JP2001182894A - 強制循環型空温式液化ガス気化装置及び液化ガスの気化方法 - Google Patents

強制循環型空温式液化ガス気化装置及び液化ガスの気化方法

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JP2001182894A
JP2001182894A JP36660699A JP36660699A JP2001182894A JP 2001182894 A JP2001182894 A JP 2001182894A JP 36660699 A JP36660699 A JP 36660699A JP 36660699 A JP36660699 A JP 36660699A JP 2001182894 A JP2001182894 A JP 2001182894A
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air
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temperature
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JP36660699A
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English (en)
Inventor
Toshihide Takeuchi
敏秀 武内
Koji Goto
浩二 五藤
Takashi Takekawa
隆 建川
Toshiharu Hayashi
俊治 林
Masashi Miura
真史 三浦
Hiromasa Ariga
博政 有賀
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Saibu Gas Co Ltd
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Original Assignee
Saibu Gas Co Ltd
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒーティングタワー42は外気温の制約があ
り、予備ヒータ45を使用する機会が多く、ランニング
コストが高くなる。また、現状のままで大気熱を更に有
効利用しようとすればヒーティングタワー45の伝熱面
積が格段に大きくなり設備費が高くなる。 【解決手段】 本発明の液化ガス気化装置10は、LN
Gが流れる蒸発管11と、この蒸発管11を気密に囲む
ハウジング12と、このハウジング12内の空気を蒸発
管11の上流側と下流側との間で循環させる送風機13
と、この送風機13を介して蒸発管11の上流側から下
流側へ戻る低温化した空気を大気熱を得たブラインBを
用いて加熱する第1の加熱手段14と、第1の加熱手段
14による加熱空気を介して気化して蒸発管11からハ
ウジング12外へ流出するガスを温水を用いて加熱する
第2の加熱手段15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化天然ガス(L
NG)、液化石油ガス(LPG)、液体窒素、液体酸素
等の液化ガスを空気を熱源として気化する強制循環型空
温式液化ガス気化装置及び液化ガスの気化方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の液化ガス気化システムとしては例
えば空気を熱源とする自然通風や強制通風の空温式のも
のや温水を熱源とする温水式のものが知られ、LNG、
LPG、液体窒素、液体酸素等の液化ガスのサテライト
設備等に設置されている。そこで、LNGサテライト設
備に設置されている通風型空温式液化ガス気化システム
及び温水式液化ガス気化システムを例に挙げて説明す
る。通風型空温式液化ガス気化システムは、自然通風
(空気の対流)により空気の保有熱を熱源としてフィン
付き蒸発管内を流れるLNGを蒸発させる方式である。
また、温水式液化ガス気化システムは、例えばLNGの
蒸発管が浸漬された温水槽内に温水を循環させ、循環温
水を熱源として蒸発管内を流れるLNGを気化する方式
である。この温水式液化ガス気化システムは、設備費が
比較的安価である一方、温水を製造するため熱源が必要
となりランニングコストが高くなる。
【0003】ところが、通風型空温式液化ガス気化シス
テムは、例えば、LNGのフィン付き蒸発管と、この蒸
発管を囲むハウジングと、このハウジングの天井に配設
されたファンとを備え、ハウジング内でファンによって
空気の上昇流を作り、この空気がフィン付き蒸発管を通
過する間に蒸発管内のLNGとの熱交換によりLNGが
気化し、天然ガス(NG)を得るようにしたものであ
る。この通風型空温式液化ガス気化システムはランニン
グコストが安価であるため、広く普及している。
【0004】上記通風型空温式液化ガス気化システムの
場合には、稼働中に空気中に含まれている水蒸気がフィ
ン付き蒸発管に着霜、氷結し、更にこれらが成長するた
め、フィン付き蒸発管の伝熱効率が漸減し、ひいてはフ
ィン付き蒸発管のフィン間の隙間が着氷で埋まって伝熱
面積が激減する。そこで、従来から予備の気化器を準備
しておき、蒸発管が着氷により伝熱効率が低下した時に
は、その時点でLNG供給ラインを予備器側に切り換
え、予備器を運転している間に着氷した蒸発管に散水し
て解氷し、次のLNG供給ラインの切り換え時点まで待
機させ、2基または複数の予備器を交互に切り換えて使
用している。このように従来の空温式液化ガス気化シス
テムの場合には、上述したように予備の気化器が必要で
あるばかりでなく、解氷設備(例えば、散水設備、排水
溝等)まで必要になり、結果的に設備費が高価なものに
なっていた。
【0005】そこで、本出願人は特開平11−2946
94号公報において例えば図2に示す強制循環型空温式
液化ガス気化装置(以下、単に「液化ガス気化装置」と
称す。)を提案し、設備費の低減を図った。図2に示す
液化ガス気化装置は例えば都市ガス製造するためにLN
Gを気化する装置として用いられ、LNGの気化熱源と
しては主として大気の保有熱(以下、「大気熱」と称
す。)を利用している。例えばLNGは蒸発管1を流れ
る間にハウジング2内で蒸発管1の上流側と下流側を送
風機3を介して循環する空気によって加熱されて気化す
る。ハウジング2内を循環する空気は加熱手段4によっ
て加熱され、常に一定の温度の空気を蒸発管1の上流側
へ供給する。加熱手段4は、空気加熱器41、ヒーティ
ングタワー42、ブラインタンク43、ポンプ44、予
備ヒータ45及び循環配管46を備え、循環配管46を
ブラインが循環する。ヒーティングタワー42では空気
加熱器41から還流する低温化したブラインと大気との
間の熱交換で元の温度に戻し、ポンプ44を介して空気
加熱器41へ戻す。ヒーティングタワー42においてブ
ラインが得た大気熱量が足りない時には予備ヒータ45
において不足熱量を補充する。従って、蒸発管1内のL
NGを気化するためにハウジング2内を循環する空気は
多少の水分を含んでいてもそれ以上増えることはなく従
来のように蒸発管1表面で着氷が成長することがなく、
予備の気化器が不要である。しかも、LNGの気化熱源
は大気熱量を得たブラインからハウジング2内の循環空
気に付与される。
【0006】上記液化ガス気化装置の場合には省エネル
ギーの観点から、ブラインの加熱源として主としてヒー
ティングタワー44を使用し、−160℃のLNGを気
化し、気化したNGの温度を都市ガスの調製に必要な温
度(通常0℃以上)まで加熱している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人が提案した液化ガス気化装置の場合には、例えば都市
ガス調製用のNGを得るために主としてヒーティングタ
ワー42を使用するようにしているが、ヒーティングタ
ワー42は大気温度の制約があるため、予備ヒータ45
を使用する機会が多く、ランニングコストが高くなると
いう課題があった。また、現状のままで大気熱を更に有
効利用しようとすれば大気とブラインの温度が接近しヒ
ーティングタワー45の伝熱面積が格段に大きくなり設
備費が高くなるという課題があった。仮に、ヒーティン
グタワー45の伝熱面積を最適設計したとしても都市ガ
ス調製用のNGとして供給するには、前述したようにN
Gの蒸発管出口温度として少なくとも0℃を確保する必
要がある。そのためには加熱空気(ハウジング内の空
気)の温度としてはNGの蒸発管出口温度よりも少なく
とも5℃高い+5℃に、空気加熱器41へ供給するブラ
イン温度としては加熱空気よりも少なくとも10℃高い
+15℃に設定しなくてはならないため、大気温度とし
てはブライン温度よりも少なくとも更に10℃高い+2
5℃を確保する必要がある。しかし、現実には大気温度
が+25℃に達する期間は年間を通じて夏季の短い期間
に制限され、殆どの期間ではヒーティングタワー42は
機能せず大気熱を殆ど利用することができず、予備ヒー
タ46に頼らざるを得ず、燃料費等のランニングコスト
が高くなりがちであった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、厳寒期以外は年間を通じて大気熱を有効に
利用することができ、ひいてはランニングコストを低減
することができる強制循環型空温式液化ガス気化装置及
び液化ガスの気化方法を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の強制循環型空温式液化ガス気化装置は、液化ガスが流
れる蒸発管と、この蒸発管を気密に囲むハウジングと、
このハウジング内の空気を循環させる送風機と、この送
風機を介して循環する途中で上記蒸発管と接触して低温
化した空気を大気の保有熱を得た低温熱媒体を用いて加
熱する第1の加熱手段と、第1の加熱手段による加熱空
気を介して気化して上記蒸発管から上記ハウジング外へ
流出したガスを高温熱媒体を用いて加熱する第2の加熱
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の強制循環
型空温式液化ガス気化装置は、液化ガスが流れる蒸発管
と、この蒸発管を気密に囲むハウジングと、このハウジ
ング内の空気を上記蒸発管の上流側と下流側との間で循
環させる送風機と、この送風機を介して上記蒸発管の上
流側から下流側へ戻る低温化した空気を大気の保有熱を
得た低温熱媒体を用いて加熱する第1の加熱手段と、第
1の加熱手段による加熱空気を介して気化して上記蒸発
管から上記ハウジング外へ流出したガスを高温熱媒体を
用いて加熱する第2の加熱手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0011】また、本発明の請求項3に記載の強制循環
型空温式液化ガス気化装置は、液化ガスが流れる蒸発管
と、この蒸発管を気密に囲むハウジングと、このハウジ
ングに両端が連結されたダクトと、このダクトを介して
上記ハウジング内の空気を循環させる送風機と、この送
風機を介して上記ダクトから蒸気ハウジング内へ戻る低
温化した空気を大気の保有熱を得た低温熱媒体を用いて
加熱する第1の加熱手段と、第1の加熱手段による加熱
空気を介して気化して上記蒸発管から上記ハウジング外
へ流出したガスを高温熱媒体を用いて加熱する第2の加
熱手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項4に記載の強制循環
型空温式液化ガス気化装置は、請求項1〜請求項3のい
ずれか1項に記載の発明において、第1の加熱手段は、
上記ハウジング内に配置された空気加熱器と、この空気
加熱器を上記低温熱媒体が循環する第1の循環配管と、
第1の循環配管に従って上記低温熱媒体を循環させる第
1のポンプと、第1のポンプを介して上記空気加熱器か
ら戻る上記低温熱媒体を大気の保有熱を用いて加熱する
低温熱媒体加熱器とを有し、第2の加熱手段は、上記気
化ガスを加熱するガス加熱器と、このガス加熱器を上記
高温熱媒体が循環する第2の循環配管と、第2の循環配
管に従って上記高温熱媒体を循環させる第2のポンプ
と、第2のポンプを介して上記ガス加熱器から戻る高温
熱媒体を加熱する高温熱媒体加熱器とを有することを特
徴とするものである。
【0013】また、本発明の請求項5に記載の強制循環
型空温式液化ガス気化装置は、請求項4に記載の発明に
おいて、第1の循環配管に上記低温熱媒体を加熱する第
2の低温熱媒体加熱器を設けると共に第2の低温熱媒体
加熱器に第2の循環配管を介在させ、第2の循環配管を
流れる上記高温熱媒体を用いて上記低温熱媒体を加熱す
ることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の請求項6に記載の液化ガス
の気化方法は、蒸発管を気密に囲むハウジング内の空気
を循環させ、この空気により蒸発管の内側を流れる液化
ガスを加熱して気化した後、上記蒸発管から上記ハウジ
ング外へ流出したガスを高温熱媒体を用いて加熱する一
方、上記液化ガスの加熱により低温化した上記ハウジン
グ内の空気を大気の保有熱を得た低温熱媒体を用いて加
熱することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2に示す実施形
態に基づいて本発明を説明する。尚、各図中、図1は本
発明の一実施形態の液化ガス気化装置の全体を示すフロ
ー図、図2は本発明の他の実施形態を示す図1に相当す
る図である。本実施形態の液化ガス気化装置10は、図
1に示すように、液化ガス(例えば、LNG)が流れる
フィン付き蒸発管11と、この蒸発管11全体を気密を
保持して囲むハウジング12と、このハウジング12内
の空気を蒸発管11の上流側と下流側との間で循環させ
る送風機13と、この送風機13を介して蒸発管11の
上流側から下流側へ戻る低温化した空気を後述のように
して大気熱を得た低温熱媒体(以下、「ブライン」と称
す。)を用いて加熱する第1の加熱手段14と、第1の
加熱手段14による加熱空気を介して気化して蒸発管1
1からハウジング12外へ流出したNGを高温熱媒体
(例えば、温水)を用いて加熱する第2の加熱手段15
とを備え、第1、第2の加熱手段14、15を用いてL
NGを二段階で加熱するようにしている。従って、ハウ
ジング12内では循環空気により蒸発管11内のLNG
を加熱して気化させ、これにより低温化した空気を第1
の加熱手段14を介して元の温度に戻し、連続的にLN
Gを気化して従来よりも温度の低いNGを製造する。蒸
発管11を流出したNGは供給配管16を経由して次工
程の都市ガス調製部へ供給されるが、供給配管16の途
中で第1の加熱手段15によって都市ガス調製用の温度
まで加熱される。
【0016】第1の加熱手段14は、ハウジング12内
に配置された熱交換器からなる空気ヒータ141と、こ
の空気ヒータ141の伝熱管141Aに接続されてブラ
インBが循環する第1の循環配管142と、第1の循環
配管142に従ってブラインBを循環させる第1のポン
プ143と、第1のポンプ143を介して空気ヒータ1
41から戻る温度低下したブラインBを加熱するヒーテ
ィングタワー144と、ブラインBを一時的に溜めるブ
ラインタンク145とを有し、従来よりも低温のNGを
製造するようにしている。これによりヒーティングタワ
ー144の負荷を軽減し、厳寒期(例えば、大気温度が
5℃前後の冬季)等を除き、年間の殆どの期間でヒーテ
ィングタワー144のみで所定温度のNGが得られるよ
うになっている。ヒーティングタワー144は、フィン
付き伝熱管144Aと、送風機144Bとを有し、送風
機144Bから伝熱管144Aに向けて大気を通し、大
気熱により伝熱管144A内を流れるブラインBを加熱
する。従って、低温熱媒体であるブラインBが空気ヒー
タ141においてハウジング12内の循環空気との熱交
換により冷却されてもこのブラインBはブラインヒータ
144を介して空気ヒータ141で要求される温度まで
加熱される。
【0017】第2の加熱手段15は、蒸発管11から流
出したNGを加熱するガスヒータ151と、このガスヒ
ータ151の伝熱管151Aに接続されて温水Wが循環
する第2の循環配管152と、第2の循環配管152に
従って温水Wを循環させる第2のポンプ153と、第2
のポンプ153を介してガスヒータ151から温水タン
ク154を経由して戻る温度低下した温水Wを加熱する
温水ボイラ155とを有し、第1の加熱手段14の能力
を補足する。ガスヒータ151は供給配管16の途中に
介在し、NGがシェル側を流れる間に伝熱管151A内
を流れる温水との間で熱交換し都市ガス調製用のNG温
度まで加熱する。
【0018】また、第1の循環配管142にはブライン
Bを加熱するブラインヒータ146が設けられ、このブ
ラインヒータ146は基本的にはヒーティングタワー1
44だけでは大気熱量が足りない冬季等の厳寒期に限り
機能し、空気ヒータ141においてLNGを気化して確
実に所定の温度まで加熱するようにしてある。このブラ
インヒータ146の加熱源として第2の加熱手段15の
温水Wが用いられる。即ち、ブラインヒータ146の伝
熱管146Aには第2の循環配管152から分岐した分
岐管152Aが接続され、必要に応じて分岐管152A
を介してブラインヒータ146へ温水Wが循環し、ヒー
ティングタワー144では足りない熱量を補充して所期
のブライン温度を確保する。
【0019】次に、動作について説明する。例えば−1
60℃のLNGが所定流量でフィン付き蒸発管11内に
流入する。ハウジング12内では空気ヒータ141によ
って所定温度まで加熱された空気が送風機13を介して
蒸発管11の上流側を下降流で流れ、この間に蒸発管1
1内のLNGとの間で熱交換して温度が低下する。温度
低下した空気は下部空間を経由して蒸発管11の上流側
を上昇流で流れ、この間に蒸発管11内のLNGとの間
で熱交換して温度が更に急激に低下する。この際、蒸発
管11の上流側半分を通過する空気は下流側で冷却され
ているが、蒸発管11の上流側半分は極低温であるた
め、下流側から来る冷却空気との温度差は依然として極
めて大きいため、蒸発管11の上流側半分を効果的に加
熱し、LNGの気化を促進することができ、蒸発管11
内のLNGは従来よりも温度が低い所定温度のNGとな
って蒸発管11から流出する。
【0020】一方、空気ヒータ141において温度低下
したブラインは第1のポンプ143の働きで第1の循環
配管142を流れ、ヒーティングタワー144において
大気との熱交換で空気ヒータ141で要求される温度ま
で加熱され、ブラインタンク145及びブラインヒータ
146を経由して空気ヒータ141を循環し、ブライン
Bとハウジング12内の空気との熱交換で循環空気を所
定温度まで加熱する。ブラインヒータ146は基本的に
は冬季等の厳寒期に働き、その他の殆どの期間で停止し
ている。厳寒期等のように大気温度が低い場合にはヒー
ティングタワー144では必要な熱量を賄いきれないた
め、ブラインヒータ146が作動してヒーティングタワ
ー144の不足熱量を補充する。また、蒸発管11から
流出したNGは従来よりも温度が低く設定されているた
め、ガスヒータ151によってNGを都市ガス調製に要
求される温度まで加熱する。しかし、この時のガスヒー
タ151で必要とされる熱量は既にガス化したNGの温
度上昇熱のため、空気ヒータ141で必要とされる熱量
と比較すれば格段に少ない熱量(例えば空気ヒータで要
求される熱量の1/20程度)で済ませることができ
る。
【0021】更に具体的に説明すると、前述したように
蒸発管11から流出するNGの温度と大気温度との間に
は少なくとも25℃の温度差が必要である。例えば、大
気温度が10℃までヒーティングタワー144を使用で
きるようにするためには、ブライン温度を大気温度より
も10℃低い0℃に設定し、ハウジング12内の下流側
の蒸発管11に達する前の空気の温度をブライン温度よ
りも10℃低い−10℃に設定するれば、−15℃のN
Gとして蒸発管11から流出するようにすれば良い。従
って、蒸発管11から流出するNG温度を−15℃に設
定すれば、大気温度が10℃でもヒーティングタワー1
44だけでLNGからNGを製造することができる。し
かし、このままではNGを都市ガス調製用として使用す
ることができないため、第2加熱手段15を用いて都市
ガス調製用として必要な温度、例えば0℃まで加熱す
る。
【0022】ところで、−160℃のLNGを気化して
0℃のNGを得るために必要とされる熱量は200kc
al/kg・LNGである。そして、空気ヒータ144
によって−160℃のLNGから−15℃のNGを得る
ためには192kcal/kg・LNGの熱量が必要と
なり、−15℃のNGから0℃のNGを得るためには8
kcal/kg・LNGの熱量で済ませることができ
る。従って、大気温度が10℃を超える年間の殆どの期
間では第1の加熱手段14はヒーティングタワー144
でLNGの気化に必要は熱量を賄うことができ、年間を
通じて作動する第2の加熱手段15では極めて僅かの熱
量しか消費されない。
【0023】以上説明したように本実施形態によれば、
LNGが流れる蒸発管11と、この蒸発管11を気密に
囲むハウジング12と、このハウジング12内の空気を
蒸発管11の上流側と下流側との間で循環させる送風機
13と、この送風機13を介して蒸発管11の上流側か
ら下流側へ戻る低温化した空気を大気熱を得たブライン
Bを用いて加熱する第1の加熱手段14と、第1の加熱
手段14による加熱空気を介して気化して蒸発管11か
らハウジング12外へ流出するガスを温水を用いて加熱
する第2の加熱手段15とを備え、ハウジング12内の
空気を送風機13を介して循環させ、この空気を介して
蒸発管11の内側を流れるLNGを加熱して気化した
後、蒸発管11からハウジング12外へ流出したガスを
第2の加熱手段15を用いて加熱する一方、LNGの加
熱により温度が低下したハウジング内の循環空気を大気
熱を利用した第1の加熱手段14を用いて加熱するよう
にしたため、第1の加熱手段14で要求される大気熱量
を軽減することができ、厳寒期を除く殆どの期間で大気
熱量を有効利用して第1の加熱手段14のヒーティング
タワー144を稼働することができ、ひいてはランニン
グコストを格段に軽減することができる。また、第2の
加熱手段15を用いて第1の加熱手段14の負荷を軽減
したため、大気熱量を取り込む手段としてのヒーティン
グタワー144の負荷を軽減することができ、もってヒ
ーティングタワー144をコンパクト化することができ
る。更に、厳寒期になれば、ブラインヒータ146を用
いることで第1の加熱手段14の能力を確実に維持する
ことができる。本実施形態では年間を通じて第2の加熱
手段15が稼働するが、ここで消費される熱量は極めて
僅かであるため、従来のように25℃以下になると大気
熱を有効利用することができず、予備ヒータに頼らざる
を得ない場合と比較してランニングコストは格段に低減
する。
【0024】また、図2は本発明の他の実施形態を示す
図で、図1に示す液化ガス気化装置10と同一または相
当部分には同一符号を附して本実施形態の液化ガス気化
装置について説明する。本実施形態では第1、第2の加
熱手段14、15は図1に示すものと同様に構成され、
LNGを気化する部分のみが図1に示すものと相違して
いる。そこで、相違点のみを説明する。図2に示すよう
に、ハウジング12の側面の上部と下部にはダクト17
の上下両端がそれぞれ気密に連結され、ダクト17とハ
ウジング12は互いに連通している。このダクト17内
の下部には送風機13が配置され、この送風機13を介
してハウジング12及びダクト17内の空気が図2の矢
印で示すように循環する。また、ハウジング12内の上
部空間には第1の加熱手段14の空気ヒータ141が蒸
発管11の上面全体を被って配置され、この空気ヒータ
141を介してダクト17から戻る循環空気を加熱す
る。
【0025】従って、循環空気は空気ヒータ141で加
熱され後ハウジング12内を下降流で流れ、この間に蒸
発管11内のLNGを気化させ、循環空気自体は冷却さ
れる。冷却された循環空気はハウジング12の下部空間
及びダクト17を経由してハウジング12内の上部空間
に流入し、再び空気ヒータ141を介して冷却前の元の
温度まで加熱される。本実施形態においても上記実施形
態と同様の作用効果を期することができる。
【0026】尚、本発明は上記実施形態に何等制限され
るものではなく、大気熱を利用して液化ガスを気化する
システムにおいて、大気熱を利用した第1の加熱手段を
用いて液化ガスを一旦気化し、引き続き第2の加熱手段
で第1の加熱手段の加熱能力を補充するようにした強制
循環型空温式液化ガス気化装置及び液化ガスの気化方法
であれば、本発明に包含される。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項6に記載の発
明によれば、厳寒期以外は年間を通じて大気熱を有効に
利用することができ、ひいてはランニングコストを低減
することができる強制循環型空温式液化ガス気化装置及
び液化ガスの気化方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の液化ガス気化装置の全体
を示すフロー図である。
【図2】本発明の他の実施形態の液化ガス気化装置の全
体を示すフロー図である。
【図3】従来の液化ガス気化装置の全体を示すフロー図
である。
【符号の説明】
10 液化ガス気化装置 11 蒸発管 12 ハウジング 13 送風機 14 第1の加熱手段 15 第2の加熱手段 17 ダクト 141 空気ヒータ(空気加熱器) 142 第1の循環配管 143 第1のポンプ 144 ヒーティングタワー(低温熱媒体加熱器) 146 ブラインヒータ(第2の低温熱媒体加熱器) 151 ガスヒータ(ガス加熱器) 152 第2の循環配管 153 第2のポンプ 155 温水ヒータ(高温熱媒体加熱器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五藤 浩二 福岡県福岡市博多区千代1丁目17番1号 西部瓦斯株式会社内 (72)発明者 建川 隆 福岡県福岡市博多区千代1丁目17番1号 西部瓦斯株式会社内 (72)発明者 林 俊治 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目3 番1号 三菱化工機株式会社内 (72)発明者 三浦 真史 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目3 番1号 三菱化工機株式会社内 (72)発明者 有賀 博政 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目3 番1号 三菱化工機株式会社内 Fターム(参考) 3E072 GA30 3E073 DB06 DC13 DC31

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化ガスが流れる蒸発管と、この蒸発管
    を気密に囲むハウジングと、このハウジング内の空気を
    循環させる送風機と、この送風機を介して循環する途中
    で上記蒸発管と接触して低温化した空気を大気の保有熱
    を得た低温熱媒体を用いて加熱する第1の加熱手段と、
    第1の加熱手段による加熱空気を介して気化して上記蒸
    発管から上記ハウジング外へ流出したガスを高温熱媒体
    を用いて加熱する第2の加熱手段とを備えたことを特徴
    とする強制循環型空温式液化ガス気化装置。
  2. 【請求項2】 液化ガスが流れる蒸発管と、この蒸発管
    を気密に囲むハウジングと、このハウジング内の空気を
    上記蒸発管の上流側と下流側との間で循環させる送風機
    と、この送風機を介して上記蒸発管の上流側から下流側
    へ戻る低温化した空気を大気の保有熱を得た低温熱媒体
    を用いて加熱する第1の加熱手段と、第1の加熱手段に
    よる加熱空気を介して気化して上記蒸発管から上記ハウ
    ジング外へ流出したガスを高温熱媒体を用いて加熱する
    第2の加熱手段とを備えたことを特徴とする強制循環型
    空温式液化ガス気化装置。
  3. 【請求項3】 液化ガスが流れる蒸発管と、この蒸発管
    を気密に囲むハウジングと、このハウジングに両端が連
    結されたダクトと、このダクトを介して上記ハウジング
    内の空気を循環させる送風機と、この送風機を介して上
    記ダクトから蒸気ハウジング内へ戻る低温化した空気を
    大気の保有熱を得た低温熱媒体を用いて加熱する第1の
    加熱手段と、第1の加熱手段による加熱空気を介して気
    化して上記蒸発管から上記ハウジング外へ流出したガス
    を高温熱媒体を用いて加熱する第2の加熱手段とを備え
    たことを特徴とする強制循環型空温式液化ガス気化装
    置。
  4. 【請求項4】 第1の加熱手段は、上記ハウジング内に
    配置された空気加熱器と、この空気加熱器を上記低温熱
    媒体が循環する第1の循環配管と、第1の循環配管に従
    って上記低温熱媒体を循環させる第1のポンプと、第1
    のポンプを介して上記空気加熱器から戻る上記低温熱媒
    体を大気の保有熱を用いて加熱する低温熱媒体加熱器と
    を有し、第2の加熱手段は、上記気化ガスを加熱するガ
    ス加熱器と、このガス加熱器を上記高温熱媒体が循環す
    る第2の循環配管と、第2の循環配管に従って上記高温
    熱媒体を循環させる第2のポンプと、第2のポンプを介
    して上記ガス加熱器から戻る高温熱媒体を加熱する高温
    熱媒体加熱器とを有することを特徴とする請求項1〜請
    求項3のいずれか1項に記載の強制循環型空温式液化ガ
    ス気化装置。
  5. 【請求項5】 第1の循環配管に上記低温熱媒体を加熱
    する第2の低温熱媒体加熱器を設けると共に第2の低温
    熱媒体加熱器に第2の循環配管を介在させ、第2の循環
    配管を流れる上記高温熱媒体を用いて上記低温熱媒体を
    加熱することを特徴とする請求項4に記載の強制循環型
    空温式液化ガス気化装置。
  6. 【請求項6】 蒸発管を気密に囲むハウジング内の空気
    を循環させ、この空気により蒸発管の内側を流れる液化
    ガスを加熱して気化した後、上記蒸発管から上記ハウジ
    ング外へ流出したガスを高温熱媒体を用いて加熱する一
    方、上記液化ガスの加熱により低温化した上記ハウジン
    グ内の空気を大気の保有熱を得た低温熱媒体を用いて加
    熱することを特徴とする液化ガスの気化方法。
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