JP2009036874A - カム筒、レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents
カム筒、レンズ鏡筒および光学機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009036874A JP2009036874A JP2007199460A JP2007199460A JP2009036874A JP 2009036874 A JP2009036874 A JP 2009036874A JP 2007199460 A JP2007199460 A JP 2007199460A JP 2007199460 A JP2007199460 A JP 2007199460A JP 2009036874 A JP2009036874 A JP 2009036874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- lens
- diameter
- cam groove
- diameter portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
【解決手段】光学レンズを保持するレンズ保持体3と係合するとともに回動しながら光学レンズを光軸方向(Z方向)へ移動させる樹脂製のカム筒5の内周側には、レンズ保持体3と係合してZ2方向へレンズ保持体2を移動させる第1カム面5bと、第1カム面5bからZ2方向に向かって内周面5tのZ2方向端まで窪む第1カム溝5cと、レンズ保持体3と係合してZ1方向へレンズ保持体3を移動させる第2カム面5dと、第2カム面5dからZ1方向に向かって内周面5tのZ1方向端まで窪む第2カム溝5eとが形成されている。
【選択図】図3
Description
(レンズ鏡筒の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態1にかかるレンズ鏡筒1を示す斜視図であり、(A)は一方向からレンズ鏡筒1を示し、(B)は他方向からレンズ鏡筒1を示す。図2は、図1(A)に示すレンズ鏡筒1からフォーカシングレンズ2、第2カム筒6およびケース体8等を取り外した状態を示す斜視図である。図3は、図2に示す状態から第1カム筒5を取り外した状態を示す分解斜視図である。図4は、図2に示す第1レンズ保持体3の斜視図であり、(A)は第1レンズ保持体3をZ1方向側から示し、(B)は第1レンズ保持体3をZ2方向側から示す。なお、以下の説明では、図1に示すように、レンズ鏡筒1の光軸方向をZ方向とするとともに、光軸方向の一方向(図1の紙面奥側に向かう方向)をZ2方向、光軸方向の他方向(図1の紙面手前側に向かう方向)をZ1方向とする。
図5は、図3に示す第1カム筒5の内周側を展開して示す展開図である。
図6は、図1に示すレンズ鏡筒1における第1レンズ保持体3の動作を説明するための図であり、(A)は第1レンズ保持体3がZ1方向へ移動した状態を示し、(B)は第1レンズ保持体3がZ2方向へ移動した状態を示す。
以上説明したように、本形態では、第1カム溝5cが、第1カム面5bからZ2方向に向かって内周面5tのZ2方向端まで形成され、第2カム溝5eが、第2カム面5dからZ1方向に向かって内周面5tのZ1方向端まで形成されている。そのため、Z方向に2分割される成型用金型を用いた樹脂成型で第1カム筒5の内周側を形成することができる。すなわち、第1カム筒5の内周側を形成するための成型用金型の一方をZ1方向へ移動させ、他方をZ2方向へ移動させることで、成型用金型から第1カム筒5を外すことができるため、Z方向に2分割される成型用金型を用いた樹脂成型で第1カム筒5の内周側を形成することができる。その結果、本形態では、第1カム筒5を形成するための成型用金型の構成を簡素化することができる。
(レンズ鏡筒の概略構成)
図7は、本発明の実施の形態2にかかる案内筒24およびカム筒25等を示す分解斜視図である。図8は、図7に示す第1レンズ保持体23の斜視図である。図9は、図7に示す第2レンズ保持体33の斜視図である。図10は、図8に示す第1レンズ保持体23の平面図である。
図11は、図7に示すカム筒25をZ2方向側から示す斜視図である。図12は、図11に示すカム筒25の内周側を展開して示す展開図である。
以上のように構成された実施の形態2のレンズ鏡筒は、以下のように組み立てられる。
以上説明したように、本形態では、大径部251に、大径部第1カム面251bからZ2方向に向かって段部253まで大径部第1カム溝251cが形成され、大径部第2カム面251dからZ1方向に向かって内周面251tのZ1方向端まで大径部第2カム溝251eが形成されている。また、小径部252に、小径部第1カム面252bからZ2方向に向かって内周面252tのZ2方向端まで小径部第1カム溝252cが形成され、小径部第2カム面252dからZ1方向に向かって段部253まで小径部第2カム溝252eが形成されている。そのため、第1カム筒5と同様に、Z方向に2分割される成型用金型を用いた樹脂成型でカム筒25の内周側を形成することができる。その結果、本形態では、カム筒25を形成するための成型用金型の構成を簡素化することができる。
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形可能である。
2 フォーカシングレンズ(光学レンズ)
3 第1レンズ保持体(レンズ保持体)
4、24 案内筒
5 第1カム筒(カム筒)
5b 第1カム面
5c 第1カム溝
5d 第2カム面
5e 第2カム溝
5f 連通部
5g カム溝組
5t、251t、252t 内周面
11 係合突起
23 第1レンズ保持体(レンズ保持体)
23a 第1係合突起(係合突起)
23b 第2係合突起(係合突起)
25 カム筒
251 大径部
251b 大径部第1カム面
251c 大径部第1カム溝
251d 大径部第2カム面
251e 大径部第2カム溝
251g 大径部カム溝組
252 小径部
252b 小径部第1カム面
252c 小径部第1カム溝
252d 小径部第2カム面
252e 小径部第2カム溝
252g 小径部カム溝組
253 段部
33 第2レンズ保持体(レンズ保持体)
Z 光軸方向
Z1 他方向
Z2 一方向
Claims (7)
- 光学レンズを保持するレンズ保持体と係合するとともに回動しながら上記光学レンズを光軸方向へ移動させる樹脂製のカム筒において、
上記レンズ保持体と係合して上記光軸方向の一方向へ上記レンズ保持体を移動させる第1カム面と、上記第1カム面から上記一方向に向かって上記カム筒の内周面の一方向端まで窪む第1カム溝と、上記レンズ保持体と係合して上記光軸方向の他方向へ上記レンズ保持体を移動させる第2カム面と、上記第2カム面から上記他方向に向かって上記内周面の他方向端まで窪む第2カム溝とが内周側に形成されていることを特徴とするカム筒。 - 前記第1カム溝から前記他方向端まで通ずるように窪む連通部および/または前記第2カム溝から前記一方向端まで通ずるように窪む連通部が前記内周側に形成されていることを特徴とする請求項1記載のカム筒。
- 光学レンズをそれぞれ保持する複数のレンズ保持体と係合するとともに回動しながら上記光学レンズのそれぞれを光軸方向へ移動させる樹脂製のカム筒において、
所定の外径および内径で形成される大径部と、上記大径部よりも小さな外径および内径で形成される小径部と、上記大径部と上記小径部との間に形成される段部とを備え、
上記大径部の内周側に、1つの上記レンズ保持体である第1レンズ保持体と係合して上記段部が形成される上記光軸方向の一方向へ上記第1レンズ保持体を移動させる大径部第1カム面と、上記大径部第1カム面から上記一方向に向かって上記段部まで窪む大径部第1カム溝と、上記第1レンズ保持体と係合して上記光軸方向の他方向へ上記第1レンズ保持体を移動させる大径部第2カム面と、上記大径部第2カム面から上記他方向に向かって上記大径部の内周面の他方向端まで窪む大径部第2カム溝が形成され、
上記小径部の内周側に、他の上記レンズ保持体である第2レンズ保持体と係合して上記一方向へ上記第2レンズ保持体を移動させる小径部第1カム面と、上記小径部第1カム面から上記一方向に向かって上記小径部の内周面の一方向端まで窪む小径部第1カム溝と、上記第2レンズ保持体と係合して上記他方向へ上記第2レンズ保持体を移動させる小径部第2カム面と、上記小径部第2カム面から上記他方向に向かって上記段部まで窪む小径部第2カム溝が形成されていることを特徴とするカム筒。 - 請求項1または2記載のカム筒と、前記レンズ保持体と、前記レンズ保持体を前記光軸方向へ略直線状に案内する案内筒とを備え、
前記カム筒は、前記第1カム溝と前記第2カム溝とからなる3組のカム溝組を備え、
前記レンズ保持体は、前記第1カム溝および前記第2カム溝のそれぞれに係合する6本の係合突起を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項3記載のカム筒と、複数の前記レンズ保持体と、複数の前記レンズ保持体を前記光軸方向へ略直線状に案内する案内筒とを備え、
前記カム筒は、前記大径部第1カム溝と前記大径部第2カム溝とからなる3組の大径部カム溝組と、前記小径部第1カム溝と前記小径部第2カム溝とからなる3組の小径部カム溝組とを備え、
前記レンズ保持体は、前記大径部第1カム溝および前記大径部第2カム溝のそれぞれに、あるいは、前記小径部第1カム溝および前記小径部第2カム溝のそれぞれに係合する6本の係合突起を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記レンズ保持体は、樹脂で略円筒状に形成されるとともに、前記係合突起として、前記レンズ保持体の径方向中心を中心に略120°ピッチで前記レンズ保持体の外周面に配置される柱状また筒状の第1係合突起と、前記レンズ保持体の径方向中心を中心に上記第1係合突起に対して略60°ピッチで前記レンズ保持体の外周面に配置され、前記レンズ保持体の円周方向の一端が開口する第2係合突起とを備えることを特徴とする請求項4または5記載のレンズ鏡筒。
- 請求項4から6いずれかに記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007199460A JP2009036874A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | カム筒、レンズ鏡筒および光学機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007199460A JP2009036874A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | カム筒、レンズ鏡筒および光学機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009036874A true JP2009036874A (ja) | 2009-02-19 |
Family
ID=40438872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007199460A Pending JP2009036874A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | カム筒、レンズ鏡筒および光学機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009036874A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013210421A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Tamron Co Ltd | インナーフォーカスズームレンズ |
CN104142554A (zh) * | 2013-05-09 | 2014-11-12 | 精工爱普生株式会社 | 透镜镜筒以及投影机 |
CN105388581A (zh) * | 2015-12-19 | 2016-03-09 | 中山联合光电科技股份有限公司 | 一种镜头传动机构 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1062670A (ja) * | 1996-08-20 | 1998-03-06 | Nikon Corp | レンズ鏡筒 |
JP2773586B2 (ja) * | 1992-10-19 | 1998-07-09 | キヤノン株式会社 | モールド凸カム環 |
JP2000199842A (ja) * | 1999-01-06 | 2000-07-18 | Canon Inc | レンズ鏡筒 |
JP2001108881A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-20 | Canon Inc | 光学素子駆動装置および光学機器 |
-
2007
- 2007-07-31 JP JP2007199460A patent/JP2009036874A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2773586B2 (ja) * | 1992-10-19 | 1998-07-09 | キヤノン株式会社 | モールド凸カム環 |
JPH1062670A (ja) * | 1996-08-20 | 1998-03-06 | Nikon Corp | レンズ鏡筒 |
JP2000199842A (ja) * | 1999-01-06 | 2000-07-18 | Canon Inc | レンズ鏡筒 |
JP2001108881A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-20 | Canon Inc | 光学素子駆動装置および光学機器 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013210421A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Tamron Co Ltd | インナーフォーカスズームレンズ |
CN104142554A (zh) * | 2013-05-09 | 2014-11-12 | 精工爱普生株式会社 | 透镜镜筒以及投影机 |
JP2014219581A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | セイコーエプソン株式会社 | レンズ鏡筒、およびプロジェクター |
CN104142554B (zh) * | 2013-05-09 | 2018-04-03 | 精工爱普生株式会社 | 透镜镜筒以及投影机 |
CN105388581A (zh) * | 2015-12-19 | 2016-03-09 | 中山联合光电科技股份有限公司 | 一种镜头传动机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5079277B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP4969863B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP5446154B2 (ja) | レンズ鏡筒、光学機器 | |
JP6801769B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JP2015083999A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2013160864A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2009036874A (ja) | カム筒、レンズ鏡筒および光学機器 | |
JP5388624B2 (ja) | レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器 | |
JP2005172953A (ja) | レンズ鏡筒およびカメラ | |
EP3112912B1 (en) | Lens barrel and optical instrument | |
JP4763341B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
US8867152B2 (en) | Optical barrel and optical apparatus | |
JP2010262237A (ja) | 円筒状のレンズ枠および円筒状のレンズ枠を製作するための金型 | |
JP2017102282A (ja) | レンズ鏡筒及び光学機器 | |
JP2004205735A (ja) | レンズ鏡胴 | |
JP2010156797A (ja) | レンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置 | |
US6785059B2 (en) | Lens barrel | |
JP2005084406A (ja) | ズームレンズ鏡筒および光学機器 | |
JP2016126137A (ja) | 光学機器 | |
JP2016099497A (ja) | レンズユニット、及び光学機器 | |
JP6078926B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2015079026A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2009162860A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP4479293B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH1068860A (ja) | レンズ鏡筒 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20091015 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100108 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100610 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20110901 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20120117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20120703 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |