JP2001181109A - 光化学活性を有する動物忌避塗料 - Google Patents

光化学活性を有する動物忌避塗料

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JP2001181109A
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animal repellent
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titanium oxide
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Mitsuhiko Asakura
光彦 朝倉
Makoto Emi
眞 江見
Mitsuhiro Matsuda
充弘 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動物忌避機能、脱臭機能、抗菌機能を併せ持
ち、さらに防汚機能、大気の浄化機能に優れ光化学活性
を有する動物忌避塗料を提供する。 【解決手段】 (A)結合剤樹脂、(B)含硫テルペン
並びにS及びOを環員とする6〜8員ヘテロ環化合物の
一方または両方を有効成分とする揮発性動物忌避剤及び
(C)光触媒活性を有する酸化チタンを配合してなり、
PWCが45〜85であることを特徴とする光化学活性
を有する動物忌避塗料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物忌避機能、脱
臭機能、抗菌機能、防汚機能、大気の浄化機能を発揮し
多機能である光化学活性を有する動物忌避塗料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋やビルなどの天井や内壁、床
面などに塗装される塗料には、動物忌避、脱臭、抗菌な
どの機能を同時に有する塗料は皆無であり、脱臭塗料と
しては、鉄化合物、エチレンジアミン四酢酸及びミョウ
バンを含有する塗料、抗菌塗料としては、銀シリカゲル
系抗菌剤を含有する塗料などが知られているが、動物忌
避機能、脱臭機能、抗菌機能を併せ有する塗料について
は、確立していないのが現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、前
記課題を解決し、動物忌避機能、脱臭機能、抗菌機能を
併せ持ち、さらに防汚機能、大気の浄化機能に優れ光化
学活性を有する動物忌避塗料を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討を行った結果、揮発性動物忌避
剤と光触媒活性を有する酸化チタンを有効成分として含
んでなる動物忌避塗料が、有効な動物忌避作用、脱臭作
用、抗菌作用、防汚機能及び大気の浄化作用を示し、簡
便な使用方法で使用でき、持続性を維持することを見出
し、本発明に到達したものである。
【0005】即ち、本発明は、(A)結合剤樹脂、
(B)含硫テルペンまたはS及びOを環員とする6〜8
員ヘテロ環化合物を有効成分とする揮発性動物忌避剤及
び(C)光触媒活性を有する酸化チタンを配合してな
り、PWCが45〜85であることを特徴とする光化学
活性を有する動物忌避塗料である。
【0006】
【発明の実施の形懸】以下、本発明について更に詳細に
説明する。
【0007】本発明の光化学活性を有する動物忌避塗料
は、結合剤樹脂、含硫テルペン並びにS及びOを環員と
する6〜8員ヘテロ環化合物の一方または両方を有効成
分とする揮発性動物忌避剤及び光触媒活性を有する酸化
チタンからなる。
【0008】本発明で用いられる結合剤樹脂は、アクリ
ル樹脂系や、酢酸ビニル樹脂系、ポリウレタン樹脂系、
アクリルシリコーン樹脂系、フッ素樹脂系、アルキド樹
脂系、エポキシ樹脂系などの結合剤樹脂が挙げられ、塗
料としては、溶媒に結合剤樹脂等の構成成分を分散もし
くは溶解させた、従来から公知の水溶性塗料や水性エマ
ルジョン塗料、有機溶剤型塗料などが挙げられる。
【0009】本発明で用いられる含硫テルペンとは、S
(硫黄原子)を含むテルペンであり、テルペンとは、植
物精油の主成分をなす芳香のある化合物の総称であり、
一般に5n個の炭素原子からなる骨格をもち、n=2、
3、4及び6のものを、モノテルペン、セスキテルペ
ン、ジテルペン及びトリテルペンといい、鎖式構造のも
のと、環式構造のものがある。また炭化水素のほかに、
OH、−CO−、COOH、−O−などの官能基を持
つ。
【0010】本発明の含硫テルペンのSは、テルペンの
持つ官能基に含まれ、好ましくはSH基として、または
環の構成原子として存在している。より好ましくは、モ
ノテルペンチオール化合物である。
【0011】本発明に使用し得る含硫テルペン化合物と
して、具体的には、チオゲラニオール(I)(3,7−
ジメチル−2,6−オクタジエン−1−チオール)、8
−メルカブトメントン(II)(2−(1−メルカプト−
1−メチル)−エチル−5−メチル−シクロヘキサノ
ン)、リモネンチオール(III)(α,α,4−トリメチ
ル−3−シクロヘキセン−1−メタンチオール)及びミ
ントスルフイド(IV)(1R)−シス−2,6−エビチ
オ−シス−8−イソプロピル−1−メチル−5−メチレ
ン−シス−ビシクロ[5,3,0]デカン)、またこれ
らの混合物を挙げることができる。好ましくは、チオゲ
ラニオール、8−メルカプトメントン及びリモネンチオ
ールであり、より好ましくはチオゲラニオールである。
【0012】本発明のS及びOを環員とする6〜8員ヘ
テロ環化合物とは、炭素数6〜12個を有し、少なくと
も1個のS及びO(酸素原子)を環の構成原子とする6
〜8員環化合物であり、置換基を有していてもよい。好
ましくは、炭素数6〜12個を有するS及びOを含む6
員環化合物である。
【0013】具体的には、2−メチル−4−プロピル−
1,3−オキサチアン(V)(シス型及びトランス型)
を挙げることができる。
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】
【0016】これらの含硫テルペンまたはS及びOを環
員とする6〜8員ヘテロ環化合物は天然香料中に微量な
がら含まれており、毒性がないか、あっても非常に低い
ために忌避剤中に所望の量を含有させることができる。
【0017】また、本発明の動物忌避剤として、香辛物
資忌避剤を併用することも可能である。
【0018】香辛物資忌避剤としては、3−メチル−6
−メトキシ−8−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロイソク
マリン、イポメアマロン、アランラクトン、ラクツシ
ン、テヌリン、ヘレナリン、カルノソール、ピクロトキ
シニン、コリアミルチン、マルビイン、α−カエサルピ
ン、チャパリン、フィサリンAなどの植物苦味テルペ
ン;ネオヘスペリジン、ナリンギン、ポンシリン、ネオ
エリオシトシンなどの柑橘類のフラボノイド;ピペリ
ン、シャビシン、カプサイシン、α−サンショオール、
β−サンショオール、スピラントールなどのアミド類;
ジアリルジスルフィド、プロピルアリルジスルフィド、
ジアリルスルフィド、ジプロピルジスルフィド、ジアリ
ルトリスルフィドなどのスルフィド類;ジンゲロン、シ
ョーガオール、ジンゲロール、パラドールなどのバリル
ケトン類;タデオナールなどのセスキテルペン類などの
植物辛味成分;ゲンチアナ、センブリ、龍胆、苦木、黄
柏、黄連、苦参などの生薬系苦味剤;ホップ、フェヌダ
リークなどのハーブ系苦味剤;ノニルサンバニリルアミ
ド、バニリルブチルエーテル、アリルイソチオシアネー
トなどの合成品苦味剤などが挙げられる。これらの香辛
物資忌避剤は、これら単独でも、2種以上を混合して使
用してもよい。
【0019】本発明で用いる動物忌避剤の配合割合は、
結合剤樹脂100重量部に対して、好ましくは0.1〜
50重量部、より好ましくは1〜10重量部である。動
物忌避剤の配合割合が、0.1重量部未満では、動物忌
避効果が認められないため好ましくない。逆に50重量
部を越えると、表面にじみのある塗膜を形成する場合が
あるため好ましくない。
【0020】本発明で用いる光触媒活性を有する酸化チ
タンとはTiO2 ゾルを基板材料に塗布して薄膜を形成
し、この薄膜に触媒機能を有する金属塩の水溶液または
金属の微粉末の懸濁液を塗布もしくは含浸して、次いで
ルチル型TiO2 への相転移点以下の温度である800
℃以下の温度で熱処理してアナターゼ型TiO2 薄膜に
前記金属を固定化して作られる。
【0021】上記のTiO2 ゾルとは、例えば硝酸、塩
酸などの酸性水溶液またはアンモニアなどの塩基性水溶
液中に平均粒径0.01〜0.05μm程度のアナター
ゼ型TiO2 がゾル状態で数%〜数十%存在しているも
のである。触媒機能を有する金属としては、Cu、A
g、Fe、Pd、Ptなどが挙げられ、塩としては硝酸
塩、硫酸塩、酢酸塩などでよい。
【0022】本発明で用いる光触媒活性を有する酸化チ
タンには、亜鉛の金属または酸化物を特定量併用するこ
とが可能である。
【0023】亜鉛の金属または酸化物とは、金属として
は、一般に知られている亜鉛末であり、特に限定される
ものではなく、種々のものが用いられる。亜鉛末の平均
粒子径は、好ましくは1〜20μm、より好ましくは1
〜10μmである。また、亜鉛末は、亜鉛と他の金属、
例えば、鉄、カルシウム、ナトリウム、カリウム、アル
ミニウムとの合金であってもよい。酸化物としては、酸
化亜鉛が挙げられる。
【0024】該亜鉛の金属または酸化物は、Noxの除
去を目的に添加される。
【0025】光触媒活性を有する酸化チタン及び亜鉛の
金属または酸化物の配合割合は、好ましくは80:20
〜99:1、より好ましくは85:15〜95:5であ
る。亜鉛の金属または酸化物の配合割合が、20重量%
を越えると、亜鉛が酸化チタンを覆ってしまい光触媒効
果を低下させるので好ましくない。逆に1重量%未満で
は、添加効果が低いため好ましくない。
【0026】本発明の塗料組成物は、前記(A)成分、
(B)成分及び(C)成分よりなり、PWCが45〜8
5、好ましくは50〜80になるように配合する。
【0027】ここでPWCとは、Pigment We
ight Concentration(顔料重量濃
度)のことであり、以下の式により算出される。
【0028】
【0029】PWCが45未満では、光触媒効果が十分
に発揮されない。逆に85を越えると、成膜性が低下
し、割れ、剥離などが発生し、好ましくない。
【0030】また、本発明で用いる光触媒活性を有する
酸化チタンの10〜50重量%を活性炭、シリカゲル、
ゼオライト及びリン酸カルシウムからなる群より選ばれ
た少なくとも1種と置換えることが可能である。前記リ
ン酸カルシウムとしては、α−リン酸三カルシウム、β
−リン酸三カルシウム、リン酸四カルシウム、リン酸八
カルシウム、ハイドロキシアパタイトなどが挙げられる
が、特にハイドロキシアパタイトが好ましい。
【0031】置き換える割合が10重量%未満では、置
換効果が低い。逆に50重量%を越えると、光触媒効果
を低下させることとなり好ましくない。
【0032】本発明の塗料組成物は、以上説明した塗料
組成物に、必要に応じ各種顔料、有機溶剤あるいは添加
剤などを配合し塗料として使用可能となる。
【0033】顔料としては、通常塗料用として利用され
ている顔料がそのまま使用可能である。具体的には酸化
チタン、亜鉛華、酸化鉄、黄鉛などの着色無機顔料、フ
タロシアニンブルー、ベンジジンイエローなどの着色有
機顔料、石英粉、酸化アルミナ、沈降性硫酸バリウムな
どの体質顔料、ステンレス粉、亜鉛粉、アルミニウム
粉、ブロンズ粉、雲母粉などの金属粉などが代表的なも
のとして挙げられる。
【0034】また、有機溶剤としては、トルエン、キシ
レンなどの炭化水素系溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチルな
どのエステル系溶剤;メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロンなどのケ
トン系溶剤;メタノール、エタノール、ブタノールなど
のアルコール系溶剤などが代表的なものとして挙げられ
る。
【0035】また、添加剤としては、表面調整剤、分散
剤、紫外線吸収剤、増粘剤、反応調整触媒などの通常塗
料用添加剤として知られている添加剤が挙げられる。
【0036】このようにして得られる塗料は、鋼板、ス
テンレス板、アルミ板などの各種金属材料はもちろん、
モルタル、コンクリート、ガラスなどの無機材料、プラ
スチック、木材などの塗装にも適用可能である。
【0037】塗装方法としてはエアースプレー、エアレ
ススプレー、静電スプレー、シャワーコート、ディップ
塗装、ハケ塗装、ロール塗装などの従来から一般に行な
われている方法がそのまま採用できる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明する。
【0039】実施例中「部」、「%」は重量基準で示
す。
【0040】<オルガノアルコキシシランの加水分解縮
合物溶液の調製>メチルトリエトキシシリケート40部
とイソプロピルアルコール54部を40℃で攪拌混合
し、次いでこれに0.1N−塩酸0.3部と水5.7部
からなる混合物を90分間かけて滴下した。滴下後40
℃でさらに4時間攪拌し、不揮発分40%のメチルトリ
エトキシシリケートの加水分解縮合物溶液[以下加水分
解縮合物A−1という]を得た。なお、該縮合物のポリ
スチレン換算重量平均分子量は、10,000であっ
た。
【0041】<テトラアルコキシシリケートの加水分解
縮合物溶液の調製>テトラエトキシシリケート[「エチ
ルシリケート40」(日本コルコート社製商品名)]3
5部とイソプロピルアルコール61部を40℃で攪拌混
合し、次いでこれに1N−塩酸1部と水3部からなる混
合物を90分間かけて滴下した。滴下後40℃でさらに
4時間攪拌し、不揮発分35%のテトラエトキシシリケ
ートの加水分解縮合物溶液[以下加水分解縮合物A−2
という]を得た。なお、該縮合物のポリスチレン換算重
量平均分子量は、13,000であった。
【0042】<塗料の調製>表1に示す成分を混合し、
ペイントシェーカーでガラスビーズを分散媒として塗料
を調製した。
【0043】[実施例1〜4、比較例1〜5]スレート
板(50×10mm、厚さ5mm)に表1の塗料に硬化
促進剤(ジブチルチンラウレート)をワニス100部に
対して0.1部添加し、さらに100℃にて10分間乾
燥させて乾燥膜厚約30μmとなるように塗膜を形成さ
せ、各種試験を行い、その結果を表2、3に示す。
【0044】<動物忌避試験>塗装されたスレート板を
ゴミ集積場に、ゴミ袋の周りを囲うように4枚設置し
た。24時間後に、ゴミ集積場に置かれたゴミの様子を
観察する。
【0045】<アセトアルデヒド減少率>アセトアルデ
ヒド濃度1000ppmの雰囲気中で資料5cmに対し
てブラックライトを使用して4.0mW/cm2 の強度
で紫外線を照射する。15分間隔で雰囲気中のガス濃度
を測定してアセトアルデヒドの減少率を求める。
【0046】<抗菌性試験>試験片(5cm×5cm)
をあらかじめ調製した菌液0.3mlを塗抹した標準寒
天培地に貼り、35℃、24時間放置後、試験片周辺で
の阻止帯形成を測定し、JIS−L−1902ハロー法
に基づいて大腸菌に対する抗菌性試験を行った。
【0047】<防汚性試験>喫煙室に塗膜をバクロし、
1カ月後のΔE値を測定し、タバコのヤニの分解性を評
価した。
【0048】<NOx除去率>試験方法、条件を下記及
び図1に示す。なお、NOx除去性試験は、実施例1、
4及び比較例4で行った。
【0049】 [試験方法] 曝露容器 12×24cm 曝露窓 パイレックスガラス パネル 10×10cm2 パネル−曝露窓間隔 0.5cm 光源 東芝ブラックライト(15W;20cmL;2本) 照射距離 20cm 主波長 354nm UV−A量 0.4mW/cm2 入り口ガス組成 NOx 6ppm+空気 ガス流速 流量 3リットル/min 線速度 8.3cm/sec NOxメーター 島津製作所 CLM−500 化学発光式 感度 フルスケール 10ppm±0.2ppm 状態調整 暗所雰囲気にて上記ガスを2時間流通
【0050】本発明の塗料を塗装した実施例1〜4は、
24時間後までに犬猫及び鳥などの食い荒らしの害なく
動物忌避効果は良好であった。それに対して、動物忌避
剤を配合しない比較例1〜3は、ゴミの食い荒らしが激
しかった。
【0051】表2及び表3から明らかな通り、本発明の
塗料を塗装した実施例1〜4は、優れた塗膜性能を有し
ていた。
【0052】一方、表2より明らかな通り、PWCが4
5未満の比較例1は、アセトアルデヒドの減少率が低
く、ΔE値が高く不良であり、PWCが85を越えた比
較例2は、クラックが著しく塗膜が形成されず不良であ
り、光触媒酸化チタンの50重量%以上を活性炭と置き
換えた比較例5は、アセトアルデヒドの減少率が低く不
良であり、光触媒酸化チタンを使用しない比較例4は、
阻止帯の形成がなく不良であった。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】 注1)光触媒酸化チタン;SSP−20(堺化学工業社
製商品名、平均粒径≒0.7μm、比表面積170m2
/g) 注2);亜鉛末;本荘ケミカル社製商品名 注3)活性炭;ツルミコールPC(ツルミコール社製商
品名) 注4)NOx除去率(%)=(1−出口NOx濃度/入
り口NOx濃度)×100
【0055】
【発明の効果】本発明の光化学活性を有する動物忌避塗
料は、動物忌避機能、脱臭機能、抗菌機能を併せ持ち、
さらに防汚機能、大気の浄化機能にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】NOx除去率の測定方法を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 5/14 C09D 5/14 201/00 201/00 Fターム(参考) 4H011 AA02 AE02 BA01 BB03 BB08 BB18 BC18 BC19 CD13 DG03 DH16 4J038 CD091 CF001 CG001 DB001 DD001 DG001 DL001 HA026 HA166 HA426 HA446 HA456 JC02 JC10 JC18 KA06 MA07 MA08 MA09 MA10 NA02 NA05 PB05 PC04 PC06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)結合剤樹脂、(B)含硫テルペン
    並びにS及びOを環員とする6〜8員ヘテロ環化合物の
    一方または両方を有効成分とする揮発性動物忌避剤及び
    (C)光触媒活性を有する酸化チタンを配合してなり、
    PWCが45〜85であることを特徴とする光化学活性
    を有する動物忌避塗料。
  2. 【請求項2】 含硫テルペン化合物が、チオゲラニオー
    ル、8−メルカプトメントン、リモネンチオールまたは
    ミントスルフィドである請求項1に記載の光化学活性を
    有する動物忌避塗料。
  3. 【請求項3】 S及び0を環員とする6〜8員ヘテロ環
    化合物が、2−メチルー4−プロピルー1,3−オキサ
    チアンである請求項1に記載の光化学活性を有する動物
    忌避塗料。
  4. 【請求項4】 光触媒活性を有する酸化チタンの10〜
    50重量%を活性炭、シリカゲル、ゼオライト及びリン
    酸カルシウムからなる群より選ばれた少なくとも1種で
    置き換えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の光化学活性を有する動物忌避塗料。
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