメディアを扱うための規格を使用する電子メ
ールシステムが多くなってきている。
【0005】MIMEを利用する電子メールシステムで
は、送信する電子メールに、画像データ、サウンドデー
タ等の情報を添付することにより、マルチメディアデー
タの送受信が可能となる。電子メールに添付されて受信
された各種マルチメディアデータを確認して再生するた
めには、各マルチメディアデータに対応した各種アプリ
ケーションプログラムをクライアント側が用意しなけれ
ばならない。そのため、受信側で用意されていないアプ
リケーション対応のファイル(マルチメディアデータ)
が添付された電子メールを受信した場合、クライアント
側のユーザはそのファイルを確認、再生することができ
ないという問題があった。
【0006】また、電子メールをHTML(Hyper Text
Markup Language)で作成してハイパーテキストファイ
ルとした場合、クライアント側のユーザはWWWブラウ
ザを用意するだけで、ハイパーテキストファイルに含ま
れる画像データやサウンドデータを確認、再生すること
ができる。そのため、HTMLで作成されたハイパーテ
キストを電子メールの内容部分として送信することがで
きる、HTMLメール形式をサポートしたアプリケーシ
ョンが増えてきている。
【0007】このHTMLメール形式で電子メールを送
受信することによって、HTMLで作成された画面をそ
のままメールの内容として見ることができる。また、こ
れらのアプリケーションの中には、画像データやURL
(Uniform Resource Locator)等のリンク先のページも
電子メール内に含ませることができるものもある。この
ようなハイパーテキストを利用した電子メールシステム
の一例とし、特開平10−63590号公報に開示され
た発明がある。
【0008】特開平10−63590号公報に開示され
た発明は、電子メールシステムに関するものであり、各
ユーザのパーソナルコンピュータと、ホストコンピュー
タと、ネットワークとを含んでいる。各ユーザのパーソ
ナルコンピュータには、テキストと書式付きテキストデ
ータとを表示するためのブラウザ、サウンドデータを再
生するためのプレーヤ、画像データを再生するためのビ
ューワおよびデータの圧縮伸長を行うコンプレッサ・エ
キスパンダ等を含むWWWブラウザが搭載されている。
また、ホストコンピュータには、HTTPによる通信機
能およびWebメールシステムが搭載されており、WW
Wサーバとして機能する。
【0009】Webメールシステムは、パーソナルコン
ピュータ上のWWWブラウザからの指示に応じて、ハイ
パーテキストによって構成される電子メールを生成し、
HTTPを用いてこの電子メールをネットワークへ送信
する。ユーザは、WWWブラウザを用いることによっ
て、受信した電子メールに添付されたデータから動画を
含む画像データやサウンドデータを再生することが可能
となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
平10−63590号公報に開示された電子メールシス
テムによれば、画像データやサウンドデータ等を電子メ
ールに添付しておく必要があり、送信側のユーザがこの
作業を行う必要がある。したがって、送信側のユーザに
よる作業が煩雑になるという問題点があった。
【0011】また、画像データやサウンドデータ等の所
在を示すリンク情報のみが電子メール内に記述されてい
る場合、この電子メールを受信する側のユーザがそのリ
ンク情報によって示される情報を閲覧したいときは、再
度ブラウザ機能によってサーバに接続しリンク情報によ
って示される情報を取得しなければならない。そのた
め、ユーザがメール内容を確認してリンク情報によって
示される情報をダウンロードするまでの時間等が必要に
なり、受信側のユーザが実際に画像データやサウンドデ
ータ等を再生するまでに時間がかかり、電子メールシス
テムを快適に利用することが困難であるという問題点が
あった。
【0012】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、ユーザがリンク情報
によって示される情報を見るまでの時間を短縮すること
が可能な電子メール取得装置を提供することである。
【0013】第2の目的は、自身のメールアドレス宛て
の電子メールとそのメールに含まれるリンク情報によっ
て示される情報とを自動的に取得することが可能な電子
メール取得装置を提供することである。
【0014】第3の目的は、ユーザがリンク情報によっ
て示される情報を見るまでの時間を短縮することが可能
な電子メール取得方法を提供することである。
【0015】第4の目的は、自身のメールアドレス宛て
の電子メールとそのメールに含まれるリンク情報によっ
て示される情報とを自動的に取得することが可能な電子
メール取得方法を提供することである。
【0016】第5の目的は、ユーザがリンク情報によっ
て示される情報を見るまでの時間を短縮することが可能
な電子メール取得プログラムを記録した媒体を提供する
ことである。
【0017】第6の目的は、自身のメールアドレス宛て
の電子メールとそのメールに含まれるリンク情報によっ
て示される情報とを自動的に取得することが可能な電子
メール取得プログラムを記録した媒体を提供することで
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子メ
ール取得装置は、通信回線を介して電子メールを受信す
るための電子メール受信手段と、電子メール受信手段に
よって受信された電子メールにリンク情報が含まれるか
否かを判定するためのリンク情報有無判定手段と、リン
ク情報有無判定手段によってリンク情報があると判定さ
れた場合に、当該リンク情報に基づいてリンク先にアク
セスし、リンク先データを取得するためのリンク先デー
タ取得手段とを含む。
【0019】リンク先データ取得手段は、リンク情報に
基づいてリンク先に自動的にアクセスし、リンク先デー
タを取得するので、ユーザがリンク情報によって示され
る情報を見るまでの時間を短縮することが可能となる。
【0020】請求項2に記載の電子メール取得装置は、
請求項1記載の電子メール取得装置であって、電子メー
ル取得装置はさらにリンク先データを記憶するための記
憶手段を含み、リンク先データ取得手段は、取得したリ
ンク先データを記憶手段に記憶させるためのリンク先デ
ータ記憶手段と、電子メールのソース中のリンク情報が
記入された位置に、記憶手段内のリンク先データが記憶
された位置を記入するための電子メール内容更新手段と
を含む。
【0021】電子メール内容更新手段は、電子メールの
ソース中のリンク情報が記入された位置に、記憶手段内
のリンク先データが記憶された位置を記入するので、リ
ンク先データの呼出しが容易になり、処理の高速化を図
ることが可能となる。
【0022】請求項3に記載の電子メール取得装置は、
請求項1または2記載の電子メール取得装置であって、
電子メール取得装置はさらに所定期間毎に電子メールを
取得するよう電子メール受信手段に指示するための取得
指示手段を含む。
【0023】取得指示手段は、所定期間毎に電子メール
を取得するよう電子メール受信手段に指示するので、自
身のメールアドレス宛ての電子メールとそのメールに含
まれるリンク情報によって示される情報とを自動的に取
得することが可能になる。
【0024】請求項4に記載の電子メール取得方法は、
通信回線を介して電子メールを受信するステップと、受
信された電子メールにリンク情報が含まれるか否かを判
定するステップと、リンク情報があると判定した場合
に、当該リンク情報に基づいてリンク先にアクセスし、
リンク先データを取得するステップとを含む。
【0025】リンク情報に基づいてリンク先に自動的に
アクセスし、リンク先データを取得するので、ユーザが
リンク情報によって示される情報を見るまでの時間を短
縮することが可能となる。
【0026】請求項5に記載の媒体に記録した電子メー
ル取得プログラムは、通信回線を介して電子メールを受
信するステップと、受信された電子メールにリンク情報
が含まれるか否かを判定するステップと、リンク情報が
あると判定した場合に、当該リンク情報に基づいてリン
ク先にアクセスし、リンク先データを取得するステップ
とを含む。
【0027】リンク情報に基づいてリンク先に自動的に
アクセスし、リンク先データを取得するので、ユーザが
リンク情報によって示される情報を見るまでの時間を短
縮することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態にお
ける電子メール取得装置の外観斜視図である。この電子
メール取得装置は、本体キャビネット部1と、テキスト
データや画像データの表示およびデータの入力等を行う
入出力部2と、入出力部2を覆うように設けられた蓋部
3とを含む。図示していないが、本体キャビネット部1
には、外部と赤外線によって通信を行う赤外線通信部
や、後述する透明タブレットを介してデータを入力する
際に使用されるペンを保持するペン保持部等が設けられ
ている。また、本体キャビネット部1内には、後述する
電子メール取得装置全体を制御するプリント基板、この
プリント基板や赤外線通信部等に電源を供給する電源部
等が内蔵されている。また、蓋部3は、本体キャビネッ
ト部1の背面にヒンジによって接続されており、回動可
能に保持されている。ユーザがこの電子メール取得装置
を持ち運ぶ際には、この蓋部3を閉じることによって入
出力部2を保護することができる。
【0029】図2は、図1に示す入出力部2の分解斜視
図である。この入出力部2は、マトリックス方式の液晶
表示部21と、液晶表示部21を覆うように設けられる
透明タブレット部22と、液晶表示部21および透明タ
ブレット部22の間に挿入された固定キーを表示したフ
ィルム23とを含む。液晶表示部21には、必要に応じ
てEL(ElectroLuminescence )パネル等からなるバッ
クライトが背面に設けられる。また、透明タブレット部
22は、2枚の透明なシートの内面に透明電極が設けら
れた構造を有しており、通常状態では各々の透明電極が
接触しないように小さな突起状のスペーサが規則正しく
印刷されている。そして、ユーザが指またはペンによっ
て透明タブレット部22を押下することによって、押下
された部分の透明電極が接触して、ユーザが選択した位
置が検出される。
【0030】固定キーを表示したフィルム23には、使
用頻度が高い機能が分かりやすい記号で表示されてい
る。ユーザがその機能を選択する場合には、上述したよ
うにユーザがその機能が表示されている部分を指または
ペンで押下することによって、透明タブレット部22が
その位置を検出して、その機能が選択されたことが検出
される。また、液晶表示部21上のどの位置が選択され
たかを透明タブレット部22によって検出することによ
って、液晶表示部21に表示された内容のいずれが選択
されたかを検出することができる。
【0031】図3は、本実施の形態における電子メール
取得装置の概略構成を示すブロック図である。この電子
メール取得装置は、上述した入出力部2と、上述した透
明タブレット部22を制御するタブレット制御部4と、
上述した液晶表示部21のコモン電極を駆動するコモン
回路6と、液晶表示部21のセグメント電極を駆動する
セグメント回路7と、不図示のビデオRAMに格納され
ているデータにしたがってコモン回路6およびセグメン
ト回路7を駆動する液晶回路部5と、電子メール取得装
置の全体的な制御を行う中央制御部8と、RTC(リア
ルタイムクロック)9と、ROM(Read Only Memory)
10と、RAM(Random Access Memory)11と、通信
回線(電話回線)に接続されるモジュラー部12と、モ
ジュラー部12を介して通信回線との間でデータを送受
信するモジュラー制御部13と、本体電源スイッチ14
と、メモリカード等のプログラムメディア15とを含
む。
【0032】タブレット制御部4は、透明タブレット部
22に設けられた透明電極が接触したときに、その接触
した透明電極を検出することによって、ユーザによって
指示された座標を検出する。また、RTC9は、不図示
の発振器から出力されるクロック信号によって計時する
ものであり、現在の年月日および時刻を出力する。
【0033】ROM10は、液晶表示部21に表示する
文字等のフォントが記録される領域であるフォント情報
エリア101と、中央制御部8が実行するプログラムが
記録される領域であるプログラムエリア102と、かな
漢字変換等の文字変換の際に使用される辞書が記録され
た領域である辞書エリア103と、透明タブレット部2
2によって検出された座標を液晶表示部21上の表示位
置に対応する座標に変換する変換情報が記録される領域
である座標記録エリア104とを含む。
【0034】RAM11は、ユーザが入出力部2を介し
て入力した文章や図形等の各種データを記憶するデータ
記憶部111と、不図示の読み取り部を介して読み取ら
れたプログラムメディア15に記録されたプログラムを
記録するプログラム記憶部112と、モジュラー部12
およびモジュラー制御部13を介して受信したメール情
報を記憶する受信メール記憶部113と、モジュラー部
12およびモジュラー制御部13を介して送信するメー
ル情報を記憶する送信メール記憶部114と、後述する
自動メールアプリケーション起動処理を行う時間間隔を
記憶するメール確認間隔メモリ115と、リンク先から
取得した情報を記憶する取得リンク情報メモリ116
と、抽出したリンク先のURL等を記憶するリンク先名
バッファ117とを含む。
【0035】なお、受信メール記憶部113に記憶され
る受信メールには、受信メール表題、発信元アドレス、
発信先アドレス、発信日時および受信メール内容が含ま
れる。また、送信メール記憶部114に記憶される送信
メールには、送信メール表題、送信元アドレス、送信先
アドレス、送信日時および送信メール内容が含まれる。
【0036】中央制御部8は、所定の間隔でカウントア
ップを行うカウンタ部81と、後述するメール確認間隔
メモリに格納された内容およびカウンタ部81の値を比
較する確認時間比較部82と、メールアプリケーション
を起動するメール起動部83と、メール内のリンク情報
の有無を判定するリンク情報有無判定部84と、リンク
情報がある場合に当該リンク先のデータを取得するリン
ク先データ取得部85と、取得リンク情報メモリ116
からリンク先のデータを呼び出すリンクデータ呼出し部
86と、電子メールの受信およびリンク先データの取得
の全体的な制御を行う取得制御部87とを含む。なお、
これら中央制御部8に含まれる各部の機能は、中央制御
部8がROM10内に設けられたプログラムエリア10
2に記録されたプログラムを実行することによって実現
される。また、これらのプログラムをプログラムメディ
ア15に記録しておき、RAM11内のプログラム記憶
部112にインストールして、中央制御部8がそのプロ
グラムを実行することによって実現しても良い。
【0037】プログラムメディア15は、電子メール取
得装置に着脱可能な記録媒体によって構成され、たとえ
ば、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory
)、フロッピィディスク、またはメモリカード等によ
って供給される。図示しないが、電子メール取得装置に
は、これらの記録媒体に記録されているプログラムを読
み取るための読み取り部が設けられている。また、この
プログラムメディア15には、中央制御部8が実行可能
な形式のプログラム(実行形式プログラム)153の他
に、そのソースプログラム151および中間プログラム
152が記録されている。
【0038】図4は、本実施の形態における電子メール
取得装置の液晶表示部21に表示されるメインメニュー
を示す図である。このメインメニューには、メールの作
成を指示する作成ボタン16と、作成したメールを所望
の宛先に送信するよう指示する送信ボタン17と、接続
先サーバから自身のメールアドレス宛てに送られたメー
ルを受信するよう指示する受信ボタン18と、受信した
メールの確認を指示する確認ボタン19と、メールアプ
リケーションの終了を指示する戻るボタン20とが表示
されている。
【0039】なお、本実施の形態における電子メール取
得装置には、ブラウザ等のアプリケーション(以下、メ
ールアプリケーションと呼ぶ)が搭載されており、電子
メール取得装置はメールアプリケーションを適宜起動し
ながら処理を実行するものとする。そして、このメール
アプリケーションを含んだソフトウェア全体を電子メー
ル取得プログラムと呼ぶことにする。また、図4に示す
作成ボタン16または送信ボタン17が選択された場合
には、メールアプリケーションの機能のみが使用されて
電子メールの作成、または電子メールの送信が行なわれ
る。したがって、これらの処理の詳細は省略することに
する。また、送受信する電子メールの形式は、HTML
形式であるとして説明する。
【0040】図5は、本実施の形態における電子メール
取得装置のメール受信処理の処理手順を説明するための
フローチャートである。まず、取得制御部87は、透明
タブレット部22を介してメールの受信指示があるか否
かを判定する(S1)。この処理は、ユーザによって図
4に示す受信ボタン18がタッチされたか否かを判定す
ることによって行なわれる。メールの受信指示がない場
合(S1,No)、ステップS1に戻り、メールの受信
指示があるまで待機する。また、メールの受信指示があ
る場合(S1,Yes)、メール起動部83はメールア
プリケーションを起動することにより、ネットワークの
接続先として設定されたサーバに接続する(S2)。
【0041】次に、メールアプリケーションは、接続先
サーバから自身のメールアドレス宛てに送られてきたメ
ールを受信し、受信したメールを受信メール記憶部11
3に記憶する(S3)。メールアプリケーションによる
受信メールの記憶が終了すると、リンク情報有無判定部
84は、受信メール記憶部113に記憶されたメール内
容のソース中の“<A HREF=”という記述を検索
することによって、リンク情報の検索を行う(S4)。
たとえば、メール内容のソース中に“<A HREF
=”という記述が含まれている場合、それに続くURL
にリンクされていることを示しているので、そのURL
をリンク情報とする。
【0042】リンク情報有無判定部84によってリンク
情報がないと判定された場合には(S5,No)、メー
ル受信処理を終了する。また、リンク情報有無判定部8
4によってリンク情報があると判定された場合には(S
5,Yes)、取得制御部87は、リンク情報であるU
RLを抽出してリンク先名バッファ117に記憶する
(S6)。
【0043】次に、取得制御部87は、ステップS6に
おいて抽出されたURLに対応するハイパーテキスト情
報が、メールの中に含まれているか否かを判定する(S
7)。URLに対応するハイパーテキスト情報がメール
の中に含まれていれば(S7,Yes)、メール受信処
理を終了する。また、URLに対応するハイパーテキス
ト情報がメールの中に含まれていなければ(S7,N
o)、リンク先データ取得部85はメールアプリケーシ
ョンを起動して、ステップS6において抽出されたUR
Lへハイパーテキストの検索を行い(S8)、サーバか
らURLに対応するハイパーテキストを取得し(S
9)、取得したハイパーテキストをRAM11内の取得
リンク情報メモリ116に記憶する(S10)。
【0044】最後に、取得制御部87は、ハイパーテキ
ストを記憶した位置を、メール内容のソース中のURL
が記入されていた部分に記入し、メール内容を更新して
受信メール記憶部113に記憶し(S11)、メール受
信処理を終了する。
【0045】なお、リンク情報が画像データのリンクで
ある場合は、メール内容のソース中に“IMG SRC
=”という記述が含まれているので、この記述を検索す
ることによって画像データのリンク情報を取得すること
が可能となる。また、リンク情報の検索として、HTM
Lのタグを検索する例を2つ挙げたが、これ以外のタグ
を検索することによってリンク情報を取得することも可
能である。さらには、“http:”という単語を検索
する等によっても、リンク情報を取得することが可能で
ある。
【0046】図6は、本実施の形態における電子メール
取得装置の受信メール確認処理の処理手順を説明するた
めのフローチャートである。この処理は、図4に示す確
認ボタン19がユーザによってタッチされたときに実行
される処理である。まず、取得制御部87は、受信メー
ル記憶部113に記憶されている受信メールの一覧を液
晶表示部21に表示する。ユーザは、確認したい受信メ
ールをペンタッチすることによって、受信メールが指定
される。
【0047】取得制御部87は、メールアプリケーショ
ンを起動して、ユーザによって指定された受信メールを
液晶表示部21のメール内容表示画面26に表示する
(S12)。図7(a)は、受信メールの一覧から表題
が“お知らせ”のメールが指定された場合、液晶表示部
21に表示されるメール内容の一例を示している。な
お、液晶表示部21には、メール内容表示画面26の他
に、電子メールの宛先23、電子メールの送信元24、
メールの表題25、返信ボタン27および戻るボタン2
8が表示される。
【0048】次に、取得制御部87は、タブレット制御
部4によって透明タブレット部22に対するペンタッチ
(または、ユーザの指による入力)が検出されたか否か
を判定する(S13)。ペンタッチがない場合(S1
3,No)、ペンタッチがあるまで待機する。また、ペ
ンタッチがあった場合(S13,Yes)、取得制御部
87は、タブレット制御部4によって検出されたタッチ
位置(ペンタッチの座標)を読込む(S14)。そし
て、そのタッチ位置が図7(a)に示す画面中いずれに
あるかを判定する(S15)。タッチ位置が、図7
(a)に示す戻るボタン28であれば、図7(a)に示
す受信メール画面を閉じて(S16)、受信メール確認
処理を終了する。
【0049】また、タッチ位置が、図7(a)に示す返
信ボタン27であれば、取得制御部87は、メールアプ
リケーションを起動してメールの返信処理を行い(S1
7)、ステップS13に戻って以上の処理を繰返す。ま
た、タッチ位置が、図7(a)に示すリンク情報29
(http://www.aabbcde.ne.jp/sinpojium)であれば、リ
ンクデータ呼出し部86は、取得リンク情報メモリ11
6に記憶されたリンク先データを読み出し、図7(b)
に示すようにリンク先データをメール内容表示画面26
に表示し(S18)、ステップS13に戻って以上の処
理を繰返す。なお、図7(a)に示すリンク情報には下
線が付加されており、ユーザがリンク情報であることを
認識しやすいようにしている。
【0050】図8は、本実施の形態における電子メール
取得装置の自動メールアプリケーション起動処理の処理
手順を説明するためのフローチャートである。この自動
メールアプリケーション起動処理は、上述したメール受
信処理を一定期間毎に行うことにより、サーバに自身の
メールアドレス宛ての電子メールがあれば、それを自動
的に取得するものである。
【0051】まず、本体電源スイッチ14がオンになる
と(S19,Yes)、RAM11のメール確認間隔メ
モリ115に記憶されたメール確認間隔を読み出す(S
20)。このメール確認間隔によって、サーバに自身の
メールアドレス宛ての電子メールがあるか否かを確認す
る時間間隔が決定される。このメール確認間隔は、電子
メールの受信頻度等によってユーザが自由に設定する値
である。次に、カウント部81によるカウントアップが
行われる(S21)。そして、確認時間比較部82は、
カウンタ部81のカウント値とステップS20において
読み出されたメール確認間隔とが一致しているか否かを
判定する(S22)。
【0052】確認時間比較部82がカウント部81のカ
ウント値とメール確認間隔とが一致していないと判定す
ると(S22,No)、メールの受信以外の処理が行わ
れる(S23)。また、確認時間比較部82によってカ
ウント部81のカウント値とメール確認間隔とが一致し
ていると判定された場合には(S22,No)、取得制
御部87はメールアプリケーションを起動する(S2
4)。そして、図5に示すメール受信処理を行い(S2
5)、メールアプリケーションを終了する(S26)。
そして、本体電源スイッチ14がオフとなっていなけれ
ば(S27,No)、ステップS21に戻り以上説明し
た処理を繰返す。また、本体電源スイッチ14がオフと
なれば(S27,Yes)、自動メールアプリケーショ
ン起動処理を終了する。
【0053】以上説明したように、本実施の形態におけ
る電子メール取得装置によれば、電子メールのソース中
にリンク情報がある場合には、自動的にリンク先データ
を取得するようにしたので、ユーザがリンク先データを
見るためにメールアプリケーションを起動して通信回線
に接続する必要がなくなった。したがって、通信に要す
る費用を削減することが可能になり、ユーザがリンク先
データを見るまでの時間を大幅に短縮することが可能に
なった。
【0054】また、一定期間毎にメールアプリケーショ
ンを起動して、サーバに自身のメールアドレス宛ての電
子メールがあれば自動的に取得するようにしたので、ユ
ーザがメール内容を見るときには、そのメール内容およ
びリンク先データが既にRAM内に記憶されているよう
になる。したがって、ユーザは即座にメール内容および
リンク先データを参照することが可能になり、電子メー
ル取得の操作性を向上させることが可能になった。
【0055】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子メール取得装
置の外観斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態における電子メール取得装
置の入出力部2の分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態における電子メール取得装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態における電子メール取得装
置のメインメニューの一例を示す図である。
【図5】メール受信処理の処理手順を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】受信メール確認処理の処理手順を説明するため
のフローチャートである。
【図7】(a)は受信メール内容の表示の一例を示す図
であり、(b)はリンク先データの内容の表示の一例を
示す図である。
【図8】自動メールアプリケーション起動処理の処理手
順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体キャビネット部 2 入出力部 3 蓋部 4 タブレット制御部 5 液晶回路部 6 コモン回路 7 セグメント回路 8 中央制御部 9 RTC 10 ROM 11 RAM 12 モジュラー部 13 モジュラー制御部 14 本体電源スイッチ 15 プログラムメディア 21 液晶表示部 22 透明タブレット 23 フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA21 GB03 GB04 HA02 HA03 HB05 JA31 JB02 JB03 KA04 KA05 KB07 KC28 KC30 KC44 KC53 KC59 KG01 LA12 5K030 GA16 HA06 HB19 HC01 HC13 LD14 9A001 BB03 BB04 DD09 FF03 JJ14 JZ19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して電子メールを受信する
    ための電子メール受信手段と、 前記電子メール受信手段によって受信された電子メール
    にリンク情報が含まれるか否かを判定するためのリンク
    情報有無判定手段と、 前記リンク情報有無判定手段によってリンク情報がある
    と判定された場合に、当該リンク情報に基づいてリンク
    先にアクセスし、リンク先データを取得するためのリン
    ク先データ取得手段とを含む電子メール取得装置。
  2. 【請求項2】 前記電子メール取得装置はさらに、前記
    リンク先データを記憶するための記憶手段を含み、 前記リンク先データ取得手段は、前記取得したリンク先
    データを前記記憶手段に記憶させるためのリンク先デー
    タ記憶手段と、 前記電子メールのソース中のリンク情報が記入された位
    置に、前記記憶手段内の前記リンク先データが記憶され
    た位置を記入するための電子メール内容更新手段とを含
    む、請求項1記載の電子メール取得装置。
  3. 【請求項3】 前記電子メール取得装置はさらに、所定
    期間毎に電子メールを取得するよう前記電子メール受信
    手段に指示するための取得指示手段を含む、請求項1ま
    たは2記載の電子メール取得装置。
  4. 【請求項4】 通信回線を介して電子メールを受信する
    ステップと、 前記受信された電子メールにリンク情報が含まれるか否
    かを判定するステップと、 リンク情報があると判定した場合に、当該リンク情報に
    基づいてリンク先にアクセスし、リンク先データを取得
    するステップとを含む電子メール取得方法。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して電子メールを受信する
    ステップと、 前記受信された電子メールにリンク情報が含まれるか否
    かを判定するステップと、 リンク情報があると判定した場合に、当該リンク情報に
    基づいてリンク先にアクセスし、リンク先データを取得
    するステップとを含む電子メール取得プログラムを記録
    した媒体。
JP35301398A 1998-12-11 1998-12-11 電子メール取得装置、電子メール取得方法および電子メール取得プログラムを記録した媒体 Pending JP2000181813A (ja)

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