JP2001183566A - レンズ鏡胴 - Google Patents

レンズ鏡胴

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JP2001183566A
JP2001183566A JP36604499A JP36604499A JP2001183566A JP 2001183566 A JP2001183566 A JP 2001183566A JP 36604499 A JP36604499 A JP 36604499A JP 36604499 A JP36604499 A JP 36604499A JP 2001183566 A JP2001183566 A JP 2001183566A
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JP
Japan
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barrel
cam
optical axis
rotation
axis direction
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JP36604499A
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Noriyuki Adachi
宣幸 安達
Toru Tominami
徹 富波
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な金型でプラスチック成型できる中胴を
有するレンズ鏡胴を提供する。 【解決手段】 レンズ鏡胴内に固定された固定胴と、回
転により固定胴に対し光軸方向に移動しカム溝を有する
カム筒と、カム溝に係合するカムピンが設けられカム筒
の回転によって光軸方向に直進移動する中胴と、カム筒
の回転により光軸方向に移動して中胴に設けた直進案内
部により回転が阻止される前胴と、中胴に設けた長孔を
貫通して前胴と一体的に結合した後胴とを備えたレンズ
鏡胴において、中胴の外周に、カムピン、直進案内部お
よび長孔を光軸と平行に略一直線上に配置したことを特
徴とするレンズ鏡胴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに用いら
れ、プラスチック成型されるレンズ鏡胴に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わるレンズ鏡胴の従来技術に
ついて説明する。図7は、従来のレンズ鏡胴の要部構成
を示す断面図である。なお、図7は光軸から上半分を描
いてある。
【0003】本レンズ鏡胴は3群ズームレンズであり、
ズーミングの際に、第1レンズ群42と第3レンズ群6
2は一体的にヘリコイドにより移動し、第2レンズ群5
2はカムにより移動する。
【0004】ここで、各構成を説明すると、21はカメ
ラ本体と一体的に固定された固定胴であり、内周にメス
ヘリコイド21aを有しており、メスヘリコイド21a
には後述する直進案内71のための図示しない案内溝が
光軸Zと平行に設けてある。31はカム筒であり、前胴
72とヘリコイド螺合している。前胴72は第1レンズ
群42を保持し、また、前胴72は中胴74に形成した
直進案内部74dにより回転が阻止されている。中胴7
4は第2レンズ群52を保持し、立設したカムピン74
cがカム筒31に設けられたカム溝31cと係合し、中
胴74は直進案内71により回転が阻止されている。ま
た、中胴74は前胴72と一体的に移動する後胴61と
をカラー61aを介して固定するために長孔74gを有
している。後胴61は第3レンズ群62を保持してい
る。
【0005】ここで主な作用を説明すると、カム筒31
を回転させると、前胴72はヘリコイドのリードにより
光軸方向に直進移動し、一体的に構成された第1レンズ
群42と後胴61に保持された第3レンズ群62も直進
移動する。また、カム筒31の回転により、中胴74は
カム筒31のカム溝31cの形状により光軸方向に直進
移動し、第2レンズ群52も直進移動する。
【0006】次に、中胴74について詳細に説明する。
図8は中胴74の要部構成図(a)とそのD−D断面図
(b)を示す。図7及び図8に示すように、中胴74
は、外周上に、カムピン74c、長孔74gおよび直進
案内部74dを円周上に3組形成している。また、光軸
Zを中心とする円周方向において、カムピン74cと直
進案内部74dと同じ位置に、長孔74gは異なる位置
に配置されている。なお、74eは直進案内71を案内
する案内溝である。
【0007】また、中胴74を成型する金型は、光軸と
平行方向に図示しない固定型と可動型があり、さらに、
光軸に対し放射方向に抜く複数の放射可動型で構成され
ている。複数の放射可動型の内、三つにカムピン74c
と直進案内部74dとを成型するキャビテーがあり、ま
た、他の三つの放射可動型に、長孔74gを成型するキ
ャビテーがある。
【0008】中胴74について、図9を参照してさらに
説明する。図9は従来の中胴74の背面と金型の分割位
置を示す図である。中胴74は、直進案内部74d、長
孔74gおよびカムピン74cを3組有し、さらに、案
内溝74eを2組形成している。
【0009】また、中胴74を成型する金型は、光軸方
向に固定型と可動型があり、さらに、光軸に対し放射方
向に、図9に示す記号AからHまでの如く八つに分割さ
れた外周を成型する放射可動型がある。三つの放射可動
型A,DおよびFにカムピン74cおよび直進案内部7
4dを成型するキャビテーがあり、三つの放射可動型
B,EおよびHに長孔74gを成型するキャビテーがあ
り、さらに、二つの放射可動型CおよびGに案内溝74
eを成型するキャビテーがある。なお、図9で示す矢印
Sは、放射可動型の成型時の抜く方向を示している。
【0010】しかしながら、この中胴74を成型する金
型は、分割する放射可動型の数が多く金型構造が複雑と
なって、金型製作費用が高くなる。また、多くの製作期
間が必要となり、部品単価がコスト高となるという問題
がある。さらに、中胴74の成型が複雑になると、成型
時の歪みが生じやすく、特に、真円度等が出しにくいと
いう問題がある。
【0011】次に、従来の前胴72について詳しく説明
すると、図10は従来の前胴の断面図を示す。前胴72
は、内壁面72dに光軸Zと平行方向に延びる三つの凹
溝72cを形成している。この凹溝72cは、図7に示
す中胴74に形成した直進案内部74dに係合する。前
胴72の凹溝72cの底部の肉厚t1は、周囲の円周肉
厚t2に比べ小さくなっている。また、前胴72を成型
する金型は、少なくとも光軸Zと平行方向に固定型と可
動型を有する。
【0012】この場合、プラスチック成型時に、3カ所
の凹溝72cの近傍に周辺より大きい成型圧がかかり、
成型時の歪み等により図10に示すように、三つの円弧
で形成される3角形状になり、真円度精度が悪くなりや
すいという問題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明はカメラのレン
ズ鏡胴における下記の課題を解決するものである。
【0014】第1の課題は、簡易なプラスチック金型で
成型できる中胴を有するレンズ鏡胴を提供することであ
る。
【0015】第2の課題は、分割数の少ない放射可動型
を有するプラスチック金型で成型できる中胴を有するレ
ンズ鏡胴を提供することである。
【0016】第3の課題は、簡易なプラスチック金型で
真円度精度が良く成型できる前胴を有するレンズ鏡胴を
提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題は次の
手段により解決される。レンズ鏡胴内に固定された固定
胴と、回転により前記固定胴に対し光軸方向に移動しカ
ム溝を有するカム筒と、前記カム溝に係合するカムピン
が設けられ前記カム筒の回転によって光軸方向に直進移
動する中胴と、前記カム筒の回転により光軸方向に移動
して前記中胴に設けた直進案内部により回転が阻止され
る前胴と、前記中胴に設けた長孔を貫通して前記前胴と
一体的に結合した後胴とを備えたレンズ鏡胴において、
前記中胴の外周に、前記カムピン、前記直進案内部およ
び前記長孔を光軸と平行に略一直線上に配置したことを
特徴とするレンズ鏡胴。
【0018】上記の第2の課題は次の手段により解決さ
れる。レンズ鏡胴内に固定された固定胴と、回転により
前記固定胴に対し光軸方向に移動しカム溝を有するカム
筒と、前記カム溝に係合するカムピンが設けられ前記カ
ム筒の回転によって光軸方向に移動し、回転を阻止する
直進案内部材と係合する案内溝を有する中胴と、前記カ
ム筒の回転により光軸方向に移動して前記中胴に設けた
直進案内部により回転が阻止される前胴と、前記中胴に
設けた長孔を貫通して前記前胴と一体的に結合した後胴
とを備えたレンズ鏡胴において、前記中胴の外周に、前
記カムピン、前記案内溝、前記直進案内部および前記長
孔を配置し、前記中胴は光軸に対して放射状に移動する
五以下の放射可動型を有する金型により成型されたこと
を特徴とするレンズ鏡胴。
【0019】上記の第3の課題は次の手段により解決さ
れる。レンズ鏡胴内に固定された固定胴と、回転により
前記固定胴に対し光軸方向に移動するカム筒と、前記カ
ム筒の回転によって光軸方向に直進移動する中胴と、前
記カム筒の回転により光軸方向に移動して前記中胴に設
けた直進案内部により回転が阻止される前胴とを備えた
レンズ鏡胴において、前記前胴の内周に前記直進案内部
に案内される凸状案内部を配置したことを特徴とするレ
ンズ鏡胴。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明を実施したレンズ鏡胴につ
いて説明する。図1はレンズ鏡胴の構成を示す断面図で
ある。なお、図1はズームレンズを短焦点にしたときの
ズームレンズの状態を示し、光軸から上半分のみ描いて
ある。なお、図7から図10に示す従来例と機構的に同
じ部材は同一符号を付け、一部説明を省略する。
【0021】図1に基づいて、レンズ鏡胴を構成する部
材について説明する。21はカメラ本体11と一体的に
固定された固定胴であり、内周にメスヘリコイド21a
を有しており、メスヘリコイド21aには後述する直進
案内32のための図示しない案内溝が光軸と平行に設け
てある。
【0022】31はカム筒であり、外周にメスヘリコイ
ド21aと螺合するオスヘリコイド31bと大歯車31
eとが一体的に形成され、内周にメスヘリコイド31a
とカム溝31cとが形成され、後端部の内方向にリブ3
1dを設けてある。
【0023】41は前胴であり、第1レンズ群42を保
持する第1レンズ枠41aを取り付けてあり、外周には
メスヘリコイド31aと螺合するオスヘリコイド41b
と、内側に後述する中胴51と摺動する凸状案内部41
cとを設けてある。
【0024】中胴51は、第2レンズ群52の第2レン
ズ枠51aを保持している。外周に後述する直進案内3
2のための案内溝51e、カム溝31cに係合するカム
ピン51c、凸状案内部41cを案内する直進案内部5
1d、さらに、前胴41と一体的に移動する第3レンズ
群62を有する後胴61とを固定するために貫通する長
孔51gとを有している。
【0025】後胴61は第3レンズ群62を保持する。
カラー61aにネジ64を挿入して後胴61を前胴41
にネジ止めしている。
【0026】カムピン51cとカム溝31cの間にはガ
タがあるので、前胴41に立設したピン41eと中胴5
1に立設したピン51hとの間に引っ張りバネ65を張
架してある。直進案内32は、図示しない突出部が固定
胴21に光軸と平行に設けた案内溝と係合している。
【0027】ここで、主な動作を説明する。なお、従来
例と同じ動作部分は一部省略する。このレンズ鏡胴はズ
ーミングを行う複数の変倍領域とフォーカシングを行う
合焦領域とが交互に連続して設けた3群ズームレンズで
あり、物体側より第1レンズ群42と第3レンズ群62
は一体的に移動し、また第2レンズ群52は単独で移動
する。
【0028】カム筒31により第1レンズ群42、第2
レンズ群52及び第3レンズ群62を駆動し、ズーミン
グ及びフォーカシングを行う。従って、ズーミング若し
くはフォーカシングを行うとき、図示していないモータ
を回転させる。その駆動力は大歯車31eを介して、カ
ム筒31を回転させ、固定胴21とヘリコイド螺合して
いるカム筒31を光軸Zと平行方向に移動させる。カム
筒31は光軸方向に前進または後退を行う。
【0029】カム筒31のリブ31dには案内固定板3
4により、直進案内32が一体的に取り付けてあるが、
直進案内32は固定胴21に設けた光軸と平行な図示し
ない案内溝により回転が阻止され、光軸Zと平行な方向
へのみ移動する。同様に、直進案内32の腕部32aに
より、中胴51は案内溝51eにおいて回転が阻止され
ている。また、前胴41に設けた凸状案内部41cと中
胴51の直進案内部51dが係合しているので、前胴4
1も中胴51と共に回転が阻止されている。従って、カ
ム筒31が回転移動したとき、前胴41と後胴61及び
中胴51は光軸方向にのみ前進または後退を行う。ま
た、中胴51はカム筒31のカム溝31cとカム結合
し、カム溝31cの軌跡に基づいて案内される。
【0030】次に、中胴51について、詳しく説明す
る。図2はレンズ鏡胴の要部の分解斜視図、図3は中胴
の背面と金型の放射移動型の分割位置を示す図、図4は
図3の中胴の外周の展開図をそれぞれ示す。
【0031】中胴51は外周にはそれぞれ複数の直進案
内部51d、長孔51g、カムピン51cおよびバネ掛
け部51f等を形成している。なお、バネ掛け部51f
に設けたピン51hは引っ張りバネ65の一端が掛けら
れる。
【0032】中胴51は、外周に直進案内部51d、長
孔51g及びカムピン51cを光軸と平行な方向に略一
直線上に配置してある。即ち、直線案内部51dの溝の
中心線、長孔51gの幅の中心線およびカムピン51c
の中心は光軸Zと平行な方向に略一直線上に構成してあ
る。
【0033】また、中胴51の外周には直進案内部51
d、長孔51g及びカムピン51cを1組として、3組
が光軸Zを中心とした円周方向に配置してあり、レンズ
鏡胴先端よりレンズ結像面側へ順に直進案内部51d、
長孔51gおよびカムピン51cの順に配列してある。
【0034】次に、中胴51を成型する金型について説
明する。光軸Zと平行方向に固定型と可動型があり、さ
らに、光軸Zに対し放射方向に抜く複数の放射可動型で
構成してある。図3に示すように、中胴51の外周は、
区分Aから区分Eの5つに分割された放射可動型により
成型する。詳しくは、区分Aではカムピン51c、直進
案内部51d、長孔51gおよびバネ掛け部51fを、
区分Bでは案内溝51eを、区分C、Dではそれぞれカ
ムピン51c、直進案内部51d、長孔51gおよびバ
ネ掛け部51fを、区間Eでは案内溝51eを成型す
る。なお、図中の矢印Sは放射可動型の成型時の抜く方
向を示してある。
【0035】さらに、前述の金型の一部について説明す
ると、同じ放射可動型により、区分A,CおよびDに示
すように、直進案内部51d、長孔51gおよびカムピ
ン51cは成型される。
【0036】なお、直進案内部51d、長孔51g及び
カムピン51cの三つが同一の放射可動型で成型できれ
ば、略一直線上より若干ずれていてもよい。また、前胴
41に設けた凸状案内部41cと中胴51に設けた直進
案内部51dとの隙間から進入する有害光は、長孔51
gに設けたカラー61aにより阻止される。なお、直進
案内部51d、長孔51g及びカムピン51cは円周上
に3組設けたがこれに限定されるものではない。
【0037】以上、複数の直進案内部51d、長孔51
g、カムピン51cおよびバネ掛け部51fを少ない放
射可動型に分割にしてあるので、従来の放射可動型は8
分割必要であったが、本発明は5分割ですみ、簡易なプ
ラスチック金型により成型できる中胴を有するレンズ鏡
胴となる。
【0038】次に、前胴41について詳しく説明する。
図5はレンズ鏡胴の要部構成の断面図で、図6は図5の
矢印A−Aの断面図である。前胴41は、内周の内壁面
41dに光軸Zと平行方向に延びる三つの凸状案内部4
1cを形成してある。凸状案内部41cは、中胴51に
形成した直進案内部51dに係合する。また、凸状案内
部41cの凸部の肉厚t4は、周囲の肉厚t3に比べ大
きくなっている。
【0039】従って、成型時に凸状案内部41cの近傍
に無理な成型圧がかかりにくいので、成型時の歪みが少
なく、前胴41の真円度を向上させることができる。こ
の真円度の向上により、カム筒31や中胴51との係合
が円滑となる。
【0040】上記実施の形態では、レンズ鏡胴として3
群ズームレンズについて説明したが、これに限定される
ものではなく、例えば、前群と後群を有する2群ズーム
レンズでもよく、この場合、実施の形態の前胴は前群の
レンズ群を保持し、中胴は後群のレンズ群を保持する。
【0041】
【発明の効果】以上のように構成したので下記のような
効果を奏する。
【0042】本発明によれば、中胴の外周に、カムピ
ン、直進案内部および長孔を光軸と平行に略一直線上に
配置したので、簡易な金型でプラスチック成型できる中
胴を有するレンズ鏡胴を提供できる。
【0043】また、本発明によれば、前胴の内周に直進
案内部に案内される凸状案内部を配置したので、真円度
の良い中胴を有するレンズ鏡胴を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ鏡胴の構成を示す断面図である。
【図2】レンズ鏡胴の要部構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】中胴の背面と金型の分割位置を示す図である。
【図4】図3の中胴の外周展開図である。
【図5】前胴と中胴の要部構成を示す断面図である。
【図6】図5の矢印A−A断面図である
【図7】従来のレンズ鏡胴の要部構成を示す断面図であ
る。
【図8】従来の中胴の要部構成図(a)とD−D断面図
(b)である。
【図9】従来の中胴の背面と金型の分割位置を示す図で
ある。
【図10】従来の前胴の要部構成を示す断面図である。
【符号の説明】
31 カム筒 32 直進案内 41 前胴 41c 凸状案内部 51 中胴 51c カムピン 51d 直進案内部 51e 案内溝 51g 長孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ鏡胴内に固定された固定胴と、回
    転により前記固定胴に対し光軸方向に移動しカム溝を有
    するカム筒と、前記カム溝に係合するカムピンが設けら
    れ前記カム筒の回転によって光軸方向に直進移動する中
    胴と、前記カム筒の回転により光軸方向に移動して前記
    中胴に設けた直進案内部により回転が阻止される前胴
    と、前記中胴に設けた長孔を貫通して前記前胴と一体的
    に結合した後胴とを備えたレンズ鏡胴において、 前記中胴の外周に、前記カムピン、前記直進案内部およ
    び前記長孔を光軸と平行に略一直線上に配置したことを
    特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 【請求項2】 前記直進案内部、前記長孔および前記カ
    ムピンの順にレンズ鏡胴先端よりレンズ結像面へ配列し
    たことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴。
  3. 【請求項3】 レンズ鏡胴内に固定された固定胴と、回
    転により前記固定胴に対し光軸方向に移動しカム溝を有
    するカム筒と、前記カム溝に係合するカムピンが設けら
    れ前記カム筒の回転によって光軸方向に移動し、回転を
    阻止する直進案内部材と係合する案内溝を有する中胴
    と、前記カム筒の回転により光軸方向に移動して前記中
    胴に設けた直進案内部により回転が阻止される前胴と、
    前記中胴に設けた長孔を貫通して前記前胴と一体的に結
    合した後胴とを備えたレンズ鏡胴において、 前記中胴の外周に、前記カムピン、前記案内溝、前記直
    進案内部および前記長孔を配置し、前記中胴は光軸に対
    して放射状に移動する五以下の放射可動型を有する金型
    により成型されたことを特徴とするレンズ鏡胴。
  4. 【請求項4】 前記五以下の放射可動型の何れかによ
    り、前記前胴と前記中胴との間を付勢する付勢部材の先
    端固定部を成型することを特徴とする請求項3に記載の
    レンズ鏡胴。
  5. 【請求項5】 前記金型は、前記カムピン、前記直進案
    内部及び前記長孔とを成型する三以下の放射可動型と、
    前記案内溝を成型する二以下の放射可動型とを有するこ
    とを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡胴。
  6. 【請求項6】 レンズ鏡胴内に固定された固定胴と、回
    転により前記固定胴に対し光軸方向に移動するカム筒
    と、前記カム筒の回転によって光軸方向に直進移動する
    中胴と、前記カム筒の回転により光軸方向に移動して前
    記中胴に設けた直進案内部により回転が阻止される前胴
    とを備えたレンズ鏡胴において、前記前胴の内周に前記
    直進案内部に案内される凸状案内部を配置したことを特
    徴とするレンズ鏡胴。
  7. 【請求項7】 前記カム筒は回転により前記固定胴に対
    し光軸方向に移動するカム溝を有し、前記中胴は前記カ
    ム溝に係合するカムピンが設けられて前記カム筒の回転
    によって光軸方向に移動することを特徴とする請求項6
    に記載のレンズ鏡胴。
JP36604499A 1999-12-24 1999-12-24 レンズ鏡胴 Pending JP2001183566A (ja)

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