JP2001108881A - 光学素子駆動装置および光学機器 - Google Patents

光学素子駆動装置および光学機器

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JP2001108881A JP28699099A JP28699099A JP2001108881A JP 2001108881 A JP2001108881 A JP 2001108881A JP 28699099 A JP28699099 A JP 28699099A JP 28699099 A JP28699099 A JP 28699099A JP 2001108881 A JP2001108881 A JP 2001108881A
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Akihiko Nishide
明彦 西出
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カム筒に形成した片面カムにコロ押えリング
によって光学素子に設けられたコロを押し付けるように
する構成では、部品点数が増加して組立性が悪くなった
りコスト増につながったりする。 【解決手段】 カム筒1を光軸回りで回転させ、このカ
ム筒の内周側に形成された光軸方向を向くカム面により
光学素子4,5,6を光軸方向に駆動する光学素子駆動
装置において、上記カム筒における周方向の所定位相範
囲に光軸方向一方を向く第1のカム面11a,11b,
11cを形成するとともに、上記所定の位相範囲とは異
なる位相範囲に光軸方向他方を向く第2のカム面12
a,12b,12cを形成し、これら第1および第2の
カム面により光学素子を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影装置やプロジ
ェクタ等の光学機器に用いられる光学素子駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ズームレンズは少なくとも2群に構成さ
れたレンズ群をそれぞれ独立に光軸方向へ動かす必要が
ある。この場合、金属製のカム筒を用いればコストが高
くなり、プラスチックモールド成型されたカム筒を用い
ればコストを削減することが可能となる。
【0003】ところが、一般に、レンズ群を保持する保
持枠に設けられるコロ(カム筒に形成されるカム面に当
接するカムフォロア)は、保持枠の外周にコロ軸が光軸
に向くように設けられるので、カム筒においてはカム面
を光軸方向を向くように形成する必要がある。そして、
このようなカム面をプラスチックモールド成型するに
は、型を光軸方向に抜く必要があり、一体成型では光軸
方向一方を向くカム面しか形成できない。
【0004】なお、特開平5−5819号公報には、カ
ム筒とは別にコロ押えリングを設け、カム筒に形成され
たカム面とコロ押えリングに形成されたカム面とを対向
させるとともにコロ押えリングをカム筒のカム面側に付
勢して、両カム面によりコロを挟み込むようにした構成
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報提案の構成では、カム筒以外にコロ押えリングが必要
となり、部品点数が増加して組立性が悪くなったりコス
ト増につながったりするという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、光軸方向一方を向くカ
ム面を光軸方向他方を向くカム面とをプラスチックモー
ルド型の光軸方向2方向抜きによって形成したカム筒を
用いて、部品点数の減少等を図れるようにした光学素子
駆動装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、カム筒を光軸回りで回転させ、この
カム筒の内周側に形成された光軸方向を向くカム面によ
り光学素子を光軸方向に駆動する光学素子駆動装置にお
いて、上記カム筒における周方向の所定位相範囲に光軸
方向一方を向く第1のカム面を形成するとともに、上記
所定位相範囲とは異なる位相範囲(例えば、上記所定位
相範囲に対して90度以下の位相差を有する位相範囲)
に光軸方向他方を向く第2のカム面を形成し、これら第
1および第2のカム面により光学素子を駆動するように
している。なお、光学素子には、上記第1のカム面に当
接する第1のカムフォロアと上記第2のカム面に当接す
る第2のカムフォロアとを設ける。
【0008】これにより、カム筒をプラスチックモール
ド成型する場合に、光軸方向一方に抜く型によって第1
のカム面を、光軸方向他方に抜く型によって第2のカム
面をそれぞれ容易に形成することが可能となる。つま
り、カム筒を光軸方向2方向への型抜きのみによって成
型することが可能となり、製造コストや部品点数の削減
を図ることが可能となる。しかも、両カム面によって光
学素子を光軸方向両側から保持できるため、安定した光
学性能を得ることが可能である。
【0009】なお、カム筒に複数の光学素子をそれぞれ
駆動する第1および第2のカム面の組を光軸方向に複数
形成した場合には、これら複数の組における第1のカム
面の径を光軸方向一方から他方に向かって順に小さく
し、上記複数の組における第2のカム面の径を光軸方向
他方から一方に向かって順に小さくする。
【0010】これにより、上記複数組のカム面を光軸方
向2方向への型抜きによって成型することが可能とな
る。
【0011】ただし、この場合、同じ光学素子を駆動す
る第1のカム面の径と第2のカム面の径とが異なること
があるので、各カムフォロアの軸方向長さを各カム面の
径に合わせて変える必要がある。
【0012】また、本発明においては、カム筒の内周側
における第1のカム面が形成された位相範囲(所定位相
範囲)と第2のカム面が形成された位相範囲との間に、
カムフォロアよりも大きな周方向幅を有して光軸方向に
延び、カム筒における光軸方向端面にて開口する切り込
みを形成するのが好ましい。
【0013】これにより、光学素子に一体形成したカム
フォロアを上記切り込みを通しながら光学素子をカム筒
内に挿入した後、光学素子を回転させることにより、カ
ムフォロアを第1および第2のカム面に当接させること
ができ、カム筒内に光学素子をスムーズに組み込むこと
が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1および図4には、本発明の実
施形態である投射レンズ(光学機器)の構成を示してい
る。この投射レンズは、プロジェクタ(光学機器)に備
えられ、不図示の液晶表示器に表示された画像をスクリ
ーンに拡大投影するものである。なお、図1における光
軸(鎖線で示す)より上側部分と下側部分は互いに90
度位相が異なる断面を示している。
【0015】これらの図において、1はカム環(カム
筒)、2は不図示のプロジェクタ本体等に固定される固
定筒である。固定筒2には、プロジェクタ本体等への固
定部となるフランジ部2bが形成されており、また周方
向90度ごとに光軸方向に延びる直進ガイド溝2aが形
成されている。カム環1はこの固定筒2の外側に回転可
能に取り付けられている。
【0016】3は第1レンズ群、4は第2レンズ群、5
は第3レンズ群、6は第4レンズ群である。16は第2
レンズ群4を保持する2群保持枠であり、その外周には
2つの第1コロ(第1のカムフォロア)16aと2つの
第2コロ(第2のカムフォロア)16bとが周方向90
度ごとに交互に一体形成されている。
【0017】また、17は第3レンズ群5を保持する3
群保持枠であり、その外周には2つの第1コロ(第1の
カムフォロア)17aと2つの第2コロ(第2のカムフ
ォロア)17bとが周方向90度ごとに交互に一体形成
されている。18は第4レンズ群6を保持する4群保持
枠であり、その外周には2つの第1コロ(第1のカムフ
ォロア)18aと2つの第2コロ(第2のカムフォロ
ア)18bとが周方向90度ごとに交互に一体形成され
ている。なお、各レンズ群とこれを保持する保持枠とに
より請求の範囲にいう光学素子が構成される。
【0018】上記第1コロ16a,17a,18aはそ
れぞれ、固定筒2の直進ガイド溝2aを通して、カム筒
1の内周側にプロジェクタ本体方向(光軸方向一方:以
下、単に後方という)を向くように形成された第1カム
面11a,11b,11cに当接する。また、第2コロ
16b,17b,18bはそれぞれ、固定筒2の直進ガ
イド溝2aを通して、カム筒1の内周側にスクリーン方
向(光軸方向他方:以下、単に前方という)を向くよう
に形成された第2カム面12a,12b,12cに当接
する。
【0019】7はカム筒1の外側に取り付けられたフォ
ーカスリングであり、このフォーカスリング7の内周側
には、第1群レンズ3を保持する1群保持枠15が固定
されている。1群保持枠15の外周には雄ヘリコイド1
5aが形成されており、この雄ヘリコイド15aは固定
筒2の内周に形成された雌ヘリコイド(図示せず)に噛
み合っている。
【0020】8はカム筒1の外周に一体形成されたズー
ムギア、9はこのズームギヤ8に駆動力を伝達してカム
筒1を回転駆動するズームモータである。また、10は
フォーカスリング7に駆動力を伝達してこのフォーカス
リング7を回転および光軸方向駆動するフォーカスモー
タである。
【0021】この投射レンズにおいては、第1レンズ群
3はフォーカス系レンズ群であり、フォーカスリング7
が手動もしくはフォーカスモータ10の駆動力によって
回転駆動されると、このフォーカスリング7とともに回
転しながら光軸方向に移動してフォーカシングを行う。
【0022】また、第2レンズ群4、第3レンズ群5お
よび第4レンズ群6はズーム系レンズ群であり、ズーム
モータ9の駆動力によってカム環1が回転駆動される
と、それぞれ第1コロ16a,17a,18aが第1カ
ム面11a,11b,11cによってカム駆動されると
ともに、第2コロ16b,17b,18bが第2カム面
12a,12b,12cによってカム駆動されることに
より、光軸方向へ移動してズーミングを行う。
【0023】つまり、第2レンズ群4は、第1および第
2カム面11a,12aからなるカム面組によって光軸
方向に駆動され、第3レンズ群5は、第1および第2カ
ム面11b,12bからなるカム面組によって光軸方向
に駆動される。また、第3レンズ群5は、第1および第
2カム面11c,12cからなるカム面組によって光軸
方向に駆動される。
【0024】ここで、図2の4面図および図3の周方向
展開図を用いてカム環1の構成について詳しく説明す
る。
【0025】第1カム面11a,11b,11cと第2
カム面12a,12b,12cはそれぞれ、カム環1の
内周側のうち、互いに90度位相差を持った異なる位相
範囲に形成されている。第1カム面11a,11b,1
1cは、この逆の順に、すなわち後側から前側への順に
径が小さくなっている。一方、第2カム面12a,12
b,12cは、この順に、すなわち前側から後側への順
に径が小さくなっている。
【0026】このような形状を有するカム環1は、光軸
方向2方向にスライドする型(図示せず)を用いてプラ
スチックモールド成型される。つまり、後方にスライド
する型によって第1カム面11a,11b,11cが形
成され、前方にスライドする型によって第2カム面12
a,12b,12cが形成される。
【0027】このように、型のスライド方向に応じてカ
ム面に径差を設けることで、カム環1の内周側に複数の
カム面さらにはカム環1全体を、上記型の光軸方向2方
向スライドのみによって形成することができる。
【0028】そして、本実施形態では、各カム面の径に
応じて、第1コロ16a,17a,18aおよび第2コ
ロ16b,17b,18bの軸方向長さを変えている。
【0029】また、カム環1の内周側における第1カム
面11a,11b,11cが形成された位相範囲と第2
カム面12a,12b,12cが形成された位相範囲と
の間には、上記第1および第2コロの径よりも大きな周
方向幅を有するとともに、最大径を有する第1カム面1
1c,12aの外周以上の切り込み径を有して光軸方向
に延び、カム筒1の光軸方向端面にて開口する溝状の切
り込み13が形成されている。
【0030】ただし、第1カム面11a,11b,11
cのうち最小径を有する第1カム面11aの周方向一端
部分は、4本の切り込み13のうち2本の切り込み13
内まで延長形成されている。
【0031】次に、本投射レンズの組み立て手順につい
て図4を参照しつつ説明する。まず、固定筒2のに形成
された直進ガイド溝2aに各保持枠16,17,18に
設けられたコロ16a,16b,17a,17b,18
a,18bを後方から挿入し、各保持枠16,17,1
8を固定筒2内に組み込む。
【0032】次に、カム環1を固定筒2の外側に前方か
ら組み付ける。このとき、カム環1に形成された4本の
切り込み13内に固定筒2の直進ガイド溝2aから外側
に突出している各コロが挿入されるようにする。こうし
て、カム環1に対して、2群保持枠16をコロ16a,
16bがそれぞれ第1カム面11aおよび第2カム面1
2aの周方向端部に隣接する位置に位置させ、3群保持
枠17をコロ17a,17bがそれぞれ第1カム面11
bおよび第2カム面12bの周方向端部に隣接する位置
に位置させ、さらに、4群保持枠18をコロ18a,1
8bがそれぞれ第1カム面11cおよび第2カム面12
cの周方向端部に隣接する位置に位置させる。そして、
カム環1を固定筒2に対して適量回転させて、各コロを
各カム面に当接させる。
【0033】このとき、ワイド端状態の各レンズ群が最
も接近している位置関係よりも多少ガタをもたせた状態
で突き当てる形状にしておいて各群同士の光軸方向の位
置をラフに決めることと、2群保持枠16に設けられた
第1コロ16aを切り込み13内まで延長形成された第
1カム面11aに突き当ててガイドすることで、各コロ
をスムーズに第1および第2カム面に当接させることが
できる。。
【0034】なお、カム筒1を固定筒2に対して回転さ
せる際には、スラスト方向についてカム筒1と固定筒2
との位置決めを行っておくとともに、回転方向について
ストッパービス等で回転範囲を規制してコロがカム面か
ら外れるのを防止しておくのがよい。
【0035】こうしてカム筒1を固定筒2の外側に組み
込んだ後、フォーカスリング7と固定筒2とをヘリコイ
ド結合させながら組み付ける。そして、カム環1に一体
形成されたズームギア8にズームモータ9を噛み合わせ
るとともに、フォーカスリング7のギヤ部にフォーカス
モータ10を噛み合わせる。
【0036】以上のように組み立てられた投射レンズで
は、カム環1をズームモータ9からの駆動力もしくは不
図示のズームリングからの手動操作力により固定筒2の
回りで回転させることにより、第2レンズ群〜第4レン
ズ群4,5,6がカム面に沿って光軸方向に移動し、ズ
ーミングが行われる。
【0037】この際、第1および第2カム面間の光軸方
向距離は、これらに当接するコロがロックされて動かな
くなることを避けるために、コロ径に対して若干大きな
寸法とするが、寸法精度を上げてコロとカム間のガタを
極力減らすことで、より光学性能に優れた投射レンズを
実現することができる。
【0038】一方、フォーカスリング7をフォーカスモ
ータ10からの駆動力もしくはフォーカスリング7の手
動操作力により固定筒2の回りで回転させることによ
り、第1レンズ群3が回転しながら光軸方向に進退し、
フォーカシングが行われる。この際、フォーカスリング
7の回転範囲をストッパービス等で規制して、フォーカ
スリング7が固定筒2から外れるのを防止するのがよ
い。
【0039】なお、上記実施形態では、カム環1の回転
によってズーム系レンズ群3が駆動される場合について
説明したが、同様のカム環構成をフォーカス系レンズ群
の駆動に用いてもよい。この場合、カム環をフォーカス
ギアやフォーカスリングとして兼用すれば部品点数を増
やすことにはならないので、ヘリコイド加工が困難な場
合に有効な手段となる。
【0040】また、上記実施形態では、カム環1の4つ
の位相範囲にカム面を形成した場合について説明した
が、カム環の回転角が少なくてもよいような場合には、
さらに多数の位相範囲にカム面を形成するようにしても
よい。
【0041】また、上記実施形態では、カム環1に3組
のカム面を形成した場合について説明したが、本発明の
カム筒に形成するカム面組の数はこれに限られるもので
はなく、1組でも、2組でも、4組以上でもよい。
【0042】また、上記実施形態では、プロジェクタに
用いられる投射レンズについて説明したが、本発明は、
ビデオカメラやスチルカメラ等の各種光学機器における
光学素子の駆動機構に用いることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カム筒における周方向の所定の位相範囲に光軸方向一方
を向く第1のカム面を形成するとともに、上記所定の位
相範囲とは異なる位相範囲(例えば、上記所定の位相範
囲に対して90度以下の位相差を有する位相範囲)に光
軸方向他方を向く第2のカム面を形成し、これら第1お
よび第2のカム面により光学素子を駆動するようにして
いるので、カム筒をプラスチックモールド成型する場合
に、光軸方向一方に抜く型によって第1のカム面を、光
軸方向他方に抜く型によって第2のカム面をそれぞれ容
易に形成することができる。つまり、カム筒を光軸方向
2方向への型抜きのみによって成型することが可能とな
り、製造コストや部品点数の削減を図ることができる。
しかも、両カム面によって光学素子を光軸方向両側から
保持できるため、安定した光学性能を得ることができ
る。
【0044】また、カム筒に複数の光学素子をそれぞれ
駆動する第1および第2のカム面の組を光軸方向に複数
形成する場合には、これら複数の組における第1のカム
面の径を光軸方向一方から他方に向かって順に小さく
し、上記複数の組における第2のカム面の径を光軸方向
他方から一方に向かって順に小さくすることで、上記複
数組のカム面を光軸方向2方向への型抜きによって成型
することができる。
【0045】さらに、カム筒の内周側における第1のカ
ム面が形成された位相範囲と第2のカム面が形成された
位相範囲との間に、光学素子に設けられたカムフォロア
よりも大きな幅を有して光軸方向に延び、カム筒におけ
る光軸方向端面にて開口する切り込みを形成するのが好
ましい。
【0046】これにより、光学素子に一体形成等したカ
ムフォロアを上記切り込みを通しながら光学素子をカム
筒内に挿入した後、光学素子を回転させることにより、
カムフォロアを第1および第2のカム面に当接させるこ
とができ、カム筒内に光学素子をスムーズに組み込むこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である投射レンズの全体構成
を示す断面図。
【図2】上記投射レンズに用いられるカム筒の4面図。
【図3】上記カム筒の展開図。
【図4】上記投射レンズの分解斜視図。
【符号の説明】
1 カム環 2 固定筒 4 第2レンズ群 5 第3レンズ群 6 第4レンズ群 11a,11b,11c 第1カム面 12a,12b,12c 第2カム面 13 切り込み 16,17,18 保持枠 16a,16b,17a,17b,18a,18b コ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カム筒を光軸回りで回転させ、このカム
    筒の内周側に形成された光軸方向を向くカム面により光
    学素子を光軸方向に駆動する光学素子駆動装置におい
    て、 前記カム筒における周方向の所定位相範囲に光軸方向一
    方を向く第1のカム面を形成するとともに、前記所定位
    相範囲とは異なる位相範囲に光軸方向他方を向く第2の
    カム面を形成し、これら第1および第2のカム面により
    前記光学素子を駆動することを特徴とする光学素子駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 前記光学素子に、前記第1のカム面に当
    接する第1のカムフォロアと前記第2のカム面に当接す
    る第2のカムフォロアとを設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の光学素子駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記カム筒に複数の光学素子をそれぞれ
    駆動する前記第1および第2のカム面の組が光軸方向に
    複数形成されており、 前記複数の組における第1のカム面の径が前記光軸方向
    一方から他方に向かって順に小さくなり、前記複数の組
    における第2のカム面の径が前記光軸方向他方から一方
    に向かって順に小さくなることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の光学素子駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の光学素子のそれぞれに、前記
    第1のカム面に当接する第1のカムフォロアと前記第2
    のカム面に当接する第2のカムフォロアとが設けられて
    おり、 前記複数の光学素子における前記第1および第2のカム
    フォロアの長さを、これらカムフォロアが当接するカム
    面の径に合わせて変えたことを特徴とする請求項3に記
    載の光学素子駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のカム面と前記第2のカム面と
    が互いに前記カム筒における90度以下の位相差を有す
    る位相範囲にそれぞれ形成されていることを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載の光学素子駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記カム筒の内周側における前記第1の
    カム面が形成された位相範囲と前記第2のカム面が形成
    された位相範囲との間に、前記カムフォロアよりも大き
    な周方向幅を有して光軸方向に延び、前記カム筒におけ
    る光軸方向端面にて開口する切り込みが形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の光学素子駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記切り込みが前記カム筒における前記
    光軸方向一方の端面にて開口しており、 前記切り込み内まで前記第1のカム面が延長形成されて
    いることを特徴とする請求項6に記載の光学素子駆動装
    置。
  8. 【請求項8】 前記光学素子がズーム系のレンズ群およ
    びフォーカス系のレンズ群のうち少なくとも一方である
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の光
    学素子駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記カム筒をプラスチックモールド成型
    したことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載
    の光学素子駆動装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の光
    学素子駆動装置を備えたことを特徴とする光学機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002350705A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Olympus Optical Co Ltd レンズ鏡筒
JP2009036874A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Chinontec Kk カム筒、レンズ鏡筒および光学機器

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