JP2016099497A - レンズユニット、及び光学機器 - Google Patents

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【課題】レンズホルダへの組み込み時に成形後のレンズに発生するバリの影響を受けることなく、かつ接着剤を用いることなく、複数のレンズを高精度で保持することができる技術を提供する。【解決手段】レンズユニットは、第1レンズ1と、第1レンズ1の背面側に設けられた筒状の嵌合保持部1aに対して外周部の正面側の領域が光軸方向に嵌合保持される第2レンズ2と、第2レンズ2の背面側に配置され、第2レンズ2の外周部の背面側の領域を保持する保持凹部3aを有するとともに、第1レンズ1の外周部の背面側の領域が嵌合固定される嵌合穴部3fを有するレンズホルダ3とを備える。保持凹部3aの内周部3cと第2レンズ2の外周部との間には、隙間3eが形成され、第2レンズ2の外周部には、第2レンズ2の成形後に発生するバリ2bが径方向外側に突出して形成され、隙間3eには、バリ2bが収容されている。【選択図】図5

Description

本発明は、レンズユニット、及びレンズユニットが搭載された例えばデジタルカメラ等の光学機器に関する。
デジタルカメラ等の光学機器に搭載されるレンズ鏡筒として、撮影光学系を構成する複数のレンズを収納位置と撮影位置との間で光軸方向に移動させて撮影倍率を変更するズーム式のものがある。ズーム式のレンズ鏡筒では、複数のレンズを回転規制した状態で高精度に保持して光軸方向に移動させることが必要となる。また、1つのレンズホルダに対して複数のレンズを保持することも多く行われている。
例えば、プラスチックレンズに形成した凹部にガラスレンズの外周部を光軸方向に嵌合して保持する構造が提案されている(特許文献1)。また、2つのプラスチックレンズのうちの一方のプラスチックレンズに形成したテーパ状凹部に他方のプラスチックレンズに形成したテーパ状凸部を光軸方向に嵌合して保持する構造が提案されている(特許文献2)。
米国特許第06819508号明細書 特許第4959183号公報
ところで、複数のレンズを接着剤を用いて固定する場合、接着剤の硬化による収縮等でレンズ表面の面精度が変化してレンズ面精度が低下するという問題が発生し、この問題は、プラスチックレンズに顕著に発生する。したがって、複数のレンズをどのように固定するかについては、レンズの保持精度の観点から重要となる。
しかし、上記特許文献1では、複数のレンズをどのように固定するかについては開示も示唆もされていない。一方、上記特許文献2では、複数のレンズの光軸方向の両側に配置した蓋部材により複数のレンズを光軸方向に押さえているが、最終的には複数のレンズを接着剤で固定しており、上述した問題を解決することは困難である。
また、分割型を用いてレンズを成形する場合に、成形後(離型後)に分割面に発生するバリ(特にプレスチックレンズを用いる場合は、成形後にバリが発生しやすい)の影響を受けることなく、レンズホルダに組み込む必要がある。
そこで、本発明は、レンズホルダへの組み込み時に成形後のレンズに発生するバリの影響を受けることなく、かつ接着剤を用いることなく、複数のレンズを高精度で保持することができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズユニットは、第1レンズと、前記第1レンズの背面側に設けられた筒状の嵌合保持部に対して外周部の正面側の領域が光軸方向に嵌合保持される第2レンズと、前記第2レンズの背面側に配置され、前記第2レンズの外周部の背面側の領域を保持する保持凹部を有するとともに、前記第1レンズの外周部の背面側の領域が嵌合固定される嵌合穴部を有するレンズホルダと、を備え、前記保持凹部の内周部と前記第2レンズの外周部との間には、隙間が形成され、前記第2レンズの外周部には、前記第2レンズの成形後に発生するバリが径方向外側に突出して形成され、前記隙間には、前記第2レンズの前記バリが収容されていることを特徴とする。
本発明によれば、レンズホルダへの組み込み時に成形後のレンズに発生するバリの影響を受けることなく、かつ接着剤を用いることなく、複数のレンズを高精度で保持することができる。
(a)は本発明のレンズユニットの一例であるレンズ鏡筒が搭載された光学機器の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側(被写体側)から見た斜視図、(b)は(a)に示すデジタルカメラを背面側から見た図である。 図1に示すデジタルカメラの制御ブロック図である。 レンズ鏡筒の収納位置での断面図である。 レンズ鏡筒の撮影位置での断面図である。 (a)はフォーカスレンズ群を保持した状態の5群レンズホルダの断面図、(b)は(a)のS部拡大断面図である。 フォーカスレンズ群の要部断面図である。 フォーカスレンズ群を保持した状態の5群レンズホルダを正面側から見た斜視図である。 フォーカスレンズ群を保持した状態の5群レンズホルダを正面側から見た分解斜視図である。 フォーカスレンズ群を保持した状態の5群レンズホルダを背面側から見た分解斜視図である。 (a)は第1レンズの成形に用いる分割型の分割面の位置を説明する図、(b)は第2レンズの成形に用いる分割型の分割面の位置を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1(a)は本発明のレンズユニットの一例であるレンズ鏡筒が搭載された光学機器の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側(被写体側)から見た斜視図、図1(b)は図1(a)に示すデジタルカメラを背面側から見た図である。
図1(a)に示すように、本実施形態のデジタルカメラ23は、正面側に、被写体の構図を決めるファインダ21、測光測距を行う場合の補助光源20、ストロボ装置22、及びレンズ鏡筒16が設けられる。レンズ鏡筒16は、撮影光学系を構成する複数のレンズを収納位置と撮影位置との間で光軸方向に移動させて撮影倍率を変更するズーム式とされている。
デジタルカメラ23の上面側には、レリーズボタン17、電源切換えボタン19、及びズームスイッチ18が設けられる。また、図1(b)に示すように、デジタルカメラ23の背面側には、操作ボタン26〜31、LCD等のディスプレイ25、及びファインダ接眼部24が設けられる。
図2は、図1に示すデジタルカメラ23の制御ブロック図である。バス42には、CPU44、ROM43、RAM45、レリーズボタン17、操作ボタン26〜31、ディスプレイ25、電源切換えボタン19、ズームスイッチ18、メモリ38、圧縮伸張部39、メモリカードドライブ40及び駆動回路41が接続される。
駆動回路41には、レンズ鏡筒16をズーム駆動するズーム機構32、フォーカスレンズ群1,2を駆動するフォーカス駆動機構46、シャッタ9aを駆動するシャッタ駆動機構33、絞り9bを駆動する絞り駆動機構34が接続される。また、駆動回路41には、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子15及びストロボ装置22が接続される。駆動回路41に接続された各ユニットは、CPU44からの信号に基づいて該駆動回路41を介して駆動が制御される。
ROM43には、各種制御プログラム等が記憶され、RAM45には、各種制御プログラムに必要なデータが記憶されている。アナログ信号処理部35は、撮像素子15から出力された画像データにアナログ処理を施し、A/D変換部36に出力する。
A/D変換部36は、撮像素子15から取り込んだアナログデータをデジタルデータに変換して、デジタル信号処理部37に出力する。デジタル信号処理部37は、A/D変換部36で変換されたデジタルデータに対して所定の処理を行い、画像データとしてメモリ38に出力する。
メモリ38に記憶された画像データは、圧縮伸張部39によりJPEGやTIFF等の圧縮処理等が施された後、メモリカードドライブ40に装着されたメモリーカードに出力されて記憶される。
また、メモリ38に記憶された画像データやメモリカードドライブ40に記憶された画像データを圧縮伸張部39によって伸張処理を行い、その後、バス42を介してディスプレイ25に表示させることができる。
次に、図3乃至図10を参照して、レンズ鏡筒16について詳しく説明する。図3は、レンズ鏡筒16の収納位置での断面図である。図4は、レンズ鏡筒16の撮影位置での断面図である。
図3及び図4に示すように、レンズ鏡筒16は、1群レンズ5を保持する1群鏡筒6を有する。1群鏡筒6の背面側には、2群レンズ7を保持する2群レンズホルダ8が配置され、2群レンズホルダ8の背面側には、シャッタ9a及び絞り9bが一体に構成されている絞りシャッタ9が配置されている。
また、絞りシャッタ9の背面側には、3群レンズ10を保持する3群レンズホルダ10aが配置され、3群レンズホルダ10aの背面側には、4群レンズ11を保持する4群レンズホルダ11aが配置されている。
4群レンズホルダ11aの背面側には、フォーカスレンズ群1,2を保持する5群レンズホルダ3が配置され、5群レンズホルダ3の背面側には、撮像素子15を保持する素子ホルダ14が配置されている。
フォーカス駆動機構46は、モータ46aにより回転駆動されるねじ軸46bを有し、ねじ軸46bには、5群レンズホルダ3の外周部に設けられたラック3dが螺合されている。したがって、モータ46aによりねじ軸46bが回転駆動されると、5群レンズホルダ3がフォーカスレンズ群1,2と一体に光軸方向に移動して合焦動作が行われる。
固定筒13の外周側には、カム筒12が配置され、カム筒12の外周部に形成されたカム溝に1群鏡筒6の内周部に設けられたフォロアが追従するようになっている。
固定筒13の正面側(被写体側)の先端部には、直進キー13aが設けられ、直進キー13aは、1群鏡筒6の内周部に形成された直進溝6aに係合している。これにより、カム筒12が回転すると、1群鏡筒6は、直進キー13aにより回転規制された状態で、内周部のフォロアがカム筒12のカム溝に追従しながら光軸方向に進退移動する。
カム筒12の内周部には、複数のカム溝が形成されており、複数のカム溝には、2群レンズホルダ8、絞りシャッタ9、3群レンズホルダ10a、及び4群レンズホルダ11aにそれぞれ設けられたフォロアが追従するようになっている。
また、2群レンズホルダ8は、固定筒13により回転規制され、更に、絞りシャッタ9、3群レンズホルダ10a、及び4群レンズホルダ11aは、固定筒13に設けられた不図示のガイドバーに係合することで回転規制される。
図5(a)はフォーカスレンズ群1,2を保持した状態の5群レンズホルダ3の断面図、図5(b)は図5(a)のS部拡大断面図である。図6は、フォーカスレンズ群1,2の要部断面図である。図7は、フォーカスレンズ群1,2を保持した状態の5群レンズホルダ3を正面側から見た斜視図である。図8は、フォーカスレンズ群1,2を保持した状態の5群レンズホルダ3を正面側から見た分解斜視図である。図9は、フォーカスレンズ群1,2を保持した状態の5群レンズホルダ3を背面側から見た分解斜視図である。
図5乃至図9に示すように、フォーカスレンズ群1,2は、正面側(図5の上側)に配置される第1レンズ1、及び第1レンズ1の背面側に配置される第2レンズ2により構成される。本実施形態では、第1レンズ1、及び第2レンズ2のいずれもプラスチックモールドレンズで形成されている。
第1レンズ1の背面側には、短円筒状の嵌合保持部1aが第1レンズ1の外周部より径方向内側に位置して略同軸に設けられている。嵌合保持部1aの内周部には、第2レンズ2が第1レンズ1に対して光軸方向に嵌合される。これにより、第1レンズ1と第2レンズ2との高精度の軸合わせが可能となる。
このとき、図6に示すように、第2レンズ2の外周面の光軸方向の正面側の領域を正面側領域x2とし、背面側の領域を背面側領域y2とすると、第2レンズ2の外周面の正面側領域x2が第1レンズ1の嵌合保持部1aの内周部に嵌合保持される。ここで、第1レンズ1に第2レンズ2が嵌合される嵌合保持部1aを設けるには、第1レンズ1は、ガラスレンズよりプラスチックモールドで形成されることが加工上有利である。
図5に示すように、5群レンズホルダ3には、第2レンズ2の背面側を保持する環状の保持凹部3aが形成され、保持凹部3aの正面側には、保持凹部3aより大径の嵌合穴部3fが形成されている。保持凹部3aに第2レンズ2の背面側が保持された状態においては、保持凹部3aの内周面3cと第2レンズ2の外周面との間には、隙間3eが形成され、嵌合穴部3fには、第1レンズ1の外周部が嵌合固定される。
このとき、図6に示すように、第1レンズ1の外周面の光軸方向の正面側の領域を正面側領域x1とし、背面側の領域を背面側領域y1とすると、第1レンズ1の外周面の背面側領域y1が嵌合穴部3fの内周部に嵌合固定される。
5群レンズホルダ3の嵌合穴部3fに第1レンズ1が嵌合固定されることで、第1レンズ1と一体の第2レンズ2が保持凹部3aに保持される。この状態では、第2レンズ2と第1レンズ1が当接し、第2レンズ2は、第1レンズ1と保持凹部3aとの間に光軸方向に挟まれた状態で保持される。なお、保持凹部3aの内周面3cと第2レンズ2の外周面との間に隙間3eを形成する点については、後述する。
また、前述したように、第1レンズ1、及び第2レンズ2は、いずれもプラスチックモールドレンズで形成されているので、モールド成形するためのゲートが必要となる。
本実施形態では、第1レンズ1の成形時におけるゲートについては、第1レンズ1の外周部に配置している。従って、成形後にゲートの残形状部となる凸部1c(図8参照)は、第1レンズ1の外周部の一部に径方向外側に突出して設けられ、5群レンズホルダ3の嵌合穴部3fの内周部に形成された不図示の凹部に収容される。
一方、第2レンズ2の成形時におけるゲートについては、第2レンズ2の外周部の一部を平坦に切り欠いたDカット形状のカット面に配置している。そして、成形後に第2レンズ2のゲートの残形状部となる凸部2a(図8参照)は、第1レンズ1の嵌合保持部1aの内周面と第2レンズ2のDカット面との間に形成される空間に収容される。
図10(a)は第1レンズ1の成形に用いる分割型の分割面P1の位置を説明する図、図10(b)は第2レンズ2の成形に用いる分割型の分割面P2の位置を説明する図である。
第1レンズ1、及び第2レンズ2の成形には、レンズ面の精度を確保するため、それぞれ光軸方向に2つに分割された分割型を用いている。従って、成形後(離型後)の第1レンズ1の外周面、及び第2レンズ2の外周面には、それぞれ径方向外側に突出するバリ1e、及びバリ2bが発生する。このため、第1レンズ1、及び第2レンズ2を5群レンズホルダ3に組み込む際に、バリ1e、及びバリ2bの影響を受けないようにする必要がある。以下、この点について説明する。
前述したように、5群レンズホルダ3の保持凹部3aに第2レンズ2の背面側が保持されるが、第2レンズ2の外周面と保持凹部3aの内周面3cとの間には、隙間3eが設けられている。
ここで、本実施形態では、第2レンズ2の外周面の背面側領域y2に分割型の分割面P1を位置させている。そして、第2レンズ2を5群レンズホルダ3に組み込む際に、成形後(離型後)に第2レンズ2の分割面P1に対応する位置に発生するバリ2bを隙間3eに収容する。これにより、成形後に発生するバリ2bの影響を受けることなく、第2レンズ2を5群レンズホルダ3に組み込むことができる。
一方、第1レンズ1については、前述したように、外周面の背面側領域y1が嵌合穴部3fの内周部に嵌合固定されるため、外周面の正面側領域x1は、5群レンズホルダ3から正面側に突出した状態となる。
ここで、本実施形態では、第1レンズ1の外周面の正面側領域x1に分割型の分割面P2を位置させている。これにより、第1レンズ1を5群レンズホルダ3に組み込む際に、成形後(離型後)に第1レンズ1の分割面P2に対応する位置に発生するバリ1eの影響を受けることなく、第1レンズ1を5群レンズホルダ3に組み込むことができる。
また、第1レンズ1の外周面の背面側領域y1が嵌合穴部3fの内周部に嵌合固定されるとき、保持凹部3aに保持された第2レンズ2の外周部に第1レンズ1の嵌合保持部1aの内周部が嵌合される。このとき、嵌合保持部1aの先端部と内周部との間には、面取り部1bが形成されている。この面取り部1bにより、第2レンズ2の外周部が嵌合保持部1aの内周部に向けて案内されるので、第2レンズ2の外周部に対して第1レンズ1の嵌合保持部1aの内周部を容易に嵌合することができる。
ここで、図5(b)に示すように、面取り部1bの第1レンズ1の径方向寸法Aは、隙間3eの第2レンズ2の径方向寸法Bより大きく設定されている(A>B)。これにより、第2レンズ2が保持凹部3aの内周面3cに接近して径方向にずれた状態で保持されていても、第1レンズ1を第2レンズ2の外周部にスムースに組み込むことができる。
また、第1レンズ1の正面側には、環状の押圧部材4が配置され、押圧部材4の背面側の面には、押圧部4bが形成されている。押圧部4bは、第1レンズ1を第2レンズ2と共に5群レンズホルダ3の保持凹部3aに向けて押し付ける。これにより、第1レンズ1の外周部が5群レンズホルダ3の嵌合穴部3fの内周部に位置決め固定されるとともに、第1レンズ1を介して第2レンズ2が保持凹部3aに保持された状態で5群レンズホルダ3に固定される。
また、押圧部材4の外周部には、背面側に突出するスナップフィット4aが周方向に略等間隔で複数設けられている。複数のスナップフィット4aを5群レンズホルダ3に対応して設けられた複数の掛止突起3bにそれぞれ掛止することで、押圧部材4が5群レンズホルダ3に固定される。
以上説明したように、本実施形態では、5群レンズホルダ3への組み込み時に成形後のレンズ1,2に発生するバリ1e,2bの影響を受けることなく、かつ接着剤を用いることなく、複数のレンズ1,2を高精度で保持することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 第1レンズ
1a 嵌合保持部
1b 面取り部
1e バリ
2 第2レンズ
2b バリ
3 5群レンズホルダ
3a 保持凹部
3f 嵌合穴部
3e 隙間
4 押圧部材

Claims (6)

  1. 第1レンズと、
    前記第1レンズの背面側に設けられた筒状の嵌合保持部に対して外周部の正面側の領域が光軸方向に嵌合保持される第2レンズと、
    前記第2レンズの背面側に配置され、前記第2レンズの外周部の背面側の領域を保持する保持凹部を有するとともに、前記第1レンズの外周部の背面側の領域が嵌合固定される嵌合穴部を有するレンズホルダと、を備え、
    前記保持凹部の内周部と前記第2レンズの外周部との間には、隙間が形成され、
    前記第2レンズの外周部には、前記第2レンズの成形後に発生するバリが径方向外側に突出して形成され、
    前記隙間には、前記第2レンズの前記バリが収容されていることを特徴とするレンズユニット。
  2. 前記嵌合保持部の内周部と先端部との間には、面取り部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 前記面取り部の前記第1レンズの径方向寸法は、前記隙間の前記第2レンズの径方向寸法より大きく設定されていることを特徴とする請求項2に記載のレンズユニット。
  4. 前記第1レンズの外周部には、前記第1レンズの成形後に発生するバリが径方向外側に突出して形成され、
    前記第1レンズの前記バリは、前記嵌合穴部から正面側に突出する前記第1レンズの外周部の正面側領域に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズユニット。
  5. 前記第1レンズ、及び前記第2レンズのうちの少なくとも一方のレンズは、プラスチックモールドレンズであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレンズユニット。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンズユニットを備えることを特徴とする光学機器。
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