JP2015118251A - レンズ鏡筒、及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学敏感度の高いレンズを保持するレンズ保持部の偏心調整を高精度で行うことができるレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】レンズ鏡筒は、レンズ2aを保持するレンズ保持枠2eと、レンズ保持枠2eの被写体側に配置され、レンズ保持枠2eに固定されるカバーリング2dと、カバーリング2dが固定された状態のレンズ保持枠2eが被写体側から組み込まれる外側枠13と、を備える。カバーリング2dは、レンズ保持枠2eに保持されたレンズ2aの偏芯調整の際に、外側枠13に対してレンズ保持枠2eを光軸方向の像面側に押圧した状態で光軸と直交する方向にレンズ保持枠2eと一体に移動可能に保持される。【選択図】図8

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒及びレンズ鏡筒を備える撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒として、複数のレンズ保持枠を光軸方向に移動させて撮影倍率を変更するズーム機構を備えるものがある。
ところで、近年では高倍率で小型なカメラの需要が高まっており、高倍率化と小型化とを両立させるためには,レンズ鏡筒の光学敏感度を高め、それに伴って各レンズ保持枠の位置精度を向上させる必要がある。
一般に、各レンズ保持枠の光軸に対するずれを修正(偏芯調整)する為に、レンズ保持枠を光軸と直交する方向に移動させたり、傾きを修正したりする手法が採られている。
例えば、レンズ保持枠を光軸と直交する平面内で移動可能に支持する外側枠に対してレンズ保持枠をバヨネットリングにより弾性的に押し付けて保持させる技術が提案されている。この提案では、レンズ保持枠に形成した2つの長穴に挿入される位置調整部材によってレンズ保持枠を光軸直交平面内で位置調整させるようにしている。
特開2010−8920号公報
しかし、上記特許文献1では、バヨネットリングは、外側枠に保持されるため、レンズ保持枠を偏芯調整した場合、レンズ保持枠に対するバヨネットリングの接触位置がズレてしまう。このため、レンズ保持枠の外側枠に対する倒れが生じ、偏芯調整精度が低下する可能性がある。
そこで、本発明は、光学敏感度の高いレンズを保持するレンズ保持部の偏芯調整を高精度で行うことができるレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、レンズを保持するレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠の被写体側に配置され、前記レンズ保持枠に固定されるカバーリングと、前記カバーリングが固定された状態の前記レンズ保持枠が被写体側から組み込まれる外側枠と、を備え、前記カバーリングは、前記レンズ保持枠に保持された前記レンズの偏芯調整の際に、前記外側枠に対して前記レンズ保持枠を光軸方向の像面側に押圧した状態で光軸と直交する方向に前記レンズ保持枠と一体に移動可能に保持されることを特徴とする。
本発明によれば、光学敏感度の高いレンズを保持するレンズ保持部の偏芯調整を高精度で行うことができるレンズ鏡筒を提供することができる。
(a)は本発明のレンズ鏡筒を備える撮像装置の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側から見た斜視図、(b)は(a)に示すデジタルカメラを背面側から見た図である。 図1に示すデジタルカメラの制御ブロック図である。 レンズ鏡筒の収納状態での光軸方向に沿う断面図である。 レンズ鏡筒の撮影状態(繰り出し状態)での光軸方向に沿う断面図である。 レンズ鏡筒の分解斜視図である。 2群レンズ保持部を光軸方向の被写体側から見た図である。 2群レンズ保持部の光軸方向に沿う断面図である。 2群レンズ保持部の分解斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を説明する。
図1(a)は本発明のレンズ鏡筒を備える撮像装置の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側から見た斜視図、図1(b)は図1(a)に示すデジタルカメラを背面側から見た図である。
図1(a)に示すように、本実施形態のデジタルカメラ23は、正面側に、被写体の構図を決めるファインダ21、測光測距を行う場合の補助光源20、ストロボ装置22、及びレンズ鏡筒16が設けられる。レンズ鏡筒16は、撮影位置と収納位置との間を光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式とされている。
デジタルカメラ23の上面側には、レリーズボタン17、電源切換えボタン19、及びズームスイッチ18が設けられる。また、図1(b)に示すように、デジタルカメラ23の背面側には、操作ボタン26〜31、LCD等のディスプレイ25、及びファインダ接眼部24が設けられる。
図2は、図1に示すデジタルカメラ23の制御ブロック図である。バス43には、CPU45、ROM44、RAM46、レリーズボタン17、操作ボタン26〜31、ディスプレイ25、電源切換えボタン19、ズームスイッチ18、メモリ39、圧縮伸張部40、メモリカードドライブ41及び駆動回路42が接続される。
駆動回路42には、レンズ鏡筒16をズーム駆動するズーム機構32、フォーカスレンズ6aを駆動するフォーカス駆動機構7、シャッタ2mを駆動するシャッタ駆動機構33、絞り34を駆動する絞り駆動機構35が接続される。また、駆動回路42には、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子10及びストロボ装置22が接続される。駆動回路42に接続された各ユニットは、CPU45からの信号に基づいて該駆動回路42を介して駆動が制御される。
ROM44には、各種制御プログラム等が記憶され、RAM46には、各種制御プログラムに必要なデータが記憶されている。アナログ信号処理部36は、撮像素子10から出力された画像データにアナログ処理を施し、A/D変換部37に出力する。
A/D変換部37は、撮像素子10から取り込んだアナログデータをデジタルデータに変換して、デジタル信号処理部38に出力する。デジタル信号処理部38は、A/D変換部37で変換されたデジタルデータに対して所定の処理を行い、画像データとしてメモリ39に出力する。
メモリ39に記憶された画像データは、圧縮伸張部40によりJPEGやTIFF等の圧縮処理等が施された後、メモリカードドライブ41に装着されたメモリーカードに出力されて記憶される。
また、メモリ39に記憶された画像データやメモリカードドライブ41に記憶された画像データを圧縮伸張部40によって伸張処理を行い、その後、バス43を介してディスプレイ25に表示させることができる。ディスプレイ25に表示された画像をユーザが見て不要と判断した場合は、操作ボタン31の操作によって消去することができる。
次に、図3乃至図8を参照して、レンズ鏡筒16について詳述する。
図3は、レンズ鏡筒16の収納状態での光軸方向に沿う断面図である。図4は、レンズ鏡筒16の撮影状態(繰り出し状態)での光軸方向に沿う断面図である。図5は、レンズ鏡筒16の分解斜視図である。
図3乃至図5に示すように、レンズ鏡筒16は、2群レンズ1bを保持する2群レンズ保持部1を備える。2群レンズ保持部1の像面側には、3群レンズ保持部2が設けられる。3群レンズ保持部2は、3群レンズ2aを保持する3群レンズ保持枠2e、3群レンズ保持枠2eを保持する外側枠13、及び外側枠13の像面側に一体に設けられるシャッタ2mを有する。
3群レンズ保持部2の像面側には、防振レンズとして機能する4群レンズ3aを保持する4群レンズ保持部3が設けられ、4群レンズ保持部3の像面側には、フォーカスレンズ6aを保持するフォーカスレンズ保持部6が設けられる。
フォーカスレンズ保持部6の像面側には、6群レンズ4cを保持する6群レンズ保持部4が設けられ、フォーカスレンズ保持部6、及び6群レンズ保持部4により、フォーカスユニットを構成している。
6群レンズ保持部4には、フォーカスモータ7が固定され、フォーカスモータ7の駆動によりフォーカスレンズ保持部6が光軸方向に移動して合焦動作が行われる。また、6群レンズ保持部4の像面側には、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子10を保持するセンサ保持部11が設けられる。
図3及び図4に示すように、2群レンズ保持部1、3群レンズ保持部2、4群レンズ保持部3、及び6群レンズ保持部4の外周側には、移動カム環8が設けられる。移動カム環8の内周部には、2群レンズ保持部1、3群レンズ保持部2、及び4群レンズ保持部3に対応するカム溝が形成されている。
2群レンズ保持部1、3群レンズ保持部2、及び4群レンズ保持部3は、移動カム環8の内周部に形成された対応するカム溝に追従することにより、光軸方向に進退移動できるようになっている。
移動カム環8の外周側には、1群レンズ5aを保持する1群レンズ保持部5が設けられる。1群レンズ5aは、2群レンズ1bの被写体側に配置される。1群レンズ保持部5は、移動カム環8の外周部に形成されたカム溝に追従することにより、光軸方向に進退移動できるようになっている。
また、移動カム環8の外周側には、固定カム環9が1群レンズ保持部5の外周側に位置して設けられる。固定カム環9の内周部に形成されたカム溝に追従して移動カム環8が光軸方向に進退移動できるようになっている。固定カム環9の外周側には、駆動環14が設けられ、駆動環14の外周側は、カバー筒12によって覆われて保護される。
図4及び図5に示すように、6群レンズ保持部4の外周部には、カムフォロア4b及び直進キー4aがそれぞれ周方向に略等間隔で3ヶ所ずつ設けられている。カムフォロア4bは、駆動環14の内周部に形成されたカム溝14a(図4参照)に追従する。
これにより、駆動環14がズーム機構32により回転駆動されることで、6群レンズ保持部4がカム溝14aに追従して光軸方向に進退移動する。このとき、直進キー4aは、固定カム環9の内周部に形成された直進溝に係合しており、これにより、6群レンズ保持部4の回転が規制される。
また、駆動環14の回転に伴って移動カム環8も回転しながら固定カム環9のカム溝に追従して光軸方向に進退移動する。そして、移動カム環8の回転に伴って、2群レンズ保持部1、3群レンズ保持部2、4群レンズ保持部3、6群レンズ保持部4、及び1群レンズ保持部5が光軸方向に進退移動する。
図5に示すように、6群レンズ保持部4の外周部には、光軸と平行に被写体側に延びる回転規制部15が設けられる。また、3群レンズ保持部2のシャッタ2mには、被回転規制部2bが一体に設けられる。
被回転規制部2bは、鞘状に形成され、6群レンズ保持部4が光軸方向に進退移動する際に、回転規制部15が挿入されて、挿入された回転規制部15を保持する。このとき、6群レンズ保持部4は、固定カム環9により回転が規制されているため、結果として、3群レンズ保持部2は、6群レンズ保持部4により回転規制される。
回転規制部15及び被回転規制部2bは、それぞれレンズ鏡筒16の周方向に略180°離間して一対ずつ配置されている。また、6群レンズ保持部4及び3群レンズ保持部2は、それぞれ移動カム環8の異なるカム軌跡で光軸方向に相対移動するが、その際、被回転規制部2bに対する回転規制部15の挿入状態は維持されるようになっている。
被回転規制部2bのレンズ鏡筒16の周方向の両側には、回転規制用被当接部2cが設けられる。回転規制用被当接部2cには、4群レンズ保持部3に設けられた回転規制用当接部3bが周方向に当接する。これにより、4群レンズ保持部3が3群レンズ保持部2によって回転規制される。
また、2群レンズ保持部1の外周部には、光軸と平行に像面側に向けて延びる回転規制部1cが周方向に複数設けられる。回転規制部1cは、2群レンズ保持部1及び3群レンズ保持部2が光軸方向に相対移動する際、3群レンズ保持部2の外側枠13の外周部に設けられた直進溝13aに光軸方向に挿入される。これにより、2群レンズ保持部1が3群レンズ保持部2によって回転規制される。
更に、2群レンズ保持部1の外周部には、径方向外側に突出する回転規制用突起1aが周方向に複数設けられる。回転規制用突起1aは、2群レンズ保持部1及び1群レンズ保持部5が光軸方向に相対移動する際、1群レンズ保持部5の内周部に設けられた直進溝5bに対して径方向に挿入される。これにより、1群レンズ保持部5が2群レンズ保持部1によって回転規制される。
図3及び図4に戻って、移動カム環8の外周側には、外筒81が1群レンズ保持部5の外周側に位置して設けられる。外筒81は、移動カム環8に対して3カ所のスナップフィット部によって互いに固定されて移動カム環8と一体に光軸方向に進退移動する。
次に、レンズ鏡筒16の組立順に従って詳述する。まず、移動カム環8の内周部に2群レンズ保持部1、3群レンズ保持部2、及び4群レンズ保持部3を組み込む。次に、固定カム環9の像面側から移動カム環8を組み込む。
次に、6群レンズ保持部4を含むフォーカスユニット、駆動環14、及びカバー筒12を組み込み、センサ保持部11を背面側から覆うように組み付けて蓋をする。この状態で、2群レンズ保持部1、3群レンズ保持部2、4群レンズ保持部3及び6群レンズ保持部4の各レンズの倒れや偏芯等を補正する等の光軸合わせのための偏芯調整を行うことができる。これにより、光学敏感度に優れたレンズ鏡筒16とすることができる。
ここで、図6乃至図8を参照して、レンズ鏡筒16の組立行程で行われる3群レンズ保持部2での偏芯調整について説明する。図6は、3群レンズ保持部2を光軸方向の被写体側から見た図である。図7は、3群レンズ保持部2の光軸方向に沿う断面図である。図8は、3群レンズ保持部2の分解斜視図である。
図6乃至図8に示すように、まず、3群レンズ2aを3群レンズ保持枠2eに組み込み、被写体側に熱カシメ(溶着)等を施す。これにより、3群レンズ保持枠2eに対して3群レンズ2aが一体に保持される。
3群レンズ保持枠2eの被写体側の端部外周部には、径方向外側に突出する一対の突部2fが径方向に互いに対向して設けられ、一対の突部2fには、それぞれ調整穴2faが形成されている。一対の調整穴2faのうち、一方の調整穴2faは丸穴形状とされ、他方の調整穴2faは長穴形状とされている。
また、3群レンズ保持枠2eの被写体側の端部外周部には、径方向外側に突出する一対の突片2gが一対の突部2fに対して略直交する方向で径方向に互いに対向して設けられ、一対の突片2gには、それぞれ被写体側に突出する軸部2gaが形成されている。
その後、3群レンズ保持枠2eの被写体側にカバーリング2dをスナップフィット部2hにより固定する。スナップフィット部2hは、カバーリング2dの外周部に周方向に略等間隔で3カ所設けられている。なお、カバーリング2dの固定は、接着などでも良い。
カバーリング2dは、中央部の開口径が3群レンズ2aより小径になっている。このカバーリング2dの中央部の開口周縁が3群レンズ2aのマスク手段として機能し、3群レンズ2aの光束を規制して有害光線をカットするとともに、3群レンズ保持枠2eの熱カシメ部分を外部から見えないようにしている。
カバーリング2dの外周部には、径方向外側に突出するバヨネット片2kが周方向に略等間隔で3カ所設けられている。また、カバーリング2dの外周部には、径方向外側に突出する一対の突片2nが径方向に互いに対向して設けられ、一対の突片2nには、それぞれ嵌合穴2pが形成されている。嵌合穴2pは、3群レンズ保持枠2eの被写体側にカバーリング2dを固定した状態、3群レンズ保持枠2eの突片2gに形成された軸部2gaに嵌合される。
その後、カバーリング2dが固定された3群レンズ保持枠2eを外側枠13に対して被写体側から組み込む。その際、カバーリング2dの3カ所のバヨネット片2kを外側枠13に設けられた3カ所の被バヨネット部13bに挿入して回転させることで、カバーリング2dが2群レンズ保持枠2eとともに外側枠13にバヨネット結合される。
ここで、バヨネット片2kは、ばね性を有しているため、バヨネット片2kの付勢力により、外側枠13に対して3群レンズ保持枠2eが光軸方向の像面側に押圧される。これにより、外側枠13に対して3群レンズ保持枠2eを脱落しないように保持することができる。
かかる保持状態においては、3群レンズ保持枠2eの一対の突部2fは、上下方向に配置されて、外側枠13に設けられた調整用凹部13cに対してカバーリング2dと一体に光軸と直交する方向に移動可能に挿入され背面を保持される。また、3群レンズ保持枠2eの一対の突片2gは、外側枠13に設けられた一対の受け部13dにより光軸方向に受け止められる。
そして、3群レンズ保持枠2eの調整穴2fに調整工具(不図示)の軸を挿入して、レンズ鏡筒16の光軸に対して3群レンズ2aの中心を合わせ、この状態で、3群レンズ保持枠2eと外側枠13とを接着等で固定することで偏心調整が完了する。
また、外側枠13には、一対の調整穴2fを結ぶ方向と直交する3群レンズ保持枠2eの径方向外側でシャッタアクチュエータ2i及びNDアクチュエータ2jが3群レンズ2aを挟むように配置される。これにより、スペースを有効に活用でき、レンズ鏡筒16全体の小型化が可能になる。
その後、移動カム環8を繰出し側の組立位相まで繰出し方向に回転させ、この状態で移動カム環8の外周側に1群レンズ保持部5を組み付ける。そして、移動カム環8を一旦収納方向に回転させて繰出し側のメカ端へ移動させ、この状態で1群レンズ保持部5及び移動カム環8の外周側に外筒81を組み込み、レンズ鏡筒16の組立が完了する。
以上説明したように、本実施形態では、3群レンズ保持枠2eの被写体側に固定されたカバーリング2dにより3群レンズ保持枠2eを光軸方向像面側に押圧した状態でカバーリング2dを3群レンズ保持枠2eとともに外側枠13で保持している。
これにより、偏芯調整の際に、3レンズ保持枠2eに対するカバーリング2dの接触位置がズレるのを回避することができ、3群レンズ保持枠2eの外側枠13に対する倒れを防止することができる。この結果、光学敏感度の高い3群レンズ2aを保持する3群レンズ保持部2eの偏芯調整を高精度で行うことができる。
また、本実施形態では、3群レンズ保持枠2eに対するカバーリング2dによる光軸方向像面側へのばねチャージが偏芯調整中も一定であるので、より精度良く偏芯調整を行うことができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
2 3群レンズ保持部
2a 3群レンズ
2d カバーリング
2e 3群レンズ保持枠
2f 調整穴
2m シャッタ
13 外側枠

Claims (8)

  1. レンズを保持するレンズ保持枠と、
    前記レンズ保持枠の被写体側に配置され、前記レンズ保持枠に固定されるカバーリングと、
    前記カバーリングが固定された状態の前記レンズ保持枠が被写体側から組み込まれる外側枠と、を備え、
    前記カバーリングは、前記レンズ保持枠に保持された前記レンズの偏芯調整の際に、前記外側枠に対して前記レンズ保持枠を光軸方向の像面側に押圧した状態で光軸と直交する方向に前記レンズ保持枠と一体に移動可能に保持されることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記カバーリングは、前記レンズ保持枠に対してスナップフィット部により固定されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記カバーリングの外周部には、ばね性を有するバヨネット片が設けられ、
    前記バヨネット片を前記外側枠に対してバヨネット結合することにより、前記外側枠に対して前記レンズ保持枠が光軸方向の像面側に押圧されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記レンズ保持枠の外周部には、前記偏芯調整のための一対の調整穴が径方向に互いに対向して設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記一対の調整穴を結ぶ方向と直交する前記レンズ保持枠の径方向外側には、シャッタアクチュエータ及びNDアクチュエータが前記レンズを間に挟むように配置されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記レンズ保持枠の外周部には、前記外側枠によって光軸方向に受け止められる一対の突片が径方向に互いに対向して設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記カバーリングの中央部の開口径は、前記レンズより小径であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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